運行管理者試験合格必勝テキスト_サンプル

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1 運行管理者試験 貨物 合格必勝テキスト 改訂第 15 版 平成 30 年度 第 2 回試験 H 実施 対応版 行 政 書 士 運行管理者有資格者 高橋 幸也 [編著]

2 目次 第1章 貨物自動車運送事業法 法の目的 用語の定義 運送事業の許可 事業計画 輸送の安全 過労運転の防止 点呼 運行に係る記録 運行指示書 運転者台帳 従業員に対する指導 監督 乗務員 運転者の遵守事項 運行管理者等の選任 運行管理者の業務 事故報告 行政処分 Coffee Break<1> 運行管理者試験の概要Ⅰ 第2章 道路運送車両法 法の目的 用語の定義 自動車の種類 新規登録 自動車登録番号標 変更登録と移転登録 抹消登録 自動車の検査 自動車検査証 車検証 臨時運行許可 保安基準適合証 自動車の点検 日常点検 定期点検 自動車の整備 整備管理者 整備命令 道路運送車両の保安基準 参考資料Ⅰ 運行記録計の設置対象自動車について 他 第3章 道路交通法 法の目的 用語の定義 自動車の種類 速度 通行区分 追越し等 交差点等における通行方法 徐行 一時停止 駐停車 灯火 合図 信号の意味 乗車 積載 運転者の義務

3 3-9 使用者の義務 環状交差点 運転免許 道路標識 参考資料Ⅱ 臨時認知機能検査 臨時高齢者講習制度の新設について 第4章 労働基準法 労働条件の原則 労働契約 労働時間 賃金 年少者 妊産婦 災害補償 就業規則 労働者名簿 賃金台帳 安全衛生 健康診断 労働時間等の改善基準① 労働時間等の改善基準② 運転時間 労働時間等の改善基準③ その他 Coffee Break<2> 運行管理者試験の概要Ⅱ 第5章 実務上の知識及び能力 運転者の感覚 能力 自動車に働く自然力等 運転者の健康管理 交通事故の防止対策 緊急時の措置 交通公害 走行時に生じる諸現象 点呼の実施 特殊な点呼 IT点呼 他営業所点呼 運行管理者の業務上の措置 計算問題のポイント 運行記録計の読み取り

4 テキストのしくみ ① ② ④ ③ ①節のテーマ 節のテーマとこの節で学習する内容について示しています ②重要度 各項目の重要度を の数で表しています 3 つ星 の項目 は重要度が高いので しっかり読んで必ず覚えましょう ③重要キーワード 暗記すべきキーワードや試験問題を解く際に正誤判断の ポイントとなるキーワードについては 太字や下線で表しています ④図表 重要ポイントや理解しづらいテーマについて 表やイラストを活用 することでスッと頭に入っていくような仕様になっています ⑤ポイント 各節の学習ポイントについてまとめています 本書は 原則として 平成 30 年 9 月 3 日現在の法令等に基づいております 出題範囲に係る法令に法改正があった場合 改正法の施行後 6 ヵ月は改正部分を 問う問題は出題されません したがって 平成 30 年 9 月 3 日以降に法令改正があ った場合 改正部分については 平成 31 年 3 月 3 日に実施される次回試験 平成 30 年度第 2 回試験 には出題されません 最新の法改正情報はWebページにてサポートしております 巻末参照 4 ⑤

5 [1-4]過労運転の防止 過労運転や酒気帯び運転は 法令違反となるだけでなく 重大な事故を引き起こ すおそれがあります ここでは 事業者に課された過労運転の防止のための義務に ついて学習します 過労運転の防止 安全規則 3 条 1 事業者は 事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者 を常時選任しておかなければならず この場合 選任する運転者は ①日々雇 い入れられる者 ②2 ヵ月以内の期間を定めて使用される者 ③試みの使用期 間中の者 14 日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く であっては ならない 図 1-5 運転者の選任 選任 事業者 運転者 事業計画に応じた運転者の選任に関する指針 安全規則解釈運用 3 条 1.(1)(2) (1)営業所全体に公休日がある場合 荷主の休日にあわせて営業所全体が休みとなることが多く週単位に休 日があり 1 人 1 車を原則とすれば 運転者数 車両数 (2)営業所全体が無休の場合 車両は無休で稼働し 運転者に週 1 日公休を与え かつ 1 人 1 車を 原則とすれば 運転者数 1.2( 7/6) 車両数 例 車両数が 20 両の場合 1.2(または 7/6) 人 2 事業者は 乗務員 1 が有効に利用することができるように 休憩に必要な施 設を整備し 乗務員に睡眠を与える必要がある場合にあっては睡眠に必要な施 設を整備し これらの施設を適切に管理 2 し 保守しなければならない 1 運転者 と 運転の補助に従事する従業員 の総称 2 ここでいう 適切に管理 とは 休憩や睡眠に必要な施設の状態について 常に良好で あるように計画的に運行管理者に当該施設を管理させることをいう 図 1-6 休憩 睡眠施設の整備等 整備 管理 保守 事業者 休憩 睡眠施設 12

