Microsoft Word - 高齢者居住安定確保計画(最終案)

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1 茨城県高齢者居住安定確保計画 平成 30 年 3 月 茨城県

2 目次 第 1 章計画の策定 計画の目的 期間... 2 (1) 計画の背景と目的... 2 (2) 計画の期間 計画の位置づけ... 3 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 社会環境の変化... 6 (1) 高齢者人口の推移... 6 (2) 要介護認定者数の推移... 8 (3) 要介護者等のいる住宅及び居住環境の総合的な評価... 9 (4) 高齢者世帯数の推移 高齢者の居住状況 (1) 所有関係 (2) 建築時期 (3) 居住面積水準 (4) バリアフリー化 (5) 子の居住地 (6) 借家家賃 (7) 高齢者世帯における住み替え 改善の意向 (8) 民間賃貸住宅市場における入居制限の状況 高齢者向け住宅 施設の立地状況 高齢者の居住を取り巻く課題 (1) 高齢者人口の増加と高齢者のみの世帯の増加 (2) 高齢者の住まいのバリアフリー化 (3) 民間賃貸住宅市場での入居敬遠 (4) 高齢者の住まいに関するニーズ (5) 親と子の同居 近居の実現と居住の継続 第 3 章基本的方針 基本理念と基本目標 (1) 高齢者の居住安定の確保に関する施策の理念 (2) 基本目標 施策の体系... 27

3 第 4 章推進する施策 住み続けられる住まい まちづくり (1) 住まいのバリアフリー化の促進 (2) 地震等災害に強い住まいづくり (3) 民間賃貸住宅の適正な管理と居住支援 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 (1) 高齢者のニーズに応じた賃貸住宅及び老人ホームの供給 (2) 介護保険施設の計画的整備 (3) 住宅資産を活用した住み替え制度等の情報提供 < 資料 > 茨城県サービス付き高齢者向け住宅の登録に関する基準 < 参考 > 住生活基本計画 ( 全国計画 ) の指標から見た茨城県の状況 高齢者の住宅セーフティネットの構築 (1) 公営住宅における生活支援機能の充実 (2) 公営住宅のバリアフリー化 (3) 高齢者への公営住宅の供給 地域支援体制の構築 (1) 介護サービス基盤の強化 (2) 高齢者世帯への居住支援 (3) 情報提供 相談窓口の整備 第 5 章計画の実現に向けて 計画の推進体制 (1) 県民や関係機関等との連携強化 (2) 県庁内部局間の連携強化 (3) 市町村の自主的な制度運営の推進 計画の進行管理... 47

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5 第 1 章計画の策定 1-1 計画の目的 期間 1-2 計画の位置づけ 1

6 第 1 章計画の策定 1-1 計画の目的 期間 (1) 計画の背景と目的我が国では 超高齢社会が到来しています 茨城県も例外ではなく 高齢者が安心して豊かな暮らしを営むためには 住宅政策と福祉政策が連携して高齢者の住まいの確保に取り組むとともに 高齢者を地域で支える体制を構築する必要があります また 今後 高齢者のみの世帯などが一層増加することが予想されている中 長期的に高齢者の住まいを確保し 居住の安定の確保を図ることが重要となります 本計画は このような背景のもと 高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 高齢者住まい法 ) 第 4 条に基づき 住宅施策と福祉施策が連携して 高齢者の住まいに係る施策を総合的かつ計画的に展開するための計画として 平成 23 年度に策定し 平成 26 年度に改定を行いました 現計画の策定から 3 年が経過したことから 茨城県住生活基本計画 や いばらき高齢者プラン 21 の改定 現在のサービス付き高齢者向け住宅の整備状況などを踏まえ 見直しを行うものです (2) 計画の期間 本計画の計画期間は 茨城県住生活基本計画 や いばらき高齢者プラン 21 の改 定時期を踏まえ 平成 30 年度から平成 32(2020) 年度までの 3 年間とします 2

7 第 1 章計画の策定 1-2 計画の位置づけ本計画は 茨城県住生活基本計画 と いばらき高齢者プラン 21 等との調和を図りながら 住宅施策と福祉施策が連携して施策に取り組むことにより 高齢者の多様なニーズに対応した住居や福祉サービスを選択できるように住宅 住環境を整備することを目指すものです 茨城県住生活基本計画 は 住民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画であり 豊かな住生活の実現に向けた住宅施策を計画的に展開していくうえで最も基本となる計画です 茨城県高齢者居住安定確保計画 は 茨城県住生活基本計画 で定められた目標のうち 中でも高齢者の居住の安定確保について具体的に計画するものです いばらき高齢者プラン 21 は 老人福祉法に基づく 茨城県高齢者福祉計画 と 介護保険法に基づく 茨城県介護保険事業支援計画 の 2 つの法定計画の総称です 特別養護老人ホーム等の介護保険施設及び認知症高齢者グループホーム等の居住系サービスの供給目標や 居宅サービスなど介護給付等サービスの量の見込みを定めています このため本計画で設定する高齢者の住まいに係る供給目標は 茨城県高齢者福祉計画 や 茨城県介護保険事業支援計画 と整合を図ることが求められています 茨城県高齢者居住安定確保計画の位置づけ 新しい茨城づくり政策ビジョン 茨城県住生活基本計画 平成 28 年度 ~ 平成 37(2025) 年度 いばらき高齢者プラン 21 平成 30 年度 ~ 平成 32(2020) 年度 茨城県高齢者居住安定確保計画 市町村住生活基本計画 市町村高齢者居住安定確保計画 市町村高齢者福祉計画 介護保険事業計画 3

8 第 1 章計画の策定 4

9 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 第 2 章高齢者の居住を取り巻く 現状と課題 2-1 社会環境の変化 2-2 高齢者の居住状況 2-3 高齢者向け住宅 施設の立地状況 2-4 高齢者の居住を取り巻く課題 5

10 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 2-1 社会環境の変化 (1) 高齢者人口の推移平成 27 年の国勢調査の結果によると 65 歳以上の高齢者数は約 77 万人であり 県の人口のうち 26.5% を占めています 高齢者人口の推移をみると 一貫して増加傾向となっていますが 平成 22 年からの 5 年間に 約 10 万 6 千人増加しています 国立社会保障 人口問題研究所の推計によると 平成 32 年には更に約 6 万 9 千人増加し 平成 37(2025) 年には高齢化率が30% を超えると予想されます また 本県における平成 29 年 10 月 1 日現在の人口ピラミッドをみると 65~69 歳の人口が最も多く 地域別の高齢化率をみると 県北山間地域で 36.9% 県北臨海地域で 31.5% に達しており 県北地域は県内でも特に高齢化の進んでいる地域となっています 高齢者人口の推移 ( 人 ) 1,000, 歳以上人口 高齢化率 26.5% 29.6% 31.2% 844, ,048 35% 30% 800, , , , , % 665, % 576, % 495, % 418, % 10.2% 338, % 278, ,485 25% 20% 15% 10% 5% 0 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 (2020) (2025) ( 年 ) 0% 資料 : 平成 27 年国勢調査 H32(2020),H37(2025) は国立社会保障 人口問題研究所 (H25.3 推計 ) 6

