第 2 条 (1) 所管区 この訓令における用語の意義は 次とおりとする 石川県警察の組織等に関する規則 ( 昭和 41 年石川県公安委員会規則第 4 号 以下 組織規則 という ) 第 29 条に定める交番等の担当区域をいう (2) 受持区 巡回連絡を実施する担当区域をいう (3) 警備区 繁華街
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- さやな あきくぼ
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1 石川県地域警察運営に関する訓令 改正 平成 5 年 7 月 7 日石川県警察本部訓令第 7 号平成 6 年 11 月 1 日警察本部訓令第 27 号平成 10 年 11 月 1 日警察本部訓令第 17 号平成 12 年 3 月 15 日警察本部訓令第 6 号平成 13 年 3 月 21 日警察本部訓令第 5 号平成 15 年 12 月 17 日警察本部訓令第 12 号平成 22 年 3 月 31 日警察本部訓令第 4 号平成 25 年 3 月 29 日警察本部訓令第 7 号平成 28 年 3 月 11 日警察本部訓令第 4 号 石川県外勤警察運営に関する訓令 ( 平成元年石川県警察本部訓令第 11 号 ) の全部 を改正する 目次 石川県地域警察運営に関する訓令 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 12 条 ) 第 2 章 運用及び配置 第 1 節勤務の基準 ( 第 13 条 - 第 17 条 ) 第 2 節配置運用 ( 第 18 条 - 第 26 条 ) 第 3 章 指揮監督及び指導教養 第 1 節幹部等の職務 ( 第 27 条 - 第 29 条 ) 第 2 節巡視等 ( 第 30 条 - 第 34 条 ) 第 4 章 通常基本勤務 第 1 節通則 ( 第 35 条 - 第 44 条 ) 第 2 節交番等及び移動交番車 ( 第 45 条 - 第 53 条 ) 第 3 節機動警ら係等 ( 第 54 条 - 第 57 条 ) 第 4 節警備派出所及び検問所 ( 第 58 条 第 59 条 ) 第 5 節交番相談員 ( 第 60 条 第 61 条 ) 第 5 章特別勤務及び地域警察勤務以外の勤務 ( 第 62 条 第 63 条 ) 第 6 章補則 ( 第 64 条 - 第 66 条 ) 附則 第 1 章 ( 趣旨 ) 第 1 条 総則 この訓令は 地域警察運営規則 ( 昭和 44 年国家公安委員会規則第 5 号 以 下 規則 という ) に基づき 石川県警察における地域警察の運営に関して必 要な事項を定めるものとする ( 用語の意義 ) - 1 -
2 第 2 条 (1) 所管区 この訓令における用語の意義は 次とおりとする 石川県警察の組織等に関する規則 ( 昭和 41 年石川県公安委員会規則第 4 号 以下 組織規則 という ) 第 29 条に定める交番等の担当区域をいう (2) 受持区 巡回連絡を実施する担当区域をいう (3) 警備区 繁華街 主要駅 空港その他特殊な警戒警備対象のある地域において 特に 必要のある場合に置かれる警備派出所の担当区域をいう (4) 交番等 交番 駐在所 署所在地 警察署の分庁舎の設置及び運営に関する訓令 ( 平 成 24 年石川県警察本部訓令第 3 号 ) 第 3 条に規定する庁舎所在地 警備派出所 及び検問所をいう (5) 機動警ら係等 機動警ら係及び警察本部地域課自動車警ら班 ( 以下 自動車警ら班 という ) をいう (6) 部課長等 組織規則第 22 条に規定する部長 第 23 条に規定する課長 ( 地域課長 ( 以下 本 部地域課長 という ) を除く ) 及び第 27 条に規定する警察学校の校長をい う (7) 署長等 警察署長 ( 以下 署長 という ) 及び本部地域課長をいう (8) 地域官等 石川県警察の組織等に関する訓令 ( 昭和 41 年石川県警察本部訓令第 3 号 )( 以 下 組織訓令 という ) 第 12 条の3に規定する地域官及び第 12 条の4に規 定する地域交通官をいう (9) 地域警察幹部 地域警察官のうち巡査部長以上の階級にある者をいう (10) 受持警察官 交番等に勤務する地域警察官をいう ( 地域警察勤務 ) 第 3 条 この訓令において 地域警察勤務 とは 規則第 2 条に規定する地域警察 の任務を達成するために行う次条に規定する勤務種別ごとに定められた次に掲げ る勤務をいう (1) 所管区 警備区その他特定の場所又は区域 ( 以下 担当区域等 という ) について警察の職務を遂行するため 立番 見張 在所 警ら 巡回連絡 機 動警ら 待機及び警戒警備の勤務方法により行う勤務 (2) 警察本部及び警察署において 前号に規定する勤務に従事する警察官に対す - 2 -
