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1 神奈川県東名軸渋滞ボトルネック検討 WG 第 1 回資料 平成 27 年 9 月 17 日

2 目 次 1. 神奈川県東名軸渋滞ボトルネック検討 WG 設立趣意 (1) 東名高速道路の歩み (2) 東名神奈川県区間は全国一の渋滞区間 (3) ワーキンググループが目指すこと (4) 高速道路の機能を発揮させた事例 東名高速道路の現状 1 圏央道の整備状況 交通量 渋滞回数 速度の時系列的な変化 海老名 JCT 交通量 海老名 JCT 渋滞回数 海老名 JCT 速度の時系列的な変化 渋滞要因の分析 1 渋滞要因の分析方針 大和 TN 付近を先頭とした渋滞の分析 海老名 JCTランプ部の渋滞の分析 P 3 P 4 P 5 P P 9 P 1 P 11 P 12 P 13 P 14 P 15 P 2 P 21 P 25 1

3 1. 神奈川県東名軸渋滞ボトルネック検討 WG 設立趣意 2

4 (1) 東名高速道路の歩み 1 東名高速道路の変遷 ( 神奈川県区間関連 ) S37 工事着手 S44 東京 ~ 小牧全線開通 (S43 東京 ~ 厚木開通 S4 首都高速 3 号渋谷線との接続 ) S5 秦野中井 IC 開通 H7 大井松田 IC~ 厚木 IC 間 車線化 (4 車線 車線 ) 1 H1 横浜青葉 IC 開通 H22 海老名 JCT 開通圏央道 ( 北側 ) と接続 H27 海老名 JCT 関連圏央道 ( 南側 ) と接続 2 これまでの渋滞対策の取り組み H15 上り海老名 SA~ 綾瀬 BS 間付加車線設置 2 H21~ 渋滞予測啓発による交通分散 ( 渋滞減らし隊 ) H2~ ITSスポットを利用した情報提供 H2~ 大和 TN 付近渋滞対策情報板設置 3 H2 上り海老名 JCT~ 海老名 SA 間付加車線設置 4 H2 海老名 JCT ランプ部の合流方法検討 ( 主従入れ替え ) 横浜青葉 IC 東東名川崎 IC TN 京大和 至至静大井松田 IC 秦野中井 IC 岡国土地理院の電子国土 Webシステムから 提供されたものである 7 車線 車線 4 車線 凡例 1 H 大井松田 IC~ 厚木 IC 間 車線化 東名高速道路 圏央道 相模原愛川 IC H 海老名 JCT 開通厚木 PA 圏央道と接続圏央厚木 IC 寒川北 IC 至茅ヶ崎 H2 海老名 JCT ランプ部の合流方法検討 ( 主従入れ替え ) 海老名 IC 厚木 IC 海老名 JCT 至高尾山 綾瀬 BS 4 H2 上り海老名 JCT ~ 海老名 SA 間付加車線設置 S 東京 IC~ 厚木 IC 間開通 横浜町田 IC 2 H15 上り海老名 SA ~ 綾瀬 BS 間付加車線設置 3 H2~ 大和 TN 付近渋滞対策情報板設定 H15 上り海老名 SA~ 綾瀬 BS 間付加車線設置 --2 H2 大和 TN 付近渋滞対策情報板設置 ---3 速度回復情報板 ( 仮設式 ) による表示例 速度回復情報板 ( 固定式 ) による設置例 H21~ 渋滞予測啓発による交通分散 ( 渋滞減らし隊 ) 東名上り線大和トンネル付近の走行時間帯をピーク時間帯からオフピーク時間帯にて走行してもらうことで 渋滞緩和を図る施策 ( あらかじめ参加登録 実行していただいた方には特典 (1 円分の買い物券等 ) を付与 ) H2 上り海老名 JCT~ 海老名 SA 間付加車線設置 --4 SA 進入車両がいなくなった後に, 加速し余裕のある本線合流が可能 3

5 至東TN 京大和 静岡(2) 東名神奈川県区間は全国一の渋滞区間 我が国の暮らしや経済を支える大動脈である東名高速道路 東京圏の玄関口にあたる神奈川県区間は 全国で最も渋滞による損失時間が多く 高速道路の本来機能が発揮されていない 特に 大和トンネル付近や海老名ジャンクションでは深刻な渋滞が発生している 1 大和トンネル手前 ( 上り線 ) 至全国渋滞ワーストランキング第 1 位の区間 至高尾山 相模原愛川 IC 東京 IC 御殿場 IC 厚木 PA 圏央厚木 IC 横浜町田 IC 横浜青葉 IC 東名川崎 IC 7 車線 車線 4 車線 大井松田 IC 海老名平成凡 2 例 IC 年 (1~12 月 ) の年間の高速道路の渋滞ワーストランキング ( 速報 ) IC 区間別 1 渋滞ワーストランキング 2 厚木 IC 東名高速道路秦野中井 IC < 年間合計 > 2 寒川北 IC 圏央道 至茅ヶ崎 海老名 JCT 綾瀬 BS 1 国土地理院の電子国土 Web システムから提供されたものである 平成 2 年 (1~12 月 ) の年間の高速道路の渋滞ワーストランキング ( 速報 ) IC 区間別 1 渋滞ワーストランキング 2 < 年間合計 > 平成 27 年 5 月 1 日記者発表資料 ( 国土交通省 ) より抜粋 1: 上り 下り ( 内回 外回 ) を分けて集計 2: 対象は 7 時 ~19 時 (12 時間 ) 3: 混雑により余計にかかる時間 ( 単位 : 万人 時間 / 年 ) 順位渋滞損失時間 3 都道府県路線名方向区間名 2 海老名 JCT 東名高速 圏央道外回り 神奈川 東京東名高速道路上り海老名 JCT~ 横浜町田 2 19 神奈川東名高速道路上り秦野中井 ~ 厚木 3 15 東京 神奈川東名高速道路下り横浜町田 ~ 海老名 JCT 4 91 兵庫中国自動車道上り西宮山口 JCT~ 宝塚 5 85 東京中央自動車道上り調布 ~ 高井戸 82 神奈川 東京東名高速道路上り東名川崎 ~ 東京 7 8 愛知東名高速道路下り豊川 ~ 音羽蒲郡 8 77 大阪 兵庫中国自動車道下り中国池田 ~ 宝塚 9 73 三重東名阪自動車道上り亀山 JCT~ 鈴鹿 1 72 神奈川 静岡東名高速道路下り大井松田 ~ 御殿場 4

