農業に関する消費税増税対策の 具体策について(案)

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1 概要版 活力ある農業 地域づくりに向けて ~26 年度以降の新農政に関する提言 ~ 目次 Ⅰ 提言にあたって 1 Ⅱ 新農政の枠組みに係る提言 2 Ⅲ 個別対策に係る提言 3 1. 農業 農村の価値創出政策の展開 4 2. 食料安全保障を実現 強化する政策の展開 所得増大 自給率 自給力向上に向けた品目政策の確立 21 平成 25 年 6 月 全国農業協同組合中央会

2 Ⅰ 提言に当たって 1 わが国農業 農村は 国民 消費者へ四季折々の安全 安心な国産農畜産物を安定的に届けつつ 営農と農地利用を通じて国土保全と景観 ふるさとを維持し 地域経済 社会の安定に寄与してきた 2 これまで農業経営の規模拡大やコスト削減に取り組んできたが 安い海外農産物の増加 景気低迷 デフレ 生産資材価格の高騰 食生活の変化による需要減少等によって 農産物価格は下落し 生産量は減少したため この15 年間で農業売上額である農業粗生産額は12 兆円から8 兆円へ 農業所得 ( 家族労働費等を含む ) は5 兆円から3 兆円と 農業の収益性は極めて悪化している状況にある 3 農業 農村は大変厳しい状況 と言われてから久しく 全体としては悪化の一途を辿り 今や高齢化は極限に達し 農業者の大量リタイア期が目前に迫っている 4 これまで農業者はじめ農業関係者は 環境変化に対応し 努力 苦労をしてきたものの 国の礎である農業はこうした状況に追い込まれてしまった 5 我が国の消費者は 国産農産物が安全 安心で 新鮮で 品質が高いことを評価しており 出来る限り自給率を向上し 将来とも安心で高品質な国産農産物をもっと増大させてもらいたいと期待している 今 求められているのは 直すところは直し 今まで以上の努力と新しいものへのチャレンジにより 農業 農村の持つ価値を最大限引き出し 活力ある農業 農村を実現することである 6 我々をはじめ すべての農業関係者はこのことをしっかり省みて 最大の危機感を持って この待ったなしの状況を乗り越えなければならない 7 26 年度以降の新農政に求められるのは 単なる目標ではなく 現場実態を十分踏まえた具体策とその実践であり その基本目標は 農業者の所得増大 食料自給率 自給力向上 である 8 本提言は 必要な国境措置の維持を前提に その目標実現のためのJAグループの取組みとそれを支える政策 ( 予算 税制 規制改革など ) の具体策であり その目指すべき姿は 第 26 回 JA 全国大会で決議した 持続可能な農業 * である * 地域農業をリードし 農業で十分な所得を確保できる 担い手経営体 を育成し 地域の農業 農村を支える 多様な担い手 そして農業 農村の価値観を共有する 地域住民 消費者 が一体となることで 地域農業が成り立つ姿地域農業が成り立つ姿 9 なお 東日本大震災と原発事故の被災地は 我が国の重要な食料基地であり この提言を被災地で実現することは 被災地の復興ならびに日本農業の活性化の観点から不可欠である 一方 復興の遅れ 原発事故による農地等の汚染 風評被害等は 被災地における取組みの大きな足かせであり 我が国の最優先課題として万全かつ徹底した対策を講じ続ける必要がある 10 最後に 日本がTPP 交渉に参加し 農業者は将来に大変な不安を抱いているが JAグループは 農業者が意欲を持って 持続可能な農業の実現に向け取り組めるよう 引き続き 農業 農村を崩壊させるTPPに断固反対するとともに 本来取組むべき 農業者の所得増大 と 食料自給率 自給力向上 を基本目標とした新農政の実現に取組む 1

3 Ⅱ 新農政の枠組みに係る提言 1. 農業 農村の価値創出政策への転換 国土条件等から単にコスト削減と価格競争を行うことには限界 我が国の農業 農村には多様な価値 財産が存在 こうした農業 農村の価値の創出を促進することが必要 消費者の理解を得ながら 価値に対する正当な対価を得ていくため 地理的表示制度や農村景観等を高める政策等を確立し これらを下支えする日本型直接支払制度の確立などが必要 国を挙げた流通コスト低減に向けた改革と 6 次産業化など流通 消費段階への参入拡大により付加価値を拡大するとともに その分配を農業者 地域に拡大することで 所得増大を図る 2. 経済政策の転換等を適正に反映した農産物 食品価格を実現する政策の確立 劇的に転換された経済政策によるインフレと円安といった環境変化に対応した農業政策の大転換が必要 農産物デフレのもとで 円安により生産コストは増大 農産物デフレから脱却するため 国民所得の増大とともに 価格転嫁を進める政策と 当面のコスト増大の影響緩和策が不可欠 3. 食料安全保障を確保する政策の展開 強化 世界人口の増加等により食料争奪と食料価格高騰が発生 地球的規模の食料問題を解決し 各国が食料安全保障を確保するためには 各国の多様な農業の共存と食料増産が必要 我が国の食料安全保障を強化するためには 耕作放棄地解消 農地集積 担い手の確保とともに 日本型直接支払制度の確立や品目別経営安定対策等による所得確保 経営安定を通じた生産の維持拡大によって 食料自給率 自給力目標の実現が必要 高付加価値化 需要拡大 コスト低減による農業者の所得増大 農地の集積 担い手育成等による食料自給率 自給力の向上 政策転換に適応した JA グループの取組み 新農政の最重要目標の実現に向け 第 26 回 JA 全国大会決議をふまえ 加工 直販の取組み拡大や地域 担い手経営体への対応強化など ビジネスモデルの転換等を行い 機能 事業を強化 主な取組み事項 1. 川下への展開による販売力強化 直販 加工販売など多様な販売を重視 直売所の拡大 JA 6 次化ファンドを活用した 6 次産業化の促進 一元的輸出ビジネスモデル構築 2. 担い手対応の強化など営農支援の充実 担い手経営体への個別事業対応の強化 円滑化事業の展開 広域的な農地調整受託体制の整備 ブランド化 コスト低減の対応強化 3. 地域活性化の担い手としての対応強化 市民農園 体験農園 農業体験ツアー等の展開 再エネ事業への推進 参画 2