3 る指揮監督及び指導教養に当たる勤務並びにこれらの勤務に関する企画及び調 査 連絡調整 書類の作成 整理 統計の作成等の事務 ( 以下 地域警察事務 という ) に従事する勤務 (3) 前 2 号の規定による勤務を通じて行うことが困難な特別の任務を遂行するた めに行う第 62 条に規定する勤務 ( 勤務種別 ) 第 4 条 (1) 交番勤務 地域警察官の勤務種別は 次のとおりとする (2) 駐在所勤務 (3) 署所在地勤務 (4) 移動交番車勤務 (5) 機動警ら係勤務 (6) 自動車警ら班勤務 (7) 警備派出所勤務 (8) 地域警察事務勤務 ( 運用の方針 ) 第 5 条 地域警察の運用に当たっては 前条に定める勤務種別のそれぞれの特性が 最高度に発揮されるよう 相互の組合せ 連携に配意するとともに情報交換を積 極的に行い 総合的な運用を図るものとする 2 署長等は 地域警察の運用に当たっては 事件 事故等の地域的 季節的 時 間的発生状況 交通事情及び住宅街 商店街等の実態を考慮し 計画的かつ重点 的な運用を図るものとする ( 地域官等 ) 第 6 条 地域官等は 組織訓令第 12 条の 3 及び第 12 条の 4 で定める任務を行う 地 域官等の配置のない警察署にあっては 副署長がこれに当たるものとする ( 交番所長 駐在所長及び警備派出所長 ) 第 7 条 交番に交番所長を 町役場の所在地を管轄する駐在所及び複数の勤務員を 配置する駐在所に駐在所長を 警備派出所に警備派出所長を置く 2 交番所長 駐在所長及び警備派出所長には 警部又は警部補を充てるものとす る ( 所管区長 ) 第 8 条 署長は 交番所長及び駐在所長の配置のない交番等ごとに所管区長を指定 するものとする ( 班長及び車長 ) 第 9 条 署長等は 交替制の地域警察官により運用されている交番及び署所在地に は当務ごとに班長を 機動警ら係等の警ら用無線自動車には乗務単位ごとに車長 を指定するものとする ( 受持区 ) - 3 -
4 第 10 条 ものとする 署長又は地域官等は 所管区ごとの配置人員の数に応じて受持区を定める ( 私服勤務の特例 ) 第 11 条 地域警察官は 私服で勤務する必要がある場合は あらかじめ署長等又は 地域官等若しくは警察署地域課長の承認を受けなければならない ただし 夜間 休日その他やむを得ない理由であらかじめ承認を受けることができない場合は 石川県警察の処務に関する訓令 ( 昭和 47 年石川県警察本部訓令第 3 号 以下 処 務訓令 という ) 第 64 条に規定する当直主任の承認によりこれに代えることが できるものとする ( 連絡協調 ) 第 12 条 部課長等は 地域警察活動に相当の影響を及ぼす教養訓練 一斉警戒取締 り等を計画するときは 本部地域課長と協議するものとする 第 2 章 第 1 節 ( 勤務制 ) 第 13 条 運用及び配置 勤務の基準 地域警察官の勤務制は 石川県警察職員の勤務時間等及び勤務時間管理に 関する訓令 ( 平成 4 年石川県警察本部訓令第 16 号 以下 勤務時間訓令 という ) の定めるところによるほか 次のとおりとする (1) 毎日制勤務毎週の週休日が 2 日間指定される勤務 (2) 駐在型毎日制勤務駐在所の施設に居住し 毎日制勤務を行う勤務 (3) 交替制勤務当番 非番 日勤等の繰り返しのなかで週休日が指定される勤 務 ( 運用制 ) 第 14 条 地域警察の勤務種別ごとの運用は 原則として次の各号のとおりとする (1) 交番勤務においては 交替制勤務 特に必要がある者については 毎日制勤 務 (2) 駐在所勤務においては 駐在制勤務 特に必要がある者については 毎日制 勤務 (3) 署所在地勤務においては 交替制勤務 特に必要がある者については 毎日 制勤務 (4) 移動交番車勤務においては 毎日制勤務 (5) 機動警ら係勤務においては 交替制勤務 特に必要がある者については 毎 日制勤務 (6) 自動車警ら班勤務においては 交替制勤務 特に必要がある者については 毎日制勤務 (7) 警備派出所勤務においては 毎日制勤務又は交替制勤務 (8) 地域警察事務勤務においては 毎日制勤務 ( 勤務時間 ) - 4 -
5 第 15 条 地域警察官の勤務時間は 1 週間につき 38 時間 45 分とし 勤務制ごとの勤 務時間は 次のとおりとする (1) 毎日制勤務は 1 日 7 時間 45 分 (2) 交替制勤務は 当番日 15 時間 30 分 日勤日は 7 時間 45 分 2 駐在所に勤務する地域警察官の勤務時間には 1 週間につき 4 時間の夜警らの 時間を含む 3 交替制勤務の当番日における休憩時間は 連続 3 時間を超えない範囲内におい て定めるものとする 4 署長等は 地域警察官に対し必要と認めるときは 第 1 項の勤務時間を超えて 勤務を命ずることができる ( 勤務時間の基準 ) 第 16 条 地域警察官の勤務種別における勤務時間の基準は 別表 1のとおりとする 2 署長は 前項の勤務時間の基準に従い 特に次の事項に留意の上 個別の勤務 種別ごとに勤務方法及び勤務の時間割りを指定した勤務例を策定しなければなら ない (1) 地域責任を有する勤務員の意見を適切に反映させることなどにより 個別の 交番等の地域の実態に即したものにすること (2) 形式的 硬直的なものとならないように配意するとともに 定期的に見直し を行い 所管区等の状況の変化に対応し得るように努めること (3) 巡回連絡を確実に実施するための勤務時間の確保に努めること (4) 警察署の管轄区域 ( 以下 管内 という ) の警戒力 特に夜間における警 戒力に間隙が生ずることのないよう努めること ( 週休日の指定 ) 第 17 条 署長等は 勤務時間訓令の定めるところにより 地域警察官に対し週休日 を指定しなければならない 2 前項の週休日の指定に当たっては 地域警察活動に支障が生じないよう配意し なければならない 第 2 節 ( 基本計画 ) 第 18 条 配置運用 署長は 地域警察官の効率的運用を図るため 次の事項を内容とする基本 計画を定めるものとする (1) 勤務種別ごとの配置人員 (2) 地域警察官個々の勤務制の指定 (3) 交替制各係の編成 (4) 警ら要点及び警ら立寄所の指定 (5) 受持区の指定 (6) 移動交番車の運用区域の指定 (7) その他運用上の基本的事項 - 5 -