6 (3) ワーキンググループが目指すこと 方策 析方針 STEP1 STEP2 賢い投資 で 高速道路の機能を最大限に発揮させる 対策事例 中央道調布付近 効果的 効率的な投資により 渋滞を解消科ETC2. データ等を駆使し 科学的な分析により渋滞要因を特定 学的デ タ分中央道調布付近の例 渋滞要因となっている実容量の低下箇所をピンポイントで特定 既存の道路幅員の中で 車線運用を見直して付加車線を設置 5

7 (4) 高速道路の機能を発揮させた事例 首都高速中央環状線の事例 東名高速 ( 音羽蒲郡 IC~ 豊田 JCT 間 ) の事例 これまで中央環状線を順次開通してきたが 環状が形成されない状況では 都心環状線等の渋滞が継続 最後の未開通区間 ( 品川線 ) が開通し 環状道路が形成されたことで その都心部に集中していた交通が分散 中央環状線の利用交通量が 5% 減少し 渋滞損失時間は約 5 割減少する等 首都高速のストック効果が開花 当該区間は 交通集中やサグ等により慢性的な渋滞が発生 既存の道路幅員の中で路肩等を活用して車線運用を見直す ( 暫定 3 車線運用 ) ことなど 効果的 効率的な対策によって渋滞を概ね解消 対策実施区間 対策前 対策による渋滞回数の変化 ( 豊田 JCT~ 岡崎 IC) ( 万台 / 日 ) ( 万台 時間 / 日 ) 5 25 交通量 中央環状線内側の交通状況 4 2 渋滞損失時間 対策後 片側 2 車線 渋滞回数 ( 回 ) 214 事故等交通集中 対策前 対策後 開通前開通後開通前開通後 既存の道路幅員の中で 片側 3 車線運用 ( 暫定 )

8 参考 東名高速道路の渋滞状況 (H2 お盆期間 ) 平成 2 年度お盆期間の高速道路の交通状況ランキング H2 年度のお盆期間における高速道路の渋滞ワーストランキングを集計した結果 東名高速道路 [ 海老名 JCT~ 横浜町田 IC 間 ( 上り方向 )] がトップとなっており 年間期間による集計結果共に 当該区間が全国の高速道路で最も渋滞の顕著な区間となっている IC 区間別 1 お盆期間 2 の渋滞ワーストランキング 3 < お盆期間合計 > 順位渋滞損失時間 4 都道府県路線名方向区間名 1 9. 神奈川 東京東名高速道路上り海老名 JCT~ 横浜町田 三重東名阪自動車道上り亀山 JCT~ 鈴鹿 大阪 兵庫中国自動車道下り中国池田 ~ 宝塚 愛知東名高速道路下り豊川 ~ 音羽蒲郡 5.9 東京 神奈川東名高速道路下り横浜町田 ~ 海老名 JCT. 神奈川東名高速道路上り秦野中井 ~ 厚木 7.1 山梨中央自動車道上り大月 ~ 上野原 8. 兵庫中国自動車道上り西宮山口 JCT~ 宝塚 三重東名阪自動車道下り四日市 ~ 鈴鹿 神奈川 東京東名高速道路下り横浜青葉 ~ 横浜町田 1: 上り 下り ( 内回 外回 ) を分けて集計 2: 平成 2 年 8 月 7 日 ~17 日 3: 対象は 7 時 ~19 時 (12 時間 ) 4: 混雑により余計にかかる時間 ( 単位 : 万人 時間 / お盆期間 ) 平成 27 年 8 月 1 日国土交通省 HP より抜粋 7

