(16 参院選 ) 比例代表の年代別投票先自民公明その他おおさか維新共産民進 7 歳以上 35 6 代 33 5 代 35 4 代 代 4 代 歳 19 歳

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1 17 年 2 月 中北浩爾ゼミナール 若者の自民党びいき 代の政党別支持率を歴史的分析からの考察 社会学部 3 年 (411425u) 今村仁美 目次はじめに第 1 章昨今の若者による自民党支持傾向に関する一般論第 2 章政党別支持率データの分析第 1 節全体の概観第 2 節年代別分析 Ⅰ.196 年代 Ⅱ.197 年代 Ⅲ.198 年代 Ⅳ.199 年代 Ⅴ. 年代以降第 3 章若者の自民党支持の増加をもたらすものおわりに はじめに 16 年 7 月 日に投開票された第 24 回参議院議員選挙では 選挙年齢を 18 歳以上に引き下げて行われた初の国政選挙であり 新たに有権者となった 18 歳 19 歳の投票行動が注目された 各党は近年 若者の支持を拡大すべく 若者戦略に力を入れ 若者向け政策パンフレットや各種イベントなど様々な試みを行っている しかし この参院選結果を見てみると 若者の投票にある傾向が浮かびあがった 時事通信社の出口調査 1 によると 18 歳 19 歳の比例代表での投票先は 自民党が 4.1% 公明党が.8% を獲得し 過半数の支持を与党が得ている その一方で 最大野党の民進党は 18.5% にとどまる結果に終わった また 朝日新聞の出口調査 2 でも 同じく 18 歳 19 歳の比例代表の投票先に関して 自民党が 4% 公明党が % と時事通信社とほぼ等しく 与党で過半数を占めた さらに年代ごとの投票先をグラフに表すと 下記のようになる 意外に思われるかもしれないが 年代が若くなるにつれて自民党に票が集まっているのであ 朝日新聞社の出口調査をもとに作成 る 1 図解 政治 参院選/ 参院選出口調査分析 (16 年 7 月 ) JIJI.COM( 時事通信社 ) 16 年 7 月 11 日 17 年 2 月 13 日参照 歳の半数 比例区で自公に投票朝日出口調査 朝日新聞 DIGITAL( 朝日新聞社 ) 16 年 7 月 11 日 17 年 2 月 13 日参照

2 (16 参院選 ) 比例代表の年代別投票先自民公明その他おおさか維新共産民進 7 歳以上 35 6 代 33 5 代 35 4 代 代 4 代 歳 19 歳 昨今の選挙では このように 代をはじめとする若者の与党志向 自民党志向が見受けられる それに伴い 新聞や雑誌 ネットニュースなどを中心に 若者の自民党支持の傾向が指摘され なぜ というような問題提起がしばしばなされている 15 年には SEALDs に代表されるような安保法制さらには現政権に対して反対デモが大規模に起こるな ど 必ずしも若者が自民党を強く支持しているとは言えない事例も存在するからである 私自身 代の当事者としても 自民党を支持する若者の増加 という声に少なからず違和感を覚えることがある 果たして 若者は本当に自民党を支持しているのだろうか そして支持をしているとするならばそれにはどのような要因があるのだろうか 本稿では 若者による自民党支持の傾向 をテーマに その真偽と要因について 若者の政党別支持率を歴史的に分析する ただし 本稿で取り上げる若者は 代とする 第 1 章でまず 若者の自民党支持傾向に対して 一般的にどのような指摘 要因が提示されているかをいくつかの記事で確認する そして第 2 章では 若者の自民党支持傾向を大きな歴史のなかで分析すべく 時事通信社の世論調査をもとに 1961 年から現在までの政党支持率データを 代と全年代で比較する その後 約 年間ごとに節に分けて細かい分析を行い 時期ごとに若者の政党支持に変化が見られるのかを考察する 最後に 第 3 章では 第 2 章で行った歴史的な分析をもとに昨今の若者の投票傾向をとらえ 本稿の問題提起に対するまとめとしたい 第 1 章昨今の若者による自民党支持傾向に関する一般論 ここでは 代の最近の自民党志向に関して 実際にどのような一般論がなされているかを確認する 取 り上げる題材は 雑誌論文 新聞記事から 1 つずつ選んだ 1 雑誌論文雑誌からは 16 年 月号の中央公論に掲載された 読売新聞編集委員である渡辺嘉久氏による 十代の有権者が自民を支持した理由 を選んだ ここでは 自民党支持の増加を若者の無党派層の増大と結びつけている つまり 読売新聞の出口調査を用い 代の 4% 代の 36% が無党派層であることを述べ そしてその無党派層ほど自民党を支持する傾向にあるという そして なぜ無党派の若者が保守的な投票行動を行うのかという問題に対しては 現代の若者の意識を指摘する 現代の 代の現状維持 保守志向は 今の政治に強い不満はなく 現状を選挙で変えられるとも思わない また 変えることそのものにため

