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きみとしすみだ
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1 資料 1 EPA の概要と原産地規則平成 22 年 5 月経済産業省原産地証明室

2 ~ 目次 ~ EPA( 経済連携協定 ) とは ( 参考 ) 関税の種類世界の主要な地域貿易協定の動向我が国の EPA の取組状況 ( 参考 ) 東アジアにおける FTA/EPA ネットワークの発展日メキシコ EPA 日マレーシア EPA 日チリ EPA 日タイ EPA の発効後の動向 EPA を利用した場合のメリット ( 参考 ) 第三国 EPA の活用でサプライチェーンを再構築する例も原産地証明書とは ( 参考 ) 原産地証明書の発給件数の推移原産地証明書の業種別利用比率原産地証明書の取得までの手順原産品であることを判断する基準付加価値基準の例関税番号変更基準の例 ( 参考 ) 関税番号 (HS コード ) とは譲許表の記載例協定の原産地規則 ( 品目別規則 ) の記載例積送基準認定輸出者自己証明制度の導入 P1 P5 P11 P13 P16 P17 P18 P19

3 EPA( 経済連携協定 ) とは 1 ~WTO と EPA/FTA の関係 ~ WTO はラウンド交渉を通じて等しく貿易障壁 ( 関税など ) の削減撤廃を目指す EPA や FTA により締約国間のみでさらに自由化を行うことが可能 W T O 全ての加盟国に対し関税を等しく削減し適用 ( 最恵国待遇 ) EPA/FTA 締約国間のみで関税を削減撤廃高低自由化のレベル法的には WTO 協定における最恵国待遇の例外として実質上全ての貿易を自由化することを条件に認められる WTO における原則テレビ日本がタイと FTA を結び米中は結んでいない場合テレビ全ての国に同じ関税率 5%5% 日本日本に対してのみ関税を撤廃 0% 日本タイ 5%5% 中国タイ 5%5% 中国 5%5% 5%5% 米国米国 1

4 EPA( 経済連携協定 ) とは 2 ~EPA と FTA の違い ~ 経済連携協定 (EPA) は国や地域同士で関税サービス業を行う際の規制投資を行う際の規制や出入国の制限等の緩和を定める協定自由貿易協定 (FTA:Free Trade Agreement) 特定の国や地域の間で物品の関税やサービス貿易の障壁等を削減撤廃する協定経済連携協定 (EPA:Economic Partnership Agreement) 自由貿易協定を柱にヒトモノカネの移動の自由化円滑化を図り幅広い経済関係の強化を図る協定関税の削減撤廃サービスへの外資規制撤廃など人的交流の拡大投資規制撤廃投資ル - ルの整備各分野での協力知的財産制度競争政策の調和など 2

5 ( 参考 ) 関税の種類基本税率協定や別途法律で定めのない限り適用する原則的な税率 WTO 協定税率一般特恵税率 (GSP 税率 ) 暫定税率 WTO 加盟国地域に適用される税率 (GSP : Generalized System of Preferences) 開発途上国から輸入される一定の農水産品鉱工業産品に適用される税率一般の関税率よりも低い税率 ( 特恵税率 ) が適用される一時的に基本税率によりがたい事情がある場合に適用される税率 EPA 特恵税率 EPA 協定国地域に適用される税率基本税率暫定税率 WTO 協定税率のうち最も低い税率が MFN( 最恵国待遇 ) 税率 3

( 参考 ) 世界の主要な地域貿易協定の動向現在 WTO へ通報発効している地域貿易協定は 250 以上

3 億人 GDP 4.40 兆ドル日本人口 1.28 億人 GDP 4.92 兆ドル NAFTA( 北米自由貿易協定, 米加墨 ) 人口 4.

9 兆ドル EU メキシコ EU カナタ GCC ( 湾岸協力会議 ) 米ハーレーン米オマーン米 UAE( 交渉中 ) 日スイス韓カナタ

日印印 ASEAN SAFTA( 南アジア自由貿易地域 ) 韓 GCC 印韓中豪中 ASEAN 日韓韓 ASEAN 日 ASEAN 豪

( トミニカ中米自由貿易協定 ) 米ヘルー米チリ米コロンヒア EU カナタ EU コロンヒア EU ヘルー EU チリ SACU(

ラオスミャンマーメルコスル ( 南米共同市場フラシルアルセンチンハラクアイウルクアイ ) 人口 2.