4 Ⅲ 個別対策に係る提言 < 項目 > 1. 農業 農村の価値創出政策の展開 (1) 需要構造の変化に対応した国産農畜産物の生産 流通体制の構築 (2) 農業 農村の健全な発展に寄与する 6 次産業化の推進 (3) 農業の知的財産戦略の確立 実践 (4) 生産 流通革新による競争力強化 (5) 国産農畜産物の安全確保 適正表示等による信頼向上 (6) 国産農畜産物の輸出拡大の確立 実践 (7) 食農教育や市民農園 都市 農村交流等の促進 (8) 農業 地域活性化につながる再生可能エネルギーの取組み拡大 2. 食料安全保障を実現 強化する政策の展開 (1) 農地の面的集積の加速化 (2) 地域営農ビジョンに基づく担い手の経営支援対策の強化 (3) 農業者の経営管理能力の向上 (4) 都市農業基本政策の確立 (5) 鳥獣被害の低減 (6) 持続可能な農業を実現するための日本型直接支払制度の確立 法制化 3. 所得増大 自給率 自給力向上に向けた品目政策の確立 (1) 水田農業対策 (2) 畜産対策 (3) 酪農対策 (4) 野菜対策 (5) 果樹対策 (6) 甘味資源作物対策 3

5 1. 農業 農村の価値創出政策の展開 (1) 需要構造の変化に対応した国産農畜産物の生産 流通体制の構築 需要構造の変化に対応した農畜産物の販売力強化による所得増大 JA グループの取組み 直販や契約販売 加工販売など 川下の需要に対応した販売を重視する販売戦略の再構築をはかる 小売 外食等の販売 需要先を明確化した川下への販売領域の拡大をはかる JA ファーマーズマーケット 直売所の拡大による地産地消型の販売戦略の展開をはかる 新技術 新品種 商品開発等国策として国産農畜産物の需要創出に向けた環境整備対策が必要である 消費拡大に必要な生産 集出荷 直販 加工施設等の施設整備の拡充強化対策が必要である 大手小売店等に対する国産農畜産物のコストの適正な価格転嫁対策が必要である 需要構造の変化に対応した JA グループの販売力強化の取り組みイメージ 流通連携強化型 実需者ニーズ対応型 JA グループ 主導権 流通 製造業 JA グループ 主導権 3 実需者ニーズをふまえた商品供給 流通 製造業 生産 一次加工 ( 乾燥 選別 屠畜 ) 冷蔵 貯蓄貯蔵 輸送 卸売 二次加工 ( 精米 カット 食品加工 ) 二次輸送 小売 外食 生産 一次加工 ( 乾燥 選別 屠畜 ) 冷蔵 貯蓄貯蔵 輸送 卸売 二次加工 ( 精米 カット 食品加工 ) 二次輸送 小売 外食 JA が 担い手経営体 の意向を汲み取り 連合会 子会社 が産地の意向をふまえて実需者に販売提案 1JA グループが主導権をもって実需者と契約 2 契約にもとづいて商品供給 連合会 子会社 が実需者ニーズ把握 生産提案 JA が実需者ニーズに応じた生産指導 商品開発 2 実需者ニーズにもとづく品種開発 産地提案 1JA グループの主導権で実需者ニーズを把握 4

6 (2) 農業 農村の健全な発展に寄与する 6 次産業化の推進 5 JA 6 次化ファンドの活用を含む 6 次産業化促進による国産農畜産物の高付加価値化 農業者の所得増大 JA グループの取組み JA 6 次化ファンド活用等による他業種と連携した 6 次化事業体の組成 事業領域の拡大により 国産農畜産物の高付加価値化 需要拡大をはかる また 人材育成の強化や県域等での体制整備を進める 6 次産業化促進に資する加工 流通等の施設整備の拡充や融資制度の強化等が必要である 6 次産業化に関する事業者とJAの連携を強化するため 関連事業者のJA 利用制限の緩和などの規制改革が必要である 増大する加工 外食等需要 農林水産業協同組合ファンドの概要

7 6 (3) 農業の知的財産戦略の確立 実践 国による知的財産戦略を体系化 知的財産を活用した付加価値増大の取組みを強化 JA グループの取組み 地理的表示保護制度など 知的財産を活用した取り組みに積極的に参画するとともに 品目別の商標 育成者権の設定によるマーケティング強化や新品種として開発した種子等の知的財産の販売を検討する 国が保証する認証制度として地理的表示保護制度を導入する必要がある 国産農畜産物にかかる知的財産 ( 商標 ブランド 種子 表示 技術など ) を体系的に整理し 国が知的財産戦略を確立した上で これら知的財産の販売を支援する必要がある 海外からの模倣品対策を含め 商標権侵害等の対策を強化する必要がある 地理的表示保護制度 (GI) の効果 国が高品質を保証する唯一の認証制度として 海外で共通して表示が可能 1 農山村の活性化 産地の結集 2 地域ブランド産品の付加価値拡大 3 地域ブランド産品の輸出拡大 4 模倣産品の流通防止などの効果が期待 農業所得の増大