3 らう意識を持っていることが一要因であると指摘されており 自民党への投票も消極的な選択が多いという そしてこのような消極的な投票を積極的なものに変える方法として 知らないことへの不安を解消すること 政治を知ることを提起している 2 新聞記事新聞からは 朝日新聞の 16 年 9 月 日朝刊 若者の与党びいき と題されたオピニオン記事を選んだ 政治学者である平野浩氏 現役高校生の安永彩華さん 社会学者の山田昌弘氏がそれぞれ 若者の与党びいき に関して意見を展開する 平野氏によると 現在の若者は 自民党を選んでいる 3 というより リアルな保革対立の記憶もないため 自民以外は良く知らない 4 という状況であると指摘している 現役高校生の安永さんは 現在の若者には 現状に対して そういうものだ 5 と追認する姿勢がある と感じており その姿勢が 政治において与党を支持する傾向に繫がっているのではないかと述べている そしてそれは決められた規則を押しつけ 疑問を抱かせない学校教育が影響していると見ている 社会学者の山田氏は 前述の渡辺氏の指摘と似ており 現代の若者は現状に満足し 大きな変化を望まない保守的な思考を持っていると述べている それは バブル崩壊以降 失われた 年 と言われたような経済不況のなかで育ったことも関係しているのではないかと思った 以上に見られたように 若者の自民党支持傾向は 若者の 現状を特別に変えたいと思わない 保守的意識が関係している と述べる指摘が多く見られる 若者は純粋に自民党を支持するのではなく 無党派層が多いとしたうえで その無党派が選挙の際には自民党に投票しているのではないか という認識がなされている つまり 消極的な自民党支持なのである そしてこれらの消極的な投票行動の要因には 若者の意識の変化が指摘されることが多く それは一般的な若者論でも見られるような 保守的 現実的 あまりを期待しない 若者の姿である 次章では 若者の自民党支持の増加について 改めて 196 年代以降の政党支持率のデータから 歴史的に検証 分析を行う これにより 若者の意識の変化で語られることの多い若者の自民党支持傾向に 一定の構造を発見することを目的とする 第 2 章データ分析 本論文末の 資料 1 資料 2 は 時事通信社の 時事世論調査特報 の各号をもとに作成したものであ る 時事通信社による内閣支持率や政党支持率に関する調査は毎月行われるが ここでは各年度 1 月の世論 調査を用いた この調査は 全国の市町村を調査対象とし 人の満 歳以上の男女を個別面接聴取法 3 ( 耕論 ) 若者の与党びいき 朝日新聞 16 年 9 月 日 ( 朝刊 )15 面 4 同上 5 同上