6 3 事業者は 休憩 睡眠のための時間および勤務が終了した後の休息のための 時間が十分に確保されるように 国土交通大臣が告示で定める基準 P 労働時間等の改善基準 参照 に従って 運転者の勤務時間および乗務時間を定め 当該運転者にこれらを遵守させなければならない 一の運行 に係る勤務時間の基準 平成13年国土交通省告示第1365号 運転者が一の運行 における最初の勤務を開始してから最後の勤務を終了 するまでの時間 ただし 勤務中にフェリーに乗船する場合(P125 ④運転者が フェリーに乗船する場合 参照)における休息期間を除く は 144時間を超えて はならない 所属営業所を出発してから当該営業所に帰着するまで 図 1-7 勤務時間 乗務時間の設定 勤務時間 乗務時間 事業者 運転者 4 事業者は 酒気を帯びた状態にある乗務員を事業用自動車に乗務させてはな らない 酒気を帯びた状態 とは ここでいう 酒気を帯びた状態 とは アルコールの程度 量 を問わず 身体にアルコールを保有している状態 のことをいう つまり わずかで も身体にアルコールを保有しているような場合 乗務させてはならない 5 事業者は 乗務員の健康状態の把握に努め 疾病 疲労 睡眠不足その他の 理由により安全な運転をし またはその補助をすることができないおそれがあ る乗務員を事業用自動車に乗務させてはならない 6 事業者は 運転者が長距離運転または夜間の運転に従事する場合であって 疲労等により安全な運転を継続することができないおそれがあるときは あら かじめ 当該運転者と交替するための運転者を配置しておかなければならない 7 特別積合せ貨物運送を行う事業者は 当該特別積合せ貨物運送に係る運行系 統であって起点から終点までの距離が 100 キロメートルを超えるものごとに ①主な地点間の運転時分 平均速度 ②乗務員が休憩 睡眠をする地点 時間 ③交替するための運転者を配置する場合にあっては 運転を交替する地点につ いて事業用自動車の乗務に関する基準を定め かつ 当該基準の遵守について 乗務員に対する適切な指導 監督を行わなければならない POINT 1.運転者の選任 2.休憩 睡眠施設の整備 管理 保守 3.勤務時間 乗務時間 の設定は特に重要である 13 第 1 章 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法

7 [2-2]自動車登録番号標 変更登録と移転登録 ここでは 自動車登録番号標 ナンバープレート の表示や封印の取付け およ び一定の変更が生じた場合に必要となる変更登録と移転登録について学習します 自動車登録番号標の封印等 車両法 11 条 1 自動車の所有者は 国土交通大臣より自動車登録番号の通知を受けたときは 当該番号を記載した自動車登録番号標の交付を受け 国土交通省令で定めると ころによりこれを当該自動車に取り付けた上 国土交通大臣または封印取付受 託者の行う封印の取付けを受けなければならない 2 自動車の所有者は 当該自動車に係る自動車登録番号標に取り付けられた封 印が滅失し または 毀損(きそん)したときは 国土交通大臣または封印取付 受託者の行う封印の取付けを受けなければならない 図 何人(なんぴと いかなる者)も 国土交通大臣もしく 自動車登録番号標 は封印取付受託者が取付けをした封印またはこれら の者が封印の取付けをした自動車登録番号標は こ れを取り外してはならない ただし 整備のため特 に必要があるときその他の国土交通省令で定めるや むを得ない事由に該当するときは この限りでない 封印 自動車登録番号標の表示の義務 車両法 19 条 自動車は 自動車登録番号標を国土交通省令で定める位置に かつ 被覆(ひふ く)しないことその他当該自動車登録番号標に記載された自動車登録番号の識別に 支障が生じないものとして国土交通省令で定める方法により表示しなければ 運 行の用に供してはならない 自動車登録番号標の表示の位置 方法 車両法施行規則 8 条の 2 1 自動車登録番号標の表示の位置は 自動車の前面および後面であって 自 動車登録番号標に記載された自動車登録番号の識別に支障が生じないよう に 見やすい位置とする ただし 三輪自動車 被けん引自動車または一部の大型特殊自動車にあ っては 前面の自動車登録番号標を省略することができる 2 自動車登録番号標の表示の方法は 次のいずれにも該当するものとする (1)自動車の車両中心線に直交する鉛直面に対する角度その他の自動車登録 番号標の表示の方法に関し告示で定める基準に適合していること (2)自動車登録番号標に記載された自動車登録番号の識別に支障が生じない ものとして告示で定める物品 封印や検査標章など 以外のものが取り 付けられておらず かつ 汚れがないこと 40