8 (4) 生産 流通革新による競争力強化 生産 流通段階における生産資材コストの低減 加工 流通にかかる施設整備の推進 JA グループの取組み 農畜産物の需要構造変化に対応した JA グループバリューチェーンの構築を進める中で 業務 加工用に対応した JA グループとしての事業施設の整備促進等に取組む あわせて 担い手経営体に対する低コスト資材などの生産費抑制につながる事業企画 商品開発 普及拡大を早急に進める 生産 流通 加工施設 設備の更新 補修等に係る投資を促進し 農業 農村の活力を引き出すため 強い農業づくり交付金等の充実が必要である 国際バルク戦略港湾の整備や 船舶輸送や成分表示 検査等に関する規制改革が必要である 生産 流通革新の取組み 港湾整備など流通網の改革 船舶輸送や成分表示 検査等に関する規制改革など 生産資材コストの低減 加工 流通経費の削減 規模拡大 ( 国土条件に制約有り ) 新技術の開発 導入 高品質化 新規需要対応 ( 加工 業務用 機能性食品等 ) の施設 設備の整備 高付加価値化 低コスト化 国産農畜産物の競争力強化 生産 流通施設の整備 基盤整備の推進 機械 資材の導入 ( 省力化対応 ) 集出荷等にかかる施設の整備 省力化 JA グループの取組み 担い手経営体等に対する生産費抑制や省力化技術等の営農支援提案 ( 低コスト資材 機械レンタル事業 土壌診断等 ) JA6 次化ファンドを活用した流通 加工施設整備の促進 コールドチェーン化の促進 資材コストの低減に向けた海外サプライヤー等との提携拡充など 農業の経済活動の動向 ( 億円 ) 15 年度 22 年度 増減額 農業総生産 54,634 41,990-12,644 固定資本形成 33,903 17,733-16,170 うち土地改良除く 16,475 10,791-5,684 固定資本減耗 11,287 13,564 2,277 資料 : 農林水産省 更新 補修等が喫緊の課題! 豊かな食生活の実現 農業者の所得増大 農村の活性化 7

9 5 国産農畜産物の安全確保 適正表示等による信頼向上 目指す 生産現場の実態に即した食の安全確保対策の確立 方向 目標 適正表示による加工食品原料に占める国産農畜産物のシェア拡大 JAグループの取組み JA 地域ごとの食品安全リスクに計画的に対処するロードマップを作成し 生産履歴記帳や食品安全にか かるGAP等の取り組みを部会や直売所等で徹底する JAグループ自らの自主基準による加工食品の原料原産地表示の取り組みを拡大する 政策 予算 税制 規制改革など 生産現場の実態に即した行政としてのリスク管理措置の開発 普及と 食品安全に関する専門的 な知識を有する人材の育成 配備対策の充実などに向けた予算の拡充が必要である 消費者にとって分りやすい新たな原料原産地表示制度の確立とすべての加工食品の表示の義務化をは かる必要がある 食の安全確保の取組イメージ 取り組みの継続 計画的 選択的に対 象組織を明確化 これまでの取り組み 記帳 GAP等 に しっかり取り組んできた部会 直売所等 取り組みを把握でき ない部会 直売所等 原料原産地表示の現状 課題 原料原産地表示要件 要件Ⅰ 原産地に由来する原料の品質の差異が 加工食品としての品質に大きく反映される と一般に認識されている品目のうち 要件Ⅱ 製品の原材料うち単一の農畜水産物の 重量の割合が 50 以上である商品 食の安全確保の取組サイクル 取り組みが不十分な 部会 直売所等 現場実態に即したリスク管理を徹底 原産地による差異が明らかな原料食品は 少なく 重量も事業者の裁量で調整できる ため 輸入品と国産を区別して表示しなけ ればならない加工食品は非常に限定的 原料原産地表示義務化の効果 消費者の適切な商品選択の機会の確保 優良誤認の防止 国産原料を使用した加工食品を志向す る消費者の購買行動の適正化 国産原料の消費拡大 加工原料向け国産農畜産物の 需要拡大 産地振興 所得増大に寄与 8

10 6 国産農畜産物の輸出拡大の確立 実践 目指す 一元的な輸出ビジネスモデルを構築し 戦略的に国産農畜産物の輸出を拡大 方向 目標 JAグループの取組み JAグループや関係会社が連携して 一元的な輸出ビジネスモデルを構築するため 全国機関をはじめと した研究会等により 検討を行い 早急に具体化をはかる 政策 予算 税制 規制改革など 輸出拡大に向けた諸課題の解決を目指す 表示規則や通関 検疫制度の緩和 輸出保険の創設 6次産 業化ファンドの活用等の必要予算の確保 政府や現地パートナー企業との連携 知的財産権の保護等 現状 課題 異なる表示規制 物流インフラ 海外パートナー事業者の不在 カントリーリスクの存在 国内の産地間で競合 少量 不定期 不定量なロット 高すぎて他国産に勝てない 1回限りのスポット的な販促イベ ントで継続取引に結びつかない 民間だけでは対処困難な さまざまな課題も山積 一元的な輸出ビジネスモデルを通じた輸出拡大 イメージ図 海外市場 海 輸 出官 拡民 大一 対体 策と がな 必っ た 要 外 日本政府へ求めるもの 通関 検疫の能率化など 輸出しやすい体制整備 知的財産権の保護 日本食文化の発信 等 販売 PR 現地企業 提携 M&A等 輸出 情報収集 市場調査 現地企業 の発掘等 一元的な輸出ビジネスモデル 政府と連携し JAグループ 食品生産 流通事業者等で構成 国 内 6次産業化ファンド 等による出資 経 営支援など 政府 自治体によ る情報 ヒト 資金 等の支援 財政面 政府の支援 JAグループが主体 となり 国内物流企 業等とも提携 物流面 9