9 2. 東名高速道路の現状 8

10 1 圏央道の整備状況 神奈川県内では 圏央道の相模原愛川 IC~ 高尾山 IC 寒川北 IC~ 海老名 JCT が H27 年 3 月までに開通 その他路線では 新東名高速道路 圏央道 ( 横浜湘南道路 金沢 ~ 戸塚 ) 高速横浜環状北西線 高速横浜環状北線をはじめとする高速道路やそれらへのアクセス道路整備が進行中 高速横浜環状北西線 高尾山 IC 高速横浜環状北線 相模原 IC 相模原愛川 IC ~ 高尾山 IC H2..28 開通 国道 48 号首都圏中央連絡自動車道 相模原愛川 IC 国道 24 号厚木秦野道路 海老名 IC~ 相模原愛川 IC H 開通 第二東海自動車道 ( 新東名高速道路 ) 茅ヶ崎 JCT 寒川北 IC 海老名 JCT ~ 海老名 IC H 開通寒川北 IC~ 海老名 JCT H 開通 茅ヶ崎 JCT~ 寒川北 IC H 開通 栄 IC JCT 国道 1 号新湘南バイパス 国道 48 号首都圏中央連絡自動車道 ( 横浜湘南道路 ) 国道 48 号首都圏中央連絡自動車道 ( 金沢 ~ 戸塚 ) 9

11 2 東名高速道路 ( 東名川崎 IC~ 大井松田 IC) 交通量 東名川崎 IC~ 大井松田 IC の東名高速道路交通量は 約 8 万 ~ 約 15 万台 / 日で平日より休日の方が多い 中でも 横浜町田 IC~ 厚木 IC の断面交通量が約 13 万 ~ 約 15 万台 / 日と最も多い 東名高速道路の区間別交通量 海老名 海老名 大井松田 IC 中井 PA 秦野中井 IC 厚木 IC JCT SA 横浜町田 IC 港北 PA 横浜青葉 IC 東名川崎 IC 海老名 海老名 大井松田 IC 中井 PA 秦野中井 IC 厚木 IC JCT SA 横浜町田 IC 港北 PA 横浜青葉 IC 東名川崎 IC 国土地理院の電子国土 Webシステムから提供されたものである 東名川崎 IC 大井松田 IC 横浜町田 IC 横浜青葉 IC 秦野中井 IC 厚木 IC 海老名 JCT 平均交通量 ( 台 / 日 ) 8,, 4, 2, 2, 4,, 8, 上り 下り 大井松田 52,83 55,145 42,821 秦野中井 4,377 42,48 4,44 52,751 55,539 厚木 7,291 8,71 海老名 J C T 9,589 4,72 7,17 4,12 73,11 8,349 横浜町田 5,824 55,551 52,5 51,125 51,732 54,4 土曜日は休日扱い平日平均休日平均 横浜青葉 設計基準交通量 3, 台 / 日 (12, 台 / 日 / 車線 3 車線 =3, 台 / 日 ) 東名川崎設計基準交通量 3, 台 / 日 (12, 台 / 日 / 車線 3 車線 =3, 台 / 日 ) 53,392 51,197 多 少 多 資料 :NEXCO 中日本資料 ( 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 月 3 日 ) 1

12 上り少大井松田東名川崎秦野中井横浜青葉下り3 東名高速道路 ( 東名川崎 IC~ 大井松田 IC ) 渋滞回数 渋滞回数は 1 上り海老名 JCT~ 横浜町田 IC 間 2 下り横浜町田 IC~ 海老名 JCT 間の順に多く この 2 区間で東名川崎 IC~ 大井松田 IC 間 ( 上下線 ) の渋滞発生回数の約 8 割となっている 特に上り線においては 休日の渋滞回数が多い 表各 IC 間の渋滞回数 渋滞回数 ( 回 /3 カ月 ) 渋滞回数 ( 回 /3 ヵ月 ) 横浜町田海老名JCT厚木 凡例 : 平日 : 休日 東名川崎~大井松田の合計28 多 少 多 区間 平日休日全日 上り下り上り下り上り下り 東名川崎 ~ 横浜青葉 横浜青葉 ~ 横浜町田 横浜町田 ~ 海老名 JCT 海老名 JCT~ 厚木 厚木 ~ 秦野中井 秦野中井 ~ 大井松田 合計 渋滞回数 : 各 IC JCT 間を先頭とする交通集中渋滞回数を合計したもの ( 土曜日は休日扱いとしている ) 渋滞の定義 : 時速 4km 以下で低速走行あるいは停止発進を繰り返す車列が 1km 以上かつ 15 分以上継続した状態 資料 :NEXCO 中日本資料 ( 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 月 3 日 ) 11