8 自動車登録番号標の廃棄等 車両法 20 条 1 新規登録を受けた自動車 以下 登録自動車 という の所有者は ①自 動車登録番号標の変更の通知を受けたとき ②永久抹消登録 輸出抹消仮登録 または一時抹消登録を受けたとき ③永久抹消登録のあった旨の通知を受けた ときは 遅滞なく 当該自動車登録番号標および封印を取り外し 所定の方法 により これを破壊し もしくは廃棄し または国土交通大臣もしくは自動車 登録番号標交付代行者に返納しなければならない 2 登録自動車の所有者は 当該自動車の使用者が整備命令等に基づく自動車の 使用の停止を命じられ 自動車検査証を返納したときは 遅滞なく 当該自動 車登録番号標および封印を取りはずし 自動車登録番号標について国土交通大 臣の領置 を受けなければならない 管理下に置かれること 変更登録 車両法 12 条 自動車の所有者は 登録されている型式 車台番号 原動機の型式 所有者の 氏名 名称または住所 使用の本拠の位置に変更があったときは 道路運送車 両法で定める所定の場合を除き その事由があった日から 15 日以内に 国土交 通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない 所有者の氏名の変更 とは 結婚等により名前が変わった場合などが該当 移転登録 車両法 13 条 登録自動車について所有者の変更があったときは 新所有者は その事由があっ た日から 15 日以内に 国土交通大臣の行う移転登録の申請をしなければならない 変更登録と移転登録 (1)変更登録に該当する事由 所有者には変更がない 登録されている型式の変更 所有者の氏名 名称の変更 車台番号の変更 所有者の住所の変更 原動機の型式の変更 使用の本拠の位置の変更 (2)移転登録に該当する事由 いわゆる名義変更 所有者の変更 図 2-2 移転登録は所有者に変更があった場合に行う 所有者が法人の 場合もある 鈴木花子 山田太郎 ABC運送 XYZ運送 POINT 自動車登録番号標は 自動車の前面および後面の見やすい位置に取り付ける 変更登録と移転登録の違いについては 必ず覚えておくこと 41 第 2 章 道 路 運 送 車 両 法

9 [3-4]交差点等における通行方法 ここでは 自動車の通行方法について学習します 前節と同様に実際の場面をイ メージしながら読むと理解しやすいです 徐行 しなければならないのか それ とも 一時停止 しなければならないのか 意識して覚えましょう 左折 右折 道交法 34 条 1 車両が左折または右折するときは 下表に定めるところにより あらかじめ その前からできる限り決められた道路の部分に寄り 徐行しなければならない 行為 左折 対象 車両全般 通行方法 道路の左側端に寄り かつ できる限り道路の 左側端に沿って徐行する 道路の中央に寄り かつ 交差点の中心の直近 の内側を徐行する 一方通行の道路の場合は 右側端に寄り かつ 交差点の中心の内側を徐行する 原動機付自転車の場合 道路標識等により指定 されている場合や多通行帯道路 3 以上の車両 通行帯が設けられている道路 では 道路の左 側端に寄り かつ 交差点の側端に沿って徐行 する いわゆる二段階右折 右折 自動車 原動機付自転車 道路の左側端に寄り かつ 交差点の側端に沿 って徐行する いわゆる二段階右折 軽車両 2 左折または右折しようとする車両が 法令の規定により それぞれ道路の左側端 中央または右側端に寄ろうとして手または方向指示器による合図をした場合にお いては その後方にある車両は その速度または方向を急に変更しなければなら ないこととなる場合を除き 合図をした車両の進路の変更を妨げてはならない 交差点における他の車両との関係① 道交法 36 条 1 車両は 交通整理 の行なわれていない交差点においては 交差道路が優先道 路である場合等 2.の規定が適用される場合を除き 交差道路を左方から進行 してくる車両および交差道路を通行する路面電車の進行妨害をしてはならない 信号機 や 警察官による手信号等 による交通整理のこと 2 車両は 交通整理の行なわれていない交差点においては その通行している 道路が優先道路である場合を除き 交差道路が優先道路であるとき またはそ の通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広いものであると きは 当該交差道路を通行する車両の進行妨害をしてはならない 70

10 3 車両 優先道路を通行している車両を除く は 交通整理の行なわれていな い交差点に入ろうとする場合において 交差道路が優先道路であるとき また はその通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広いものであ るときは 徐行しなければならない 図 3-7 優先道路等における他の車両との関係 交差道路が優先道路 or 交差道路の幅員の方 徐行 が明らかに広い 交差道路の車両の進行妨害をしてはならない 交差点に入るときは徐行 4 車両は 交差点に入ろうとし および交差点内を通行するときは 当該交差 点の状況に応じ 交差道路を通行する車両等 反対方向から進行してきて右折 する車両等および当該交差点またはその直近で道路を横断する歩行者に特に注 意し かつ できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない 交差点における他の車両との関係② 道交法 37 条 車両は 交差点で右折する場合において 当該交差点において直進し または 左折しようとする車両があるときは 当該車両の進行妨害をしてはならない 横断歩道等における歩行者等の優先 道交法 38 条 1 車両は 横断歩道等に接近する場合には 当該横断歩道等を通過する際に当該 横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者等がないことが明ら かな場合を除き 当該横断歩道等の直前 道路標識等による停止線が設けられて いるときは その停止線の直前 で停止することができるような速度で進行しな ければならない この場合において 横断歩道等によりその進路の前方を横断し または横断 しようとする歩行者等があるときは 当該横断歩道等の直前で一時停止し か つ その通行を妨げないようにしなければならない 図 3-8 横断歩道等における歩行者等の優先 横断しようとする歩行者 等がいないことが明らか 横断しようとする歩行 者等がいるか不明 横断し または横断しようとす る歩行者等がいる そのまま進行 停止することができ るような速度 で進行 横断歩道の直前で 一時停止 し 歩行者等の通行を妨げない 71 第 3 章 道 路 交 通 法