6 ( 月間活動計画 ) 第 19 条 署長は 地域警察活動を計画的に行うため 次の事項を内容とする月間活 動計画を警察署地域警察運営細則で定めるものとする (1) 月間における日ごとの実働人員及び勤務配置 (2) 駐在所勤務員の夜警らの指定 (3) 月間において行うべき活動の予定 (4) その他報告様式 決裁区分等必要な事項 2 地域官等は 前項第 2 号及び第 3 号の事項を定めることができる ( 当務日の活動重点 ) 第 20 条 警察署の地域警察幹部は 地域警察官の当務日における活動について 次 の事項に留意した配置を行うとともに 特に必要があると認められるときは 勤 務方法について必要な指示を行わなければならない (1) 月間活動計画に基づき実施すべき事項 (2) 管内の事件 事故の発生及び治安情勢に即応した活動重点 (3) 活動上配意すべき事項 第 21 条 ( 自動車警ら班における基本計画等 ) 本部地域課長は 第 3 条の規定に準じ 自動車警ら班における基本計画及 び月間活動計画を定め 当務日の活動重点を指示するものとする ( 警ら要点及び警ら立寄所の指定 ) 第 22 条 署長又は地域官等は 所管区又は警備区における犯罪の予防検挙 交通の 指導取締り 警戒警備等の対象となる主要な地点 区間及び地域を警ら要点とし て定めるものとする 2 署長又は地域官等は 警ら要点の適当な場所に 別に定める基準により警ら立 寄所を設け 警ら表を備え付けるものとする 3 署長又は地域官等は 警ら要点及び警ら立寄所を明示した警ら要図を作成する ものとする 4 警ら用無線自動車の警ら要点については 第 1 項及び前項の規定を準用するも のとする ただし 自動車警ら班に所属する警ら用無線自動車の警ら要点につい ては 本部地域課長が 次条に定める担当区域等を管轄する署長の意見を聞いて 定めるものとする ( 機動警ら係等の担当区域等 ) 第 23 条 機動警ら係等の担当区域等は 次のとおりとする (1) 自動車警ら班金沢市内及び別に定める管内 (2) 機動警ら係当該係の所属する警察署の管内 ( 統合運用等 ) 第 24 条 署長は 昼夜の人口 治安情勢等を勘案して特に必要があると認めるとき は 隣接する2 以上の所管区を統合した区域 ( 以下 ブロック という ) にお いて 当該 2 以上の所管区の受持警察官を統合的に運用することができる - 6 -
7 2 署長は 前項の規定による運用を行う場合においては 当該ブロックにおける 活動の拠点となる交番等に 当該ブロックにおける地域警察官の活動を統括する 責任者 ( 以下 ブロック長 という ) を指定するものとする ( 補充勤務 ) 第 25 条 署長は 交番等の地域警察官が入校 疾病その他やむを得ない理由で勤務 できなくなった場合は 他の警察官を指定してこれを補充することができる 2 前項の補充をするに当たっては 所管区の状況に応じて 補充勤務の時間 方 法等を定めなければならない ( 移動交番車 ) 第 26 条 署長又は地域官等は 警察署又は交番等から遠距離の団地その他人口増加 の著しい地域について 当該区域の地域警察活動を補うため 移動交番車を派遣 して 効果的運用を図るものとする 第 3 章 ( 会議 ) 第 27 条 第 1 節 指揮監督及び指導教養 幹部等の職務 署長は 幹部会議において 次の事項について協議するものとする (1) 地域警察に関する基本計画及び月間活動計画 (2) 課及び係間の連絡調整 (3) その他地域警察活動について必要な事項 2 前項の幹部会議は 処務訓令第 46 条に定める会議をもって充てることができる 3 署長又は地域官等は 地域警察活動の効率化 適正化及び活動実績の向上を図 るため 交番所長 駐在所長及び所管区長会議を随時開催し 所管区活動の反省 検討及び情報交換を行うものとする ( 所管区長 班長及び車長の職務 ) 第 28 条 (1) 所管区長 ア イ ウ 所管区長 班長及び車長の職務については 次のとおりとする 所管区員の勤務及び事務処理の調整 管内の関係機関 団体等との連絡調整 当務を異にする班長間の引継ぎの方法等についての調整 (2) 班長及び車長 ア イ ウ 養 勤務場所を同じくする勤務員 ( 以下 相勤員 という ) に対する指導教 相勤員の勤務及び事務処理の調整 勤務及び事務の引継ぎの調整 ( 指揮監督及び指導教養上の留意事項 ) 第 29 条 地域警察幹部は 地域警察官の指揮監督及び指導教養に当たっては 特に 次の事項に留意しなければならない (1) 命令 指示及び任務は 具体的かつ明瞭に付与すること - 7 -
