多摩川 荒川および両河川に挟まれた都市部におけるイタチの生息状況 ( 須田 逸見 管野 鈴木 小林 ) 図 1 調査対象とした荒川本流と多摩川本流の流路 ( 実線 ) と調査区間の位置 ( ) A: 正喜橋 - 玉淀大橋 B: 植松橋 - 荒川第二水管橋 C: 荒川大橋 - 熊谷大橋 D: 久下橋
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1 地球環境研究,Vol.16(2014) 多摩川 荒川および両河川に挟まれた都市部におけるイタチの生息状況 須田知樹 逸見紀章 管野 恵 鈴木 翔 小林 郁 キーワード : イタチ 荒川 多摩川 分布 食性 1. はじめに多摩川と荒川の両河川は源流部を奥多摩 奥秩父という連続する山塊に持つ これを哺乳類の生息地という観点から見ると 奥多摩 奥秩父という面的広がりを持つ生息地から 多摩川 荒川河川敷という線的な生息地が延伸している形状となる 環境省が実施している自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性情報システム biodic.go.jp/j-ibis.html) によれば 中小型食肉目は 近年 首都圏中心部へと分布を広げている この足がかりとなっているのは 都市域における緑化の推進や 水質および水中生物 河川敷を含む河川環境の改善であると推測される すなわち 多摩川 荒川は 山地帯から都市へと中小型食肉目が分布を広げる際の貴重な経路ならびに生息地となっている可能性が高い 都市域へと分布を拡大しつつある哺乳類と人との共存の形については 別途 議論を要するが 都市域に哺乳類個体群が安定的に存続する同所的共存はその 1 つの形であろう 都市生態学的観点から言えば 野生動物が都市域に生息することはヒトとの軋轢を生じさせ コヨーテ (Canis latrans) など比較的大型の食肉類が都市域に分布を広げている北米においては (Poessel et al. 2013) 都市域における野生動物管理は喫緊の課題となっている (Adams et al. 2006) 我が国においても 浦口 高橋 (1998) が 北海道札幌市の住宅地域へのキツネ (Vulpes vulpes) の頻繁な出没を報告していることから 近い将来 北米と同様の問題が生じる可能性は極めて高いが 江戸期には現在の東京 23 区縁辺まで少なからぬ哺乳類が生息していたこと ( 古林 筱田, 2001) を考えれば 自然復元の観点からから言って 同所的共存は望ましい形と言えるのではないだろうか 加えて より多くの個体が維持される同所的共存は 進化学的 保全生態学的観点からも価値が高い 都市域において安定的に哺乳類個体群が存続するため 立正大学地球環境科学部 には ボトルネック効果が生じない個体数が維持され かつ個体間の遺伝的交流が保証されること すなわち生息地と個体が連続的に分布していることが重要である したがって 豊富な植被を維持しながら山地帯から連続的に延伸する荒川と多摩川の河道および河川敷は 哺乳類の分布拡大の足がかりとなっているだけで無く 都市域における哺乳類個体群の安定的維持に多大な貢献を果たすと考えられる そこで本研究では まず 両河川の上流部から河口までの河道沿いにイタチ (Mustela itatsi) の分布の連続性と 両河川に挟まれた都市域に散在する植生におけるイタチの分布を把握し これらのイタチの分布情報から東京都市域におけるイタチ個体群の現状を推測した 加えて イタチの分布確認の際に採集した糞の内容物を分析し イタチの食性と生息環境の関連性を考察した 2. 調査地と方法 ⑴ 調査地荒川は奥秩父を源流とし 東京湾に流れ込む全長 173km 流域面積 2940km 2 の河川である 周辺環境は山地から平地へと移り変わり それに伴い自然的環境から都市的環境と変化していく 本研究では 山地から平地へと地形が変化する埼玉県寄居付近から河口までを調査対象とした ( 図 1 ) 多摩川は源流を山梨県に持ち 東京都と神奈川県の県境を流れ東京湾にそそぎこむ全長 138km 流域面積 1240km 2 の河川である 荒川と同じく 上流から下流へと向かって 山地から平地へと移り変わるにつれて 自然的環境から都市的環境へと周辺環境が変化する 本研究では やはり荒川と同じく山地から平地へと地形が変化する東京都青梅市付近から河口までを調査対象とした ( 図 1 ) 荒川と多摩川は それぞれ埼玉県と東京都を東西に 37
2 多摩川 荒川および両河川に挟まれた都市部におけるイタチの生息状況 ( 須田 逸見 管野 鈴木 小林 ) 図 1 調査対象とした荒川本流と多摩川本流の流路 ( 実線 ) と調査区間の位置 ( ) A: 正喜橋 - 玉淀大橋 B: 植松橋 - 荒川第二水管橋 C: 荒川大橋 - 熊谷大橋 D: 久下橋 - 大芦橋 ) E: 糠田橋 - 御成橋 F: 太郎右衛門橋 - 樋詰橋 G: 上江橋 - 治水橋 H: 幸魂大橋 - 笹目橋 I: 鹿浜橋 - 新荒川大橋 J: 堀切橋 - 四ツ木橋 K: 船堀橋 - 葛西橋 ( 以上荒川 ) 1 : 神代橋 - 万年橋 2 : 万年橋 - 多摩川橋 3 : 多摩川橋 - 羽村大橋 4 : 羽村大橋 - 多摩橋 ₅ : 多摩橋 - 睦橋 ₆ : 睦橋 - 拝島橋 ₇ : 拝島橋 - 立日橋 ₈ : 立日橋 - 日の橋 ₉ : 日の橋 - 関戸橋 1₀: 関戸橋 - 多摩水道橋 11: 多摩水道橋 - 丸子橋 12: 丸子橋 - 多摩川大橋 13: 多摩川大橋 - 大師橋 ( 以上 多摩川 ) 破線は県境 太実線は海岸線 流れるので 本研究では 北を荒川 南を多摩川で挟まれた埼玉県と東京都の地域で 東を東京環状八号線 西を国道 16 号線で区切った扇形の調査対象地を設定した ( 図 2 ) 東西をそれぞれの道路で区切ったのは 東京環状八号線以東は東京都市域中心部になり 緑地が著しく減少するためであり 国道 16 号線以西は多摩丘陵や狭山丘陵などが連なり 緑地面積が著しく増加化するためである 調査対象地における環境省の自然環境保全基礎調査第 ₆ 回 第 7 回の植生調査ファイル ( を用いて 植生状態を森林 ( 広葉樹林 植林 