11 10 (7) 食農教育や市民農園 都市 農村交流等の促進 1 農業 ( 農村 ) 地域に対するファン 応援団の拡大 ( 学校給食への地場産供給促進 市民農園等の拡大 農山村地域での交流人口増 ) JA グループの取組み 学校への出前授業 や 農業体験 に加え 学校給食等への食材提供まで視野においた取り組みを行うとともに 直売所 (JA ファーマーズ マーケット ) においては農園整備等を組み合わせた体験交流型への展開をはかる JA 食農教育の現状 課題 今後の対応策 JA 食農教育において重視している項目 1 子どもの健全な食生活と育成 2 地場産農産物の消費拡大 3JA ファンづくり 組合員加入など JA 組織の基盤強化 4 地域農業の理解促進 5 地元食材 伝統料理など食文化の理解 食育推進 ( 基本 ) 計画 食育推進計画は 全都道府県と約 6 割の市町村で作成 (24 年 3 月現在 ) 学校給食における地場産物の利用状況 19 年度 21 年度 23 年度 27 年度 ( 目標 ) 23.3% 26.1% 25.7% 30.0% <JA 食農教育実践での課題 > 活動内容 企画力 人材不足 人材育成 外部団体 組織との連携 予算確保 役職員の理解 協力 ( 部署間の連携 ) 連携 調整 JA 食農教育の一環として 市町村や教育委員会等との連携のもと 学校への出前授業 や 農業体験 に加え 学校給食等への食材提供 地域住民や観光客等の集客拠点の役割も果たしている直売所施設 (JA ファーマーズ マーケット ) において 単発のイベント実施にとどまらない 農園整備等を組み合わせた体験交流型への展開

12 (7) 食農教育や市民農園 都市 農村交流等の促進 2 多くの都市住民 ( 子ども 若者 定年退職者等 ) や外国人等を農山村地域に誘導し 交流を促進するため 受入側の企画 コーディネート力発揮のための官民の仕組みづくりが必要である 日本の食 文化等を発信する施策を充実する必要がある 食育の推進や地域の活性化等を進めるため 学校給食における地元産 国産農畜産物の利用拡大に対する支援策などを強化する必要がある ふるさと回帰支援センター等の活用 農村地域 都市地域 訪日客 コーディネート機関 訪日客の推移 ( 観光庁 ) 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 11

13 (8) 農業 地域活性化につながる再生可能エネルギーの取組み拡大 JA 市町村 関係機関が一体となった地域還元型再生可能エネルギー事業の展開 JA グループの取組み 農業 JA 施設等を活用した全農による太陽光発電支援事業の一層の展開をはかる 地域還元型再生可能エネルギー事業の取り組みへ JA の参画と それを支える JA グループの事業支援体制を構築する 農業 地域活性化につながる地域還元型再生可能エネルギー事業を支える法整備が必要である 農村資源を活用した再生可能エネルギー導入にかかる支援措置を確立が必要である 農村部における再生可能エネルギーの現状 課題 今後の対応策 メガソーラー (217 万 kw) 46.3%( 全体 41.3%) 再生可能エネルギーの果実を地域内に還元する関係機関一体となった取り組み 地域還元型再生エネルギー事業 大規模太陽光発電施設を中心に都市部の大企業の農村部への進出が顕著 再生可能エネルギーの取組みの果実が地域外へ流出 ( 出典 : 資源エネルギー庁資料 報道資料より農林水産省作成 ) JA グループの対策 全農太陽光発電支援事業による農業施設 JA 施設等へのソーラーモジュールの敷設 JA 段階における地域還元型再生可能エネルギー事業への参画 プラン作成 ( 全国段階 ) 情報提供 JAグループ協議会 事業展開 < 事業支援 > 必要な政策支援 地域還元型再生可能エネルギー事業を支える法令整備 < 内容 > 市町村 農業関係者等による地域協議会の設置 計画の策定 地域還元型の仕組み 財政 税制等の措置など 農村資源活用にかかる支援措置 バイオマス 小水力 12

14 2. 食料安全保障を実現 強化する政策の展開 (1) 農地の面的集積の加速化 担い手経営体への農地の面的集積の拡大 農地管理斡旋の取組みによる耕作放棄地発生ゼロの実現 JA グループの取組み JA の農地利用集積円滑化事業の取組みの拡大 質的向上等をはかり 当該事業を通じた面的集積を進め 担い手経営体の経営基盤の強化に取組む 行政 関係団体と一体となって 県農地管理機構と連携しながら 受け手が見つからない農地等の集積を進める JA では 必要な支援策を前提に 機構からの受け手の見つからない農地の管理業務を受託する ( 基本となる JA の取組みが困難な場合 JA 連合会が連携し 調整 受託する体制を整備 ) 農地集積の取組みは 地域の農地利用集積円滑化団体の取組みを基本に位置付けた上で 支援策を強化すること また 農地集積協力金や担い手規模拡大交付金など現行対策を維持 拡充する必要がある 当面担い手が見つからない農地を適切に管理するとともに 条件の悪い農地の基盤整備を行い 担い手への農地利用集積につなげていくため 農地の中間的受け皿 ( 県農地中間管理機構 ) を創設し 実効性を担保する十分な財政支援を行う必要がある 県農地中間管理機構の取組みは 地域の人 農地プランや地域営農ビジョンと整合性のあるものとして行われるよう プラン等の策定 実践に関わる行政 JA 等関係機関が構成する組織が主体的役割を発揮する仕組みとすることし 機構からの業務委託先等は 地域の関係機関の合意に基づいて定める必要がある また 地域の関係機関が 適切かつ確実に機構の取組みを進められるよう 当該機関に対する関係情報の共有化 十分な水準の委託費等の設定 必要な法整備の早期実施を行う必要がある 耕作放棄地の再生 解消にむけた支援対策を維持するとともに 耕作放棄地の解消や発生未然防止を強化するために 必要な法整備と 取組み強化に向けた支援策を拡充する必要がある