11 2 車両は 横断歩道等 当該車両が通過する際に信号機の表示する信号または 警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されて いるものを除く 3.においても同じ 図 3-9 横断歩道等の直前で停 止している車両等がある場合 またはその手前の直前で停止している車 両等がある場合において 当該停止して 停 いる車両等の側方を通過してその前方に 出ようとするときは その前方に出る前 前方に出る前に一時停止 に一時停止しなければならない 3 車両は 横断歩道等およびその手前の側端から前に 30m以内の道路の部分に おいては その前方を進行している他の車両等 軽車両を除く の側方を通 過してその前方に出てはならない 横断歩道のない交差点における歩行者の優先 道交法 38 条の 2 車両は 交差点またはその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩 行者が道路を横断しているときは その歩行者の通行を妨げてはならない 緊急自動車の優先 道交法 40 条 1 交差点またはその附近において 緊急自動車が接近してきたときは 車両 緊 急自動車を除く は交差点を避け かつ 道路の左側 一方通行となってい る道路においてその左側に寄ることが緊急自動車の通行を妨げることとなる場 合にあっては 道路の右側 に寄って一時停止しなければならない 2 1.以外の場所において 緊急自動車が接近してきたときは 車両は 道路の 左側に寄って これに進路を譲らなければならない 交差点等への進入禁止 道交法 50 条 1 交通整理の行なわれている交差点に入ろうとする車両は その進行しようと する進路の前方の車両等の状況によ 図 3-10 交差点への進入禁止 り 交差点に入った場合においては 当該交差点内で停止することとなり よって交差道路における車両等の通 行の妨害となるおそれがあるときは 渋滞 当該交差点に入ってはならない 交差点に入ってはならない 2 車両は その進行しようとする進路 の前方の車両等の状況により 横断歩道 自転車横断帯 踏切または道路標示 によって区画された部分に入った場合においてはその部分で停止することとな るおそれがあるときは これらの部分に入ってはならない POINT 徐行する場合 一時停止する場合 を意識しながら覚えておくこと 72

12 [4-8]労働時間等の改善基準① ここからは 事業用自動車の運転者にのみ適用される特別ルールである 自動車 運転者の労働時間等の改善のための基準 という厚生労働省が定めた告示について 学習します 非常に重要なテーマなので しっかり覚えましょう 改善基準の目的等 改善基準 1 条 1 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 以下 改善基準 という は 自動車運転者 労働基準法 9 条に規定する労働者 P97 労働者と使用者の定 義 参照 であって 四輪以上の自動車の運転の業務に主として従事する者をい う の労働時間等の改善のための基準を定めることにより 自動車運転者の 労働時間等の労働条件の向上を図ることを目的とする 2 労働関係の当事者は この基準を理由として自動車運転者の労働条件を低下 させてはならないことはもとより その向上に努めなければならない 3 使用者は 季節的繁忙その他の事情により 労働基準法 36 条の規定に基づき 臨時に労働時間を延長し または休日に労働させる場合 P102 時間外労働 休 日労働 参照 においても その時間数または日数を少なくするように努めるも のとする 用語の定義( 休息期間) 改善基準 2 条 (1) とは 労働時間 休憩時間その他の使用者に拘束されてい る時間 始業時刻から終業時刻までの時間 をいう (2) 休息期間 とは 使用者の拘束を受けない期間 勤務と次の勤務の 間の時間で 睡眠時間を含む労働者の生活時間として 労働者にとって 自由な時間 をいう 図 4-9 休息期間 始業 終業 労働時間 休憩時間 始業 休息期間 労働時間 食事 睡眠 etc トラック運転者 の 1 ヵ月の 改善基準 4 条 1 項 1 号 は 1 ヵ月について 293 時間を超えないものとすること ただし 労 使協定があるときは 1 年のうち 6 ヵ月までは 1 年間についてのが 3,516 時間を超えない範囲内において 320 時間まで延長することができる 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者 のこと 以下 同じ 原則 1 ヵ月について 293 時間 例外 労使協定があれば 1 年のうち 6 ヵ月までは 320 時間まで延長可能 ただし 1 年間のが 3,516 時間を超えてはならない 111 第 4 章 労 働 基 準 法

