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かずきわにべ
5 years ago
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1 特集 : 特許訴訟を調べる UDC 02: : 知財審判訴訟情報調査入門 ~ 無料入手可能なソースを中心に酒井美里 * スマートフォン知財訴訟や体重計の意匠, 腕時計の商標など, 身近な製品に関する知財訴訟を目にする機会が多くなっているまた, 平成 27 年より特許異議申立制度の運用が開始されるなど, 審判制度にも新たな動きが発生しているしかし日本だけを例にとってみても, 審判や訴訟に関する情報としての審決公報や審判記録情報, 判決文などは, その管轄が特許庁審判部, 知財高裁, 高等裁判所と多岐にわたりここさえ見ればすべての情報を簡単に入手可能とはいかないのが現状であるしたがって一般の特許情報利用者には, その入手や利用方法の把握が難しく, ましてや審判や訴訟の情報整理など, より敷居が高く感じられる, といった状況にもある本稿では日本及び米国を中心に, 知財審判訴訟に関する情報の種類ならびに情報入手方法を概説するキーワード : 知財訴訟, 審査, 審判,J-PlatPat, データベース, 米国付与後トライアル, 提訴, 訴訟, 裁判例,ITC337 条 1. はじめにスマートフォンに関連した一連の知財訴訟や体重計の意匠, 腕時計の商標など, 身近な製品に関する知財訴訟を目にする機会が多くなっている自社事業の展開における知的財産権の保護活用を図り, 係争などを未然に防ぐため, 知財訴訟の情報を入手分析することに, これまで以上に目が向けられているのではなかろうかしかしながらわが国だけを見ても, 特許審判特許訴訟に関する情報は, その管轄が特許庁審判部, 知財高裁, 高等裁判所と多岐にわたりここさえ見ればすべての情報を簡単に入手可能とはいかないのが現状である本稿では一般の特許情報利用者を念頭に,➀ 審判訴訟に関する情報の種類を整理すること 2 情報入手方法の把握この 2 点について概説する 2. 審判訴訟関連に関する情報の種類一般のニュースや会話の中では審判訴訟という表現の他にも ( 知財 ) 紛争係争提訴審理等, さまざまな表現が用いられている以降, 本稿では審判訴訟用語に統一し, 説明を進める審判特許庁審判部で扱われる審理拒絶査定不服審判, 特許異議の申立て, 無効審判など訴訟地方裁判所, 知的財産高等裁判所, 最高裁判所で扱われる審理侵害訴訟, 審決取消訴訟等図 1 審査審判訴訟のフロー原図 / 審判制度の概要と運用 ( 特許庁審判部平成 26 年度 ) より 1) 2.1 日本における審判等の種類とその管轄日本における審判等の種類と内容, 法区分, 手続の概要表 1 日本における審判等の種類と内容出所 1) * さかいみさとスマートワークス株式会社東京都千代田区九段南りそな九段ビル 5F info@1smartworks.com ( 原稿受領 ) 325 情報の科学と技術 66 巻 7 号,325~330(2016)