15 今後の農地集積の取組みイメージ 14

16 (2) 地域営農ビジョンに基づく担い手の経営支援対策の強化 地域営農ビジョンで明確化された担い手経営体の経営基盤の強化 JA グループの取組み 地域営農ビジョンを通じた担い手経営体の明確化 農地利用集積円滑化事業を通じた農地の面的集積等に取組む また 行政等関係機関と一体となった支援体制を整備する 集落営農の法人化等に係る人材育成や新規就農者の受入 指導体制の整備などの取組みを強化する 農業者が主体となった地域営農ビジョン策定 実践への支援対策と JA 行政等関係機関が一体となった支援体制の整備等への支援が必要である 青年就農給付金の要件見直し 集落営農の法人化支援 農業経営基盤強化準備金の拡充など担い手経営体への支援策を拡充する必要がある 担い手経営体の経営基盤の強化 地域営農ビジョン策定 実践担い手経営体への政策支援 協と J 議な A 会っ 行等た政 ) 支等援関体係制機 ( 農関業が再一生体 ビ実ジ践ョのン支策援定 地域農営業農適者ビ切がジな単主ョン位体のでと策のな定っ実た践 担い手経営体の明確化と農地集積 大規模農家 集落営農 新規就農者 J A 出資型法人 多様な担い手の役割の発揮 地域の特色ある産地づくり ( 作付計画 ) 農を通じた豊かな地域づくり 政策支援 日本型直接支払における加算措置 JA 行政等関係機関が一体となった支援体制整備への支援 青年就農給付金の要件見直し ( 親元就農の要件緩和 ) 集落営農の経営発展 法人化の支援 ( アト ハ イサ ーの配置 リータ ーの学習活動支援 ) 農業経営基盤強化準備金の拡充 ( 対象農機 設備の拡大や積立方法の拡充等 ) など担い手税制の拡充 15

17 (3) 農業者の経営管理能力の向上 農業者における記帳率の向上 担い手経営体に対する JA の経営コンサル 記帳代行件数の増加 JA グループの取組み 経営の拡大 多角化に向け必要となる農業者の経営管理能力の向上と 軽減税率等への円滑な対応を進めるため 組合員に対する税務 記帳に関する指導 支援体制を強化するとともに 担い手経営体の経営改善を図るための経営分析 コンサルの取組みを拡大する 農業者の税務申告等を支援する体制の整備と電算化を進めるため 中小企業団体の経営改善普及事業に対する国等の支援措置を参考とした万全な支援策を措置する必要がある 農業者の経営管理に関する課題と対応策 < 農業者の実態 > 経営管理能力の高い農業者が少ない 多くの農業者は 記帳 税務申告などに不慣れ 経営改善に向けたデータ整備 分析が困難な状況 記帳等を支援する体制は脆弱 中小企業のような経営管理能力に関する支援措置が 農業に十分措置されておらず 記帳等を支援する農業団体等の体制も脆弱である 規模拡大等に対応できる経営管理能力の向上が課題 6 次産業化や規模拡大 法人化などが農業にとって喫緊の課題であるが まず それに必要な経営管理能力の向上を備える必要 軽減税率や記帳義務化への対応が課題 導入が目指される軽減税率で 農業者が不利にならないようにするために 課税事業者への誘導等が必要 平成 26 年 1 月より 全ての白色申告者に記帳 帳簿保存が義務化されるが 不慣れな農業者の多くが その対象となる 中小企業に対しては 数十年にわたり 国等から商工会や商工会議所が行う中小事業者への納税事務 記帳支援の取組みに対して補助 支援がなされ 税務対応 経営管理の向上が図られてきた < 対応策 > 1 農業者の税務 記帳支援や経営サポートを行う体制の拡充 2 電算化の推進 農業者の経営管理向上を図るための支援策の措置 16

18 16 12 (4) 都市農業基本政策の確立 ( 万 ha) 都市農業経営に利用される都市農地の保全と面積の確保 JA グループの取組み 都市農業振興 都市農地保全に係る国民理解促進の取組みを行政 関係団体等との連携のもと進めるとともに 立地条件を活かしながら 直売所運営や体験農園 食農教育等の取り組みを強化する 政策 都市農業振興 都市農地保全に資する 都市農業振興にかかる基本法 ( 仮称 ) を早急に制定するとともに 関連する法制 税制等についてもあわせて見直す必要がある 市街化区域農地面積の推移 市街化区域農地全体 生産緑地 都市農業 都市農地への期待の高まり 農水省 : 都市農業検討会 都市農業は 多様な機能 ( 食料供給 農業体験の提供 防災空間確保等 ) を発揮 都市農業への評価は上昇 国 地方自治体においても 都市農業者等を対象とした施策を充実させる必要 83,631ha 14,190ha 国交省 : 都市計画制度小委員会 ( 都市部の ) 農地についても 消費地に近い食料生産地や避難地 レクリエーションの場として多様な役割を果たしているものとして都市内に一定程度の保全が図られることが重要 都市農業振興 都市農地保全に必要な法制 税制 1. 都市農業振興にかかる基本法 ( 仮称 ) 制定と都市農地の都市計画上の位置づけ ( 農業生産を担い 多面的機能を発揮する重要な 地域資源 ) 2. 相続税関連制度 法定相続分課税方式 や相続税納税猶予制度の基本的枠組みの堅持 制度適用生産緑地における貸借の容認 収用時の利子税支払い免除や居住地付近の代替地確保 3. 生産緑地制度 地方自治体での追加指定の促進 指定下限面積 (500 m2 ) の緩和 4. 固定資産税関連制度 市街化区域内において 現に農業が営まれている都市農地 ( 生産緑地を除く ) の固定資産税の評価方法 課税方法のあり方等の見直し 17