11 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 100 歳以上 95~99 90~94 85~89 80~84 75~79 70~74 65~69 60~64 55~59 50~54 45~49 40~44 35~39 30~34 25~29 20~24 15~19 10~14 5~9 0~4 65 歳以上男 365,099 人女 445,011 人 73,547 89, ,768 97,702 88,059 91, , ,466 90,831 81,571 71,070 68,832 73,508 65,385 60,953 54,890 茨城県の人口ピラミッド 191 男 1,397 9,411 25,837 47,803 1,199 女 7,097 26,398 48,089 64,298 80,876 94, ,429 98,277 86,974 87, , ,410 83,325 73,379 61,356 59,615 68,578 62,265 57,533 52, , ,000 50, , , ,000 ( 人 ) 資料 : 茨城県常住人口調査 (H ) 地域別年齢構成 茨城県 12.3% 59.4% 28.3% 県北山間 9.4% 53.7% 36.9% 県北臨海 11.0% 57.5% 31.5% 県央 12.8% 59.7% 27.4% 鹿行 12.3% 59.6% 28.1% 県南 12.8% 60.2% 27.0% 県西 12.1% 59.3% 28.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 15 歳未満 15~64 歳 65 歳以上 資料 : 茨城県常住人口調査 (H ) 7

12 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (2) 要介護認定者数の推移 要介護等認定者数は増加傾向となっており 要介護認定者数は 平成 28 年度末現在 約 12 万 3 千人 ( 暫定値 ) となっています ( 人 ) 要介護認定者数の推移 140, , ,000 80,000 60,000 57,417 70,588 64,756 99,443 94,583 87,608 90,370 84,382 80,726 77, , ,843122, , ,233 要介護 5 要介護 4 要介護 3 要介護 2 要介護 1 40,000 経過的要介護 20,000 0 要支援 2 要支援 1 要支援 (~H17) 資料 : 介護保険事業状況報告 ( 茨城県 ) H28 は暫定値 8

13 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (3) 要介護者等のいる住宅及び居住環境の総合的な評価高齢者のいる世帯における要介護者等の有無別に 住宅及び居住環境に対する総合的な評価に関する不満率を見ると 要介護者がいない世帯が 24.7% いる世帯が 29.2% と 要介護者等のいる世帯の方が高くなっています このことから 要介護者等のいる世帯では 居住環境について何らかの改善希望を持っていることがうかがえます 要介護者等のいる住宅及び居住環境の総合的な評価 ( 全国 ) 3.5% 24.7% 0.3% 要介護認定者等はいない 21.2% 55.0% 20.0% 6.3% 29.2% 1.0% 要介護認定者等がいる 22.9% 55.2% 14.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 非常に不満多少不満まあ満足満足不明 資料 : 平成 25 年住生活総合調査 9

14 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (4) 高齢者世帯数の推移平成 27 年の国勢調査の結果によると 高齢単身世帯が約 10 万世帯 高齢夫婦世帯が約 13 万世帯で 県内の一般世帯数のうち 20.6% を占めており その数は高齢者人口と同様に年々増加しています 国立社会保障 人口問題研究所の推計によると 高齢者世帯は今後更に増加し 平成 37(2025) 年には 24.1% まで増加すると予想されます 高齢者世帯数の推移 ( 世帯 ) 200,000 高齢単身世帯 高齢夫婦世帯 20.6% 22.8% 24.1% 25.0% 150, ,000 50,000 高齢者世帯比率 16.7% 13.6% 106, , % 82, % 75,363 62, % 45,363 56, % 42, % 30,995 30,683 15,335 21,662 22,162 15,945 11, , , , , , % 15.0% 10.0% 5.0% 0 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 (2020) (2025) 0.0% ( 年 ) 高齢単身世帯 :65 歳以上の単身世帯 高齢夫婦世帯 : 夫 65 歳以上 妻 60 歳以上の夫婦のみの世帯 資料 : 平成 27 年国勢調査 H32(2020),H37(2025) は国立社会保障 人口問題研究所 (H25.3 推計 ) 10

15 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 2-2 高齢者の居住状況 (1) 所有関係高齢者世帯の住宅を所有関係別にみると 高齢単身世帯の 75.5% 高齢夫婦世帯の 94.2% が持家に居住しており 主世帯全体と比較して持家に居住している比率が高くなっています また 高齢者世帯においては 単身世帯で公的借家や民営借家に居住している世帯の割合が高くなっています 所有関係別世帯比率 世帯数 主世帯全体 (1,976,100 世帯 ) 高齢単身 (89,800 世帯 ) 高齢夫婦 (119,800 世帯 ) 高齢者のいる世帯 (478,000 世帯 ) % 20% 40% 60% 80% 100% 持家公営の借家都市再生機構 公社の借家民営借家給与住宅不詳 ( 単位 : 世帯 ) 主世帯 持家 公営の借家 都市再生機構 公社の借家 民営借家給与住宅 不詳 主世帯全体 1,076, ,700 25,400 5, ,800 22,400 20,600 高齢単身 89,800 67,800 3, , 高齢夫婦 119, ,900 1, , 高齢者のいる世帯 ( 計 ) 478, ,300 7,800 2,000 30, ,100 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 11

16 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (2) 建築時期高齢者のいる世帯の住宅の建築時期をみると 昭和 45 年以前に建築された住宅に居住している世帯が18.4% であり 比較的大きな比率を占めています また 昭和 55 年までに建築された住宅に居住している世帯の割合は 43.4%(207,500 世帯 ) と高くなっています 現行の耐震基準を満たしていない可能性のある住宅に居住している比率が高いことから 耐震性能の確保が課題であるといえます 建築時期別比率 27.1 主世帯全体 (1,076,100 世帯 ) 高齢者のいる世帯 (478,000 世帯 ) % 20% 40% 60% 80% 100% 昭和 45 年以前 昭和 46 年 ~55 年 昭和 56 年 ~ 平成 2 年 平成 3 年 ~12 年 平成 13 年 ~22 年 平成 23 年 ~25 年 9 月 不詳 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 12

17 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (3) 居住面積水準高齢者世帯の誘導居住面積水準達成状況をみると 高齢単身世帯では 78.7% 高齢夫婦世帯では 88.1% が誘導居住面積水準を達成しており 比較的十分な広さの住宅に居住している世帯が多くなっています 一方 高齢単身世帯の 5.2%(4,700 世帯 ) 高齢夫婦世帯の 0.4%(500 世帯 ) は最低居住面積水準を達成できていないため さらなる住宅セーフティネットの構築が求められています 居住面積水準別比率 主世帯全体 (1,076,100 世帯 ) 高齢単身世帯 (89,800 世帯 ) 高齢夫婦世帯 (119,800 世帯 ) % 20% 40% 60% 80% 100% 最低居住面積水準未満 最低以上誘導未満 誘導居住面積水準達成 不詳 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 誘導居住面積水準 最低居住面積水準( 抄 ) (1) 一般型誘導居住面積水準 ( 都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住 ) 1 高齢単身世帯 55m2 2 高齢夫婦世帯 75m2 (2) 都市居住型誘導居住面積水準 ( 都市の中心及びその周辺における共同住宅居住 ) 1 高齢単身世帯 40m2 2 高齢夫婦世帯 55m2 (3) 最低居住面積水準 1 高齢単身世帯 25m2 2 高齢夫婦世帯 30m2注 ) 次の場合には 上記の面積によらないことができる 適切な規模の共用の台所及び浴室があり 各個室に専用のミニキッチン 水洗便所及び洗面所が確保され 上記の面積から共用化した機能 設備に相当する面積を減じた面積が個室部分で確保されている場合資料 : 茨城県住生活基本計画 13