6 ( 参考 ) 世界の主要な地域貿易協定の動向現在 WTO へ通報発効している地域貿易協定は 250 以上更なる取組拡大に向け他地域との競合も EU( ヨーロッパ連合 27 カ国 ) 人口 4.96 億人 GDP 18.4 兆ドル中国人口 13.3 億人 GDP 4.40 兆ドル日本人口 1.28 億人 GDP 4.92 兆ドル NAFTA( 北米自由貿易協定, 米加墨 ) 人口 4.44 億人 GDP 16.9 兆ドル EU メキシコ EU カナタ GCC ( 湾岸協力会議 ) 米ハーレーン米オマーン米 UAE( 交渉中 ) 日スイス韓カナタ EU メキシコ EU コロンヒア EU ヘルー EU チリ EU 南ア東方拡大 EU GCC 印 GCC EU 印中 GCC 韓 EU 日印印 ASEAN SAFTA( 南アジア自由貿易地域 ) 韓 GCC 印韓中豪中 ASEAN 日韓韓 ASEAN 日 ASEAN 豪 NZ ASEAN 日豪中豪韓豪米豪米韓日メキシコ日チリ韓チリ韓メキシコ中ヘルー中チリ日ヘルー韓ヘルー DR-CAFTA ( トミニカ中米自由貿易協定 ) 米ヘルー米チリ米コロンヒア EU カナタ EU コロンヒア EU ヘルー EU チリ SACU( 南部アフリカ関税同盟 ) 豪 NZ 豪チリ FTA 等発効又は署名済 FTA 等交渉中 AFTA(ASEAN 自由貿易地域 10 カ国 ) 人口 5.82 億人 GDP 1.51 兆ドル ASEAN 加盟国 : タイフィリヒンマレーシアシンカホールイントネシアヘトナムフルネイカンホシアラオスミャンマーメルコスル ( 南米共同市場フラシルアルセンチンハラクアイウルクアイ ) 人口 2.41 億人 GDP 1.95 兆ドル人口 GDP は 2008 年 ( 出典は IMF/WEO 各々上から 4 桁目を四捨五入一部推計含む GDP は名目 ) GCC= ハーレーンクウェートオマーンカタールサウシアラヒアアラフ首長国連邦 (UAE) の 6 ヶ国で構成 DR-CAFTA 参加国 = 米エルサルハトルコスタリカホンシュラスニカラクアクアテマラトミニカ共和国 4

我が国の EPA 取組状況発効署名済 (10ヶ国 1 地域 ): シンガポールメキシコマレーシア

韓国 GCC( 湾岸協力会議 ) インド豪州ペルー研究議論中 (1ヶ国 4 地域 ): アセアン+6

湾岸協力会議 : サウジアラビアクウェートアラブ首長国連邦バーレーンカタールオマーン EU

C E P ) アセアン +6 アセアン +3 政府間での議論開始に合意産官学共同研究中日中韓

) モンゴル官民合同研究に向け調整中中国ベトナム発効済 (09 年 10 月 1 日 )

再開に向け事務レベルで協議中 ) フィリピン発効済 (08 年 12 月 11 日 ) ブルネイ発効済

7 我が国の EPA 取組状況発効署名済 (10ヶ国 1 地域 ): シンガポールメキシコマレーシアチリタイインドネシアブルネイアセアンフィリピンスイスベトナム交渉中 (4ヶ国 1 地域 ): 韓国 GCC( 湾岸協力会議 ) インド豪州ペルー研究議論中 (1ヶ国 4 地域 ): アセアン+6 アセアン+3 日中韓モンゴル EU スイス発効済 (09 年 9 月 1 日 ) GCC 諸国交渉中湾岸協力会議 : サウジアラビアクウェートアラブ首長国連邦バーレーンカタールオマーン EU 共同検討作業の開始に合意インド交渉中発効済 ( 0 8 年 1 2 月 1 日 ) アセアン ( A J C E P ) アセアン +6 アセアン +3 政府間での議論開始に合意産官学共同研究中日中韓タイ発効済 (07 年 11 月 ) シンガポール発効済 (02 年 11 月 ) 改正 (07 年 9 月 ) モンゴル官民合同研究に向け調整中中国ベトナム発効済 (09 年 10 月 1 日 ) マレーシア発効済 (06 年 7 月 ) インドネシア発効済 (08 年 7 月 ) 韓国交渉中断中 ( 再開に向け事務レベルで協議中 ) フィリピン発効済 (08 年 12 月 11 日 ) ブルネイ発効済 (08 年 7 月 ) 日本豪州交渉中 NZ メキシコ発効済 (05 年 4 月 ) チリ発効済 (07 年 9 月 ) ペルー交渉中 5