13 例題 1 下表は トラック運転者の 1 ヵ月のの例を示したものである が このうち 改善基準に適合しているものを 1 つ選びなさい ただし 1 ヵ月についてのの延長に関する労使協定 があるものとする 平成 25 年度第 2 回試験 問 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 1 年間 拘束 ,537 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 2. 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 1 年間 拘束 ,482 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 3. 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 1 年間 拘束 ,509 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 4. 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 1 年間 拘束 ,460 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 時間 解法のポイント 以下のいずれかに該当すると改善基準に違反することになる ① 1 年間のが 3,516 時間を超えている ② が 320 時間を超えている月がある ③ が 293 時間を超えている月が 6 ヵ月を超えている( 7 ヵ月以 上ある) 解答 3 1.適合していない 1 年間のが 3,516 時間を超えている 解法① 2.適合していない が 293 時間を超えている月が 7 ヵ月 4 月 7 月 10 月 11 月 12 月 1 月 3 月 ある 解法③ 3.適合している 1 年間のは 3,516 時間を超えておらず 1 ヵ月の拘束 時間が 320 時間を超えている月もなく 293 時間を超えている月は 6 ヵ月 5 月 6 月 9 月 12 月 1 月 3 月 である 4.適合していない 3 月のが 320 時間を超えている 解法② 112

14 例題 2 下表の 1 3 は トラック運転者 隔日勤務に就く運転者以外のもの の 1 年間における各月のの例を示したものである 下表の空欄A B Cについて 次の選択肢ア ウのの組み合わせをあてはめた場合 改 善基準に適合するものを 1 つ選びなさい なお 1 ヵ月についての の延長に関する労使協定 があるものとする 平成 30 年度第 1 回試験 問 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月 拘束 A 時間 Aを除く 11 ヵ月の の合計 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月 拘束 B 時間 Bを除く 11 ヵ月の の合計 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月 拘束 C 時間 A B C Cを除く 11 ヵ月の の合計 3206 ア 選 択 イ 肢 ウ 解答 ウ 前問 例題 1 の解法のポイントを踏まえ 空欄A Cに選択肢ア ウの運転 時間をそれぞれ当てはめて正誤判断していく 肢アを当てはめた場合 表 1 の 6 月(空欄A)の運転時間が 320 時間を超える 321 時間 ので 改善基準に適合しない 肢イを当てはめた場合 表 2 の 1 年間のの合計が 3,516 時間を超え る 3,222 時間 296 時間(空欄B) 3,518 時間 ので 改善基準に適合しない 肢ウを当てはめた場合 表 1 3 すべてにおいて 例題 1 の解法のポイント のいずれにも該当しない したがって 改善基準に適合するものは肢ウとなる 113 第 4 章 労 働 基 準 法

15 トラック運転者の 1 日の等 改善基準 4 条 1 項 2 号 3 号 1 日 始業時刻から起算して 24 時間をいう についてのは 13 時間 を超えないものとし 当該を延長する場合であっても 最大は 16 時間とすること この場合において 1 日についてのが 15 時間を超 える回数は 1 週間について 2 回以内とすること また 勤務終了後 継続 8 時間以上の休息期間を与えること 原則 は 1 日 13 時間まで 休息期間は継続 8 時間以上 例外 を延長する場合 ①最大は 16 時間まで ②拘束 時間が 15 時間を超える回数は 1 週間で 2 回以内 1 日のの考え方 トラック運転者の 1 日のは少し特殊な考え方が必要である トラ ック運転者の 1 日のは 始業時刻から起算して 24 時間の中で拘 束されていた時間 となる 例えば 下図のように月曜が始業 9 時 火曜が始業 8 時の場合 月曜の拘 束時間は ①の 月曜の 9 時 火曜の 9 時までの 24 時間の中で拘束されてい た時間 となり 火曜のは ②の 火曜の 8 時 水曜の 8 時までの 24 時間の中で拘束されていた時間 となる ここで注意するのは 火曜の 8 時 9 時までの 1 時間 の扱いである ③の 火曜の 8 時 9 時までの 1 時間 は 月曜と火曜どちらのにも 含まれる なぜなら 火曜の 8 時 9 時までの 1 時間 は 月曜の 9 時 火曜の 9 時までの 24 時間 火曜の 8 時 水曜の 8 時までの 24 時間 どち らにも含まれる時間だからである ダブルカウントされる 図 4-10 月曜が始業 9 時 火曜が始業 8 時の場合のの考え方 月曜 0時 8時 火曜 始業 9時 0時 始業 8時 水曜 9時 ① 0時 8時 ② ①の 24 時間( ③ )の中で拘束されていた時間が月曜のとなる ②の 24 時間( )の中で拘束されていた時間が火曜のとなる ③の 1 時間( )は月曜のにも火曜のにも含まれる この場合において 例えば 月曜が始業 9 時 終業 19 時 火曜が始業 8 時 終業 18 時という勤務状況だったとすると 月曜のは 月曜の 9 時 19 時 火曜の 8 時 9 時 で 11 時間 火曜のは 火曜の 8 時 18 時 で 10 時間となる 114