果樹園 残存 植栽樹群を持った公園 基地等 ) 草原( ゴルフ場 芝地 河川敷 砂礫地植生 牧草地 水田雑草群落 ) その他 ( 市街地 工場地帯 造成地など ) の ₃ つに分類し ここから 5 ha 以上の連続した森林を抽出し 調査地とした ( 図 2 ) これらの処理には ArcGIS を使用した ⑵ 糞の探索と糞内容物分析荒川および多摩川におけるイタチの糞の探索にあたっては それぞれの河川を横切る橋を用いて 調査対象地を区間に区切り 各区間の遊歩道などを中心に踏査した 踏査時期は 荒川では2008 年 5 月 ~10 月 多摩川では2010 年 7 月 ~12 月である 荒川 多摩川それぞれの河川で区切った区間と延べ踏査距離は以下の通り 図 2 都市部におけるイタチの分布調査対象とした地域 網かけ部分は GIS により抽出された ₅ ha 以上の連続する森林 GIS のデータベースには環境省の自然環境保全基礎調査第 ₆ 回 第 ₇ 回の植生調査ファイル ( htlm) を用いた である ( 図 1 ) 荒川 ( 上流側区切り橋名称 - 下流側区切り橋名称 ( 延べ踏査距離 km)): 正喜橋 - 玉淀大橋 (3.7) 植松橋- 荒川第二水管橋 (2.3) 荒川大橋- 熊谷大橋 (10.6) 久下橋 - 大芦橋 (20.8) 糠田橋- 御成橋 (11.5) 太郎右衛門 38
3 地球環境研究,Vol.16(2014) 橋 - 樋詰橋 (7.9) 上江橋- 治水橋 (15.0) 幸魂大橋- 笹目橋 (8.4) 鹿浜橋- 新荒川大橋 (8.7) 堀切橋- 四ツ木橋 (5.8) 船堀橋- 葛西橋 (6.7) 多摩川 ( 上流側区切り橋名称 - 下流側区切り橋名称 ( 延べ踏査距離 km)): 神代橋 - 万年橋 (1.0) 万年橋- 多摩川橋 (2.1) 多摩川橋- 羽村大橋 (5.6) 羽村大橋- 多摩橋 (2.9) 多摩橋- 睦橋 (2.0) 睦橋- 拝島橋 (4.3) 拝島橋 - 立日橋 (6.3) 立日橋- 日の橋 (0.6) 日の橋- 関戸橋 (5.5) 関戸橋- 多摩水道橋 (12.4) 多摩水道橋- 丸子橋 (11.0) 丸子橋- 多摩川大橋 (4.0) 多摩川大橋- 大師橋 (7.0) 荒川と多摩川に挟まれた都市部においては 前述の方法で抽出された全ての調査地を踏査して イタチの糞を探索した 踏査時期は2012 年 5 月 ~10 月である いずれの調査地においても 糞を発見した際の取り扱いは同様で 現地にて糞の長径と短径を計測し GPS (GARMIN 社製 etrex venture) を用いて発見場所の緯度 経度を記録後 糞を採集し 研究室に持ち帰った 荒川 多摩川および両河川に挟まれた地域において採集したイタチの糞を供試試料として 糞内容物分析を用いて食性を明らかにした 糞内容物分析に際しては 採集した糞を70% エタノールで消毒した後 0.5mm メッシュの篩上で糞をほぐしながら洗浄し その残渣物を実体顕微鏡下で観察 仕分けした 仕分け項目は 動物質 7 項目 すなわち哺乳類 鳥類 両生は虫類 魚類 昆虫類 水性甲殻類 軟体動物 植物質 ₃ 項目 すなわち同化部 非同化部 種実類 その他 ₃ 項目 すなわち石 人工物 不明の計 13 項目である 量的評 価方法には重量パーセント法を用い 項目ごとの乾燥重量が全項目の乾燥重量合計に占める割合 (%) を求めた すなわち 次式の通りである 項目 A の重量パーセント= 項目 A の乾燥重量 (gdm) / 全項目の乾燥重量合計 (gdm) 結果 ⑴ 荒川および多摩川沿いのイタチの分布荒川河道沿いに採集した単位距離あたりのイタチの糞数 (n/km) を図 ₃ ( 左 ) に示す 上流から下流に向かって概ね糞数が減少する傾向が見られ 最も河口に近い区間 ( 船堀橋 - 葛西橋 ) では糞は採集されなかった このことから 荒川およびその河川敷を利用して 中小型食肉目が東京都区部まで分布しているが 東京湾近くの河口部までは到達していないことが分かった なお イタチの糞などの生活痕跡と個体群密度の関係を定量的に検討した研究例は無いので 本研究で得られた単位距離あたりの糞数とイタチの生息個体数を直接関連づけることはできない しかし 多くの哺乳類において 生活痕跡と個体群密度は 一般的に正の相関関係にあることが知られているので ( 例えば Tyson 1959, Overton 1969, 林 1997) 荒川河道沿いにおけるイタチの個体群密度も 上流から下流に向かって減少傾向にあると捉えて差し支えないだろう 多摩川河道沿いに採集した単位距離あたりのイタチの糞数 (n/km) を図 ₃ ( 右 ) に示す 多摩川におけるイタチの単位距離あたりの糞数の上流から下流に向かっての変化は 荒川とは異なり 上流部にあたる万年橋 図 3 荒川 ( 左 ) および多摩川 ( 右 ) 本流の河道沿いに採集したイタチの糞数 (n/km) 橋 - 橋は踏査区間名 () 内の数値は延べ踏査距離 (km) 39
4 多摩川 荒川および両河川に挟まれた都市部におけるイタチの生息状況 ( 須田 逸見 管野 鈴木 小林 ) 占めたが 植物の非同化部については 種実類を採食した際に混食されたものがほとんど思われる すなわち 荒川に生息するイタチは 昆虫類 種実類を主要な食物として これに多少の哺乳類が加わると考えられた 多摩川においては 全区間で採集した54 個の糞を 糞内容物分析の対象とし さらに踏査区間毎に集計し 表 2 に示した 多摩川に生息するイタチの食性を見てみると 区間毎のばらつきは見られるものの 昆虫類 種実類が主要な食物となっている点では荒川のイタチの食性と共通するが 区間によっては甲殻類や両生は虫類が多くの乾燥重量比を占める場合もあり 荒川で 図 4 都市部の ₅ ha 以上の連続する森林の内 イタチの糞が採集された場所 森林の名称は緑地 公園等の名称 ( ) 内の数値は採集したイタチの糞数 - 神代橋間で1.0 糞 /km と少なく 中流部にあたる日の橋 - 立日橋間で最大値 3.7 糞 /km となり 多摩水道橋より下流では 糞は採集されなかった 上流部で単位距離あたりの糞数が少なくなったのは 台風通過直後にこの区間を踏査したため 