18 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (4) バリアフリー化 1 高齢者等のための設備状況 ( バリアフリー化 ) 高齢者のいる世帯における高齢者等のための設備の設置状況をみると 手すり設置の住宅が半数を超えているものの またぎやすい高さの浴槽 車いすで通行可能な廊下の幅 屋内の段差の解消など その他の高齢者等のための設備は1 割から 3 割前後の整備にとどまっています 高齢者の居住する持家と借家を比較すると全ての設備について, 借家での設置が遅れており 借家の 70.8% は高齢者等のための設備はないという状況となっています 高齢者のいる世帯における高齢者等のための設備の設置状況( 設備別 ) 高齢者等のための設備がある ( 計 ) 手すりがある ( 計 ) すりの設置場所]階段 浴室 トイレ 玄関 廊下 脱衣所 居住室 その他 またぎやすい高さの浴槽 廊下などが車いすで通行可能な幅 段差のない屋内 道路から玄関まで車いすで通行可能 高齢者等のための設備はない 手 高齢者のいる借家[ 高齢者のいる世帯 ( 計 ) 高齢者のいる持家 % 20% 40% 60% 80% 100% 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 14

19 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 2 バリアフリー化水準高齢者が居住している住宅の 一定のバリアフリー化 (2 箇所以上の手すり設置又は屋内の段差解消 ) 高度のバリアフリー化(2 箇所以上の手すり設置 屋内の段差解消及び車いすで通行可能な廊下幅 ) の状況をみると 高齢者のいる世帯全体では 一定のバリアフリー化が達成されているのは 36.6% うち 高度のバリアフリー化が達成されているのは 7.6% となっています 高齢者が居住している住宅を所有関係別にみると 持家では 38.6% 借家では 18.4% が一定のバリアフリー化を達成しています 一方 借家では高齢者等のための設備がない住宅が 70.8% と高くなっています 高齢者が居住している住宅を建築時期別にみると 建築時期が古い住宅ほどバリアフリー化の実施が低い状況となっています バリアフリー化水準( 専用住宅 ) 所有関係別 建て方別 建築時期別 高齢者のいる世帯 ( 計 ) (478,000 世帯 ) 持家 (419,600 世帯 ) 借家 (40,800 世帯 ) 一戸建 (428,700 世帯 ) 長屋建 (4,900 世帯 ) 共同住宅 (27,800 世帯 ) 昭和 55 年以前 (207,500 世帯 ) 昭和 56 年 ~ 平成 2 年 (103,000 世帯 ) 平成 3 年 ~12 年 (88,600 世帯 ) 平成 13 年 ~22 年 (55,800 世帯 ) 平成 23 年 ~25 年 (9,900 世帯 ) % 20% 40% 60% 80% 100% 高齢者等のための設備はない 何らかの設備がある ~ 一定のハ リアフリー化未満 一定のハ リアフリー化 ~ 高度のハ リアフリー化未満 高度のハ リアフリー化達成 不詳 一定のバリアフリー化 :2 箇所以上の手すり設置又は屋内の段差解消 高度のバリアフリー化 :2 箇所以上の手すり設置 屋内の段差解消及び車いすで通行可能な廊下幅 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 15

20 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (5) 子の居住地高齢者世帯の子との居住状況は 子が片道 15 分未満に住んでいるという高齢単身世帯が 22.3% 高齢夫婦世帯は 29.4% となっています 一方 子がいない世帯を含め 約半数の高齢単身世帯では 子が 1 時間未満の範囲に居住していないこととなり 地域での見守り等の居住支援が求められています また 高齢期における親と子の住まい方の意向をみると 自分が高齢期になった時に子と同居または同一敷地内に住むことを希望しているのは 32.5% となっています 全国の結果では 21.6% であり 本県では 親と子の同居意向が高いことに特徴がみられます 22.3% 子の居住地別比率 ( 普通世帯 ) 高齢単身世帯 (89,800 世帯 ) % 高齢夫婦世帯 (120,100 世帯 ) % 20% 40% 60% 80% 100% 一緒に住んでいる ( 同じ建物又は敷地内に住んでいる場合も含む ) 徒歩 5 分程度 片道 15 分未満 片道 1 時間未満 片道 1 時間以上 子はいない 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 高齢期の親と子との近居意向 自分が高齢期になった時の子との住まい方 32.5% % 20% 40% 60% 80% 100% 子と同居する ( 二世帯住宅を含む ) 子と同じ敷地内の別の住宅に住む, または同じ住棟内の別の住戸に住む徒歩 5 分程度の場所に住む片道 15 分未満の場所に住む片道 1 時間未満の場所に住む特にこだわりはない子はいないわからない不明 資料 : 平成 25 年住生活総合調査 16

21 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (6) 借家家賃借家居住世帯における家賃ごとの比率をみると 高齢となるに従い 低家賃の借家に居住する比率が高くなっています 特に 65 歳以上の世帯では 4 万円未満の家賃の借家に居住する世帯が過半となっており 高齢者世帯が比較的家賃の安い住宅に居住している傾向がみられます 家賃別借家世帯比率 2.2% 2.6% 借家居住世帯全体 10.9% 22.1% 37.0% 20.1% 5.1% 1.1% 2.3% 25 歳未満 15.0% 34.6% 39.8% 7.1% 25~34 歳 1.7% 9.2% 14.0% 43.8% 25.4% 1.6% 4.4% 1.9% 1.2% 35~44 歳 8.0% 15.2% 37.4% 30.0% 6.3% 2.3% 2.5% 45~54 歳 9.3% 18.7% 38.1% 20.8% 8.4% 55~64 歳 3.6% 12.7% 27.3% 33.6% 13.3% 3.0% 6.4% 3.4% 2.8% 65 歳以上 17.6% 39.2% 24.4% 9.2% 3.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0 円 1~2 万円 2 万円 ~4 万円 4 万円 ~6 万円 6 万円 ~8 万円 8 万円以上不詳 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 17

22 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (7) 高齢者世帯における住み替え 改善の意向高齢者世帯における住み替え 改善の意向をみると 住み替え 改善は考えていない が単身世帯で 91.2% 夫婦世帯で 89.6% と最も多くなっています 高齢単身世帯と高齢夫婦世帯を比較すると 高齢単身世帯の方が住み替えの意向がやや高くなっており 一方 高齢夫婦世帯では リフォームして住み続けたい という意向が高いという特徴があります 高齢者世帯における住み替え 改善の意向 1.4% 7.4% 0.4% 世帯全体 9.4% 81.4% 3.8% 2.2% 1.8% 高齢単身世帯 91.2% 1.8% 1.0% 8.1% 0.1% 高齢夫婦世帯 0.4% 89.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 住み替えたい建て替えて住み続けたいリフォームして住み続けたい住み替え 改善は考えていない不明 資料 : 平成 25 年住生活総合調査 18