( 参考 ) 東アジアにおける FTA/EPA ネットワークの発展 ASEAN+1 FTA/EPA

日本日本発効済中国韓国中 ASEAN 韓 ASEAN 日 ASEAN 印 ASEAN 豪 NZ 発効済

月物品分野発効 09 年 5 月サービス分野発効 09 年 6 月投資分野署名 08 年 12 月発効 10 年

8 ( 参考 ) 東アジアにおける FTA/EPA ネットワークの発展 ASEAN+1 FTA/EPA が全て出揃った周辺国同士の FTA も進展中国発効済韓国発効済インド発効済日本中国韓国インド豪州 NZ 日本日本発効済中国韓国中 ASEAN 韓 ASEAN 日 ASEAN 印 ASEAN 豪 NZ 発効済 05 年 7 月物品分野発効 07 年 7 月サービス分野発効 09 年 8 月投資分野署名 07 年 6 月物品分野発効 09 年 5 月サービス分野発効 09 年 6 月投資分野署名 08 年 12 月発効 10 年 1 月物品分野発効インド豪州 NZ : 署名発効 : 交渉中 : 研究中豪 NZ ASEAN 10 年 1 月発効 6

日メキシコ EPA の発効後の動向 EPA 発効後は自動車を中心に輸出が増加直近では景気変動等の影響もあり減尐しているものの対メキシコ輸出額は EPA 発効後は自動車鉄鋼鉄鋼製品を中心に増加 ( 億円 ) 14,000 協定発効 (05 年 4 月 ) 日系企業の日メキシコ EPA 利用実態在メキシコ企業商社販社輸送機器部品を中心に 62.

9 日メキシコ EPA の発効後の動向 EPA 発効後は自動車を中心に輸出が増加直近では景気変動等の影響もあり減尐しているものの対メキシコ輸出額は EPA 発効後は自動車鉄鋼鉄鋼製品を中心に増加 ( 億円 ) 14,000 協定発効 (05 年 4 月 ) 日系企業の日メキシコ EPA 利用実態在メキシコ企業商社販社輸送機器部品を中心に 62.4% の企業がメリットを感じている 12,000 10,000 8,000 6,000 輸出輸入 4,000 2, ( 出所 ) 財務省貿易統計 ( 年 ) ( 出所 ) ジェトロ在中南米進出日系企業の経営実態調査 (2007 年度 ) メキシコへの輸出では自動車等で EPA 利用日メキシコ EPA に基づく原産地証明書の発給は総じて増加傾向特に発給が多いのは自動車自動車部品鉄鋼日本の原産地証明書の発給件数 ( 日メキシコ EPA) 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 3,698 5,581 5,837 6,146 4,562 注 2005 年は 4 月 ~12 月 ( 資料 ) 日本商工会議所のデータをもとに経済産業省にて作成 EPA 発効後日本の自動車メーカーのメキシコ市場進出が進展 2004 年 2008 年 2009 年現地販売台数シェア 27.3% 37.1% 38.1% 乗用車輸入シェア 11.3% 15.3% ( 出所 ) メキシコ自動車工業界 World Trade Atlas 在日企業輸出企業の 52% 輸入企業の 55% が EPA を利用有税品目取扱企業における利用率 EPA 税率を調べたことのある企業における利用率輸出企業輸入企業 52% 55% 75% 65% ( 出所 ) 国際経済交流財団 ( アンケート調査 ) 7

10 日マレーシア EPA の発効後の動向 EPA 発効後は貿易額が増加直近では景気変動等の影響もあり減尐しているものの対マレーシア輸出額は EPA 発効後は鉄鋼鉄鋼製品等で増加 ( 億円 ) 24,000 22,000 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 協定発効 (06 年 7 月 ) ( 年 ) ( 出所 ) 財務省貿易統計輸出輸入対マレーシア輸入ではパーム油等で EPA 利用マレーシア側の原産地証明書発給件数額は直近では減尐しているものの総じて増加傾向マレーシア国際貿易産業省によれば対日輸出で EPA の利用が多いのはパーム油プラスティック化学製品木材ゴム日マレーシア EPA の利用状況 ( マレーシア日本 ) マレーシアの原産地証明書発給件数 EPA 利用貿易額 ( 百万リンキ ) 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 21,298 46,341 45,714 42,491 3,100 6,700 8,400 6,700 注 2006 年は7 月 ~12 月 1リンキ = 約 26 円 (09 年 12 月 1 日現在 ) ( 出所 ) マレーシア国際貿易産業省対マレーシア輸出では自動車鉄鋼で EPA 利用日マレーシア EPA に基づく原産地証明書の発給件数は総じて増加傾向特に発給が多いのは自動車自動車部品ペン類鉄鋼 EPAを利用した輸出額も増加傾向マレーシア国際貿易産業省によれば特に利用が多いのは自動車同部品ボイラー鉄鋼鉄鋼製品日マレーシアEPAの利用状況 ( 日本マレーシア ) 日本の原産地証明書発給件数 EPA 利用貿易額 ( 百万リンキ ) 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 613 4,247 6,619 5, ,700 注 2006 年は7 月 ~12 月 1リンキ = 約 26 円 (09 年 12 月 1 日現在 ) ( 資料 ) 日本商工会議所マレーシア国際貿易産業省のデータをもとに経済産業省にて作成日系企業の日マレーシア EPA 利用実態在日企業輸出企業の 26% 輸入企業の 62% が利用有税品目取扱企業における利用率 EPA 税率を調べたことのある企業における利用率輸出企業輸入企業 26% 62% 54% 82% ( 出所 ) 国際経済交流財団 ( アンケート調査 ) 8