19 5 鳥獣被害の低減 目指す 高止まりしている鳥獣被害額を激減 方向 目標 JAグループの取組み 組合員 JA職員の捕獲等にかかる資格取得の推進や 講習会の開催等により 地域の鳥獣被害防止の 取組みに積極的に参画する 政策 予算 税制 規制改革など 国が被害の激減に向けた明確な目標を設定した上で 県 市町村の取組みの徹底 強化を図るとともに その目標達成に向けた駆除を促進するための支援 回収 処理体制の整備 強化への支援や 捕獲活動 に対する直接的支援 を拡充する必要がある 鳥獣に行政等の境界はない中で 取組みの支障となっている制度や地域の慣習等を見直す必要がある 鳥獣被害の要因と被害の現状 ①高齢化等により 鳥獣被害防止 対策にかかる人材が十分に確保 できない 鳥獣の生息域 の拡大 鳥獣被害の深刻化 広域化 耕作放棄地 の増加 年 度 被害金額 21年度 狩猟者の減 少 高齢化 22年度 ②取組みの中心となる実施隊の結 成が進んでいない ③適切な個体数管理が行われてい ないなかで 目標の設定ができ ない 23年度 213億円 239億円 226億円 平成21年度以降は 毎年200億円超の被害が発生 営農意欲の低下 人的被害等 農村全体に甚大な影響 対応策 鳥獣対策にかかる主な課題 ④既存の規制や地域独自の慣習等 が取組みの支障となっている 行政 の取組み JAグループ の取組み 国が 鳥獣対策の明確な 目標を設定 実施隊の結成の促進など 鳥獣害対策にかかる県 市 町村の取組み強化 県 市町村またぎの取組み 強化 回収 処理体制への支援 駆除を促進する諸支援の 拡充 支障となっている規制や地 域の慣習等の見直し 市町村や猟友会等と 連携し 地域の鳥獣被 害防止活動に積極的 に参画 捕獲等にかかる資格 取得の推進や 講習 会の開催等により 人 材を育成 18

20 19 (6) 持続可能な農業を実現するための日本型直接支払制度の確立 法制化 1 農業 農村の持つ多面的機能の維持 発揮 農業 農村の持つ多面的機能を維持 発揮するため 現行の経営所得安定対策等の品目別対策とは別に 農業 農村の持つ多面的機能に着目した直接支払制度を措置する必要がある 品目別対策とあわせて直接支払制度を法制化し 安定的な制度とする必要がある JA グループが求める政策イメージ 26 年度以降の政策イメージ 販売収入 + 政策支援 担い手セーフティネット対策 品目対策 需給 価格安定対策 所得確保対策 食料安全保障 多面的機能に対する直接支払 ( 全ての農地 地目別 ) 平成 22 年 6 月 協同組合の役割発揮による農業 農村の活性化に向けた JA グループの政策提言 より 経営所得安定対策とは別に措置 品目対策として 政府の責任による米の需給と価格の安定を前提に 経営所得安定対策 ( 旧 : 戸別所得補償制度 ) を再整理 多面的機能に着目した新たな直接支払制度

21 20 (6) 持続可能な農業を実現するための日本型直接支払制度の確立 法制化 2 直接支払制度は 現行の中山間地域等直接支払交付金の仕組みを参考として 全ての農地を対象として地目別に 農地を農地として利用する取組みに基づき 基礎支払いを交付する仕組みとする必要がある また 集落 地域における地域営農ビジョンの実践など 前向きな取組みに対して 基礎支払いの加算措置を検討する必要がある なお 地域営農ビジョン 集落マスタープラン 人 農地プランは 整合性をはかるよう検討する必要がある 多面的機能を維持 発揮する地域活動を支援するため 市町村 JA 農業委員会 農業改良普及センター等関係機関が一体となった枠組みを確立するとともに こうした取り組みを推進するための政策支援対策を措置する必要がある 日本型直接支払のイメージ 販売農家 1 戸あたりの平均経営耕地面積 ( 平成 24 年 単位 :ha) 田畑樹園地 全国 北海道 都府県 地域のまとまりに対する交付の仕組みが必要