23 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 (8) 民間賃貸住宅市場における入居制限の状況民間賃貸住宅市場においては 全国的に単身の高齢者や高齢者のみ世帯の入居を制限していることが指摘されています 民間賃貸住宅の実態に関する平成 28 年度の調査によると 家賃滞納や事故等の懸念から 多くの民間賃貸住宅で高齢者世帯の入居が制限されていることがうかがえます こうした入居拒否感を無くし 高齢者が安心して入居できる環境の整備が求められています 民間賃貸住宅市場における入居制限の有無( 全国 ) 外国人は不可単身の高齢者 (60 歳以上 ) は不可高齢者のみの世帯は不可生活保護受給者は不可生計中心者が離職者の世帯は不可障害者のいる世帯は不可 LGBTの世帯は不可子育て世帯は不可一人親世帯は不可その他 4.8% 4.1% 3.4% 4.5% 8.4% 9.6% 14.2% 13.4% 13.2% 20.4% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 資料 :( 公財 ) 日本賃貸住宅管理協会 ( 平成 28 年度 ) 家賃債務保証会社の実態調査報告書 民間賃貸住宅市場における入居制限の理由 ( 全国 ) 家賃の支払いに対する不安 71.1% 住宅の使用方法に対する不安 47.6% 入居者以外の者の出入りへの不安居室内での死亡事故等に対する不安習慣 言葉が異なることへの不安他の入居者 近隣住民との協調性に対する不安 35.1% 30.3% 30.3% 29.5% 生活サイクルが異なることへの不安 その他 10.2% 15.7% 0% 20% 40% 60% 80% 資料 :( 公財 ) 日本賃貸住宅管理協会 ( 平成 28 年度 ) 家賃債務保証会社の実態調査報告書 19

24 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 2-3 高齢者向け住宅 施設の立地状況 本県には 高齢者向け住宅 施設として 有料老人ホーム 養護老人ホーム 軽費 老人ホームの定員と サービス付き高齢者向け住宅 シルバーハウジングの戸数を合 わせて 13,417 人 戸立地 ( 平成 29 年 10 月 1 日現在 ) しています 介護保険施設である介護老人福祉施設 介護老人保健施設 介護療養型医療施設は合 わせて定員数 26,295 床のストック ( 平成 29 年 10 月 1 日現在 ) があります 我が国全 体として 国際的に 高齢者施設と比較して高齢者向け住宅数が少ない可能性がある ことが指摘されていますが 本県においても同様の傾向がみられます 種類 高齢者向け住宅 施設の立地状況 定員又は戸数 (H ) 定員又は戸数 (H ) 有料老人ホーム 4,618 人 6,043 人 養護老人ホーム 960 人 920 人 軽費老人ホーム 1,814 人 1,784 人 サービス付き高齢者向け住宅 3,778 戸 4,614 戸 シルバーハウジング 68 戸 56 戸 高齢者向け住宅 ( 計 ) 11,238 人 戸 13,417 人 戸 種類 介護保険施設の立地状況 床数 (H ) 資料 : 茨城県 床数 (H ) 介護老人福祉施設 ( 広域型 ) 13,054 床 14,392 床 介護老人保健施設 10,496 床 11,228 床 介護療養型医療施設 987 床 675 床 介護保険施設 ( 計 ) 24,537 床 26,295 床 資料 : 茨城県 全高齢者における介護保険施設 高齢者向け住宅等の定員数の割合 日本 (2005) デンマーク (2006) 英国 (2001) 3.5% 0.9% 4.4 % 2.5% 8.1% 10.7 % 3.7% 8.0% 11.7 % 4.0% 2.2% 米国 (2000) 6.2 % 資料 : 国土交通省 高齢者住まい法の改正について ( 平成 22 年 ) 20

25 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 2-4 高齢者の居住を取り巻く課題 (1) 高齢者人口の増加と高齢者のみの世帯の増加超高齢社会の到来と核家族化により 高齢単身世帯 高齢夫婦世帯等高齢者のみの世帯が増加しています また 若い世代が減少し 地域を支える人材が不足していることが指摘されています このため 高齢者世帯が地域で孤立しがちになっており 高齢者の生活支援体制づくりが求められています (2) 高齢者の住まいのバリアフリー化高齢者の多くが一定のバリアフリー化水準以下の住宅に居住しています 高齢化に伴い 自力では生活を続けることが難しくなることや つまずきなどによる転倒事故により 寝たきり生活とならないよう 住まいのバリアフリー改修をより促進することが求められています (3) 民間賃貸住宅市場での入居敬遠民間賃貸住宅では 事故発生の不安や 自立した生活が困難になる不安等により 単身高齢者などに対する入居敬遠が行われている可能性が指摘されています 貸主 借主とも安心して住宅を賃貸 賃借できるよう 地域での見守り等生活支援のさらなる充実が求められています (4) 高齢者の住まいに関するニーズ高齢者は 加齢に伴い一人ひとりの住まいに関するニーズが異なることから 民間住宅市場を活用しながら それぞれのニーズにきめ細かに対応した高齢者向け住宅の確保が求められています また 多様なサービス等から高齢者が自らのニーズに応じたサービスを選択できるよう 的確で分かりやすい情報提供に加え 保証制度の充実などが求められています (5) 親と子の同居 近居の実現と居住の継続本県では 高齢者と子が 同居 近居を希望している傾向があり また 地域の活力の維持のためにも 高齢者と子が同居 近居できる仕組みづくりが求められています 現在 親と子が同居 近居している比率も比較的高い上 高齢者の中には 住み替えよりも 現在の住まいに継続して居住することを希望している世帯もみられることから リフォーム支援や融資制度の情報提供等により 親も子も居住の継続が可能となる施策の展開が求められています 21

26 第 2 章高齢者の居住を取り巻く現状と課題 22

27 第 3 章基本的方針 第 3 章基本的方針 3-1 基本理念と基本目標 3-2 施策の体系 23

28 第 3 章基本的方針 3-1 基本理念と基本目標 (1) 高齢者の居住安定の確保に関する施策の理念本計画の基本理念を 高齢者が安心して暮らせる住まい 生活環境づくり とします これは茨城県住生活基本計画の基本理念である ゆとりの住まい 安心の住まい みんなで創る いばらきの住まいづくり やいばらき高齢者プラン 21 の政策目標として掲げている 茨城型地域包括ケアシステム ( ) 構築による誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる社会の実現 を踏まえたものです 基本理念 高齢者が安心して暮らせる住まい 生活環境づくり ( ) 国の地域包括ケアシステムは, 基本的に高齢者を対象としていますが, 本県の茨城型地域包括ケアシステムは, 高齢者を含むすべての要援護者 ( 障害者, 難病患者, こどもなど ) を対象としています 24

29 第 3 章基本的方針 (2) 基本目標基本理念に基づき 高齢者の居住の安定確保のため 次の目標を掲げます 基本方針の設定にあたっては 第 2 章で抽出した課題を踏まえ 高齢者が現在の住まいに居住し続けることが可能な施策展開を第一とし 必要に応じて希望する住まいに住み替えることができる施策展開を想定しています 基本目標 基本方針 Ⅰ 住み続けられる住まい まちづくり 基本理念 高齢者が安心して暮らせる 住まい 生活環境づくり 基本方針 Ⅱ 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 基本方針 Ⅲ 高齢者の住宅セーフティネットの構築 基本方針 Ⅳ 地域支援体制の構築 基本方針 Ⅰ 住み続けられる住まい まちづくり県民が 高齢者となっても それまで住み慣れてきた地域でずっと過ごせるよう 住まいのバリアフリー化や生活支援等により安心して住み続けられる社会の実現を目指します また 高齢者世帯が孤立しないよう 高齢者を支える地域の活力の維持や バリアフリーによるまちづくり等安全で安心して暮らすことの出来る生活環境の実現を目指します 基本方針 Ⅱ 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保加齢等により 新たな住まいに居住することを希望する高齢者が 一人ひとりの心身の状況に合わせた居住の場を確保できるよう 多様な高齢者向け住宅や施設の確保を目指します 25