4 で調査している ただし 15 年は調査結果が製本中であり入手できなかった まず第 1 節で全体を概観し た後 第 2 節で時期を区分して 分析を行う 第 1 節全体の概観 資料 1 と 資料 2 から 代の政党支持率を全年代の政党支持率と比較すると まず次の 2 つの点が確認される 1 つ目に 代の自民党支持は必ずしも高くないこと 2 つ目に 支持政党なし で表される無党派層が多いこと である 例えば 14 年 17 年にかけて 全年代の自民党支持率は 25% 前後であるものの 代では 15% 程度に留まっている また無党派層も 年では 全年代でも 6% あるが 代は 7% を超えている これらは第 1 章で述べたように 若い有権者は自民党への投票が多くても それは消極的なものであることの根拠となるだろう ただ このような自民党をはじめとする政党への支持が薄いことや無党派層の多さは 現代の特徴ではなく歴史的に継続しているとも取れる さらに深く 代の支持傾向に特徴を探るべく 次節でいくつか時期を分けて分析する 第 2 節年代別分析 Ⅰ. 196 年代講和問題に始まり安保闘争で終わった激動の 195 年代に比べ 196 年代は 池田勇人内閣の 所得倍増計画 に見られるように 政治の季節から経済の季節へ転換した 高度経済成長が進展し 日本が経済大国の仲間入りを果たした時期である このような時代にあって 代の政党支持と全体の政党支持には明らかに大きな違いが見て取れる 自民党と社会党の保革二大政党制が成立した 55 年体制下において 一般的に 若い年代ほど社会党支持が高く 年齢が高くなるにつれて自民党支持率が増加すると言われている 下のグラフを見ても 確かに全年代と比較して 代は自民党支持率が低く またそれに対して社会党支持率が高い これは伝統的に 自民党は資本家 農村層を主な支持基盤とし 社会党は労働者 都市層を主な支持基盤としていたことに起因するだろう しかし 全年代に比べて相対的に社会党支持が多いものの 61 年と 62 年で自民党と社会党の支持率が逆転し それ以後 代においても自民党支持率の方が平均して高かったことには注目に値する そもそも 55 年体制が社会党の再統一に危機感を抱いた保守の大合同が起こり成立したというプロセスからも分かるように 55 年体制成立当初 国民の社会党に対する期待は高かった 55 年体制下初の 1958 年の選挙では 自民党が議席を 1 減らしたのに対し 社会党は議席を 8 増やし また 自民党への投票率がほとんど変化なかったのに対し 社会党は 万人近く票を増やした さらに 自民党の支持者が比較的高齢だったのに対し 社会党の投票者は 代が最も高かったこともこれからの社会党の成長を予感させるものであった しかしそれにもかかわらず 実際は 196 年代に入るとすでに社会党は停滞を始めたのである どうして社会党は停滞し 若者の支持を減少させてしまったのだろうか 社会党の弱さは 第一に 社会党は有権者の広い支持を継続できなかったことが挙げられる 195 年代

5 の社会党の躍進は総評の全面協力によるものであり 労組依存体質から抜けられなかったのである 第二に 党内対立の激しさ そして第 3 に 戦略面 政策面での甘さである 国民の関心を捉えたのは 敗戦の記憶がまだ新しかった時代に 社会党の平和 護憲路線が支持されたからであり 徐々に自民党が 改憲 を封印し始め また高度経済成長期に入り 国民の意識が変わってくるにつれて 社会党のようなイデオロギー政党は支持をのばせなくなったのである 前述した 1958 年の総選挙での躍進を最後に 社会党は二度とこれを再現できなかった 野中尚人は 本格的に対抗する野党の不在という状況の下で 自然に受けいれられた政権 これこそが自民党の一党優位体制の意味したものだった 6 と述べている 代に注目すると 196 年代において保革は 伯仲 し 他の年代に比べて社会党の支持率は高かった ただこの後 社会党の支持が低迷を続けることを考えると 5 年前のこの社会党の停滞は 現代に通じる自民党の強さのはじまりとも取れる 代の政党支持率 自民党 社会党 民社党 公明党 共産党 支持政党なし内閣支持率 支持率 (%) 全体の政党支持率 Ⅱ.197 年代 197 年代は 石油危機を経験して高度経済成長から安定成長に移行した時期であり 政治面では 田中角栄内閣のもとで自民党政治の利益誘導政治 それに伴う政治汚職が問題となった この時期になると 6 年代から始まった社会党の低迷が顕著になり 代の社会党の支持率は 15% 前後で推移し ついに全年代と変化が見られなくなった 6 野中尚人 自民党政治の終わり 筑摩書房 8 年 184 頁