13 海老名海老名大井松田 IC 中井 PA 秦野中井 IC 厚木 IC JCT SA 横浜町田 IC 港北 PA 横浜青葉 IC 東名川崎 IC 東京 TB 海老名海老名大井松田 IC 中井 PA 秦野中井 IC 厚木 IC JCT SA 横浜町田 IC 港北 PA 横浜青葉 IC 東名川崎 IC 東京 TB 上り方向は 大和 TN 付近を先頭に速度低下が発生 特に休日に大和 TN 付近を先頭に渋滞が顕著 下り方向は 大和 BS 付近を先頭に速度低下が発生 特に休日に大和 BS 手前サグ部を先頭に渋滞が顕著 資料 :NEXCO 中日本高速トラカンデータ ( 平成 27 年 4 月 ~ 月 ) 土曜日は休日扱い 12 4 東名高速道路 ( 東名川崎 IC~ 大井松田 IC ) 速度の時系列的な変化 ETC2. プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月 ) 車線運用状況 日平均交通量単位 : 台 / 日 渋滞状況 ( 平日 )( 上り ) 渋滞状況 ( 休日 )( 上り ) 渋滞状況 ( 平日 )( 下り ) 渋滞状況 ( 休日 )( 下り ) 上り ( 進行方向 ) 下り ( 進行方向 ) 渋滞の定義 : 速度が 4km/h を下回っている状態データの出典 :ETC2. プローブデータを集計し分析下り ( 進行方向 ) ( 平日 ) ( 上り ) 上り ( 進行方向 ) ( 休日 ) ( 上り ) ( 平日 ) ( 下り ) ( 休日 ) ( 下り ) 凡例 7 車線 車線東名高速道路 4 車線圏央道至静岡至東京# # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # # 大和 TN 横浜青葉 IC 2KP 至静岡至東京圏央厚木 IC 厚木 PA 寒川北 IC 至高尾山 KP 5KP 4KP 3KP 横浜町田 IC 1KP 大和 TN 海老名 JCT 東名川崎 IC 横浜青葉 IC 横浜町田 IC 大井松田 IC 秦野中井 IC 厚木 IC 綾瀬 BS 大和 TN 大和 TN 綾瀬 BS 綾瀬 BS 綾瀬 BS 42,821 42,48 4,377 4,44 8,71 7,17 4,72 4,12 52,5 51,732 51,125 51,197 至茅ヶ崎 52,751 55,539 73,11 8,349 54,4 53,392 52,83 55,145 7,291 9,589 5,824 55,551 東名川崎 IC 秦野中井 IC 厚木 IC 海老名 JCT 大和 BS 大和 BS 海老名 JCT 大和 BS 大和 BS 大和 TN 海老名 JCT 東名川崎 IC 横浜青葉 IC 横浜町田 IC 大井松田 IC 秦野中井 IC 厚木 IC 綾瀬 BS 大和 BS 国土地理院の電子国土 Web システムから提供されたものである大井松田 IC :2km/h 以下 :4km/h 以下 :km/h 以下 :8km/h 以下 1 時 ~18 時に速度低下発生 7 時 ~12 時に速度低下発生

14 5 海老名 JCT ランプ別交通量 海老名 JCT のランプ別交通量は A,D,F,G ランプで約 8 千 ~ 約 14 千台 / 日と多く 休日より平日の方が比較的多い 東名から圏央道外回りへ向かう D+F ランプ合流部と 圏央道内回りから東名へ向かう A ランプ分流部では 交通量が約 2 千 ~ 約 24 千台 / 日に達する 至 : 八王子 A ランプ分流部 D+F ランプ合流部 海老名 JCT 至 : 名古屋 厚木 IC 厚木 IC 東名下り 至 : 東京 凡例 : 平日 : 休日 交通量 ( 百台 / 日 ) 多 少 ランプ A B C D E F G H 起点 終点 圏央道内回り東名上り 厚木 IC 料金所至 : 国道 129 号 小田原厚木道路 東名上り圏央道内回り 圏央道外回り東名下り 東名下り圏央道外回り 圏央道外回り東名上り 東名上り圏央道外回り 圏央道内回り東名下り 25 2 東名下り圏央道内回り 至 : 茅ヶ崎 D+F ランプ合流部 24 A ランプ分流部 多 少 資料 :NEXCO 中日本資料 ( 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 月 3 日 ) 13

15 海老名 JCT ランプ別渋滞回数 海老名 JCT のランプ部では交通量の多い D+F ランプ合流部および A ランプ分流部で渋滞が発生 D+F ランプ合流部の渋滞は 東名から圏央道外回りへ向かうランプどうしの合流部で速度低下をおこすもの A ランプ分流部の渋滞は 車両が圏央道本線からランプへ分流するのに伴い 圏央道の走行車線で速度低下をおこすもの D+F ランプ合流部 至 : 八王子 A ランプ分流部手前本線部 海老名 JCT 渋滞回数 ( 回 /3 ヵ月 ) D+F ランプ合流部 25 7 A ランプ分流部手前本線部 多 少 凡例 : 平日 : 休日 至 : 名古屋 至 : 茅ヶ崎 渋滞回数 : 各 IC JCT 間を先頭とする交通集中渋滞回数を合計したもの ( 土曜日は休日扱いとしている ) 渋滞の定義 : 時速 4km 以下で低速走行あるいは停止発進を繰り返す車列が 1km 以上かつ 15 分以上継続した状態 至 : 東京 平均渋滞時間 (1 回当り ) 約 3 時間 D+F ランプ合流部 約 5 分 A ランプ分流部手前本線部 長 短 資料 :NEXCO 中日本資料 ( 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 月 3 日 ) 14