風雨 増水等により 糞が流出したためと考えられる ⑵ 荒川および多摩川に挟まれた都市部におけるイタチの分布抽出された 5 ha 以上の連続した森林は177 箇所であった ( 図 2 ) この内 イタチの糞が採集された森林は ₈ 箇所で ( 図 ₄ ) 都立浮間公園で 1 個 第二赤坂浄園で 2 個 所沢航空記念公園で ₆ 個 武蔵野公園で 1 個 国営昭和記念公園で 2 個 国分寺公園で 2 個 国分寺緑地黒鐘公園で 1 個 石神井公園で 5 個の 計 20 個の糞が採集された 糞を採集することができた森林の位置を見てみると 荒川ないし多摩川に比較的近い森林 ( 都立浮間公園 第二赤坂浄苑 武蔵野公園 国分寺緑地黒鐘公園 国分寺公園 国営昭和記念公園 ) がある一方で 所沢航空記念公園と石神井公園は両河川のほぼ中間に位置していた ⑶ 荒川 多摩川 および両河川に挟まれた都市域に生息するイタチの食性荒川においては 荒川河道沿いに採集したイタチの糞の内 植松橋から大芦橋までの区間で採集した 28 個を 糞内容物分析の対象とした 荒川に生息するイタチでは 昆虫類と種実類が主たる食物項目で この 2 つの項目で約 70% の重量パーセントを占めた ( 表 1 ) 次いで 植物の非同化部と哺乳類がそれぞれ約 ₈ % ずつ 昆虫類 種実類に次ぐ主要な食物であった哺乳類が占める割合は低かった 荒川 多摩川に挟まれた都市域におけるイタチの糞内容物分析の結果を 採集した森林ごとに集計して表 ₃ に示した 都市域におけるイタチの糞内容物からは 荒川 多摩川におけるイタチの糞内容物と異なり 哺乳類 鳥類 両生は虫類 魚類といった脊椎動物が検出されず 動物質として出現したのは昆虫類と甲殻類のみであった また 種実類が占める割合が高いことも都市域における食性の共通点として見られ 第二赤坂浄園では約 12% と低いものの 都立浮間公園では約 50% その他の場所では80% 以上の重量パーセントを占めた 表 1 荒川におけるイタチの糞内容物 ( 重量 %) は出現せず 分析区間 植松橋から大芦橋 n 28 動物質 哺乳類 8.4 鳥類 0.8 両生は虫類 1.9 魚類 1.1 甲殻類 4.8 昆虫類 36.4 軟体動物 植物質 同化部 0.7 非同化部 8.9 種実類 33.1 その他 人工物 1.2 石 その他
5 地球環境研究,Vol.16(2014) 表 2 多摩川におけるイタチの糞内容物 ( 重量 %) は出現せず 区間名 神代橋 万年橋 万年橋 多摩川橋 多摩橋 睦橋 睦橋 拝島橋 拝島橋 立日橋 立日橋 日の橋 日の橋 関戸橋 関戸橋 多摩水道橋 n 動物質 哺乳類 鳥類 0.0 両生は虫類 魚類 甲殻類 昆虫類 軟体動物 植物質 同化部 非同化部 種実類 その他 人工物 石 その他 表 3 荒川と多摩川にはさまれた都市部おけるイタチの糞内容物 ( 重量 %) は出現せず 森林名 都立浮間公園 第二赤坂浄園 国分寺緑地黒鐘公園 武蔵野公園 国営昭和記念公園 国分寺公園 石神井公園 所沢航空記念公園 n 動物質 哺乳類 鳥類 両生は虫類 魚類 甲殻類 昆虫 軟体動物 植物質 同化部 非同化部 種実類 その他 人工物 石 不明 考察本研究の結果から 荒川および多摩川の河川敷に沿ってイタチが生息するが 両河川の河口まで連続するのでは無く 荒川においては堀切橋付近 多摩川においては丸子橋付近が分布末端となっていることが分かった 両河川におけるイタチは昆虫類 種実類を主要な食物としており これらの食物が植被によって保証されるものであることを考えると 生息末端より下流での植被の減少が原因と考えられる 加えて 多摩川においては 甲殻類も主要な食物となっていることから これを採食可能 な浅瀬等の環境も 河口付近で減少していると考えられる 本研究においては 河川敷における植被の量的変化やそれに伴う昆虫類 種実類の増減 同様に甲殻類の生息に好適な環境と現存量については定量していないので 両河川におけるイタチの分布の限界を決定する要因については今後の課題としたい 荒川 多摩川両河川に挟まれた都市域におけるイタチの分布を見てみると 両河川から比較的近い森林に分布していることが分かった このことは 河川敷に分布する個体群を起源として 分散可能な距離に位置する森林 41
6 多摩川 荒川および両河川に挟まれた都市部におけるイタチの生息状況 ( 須田 逸見 管野 鈴木 小林 ) へと個体が分布を拡大した結果と考えられる 東 (1988) 藤井 (1997) によれば イタチの行動圏における長径は最大 5 km 程度である 本研究においてイタチの生息が確認された森林のほとんどが 荒川および多摩川の本流からほぼ 5 km 以内に位置するので この解釈は適当であろう しかしながら 両河川から 5 km 以上離れた所沢航空記念公園 石神井公園においてもイタチの生息が確認されている 両森林の近隣には 石神井川 入間川支流がそれぞれ流れており 支流河道がイタチの移動経路として利用されていると推測されるが 支流河道沿いにおける同様の調査を行ったうえで再度検討したい 都市域の森林におけるイタチの食性については 種実類が主要食物になっている点が特徴であった 河川敷においても都市域の森林においても 初夏から晩秋にかけて糞の探索を行っているので 調査時期が影響した結果とは考えにくい イタチは生息地内で相対的に入手しやすい食物を多く採食する傾向があることが指摘されているから ( 藤井ら 1998) 都市域の森林においては種実類が相対的に容易に採食可能な食物であったということであろう イタチの生息を容易にする都市域の森林環境についてはさらに情報を蓄積する必要があるが 本研究からは 種実類の豊富な存在が イタチの生息にとって有益であるということは確実に考えられる これまでの議論を踏まえた上で 多くの野生動物において分布中心から縁辺に向かって密度分布が減少すること (Morrison 2002) をあわせて考えると 荒川および多摩川に生息するイタチは その分布中心を奥秩父および奥多摩の連続する山塊に持ち 密度を減少させながら 両河川沿いに都市域へと分布を延伸させてきていると考えられる 先にも述べたように イタチの通常の移動距離は 5 km 程度であるから 