16 例題 3 下図は トラック運転者の 5 日間の勤務状況の例を示したものである が 次の 1 4 ののうち 改善基準における 1 日についての として 正しいものを 1 つ選びなさい 平成 27 年度第 2 回試験 問 23 1 日目 始業 0時 6時 2 日目 終業 始業 18 時 0 時 8 時 3 日目 終業 始業 19 時 0 時 7 時 4 日目 終業 始業 19 時 0 時 6 時 5 日目 終業 始業 17 時 0 時 6 時 終業 18 時 0 時 1 1 日目 12 時間 2 日目 12 時間 3 日目 12 時間 4 日目 11 時間 2 1 日目 12 時間 2 日目 11 時間 3 日目 12 時間 4 日目 11 時間 3 1 日目 12 時間 2 日目 12 時間 3 日目 13 時間 4 日目 11 時間 4 1 日目 12 時間 2 日目 11 時間 3 日目 13 時間 4 日目 11 時間 解法のポイント ① ダブルカウントされるに注意して解く 解答 3 各日のは以下のようになる 1 日目 6 時 18 時 12 時間 2 日目 8 時 19 時 3 日目の 7 時 8 時 12 時間 2 日目のは 2 日目の 8 時 3 日目の 8 時の 24 時間の中で拘束されていた時間 なので 3 日目の 7 時 8 時 は 2 日目のにも 3 日目のにも含まれる 3 日目 7 時 19 時 4 日目の 6 時 7 時 13 時間 3 日目のは 3 日目の 7 時 4 日目の 7 時の 24 時間の中で拘束されていた時間 なので 4 日目の 6 時 7 時 は 3 日目のにも 4 日目のにも含まれる 4 日目 6 時 17 時 11 時間 したがって 正しいものは肢 3 となる 115 第 4 章 労 働 基 準 法

17 例題 4 下図は トラック運転者の 1 週間の勤務状況の例を示したものであるが 改善基準に定める等に関する次の記述のうち 正しいものを 2 つ選び なさい ただし すべて 1 人乗務の場合とする 平成 29 年度第 2 回試験 問 22 0時 始業 6 時 終業 17 時 月 24 時 0時 始業 6 時 火 終業 21 時 24 時 終業 21 時 24 時 0時 始業 5 時 水 0時 始業 7 時 木 終業 17 時 24 時 0時 始業 5 時 金 終業 20 時 24 時 0時 始業 4 時 土 終業 17 時 24 時 注 日曜日は休日とする 1 1 日についてのが改善基準に定める最大に違反する勤務は ない 2 1 日についてのが 15 時間を超えることができる 1 週間についての 回数は 改善基準に違反していない 3 勤務終了後の休息期間は 改善基準に違反しているものはない 4 木曜日に始まる勤務の 1 日についてのは この 1 週間の勤務の中 でが最も短い 解法のポイント ① ダブルカウントされるに注意して各日のを求める ② が 16 時間を超えている日がある 最大 に違反 ③ が 15 時間を超えている日が 1 週間で 2 回を超えている( 3 回 以上ある) が 15 時間を超えることができる 1 週間について の回数 に違反 ④ 休息期間が 8 時間未満の日がある 勤務終了後の休息期間 に違反 116

18 解答 1,3 各日の 休息期間は以下のようになる 解法① 月 始業 6 時 終業 17 時 11 時間 肢 4 火 始業 6 時 終業 21 時 水曜の 5 時 6 時 16 時間 肢 2 火曜のは 火曜の 6 時 水曜の 6 時の 24 時間の中で拘束されていた時間 なので 水曜の 5 時 6 時 は 火曜のにも水曜のにも含まれる 水 始業 5 時 終業 21 時 16 時間 肢 2 木 始業 7 時 終業 17 時 金曜の 5 時 7 時 12 時間 木曜のは 木曜の 7 時 金曜の 7 時の 24 時間の中で拘束されていた時間 なので 金曜の 5 時 7 時 は 木曜のにも金曜のにも含まれる 金 始業 5 時 終業 20 時 土曜の 4 時 5 時 16 時間 肢 2 金曜のは 金曜の 5 時 土曜の 5 時の 24 時間の中で拘束されていた時間 なので 土曜の 4 時 5 時 は 金曜のにも土曜のにも含まれる 土 始業 4 時 終業 17 時 13 時間 休息期間 月 終業 17 時 火曜の始業 6 時 13 時間 火 終業 21 時 水曜の始業 5 時 8 時間 水 終業 21 時 木曜の始業 7 時 10 時間 木 終業 17 時 金曜の始業 5 時 12 時間 金 終業 20 時 土曜の始業 4 時 8 時間 以上を踏まえ 以下のように正誤判断する 1.正しい が 16 時間を超えている日はないので 1 日についての拘束 時間が改善基準に定める最大に違反している勤務はない 解法② 2.誤り が 15 時間を超える回数が 1 週間で 2 回を超えている 火 水 金の 3 回ある ので 1 日についてのが 15 時間を超えることが できる 1 週間についての回数は 改善基準に違反している 解法③ 3.正しい すべての日において 8 時間以上の休息期間を与えているので 勤務 終了後の休息期間は 改善基準に違反しているものはない 解法④ 4.誤り この 1 週間の勤務の中でが最も短いのは月曜である POINT 1 ヵ月と 1 日それぞれのの考え方 特に 1 日のの ダブルカウ ントされる の考え方は 必ず覚えておくこと 117 第 4 章 労 働 基 準 法