日チリ EPA の発効後の動向 EPA 発効後は一般機械自動車で輸出増加直近では景気変動等の影響もあり減尐しているものの対チリ輸出額は EPA 発効後は一般機械や自動車で増加 ( 億円 ) 12,000 10,000 協定発効 (07 年 9 月 ) 日系企業の日チリ EPA 利用実態在チリ企業 70% の企業が日チリ EPA を利用 ( ジェトロ第 10

7% 0 ( 出所 ) 財務省貿易統計 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 ( 年 ) ( 出所 ) 財務省貿易統計 62.5% 58.8% 66.

11 日チリ EPA の発効後の動向 EPA 発効後は一般機械自動車で輸出増加直近では景気変動等の影響もあり減尐しているものの対チリ輸出額は EPA 発効後は一般機械や自動車で増加 ( 億円 ) 12,000 10,000 協定発効 (07 年 9 月 ) 日系企業の日チリ EPA 利用実態在チリ企業 70% の企業が日チリ EPA を利用 ( ジェトロ第 10 回在中南米進出企業の経営実態調査 ) 商社販社電機電子機器を中心に 62.5% の企業がメリットを感じている 8,000 6,000 4,000 2,000 輸出輸入 31.3% 日チリEPAの事業活動へのメリット ( 有効回答数 :32 社 ) 全体製造業 6.3% 5.9% 35.3% 26.7% 非製造業 6.7% 0 ( 出所 ) 財務省貿易統計 ( 年 ) ( 出所 ) 財務省貿易統計 62.5% 58.8% 66.7% チリへの輸出では自動車関連等で EPA 利用日チリ EPA に基づく原産地証明書の発給は自動車自動車部品医療用機器ペン類一般機械が多い日本の原産地証明書の発給件数 ( 日チリ EPA) 2007 年 2008 年 2009 年 684 4,592 3,230 注 2007 年は9 月 ~12 月 ( 資料 ) 日本商工会議所のデータをもとに経済産業省にて作成 ( 出所 ) ジェトロ第 9 回在中南米進出企業の経営実態調査在日企業輸出企業の 56% 輸入企業の 86% が EPA を利用有税品目取扱企業における利用率 EPA 税率を調べたことのある企業における利用率輸出企業輸入企業 56% 86% 74% 90% ( 出所 ) 国際経済交流財団 ( アンケート調査 ) 9

12 日タイ EPA の発効後の動向 EPA 発効直後の貿易額は微増直近では景気変動等の影響もあり減尐しているものの対タイ輸出額は EPA 発効後は鉄鋼鉄鋼製品自動車を中心に増加 ( 億円 ) 35,000 30,000 協定発効 (07 年 11 月 ) タイからの輸入は主に食品分野で EPA 利用タイにおける原産地証明書の発給額は増加傾向タイ商務省によれば特に EPA 利用が多いのは鶏肉加工品エビ加工品冷凍魚肉等タイの原産地証明書の発給額 ( 日タイ EPA) EPA 利用率 2007 年 2008 年 25,000 20,000 15,000 輸出輸入 EPA 利用輸出額 (100 万トル ) 利用率対輸出総額 3.3% 22.4% 対 EPA 対象輸出額 % 注 2007 年は11 月 ~12 月 ( 出所 ) タイ商務省 10, ( 年 ) ( 出所 ) 財務省貿易統計タイへの輸出では自動車部品等で EPA 利用日本の発効済み EPA の中では日タイ EPA に基づく証明書の発給が最も多い特に発給が多いのは自動車部品鉄鋼等りんごやなし等タイ側の関税削減率の大きい果物の発給も増加傾向日系企業の日タイ EPA 利用実態在タイ企業繊維食品で高い利用率繊維 100% 食品 60% 機械 33% 金属 35% ( 出所 ) ジェトロ通商弘報 ( バンコク日本商工会議所が実施したアンケート調査による ) 在日企業輸出企業の 29% 輸入企業の 60% が EPA を利用輸出企業輸入企業日本の原産地証明書の発給件数 ( 日タイ EPA) 2007 年 2008 年 2009 年 1,976 21,468 23,523 注 2007 年は11 月 ~12 月 ( 資料 ) 日本商工会議所のデータをもとに経済産業省にて作成有税品目取扱企業における利用率 EPA 税率を調べたことのある企業における利用率 29% 60% 53% 81% ( 出所 ) 国際経済交流財団 ( アンケート調査 ) 10