分布中心である奥秩父 奥多摩の個体と両河川沿いに生息する個体が頻繁に交配しているとは考えにくい つまり 両河川敷に生息するイタチを 奥秩父や奥多摩に生息する個体と全くの同一個体群とは見なしがたく メタ個体群的な空間配置となっていると思われる メタ個体群は遺伝子あるいは個体の受給関係からいくつかのモデルに分けられるが (Harrison & Taylor 1997) 大別すれば 互いに受給しあう複数の準個体群からなる島嶼型と 供給側となる準個体群の周辺に受容側となる準個体群が配置される大陸型になる 本研究においては 荒川 多摩川のイタチは奥秩父 奥多摩を起源として分布拡大していると考えられるので 両河川敷の準個体群が受容側であり 奥秩父 奥多摩の供給個体群とあわせて 大陸型のメタ個体群構造となっ ていると考えるのが適当であろう さらに 両河川に挟まれた都市域の森林に分布する個体は 受容個体群を起源とする極小規模の準個体群であることが推測される この仮説にたって 都市域におけるイタチの個体群の保全について考えてみたい まず 大陸型メタ個体群が安定的に維持されるためには 供給個体群 すなわち本事例で言えば奥秩父 奥多摩個体群の保全が第一の優先項目となる 近年のイタチの分布拡大を考えれば この点についてはほぼ心配は無いであろう 次に 都市域においてイタチが安定的に生息し続けるためには 受容個体群である河川敷に分布する準個体群とそれに付随する都市域の森林に分布する準個体群もまた 安定的に維持されることが望ましい そのためには 受容個体群同士が結節されていること つまり 受容個体群同士が島嶼型メタ個体群構造を持つことが必要になってくる イタチ個体が移動可能な最大 5 km 程度の範囲内に ( 東 1988 藤井 1997) 飛び石状であったとしても 森林が配置されれば 荒川 多摩川両河川間に散在すると思われる受容個体群を結節することが可能になる 現実には 本研究においてイタチの生息が確認されなかった都市域の森林を含めれば 荒川から多摩川の間には 5 ha 以上の森林が 5 km の範囲内に配置されており ( 図 2 ) さらに両河川支流もイタチの移動経路として利用されているのであれば 荒川と多摩川および両河川に挟まれた地域に分布する準個体群が結節しているのではないかと推測される 以上 本研究により 河川敷および都市域の森林がイタチの生息地として利用されていることが明らかとなり さらに荒川 多摩川両河川に挟まれた東京都市域において準個体群が結節している可能性があることが示された これらのことを深く追求するためには 河川敷および都市緑地が維持することができる個体群規模を推定すること 個体群の結節が決定づけられる遺伝学的証拠を検出すること 実際に個体が河川支流を移動していることを実証することが必要である そのためには 順に以下の調査研究を行わなければならない すなわち 河川敷および都市緑地が供給する食物量の定量 DNA による個体群の遺伝的解析 ラジオテレメトリによる行動追跡である 本研究はイタチのみを対象としたが はじめにでも述べたように 100 年ほど前までは これらの地に普通に多種の野生哺乳類が生息していたことは間違いない 人と野生哺乳類のよりよい共存のために 本研究と同様の研究の蓄積を強く望む 42
7 地球環境研究,Vol.16(2014) 引用文献 Adams, C. E., K. J. Lindsey, and S. J. Ash (2006) Urban Wildlife Management. Taylor & Francis, BocaRaton, Florida, USA, 311p. 古林賢恒 筱田寧子 (2001) 江戸近郊におけるニホンジカ (Cervus nippon) の生息状況. 野生生物保護, 7 ;1-24. 藤井猛 (1997) 多摩川河川敷におけるニホンイタチの食性, 行動圏, 環境選択および河川敷利用者の意識. 東京農工大学修士論文. 藤井猛 丸山直樹 神崎伸夫 (1998) 多摩川河川敷におけるニホンイタチの食性の季節的変化. 哺乳類科学,38;1-8. Harrison, S. & A. D. Taylor (1997) Empirical evidence for metapopulation dynamics. Pages in. Metapopulation biology: Ecology, genetics, and evolution, I. A. Hanski & M. E. Gilpin eds. Academic Press, San Diego, USA, pp 林知己夫 (1997) 生息数の推定方法, 森林野生動物の調査 - 生息数推定方法と環境解析 -. 森林野生動物研究会編, 共立出版, 東京,pp7-29. 東英生 (1988) 多摩川河川敷におけるイタチの生息状況の把握並びに行動圏の調査 ( ラジオテレメトリー法による ). 野生動物保護管理事務所,40p. Morrison, M. L. (2002) Wildlife Restoration, Techniques for habitat analysis and animal monitoring. Island Press, Washington D. C., USA, 209p. Overton, W. S. (1969) Estimating the numbers of animals in wildlife populations. in Wildlife management techniques manual. Third ed., R. H. Giles Jr. ed. The Wildlife Society, Washington D. C., USA, pp Poessel, S. A., S. W. Breck, T. L. Teel, S. Shwiff, K. R. Crooks, and L. Angeloni (2013) Patterns of human coyote conflicts in the Denver Metropolitan Area. The Journal of Wildlife Management, 77; Tyson, E. L. (1959) A deer drive vs. track census. Transactions of the North American Wildlife and Natural Resources Conference, 24; 浦口宏二 高橋健一 (1998) 札幌市市街地におけるキタキツネ出没の経緯と現状. 