22 3. 所得増大 自給率 自給力向上に向けた品目政策の確立 (1) 水田農業対策 需要に応じた主食用米の計画生産と非主食用米の増産による水稲作付面積の維持 拡大 米粉スイーツなど新たな需要の掘り起こしに取り組むとともに 基本計画の生産拡大目標である米粉用 50 万トン 飼料用 70 万トンなどに向けて 耕作放棄地の解消等による非主食用米の生産拡大と 用途別需要に基づく加工用米など多様な米の増産に取り組むことが必要である 平成 2 年度 1 水田を増反し水田として最大限活用する政策への転換 水田の利用状況の推移 主食用米 万 ha 水稲作付面積 : 万 ha 現行基本計画における新規需要米の生産目標 平成 20 年度 主食用米 160 万 ha 加工用米 2.7 万 ha 新規需要米 1.1 万 ha 水稲作付面積 : 164 万 ha 主食用米の需要減少等により水田面積は大幅に減少 平成 24 年 平成 32 年目標 飼料用米 18 万トン 70 万トン 平成 24 年度 主食用米 152 万 ha 加工用米 3.3 万 ha 水稲作付面積 : 164 万 ha 非主食用米の増加により水田面積を維持 米粉用米 3.5 万トン 50 万トン 非主食用米の用途別の状況 新規需要米 6.8 万 ha 備蓄米 1.5 万 ha 用途区分助成措置作付面積生産量販売価格収入経営費所得備考 備蓄米産地資金 16 千 ha 83 千トン 15,000 円 /60kg ( 主食用米並み ) (24 年米をもとにイメージ ) 124 千円 /10a 64 千円 /10a 60 千円 /10a 入札手法の見直しや主食米並み価格水準で 25 年産は拡大 加工用米 ( 高価格 ) 11,500 円 /60kg 107 千円 /10a 64 千円 /10a 40 千円 /10a 酒造用精米等 地域流通の拡大 2.0 万円 /10a 33 千 ha 182 千トン加工用米 ( 低価格 ) 8,900 円 /60kg 84 千円 /10a 64 千円 /10a 20 千円 /10a 需要の増加と価格上昇による 米菓 焼酎用は供給不足 米粉用米 8.0 万円 /10a 6 千 ha 35 千トン 4,800 円 /60kg 105 千円 /10a 64 千円 /10a 40 千円 /10a 増産が続いたが 需要が追いつかず 在庫調整局面 飼料用米 8.0 万円 /10a 35 千 ha 183 千トン 1,200 円 /60kg 82 千円 /10a 64 千円 /10a 18 千円 /10a 作付は拡大傾向であったが 24 年産はほぼ同じ それぞれの地域によって産地資金による上乗せ 21

23 22 2 消費者 実需者のニーズに対応した用途別生産 販売体制の確立 用途別の需給ミスマッチを解消し 需要の見込まれる多様な米への作付拡大の実践 米の用途や価格帯別の需給状況に対応した政策の見直しにより 米の増産を政策誘導するとともに 引き続き棚上げ備蓄を継続したうえで 政府備蓄米の柔軟な運用や米穀機構の過剰米対策の活用等により 用途別の需給変動を補正する仕組みを措置することが必要である 現状 用途別生産 販売体制のイメージ 主食用米 16,500 円 /60kg 備蓄米 ( 主食用米並み ) 15,000 円 /60kg 加工用米 11,500 円 /60kg ( 酒 加工米飯 ) 主食用米 備蓄用米 加工用米 ( 高価格帯 ) < 検討方向 > 業務用を含めて需要に見合った生産 県別優先枠に基づく 20 万トンの安定生産 酒用 加工用の需要に対しては現行の助成水準を維持しながら農家手取りを確保 政府備蓄米の柔軟な運営や米穀機構の活用 こうした取り組みでも 適正備蓄水準 :100 万トン +α 買入 : 作柄等ふまえ市場から柔軟に買入れ売渡 : 用途別需給に応じて柔軟に対応 政府備蓄米の柔軟な運用 加工用米 ( 米菓 味噌等 ) 米粉用米 飼料用米 8,900 円 /60kg 4,800 円 /60kg 1,200 円 /60kg 用途別の価格帯に着目 加工用米 ( 低価格帯 ) 米粉用米飼料用米 水稲作付面積の戦略的拡大 価格帯別の需要に応じた販売 助成体系の見直し ( 低価格加工用のメリット拡充等 ) 一元的な集荷体制構築の支援と交付金を含めたプール計算等による手取平準化 用途別の需給のミスマッチ 市場買入 米穀機構の過剰米対策の活用 価格は 24 年産米をもとにイメージ

24 23 3 需給と価格の安定を前提とした経営所得安定対策への見直し 1 需給と価格の安定を前提に 米の直接支払交付金については米の生産継続払いの仕組みとして措置 米の直接支払交付金については 本来 再生産可能な所得を確保できる価格水準を実現すべきであるが 潜在的需給ギャップが存在し 政府による出口対策などが講じられていないなかで 計画生産実施者の所得を確保するため 計画生産とリンクし 米の販売価格と生産費の差を補てんする米の生産継続払いの仕組みとして措置する必要がある 現行制度の仕組み 直近の販売価格で試算 1 直近 3 年平均販売価格 ( 全銘柄平均相対価格から流通経費等を控除 24 年産は 25 年 2 月までの平均価格 ) 22 年産 23 年産 24 年産 10,325 円 /60kg 12,760 円 /60kg 13,907 円 /60kg 平均 :12,331 円 /60kg 2 恒常的なコスト割れ相当分 ( 標準的な生産費 :13,700 円 /60kg 平年単収 :530kg/10a で試算 ) 1,369 円 /60kg 12,094 円 /10a 需給と価格が安定し 単価が見直されると 15,000 円 /10a 以下になる仕組み ( 全中試算 )

25 3 需給と価格の安定を前提とした経営所得安定対策への見直し 2 24 米価変動補填交付金と収入減少影響緩和対策 ( ナラシ対策 ) の整理統合 米価変動補填交付金と収入減少影響緩和対策 ( ナラシ対策 ) については 一定の生産者拠出を前提に 品目ごとの収入減少に対応する経営安定対策に整理統合する必要がある なお 生産者拠出については 生産者の理解を得るとともに 生産現場での事務負担が増大しないように留意する必要がある

26 4 地域の創意工夫が発揮できる水田活用対策 25 現行の仕組みを基本とし 地域の特性や創意工夫がはかれる仕組みを構築 麦 大豆などの生産振興に向けては 現行の仕組みを基本とし 産地資金の充実や当年産の実績に応じた支払いの仕組みなど 地域の特性や創意工夫がはかれる仕組みとする必要がある 畑作物の直接支払交付金の仕組み 水田活用の直接支払交付金の見直しのイメージ 対象作物 1 等 2 等 3 等 数量払 小麦 5,740~ 6,450 円 /60kg 4,580~ 5,290 円 /60kg 営農継続支払 2 万円 /10a 大豆 12,170 円 /60kg 11,480 円 /60kg 10,800 円 /60kg 営農継続支払 + 数量 品質に応じて支払われる数量払 の現行の仕組みを基本的に維持