16 7 海老名 JCT(D+F ランプ合流部 ) 速度の時系列的な変化 進行方向 海老名 JCT のランプ部では 交通量の多い D+F ランプの車線合流部を先頭として 平日は朝夕の通勤時間帯に 休日は夕方の時間帯において特に速度が低下 東名本線 ( 上り ) B+F ランプ F ランプ D+F ランプ 圏央道 ( 外回り ) 平日 休日 D+Fランプ 1東名本線 ( 上り ) 3 車線 2 3 B+Fランプ 2 車線 11,833( 台 / 日 1 車線 ) 4 5 B+Fランプ 1~2 車線 Fランプ 1 車線 1 車線 厚木 IC 上り入口 B F 分流部 至 : 八王子 D F 合流部 圏央道本線 ( 外回り ) 2 車線 1 辺の長さ =1m B+F 本線分流部 D+F 本線合流部 ETC2. プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月 ) :2km/h 以下 :4km/h 以下 :km/h 以下 :8km/h 以下 至 : 名古屋 厚木 IC 上り入口 D F 合流部 B F 分流部 D H 分流部 8 D+H ランプ D+H 本線分流部 7 東名本線 厚木 IC 東名下り B ランプ 至 : 東京 厚木 IC 料金所 至 : 国道 129 号 小田原厚木道路 東名本線 ( 下り ) D+H ランプ D ランプ D+F ランプ 圏央道 ( 外回り ) 東名 圏央道本線の旅行速度は 走行車線と追越車線の走行車両の平均速度 圏央道本線 ( 外回り )2 車線 5 D+F ランプ 1 車線 9 D F 合流部 D ランプ 1 車線 至 : 茅ヶ崎 D H 分流部 D+H ランプ 1 車線 東名本線 ( 下り ) 3 車線 平日 休日 進行方向 15

17 7 海老名 JCT(D+F ランプ合流部 ) 速度の時系列的な変化 交通量との関係 D+F ランプでは 交通量が 128( 台 /h) 以上となる ~1 時台 14~18 時台に 速度が 4km/h 以下に低下 F ランプ D ランプでは ピーク時 (7 時台 ) の旅行速度は 2km/h 以下に低下 時間帯別交通量と旅行速度 混雑時間帯 (7 時台 ) の旅行速度状況 ( 台 /h) 時台 D+F ランプ 至 : :4km/h 以下 :4~km/h 以下 :~8km/h 以下 :8km/h 超 D+F 本線合流部 ETC2.プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) D F 合流部八王子至:名至古B F 分流部:D H 分流部東屋至 : 茅ヶ崎 1 時台 2 時台 3 時台 4 時台 5 時台 時台 7 時台 8 時台 9 時台 1 時台 交通量交通量 ( 混雑時間帯 ) 旅行速度 11 時台 12 時台 13 時台 海 名 JCTランプ部 の渋滞について1 :名古京 東名道 14 時台 15 時台 1 時台 17 時台 18 時台 19 時台 :2km/h 以下 :4km/h 以下 :4~km/h 以下 :~8km/h 以下 :8km/h 超 ETC2.プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) 2 時台 21 時台 22 時台 23 時台 ランプ設計交通量 1.2 台 / 時 (km/h) 非混雑時間帯 (12 時台 ) の旅行速度状況 至 : D+F 本線合流部 D F 合流部八王子至グラフや数字はイメージ 旅行速度が 4km/h 以下となる時間帯を混雑時間帯とした 交通量 :NEXCO 中日本データ ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) 旅行速度 :ETC2. プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) 至B F 分流部 D H 分流部屋至 : 茅ヶ崎 :2km/h 以下:東京1

18 7 海老名 JCT(A ランプ分流部 ) 速度の時系列的な変化 Aランプ分流部の渋滞による 圏央道本線の平均速度への影響は少ない ただし 圏央道本線からランプへ分流する走行車線で 1 週間のうち2~3 回程度 平均 5 分程度の渋滞の発生は確認している 圏央道本線( 内回り ) A+Gランプ Aランプ 1 圏央道本線 ( 内回り ) 2 車線 3A+Gランプ 1 車線 4 Aランプ 1 車線 平日 進行方向 休日 至 : 八王子 1 辺の長さ =1m 圏央道本線の旅行速度は 走行車線と追越車線の走行車両の平均速度 ETC2. プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月 ) A+G 本線分流部 A+G 本線分流部 :2km/h 以下 :4km/h 以下 :km/h 以下 :8km/h 以下 至 : 名古屋 A G 分流部 4 A ランプ A E 本線合流部 厚木 IC 東名下り 至 : 東京 圏央道本線 ( 内回り ) 平日 進行方向 休日 厚木 IC 料金所 1 圏央道本線 ( 内回り ) 2 車線 圏央道本線 ( 内回り ) 2 車線 至 : 茅ヶ崎 2 17

19 7 海老名 JCT(A ランプ分流部 ) 速度の時系列的な変化 交通量との関係 至 : 八王子至:名古 A+G ランプ A ランプでは 交通量の増減にかかわらず一日を通して旅行速度 4km/h 以上で走行しており 大きな速度低下は見受けられない 時間帯別交通量と旅行速度 7 時台の旅行速度状況 :2km/h 以下 :4km/h 以下 :4~km/h 以下 :~8km/h 以下 :8km/h 超 ETC2.プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) ( 台 /h) A+G ランプ A+G 本線分流部 A G 分流部 A E 合流部 Eランプ至屋至 : 茅ヶ崎 海 名 JCTランプ部 の渋滞について1 :名古京 東名道 :東交通量交通量 ( 混雑時間帯 ) 旅行速度 12 時台の旅行速度状況 (km/h) グラフや数字はイメージ ランプ設計交通量 1.2 台 / 時 旅行速度が4km/h 以下となる時間帯を混雑時間帯とした 交通量 :NEXCO 中日本データ ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) 旅行速度 :ETC2.プローブデータ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) 至 : :4km/h 以下 :4~km/h 以下 :~8km/h 以下 :8km/h 超 A+G 本線分流部 ETC2.プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月平日 ) A G 分流部八王子至A E 合流部 Eランプ至屋至 : 茅ヶ崎 :2km/h 以下:東京18