6 そして注目すべきは 自民党支持層と支持政党なし層との関係である 196 年代後半から 7 年代前半にかけて 全年代において自民党の支持率は軒並み低下し 対して支持政党なし層の比率が伸び始める そのなかで 代では 他の年代に先駆けて支持政党なし層が急増した 全体では支持政党なし率と自民党支持率が近づき 197 年代半ばから拮抗しているのに対し 代においては 支持政党なし率が自民党支持率を 197 年代前半には追い抜き それ以降 差を広げていったのである これはこの時期に かつて自民党支持であった若者が無党派層に流れていったことを表している 高度経済成長によって 農村労働者が都市部へ流入し 農村を基盤とする自民党に危機感をもたらした だが 労働者が都市部に流れたとしても それが 都市部の労働者を主な支持基盤とする社会党の支持に向いたわけではなく 浮動票 となった このような無党派層の増大に対して 1972 年には 自民党基本問題懇談会が報告書を作成し 政治についての知識も関心もない伝統的な政治的無関心型に対して 政治の知識や関心がありながら既成政党に失望し 是々非々的に政党を選ぶ独立型の支持なし層が増えている 7 と指摘している 現代にも見られるこの傾向がすでに 197 年代前半においても指摘されており また このような新たな動きは若者がいち早く反応するのである そして この流れを後押しするように 石油危機から始まる狂乱物価 ロッキード事件に見られた金権腐敗 党内の派閥抗争などが国民の強い批判を浴びるようになる グラフからも見られるように 7 年代前半から 自民党の支持率は低下していった 与野党伯仲の時代とも言われ 野党のなかで特に共産党の躍進が注目された 高度経済成長がもたらしたひずみが社会問題として表面化する時期であり 代において共産党の支持が顕著に増えたのは 若者の現状の打破を目指す革新的な性格ゆえだろうか ただ 自民党の支持率の低下がそのまま野党の支持に結ぶのではなく 無党派層に流れる構図は変わらず 野党の弱さを示すものであった 代 全体 7 中北浩爾 自民党政治の変容 NHK 出版 14 年 86 頁

7 Ⅲ.198 年代 198 年代は 自民党にとって与野党伯仲の危機を一旦乗り越え 再び中曽根政権の高支持率を維持したように 自民党政権の安定をみせた時代であると言われている 全年代のグラフにおいて 内閣支持率 自民党支持率が % 以上の高い水準で安定している しかし 代においては 自民党支持率は % 前後 内閣支持率も 25% 程度と全体と比べ % ほど低い水準となっている 一般的に 中曽根政権下での 1986 年 衆参ダブル選挙において 自民党は前回より 45 議席を増やし 議席を獲得するという歴史的な大勝をおさめたように 自民党がついに農村党を脱し 都市部で多様な価値観を包括する政党になったと評価する声もある しかし このような自民党の包括政党化には 強固な派閥の存在があった 派閥によって 同じ党であっても多様な意見を受け入れることが出来ると同時に 金権政治や政治汚職の原因となりうるものであった 198 年代半ば 内閣支持率の高さに対して自民党支持が低いのは 自民党政治に対する一種の抵抗の表れかもしれない 季武嘉也 武田知己は このとき 自民党に代わって政権を担うに足る党があれば 政権はその党に移動していたかもしれない 8 と指摘している しかし実際 そのような 政権を担うに足る 政党はなく マルクス レーニン主義から社会民主主義路線に転換した社会党も 支持をのばすことは出来なかった 特に 代において 8 年代半ばに内閣支持率が高まったものの 自民党の支持率は低水準で横ばいであるのは 自民党の派閥を重視した利益誘導政治に対して不満を持っていたということであろう 198 年代後半 リクルート事件で派閥政治の問題点が明るみに出ると 一気に内閣支持率は下がっていった 7 年代と同じく 自民党への支持が低下するにつれて無党派層が再び上昇した 代に対し 全年代では内閣支持率は下がったものの 自民党支持率と支持政党なし率はほぼ横ばいであることと違いが見て取れる 若者の政党支持は 他の年代と比べて固定化しているわけではなく スキャンダルや経済状況などで流動化しやすいことが見て取れる 代 5 4 全体 4 Ⅳ.199 年代 199 年代以降 日本の政治は 政界再編 の時代に突入する 1993 年 1955 年から 38 年間続いた自民 8 季武嘉也 武田知己編 日本政党史 吉川弘文館 11 年 28 頁