13 EPA を利用した場合のメリット日本だけが A 国と EPA を締結している場合日本にのみ関税撤廃 0% テレビ日本 A 国という市場に対して EPA 締約国 vs 未締約国 EPA 利用企業 vs 未利用企業との間で輸出競争力の差が拡大! A 国 5%5% 5%5% メリットの具体例 B 国 C 国 Q. 関税削減は輸入者が享受するのでは? A. EPAを価格営業交渉のきっかけとして関税削減分の双方での分配現地販売価格の値下げ輸入者へのインセンティフ付与による販売増販売先拡大などにより輸出者もメリット享受が可能 EPA を利用して日本からマレーシアにヘッドホン (1 台 1000 円 ) 1 万個を輸出する場合 ( 例 : 通常税率 :5% EPA 税率 :0%) EPA 未利用 : 関税率が 5% だから 1,000 円 1 万個 0.05=50 万円 EPA 利用 : 関税率が 0% だから 1,000 円 1 万個 0= 0 円 EPA を利用すると 50 万円の関税が優遇! ~ 大手メーカー担当者の言葉 ~ 厳しいコスト削減競争の中で材料費物流費等通常のコストダウン努力を必死に進めてもコンマ数 % が限界ペーパーワークのみで合法的に数 ~ 数十 % のコストセーブができる方法があるのならば企業にとって使わない手はない 11

14 ( 参考 ) 第三国 EPA の活用でサプライチェーンを再構築する例も発効済み第 3 国間 FTA の活用状況 0% 20% 40% 60% 80% 100% ASEAN(AFTA)(135) ASEAN 中国 (189) ASEAN 韓国 (114) タイ印 (80) cf. タイ豪 FTA の活用による物流の変化豪州の乗用車商用車輸入動向 ( 単位 :100 万ドル %) 04 年 05 年 08 年 (04 年比 ) 総輸入額 8,141 9,268 12,705 乗用車日本シェアタイ総輸入額 2,556 3,040 5,364 商用車シェア日本タイタイ豪 (65) ( 資料 ) 豪州貿易統計 05 年 1 月発効 ( 資料 )JETRO 利用している利用を検討中利用していない不明日本の自動車 : タイ工場で製造し豪州へ輸出発効予定 (09 年 11 月時点 )FTA の活用予定 0% 20% 40% 60% 80% 100% A 社 B 社 cf. タイインド FTA の活用による物流の変化 FTA 実施とほぼ同時にインドのテレビ工場を閉鎖タイ工場からの輸出に切り替えインドでのカラーテレビの販売が急拡大している高付加価値の冷蔵庫洗濯機をタイからインドへ輸出開始このうち冷蔵庫について FTA を利用 ASEAN 印 (79) C 社インドで現地企業と合弁でエアコンを生産していたが販売会社化現在はタイ - インドとの FTA を使ってタイ工場からインドに輸出している D 社 FTA を利用してインド向けにカラー TV 用ブラウン管を輸出 ASEAN 豪 (77) ASEAN NZ(40) E 社 F 社インドのバンガロールで生産したトランスミッションをタイに輸出逆にタイからインドには乗用車の組み立て部品を輸出そのうちアーリーハーベストの対象品目は FTAを利用しているインド向けにポリカーボネートをFTAを使って輸出一般関税率が7.5% のところを無税で輸出しメリットを受けている ( 資料 )JETRO 利用する予定利用する予定なし不明 G 社タイが世界向けの輸出拠点製品の8 割を東南アジア北米アフリカなどに輸出中国工場は国内向け生産で精一杯インドにもバンガロールに工場があるが国内需要がどんどん伸びている生産が間に合わず FTAを使ってタイから輸出できないか検討中 (A~G 社は全て日系企業 ) 04 年 9 月アーリーハーヘスト発効 ( 資料 )JETRO インド - タイ間でサプライチェーンの再構築 12

15 輸出者原産地証明書とは関税削減撤廃対象となる産品について EPA 相手国内で一定の基準の下で生産加工されたことが証明された場合に限り原産地証明書が取得可能我が国では輸出者の申請に応じ日本商工会議所が原産地証明書を発給輸出者から受領した輸入者が輸入通関時に提出することにより関税減免を享受原産地証明書の例 ( 日タイ EPA) 輸入者輸出数量船積日等インボイスの番号日付輸出産品名ここで言う原産地証明書とは EPA 適用の為のものであり L/C 決済要件や輸入国法令上の要請等により求められる所謂非特恵原産地証明書とは異なる発給機関の印章等 13

( 参考 ) 原産地証明書の発給件数の推移協定数の増加を背景に発給件数は増加基調リーマンショック以降一時減尐したが昨年夏頃から回復傾向 (6,000 件超 / 月 ) タイインドネシア向けの発給が多い ( 件数 ) EPA に基づく特定原産地証明書の発給件数の推移 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000