20 3. 渋滞要因の分析 19

21 1 渋滞要因の分析方針 渋滞が顕著な 1 大和 TN 付近を先頭とした渋滞および 2 海老名 JCT ランプ部の渋滞について ETC2. データを活用して 速度が低下する箇所を抽出し 速度低下箇所の道路構造および実際に流せる交通量を分析し 道路構造による実容量の低下箇所を特定する ETC2. データを活用し 1m 間隔の旅行速度毎に色で表すことで 速度低下箇所を抽出 ( 見える化 ) 要因分析 抽出した速度低下箇所について 道路構造 ( トンネル 上り勾配 サグなど ) を確認し 要因を特定 速度低下箇所に近接するトラフィックカウンターで計測された交通量と ETC2. による旅行速度データを用い 実際に流せる交通量が低下しているか検証 対策立案 特定した実交通容量の低下箇所について ピンポイントでの対策を立案 2

22 2 大和 TN 付近を先頭とした渋滞の分析 ( 上り ) 上り ( 海老名 JCT~ 横浜町田 IC) では 大和トンネルの存在 や トンネル付近の上り勾配 により 大和トンネル付近を先頭にした速度低下が発生 渋滞状況 ( 休日 ) 海老名 JCT 海老名 SA 入口 海老名 SA 出口 サグ部 綾瀬 BS 付加車線合流部 時間帯 時台 ## ## ## ## ## ## ## 時台 ## ## 時台 ## 時台 ## 時台 ## ## ## 時台 ## ## ## ## ## 時台 ## ## ## 98 ## ## 時台 ## ## 時台 ## ## ## 時台 ## ## ## ## ## ## 時台 94 9 ## ## ## ## ## 時台 ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## 時台 9 97 ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## 時台 95 9 ## ## ## ## ## ## ## ## ## 時台 ## ## 99 ## 時台 時台 時台 時台 時台 時台 時台 ## ## ## 時台 ## ## ## 時台 ## ## ## ## ## ## ## ## 大和 TN 入口 大和 TN 出口 ETC2. プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月 ) 横浜町田 IC :2km/h 以下 :4km/h 以下 :km/h 以下 :8km/h 以下 進行方向 車線運用状況 大和トンネル付近を先頭とした渋滞に加え 付加車線から本線への合流摩擦により 更なる速度低下 大和トンネルの存在や 大和トンネル付近の上り勾配による速度低下 34kp 海老名 JCT 32kp 海老名 SA 3kp 綾瀬 BS 28kp 2kp 大和 TN 24kp 大和 BS 22kp 2kp 横浜町田 IC 上り 下り 縦断図 2..3 サグ部 上り勾配トンネル部 出典 :NEXCO データ 21

23 2 大和 TN 付近を先頭とした渋滞の分析 ( 上り ) 道路構造 ( 上り勾配 トンネル部など ) により 理論上流せる交通量と実際に流せる交通量に隔たりが発生 上り勾配かつトンネル部となっている大和トンネルから上流側では最大安定交通量が低い 大和トンネルがボトルネック 最大安定交通量の考え方 道路構造による最大安定交通量の変化 海老名 JCT~ 横浜町田 IC 間の主要断面の最大安定交通量 速度 12 (km/h) 8 安定して交通が流れる初期段階 少しの変化で渋滞が発生する中間段階 速度 12 (km/h) 8 2 大和 TN 入口約 13 台 3 大和 TN 下流約 15 台 交通量 ( 台 / 車線 h) 1,7 1, 1,5 通常の 3 車線での最大安定交通量 4 最大安定交通量 1, 2, 交通量 定義 ) 交通量 :1 車線 1 時間当たりに流れる台数を表す ( 台 / 車線 h) 最大安定交通量 1 車線あたり ( 台 / 車線 h) 渋滞により交通が流れなくなる最終段階 4 1 綾瀬 BS 約 12 台 1 綾瀬 BS 1,2 1,2 1,3 1,4 1,5 1, 交通量 1 綾瀬 BS i= 2.% ( 台 / 車線 h) 1,1 出典 ) 交通量観測機器データ ETC2.プローブデータ [H27.4~ 月 ]( 休日 ) より分析 2 大和 TN 入口 1,3 1,4 1,3 1,2 3 大和 TN 下流 1,5 3 大和 TN 下流 i = ー 2.4% 2 大和 TN 入口トンネル部 i = 2.4% 車線運用状況 全車線 ( 台 /h) 4,8 3,9 4,5 34kp 海老名 JCT 32kp 海老名 SA 3kp 綾瀬 BS 28kp 2kp 大和 TN 24kp 大和 BS 22kp 2kp 横浜町田 IC 上り 下り 縦断図 2..3 サグ部 上り勾配トンネル部