30 第 3 章基本的方針 基本方針 Ⅲ 高齢者の住宅セーフティネットの構築住宅の確保に配慮を要する高齢者世帯が 安心して住生活を送れるよう バリアフリーに対応した公営住宅の供給に加え その他の公的賃貸住宅や民間賃貸住宅を活用した重層的な住宅セーフティネットの構築を目指します 基本方針 Ⅳ 地域支援体制の構築地域や福祉施策による高齢者世帯への介護支援 見守り支援等により 高齢者の豊かな住生活の実現を目指します また 高齢者世帯が居住継続のための適切な支援を受けられるよう 市町村や関係団体等と連携し 情報提供や相談体制の充実を目指します 26

31 第 3 章基本的方針 3-2 施策の体系基本理念の 高齢者が安心して暮らせる住まい 生活環境づくり の実現を目指して 4つの基本方針に基づき 推進する住宅施策と具体的な施策内容を以下のように定めます 基本方針 Ⅰ 住み続けられる住まい まちづくり (1) 住まいのバリアフリー化の促進 (2) 地震等災害に強い住まいづくり (3) 民間賃貸住宅の適正な管理と居住支援 バリアフリーリフォームの促進 ユニバーサルデザインによる住まいづくりの普及啓発 耐震改修に関する情報提供 簡易な耐震器具等の普及 居住支援協議会の運営推進 高齢者の民間賃貸住宅への入居支援 終身建物賃貸借制度の普及 基本方針 Ⅱ 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 (1) 高齢者のニーズに応じた賃貸住宅 及び老人ホームの供給 (2) 介護保険施設の計画的整備 サービス付き高齢者向け住宅の基準の設定及び的確な運用 サービス付き高齢者向け住宅における適切な運営の確保 有料老人ホームにおける適切な運営の確保 高齢者向け住宅の情報提供 介護保険施設の計画的整備 (3) 住宅資産を活用した住み替え制度 等の情報提供 住宅資産を活用した住み替え制度等の情報提供 基本方針 Ⅲ 高齢者の住宅セーフティネットの構築 (1) 公営住宅における生活支援機能の充実 (2) 公営住宅のバリアフリー化 (3) 高齢者への公営住宅の供給 集会所等を活用した生活支援サービスの充実 高齢者生活支援施設の併設の検討 公営住宅のバリアフリー化の推進 真に住宅に困窮する高齢者世帯への公営住宅の供給 シルバーハウジングの適切な運営 基本方針 Ⅳ 地域支援体制の構築 (1) 介護サービス基盤の強化 (2) 高齢者世帯への居住支援 (3) 情報提供 相談窓口の整備 各種サービスが連携した包括的な支援の推進 地域の見守り支援活動の促進 在宅医療の促進 介護支援専門員等の人材育成 情報のネットワーク化 相談窓口の整備 27

32 第 3 章基本的方針 28

33 第 4 章推進する施策 第 4 章推進する施策 4-1 住み続けられる住まい まちづくり 4-2 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 4-3 高齢者の住宅セーフティネットの構築 4-4 地域支援体制の構築 29

34 第 4 章推進する施策 4-1 住み続けられる住まい まちづくり (1) 住まいのバリアフリー化の促進 1 バリアフリーリフォームの促進高齢者が安心して快適な住生活を営むことができるよう 建築や福祉の専門家の連携による情報提供 相談体制の整備により バリアフリーリフォームを促進します ( 一財 ) 茨城県建築センター 建築士会等のリフォーム相談を実施している団体に対しては 加齢に伴い必要となるバリアフリー改修や 福祉用具等の導入を促進するため 介護保険制度やリフォームに関する補助制度や融資制度等の情報提供を行います 高齢者と日々接している介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) や介護保険制度での高齢者に対する相談窓口としての機能を果たしている市町村の地域包括支援センター 等に対してリフォームに関する相談窓口の情報提供を行うことにより 高齢者が安心してバリアフリーリフォームができる環境の整備を行います 関連する施策 リフォームに関する補助制度や融資制度等のほか 介護保険制度を含めた各種制度の関係団体への情報提供茨城県ケアマネジャー協会や市町村を通じた 県民や介護支援専門員 市町村の地域包括支援センター等に対するリフォーム相談窓口に関する情報提供バリアフリーリフォーム補助制度の普及啓発 2 ユニバーサルデザインによる住まいづくりの普及啓発 高齢者にとっても 安全 安心で快適に暮らすことのできる住宅の実現を目指し 住まいのユニバーサルデザインの考え方や これらを実現するための技術や施工例等 を紹介する等普及啓発を行います ユニバーサルデザインの 7 原則 1 だれにも公平に使いやすいものであること 2 使用する際に自由度が高いこと 3 使い方が簡単で分かりやすいこと 4 必要な情報が効果的に伝わるようにすること 5 間違った動作が危険につながらないデザインであること 6 身体的負担が少なく 楽に使用できること 7 アクセスや操作がしやすいスペースと大きさがあること 関連する施策 ユニバーサルデザインによる住まいづくりの考え方の普及啓発 地域包括支援センター 高齢者の心身の健康の維持 保健 福祉 医療の向上 生活の安定のために必要な援助 支援を包括的に行う中核機関として市町村が主体となって設置している機関 30

35 第 4 章推進する施策 (2) 地震等災害に強い住まいづくり 1 耐震改修に関する情報提供高齢者世帯の多くが旧耐震基準により設計された住宅に居住しており バリアフリーリフォームを行う際に 合わせて耐震改修を行うことが効率的な耐震改修につながることから リフォーム相談窓口において 耐震改修の情報提供を合わせて行います 関連する施策 耐震改修に関する普及啓発 2 簡易な耐震器具等の普及高齢者が地震時に安全性を確保できるよう 家具等の転倒防止器具や耐震シェルター等の簡易な耐震器具 通電火災を防止する感震ブレーカー等に関する情報提供を行います 関連する施策 簡易な耐震器具等に関する情報提供 (3) 民間賃貸住宅の適正な管理と居住支援 1 居住支援協議会の運営推進高齢者等の借主と賃貸住宅の貸主の双方が安心して契約を結ぶことができ 円滑に入居できるようにするため 県 市町村 関係団体等からなる 居住支援協議会 ( 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律第 51 条 ) を活用し 高齢者が安心して住み続けられる諸方策の検討を進めます 居住支援協議会の活動のイメージ 関連する施策 居住支援協議会の運営推進 31

36 第 4 章推進する施策 2 高齢者の民間賃貸住宅への入居支援高齢者の居住の安定を実現していくため 民間事業者との連携の下に民間賃貸住宅市場の活用に努めます また 居住支援協議会の運営推進等により 関係団体等との連携強化を図ります 関連する施策 高齢者等の入居を拒まない住宅の登録制度の普及促進居住支援協議会の運営推進 ( 再掲 ) 3 終身建物賃貸借制度の普及高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づき 高齢者がバリアフリー化された住宅で終身安定して居住できる終身建物賃貸借制度の普及を図ります また 適切な管理を促進し 運営上のトラブルを防止します 関連する施策 終身建物賃貸借制度の普及 32