2 などは, 下記の表 1 を参照されたい特許庁での審理結果を記載した書面名は, 審判等の種類によって異なり審決決定判定鑑定書などと呼ばれる鑑定書以外の審理結果は,Web 上で公開されている無料データベース J-PlatPat 2) ( 工業所有権情報研修館 ) にて, 閲覧が可能である 2.2 日本における主な知財訴訟の種類とその管轄知的財産が関連する訴訟の種類は多岐にわたる件数が多く, 一般的にも知財訴訟としてイメージされやすいのは差止請求や損害賠償請求であるが, 他にも職務発明の対価請求訴訟や先使用権存在確認訴訟などは知財財産が関連する訴訟に数えることができよう本稿では審決取消訴訟差止請求損害賠償請求の 3 種類を念頭において説明を進める内容審理機関審決取消訴訟拒絶審決に対する不服知財高裁侵害訴訟表 2 日本における主な知財訴訟の種類と内容差止請求損害賠償請求製造販売の中止を求める侵害によって生じた損害賠償を求める地方裁判所高等裁判所最高裁判所地方裁判所高等裁判所最高裁判所 2.3 海外における審判訴訟情報の概要企業活動のグローバル化が進展し, 海外が生産拠点市場となる中で, 海外での審判情報, 訴訟情報入手の重要性も増してきている本稿では紙面の関係上, 多くの国について触れる事ができない特許庁の新興国等知財情報データバンク 3) には審判訴訟実務に関する情報, ならびに審決例判決の情報が幅広く収録されているので, アクセスして頂きたいまた資料日米欧中韓における特許付与後手続の基礎知識も, 主要国の概要把握に有用である 4) ここでは米国, 欧州の概要についてのみ述べる米国米国における近年のトピックスは付与後トライアルといえよう付与後トライアル制度は 2011 年 9 月 16 日に発効した the America Invents Act(AIA) において, これまでの当事者系再審査に代わるものとしスタートした付与後トライアルには, 下記の 4 種類がある 1)IPR(Inter Par tes Review): 当事者系レビュー 2)CBM(Covered Business Method): ビジネス方法特許レビュー 3)DER(Der ivat ion): 冒認手続 4)PGR(Post Grant Review): 特許付与後レビューなお, 近年の利用状況では IPR の利用件数が圧倒的に多いとのことである 5) 米国の知財訴訟情報は, 提訴段階での情報入手が比較的容易である点が日本と大きく異なっているこの点については後述する欧州欧州特許制度においても, 異議申立制度が存在する欧州異議は当事者系である点や, 申立可能時期が特許付与の公告から 9 か月以内である点など, 日本の異議申立制度とはいくつかの違いがある無効審判に相当する制度としては, 特許権者が欧州特許庁に対して一括で特許の減縮及び取消をするための手続のみが存在する無効審判, 取消訴訟等は締約国の国内法に従って手続きをとるよう, 定められている 3. 日本における審判情報の入手日本における知財審判情報の多くは,J-PlatPat で無料入手が可能である各情報に対応した個別の検索メニューも用意されているが, 筆者は個別に検索するのは効率的とはいえない全体像の把握からスタートが効率的と考えている以下, 審判情報の入手目的と活用の概要, ならびに入手手順について考察する 3.1 審判情報の入手目的と活用特許審判は,1 権利設定前に行なわれるもの拒絶査定不服審判等と,2 権利設定後の異議申立無効審判等に大別できるまた, 一例として以下のような情報入手目的が考えられる (1) 拒絶査定不服審判 ( の審決内容以下の項目も同様 ) 権利成立後に審決内容を確認権利範囲の把握や, 無効化に必要な条件の検討材料 (2) 特許異議の申立, 無効審判 1 件の特許を対象とした場合は, 申立内容や申立件数の分析また, 異議決定内容の分析複数の特許を対象とし, 最近の異議申立の傾向を探る事も可能 (3) 判定請求判定内容の分析また, 権利行使を検討している可能性がある事から, 当該企業, 当該業種の知財活動の分析 3.2 審判情報の入手方法概要特許審判情報の入手方法には以下のような方法がある (1) J-PlatPat での検索表示 J-PlatPat のデータ収録範囲は比較的広く, 無料であっても他の入手方法と比べさほど遜色はない但し, 以下のような点に注意する必要がある審判書類の閲覧はできない J-PlatPat では, 審判の結論である審決は閲覧出来るが, 当事者と特許庁とのやり取りである審判書類を閲覧する事はできない審判経過の内容 326

を分析したい場合は, 包袋入手で対処する検索可能項目が限られている各種番号,IPC 等, 検索可能項目はやや限られている特定の条件で審判情報を抽出分析したい場合は, 商用データベースを利用する (2) 包袋 ( 審判書類一式 ) の入手包袋とは審査 ( 審判 ) 書類一式の事である審判経過を分析したい場合は, 審判包袋を入手するとよい出願端末からの入手や, 特許庁窓口への申請,