衞生動物,49,139. Current Status of Japanese Weasel Inhabiting in the Riparian and Urban Areas between the Arakawa and Tamagawa Rivers SUDA Kazuki, HENMI Noriaki, KANNO Megumi, SUZUKI Shyo, and KOBAYASHI Kaoru Faculty of Geo-Environmental Science, Rissho University 43
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問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 2 2
問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 1 問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 2 2 問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 3 問 題 1 ₁ ₃ ₅ ₂ ₄ ₆ 問 題 2 ₁ ₂ ₃ ₄ 問 題 3 ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ 4 4 問 題
3-3 現地調査 ( カレイ類稚魚生息状況調査 ) 既存文献とヒアリング調査の結果 漁獲の対象となる成魚期の生息環境 移動 回遊形態 食性などの生活史に関する知見については多くの情報を得ることができた しかしながら 東京湾では卵期 浮遊期 極沿岸生活期ならびに沿岸生活期の知見が不足しており これらの
3-3 現地調査 ( カレイ類稚魚生息状況調査 ) 既存文献とヒアリング調査の結果 漁獲の対象となる成魚期の生息環境 移動 回遊形態 食性などの生活史に関する知見については多くの情報を得ることができた しかしながら 東京湾では卵期 浮遊期 極沿岸生活期ならびに沿岸生活期の知見が不足しており これらの成長段階における生息環境 生息条件についての情報を把握することができなかった そこで 本年度は東京湾のイシガレイならびにマコガレイの極沿岸生活期
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博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文
博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 目次 はじめに第一章診断横断的なメタ認知モデルに関する研究動向 1. 診断横断的な観点から心理的症状のメカニズムを検討する重要性 2 2. 反復思考 (RNT) 研究の歴史的経緯 4 3. RNT の高まりを予測することが期待されるメタ認知モデル
図 Ⅳ-1 コマドリ調査ルート 100m 100m 100m コマドリ調査ルート 図 Ⅳ-2 スズタケ調査メッシュ設定イメージ 17
Ⅳ コマドリ調査 ( スズタケとの相互関係調査 ) 1. 目的近年 夏季の大台ヶ原へのコマドリの飛来 繁殖状況は 生息適地であるスズタケを含む下層植生の衰退に伴い悪化している しかしながら ニホンジカの個体数調整 防鹿柵設置等の取組により コマドリの生息適地となるスズタケを含む下層植生の回復が確認され始めていることから コマドリの飛来 繁殖状況が回復することが予測される 今後の自然再生の状況をモニタリングする観点から
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19 17 18 1 18 19 18 19 17 18 19 3 2 3 4-1-1 * * ** 19 11 4 4-1-2 5 4-1-2 12 15 16 4-1-3 4-1-2 4-1-2 6 4-1-3 ( 12 14 7 18 5 461 km 4-1-4 4-1-4 18 7 10 4-1-3 94 80% 90% 8 表 4-1-3 都県ごとの回答状況 都県 市区町村数 回答数
2 ( 178 9)
( 1,876.58 km2) 98 ( 11 ) ( 21 ) 4 17 (8 9 ) 28 6 1? H25.12 11,998 489.5 H26.12 13,392 111.6% 565.5 115.5% H27.12 13,828 103.3% 476.8 84.3% H25.12 84 4.5 H26.12 132 157.1% 5 111.1% H27.12 95 72.0 2.56
農林業における野生獣類の被害対策基礎知識
1 1-1 Cervus nippon 50 130kg 25 80kg 90 190cm90 150cm 70 130cm60 110cm 1994 1 DNA 22002 38 0 5 6 9 10 1.5 1 1 2 3 2 34 4 10 1998 23 5 71 9 11230 2 1 3 4 2cm 1cm 1 9 1 12 16 1 2 1991 1991 2002 1-2 1 1 1978
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教育実践学研究 23,2018 1 Studies of Educational Psychology for Children (Adults) with Intellectual Disabilities * 鳥海順子 TORIUMI Junko 要約 : 本研究では, の動向を把握するために, 日本特殊教育学会における過去 25 年間の学会発表論文について分析を行った 具体的には, 日本特殊教育学会の1982