8 党一党優位体制が崩れたこと また 1994 年には ついに選挙制度改革が実施され 小選挙区比例代表並立制が導入されたこと この 2 つが大きな要因となって不安定な政党システムへと変化した この政治の変化は 下の支持率のグラフからも見て取れる 1993 年から数年間は 自民党支持率と内閣支持率が逆の動きをしている これはまさに 自民党が下野し 日本新党を中心とする野党連合による新たな政権が誕生したことを示している Ⅲで見たように 8 年代半ば 自民党は行政改革を柱に高い支持率を確保したが その一方で 派閥や個人後援会組織の強化をもたらし 数々の不祥事の温床となっていく 自民党に対する世論の反発は厳しくなり 自民党内部でも政治改革の必要性が唱えられるが この政治改革をめぐって自民党が分裂 選挙での敗北を経て政権から転落した 新政権に対する期待度は高く 内閣支持率は一旦急増し 93 年から 94 年にかけて 代 全年代の両者とも % 以上の支持率上昇を見せている しかし 次の 94 年から 95 年にかけては再び支持率は減少 同時に無党派層も大幅に増加した 96 年には 代の 8% 近くが支持政党なしを選択する事態となった この数年の変化は 有権者の新たな政治への期待と失望の表れであると考えられる 93 年に非自民 非共産で成立した細川内閣は 早々に内部対立に苦しみ 細川首相の汚職関与疑惑が持ち上がると突然退陣をした 次の羽田内閣も短命に終わり そして 94 年に誕生した村山内閣は自民党 社会党 さきがけの連立内閣である 長年 対立していた自民党と社会党の連立には世論の抵抗感も大きく この時期に急増した無党派層にはかつての自民党支持者も多かったと言われている 自民党を離れた有権者の行く先がなかったのである 若者はこのような政治の変化に敏感に反応し 影響されやすい それにより 前述したような 無党派が 8% 近くを占める状態になってしまうのである 村山内閣発足時に下野した勢力で結党した新進党の台頭に危機感をつのらす自民党は 当時国民に人気のあった橋本龍太郎を首相に据える 全年代においては自民党支持の低下は落ち着いたように見えるが 代においては自民党の支持率の低下は深刻であった 9 年代後半になると 新たに成立した民主党が存在感をしめすようになり 低迷が続く自民党政権を脅かすようになった そしてこのような自民党の危機に 救世主 にして破壊者 9 として現れたのが 自民党をぶっ壊す と叫ぶ小泉純一郎である 代 赤 : 民主党紫 : 新進党 自由党 全体 9 野中尚人 自民党政治の終わり 筑摩書房 8 年 59 頁