3 を分析したい場合は, 包袋入手で対処する検索可能項目が限られている各種番号,IPC 等, 検索可能項目はやや限られている特定の条件で審判情報を抽出分析したい場合は, 商用データベースを利用する (2) 包袋 ( 審判書類一式 ) の入手包袋とは審査 ( 審判 ) 書類一式の事である審判経過を分析したい場合は, 審判包袋を入手するとよい出願端末からの入手や, 特許庁窓口への申請, 複写業者への依頼等の方法があるちなみに自社が侵害しているかもしれない正確に内容を分析したいといった, 自社の動きを知られたくないケースでは, 複写業者への依頼が無難と言われている (3) 商用データベース (DB) による検索商用 DB を利用すると,J-PlatPat では難しい, 詳細な条件での情報検索が可能となる下記に, 商用 DB での検索項目の例を挙げる最終処分コード審判請求は成立か? 不成立か? 審判番号検索条文コード等また, 検索結果を csv 等で出力する事も可能であり, 統計的な分析が可能となる 3.3 J-PlatPat を利用した審判情報入手の手順考察本項目の冒頭で述べた通り, 筆者は審判情報の入手は, 全体像把握からのスタートが効率的と考えている以下ある 1 件の特許出願を対象とし, 効率的に情報入手する手順を考察する ( 複数公報の一括検索 ~ 統計的分析の手順は対象外とする ) 全体像の把握 J-PlatPat には審判情報の検索メニューが用意されているその内容は 1. 審決公報 DB と 2. 審決速報であるしかしながら審決公報 DB では, 審決番号を知らないと検索ができない ( 出願番号や公開番号などでは, 検索不可 ) また審決速報は, 当事者名,IPC 等からの検索が可能ではあるが速報という性質上, 審決決定後から審決公報発行までの間, 短い期間の情報のみが掲載されるものであり, アクセスできる範囲が限られている上記のような点から, 実務上 J-PlatPat で審判関連情報を入手するのであれば, まず経過情報メニューの番号照会からのスタートが妥当と考えられる経過情報メニュー内番号検索から既知番号で検索を実施すると, 該当特許の情報が表示される ( 図 2 参照 ) ある特許出願に関する審判の情報を入手したい場合, 番号検索に続いて審判情報の有無を確認するなお, 審判情報は複数回の場合もある点に留意する ( 図 2 参照 ) 審判番号にリンクが設定されている場合, そのリンク先は審決公報 DB に収録された審決公報である図 2 のように複数回の審判が行なわれた場合は, 必要な数だけ審決公図 2 J-PlatPat 番号検索の表示例報の表示を繰り返せば良い無効審判, 訂正審判, 判定請求等, いずれも同じ手順でアクセスが可能であり, 個々に審判番号を入力入手するよりも正確で効率的と考えられるまた図 2 のケースでは分割出願情報が表示されている実務上では分割出願に関しても同様に経過情報の確認審判の有無の確認をしておくとよい個別情報の入手続いて審決公報に記載された情報について, 概説する審決系の公報は一般的な公開公報等と記載内容が異なり, 慣れないうちは情報の読みとりが難しい, という声も多く聞かれる審決系の公報を目にした際は, 冒頭の [ 結論 ] を探すとよい番号や請求人等, 書誌事項相当の部分に続いて, 最初に結論が記載されている ( 下図参照 ) 図 3 特許審決公報 / 訂正審判の結論図 4 特許判定公報 / 判定請求の結論審決系の公報には, やや難解な表現も見受けられるが, 冒頭で述べられる訂正を認める ( 認めない ) 技術的範囲に属する ( 属しない ) と結論を確認すると, 多少なりとも理解がスムーズになるものと思う 3.4 判決情報の入手方法 ( 日本 ) 知財判決に関する情報が必要な場合は, 主に裁判所の Web サイトから入手する知財に関する情報であっても, 特許審判とは審理機関が異なるためである ( 図 1: 審査審判訴訟のフロー参照 ) 提訴段階 ( 判決が出る前 ) の情報入手知財訴訟に関連する情報, とりわけ自社に関連する情報をいち早く知りたい, といったニーズから提訴段階で情報を把握したいという声が聞かれる 327

筆者の知る限り, 日本の知財訴訟を提訴段階で知る事ができる無料サービスは存在しないように思われる (2016 年 4

2 判決情報 ( 判決が出た後 ) の情報入手知財判決情報の入手には, いくつかのルートがある判例を直接検索するのであれば裁判所 Web サイト, または知財高裁の Web サイトから検索を行なう 6)~8) 民間の速報サービスも存在する 9) 知財高裁の裁判例検索データベースには, 平成 17 年 4 月 1 日に知財高裁が設立されてからの判決 ( 侵害訴訟と審決取消訴訟 )

を利用するなお, 最高裁, 高裁, 地裁のいずれであっても, 検索入手は同じ裁判所ウェブサイトから可能である判例 ( 判決 ) は, 特許審決と同様読みにくそうに思われがちであるが, 特許審決と同様で, 最初に結論が述べられている事件番号や当事者名, 弁護士名に続き, 冒頭部に記載された主文を探すとよい 4.