8 (2) 日常の職務の遂行に必要な知識 技能を向上させるため 実務に即した教養 に努めること (3) 地域警察官が 地域を担当する自覚と責任を持ち 自発的かつ主体的に活動 に取り組むように努めること (4) 地域警察官は 一人一人が直接市民と接して職務を遂行することに鑑み 適 正妥当な判断ができる能力を高めるように努めること (5) 地域警察官一人一人の素質 個性等に応じて多様な知識 技能が開発される ように努めること (6) 指揮監督及び指導教養に当たっては 常に その結果を確認するよう努める こと ( 巡視 ) 第 30 条 第 2 節 巡視等 署長は 地域警察官の業務 業績が署全体に影響することから 自ら又は 警察署の幹部に命じて 地域警察勤務に従事する地域警察官に対する巡視を積極 的に行わなければならない 2 警察署の地域警察幹部及び地域警察以外の幹部は 巡視時に 受傷事故や非違 事案等の未然防止と日々の業務の適正かつ効率的な推進を図るため 個々の勤務 員に対して その勤務状況等を踏まえ 実務に直結する具体的指導を行い 効果 的な業務管理を図ること ( 巡視計画 ) 第 31 条 巡視計画は 警察署の実情に応じて策定した毎月の重点事項 ( 業務 業績 等の重点 ) に沿って 各級幹部の協力のもと 実施者 実施時間 実施する交番 等に偏りが生じることのないよう実効性のあるものとすること 2 署長は 効率的な巡視を実現するため 各級幹部の巡視の実施状況や体制の点 検を行い また 巡視が計画的かつ適切に行われるよう 巡視を行う幹部に対し て必要な指導を行うこと ( 本部地域課長の巡視 ) 第 32 条 本部地域課長は 自ら又は本部地域課の幹部に命じて 地域警察官に対す る巡視を行い 地域警察官の活動状況その他の実情を調査し 地域警察の運営に 資するものとする ( 交替時等における点検 訓示等 ) 第 33 条 署長は 自ら又は警察署の幹部に命じて 地域警察官に対して点検 訓示 及び指示を行い 命令の徹底を図るとともに 必要な指導教養及び術科訓練等を 行わなければならない また 交替制勤務の地域警察官に対しては毎交替時にも 指示を行うものとする 2 署長は 前項の点検 訓練等を重点的かつ簡潔に行うことにより 地域警察官 の勤務配置及び交替を速やかに行ない 管内の警戒力に間隙が生じないようにす るとともに 交番等への来訪者の応接が適切に行われるよう配意しなければなら - 8 -
9 ない 第 34 条 署長及び地域警察幹部は 地域警察官の活動の評価に当たっては 実態掌 握活動 地域に密着した活動その他地域警察官が行うべき活動全般について総合 的に判断しなければならない 第 4 章 第 1 節 ( 地域責任 ) 第 35 条 通常基本勤務 通則 地域警察官は 担当区域等について 地形 地物及び交通の状況 事件 事故の発生傾向その他地域社会の実態の掌握に努め 警察の責務を効果的に遂行 するよう努めなければならない ( 勤務要領 ) 第 36 条 地域警察官は 配置された勤務場所を拠点として 次の各号に掲げる場合 を除き 第 16 条第 2 項に規定する勤務例に従い 勤務又は休憩を行わなければな らない (1) 第 20 条の規定により 特別な指示を受けた場合 (2) 第 37 条の規定により 勤務の変更をする場合 (3) 第 62 条第 1 項の規定による特別勤務を行う場合 (4) 第 63 条第 1 項の規定による地域警察勤務以外の勤務に従事する場合 ( 勤務変更 ) 第 37 条 地域警察官は 勤務例による勤務では処理できない事件 事故その他の事 案 ( 以下 事件等 という ) が生じた場合は 警部補以上の階級にある直属の 地域警察幹部に勤務の変更の承認を受けなければならない ただし 緊急やむを 得ない場合で事前の承認を受けることができなかった場合は その経過を事後速 やかに報告しなければならない 2 地域警察官は 前項の場合のほか 勤務例による勤務では効果的な地域警察活 動ができないと認めるときは 署長に勤務の変更の承認を受けなければならない ただし 軽易な勤務変更については 署長の定めるところにより 直属の地域警 察幹部の承認で足りるものとする 3 本署以外の勤務場所に配置された地域警察幹部が前 2 項の規定により 勤務の 変更の承認を行った場合には 当該地域警察幹部は 本署の直属の地域警察幹部 にその旨を報告しなければならない ( 休憩 ) 第 38 条 休憩は 定められた場所において行うものとする 2 休憩中に事件等の発生 願届等があった場合は 直ちに必要な措置を講じなけ ればならない ( 勤務記録 ) 第 39 条地域警察官 ( 地域警察事務に勤務する者を除く ) は 別に定める勤務表 勤務結果表及び活動日誌に 勤務日における勤務及び事件等の取扱いその他の - 9 -