16 ( 参考 ) 原産地証明書の発給件数の推移協定数の増加を背景に発給件数は増加基調リーマンショック以降一時減尐したが昨年夏頃から回復傾向 (6,000 件超 / 月 ) タイインドネシア向けの発給が多い ( 件数 ) EPA に基づく特定原産地証明書の発給件数の推移 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 日ベトナム日スイス日フィリピン日アセアン日ブルネイ日インドネシア日タイ日チリ日マレーシア日メキシコ 2,000 1, 月 7 月 10 月 1 月 4 月 7 月 10 月 1 月 4 月 7 月 10 月 1 月 4 月 7 月 10 月 1 月 4 月 7 月 10 月 1 月平成 17 年平成 18 年平成 19 年平成 20 年平成 21 年平成 22 年 14

17 ( 参考 ) 原産地証明書の業種別利用比率全体としては輸送機器機械電機卑金属で 3/4 以上を占めるものの国によっては他業種の利用比率が多い場合あり ( アセアン : 繊維フィリヒン : 化学 etc) メキシコマレーシアチリタイインドネシアアセアンフィリピンスイスベトナム合計 2.3% 0.4% 4.2% 5.1% 2.2% 19.9% 22.0% 41.4% 2.4% 0.6% 3.2% 5.4% 4.9% 11.3% 27.0% 40.7% 6.4% 0.3% 3.0% 8.5% 3.6% 28.2% 41.9% 7.7% 5.3% 3.5% 4.2% 6.6% 2.0% 0.8% 11.9% 13.6% 52.9% 2.4% 2.0% 2.3% 13.3% 2.2% 23.2% 24.5% 27.7% 3.8% 1.9% 6.4% 13.8% 8.2% 22.6% 3.1% 12.2% 27.9% 2.2% 3.4% 10.9% 19.5% 3.6% 22.6% 21.9% 11.2% 3.9% 0.7% 0.3% 2.3% 6.2% 4.6% 8.4% 1.9% 60.6% 14.1% 1.1% 1.9% 4.0% 2.6% 16.9% 71.3% 0.4% 2.1% 3.2% 3.3% 7.6% 15.3% 19.2% 43.7% 3.2% 1.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% (HS 分類 ) 1-5 類 6-14 類 15 類類類類類類類類類類類 71 類類類類類 93 類類 97 類 ( 注 )2009 年末までの日本商工会議所による特定原産地証明書発給件数を基に作成 15

18 原産地証明書の取得までの手順 Step1 Step2 Step3 Step4 輸出産品の HS 番号の確認 EPA 税率の確認輸出産品の原産地規則の確認輸出産品の原産性確認 EPA を利用するにはまず輸出産品の 6 桁ヘースの HS 番号 ( 注 1) の確認が必要 HS 番号の正確な確認のため輸入者又は最寄りの税関にも照会 HS 番号は HS2002 年版を使用することに留意 ( ベトナムスイスは HS2007 年版 ) 輸出産品の HS 番号が確認できたら EPA を使った場合の税率が現状の関税率よりも有利なのかを確認個別の EPA 税率は各協定の品目別関税撤廃スケシュール ( 譲許表 ) や JETRO の世界各国の関税率で確認輸出する産品が EPA の特恵を受ける資格があるのかを確認するための基準が原産地規則個々の輸出産品の原産地規則は各協定の品目別規則で確認輸出する産品の原産地規則 ( 例えば CTC や VA) が把握できたら資料 2( 注 2) を参考にしながら当該産品に原産性があるか否かを確認! Step5 原産地証明書の発給申請取得輸出する産品が原産性ありと確認できたら日本商工会議所への発給申請手続に進むべく商工会議所の HP にアクセス 3 段階 (1 企業登録 2 原産品判定依頼 3 発給申請 ) の手続を経て EPA 原産地証明書を取得し輸入者に送付 ( 注 1) 関税分類番号 (HS 番号 ): 全ての貿易品目の分類に用いられる世界的に統一された番号 ( 注 2) 原産資格を立証するための基本的考え方と整えるべき保存書類の例示 (2009 年 12 月経済産業省作成 ) ( ) 上記詳細 ( 譲許表及び品目別規則含む ) は日商 HPから確認できます 16

19 原産品であることを判断する基準輸出品が原産品であるか否かの基準 ( 原産地規則 ) は EPA 品目ごとに規定原産地証明書は輸出品がこの基準を満たしている場合に発給主な基準の種類は以下のとおり単に made in Japan というだけでは原産品とはならない概要適用される産品例 (1) 完全生産品締約国の区域内において完全に生産される産品を原産品とするもの農産品動植物鉱物資源等の天然産品 (2) 付加価値基準 (3) 関税番号変更基準加工の結果産品に付加された価値が特定の比率 ( 例 :40%) 以上となる場合に原産品とするもの完成品の HS 番号と輸入原料部品の HS 番号が異なれば原産品とするもの鉱工業品鉱工業品の場合付加価値基準もしくは関税分類変更基準のいずれか一方を満たすことをもって原産品とするルールが一般的 (4) 加工工程基準各製品の重要と認められた製造作業又は技術的な加工作業を例示しその加工作業が行われたことをもって原産品とするもの化学品の化学反応工程や半導体の拡散工程など 17

付加価値基準の例 < 例 > 乗用車 (HS 8703.24) : 付加価値基準 ( 注 ) は原産品原産材料は非原産材料原産地規則 : 原産資格割合が 40 パーセント以上であること原産資格割合 = ( F.O.B.