9 Ⅴ. 年代 (3 年代 ) 年代の政治で特筆すべき事柄は やはり 9 年の政権交代 であろう そしてこの政権交代は 9 年代後半に成立した民主党の成長 そして 2 年からの小泉政権によって準備されたといっても過言ではない 新進党の解党 社会党の消滅によって光を浴びるようになった民主党は 9 年代校後半から着実に勢力を広げっていった また 安定した経済成長に基づき 強固な派閥やグループで多様な価値観や利益を吸い上げる自民党政治は バブル崩壊によって行き詰まりを見せ そのなかで成立した小泉政権は 自民党の伝統とも言える派閥を ぶっ壊す ことに注力した しかし小泉政権の後半から 格差社会 が問題になり始め 跡を継いだ安部政権や福田 麻生政権は 抜本的な打開を見せることができずに自民党の支持率の低下が深刻となる そして 9 年 ついに自民党は民主党に大敗北を喫した この政権交代の背景には 3 つの要因を見出す 1 つ目に 中選挙区制から小選挙区比例代表制への選挙制度改革 2 つ目に有権者の意向の変化 つまり 選挙ごとに様々な勢力を支持する気まぐれな無党派層の存在 そして 3 つ目は 民主党という自民党からの受け皿となる野党の存在 である しかし このように華々しく誕生した民主党政権も政策の実行力不足や財源問題 東日本大震災への対応などで支持を下げ 12 年再び自民党の復活を許してしまったのである そして 政権復帰した自民党は再び安倍晋三を首相に選び 現在に至る 代赤 : 民主党 民進党 2 3 年 4 年 5 年 6 年 7 年 8 年 9 年 年 11 年 12 年 13 年 14 年 15 年 16 年 17 年 年 4 年 5 年 6 年 7 年 8 年 全体 9 年 年 11 年 12 年 13 年 14 年 15 年 16 年 17 年 第 3 章若者の自民党支持の増加をもたらすもの ここまで 196 年代 197 年代 198 年代 199 年代 ( 2 年 ) 年代 (3 年 ) の5 つの時期に区分し 代の支持政党傾向について分析を行ってきた ここで各年代を改めて振り返る 6 年代は 代の社会党の高支持率が特徴だったものの 社会党のイデオロギー的性格や労組依存体質の改善が進まない中で 日本経済の進展に伴い 支持を減少させていった 7 年代は 農村から都市への人口移動が活発に行われ このような新しい社会の変化は無党派層の増大につながった 8 年代は 全ての年代の傾

10 向として中曽根政権に対する高支持率が続いたが 代の有権者における自民党支持率は低いままであった そして 9 年代の政界再編の時代に入り 55 年体制が崩れると 代の自民党支持率は長らく落ち込むこととなった かつて対立関係にあった自民党と社会党が連立政権を発足させた 94 年には 世論の抵抗感を生み 無党派層が急増した 21 世紀に入ると 小泉政権が高い支持率を確保する一方で 既存の自民党システムを壊したために 派閥に基づく自民党政治は揺り動かされるようになった その一方で勢力を伸ばしつつあった民主党は 自民党から漏れた有権者の受け皿となることに成功し 9 年の政権交代に繫がる 本章では 以上の歴史的背景を踏まえ 改めて 本稿のテーマである 若者による昨今の自民党人気 について考察する 資料 1 資料 2 の全体のグラフでも概観したように 個別のデータ上でも 他の年代に比べて 代が特に強く自民党を支持しているということはなかった 196 年代から各年代平均して 代の自民党支持率は全年代より 5~% 低く 内閣支持率も 5~% ほど低くなっている つまり 若者の政党支持意識は伝統的に薄く 選挙のたびに様々な選択を行う 気まぐれな 有権者である 選挙結果はこのような無党派層の票がどう動くかが大きな影響を及ぼすのである 無党派層が自民党を選ぶ要因に関して 一般的には第 1 章で述べたような 若者の意識の変化が言われるが 歴史的にデータを振り返ると以下の 2 つの主張が出来る 第一に 無党派層はもともと自民党支持層であり 自民党の対抗勢力としての野党が存在しない場合は 自民党に反発し自民党の支持を離れて無党派層としながらも 選挙 ( 政党を選ばなくてはならないとき ) では自民党を選ぶ ということ 第二に 有力な野党が存在する場合は 無党派層は一度そちらに流れるが 一度失望をすると すぐに無党派層 ( 根本的には自民党支持 ) に戻ってしまう ということである 第一の主張に対しては 代のグラフにおいて 自民党の支持率が下がると支持政党なし率があがる という関係性がしばしば見られることが根拠となっている 第二の主張に対する根拠は 年代に民主党が台頭してきた 2 年 8 年にかけては無党派層が漸進的に下がっているのに対して 9 年を境に再び無党派層が増加している点である 実際は 12 年まで民主党政権であったにも関わらず 民主党の支持率は下がり かわりに支持政党なしの比率が上昇し始めたのである おわりに