10 活動を記録しなければならない ( 管内情勢の資料化 ) 第 40 条 地域警察官は 所管区の概況並びに警ら及び巡回連絡その他の活動を通じ て掌握した状況等について資料化を図り 活用に努めなければならない ( 備付簿冊 ) 第 41 条 勤務種別ごとに備え付ける簿冊及びその保存期間は これを別に定める ( 事件等に対する措置 ) 第 42 条 地域警察官は 通常基本勤務中に発生した事件等の処理に際しては 迅速 に初動的措置を行わなければならない 2 前項の措置を行うに当たっては 事件等の内容に応じて 本署及び隣接その他 関係の交番等と密接な連絡を保ち 機動警ら係等及び事件等の処理を担当する係 と連携して適切な措置を講ずるようにしなければならない 3 地域警察官の事件等の処理の範囲の基準は 別表 2 のとおりとする 4 署長等は 事件等の処理に当たり 前項の基準によりがたい特別の事情がある ときは 別に指示することができる ( 耐刃防護衣の着用 ) 第 43 条 地域警察官は 常に耐刃防護衣を着用すること ただし 特に指定された 場合はこの限りではない ( 勤務交替時の引継ぎ ) 第 44 条 交替制勤務の地域警察官は 配置された勤務場所において 相互に面接し 必要な事務の引継ぎを迅速確実に行わなければならない 第 2 節 ( 所管区責任 ) 第 45 条 交番等及び移動交番車 受持警察官は 規則第 17 条に定める所管区 ( 規則第 21 条の 2 第 1 項で規定 する統合運用を行う場合は 同項に規定するブロックとする 以下この条 第 46 条第 2 項 第 49 条において同じ ) において 地形 地物及び交通の状況 住民 の居住実態 困り事 意見及び要望 事件又は事故の発生状況その他地域社会の 実態を的確に掌握し 地域に溶け込み 地域社会の実態に即した活動を行うこと により 当該所管区について共同して規則第 2 条の任務を遂行する責任を負うも のとする ( 交番等における通常基本勤務の方法 ) 第 46 条 受持警察官は 立番 見張 在所 警ら及び巡回連絡の勤務方法により 通常勤務を行うものとする 2 警ら及び巡回連絡は 所管区及び受持区の状況その他の事由により必要と認め るときは 併行することができる ( 立番及び見張 ) 第 47 条 立番は 原則として交番等の施設外の適当な場所に位置して 立って警戒 するとともに 諸願届の受理等に当たるものとする ただし 雨天 降雪等悪天
11 候時においては 第 37 条に基づき立番を見張に変えることができる 2 見張は 交番等の施設内出入口付近に位置して椅子に腰掛けて警戒するととも に 諸願届の受理等に当たるものとする ( 在所 ) 第 48 条 在所は 交番等の施設内において 諸願届の受理に当たるとともに 書類 の作成整理並びに装備資器材及び施設の点検整備等を行い あわせて外部に対す る警戒に当たるものとする ( 警ら ) 第 49 条 警らは 所管区を巡行することにより 管内状況の掌握を行うとともに 犯罪の予防検挙 交通の指導取締り 少年の補導 危険の防止 市民に対する保 護 助言及び指導等に当たるものとする 2 警らは 徒歩又は自転車によって行うものとする ただし 署長は 管内の地 形等の状況 治安情勢等から必要があると認めるときは 原動機付自転車 自動 二輪車 小型警ら車又は警ら用無線自動車を使用して行わせることができる ( 巡回連絡 ) 第 50 条 巡回連絡は 担当する受持区を巡回して家庭 事業所等を訪問し 犯罪の 予防 災害事故の防止その他住民の安全で平穏な生活を確保するために必要と認 められる事項についての指導連絡 住民の困り事 意見 要望等の聴取等に当た ることにより住民との良好な関係を保持するとともに 受持区の実態を掌握する ものとする 2 巡回連絡は 受持区のすべての家庭 事業所等について各戸に行うものとする ただし 署長が特に指示したものについては この限りでない 3 巡回連絡は昼間に行うものとする ただし 訪問先の都合により昼間に行うこ とが適当でない場合であって 署長の承認を受けたときは この限りではない 第 51 条 削除 ( 移動交番車における通常基本勤務の方法 ) 第 52 条 移動交番車に勤務する地域警察官は 警ら及び在所の勤務方法により通常 基本勤務を行うものとする ( 移動交番車の活動 ) 第 53 条 移動交番車の活動は 別に定める 第 3 節 機動警ら係等 ( 機動警ら係等における通常基本勤務の方法 ) 第 54 条 機動警ら係等に勤務する地域警察官は 機動警ら及び待機の方法により 通常基本勤務を行うものとする ( 機動警ら ) 第 55 条 機動警らは 警ら用無線自動車により あらかじめ定められた区域又は路 線を巡行することにより 事件等が発生した場合に緊急初動措置を行うとともに 機動力を活用して犯罪の予防検挙 交通指導取締り 危険の防止等に当たるもの