2. 急流河川の現状と課題 2.1 急流河川の特徴 急流河川では 洪水時の流れが速く 転石や土砂を多く含んだ洪水流の強大なエネルギー により 平均年最大流量程度の中小洪水でも 河岸侵食や護岸の被災が生じる また 澪筋 の変化が激しく流路が固定していないため どの地点においても被災を受ける恐れがある
2. 急流河川の現状と課題 2.1 急流河川の特徴 急流河川では 洪水時の流れが速く 転石や土砂を多く含んだ洪水流の強大なエネルギー により 平均年最大流量程度の中小洪水でも 河岸侵食や護岸の被災が生じる また 澪筋 の変化が激しく流路が固定していないため どの地点においても被災を受ける恐れがある 解説 急流河川の堤防被災は まず低水護岸や堤防護岸の基礎が洗掘され その後 高水敷または堤防が横方向に侵食される形態が主である
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4 1 1 1 1968 8 3 1970 4 1 1967 3 8 1968 5 27 1970 11 10 5 1971 1971 1 13 3 3 1 18 3 2 3 3 3 3 1972 4 28 3 3 5 2 2 4 6 29 4 5 3 1973 9 18 10 5 5 10 17 11 13 5 2 1980 12 5 1/3 3 3 4 1982 1984 3 27 10 12
<4D F736F F F696E74202D2093B CC8BE68AD B B82CC8AD AF95FB96405F88EA94CA ED28CFC82AF82C995D28F575F826C A6D94462E >
道路の区間 ID テーブルの関連付け方法 ( 一般利用者向け ) 自者地図に道路ネットワークが設定されていない利用者 ( 道路の区間 IDテーブルに該当する道路 NWを作成し関連付け ) 目次 本書の位置づけ 2 Ⅰ. 既存地図データへの設定方法の解説 5 Ⅱ. 更新方法の解説 13 1 本書の位置づけ 1) 背景 平成 24 年より 一般財団法人日本デジタル道路地図協会 ( 以降 DRM 協会 という
1 巡目調査 ( 平成 3~7 年度 ) 2 巡目調査 ( 平成 8~12 年度 ) ゲンジボタルの確認された調査地区 (1 巡目調査 2 巡目調査 ) 6-61
6.5 注目すべき種の分布状況ここでは私たちにとって馴染み深い昆虫類の確認状況や 水域と陸域との接点である水際域に特徴的な種の確認状況を整理しました なお 前回 前々回調査との比較は 調査の範囲や時期 回数などの条件が必ずしも同一ではありません また 移動性の高い種や 限られた季節にしかみられない種もあることから 比較結果は同一河川での消長を示すものではなく 全国的な傾向を示したものです ゲンジボタルとヘイケボタルの確認状況
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第 3 編基本計画第 3 章安全で快適な暮らし環境の構築 現況と課題 [ 総合的な土地利用計画の確立 ] 本市は富士北麓の扇状に広がる傾斜地にあり 南部を富士山 北部を御坂山地 北東部を道志山地に囲まれ 広大な山林 原野を擁しています 地形は 富士山溶岩の上に火山灰が堆積したものであり 高冷の北面傾斜地であるため 農業生産性に優れた環境とは言い難く 農地利用は農業振興地域内の農用地を中心としたものに留まっています
図 1 平成 19 年首都圏地価分布 出所 ) 東急不動産株式会社作成 1963 年以来 毎年定期的に 1 月現在の地価調査を同社が行い その結果をまとめているもの 2
調査レポート 地価構成の類型化とさいたま市の地価分布 はじめに一般的に地価は その土地を利用して得られる収益 ( 便益 ) に応じて形成されるものと考えられる 例えば 大規模ターミナル駅周辺では 商業や業務の需要も多く 高い地価水準となる 一方 駅から概ね徒歩 3 分以上の場所の土地は バス等の交通手段が整っていない場合 住環境が整っている場合でも地価は限定され低廉な値段となる また 人々が便利だと感じる度合いによって
4. 国有林 GIS の活用 4. 1 国有林 GIS 本業務において, 解析に利用した国有林 GIS の諸元は表 のとおりである 表 国有林 GIS の諸元 国有林 GIS の諸元 バージョン 4.2 データセット 2009 年 3 月版 4-1
4. 国有林 GIS の活用 4. 1 国有林 GIS 本業務において, 解析に利用した国有林 GIS の諸元は表 4. 1-1 のとおりである 表 4. 1-1 国有林 GIS の諸元 国有林 GIS の諸元 バージョン 4.2 データセット 2009 年 3 月版 4-1 4. 2 国有林 GIS データを利用した解析 4. 2. 1 GIS データの処理手順 GIS データ ( 等高線 : ラインデータ
資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所
資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 現地説明資料 富士見橋 経年変化 富士見橋は 51.8k 付近に H7~H22 の河川水辺の国勢調査で早瀬が確認しており H5~ で近傍で最深河床高の低下したことで 平水流量時の水深が 0.2~0.4m の浅場 ( 瀬 ) が減少したと推定されるが その後も早瀬が確認されている
ⅠⅠ 1 Ⅰ Ⅰ 2 Ⅰ 3 Ⅰ Ⅰ Ⅰ 4 Ⅰ 4 Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅲ 1 791
790 10 Ⅰ Ⅰ Ⅰ) Ⅰ) Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅱ ⅡⅡ Ⅱ Ⅱ 27 12 20 ⅠⅠ 1 Ⅰ Ⅰ 2 Ⅰ 3 Ⅰ Ⅰ Ⅰ 4 Ⅰ 4 Ⅰ 16 20 27 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅲ 1 791 2 1 1 2 1 1 1 2 11 18 16 00 16 40 200 18 2 000 792 17 175 175 14 24 60 2 2 ₅ 3 793 1 ₇ 1 ₆ 2 1 ₂₁₁ 1 Ⅱ 1 28
コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23)
コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23) 5 個体 ライトトラップ BOX5 ライトトラップカーテン 0 糞トラップ 0 任意 - 獣糞内 -0
平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中
平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中 小河川緊急治水対策プロジェクト として 今後概ね 3 年間 ( 平成 32 年度目途 ) で土砂 流木捕捉効果の高い透過型砂防堰堤等の整備
国土技術政策総合研究所 プロジェクト研究報告
第 4 章土地適性評価手法の活用例 1. 土地利用の類型別の土地適性評価例 (1) ケーススタディの目的 複数の都市をモデルケースとして土地適性評価を実施し 土地利用類型毎に評価の目的に沿って適切に計算できるか 分かりやすくマップ化できるかどうか検証する (2) ケーススタディの内容 土地利用の類型別の土地適性評価を複数の典型市街地 (1 大都市圏の郊外市街地 2 地方中心都市 3 計画的な開発整備が行なわれた市街地
将来都市計画道路ネットワークの検証結果
将来都市計画道路ネットワークの検証の考え方 都市計画道路は 都民生活や都市活動を支える最も基本的な都市基盤の一つです 将来都市計画道路ネットワークの検証 では こうした都市計画道路の中でも 区部及び多摩地域の幹線街路 [1] に着目し その未着手区間 ( 概成路線を含む ) を対象に必要性を確認しました 都市計画道路の整備に関して設定した四つの基本目標を掲げ 都市計画道路の果たす様々な役割や機能を考慮し
早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士論文概要書 論文題目 ネパール人日本語学習者による日本語のリズム生成 大熊伊宗 2018 年 3 月
早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士論文概要書 論文題目 ネパール人日本語学習者による日本語のリズム生成 大熊伊宗 2018 年 3 月 本研究は ネパール人日本語学習者 ( 以下 NPLS) のリズム生成の特徴を明らかにし NPLS に対する発音学習支援 リズム習得研究に示唆を与えるものである 以下 本論文 の流れに沿って 概要を記述する 第一章序論 第一章では 本研究の問題意識 意義 目的 本論文の構成を記した
WTENK5-6_26265.pdf
466 2014年秋季 極域 寒冷域研究連絡会 の報告 海 カラ海 北大西洋 北米大陸の北部 東アジアで が多重に見られることが多い 南極昭和基地 69.0 S, 寒気質量の減少傾向が 中央シベリアの内陸部とベー 39.6 E における PANSY レーダー Sato et al.2014 リング海で寒気質量の増加傾向が5つの再解析データ のデータは このような小さな に共通して見られた 中央シベリアの内陸部の寒気質
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ダム施設維持管理のためのアセットマネジメントシステム の開発 長崎大学工学部社会開発工学科 岡林 隆敏 ダム施設維持管理のためのアセットマネジメントシステムの開発 1 はじめに 岡林隆敏 国内には これまでに数多くのダムが建設され 治水 利水に大いに貢献してきている 一方で 社会基盤施設への公共予算の投資が制約される中 既存の施設が有する機能を将来にわたって持続させ続けるための管理方策の構築が必要とされる
目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川
資料 -8 木津川 桂川 宇治川圏域河川整備計画検討委員会第 19 回資料 ( 代替案立案等の可能性の検討 ) 平成 29 年 11 月 13 日京都府 目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 代替案立案等の可能性 ( 桂川本川 ) 河道改修 流出量すべてを河道で流下させる 他の案より安価であり現実性が高い
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1 2 3 4 5 (1834) 1834 200 6 7 8 9 10 11 (1791) (17511764) (1824) 1843 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 (1791) (1791) (17511764) (17511764) (1824)1843
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No.47 pp.5781, 2011 Komazawa Journal of Geography The Relocation of Settlements from the Riverside land by the Arakawa River Improvement Projects ISOGAI Yuki and HASHIZUME Naomichi 1918 4 1999 2005, Keywords:
データバンクシステム構築業務
2013/07/02 改訂 目 次 1 概要... 2 1.1 概要... 2 1.2 動作環境... 2 1.3 利用規約... 2 1.4 画面構成... 3 2 操作方法... 4 2.1 共通基本操作... 4 2.1.1 拡大 縮小... 5 2.1.2 地図の移動... 6 2.1.3 メニューの表示 非表示... 7 2.1.4 レイヤ設定... 8 2.1.4.1 航空写真を表示する...