27 (2) 畜産対策 高品質で安全 安心な畜産物の付加価値の創出による農業所得の増大と飼料自給率向上と循環型農業の促進による持続可能な畜産経営の確立 JA グループの取組み 生産性向上や循環型農業の促進に取組むとともに 消費者のニーズにあわせた付加価値商品の開発と加工 外食など消費者に直接訴求する販売チャネルの強化に取組む 畜産経営が将来を展望できる安定的な畜産基本政策の確立が必要である 配合飼料価格の高騰のなか 配合飼料価格安定制度 ( 生産コスト変動緩和対策 ) の見直しと 畜種別経営安定対策 の支援水準の引き上げ等により 総合的な経営安定対策を確立することが必要である 畜産対策の基本的考え方 JA グループの取組み < 生産性向上対策 > 生産性向上のための技術支援 配合飼料製造 物流対策 < 循環型農業の促進 > 自給飼料の増産 活用の促進 耕畜連携の促進 < 販売強化対策 > 付加価値商品の販売拡大 直販事業の強化 付加価値の創出による農業所得の増大 持続可能な畜産経営 飼料自給率の向上 循環型農業の促進 配合飼料価格の高騰畜産物価格の低迷繁殖基盤の縮小飼料自給率の伸び悩み 政策 < 将来を展望できる畜産基本政策の確立 > < 総合的な経営安定対策の確立 > 配合飼料価格安定制度 ( 生産コスト変動緩和対策 ) の見直し 畜種別経営安定対策の拡充 < 生産基盤対策の拡充 > < 飼料自給率向上対策の拡充 > < 多面的機能に着目した直接支払い > 26

28 (3) 酪農対策 27 国産牛乳の安定供給とチーズなど乳製品の需要拡大による農業所得の増大と自給飼料の増産 活用による持続可能な酪農経営の確立 JA グループの取組み 家族農業を中心とした酪農基盤を維持 拡大するため 自給飼料の増産 活用と地域営農支援システムの構築の支援を行うとともに 国産の新鮮な牛乳の安定供給と輸入と代替できるチーズなど乳製品の国産シェアを拡大するため 生乳需給調整機能と販売力を強化する 酪農経営が将来を展望できる安定的な酪農基本政策の確立が必要である 適正な総合乳価を確保するため 現行の加工原料乳補給金制度のもと チーズなど加工向け対策ならびに生乳需給調整対策を拡充するとともに 生産者組織と乳業の再編を促進する必要がある 酪農対策の基本的考え方

29 (4) 野菜対策 輸入と競合する加工 業務用野菜の国産供給の拡大による自給率 自給力向上 野菜経営の農業所得の増大による産地の維持 拡大 JA グループの取組み 実需者ニーズにもとづく生産振興と加工 業務用への安定供給の取組み強化など国産野菜の販売力強化に取組む 加工 業務用産地育成に向けた支援と野菜価格安定制度の拡充により 生産者の経営安定を図る対策が必要である 野菜対策の基本的考え方 加工 業務用野菜の国産供給の拡大による自給率 自給力向上 野菜経営の農業所得の増大による産地の維持 拡大 作付面積 生産量の減少 輸入との競合 生産コストの増大 気象変動による収量 品質の不安定化 加工 業務用への新たな支援策の構築が必要 野菜価格安定制度の拡充が必要 JA グループの取組み 実需者ニーズにもとづく生産振興 加工業務用への安定供給の取り組み強化 リレー出荷や食品メーカー等との連携による販売力の強化 政策 品目対策 加工 業務用への安定供給の取組みに対する支援 野菜価格安定制度の拡充強化 緊急需給調整の円滑な実施 燃油高騰対策の恒久化 多面的機能に着目した直接支払い 28

30 (5) 果樹対策 消費者ニーズに応じた高品質果実の供給による自給率 自給力向上 果樹経営の農業所得の増大による産地の維持 拡大 JA グループの取組み 優良品目 品種への転換など高品質果実の生産振興と販売力強化 産地の共同の取組みへの支援に取組む 改植 未収益期間対策の継続 拡充と 新たなセーフティネット対策 や園地の集積 整備等の産地の取組みへの支援の拡充が必要である 果樹対策の基本的考え方 高品質果実の供給による自給率 自給力向上 果樹経営の農業所得の増大による産地の維持 拡大 作付面積 生産量の減少 輸入との競合 生産コストの増大 気象変動による収量 品質の不安定化 JA グループの取組み 優良品目 品種への転換など高品質果実の生産振興 需要に的確に対応した生産 出荷による販売力の強化 産地の共同の取組みの支援 改植 未収益期間対策の継続 拡充が必要 果樹経営の安定に資する 新たなセーフティネット対策 の構築が必要 産地の取組みへの支援対策の拡充が必要 政策 品目対策 果樹経営支援対策 未収益期間対策の拡充 需給 加工対策の拡充 新たなセーフティネット対策の構築 燃油高騰対策の恒久化 多面的機能に着目した直接支払い 29

31 30 (6) 甘味資源作物対策 生産性 収益性の向上による生産者の経営安定と産地の維持 拡大による自給率 自給力の向上 JA グループの取組み 単収向上 低コスト化などにより産地を維持 拡大するため国 糖業者等と一体となった生産振興に取組む 糖価調整制度の堅持と品目別経営安定対策の維持 産地への取組みへの支援の強化が必要である 甘味資源作物対策の基本的考え方

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