12 とする 2 機動警らは 原則として 2 名 1 組を単位として行うものとし 1 名は運転に従 事し 他の 1 名は通話を担当するものとする 3 機動警ら係等に勤務する地域警察官は 機動警らに当たっては 特に次の事項 に留意しなければならない (1) 機動警ら中 交番等への立寄り 受持警察官との同乗警ら 事件等の共同処 理を行うことにより 相互の連携を確保すること (2) 機動警らへの出発及び帰着 事件等の処理状況その他機動警ら係等の勤務及 び活動状況について通信指令課及び警察署通信室との緊密な連絡を行うこと 4 自動車警ら班員は 取扱った事件等を その発生又は逮捕その他の取扱い場所 を管轄する警察署に引き継ぐものとする ( 待機 ) 第 56 条 待機は 指定された場所において 警ら用無線自動車 無線機器その他の 装備資器材の点検整備及び書類の作成 整理に当たるものとする 2 待機に際しては 事件等の発生に備え 無線通話の傍受に努めるほか 直ちに 出動できる態勢を保持しなければならない ( 自動車警ら班の活動 ) 第 57 条 自動車警ら班の活動については 別に定める 第 4 節 警備派出所及び検問所 ( 警備派出所における通常基本勤務の方法 ) 第 58 条 警備派出所に勤務する地域警察官は 警備区において警戒警備 立番 見 張 在所及び警らの勤務方法により通常基本勤務を行うものとする 2 警戒警備は 繁華街 主要駅 空港その他特殊な警戒警備対象について 当該 対象等の状況に応じて 周辺の巡回 駐留等の方法により警戒し 又は警備する ものとする 3 立番及び見張については第 47 条 在所については第 48 条 警らについては 第 49 条の規定をそれぞれ準用する ( 検問所施設の活用 ) 第 59 条 署長は 検問所の施設及び設備について 機動警ら係の活動の拠点として 活用を図るとともに 犯罪の予防検挙 検問 交通指導取締りその他の警察活動 に効果的な運用を図るものとする 第 5 節 ( 交番相談員 ) 第 60 条 交番相談員 交番につき所管区の実態を勘案して特に必要があると認める場合は 当該 交番に交番相談員を配置する ( 交番相談員の身分及び業務等 ) 第 61 条 交番相談員の身分 業務その他の事項については別に定める 第 5 章 特別勤務及び地域警察勤務以外の勤務
13 ( 特別勤務 ) 第 62 条 地域警察官は 通常基本勤務のほか 地域警察官が必要と認めて署長等の 承認を受けたとき 又は本部長若しくは署長等から命ぜられたときは 次の各号 に掲げる特別の任務を遂行するための地域警察活動 ( 以下 特別勤務 という ) を行うものとする (1) 緊急配備のための活動をすること (2) 事件等が発生した場合において 現場臨場 捜索救助 被疑者同行その他当 該事案処理のための活動を行うこと (3) 担当区域等における特別の治安情勢を鑑み通常基本勤務以外の方法により 犯罪の予防検挙 犯罪情報の収集 交通指導取締り等の活動を行うこと (4) 雑踏警備 交通機関への警乗等に伴う警戒警備要員として活動を行うこと (5) 所管区において 住民の行う防犯 交通安全その他地域諸活動への支援若し くは協力を行い 又は住民と共同でこれらの活動を行うこと (6) 前各号のほか 地域警察の任務を達成するために 通常基本勤務以外の方法 により 必要と認められる特別な活動を行うこと 2 署長等は 管内の治安情勢 警察事象等から特に必要があると認めるときは 地域警察官の特別勤務を命じ 又は承認をすることができる この場合 特別勤 務を行わせることによって 通常基本勤務が削減される等の影響を最小限にする ようにしなければならない 3 特別勤務を通じて行う地域警察活動と関係する他の警察部門の活動との緊密な 連携の確保を図らなければならない ( 地域警察勤務以外の勤務 ) 第 63 条 署長は 警察署全体が特別の体制をとらなければならない場合その他の警 察総合力の発揮を必要とする真にやむを得ない場合に限り 地域警察官を地域警 察勤務以外の勤務に従事させることができる 2 署長は 前項の地域警察勤務以外の勤務に従事させる必要性を判断するに当た っては 地域警察勤務以外の勤務によって地域警察体制が著しく阻害されること のないよう留意し 地域警察勤務以外の勤務の必要性と地域警察体制の阻害の程 度との均衡及び比重を考慮して慎重に決定しなければならない 3 署長は 地域警察官を 7 日以上継続して地域警察勤務以外の勤務に従事させる 場合は 本部地域課長を経て本部長の承認を受けなければならない 第 6 章 補則 ( 地域警察官の配置異動報告 ) 第 64 条 署長は 地域警察官の配置換えを行ったときは 地域警察官配置異動報告 書 ( 別記様式 ) により 速やかに本部長に報告するものとする ( 活動状況報告 ) 第 65 条 署長は 地域警察官の活動状況を 別に定める地域警察活動報告により 翌月 10 日までに本部長に報告するものとする
14 ( 警察署細則 ) 第 66 条署長は あらかじめ本部長の承認を得て この訓令の施行について必要な細則を定めるものとする これを変更しようとするときも同様とする 附則 1 この訓令は 平成 5 年 7 月 15 日から施行する 2 この訓令の第 7 条第 1 項に規定する交番所長については 人員の配置が充足されるまでの間は置かないことができる 3 石川県外勤警察運営に関する訓令 ( 平成元年石川県警察本部訓令第 11 号 ) 第 28 条の規定による指令長並びに第 70 条から第 72 条の規定による通信指令室及び警察署通信室の運用並びに運営についてはなお従前の例による 附則 ( 平成 6 年 11 月 1 日警察本部訓令第 27 号 ) この訓令は 平成 6 年 11 月 1 日から施行し 平成 6 年 10 月 1 日から適用する 附則 ( 平成 10 