出版社の育児 介護休業モデル規程 (3 版 ) 2017 年 ( 平成 29 年 )12 月 22 日発行 一般社団法人日本書籍出版協会

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1 出版社の育児 介護休業モデル規程 (3 版 ) 2017 年 ( 平成 29 年 )12 月 22 日発行 一般社団法人日本書籍出版協会

2 まえがき 平成 19 年 7 月に 出版社の育児 介護休業モデル規程 初版 平成 25 年 9 月に第 2 版を発行 平成 29 年 1 月 1 日及び 10 月 1 日の改正に対応すべく 3 版を当委員会の小委員会で検討し作成いたしました 作成にご協力いただいた委員の方々 内容の確認にお力添えをいただいた東京労働局雇用均等室の担当官に この場をお借りして御礼を申しあげます 平成 29 年 12 月 22 日 人事 総務委員会委員長佐藤徹哉 ご利用いただくにあたって このモデル規程を参考にしていただく際には 以下の点にご留意ください 1. 利用上の原則法令を踏まえ委員各社の事例等を参考に 制度運用上で必要と思われる事項を検討しながら作成したものですが 各社にそのまま適用できるとは限りません 一つの参考例としてご利用ください また 厚生労働省が発行する 育児 介護休業法のあらまし を同時に参照されることをお勧めいたします 2. 対象従業員対象は 正規従業員を主としています 契約社員 ( 有期雇用 ) パートタイマーを対象とした内容とはなっていません 3. 時点平成 29 年 1 月 1 日及び 10 月 1 日施行の改正育児 介護休業法に準拠していますが 今後 改正が生じた場合には適用できない部分も出てきますのでご注意ください 4. 用語使用している用語について 法 は 育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 施行規則 は 育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則 通知 は 育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の施行について各都道府県労働局長あて厚生労働省職業安定局長 厚生労働省雇用均等 児童家庭局長通知 労基法 は 労働基準法 をそれぞれ指します 5. 構成等構成は 各規程 ( 育児休業規程 介護休業規程等 ) とその解説の順で記載しています 各規程でそれぞれ完結するように編集していますので 賃金 や 社会保険料 の取扱等で文言や内容が重複する部分があります また 規程への記載が必須ではない事項も含まれますので 利用する際に取捨選択してください なお 2 版からの追加 変更点 ( 本文 解説部分 ) については 赤字で示しています 6. お問い合わせこの冊子は 人事 総務委員会小委員会で作成いたしましたが お問い合わせは下記事務局までお願いいたします 一般社団法人日本書籍出版協会事務局総務部 東京都新宿区袋町 6 tel: fax: 人事 総務委員会小委員会委員長安部英行

3 目 次 モデル規程と解説 平成 29 年 1 月 1 日改正育児 介護休業法の要点 平成 29 年 10 月 1 日改正育児 介護休業法の要点 Ⅰ 育児休業規程 解説 Ⅱ 介護休業規程 解説 Ⅲ 子の看護休暇規程 解説 Ⅳ 介護休暇規程 解説 Ⅴ 育児 介護を行う従業員の時間外労働の制限規程 解説 Ⅵ 育児 介護を行う従業員の深夜業の制限規程 解説 Ⅶ 育児のための短時間勤務等 所定外労働免除の規程 解説 Ⅷ 介護のための短時間勤務等 所定外労働免除の規程 解説 Ⅸ 育児休業等に関するハラスメント防止規程 解説 資 料 制度概要一覧 様式例様式例 1 育児休業申出書 様式例 2 対象児出生届 様式例 3 休業期間変更届 様式例 4 休業 短時間勤務等撤回届 様式例 5 介護休業申出書 様式例 6 子の看護 介護休暇申出書 様式例 7 時間外労働制限請求書 様式例 8 深夜業制限請求書 様式例 9 育児のための短時間勤務等請求書 様式例 10 介護のための短時間勤務等請求書 様式例 11 休業取扱通知書 様式例 12 短時間勤務等取扱通知書