4 筆者の知る限り, 日本の知財訴訟を提訴段階で知る事ができる無料サービスは存在しないように思われる (2016 年 4 月現在 ) 有料であれば, 知財提訴に特化したデータベースが存在している判決情報 ( 判決が出た後 ) の情報入手知財判決情報の入手には, いくつかのルートがある判例を直接検索するのであれば裁判所 Web サイト, または知財高裁の Web サイトから検索を行なう 6)~8) 民間の速報サービスも存在する 9) 知財高裁の裁判例検索データベースには, 平成 17 年 4 月 1 日に知財高裁が設立されてからの判決 ( 侵害訴訟と審決取消訴訟 ) のほぼ全件と, 決定その他の一部が掲載されている図 7 米国特許付与後トライアル情報表示例ず,PATENT REVIEW PROCESSING SYSTEM の方がより多くの情報を確認できる, という違いがある図 5 知財高裁判例集検索画面例知財高裁以外による判決 ( 最高裁判決, 他の高裁判決, 地裁判決 ) は, 裁判所ウェブサイトの判例検索システム ( 知的財産裁判例集 ) 6) を利用するなお, 最高裁, 高裁, 地裁のいずれであっても, 検索入手は同じ裁判所ウェブサイトから可能である判例 ( 判決 ) は, 特許審決と同様読みにくそうに思われがちであるが, 特許審決と同様で, 最初に結論が述べられている事件番号や当事者名, 弁護士名に続き, 冒頭部に記載された主文を探すとよい 4.2 提訴情報の入手米国における知財関連訴訟の情報は, 提訴段階から比較的容易に知る事ができる ( なお前述の通り, 日本においては無料で手軽に提訴情報を知る事は難しい ) 米国知財提訴情報を入手する方法を紹介する訴状まで入手 ( 有料 ) PACER (Public Access to Court Electronic Records) 12) 米国連邦政府が運営する Web サイトであり, 進行中のものも含めて訴状や裁判の経過を確認できる利用は有料 & 事前登録制米国代理人や法律事務所の多くが利用しているので, 単発の利用であれば, 外部に情報入手依頼するのが効率的と思われる提訴の事実を知る ( 無料 ) 下記に紹介する 2 サイトは, いずれも訴状を見る事はできないが, いつ誰がどこで誰を提訴したかを知る事ができる情報源である (1) JUSTIA Dockets&Filings 13) JUSTIA は, 米国の全法域に関する提訴裁判情報が収録されたデータベースであるそれだけに最近の提訴情報に絞っても該当件数が膨大になりやすい図 6 知財高裁判決より主文の記載例 4. 米国における審判情報, 提訴判決情報の入手 4.1 審判情報の入手 ( 付与後トライアル ) 米国特許の付与後トライアル 1)IPR 2)CBM 3)DER 4) PGR の申立状況については, いずれも米国特許庁 ( USPTO ) の PATENT REVIEW PROCESSING SYSTEM 10) から検索が可能であるまた手続書類等も同システム内で閲覧可能となっているなお, 米国特許の経過情報書類を閲覧するシステムとしては,Public Pair( 米国特許庁 ) 11) が広く利用されている Public Pair にも付与後トライアルが行なわれた事実は収録されるが, 証拠書類など一部の書類は Pair に収録され図 8 JUSTIA の法域選択検索画面上で法域選択を行ない Intellectual Property または Patent のみとするとよい (2) Patexia RESEARCH>Lawsuit 14) 328