年 11 月 1 日警察本部訓令第 17 号 ) この訓令は 平成 10 年 11 月 1 日から施行する 附則 ( 平成 12 年 3 月 15 日警察本部訓令第 6 号 ) この訓令は 平成 12 年 4 月 1 日から施行する 附則 ( 平成 13 年 3 月 21 日警察本部訓令第 5 号 ) この訓令は 平成 13 年 4 月 1 日から施行する 附則 ( 平成 15 年 12 月 17 日警察本部訓令第 12 号 ) この訓令は 平成 16 年 1 月 1 日から施行する 附則 ( 平成 22 年 3 月 31 日警察本部訓令第 4 号 ) この訓令は 平成 22 年 4 月 1 日から施行する 附則 ( 平成 25 年 3 月 29 日警察本部訓令第 7 号 ) この訓令は 平成 25 年 4 月 1 日から施行する 附則 ( 平成 28 年 3 月 11 日警察本部訓令第 4 号 ) この訓令は 平成 28 年 3 月 11 日から施行する
15 別表 1( 第 16 条関係 ) 地域警察官の勤務時間割基準表 勤務時間割区分 \ 立見在待警巡警教休勤務の開始及び終了時間勤務勤務制回戒種別番張所機ら連警絡備養憩 基本型 900~1745 : : 1 型 500~1345 : : 2 型 600~1445 : : 3 型 730~1615 : : 交 8 7 番毎日制日勤 分 型 830~1715 : : 時間時間 45 分 45 分駐 5 型 930~1815 : : 在所 6 型 1000~1845 : : 署 7 型 1100~1945 : : 所在 8 型 1300~2145 : : 地 2 基本型 900~1745 : : 8 7 駐在制日勤時間 時間時間 45 分毎日制の勤務型と同じ 45 分 45 分 当番 2 2 時間 時間 930 : ~ 翌日 930 : 時間時間 30 分 30 分 30 分交替制 5 型 930~1815 : : 8 7 日勤 分 時間時間毎日制の勤務型と同じ 45 分 45 分 警基本型 900~1745 : : 備 8 7 派毎日制日勤 分 時間時間出毎日制の勤務型と同じ 45 分 45 分所 1 基本型 900~1745 : : 8 7 毎日制日勤時間 6 1 時間時間機 45 分毎日制の勤務型と同じ 45 分 45 分動警 ら当番時間 9 1 時間 930 : ~ 翌日 930 : 時間時間係 30 分 30 分 30 分 交替制 1 5 型 930~ : : 日勤時間 6 1 時間時間 45 分毎日制の勤務型と同じ 45 分 45 分 拘束時間 勤務時間
16 別表 2( 第 42 条関係 ) 事件事故の処理範囲基準 事件事故別処理要領摘要 1 一般 (1) 管轄を問わず受理 ( 注 )1 犯罪の (2) 通信指令課 ( 警察署通信 現場保存の留意点その他 取扱い 室 ) へ速報 (1) 現場立入りの制限 (3) 現場急行 (2) 遺留品 痕跡の滅失変 (4) 現場保存 化の防止 (5) 主管係に概要を報告し引 (3) 被害者 目撃者 その き継ぐ 他参考人の確保 (4) 犯人潜伏場所の捜索 2 急訴 (1) 管轄を問わず受理 検挙 重要事 (2) 通信指令課 ( 警察署通信 ( 注 )2 件の取 室 ) へ緊急報告 現場到着主管係に対し引 犯 扱い (3) 現場急行 継ぎの際の留意点 罪 (4) 現場措置 (1) 事件経緯 執った措置 発 ア 負傷者の救護 ( 死体の 状況等を報告 生 取扱い ) (2) 引継ぎ以後は主管係幹 時 イ 犯人の逮捕 部の指揮を受けるが 現 の ウ 現場の状況把握と報告 場活動継続実施あるいは 初 エ 立入禁止区域の設定 通常勤務に復するかにつ 動 オ 現場保存 いては 主管係幹部と地 的 (5) 主管係に概要を報告し引 域警察幹部との連携によ 措 き継ぐ って速やかに決定指示を 置 下すようにする 3 逮捕 (1) 現行犯逮捕 ( 注 )1 取扱い ア 逮捕の要件 妥当性を 現行犯逮捕の要件 確認の上逮捕 犯行の現行性 時間的 イ 逮捕現場にて証拠物件 接着性 の捜索 差押及び身体捜 犯罪と犯人の客観的明 検の実施 白性 ウ 被害者 目撃者 その 他参考人を確保 エ 犯人を警察署に引致し て主管係に引き継ぐ (2) 常人逮捕の現行犯人を受 け取った場合 ア 逮捕者から住所 氏名 逮捕理由 逮捕時の状況 証拠物件の確保 イ 犯人の身体捜検と発見 物件の任意提出領置 ウ 犯人を警察署に引致し て主管係に引き継ぐ (3) 緊急逮捕 ( 注 )2-16 -