24 2 大和 TN 付近を先頭とした渋滞の分析 ( 下り ) 下り ( 横浜町田 IC~ 海老名 JCT) では 大和トンネル付近 大和 BS 手前サグ部 を先頭にした速度低下が発生 渋滞状況 ( 休日 ) 海老名 JCT 海老名 SA 出口 海老名 SA 入口 サグ部 綾瀬 BS ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ########################################## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ################################## ## ## 99 ## ## ## ## ## ## #### #### ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## #################################### ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ##############99################## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ##############9999################ ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ############ ########## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## #### ###### ## ## ## ## ## 99 ## ## ## ## ## ## ###### ###### ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ##99## ###### ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ## ######## 大和 TN 出口 大和 TN 入口 サグ部 ETC2. プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月 ) 横浜町田 IC :2km/h 以下 :4km/h 以下 :km/h 以下 :8km/h 以下 進行方向 車線運用状況 海老名 JCT 34kp 32kp 海老名 SA 3kp 綾瀬 BS 28kp 大和トンネルによる速度低下 2kp 大和 TN 大和 BS 手前サグ部による速度低下 24kp 大和 BS 22kp 合流部の合流摩擦により渋滞内で更なる速度低下 2kp 横浜町田 IC 上り 下り 縦断図 サグ部 下り勾配トンネル部 サグ部.2.2 出典 :NEXCO データ 23

25 2 大和 TN 付近を先頭とした渋滞の分析 ( 下り ) 最大安定交通量の考え方 速度 12 (km/h) 8 4 道路構造 ( サグ トンネル部など ) により 理論上流せる交通量と実際に流せる交通量に隔たりが発生 サグ部の大和 BS 手前 トンネル部の大和トンネルにおいて最大安定交通量が低い サグ部 TN 部がボトルネック 安定して交通が流れる初期段階 最大安定交通量 最大安定交通量 1 車線あたり ( 台 / 車線 h) 少しの変化で渋滞が発生する中間段階 渋滞により交通が流れなくなる最終段階 1, 2, 交通量 定義 ) 交通量 :1 車線 1 時間当たりに流れる台数を表す ( 台 / 車線 h) 道路構造による最大安定交通量の変化 速度 12 (km/h) 大和 TN 付近約 14 台 1 大和 BS 手前約 14 台 3 綾瀬 BS 手前 1,5 3 綾瀬 BS 手前約 15 台 1,3 1,4 1,51, 横浜町田 IC~ 海老名 JCT 間の主要断面の最大安定交通量 交通量 ( 台 / 車線 h) 2 大和 TN 付近 1,4 1,7 1, 1,5 1,4 1,3 1,2 通常の 3 車線での最大安定交通量 3 綾瀬 BS 手前 i =.5% 1 大和 BS 手前サグ部 2 大和 TN 付近トンネル部 I = -2.4% 交通量 ( 台 / 車線 h) 1,1 出典 ) 交通量観測機器データ ETC2.プローブデータ [H27.4~ 月 ]( 休日 ) より分析 1 大和 BS 手前サグ 1,4 車線運用状況 海老名 JCT 全車線 ( 台 /h) 4,5 4,2 4,2 32kp 海老名 SA 3kp 綾瀬 BS 28kp 2kp 24kp 大和 BS 22kp 2kp 横浜町田 IC 上り 下り 縦断図 サグ部 下り勾配トンネル部 サグ部

26 3 海老名 JCT ランプ部の渋滞の分析 ( D+F ランプ合流部 ) 交通量の多い D+F ランプの車線合流部で 平日は朝夕の通勤時間帯に 休日は夕方の時間帯において特に速度が低下 東名本線 ( 上り ) B+F ランプ F ランプ D+F ランプ 圏央道 ( 外回り ) D+Fランプ 1東名本線 ( 上り ) 3 車線 2 3 B+Fランプ 2 車線 11,833( 台 / 日 1 車線 ) 4 5 B+Fランプ 1~2 車線 Fランプ 1 車線 1 車線 圏央道本線 ( 外回り ) 2 車線 平日 進行方向 休日 辺の長さ =1m 厚木 IC 上り入口 B F 分流部 D F 合流部.4. D F ランプの車線合流に伴う速度低下 ETC2. プローブデータ ( 平成 27 年 4~ 月 ) :2km/h 以下 :4km/h 以下 :km/h 以下 :8km/h 以下 東名本線 ( 下り ) D+H ランプ D ランプ D+F ランプ 圏央道 ( 外回り ) 圏央道本線 ( 外回り )2 車線 5 D+F ランプ 1 車線 9 D F 合流部 D ランプ 1 車線 D H 分流部 D+H ランプ 1 車線 東名本線 ( 下り ) 3 車線 断D Fランプの車線合流図. に伴う速度低下 東名 圏央道本線の旅行速度は 走行車線と追越車線の走行車両の平均速度 25.3 縦断図 縦 平日 休日 進行方向

27 参考 首都圏渋滞ボトルネック対応の基本方針 2

28 (1) 渋滞削減に向けた取り組みについて 取り組みのあらまし 首都圏における道路の渋滞対策を効率的に進めていくための取り組みを 関係機関からなる 首都圏渋滞ボトルネック対策協議会 ( 以下 協議会 ) において 継続的に実施 取り組みの流れ成24 年度 主要渋滞箇所 の公表平平成25 年度~渋滞箇所の素案の選定 ( 協議会の意見 ) 客観的データに基づき 渋滞発生箇所を抽出 地域おける交通特性を考慮した抽出方法を検討 ハ フ リックコメントの実施 ( 道路利用者等の意見 ) 道路利用者が実感している渋滞箇所を抽出 最新データや現地状況により渋滞状況を確認 主要渋滞箇所 の特定 集中する渋滞箇所は 効率的に対策を実施できるよう 区間またはエリアに集約 対応の基本方針の検討 対応方針を立案し 渋滞ボトルネック対策協議会で議論 今後の取り組み 対応の基本方針の公表 具体的な対策の立案 対策の実施 対策効果の検証 C heck D o A ction P lan H25/11/15 記者発表資料より抜粋 最新の ITS 技術を有効活用 道路利用者の移動情報 ( プローブデータ ) を収集 分析 今後 主要渋滞箇所やその対応方針について見直し (PDCAサイクル) 27