19 [5-8]点呼の実施 近年の試験では この分野からの出題が非常に増えており ほぼ間違いなく出題 されると思ってください より実務に直結した内容の点呼の実施方法やアルコール 検知器の活用について しっかりと学習してください 点呼を行う場所 点呼を行う場所については 決まった定義はないが 点呼は 運行管理者等が 運転者に対して運行の安全確保にかかわる事項について報告を求め 必要な指示 をするものであることから 報告や指示が正確に行われるよう騒音等に配慮する など 良好な環境づくりが必要である したがって 騒々しい所で実施するのは好ましくなく 運転者の点呼がスムー ズにいくような独立した所で行うのが理想である 運行上やむを得ない場合 の点呼 安全規則解釈運用 7 条 1.(1)(2) 1 乗務前および乗務後の点呼は対面で行うのが原則だが 運行上やむを得ない 場合は電話その他の方法で行うことができる 電話その他の方法で点呼を行うことができる 運行上やむを得ない場合 と は 他の営業所や宿泊施設など いわゆる遠隔地で乗務が開始または終了する ため 運転者の所属営業所で対面点呼が実施できない場合等をいい 車庫と 営業所が離れている場合 や 早朝 深夜等において点呼執行者が営業所に出 勤していない場合 は該当しない 図 5-8 運行上やむを得ない場合 に該当しない例 電話点呼NG 不在 運行管理者 営業所と車庫が離れている 早朝 深夜等で点呼執行者が不在 対面で行うことができない場合の点呼の実施方法 携帯電話 業務無線等により運転者と直接対話できるものでなければなら ず 電子メール FAX等一方的な連絡方法は該当しない また 電話その他の方法による点呼を運転中に行ってはならない なお 運転者が 所属営業所以外の営業所 で乗務を開始 終了する場合 例えば A営業所に所属する運転者が自社のB営業所で乗務を開始 終了する 場合には より一層の安全を確保する観点から A営業所の運行管理者等との 電話点呼の他 B営業所において運転者の酒気帯びの有無 疾病 疲労 睡眠 不足等の状況を可能な限り対面で確認することとされている 141 第 5 章 実 務 上 の 知 識 及 び 能 力

20 2 点呼は営業所で行うことが原則だが 営業所と車庫が離れている場合には 必要に応じて運行管理者や補助者を車庫へ派遣して点呼を行うこととされてい る これは対面点呼を確実に実施するためである この場合 酒気帯びの有無の確認については 車庫に設置したアルコール 検知器 運行管理者等が持参したアルコール検知器 または 自動車に設 置されているアルコール検知器 を使用する なお 前述したように 営業所と車庫が離れている場合というのは 運行上や むを得ない場合 には該当しないので 電話による点呼を行うことはできない 図 5-9 営業所と車庫が離れている場合の点呼 対面点呼 7 運転者 運行管理者 電話点呼は認められないが 運行管理者等が車庫まで出 向いて対面点呼をすること はOK 点呼におけるその他確認事項等 点呼の際には 法令で定める確認事項等 P14 15 点呼等 参照 についてはも ちろんのこと 法令には直接明記されていない以下のような事項についても確認 を行うことが望ましい その場合には 点呼時における確認または実施事項の一 つとして自社の運行管理規程に明記しておくべきである 点呼におけるその他確認事項等の一例 A.乗務前の点呼 (1)休憩場所 時間 荷物に関する注意事項 重点目標等についての指示 (2)服装や携行品 運転免許証 非常信号用具 必要な帳票類等 の確認 (3)運転行動に現れやすいクセ等に対する注意 など B.乗務後の点呼 (1)携行品等の回収 (2)積荷の状況確認 (3)苦情 違反 遺失物の有無の確認 (4)翌日の勤務の確認 など 交替運転者への点呼 乗務を開始しようとする運転者 に対しては 運行上やむを得ない場合を除き 対面による点呼を行わなければならない 乗務 とは 業務として事業用自動車 に乗車することをいうので 長距離運行のため交替運転者を同乗させるような場合 出庫時から同乗する交替運転者も 乗務を開始しようとする運転者 に該当する したがって 出庫時から運転をする運転者はもちろんのこと 同乗する交替運 転者に対しても対面による点呼を実施する必要がある その上で より一層の安全を確保する観点から さらに運転を交替する地点に おいても 交替運転者に対し 電話等による点呼を行うとなおよい 142