17 現行犯人逮捕の場合に準 緊急逮捕の要件 じて 重罪性 ( 死刑又は無期 ア 逮捕要件 妥当性を確 若しくは長期 3 年以上の 認して逮捕 懲役若しくは禁固に当た イ 逮捕現場にて証拠物件 る罪 ) の捜索 差押及び身体捜 嫌疑の充分性 検の実施 緊急性 ウ 被害者 目撃者 その 他参考人を確保 エ 犯人を警察署に引致し て主管係に引き継ぐ (4) 指名手配被疑者逮捕 ( 注 )3 ア 被疑者の人定事項確認 現場において被疑者の人 イ 主管係へ速報 定事項を身分証明書 ( 運転 ウ 警察署へ任意同行 免許証等 ) で確認できない エ 逮捕状の有効期限確認 場合 その場で逮捕しない オ 被疑者の逮捕 こと カ 手配警察署に引致 4 特別 (1) 警告 制止等現場説諭措 ( 注 ) 法犯の 置 現行犯逮捕の取扱いをす 取扱い ア 原因 動機が単純 悪 る場合は 質でないもの ア 犯人の住所 氏名が イ その他事案軽微なもの 明らかでない場合 現場で措置後状況を注 イ 逃走のおそれがある 意報告で警察署主管係へ 場合に限られる 報告する (2) 悪質違反者に対する措置 ア 警告制止に応じない者 イ 常習性 暴力性の伴う 者ウ その他悪質違反者必要に応じ 警察署主管係の臨場を要請し 又は現行犯人逮捕の取扱いに準じた処理をして主管係に引き継ぐ (3) 特別法犯については 次の活動は原則として主管係が行う アイウ 裏付捜査共犯 背後関係その他捜査活動 1 人身 (1) 事故発生届の受理 ( 自認 ( 注 ) 事故のを含む ) 主管係との引継ぎの留意取扱い概要を通信指令課 ( 警察点署通信室 ) へ速報ア主管係が現場到着し
18 (2) 事故現場直行 たときこれまでの事案 (3) 現場措置 の経過 執った措置な ア 負傷者の救護 ど報告の上引き継ぐ イ 死者の取扱い イ 引継ぎ後は 現場状 ウ 加害者 ( 車両 ) の確保 況に応じ主管係の協力 エ 現場保存 あるいは通常基本勤務 オ 目撃者及び参考人の確 に復することについて 保 捜査主任官の指示を受 カ 事故現場の交通整理 ける 交 キ 主管係への事務引継ぎ 通事 2 物損 (1) 事故発生届の受理 ( 自認 故 事故の を含む ) 発 取扱い 概要を通信指令課 ( 警察 生 署通信室 ) へ速報 時 (2) 認知時の措置 ( 注 ) の 物件事故認知のとき 次 現場見分を省略した事故 初 の要件を共に充足するとき で事情聴取の結果 次の事 動 は現場見分を省略する 項に該当することが判明し 的 ア 警察官による交通流の たときは 主管係の指示を 措 回復等緊急の措置を講ず 受け現場見分を行い処理に 置 る必要がない場合 当たる イ 当事者が現場見分を希 ア 人身事故に発展する 望せず 車両と共に警察 おそれあるとき 署等に出頭することが可 イ 運転者の交通違反が 能な場合 明白で立証が必要なと (3) 現場措置 き おおむね人身事故の場合 ウ その他現場見分の必 の取扱いに準じた措置に当 要あるとき たるものとするが 特に次の場合以外の軽微なものについては主管係幹部の指示を受けて処理に当たる ア 道交法第 72 条 ( 交通事 故の措置 ) 及び第 116 条 ( 業務上又は重過失によ る建造物損壊 ) 違反の罪 イ 告訴 告発にかかる事件 ウ 被疑者を逮捕した事件 エ 否認事件 オ 駐留軍 軍属及びその 他の外国人 ( 朝鮮人を除 く ) カ 警察職員の関係した事 件 キ 被疑者又は被害者が多 数出た事件 ク 将来 当事者間で紛議
19 が予想される事件 3 ひき (1) 事故発生届の受理 ( 自認 ( 注 ) 逃げ ( を含む ) 現場取扱いは 人身事故 当て逃 (2) 事故の概要を通信指令課 の場合と同様であるがこれ げ ) 事 ( 警察署通信室 ) へ速報 に付加して 故の取 (3) 現場急行 ア 加害車両の特徴 扱い (4) 現場措置 イ 現場 痕跡 遺留品 おおむね人身事故の場合 の確保 と同様の措置をとる ウ 逃走方向等の事故の (5) 主管係に事案を引き継ぐ 捜査に必要な資料の収集 通報手配等にも当たる 1 火災 (1) 発生届の受理 ( 注 ) の取扱 (2) 発生概要 ( 特に延焼のお 火災現場活動が長時間に い それの有無 ) を通信指令課 わたる場合にあっては 地 ( 警察署通信室 ) へ速報 域警察幹部の指示を待って (3) 主管係臨場要請 実施する (4) 現場急行 また 通常基本勤務に復 (5) 現場措置 する場合についても同様と ア 交通規制 する そ イ 現場での犯罪予防 の ウ 人命救護及び避難者の 他 誘導 の エ 第一発見者 参考人の 事 確保及び火元家族の立ち 件 退き先の確保 事 オ 現場保存 警戒等に当 故 たる 発生 2 死体 (1) 届出受理 ( 自ら発見した 時 及び変 場合を含む ) の 死体の (2) 主管係へ速報して主管係 初 取扱い の臨場要請 動 ア 届出人の住所 氏名 的 イ 発見場所 措 ウ 状況 置 (3) 現場急行 (4) 現場措置 ア 死体の取扱い イ 現場保存 ( ア ) 所持金品の盗難 滅 失防止 ( イ ) 身元確認に努める ウ 現場立会人の確保 (5) 主管係へ引き継ぐ
20 別記様式 ( 第 64 条関係 ) 地丙第号年月日 石川県警察本部長 殿 警察署長 地域警察官配置異動報告 1 転入者名簿 発令日新配置前配置階級氏名生年月日 ( 年齢 ) 備考 2 転出者名簿 発令日転出先 ( 署 係等 ) 前配置階級氏名備考
う 次に掲げる勤務をいう (1) 地域警察事務等従事勤務 ( 警察本部又は警察署において地域警察勤務に関する企画及び調査 連絡調整 統計等の地域警察事務に従事する勤務並びにこれらの警察官に対する指揮監督及び指導教養に当たる勤務をいう 以下同じ ) 及び規則第 5 条第 1 項に定める勤務種別 ( 交
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