みどりの新戦略ガイドライン
- 3 みどりの質の向上 (1) みどりの質への配慮これからのみどりづくりにおいては みどりの量の確保はもとより 自然生態系の保全と回復に配慮したみどりづくりや 都市の身近なところで季節を感じさせる変化に富んだみどりづくりなど みどりの質への配慮が重要になります 緑が失われた東京において みどりの量の確保を目標にみどりづくりを進めると同時に みどりの質の確保への配慮を十分に行うことが大切です 場所や立地特性に応じて
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酸性雨研究センター 2 アジアで増え続けるNOxとVOCs 増え続けるNO2濃度 衛星観測結果 アジアでは 急速な経済発展に伴って オゾ ンの原因物質であるNOx排出量が著しく増え ていると考えられる これを示す証拠として 最 近 対流圏観測衛星GOMEによるNO 2の対 流圏カラム濃度分布の結果が発表された (Richterら, 2005) 図2-1は 東アジアにおけ る1996年と2002年の1月のNO2対流圏濃度
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研究報告 新潟県中越地震による信濃川の河川堤防被害調査について 折敷秀雄 調査第一部 河川流域管理室長 防のうち 今回 再度被災した区間があったこと S39年新潟地震で被災して原型復旧し その後に緩 傾斜堤防とした区間が今回無被災であったこと 本稿では 上記被災堤防について調査 研究した以下 研究の背景と目的 の事項について記述している 本復旧工法の提案に関する事項 平成16年10月23日 日 17時56分頃
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第 13 地象 (1 傾斜地 ) 1 調査の手法 (1) 調査すべき情報ア土地利用の状況傾斜地の崩壊により影響を受ける地域の住宅等の分布状況 その他の土地利用の状況 ( 将来の土地利用も含む ) イ傾斜地の崩壊が危惧される土地の分布及び崩壊防止対策等の状況既に傾斜地の崩壊に係る危険性が認知 危惧されている土地の分布当該傾斜地の崩壊防止対策等の状況ウ降水量の状況当該地域の降雨特性の把握に必要な対象事業の実施区域等の降水量の状況エ地下水及び湧水の状況傾斜地の安定性に影響を与える地下水の水位及び湧水の分布
別紙 2 平成 28 年度水環境の状況について 県は 水質汚濁防止法に基づいて 国土交通省 同法の政令市である横浜市 川崎市 相模原市 横須賀市 平塚市 藤沢市 小田原市 茅ヶ崎市 厚木市及び大和市と共同して 公共用水域及び地下水の水質の測定を行いました 1 測定結果の概要 (1) 公共用水域測定結
別紙 2 平成 28 年度水環境の状況について 県は 水質汚濁防止法に基づいて 国土交通省 同法の政令市である横浜市 川崎市 相模原市 横須賀市 平塚市 藤沢市 小田原市 茅ヶ崎市 厚木市及び大和市と共同して 公共用水域及び地下水の水質の測定を行いました 1 測定結果の概要 (1) 公共用水域測定結果 公共用水域については河川 36 水域 87 地点 湖沼 5 水域 19 地点 海域 13 水域 42
1 アライグマの 分布と被害対策 1 アライグマの分布 1977 昭和52 年にアライグマと少年のふれあいを題材とし たテレビアニメが全国ネットで放映されヒット作となった それ 以降 アライグマをペットとして飼いたいという需要が高まり海 外から大量に輸入された しかしアライグマは気性が荒く 成長 す
3 中型獣の生態と特徴 41 1 アライグマの 分布と被害対策 1 アライグマの分布 1977 昭和52 年にアライグマと少年のふれあいを題材とし たテレビアニメが全国ネットで放映されヒット作となった それ 以降 アライグマをペットとして飼いたいという需要が高まり海 外から大量に輸入された しかしアライグマは気性が荒く 成長 すると飼育が困難なため飼い主が自然環境に遺棄したり 飼育施 設から逃亡する個体もあり
2 3 5 5 5 5 6 6 7 7 8 10 10 10 10 11 11 12 12 13 16 16 16 16 17 19 21 21 22 5
1D000425-2 1 2 3 5 5 5 5 6 6 7 7 8 10 10 10 10 11 11 12 12 13 16 16 16 16 17 19 21 21 22 5 3 29 29 29 30 31 31 32 35 35 35 36 41 41 41 46 48 48 48 52 57 4 700 13 1988 4 5 4 5 21 1 1 3 4 5 6 21 10 1888
経済論集 46‐2(よこ)(P)☆/2.三崎
1 2 1869 11 17 5 10 1 3 1914 5 15 5 1872 9 12 3 1870 1 26 14 1881 11 11 12 6 11 1878 5 9 13 1880 6 17 1 15 1882 1 2 3 11 1828 2 26 24 1891 4 22 2 1849 12 1 3 1856 pp 20 21. 1971 p.429. 1973 1, pp.440 444.
スポーツ紀要小峯・小粥・稲垣(校了).indd
いのち のプロジェクト ~ CPR 教育の試み ~ 91 資料 調査 いのち のプロジェクト ~ CPR 教育の試み ~ 小峯力, 小粥 智浩, 稲垣裕美 A project of life The trial by the education of CPR Tsutomu KOMINE, Tomohiro OGAI, Yuumi INAGAKI キーワード : 心肺蘇生法 (CPR) 胸骨圧迫 一次救命教育
北杜市 ( 長坂 IC 付近 ) 低い盛土構造 ( 植栽 ) 高さ 5~7m 程度の盛土 ( 土を盛って造る道路 ) です この写真は高速道路沿いの一般道からを見上げています 盛土の斜面に草木を植えて覆っています 中央自動車道の例 盛土 一般道 一般道 植栽 盛土 1
高速道路の かたち ( 構造 ) などの紹介 資料 -4-2 北杜市 ( 長坂 IC 付近 ) 低い盛土構造 ( 植栽 ) 高さ 5~7m 程度の盛土 ( 土を盛って造る道路 ) です この写真は高速道路沿いの一般道からを見上げています 盛土の斜面に草木を植えて覆っています 中央自動車道の例 盛土 一般道 一般道 植栽 盛土 1 北杜市 ( 小淵沢町 ) 低い盛土構造 ( 擁壁 ) 中央自動車道の例