20 付加価値基準の例 < 例 > 乗用車 (HS ) : 付加価値基準 ( 注 ) は原産品原産材料は非原産材料原産地規則 : 原産資格割合が 40 パーセント以上であること原産資格割合 = ( F.O.B. 価額 - 非原産材料の価額 ) / ( F.O.B. 価額 ) = ($20,000 - $3,000) / $20,000 = 85% > 40% 特定原産品日本エンジントランスミッションサスペンションブレーキ類ベアリングウインドウガラスタイヤホイールその他価格に着目して輸出製品の FOB 価格に対して輸入材料価格分を引いた金額 ( 付加価値 ) の割合が協定で求める一定割合以上であれば原産品であるとする考え方通常製造原価計算上のコスト情報を用いて計算中国乗用車 HS 8703 総額 $3,000 カーオーディオ灯火類ミラー類ワイヤハーネスその他相手国へ $20,000 で輸出 18

関税番号変更基準の例 < 例 > パソコン (HS 8471.30): 関税番号変更基準 ( 注 ) は原産品原産材料は非原産材料原産地規則 : 第 8401.10 号から第 8485.90 号までの各号の最終製品への当該各号以外の号の外国製部品からの変更台湾製部品 (CPU):HS 8542.21 パソコン :HS 8471.

21 関税番号変更基準の例 < 例 > パソコン (HS ): 関税番号変更基準 ( 注 ) は原産品原産材料は非原産材料原産地規則 : 第号から第号までの各号の最終製品への当該各号以外の号の外国製部品からの変更台湾製部品 (CPU):HS パソコン :HS 特定原産品日本半導体メモリ HS 液晶画面 HS ハードディスク HS パソコン HS 相手国へ輸出輸出産品と使用材料との HS 番号を比較し協定で求める桁数レベルで HS 番号が変更していれば原産品といえるだけの十分な加工が行われたとみなす考え方台湾 CPU HS

22 ( 参考 ) 関税番号 (HS コード ) とは原産品判定のためにはまず輸出産品の関税番号への確認が必要です! 関税番号 (HS コード ) とは一番大きい分類は世界共通で 2 桁のコードで 1~97 類まで存在 HS:85 類 ( 電子機器及びその部分品 ) HS:8501( 電動機 ) HS:8502( 発電機 ) HS:8503( 部分品 ) HS:8504( トランスフォーマー ) HS:8544 ( 電気絶縁をした線ケーブル ) 6 桁までは全世界共通のコードが使用されます HS: ( 銅の巻線 ) HS: ( その他の巻線 ) HS: ( 同軸ケーブル ) HS: ( その他の電子導体 ) 一番細かい分類の桁数は国によって異なる日本では 9 桁が最も細かい分類を表す HS: ( 自動車用 ) HS: ( その他用途 ) 2 桁 ( 類 ) 4 桁 ( 項 ) 6 桁 ( 号 ) HS コードが細かくなるにつれ品目が特定されます 20

23 ( 参考 ) 譲許表の記載例譲許表とは個別品目の関税撤廃削減の方法及びスケジュールについて規定された表のこと日インドネシア EPA( インドネシア側譲許表 ) の一例 Column 1 Column 2 Column 3 Column 4 Tariff Item Number Description of Goods Seats (other than those of heading 94.02), whether or not convertible into beds, and parts thereof Seats of a kind used for aircraft - Seats of a kind used for motor vehicles - Swivel seats with variable height adjustment - Seats other than garden seats or camping equipment, convertible into beds - Parts - - Of aircraft seats: of plastics Base Rate 15% 15% 10% Category A A B10 B15 A Column 5 Notes Column1 品目コード Column2 品目名 Column3 基準税率 : 関税の引下げが開始される基準となる税率を表示 Column4 区分 : 関税の引下げ撤廃の区分 ( 方式 ) を記号で表示 Colimn5 注釈 : 4. 区分の記号が示す内容の注釈 ( 補足 ) を数字で表示関税削減記号の意味 A とは即時撤廃 ( 協定発効時に関税撤廃 ) Bn とは関税率が毎年段階的均等に引下げられ n 年後に 0% になるという意味 X とは除外品目 ( 関税撤廃等の譲許なし ) ( ) 個別品目の関税率は下記日商 HP から確認可 : 毎回の関税削減幅は基準税率 % (n+1 回 ) となり上記の例でいうと B10 の場合協定発効時に 13.6% 2 年目に 12.3% 3 年目に 10.9% 10 年目に 1.4% 11 年目に 0% となる B15 の場合協定発効時に 14.1% 2 年目に 13.1% 3 年目に 12.2% 15 年目に 0.9% 16 年目に 0% となる ( 備考 1: 日インドネシア EPA におけるインドネシア側の関税削減日は 1 年目は協定発効日 2 年目以降は毎年 1 月 1 日備考 2: 計算結果が割り切れない場合は小数点第 2 位を四捨五入 ) 21