29 (1) 渋滞削減に向けた取り組みについて ( 渋滞箇所の素案の選定 ) 高速道路 渋滞多発 渋滞長 1 キロの渋滞が毎週起こる区間 特定日に混雑 休日に 2 回に 1 回程度混雑する区間 容量超過の課題区間 混雑度 1. 以上の区間 高速道路 渋滞多発 高速道路 ( 外環外側 ) 平均旅行速度 4km/h 以下の区間 特定時間帯に混雑 協議会における議論を経て抽出 1 箇所 2 箇所 22 箇所 13 箇所 首都圏高速道路 ( 外環内側 )29 箇所 ピーク時旅行速度 4km/h 以下の代表的な箇所を抽出 15 箇所 14 箇所 一般道路 79 箇所 渋滞多発 平日における速度低下箇所 平日昼間 12 時間の平均旅行速度が 2km/h 以下の箇所 平日ピーク時の平均旅行速度が 1km/h 以下の箇所 ボトルネック踏切 特定日に混雑 休日における速度低下箇所 59 箇所 79 箇所 各渋滞協等による議論を経て決定された代表箇所 34 箇所 休日昼間 12 時間の 5% タイル旅行速度が 1km/h 以下の箇所 渋滞長や速度データ等により渋滞箇所 ( 候補 ) を抽出し パブコメを実施 28

30 外環外側1 高坂 SA 鶴ヶ島関越道 ( 鶴ヶ島 ~ 東松山 ) 15 (1) 渋滞削減に向けた取り組みについて ( パブリックコメントの実施 ) 約 7 割の方が最新の交通データから選定した 渋滞箇所の候補 が感覚と合致していると回答 実施期間 : 平成 24 年 11 月 9 日 ( 金 )~11 月 18 日 ( 日 ) 実施対象 : 一般利用者 民間事業者 ( トラック協会 バス協会 タクシー協会 観光協会等 ) 道路管理者 ( 都県政令市 市区町村 ) 主要渋滞箇所の候補に対する評価 速道路 ( 外環外側 ) 該当なし 1,37 (29%) 意 総数 : 3,571 該当あり 2,534 (71%) 該当あり : 渋滞箇所の候補 について 特に渋滞していると実感する箇所が含まれる該当なし : 渋滞箇所の候補 について 特に渋滞していると実感する箇所が含まれてない 速道路 ( 外環外側 ) の主要渋滞箇所の候補に対する意 数 ( 上位 1 箇所 ) 箇所 意見数 1 小仏 TN 中央道 ( 八王子 JCT~ 相模湖東 ) 54 2 綾瀬 BS, 大和 TN 東名 ( 横浜町田 ~ 海老名 JCT) 29 3 烏山 TN, 高井戸, 三鷹中央道 ( 高井戸 ~ 調布 ) 所沢 新座 TB 大泉 JCT 関越道 ( 大泉 JCT~ 所沢 ) 調布中央道 ( 調布 ~ 稲城 ) 21 中央道 ( 上野原 ~ 大月 ) 花輪京葉道 ( 花輪 ~ 幕張 ) 19 8 元八王子中央道 ( 八王子 ~ 八王子 JCT) 17 9 京葉道 ( 船橋 ~ 花輪 ) 11 29

31 (2) パブコメも踏まえて特定した首都圏の主要渋滞箇所 (H 公表 ) 特定した主要渋滞箇所 速道路 :91 箇所 般道路 :1499 箇所 (17 エリア 224 区間 57 箇所 ) 凡例 < 高速道路 > 主要渋滞箇所 ( 外環外側 ) 主要渋滞箇所 ( 外環内側 ) < 一般道 > 主要渋滞箇所主要渋滞箇所 ( 区間 ) 主要渋滞箇所 ( エリア ) 3

32 (3) 対応の基本方針について 都圏渋滞ボトルネック対策協議会では 主要渋滞箇所の渋滞対策にあたって 以下を基本的な 向性として 関係機関が連携し 道路利 者等の協 を得つつ 具体的な対策を総合的に検討してまいります 1 都圏 3 環状道路等の整備 2 環状道路の利 促進等によるネットワークの有効活 3 道路構造上の問題に起因する渋滞ボトルネック箇所の対策 4 般道における交差点円滑化 交通容量の拡 等 特に渋滞が顕著な箇所 中央道 [ 仏トンネル付近 調布付近等 ] 東名軸 [ 神奈川県内の東名 速等 ] 千葉県湾岸地域 [ 京葉道路等 ] 等 今後 ワーキンググループを設 し 関係者が協 して渋滞要因の分析 効率性 即効性のある対策の検討を進める等 優先的に取り組みます H 記者発表資料より抜粋 31