37 第 4 章推進する施策 4-2 高齢者のニーズに応じた居住の場の確保 (1) 高齢者のニーズに応じた賃貸住宅及び老人ホームの供給高齢者向け住宅については 量的な充足だけではなく 高齢期に備えた住替えや 充実した高齢者向けのサービスが提供される住まい等高齢者の多様なニーズに対応できる住宅の供給が求められています 特に サービス付き高齢者向け住宅においては 地域における医療や介護サービスとの連携や適切な運営が確保された住宅の供給を誘導します なお 高齢者向け住宅の供給にあたっては 住まいと介護保険施設のバランスを考慮しながら促進します 1 サービス付き高齢者向け住宅の基準の設定及び的確な運用サービス付き高齢者向け住宅は 医療や介護サービスとの連携が図られることが重要であることから 市町村と連携のもと 地域の実情に応じた適正なサービス付き高齢者向け住宅の供給を図るため サービス付き高齢者向け住宅の登録基準 ( 茨城県サービス付き高齢者向け住宅の登録に関する基準 ) を規定し的確に運用します また 高齢者の人口の現状及び将来の見通し サービス付き高齢者向け住宅事業の実態等を考慮し 必要に応じて登録基準の見直しを行います 関連する施策 サービス付き高齢者向け住宅の登録基準の的確な運用市町村高齢者居住安定確保計画の策定支援及び権限移譲の推進 2 サービス付き高齢者向け住宅における適切な運営の確保サービス付き高齢者向け住宅のサービス水準が維持向上されるよう 設備及び運営について定期報告や立入検査を実施することなどにより 適切な運営の確保を図ります 関連する施策 サービス付き高齢者向け住宅の定期報告及び立入検査の実施 3 有料老人ホームにおける適切な運営の確保県は, 有料老人ホームの入居者が, 適時 適切な介護サービスを利用しながら, 安心して充実した生活がおくれるよう, 運営事業者への指導 監督を行ってまいります 関連する施策 老人福祉法に基づく指導 監督有料老人ホームの定期報告及び立入検査の実施 茨城県有料老人ホーム設置運営指導指針 に基づく助言 指導 33

38 第 4 章推進する施策 4 高齢者向け住宅の情報提供生活支援等のサービスが提供される賃貸住宅への入居を希望する高齢者に対して 居住支援協議会と連携し 高齢者向け住宅への入居に関する情報提供を行います 併せて 事業者に対してサービス付き高齢者向け住宅整備事業など国の補助制度について周知するなど サービス付き高齢者向け住宅の適切な整備促進を図ります 関連する施策 居住支援等を行う地域団体等との連携サービス付き高齢者向け住宅整備事業の情報提供 (2) 介護保険施設の計画的整備市町村の介護保険事業の健全な運営と介護保険施設の計画的整備が行われるよう 市町村に対して適切な情報提供や広域的調整を行います また 県が整備する広域的な介護保険施設についても 市町村介護保険事業計画における介護給付等サービスの見込み量を踏まえ 県介護保険事業支援計画 ( いばらき高齢者プラン 21) と市町村介護保険事業計画との整合性を図りながら 県民のニーズに応じた施設の整備を推進します 関連する施策 いばらき高齢者プラン 21と市町村介護保険事業計画との整合性の確保介護保険施設のニーズの適切な把握 (3) 住宅資産を活用した住み替え制度等の情報提供高齢者が所有する住宅資産を活用し 希望する高齢者向け住宅等に住み替えるための情報提供や相談事業を行います 関連する施策 一般社団法人移住 住みかえ支援機構によるマイホーム借上げ制度の情報提供 ( 独 ) 住宅金融支援機構の高齢者向け返済特例制度の情報提供 34

39 第 4 章推進する施策 サービス付き高齢者向け住宅 とは サービス付き高齢者向け住宅 とは 高齢者単身 夫婦世帯が居住できる賃貸等の住まいです 平成 23 年の 高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 高齢者住まい法 ) の改正により創設された登録制度です 有料老人ホーム とは 有料老人ホームとは, 老人福祉法に, 老人を入居させ 入浴 排せつ若しくは食事の介護 食事の提供又はその他の日常生活上必要な便宜等の供与 ( 他に委託して供与する場合及び将来において供与することを約する場合を含む ) をする事業を行う施設であって, 老人福祉施設, 認知症対応型老人共同生活援助事業を行う住居その他厚生労働省令で定める施設でないもの と規定されている施設です 特別養護老人ホームなどとは異なり, 実態として株式会社等の民間事業者が主体となって設置 運営されています サービス付き高齢者向け住宅 と 有料老人ホーム との制度の関係 サービス付き高齢者向け住宅において, 必須の見守りサービスの他に, 老人福祉法に基づく有料老人ホームの要件になっている 1 食事の提供 2 介護の提供 3 家事の供与 4 健康管理の供与 のいずれかを実施している場合, そのサービス付き高齢者向け住宅は, 有料老人ホームに該当します ( 事業者の希望の有無にかかわらず, これらの 1 4 のどれか 1 つでも実施していれば, その住宅は有料老人ホームとなり, 老人福祉法の指導監督の対象にもなります ) 出典厚生労働省 介護サービス情報公表システム 35

40 第 4 章推進する施策 < 資料 > 茨城県サービス付き高齢者向け住宅の登録に関する基準 1 目的この基準は, 茨城県内で高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 平成 13 年法律第 26 号 以下 法 という ) 第 5 条に基づくサービス付き高齢者向け住宅 ( 法第 4 条の 2に基づき市町村高齢者居住安定確保計画を策定した市町村に立地するものは除く ) の登録に関して, 法, 高齢者の居住の安定確保に関する法律施行令 ( 平成 13 年政令第 250 号 以下 政令 という ), 高齢者の居住の安定確保に関する法律施行規則 ( 平成 13 年国土交通省令第 115 号 以下 規則 という ) 及び国土交通省 厚生労働省関係高齢者の居住の安定確保に関する法律施行規則 ( 平成 23 年厚生労働省 国土交通省令第 2 号 以下 省令 という ) に定めるもののほか, 必要な事項を定めるものとする 2 基本的事項サービス付き高齢者向け住宅事業にあたっては, 次の事項に留意する (1) サービス付き高齢者向け住宅の登録においては, 法令に定める登録基準や本基準を満たすだけでなく, 良質な高齢者の居住環境が確保されるよう配慮すること (2) 老人福祉法第 29 条に規定する有料老人ホームに該当するサービス付き高齢者向け住宅は, 本基準に規定するもののほか, 茨城県有料老人ホーム設置運営指導指針 への適合性を確認すること 3 立地サービス付き高齢者向け住宅は, 入居者が健康で安全な生活を維持できるよう, 交通の利便性, 地域の環境, 災害に対する安全性及び入居者が必要とするサービスを提供できる医療機関 介護サービス事業所との連携等を考慮して立地すること 4 入居者の医療 介護ニーズへの対応 (1) サービス付き高齢者向け住宅事業を行う者は, 入居者の心身状態の急変等に備えるため, あらかじめ, 医療機関と相互に協力する旨及びその協力内容を取り決めておくよう努めること (2) サービス付き高齢者向け住宅事業を行う者が, 近隣の医療 介護サービス事業所について広く入居者に情報提供を行うとともに, 特定の医療 介護サービス事業所の利用に限定しないなど, 入居者の選択 利用の自由が確保されていること 5 地域の実情に対する適切な配慮 (1) サービス付き高齢者向け住宅の登録申請を行おうとする者は, 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 29 条又は第 43 条の規定による開発許可又は建築許可の申請前 ( 開発許可又は建築許可が対象外の場合については, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 36