24 ( 参考 ) 協定の原産地規則 ( 品目別規則 ) の記載例日アセアン包括協定の例の腰掛け用する種類九四一一航空機に使九四一第九四類関税率表番号品名品目別規則の読み方例えば輸出する最終産品の該当する関税番号が ( 航空機に使用する種類の腰掛け ) である場合適用される原産地規則は = 付加価値基準又は = 関税番号変更基準のどちらかを満たせば原産品となるという意味 C T S H 又は R V C 四十パーセント品目別規則他方日アセアン協定日ヘトナム協定日スイス協定の場合全ての産品の関税番号とそれに対応する品目別規則が記載されているわけではない輸出する産品が品目別規則に記載されていない場合には適用される原産地規則は RVC 40% 又は CTH が適用されることになる ( これを一般規則という ) ( ) 個別の品目別規則は下記日商 HP から確認できます 22

25 ( 参考 ) 積送基準日本発給当局輸出者 c/o 原産地証明書 1 直接輸送 c/o 締約国税関 c/o 輸入者積送基準 (a) 他方の締約国から直接輸送 ; 又は (b) 一又は二以上の締約国又は第三国を経由して輸送される場合には積替え又は一時蔵置積卸し及び産品を良好な状態に保存するために必要な作業以外の作業が行われていないこと日本と締約国間を直接輸送もしくは他の締約国又は第三国を一定条件の下に経由しないと原産資格を失うので注意 2 積替え一時蔵置 2 の場合 : 通し船荷証券の写し又は第三国の税関等が提供する証明書その他の情報であって当該第三国で積卸しや保存のための作業等以外が行われていないことを証明するもののいずれかの提出が求められ得る保税地域他の締約国第三国 3 通関し加工後再輸出 23

26 ( 参考 ) 認定輸出者自己証明制度の導入日スイス EPA では原産地証明書として日本商工会議所が発給するものに加え認定を受けた輸出者が自ら作成できる制度を導入今後他の協定にも展開これまでの制度新たな制度日本輸入国日本輸入国輸出者 3 原産地証明書の送付輸入者輸出者 3 原産地証明書の送付輸入者 2 原産地証明書の作成日本商工会議所 2 原産地証明書の発給 4 減免された税率の適用 1 認定 4 減免された税率の適用 1 指定経済産業大臣税関経済産業大臣税関 ( ) 認定申請は経済産業省にて受付 24

参考情報資料 EPA とは何か EPA 活用に必要な手順について知りたい場合には http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/epa/epa_katsuyo/index.html http://www.

html http://www.jcci.or.jp/gensanchi/epa_manual.html 認定輸出者自己証明制度について知りたい場合には http://www.meti.go.

html お問い合わせ先 EPA 協定について経済産業省通商政策局経済連携課 TEL:03-3501-1700 FAX:03-3501-1592 経済産業省貿易経済協力局原産地証明室 TEL:03-3501-0539

27 参考情報資料 EPA とは何か EPA 活用に必要な手順について知りたい場合には EPA の原産地証明書取得手続の詳細について知りたい場合には認定輸出者自己証明制度について知りたい場合にはお問い合わせ先 EPA 協定について経済産業省通商政策局経済連携課 TEL: FAX: 経済産業省貿易経済協力局原産地証明室 TEL: FAX: EPA 原産地証明書の発給について特定原産地証明書発給アドバイザー東京 ( 日本商工会議所国際部 ) TEL: FAX: 大阪 ( 日本商工会議所大阪事務所 ) TEL: FAX: EPA 輸出全般について JETRO 東京貿易投資相談センター JETRO 大阪本部貿易投資相談センター TEL: TEL:

スライド 1

スライド 1 EPA の概要と原産地規則平成 22 年 2 月経済産業省原産地証明室 WTO と EPA/FTA の関係 WTO はラウンド交渉を通じて等しく貿易障壁 ( 関税など ) の削減撤廃を目指す EPA や FTA により締約国間のみでさらに自由化を行うことが可能高 W T O 全ての加盟国に対し関税を等しく削減し適用 ( 最恵国待遇 ) EPA/FTA 締約国間のみで関税を削減撤廃