5 Patexia は知財訴訟のみに絞って情報収録されているまた, 一般の提訴情報 (Lawsuits) と付与後トライアル, IPR,CBM,PGR,DER が同時収録されている, という特徴があるを排除する権限を有している 16) 米国関税法 337 条に基づく調査命令に関しては, 337Info-Unfair Import Investigations Information System 17) から調査が可能である特許侵害に関する調査に絞って検索したい場合は, 検索欄に ITCinvUnfairAct.unfairActInNotice:"Patent Infringement" と入力, 検索するとよい (2016 年 4 月現在 ) 5. おわりに図 9 Patexia の検索画面例また, 検索画面下部には, 最近の提訴情報と付与後トライアル情報が一覧で掲載されており, 概要把握が容易である以上, 日本米国を中心に, 審判訴訟情報の種類と入手方法について概説した審判訴訟情報は, 法務系専門職には日常的な情報であるが, メーカー等に勤務していると, 接する機会の少ない情報のひとつではなかろうかそれでいて, いざ, 審判訴訟情報が必要になったその時は緊急かつ重要だった, という事も少なからずあるように思う紙面では紹介しきれない点も多かったが, 本稿が少しでも審判訴訟情報入手の手助けになれば幸いである註参考文献図 10 Patexia の提訴情報一覧表示例 4.3 判決情報の入手米国の既に判決が出た情報は,Google Scholar( 英語版 ) から検索入手が可能である 15) 図 11 Google Scholar 英語版 2016 年 4 月現在では, ドメインを.com と変更しても, 自動的に日本語画面が表示される設定画面から言語設定を英語とすると, 上記英語版画面が表示され, 米国判例検索が可能となる判例は PDF ファイルで収録されており, 全文の閲覧が可能である 4.4 その他の情報入手知財訴訟と関連性が深いものとして,ITC( 米国国際貿易委員会 ) による調査命令を挙げることができる ITC とは米国に所在する準司法的機関であり, 外国からの輸入品に対して不公正な行為から国内産業を保護する事を目的としているが, その一環で知的財産権侵害を伴う製品の輸入 01) 審判制度の概要と運用 ( 特許庁審判部平成 26 年度 ) sya_txt/10_toujitsu.pdf 02) J-PlatPat( 工業所有権情報研修館 ) 03) 新興国等知財情報データバンク 04) 日米欧中韓における特許付与後手続きの基礎知識ソウエイヴォイス April /76% E7% 9F%A5% E8% B2%A1% E6%88%A6%E7% 95%A5.pdf 05) USPTO 特許審判部 (P T AB) 最初の付与後レビュー申請を受理 (JETRO ニューヨーク )(2014 年 8 月 15 日 ) 5.pdf 06) 裁判所 Web サイト 07) 裁判所 Web サイト知的財産裁判例集 08) 知財高裁 Web サイト裁判例検索 09) 知財判決速報 / 裁判例集 10) PATENT REVIEW PROCESSING SYSTEM( 米国特許庁 ) 11) PublicPair( 米国特許庁 ) 12) PACER(Public Access to Court Electronic Records) 13) JUSTIA 14) Patexia RESEARCH>Lawsuits [accessed ) Google Scholar( 英語版 ) 16) ITC337 条調査における特許実務上の主要論点とその対策の 329

6 考察 ( 日本大学知財ジャーナル vol 年 3 月 ) 17) 337Info - Unfair Import Investigations Information System Special feature: Patent Litigation Search. About an intellectual property trial and litigation information research Beginner to free available source. Misato Sakai (Smartworks.Inc, Horn-haramura1F, Haraizawa, Hara-mura Suwa-gun, Nagano, , Japan) Abstract: We are increasingly seeing intellectual property rights lawsuits involving smartphone intellectual property, the design of scales, and trademarks surrounding wristwatches. Further, with the start of Patent Opposition System in 2015, the trial process is undergoing new changes. However, data pertaining to trial review and raising a suit, in Japan included, is split into numerous documents (trial decision communiques, bulletins and records on the review process, judgment papers, etc.) presided over by different bodies (Patent Review Board, Intellectual Property High Court, Supreme Court), making it difficult for ordinary users of patent information to grasp at a glance how to obtain said information, not to mention actually making use of it. In this report, we focus on Japan and the United States and summarize the types of information surrounding intellectual property trials and lawsuits and the means of obtaining the same. Keywords: Intellectual property lawsuits / trial / J-PlatPat / databases / US post-grant review trials / bringing suit / lawsuits / case law / Article ITC

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<4D F736F F F696E74202D E82C582E08F6F978882E98AC FA967B93C18B9692A182C582CC93C18B9692B28DB895FB B8CDD8AB B83685D> 誰でも出来る簡単日本特許庁での特許調査方法 2011 年 8 月独立行政法人科学技術振興機構研究振興支援業務室高橋弘 1 目次 2 はじめに日本特許庁の電子図書館 (IPDL) は特許実用新案意匠商標の検索が無料で行えるオンラインサービスを提供しています本書では特許 ( 出願 ) 公報番号からの特許公報の取得対象特許の法的状況の調査方法を中心に先行特許の調査方法についても簡単に解説します