41 第 4 章推進する施策 第 6 条第 1 項, 第 6 条の2 第 1 項又は第 87 条第 1 項の規定による申請前 ) に, 当該住宅が立地する市町村 ( 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の17の2に規定する事務処理特例制度により, サービス付き高齢者向け住宅の登録及び指導監督事務の移譲を受けた市町村を除く ) に対し, 計画概要を十分に説明し協議を行うこと (2) サービス付き高齢者向け住宅の登録申請を行おうとする者は, 地域の実情や需要等に応じた住宅を供給できるよう, 周辺住民に対し説明会を開催するなど, 地域の理解と協力を得られるよう努めること 6 規模省令第 8 条に規定する規模については次の各号のとおりとする (1) 床面積の算定 1 床面積の算定は, 建築基準法施行令第 2 条第 1 項第三号に定めるところによること ただし, 給排水管等のためのパイプスペース等の面積は除外すること 2 省令第 8 条に定める各居住部分の床面積 (25 m2 ) は,1 人が居住する場合の床面積とし,2 人以上の居住を想定している各居住部分については, 次の計算式により求めた面積とすること 床面積 = 10 m2 居住人数 + 10 m2 3 省令第 8 条括弧書きに定める床面積 (18 m2 ) は,1 人が居住する場合の床面積とし,2 人以上の居住を想定している各居住部分については, 次の計算式により求めた面積とすること 床面積 = 上記 2の面積 - 7m2 (2) 規模 1 居間, 食堂, 台所その他の居住の用に供する部分 ( 以下 共同利用部分 という ) とは, 共用部分において, 入居者が居住の用に供するため共同して常時自由に利用する部分であり, 居間, 食堂, 台所, 収納設備, 各居住部分にない設備を共同して利用するための室 ( 浴室, 脱衣室, 洗濯室 ) をいう ただし, 共同利用部分であっても, 事業者など居住者以外の者と共同使用するおそれのある部分及び各居住部分出入口から建物出入口及び共同利用部分までの経路となる部分を除くこと 2 高齢者が共同して利用するため十分な面積を有する場合 とは, 共同利用部分の床面積の合計が,25 m2から各居住部分の床面積 (25 m2未満の場合に限る ) を減じた床面積 (2 人以上の居住を想定している各居住部分については,25m2を上記(1) 2で求めた床面積に置き換えて計算した面積 ) の合計以上であること 7 構造及び設備省令第 9 条に規定する構造及び設備については次の各号に適合するものとする (1) 入居者が利用する台所, 水洗便所, 収納設備, 洗面設備及び浴室 1 台所一般的な炊事をすることが可能な調理設備で, 蛇口, シンク, コンロを備えたも 37

42 第 4 章推進する施策 のとすること 2 水洗便所腰掛式とすること 3 収納設備押入れ, クローゼットなど入居者の衣類等の私物を保管するために建物と一体で整備され, 無理のない姿勢で所持品の出し入れができるものとすること なお, 移動できないよう固定した備え付けのタンス等は収納設備に含むことができる 4 洗面設備蛇口, 化粧鏡, 据付型洗面器を備えたものとすること 5 浴室浴槽及び洗い場を有するものとすること (2) 各居住部分に台所, 収納設備又は浴室を備えていない場合において 共用部分に共同して利用するため適切な台所, 収納設備又は浴室を備えることにより, 各居住部分に備える場合と同等以上の居住環境が確保される場合 の共同利用部分である台所, 収納設備又は浴室 1 共同利用部分である台所共同利用部分である食堂に隣接して配置すること ただし, 共同利用部分である食堂に隣接して設置した上でさらに追加配置する場合はこの限りではない 2 共同利用部分である収納設備入居者全員の所持品を入居者別に収納できるものとすること なお, 各居住部分には収納設備を備えずに, 共同利用部分にのみ入居者の収納設備を備える場合にあっては, 当該収納設備は入居者の衣類等の私物を保管するために適切な大きさを確保し, 入居者が管理できるよう各収納設備に鍵を設けること 3 共同利用部分である浴室ア浴室を備えていない各居住部分の入居者数 10 人に対し個別浴室を1 室以上の割合で備えること イ複数の人数により利用が可能な共同浴室を備える場合は, 一度に利用できる人数 ( 浴槽に入れる人数又はカランの数のどちらか少ない数 ) に10 を乗じて得た数を浴室を備えていない各居住部分の入居者数から減じて, 上記アを適用すること なお, 男女が同時に利用できないものであること 4 その他各居住部分の出入口から共同利用部分である台所, 収納設備, 浴室の出入口までの移動距離は 50m 以内とし, 移動経路は全て屋内とすること ただし, 高齢者に配慮したエレベーターが備えられている場合は垂直方向に係る移動距離を除くことができる また, サービス付き高齢者向け住宅の職員による歩行補助, 見回り等の配慮がされている場合は, 状況に応じて移動距離は 100mを限度に緩和することができる 38

43 第 4 章推進する施策 8 加齢対応構造等規則第 34 条第 1 項第九号の国土交通省大臣の定める基準 ( 平成 13 年国土交通省告示第 1296 号 )1 (6) ロに定める特定寝室の面積算定に当たっては, 各居住部分の出入口から浴室や便所等への経路は原則として参入しないものとすること ただし, 当該経路となる部分であっても, 有効寸法 1,600 mm以上の空間が確保でき, 寝室として利用が見込める場合はこの限りではない 9 共同利用部分である居間及び食堂の規模共同利用部分である居間は入居者の半数, 共同利用部分である食堂は入居者全員が利用できる面積を確保すること なお,25 m2以上の面積 (2 人以上の居住を想定している各居住部分については, 上記 6(1)2より計算した面積 ) を有し, 上記 7(1) に掲げる設備を全て備えている居住部分の入居者は, 共同利用部分である居間及び食堂の算定人数から除くことができる 10 共用廊下 共用廊下 ( 入居者が利用する建物出入口から各居住部分の出入口までの経路及び各居 住部分から共同利用部分までの経路 ) の有効幅員は,1,400 mm以上とすること 付則 1 本基準は, 平成 30 年 4 月 1 日から施行する 2 法第 5 条第 2 項に定める登録の更新に係る住宅については, この基準を適用しない 3 法第 6 条第 1 項に定める登録の申請を平成 30 年 3 月 31 日までに行った住宅については, この基準を適用しない 4 法第 9 条に規定する登録事項の変更事項の届出で, 新たな住戸を追加する場合には, この基準を適用する 5 施行日において, 都市計画法第 29 条又は第 43 条の規定による開発許可又は建築許可申請 ( 開発許可又は建築許可が対象外の場合については, 建築基準法第 6 条第 1 項, 第 6 条の 2 第 1 項又は第 87 条第 1 項の規定による申請 ) が既にされている場合は,5(1) の基準を適用しない ただし, この基準に沿うよう努めること 39