11 本稿は 昨今しばしば話題となる 若者の自民党支持の増加 について関心を持ち その真偽と要因について政党別支持率のデータから考察を行った 第 1 章では このような若者の自民党支持傾向に関しての一般論を取り上げた ここでは 若い有権者の多くが無党派層として選挙の際に自民党を支持している現状と 若者が 現状に満足 特に変えようと思わない というような保守的な意識を高めている という主張を確認した これを踏まえて第 2 章では 代の政党別支持率と全年代の政党別支持率のデータを比較し 歴史的に若者はどのような政党支持を行っているのかを考察した これにより 第 3 章で述べたような 2 つの意見を主張する 第一に 無党派層はかつての自民党支持層であり 与党の対抗勢力がないとしての野党がない場合は 自民党に投票すること また第二に 固定の支持政党がない分 社会や政治の変化や事件などの政局に敏感に反応をするということである 共通するのは 与党に抵抗しうる野党の存在の有無 である 本稿の論を踏まえて 今後の若者の政党支持を考えてみると 現状として 民進党もかつての民主党のような勢いはなくなり 与党に対抗しうる野党は存在しない政治状況である このような状況が続く限り 若者の大半は無党派層でありながら 選挙の際には自民党に票が集まる という状況がしばらく続くであろうと思われる * 参考文献岡田一郎 日本社会党 その組織と衰亡の歴史 新時代社 5 年 時事通信社編 戦後日本の政党と内閣 国民経済新聞社 1981 年 時事通信社 中央調査社編 日本の政党と内閣 時事通信社 1992 年 時事通信社 時事世論調査特報 各号 季武嘉也 武田知己編 日本政党史 吉川弘文館 11 年 野中尚人 自民党政治の終わり 筑摩書房 8 年 中北浩爾 自民党政治の変容 NHK 出版 14 年 渡辺嘉久 十代の有権者が自民を支持した理由 中央公論 16 年 月号

12 代の政党支持率の推移 支持率 (%) 年 1963 年 1965 年 1967 年 1969 年 1971 年 1973 年 1975 年 1977 年 1979 年 1981 年 1983 年 1985 年 1987 年 1989 年 1991 年 1993 年 1995 年 1997 年 1999 年 1 年 3 年 5 年 7 年 9 年 11 年 13 年 15 年 17 年 自民党民主党社会党民社党 公明党共産党支持政党なし内閣支持率 資料 1 代の政党支持率の推移 (196 年 17 年 ) 時事通信社の 時事世論調査特報 各号より作成 全体の政党別支持率の推移 支持率 (%) 年 1963 年 1965 年 1967 年 1969 年 1971 年 1973 年 1975 年 1977 年 1979 年 1981 年 1983 年 1985 年 1987 年 1989 年 1991 年 1993 年 1995 年 1997 年 1999 年 1 年 3 年 5 年 7 年 9 年 11 年 13 年 15 年 17 年 自民党民主党社会党民社党 公明党共産党支持政党なし支持率 資料 2 全年代の政党支持率の推移 (196 年 17 年 ) 時事通信社の 時事世論調査特報 各号より作成

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