21 図5-10 交替運転者への点呼 乗務 対面点呼 運転者 運行管理者 乗務 同乗する交替運転者に 対しても 乗務前の点呼 を対面で実施する 交替運転者 補助者が行う点呼 安全規則解釈運用 7 条 1.(10) 補助者は 運行管理者の履行補助を行う者であって 代理業務を行える者では ないが 点呼については その一部を補助者に行わせることができる つまり すべての点呼を補助者に行わせることは認められない ただし 補助者に点呼の一部を行わせる場合でも 当該営業所の運行管理者が 行う点呼は 点呼を行うべき総回数の少なくとも 3 分の 1 以上でなければならな い 例 1 ヵ月間の点呼の総回数が 60 回の場合 20 回以上は運行管理者が点呼を行う 図 5-11 補助者が行う点呼 運行管理者 補助者 総回数の 3 分の 1 以上 は 運行管理者が点呼を行う 補助者には適切な指示を 安全規則解釈運用 18 条 4.5. 運行管理者の不在時に補助者が行った点呼において 運転者の健康状態に 問題があり 乗務させてよいかどうかの判断が困難な場合 補助者は 直ち に運行管理者に報告し 運行の可否の決定等について指示を仰ぐ必要がある この際 運行管理者は 運行の可否等について判断し 適切な指示を行う 必要があり 直接運転者を見ていないから責任を負えない として 運行 の可否の判断を補助者に委ねるような指示は適切ではない アルコール検知器の使用 乗務前点呼 乗務後点呼 中間点呼のいずれの場合においても 酒気帯びの有 無については 必ずアルコール検知器を使用して確認する必要がある 不適切な実施例 (1)乗務前の点呼において アルコール検知器が故障により作動しなかった ことから 当該運転者からの前日の飲酒の有無についての報告と 当該 運転者の顔色 呼気の臭い 応答の声の調子等による確認から酒気を帯 びていないと判断できたので 当該運転者を乗務させた 143 第 5 章 実 務 上 の 知 識 及 び 能 力

22 (2)乗務前の点呼における運転者の酒気帯びの有無について アルコール検 知器により確認しているので 当該運転者の乗務後の点呼においては 当該運転者からの報告と目視等による確認で酒気を帯びていないと判断 できる場合は アルコール検知器を用いての確認はしていない アルコール検知器の活用等 安全規則解釈運用 7 条 1.(9)2.(3) (7) 1 点呼時に確認する 酒気帯びの有無 とは 道路交通法で定める呼気中のア ルコール濃度 1 リットル当たり 0.15 ミリグラム以上であるか否かを問わない 道路交通法違反としての酒気帯び運転に該当するか否か ではない つまり アルコール検知器による酒気帯びの有無の判定は 呼気中のアル コール濃度 1 リットル当たり 0.15 ミリグラム以上であるか否か ではなく ア ルコールが検知されるか否か によって行う 図 5-12 アルコール検知器による酒気帯びの有無の確認 アルコール検知器 0.15mg/ℓ未満でも乗務 わずかでもアルコール が検知された場合には 乗務させない 2 事業者は アルコール検知器を営業所ごとに備え 常時有効に保持しなければ ならないが アルコール検知器を営業所ごとに備え とは 以下のものをいう アルコール検知器を営業所ごとに備え とは ① 営業所に設置されたもの ② 営業所の車庫に設置されたもの ③ 営業所に備え置かれたもの 携帯型アルコール検知器等 ④ 営業所に属する事業用自動車に設置されているもの 図 5-13 アルコール検知器の備付け ①営業所に設置 or ②車庫に設置 or ③携帯型 or ④トラックに設置 運転者が個人的に購入し 保有しているようなものはダメ また 常時有効に保持 とは 正常に作動し 故障がない状態で保持して おくことをいう このため アルコール検知器の製作者が定めた取扱説明書に 基づき 適切に使用し 管理し 保守するとともに 定期的に故障の有無を確 認し 故障がないものを使用しなければならない 144

23 不適切な実施例 乗務前の点呼において運転者の酒気帯びの有無を確認しようとしたところ 営業所に備えられているアルコール検知器が故障により作動しなかったこと から 運転者が個人的に保有しているアルコール検知器 故障したアルコー ル検知器と同等の性能のもの を使用して酒気帯びの有無を確認した 営業所に備えられたアルコール検知器が故障により作動しない場合には アルコール検知器を常時有効に保持する義務 に違反している また 酒気帯びの有無については 営業所に備えられたアルコール検知器 を使 用して確認しなければならないので 運転者が個人的に購入したアルコー ル検知器を使用して酒気帯びの有無を確認することは認められない 3 電話等の方法で点呼をする場合には 運転者に携帯型アルコール検知器を携 行させ または事業用自動車に設置されているアルコール検知器を使用させ および当該アルコール検知器の測定結果を電話その他の方法 通信機能により 電送させる方法を含む で報告させることにより行う 図 5-14 電話点呼の場合における酒気帯びの有無の確認 電話点呼 運行管理者 アルコール検知器の 測定結果を伝える 運転者 4 電話等の方法で点呼をする場合であって 同一事業者の他の営業所において乗務 を開始 終了する場合 運転者に 他の営業所に備えられたアルコール検知器 他 の営業所に常時設置されており 検査日時および測定数値を自動的に記録できる 機能を有するものに限る を使用させ および当該アルコール検知器の測定結 果を電話等の方法により所属する営業所の運行管理者等に報告させたときは 当 該運転者の属する営業所に備えられたアルコール検知器 を用いたとみなされる 図 5-15 他の営業所に備えられたアルコール検知器の使用 B営業所で乗務を開始 終了する場合 B営業所のアルコール検知器 を使用 して酒気帯びの有無を確認できる 電話点呼 A営業所 アルコール検知器の 測定結果を伝える A営業所の運転者 B営業所 POINT この分野に関する問題は ほぼ毎回試験に出題されており 今後もその傾向は続 いていくと思われる 時間をかけてじっくり読み込むこと 145 第 5 章 実 務 上 の 知 識 及 び 能 力

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