44 第 4 章推進する施策 < 参考 > 住生活基本計画 ( 全国計画 ) の指標から見た茨城県の状況 住生活基本計画 ( 全国計画 ) の指標 : 高齢者人口に対する高齢者向け住宅の割合 2.1%( 平成 26 年度 ) 4%( 平成 37(2025) 年度 ) 茨城県の状況 : 平成 29 年 10 月 1 日現在の高齢者人口に対する高齢者向け住宅の割合は 1.54% となっ ています H29( 現状 ) H37(2025)( 参考 ) 高齢者人口 (A) 810,110 人 862,048 人 高齢者向け住宅 (B) サーヒ ス付き高齢者向け住宅 有料老人ホーム 軽費老人ホーム シルバーハウジング 12,497 人 戸 4,614 戸 6,043 人 1,784 人 56 戸 34,482 人 戸 ( 下欄の割合と した場合の数値 ) 割合 (B/A) 1.54% 4% 資料 : 茨城県常住人口調査 (H ) 茨城県 国立社会保障 人口問題研究所 (H25.3 月推計 ) 養護老人ホームは 住生活基本計画 ( 全国計画 ) において高齢者向け住宅の対象としていないため 本表からも除外 40

45 第 4 章推進する施策 4-3 高齢者の住宅セーフティネットの構築 (1) 公営住宅における生活支援機能の充実 1 集会所等を活用した生活支援サービスの充実地域のニーズに応じて 高齢者等の生活支援を実施するため 地域団体等による生活支援のための各種サービスなどに公営住宅の集会所等の活用を検討します 2 高齢者生活支援施設の併設の検討公営住宅入居者の高齢化に対応するため 将来的な建替え等の際に団地敷地 周辺への生活相談 情報提供窓口 食事 健康維持施設 介護関連施設等高齢者生活支援施設の併設に関する検討を行います また 公営住宅の高齢入居者に対する安否確認等のサービスについても検討を行います 関連する施策 公営住宅への高齢者生活支援施設併設の検討 (2) 公営住宅のバリアフリー化 公営住宅のバリアフリー化の推進県営住宅のバリアフリー化を推進し 高齢者が安心して居住できる環境の整備に努めます 市町村営住宅についても ニーズに応じたバリアフリー化が行えるよう 公営住宅等長寿命化計画策定等の支援や情報提供を通じて住環境整備を促進します 関連する施策 県営住宅のバリアフリー化の推進市町村営住宅の適切な維持管理に対する情報提供 (3) 高齢者への公営住宅の供給 1 真に住宅に困窮する高齢者世帯への公営住宅の供給真に住宅に困窮する高齢者世帯に対しては 優先入居等により 高齢者世帯等の居住の安定確保に努めます また 高齢者向け住宅数の拡充に向け バリアフリー化を進めるとともに わかりやすい情報提供により 高齢者がニーズに応じた住宅の募集に関する情報が得られるよう努めます 41

46 第 4 章推進する施策 2 シルバーハウジングの適切な運営バリアフリー化された公営住宅に日常生活支援や緊急対応等を行うLSA(Life Support Adviser: 生活援助員 ) 等を配置するシルバーハウジング プロジェクトにより整備された県営住宅や市町村営住宅がありますが 引き続き適切な運営を行います 関連する施策 シルバーハウジングの適切な運営県営もみじが丘アパート ( ひたちなか市 ) 29 戸県営桜の郷アパート ( 茨城町 ) 16 戸町営コミュニティーホームあさひが丘 ( 境町 ) 11 戸 42

47 第 4 章推進する施策 4-4 地域支援体制の構築 (1) 介護サービス基盤の強化 各種サービスが連携した包括的な支援の推進医療 介護 予防 住まい 生活支援サービスが包括的かつ切れ目なく継続的に提供されるよう 市町村 保健 医療 福祉等関係団体との調整や情報提供 啓発により地域包括ケアシステムの構築に努めます また 県民ニーズに応じた介護サービスが提供されるよう 広域的な県民意向の収集 情報提供を行います 関連する施策 市町村 保健 医療 福祉等関係団体との調整や情報提供 啓発 (2) 高齢者世帯への居住支援 1 地域の見守り支援活動の促進地域の住民や地域団体等による一人暮らしの高齢者等の安否確認や買い物支援等地域ぐるみで行われている高齢者見守り活動を促進します また 高齢者の生活支援を行っている団体等の情報提供を行います 関連する施策 高齢者の居住支援活動を行っている地域団体等の情報提供 2 在宅医療の促進医療ニーズの高い高齢者が自宅で暮らし続けることができるよう 在宅医療と介護サービスを一体的に提供する体制の整備と 医療 介護関係者の連携を促進します 関連する施策 在宅医療への参入促進切れ目のない在宅医療 介護の提供体制の構築医療依存度の高い利用者に対応できる介護職員等の養成 43

48 第 4 章推進する施策 (3) 情報提供 相談窓口の整備 1 介護支援専門員等の人材育成介護保険等サービス等の向上に向け 介護支援専門員の養成や人材育成に向け研修等の実施を行います 関連する施策 茨城県ケアマネジャー協会等と連携した研修等の実施茨城県ケアマネジャー協会や介護支援専門員等に対する各種補助制度等の情報提供 2 情報のネットワーク化 相談窓口の整備介護支援専門員 高齢者 地域団体等が高齢者向け住宅 施設や 地域支援サービスの情報等必要な情報を容易に入手できるように努めます 関連する施策 高齢者向け住宅 施設や 地域支援に関する情報提供体制の整備茨城県ケアマネジャー協会や市町村を通じた 県民や介護支援専門員 市町村の地域包括支援センター等に対する各種相談窓口に関する情報提供リフォームに関する補助制度や融資制度等のほか 介護保険制度を含めた各種制度の関係団体への情報提供 ( 再掲 ) 44

49 第 5 章計画の実現に向けて 第 5 章計画の実現に向けて 5-1 計画の推進体制 5-2 計画の進行管理 45

50 第 5 章計画の実現に向けて 5-1 計画の推進体制 (1) 県民や関係機関等との連携強化県民 関連団体 地域団体 民間事業者 市町村 県等が連携を強化し 幅広く意見を収集しながら事業の実施を行う体制を構築することが必要です このため 茨城すまいづくり協議会 大好きいばらき県民会議 居住支援協議会などにおいて各主体との連携 協力体制を構築するとともに 県が中心となって 関連機関との連携強化を図ります (2) 県庁内部局間の連携強化本計画における多部局に渡る施策を着実に実施していくため 県庁内では住宅施策と福祉施策が中心となり 関係部局との連携を図りながら着実に取り組みを進めます (3) 市町村の自主的な制度運営の推進高齢者の居住の安定確保に関する法律の改正により 市町村高齢者居住安定確保計画の策定が可能となったことから 市町村自らが まちづくりや医療 介護サービスとの適切な連携の観点からきめ細やかな制度運用ができるよう 市町村高齢者居住安定確保計画の策定を支援するとともに 市町村への権限移譲を推進します 46

51 第 5 章計画の実現に向けて 5-2 計画の進行管理本計画は 超高齢社会において 高齢者が安心して暮らせる住まい 生活環境づくり を目指し 平成 32(2020) 年度までの住宅施策 福祉施策等を設定しています 今後 高齢者を取り巻く環境の変化や 施策の実施状況を確認し 平成 32 年度末までに次期計画の策定を行います 茨城県高齢者居住安定確保計画 平成 30 年度 ~ 平成 32(2020) 年度 国の政策動向関連計画との調和 茨城県住生活基本計画 いばらき高齢者プラン 21 社会環境の変化 高齢者の居住状況 施策の実施状況 平成 32(2020) 年度末までに見直し 47

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