4 平成 29 年 1 月 1 日改正育児 介護休業法の要点 Ⅰ 介護休業について 分割取得が可能に 対象家族 1 人につき 通算 93 日まで 3 回を上限 (3 回超とすることは可 ) として 介護休業を分割取得することが可能になりました 当モデル規程は対応済です Ⅱ 介護休暇について 半日単位での取得が可能に 半日 ( 所定労働時間の2 分の1) 単位での取得が可能になりました 当モデル規程は対応済です Ⅲ 介護のための所定労働時間短縮等の措置について利用期間 回数が緩和 介護休業とは別に 利用開始から3 年の間で2 回以上の利用が可能になりました ( 従来は 介護休業取得期間と通算して 93 日の範囲内 ) 当モデル規程は対応済です Ⅳ 介護のための所定外労働の制限 ( 残業免除 ) を新設 対象家族 1 人つき 介護終了まで利用できる所定外労働の制限 ( 残業免除 ) が新設されました Ⅴ 有期契約労働者の育児休業取得要件が緩和 a: 申出時点で過去 1 年以上継続して雇用されていること b: 子が1 歳 6カ月になるまでの間に雇用契約が終了することが明らかでないこと 以上の 2 要件に緩和されました 当モデル規程は有期契約労働者を対象としていません Ⅵ 子の看護休暇について 半日単位での取得が可能に 半日 ( 所定労働時間の2 分の1) 単位での取得が可能になりました 当モデル規程は対応済です Ⅶ 休業等の取得要件である子について 対象が拡大 従来は 育児休業等の取得要件の子は 法律上の親子関係がある実子 養子に限定 改定により特別養子縁組の監護期間中の子 養子縁組里親に委託されている子等も対象となりました 当モデル規程は対応済です Ⅷ 防止措置の新たな義務付け 上司 同僚からの 妊娠 出産 育児休業 介護休業等を理由とする嫌がらせ等を防止する措置を事業者に義務付け ( 従来は 事業主による妊娠 出産 育児休業 介護休業等を理由とする不利益取扱の禁止のみ ) 以上については 派遣労働者の派遣先にも適用されることとなりました 1

5 平成 29 年 10 月 1 日改正育児 介護休業法の要点 Ⅰ 最長 2 歳まで育児休業の再延長が可能に 1 歳 6カ月の時点以後も以下の事由がある場合 再延長が可能になりました 1 保育所等に入所を希望しているが入所ができない 2 育児にあたる予定であった配偶者が 死亡 負傷 疾病等により子を養育することが困難 育児休業給付金の給付期間も2 歳までとなります 当モデル規程は対応済です Ⅱ 子どもが生まれる予定の方に育児休業制度等を周知する努力義務 事業主は 従業員やその配偶者が妊娠 出産したこと等を知った場合 その方に個別に育児休業制度等を知らせる努力義務が創設されました 周知内容は休業制度とともに 育児休業中 休業後の待遇や労働条件等も含まれます 当モデル規程では具体例を記載していません Ⅲ 育児目的の休暇制度を設ける努力義務 未就学児を育てながら働く方が子育てし易いよう 育児に関する目的で利用できる休暇制度を設ける努力義務が創設されました 休暇の例としては 配偶者出産休暇 子の行事参加の休暇等が考えられます 当モデルでは具体例を記載していません なお 休暇制度ではありませんが 当協会会員社の育児目的の法定超制度事例としては 以下のようなものがあります 子が小学校を卒業するまで 時差勤務を認める制度 子が小学校を卒業するまで 看護休暇を認める制度 子の看護休暇を有給休暇とする制度 Ⅳ 厚生労働省参照先 ( 平成 29 年 9 月 30 日現在 ) 以下の順で 法令等を参照することができます 厚生労働省ホームページトップページバナー欄所管法令等をクリック 所管の法令 告示 通達等をクリック 厚生労働省法令等データベースサービスのページ 法律 政令 省令 告示を検索する場合 法令検索 の目次( 体系 ) 検索へ 訓令 通知 公示等を検索する場合 通知検索 の目次( 体系 ) 検索へ 2

6 Ⅰ 育児休業規程 ( 目的 ) 第 1 条就業規則第 条の育児休業に関する取扱いについては この規程の定める ところによる ( 対象者 ) 第 2 条この規程の対象者は 原則として満 1 歳に満たない子 ( 第 4 条第 2 項ただし書の場合は1 歳 2カ月に満たない子 ) を養育する者のうち その子を養育するために休業を希望する従業員とする ただし 次の (1) または (2) のいずれかに該当する従業員は 当規程の適用から除外する (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定により定めた次の1から3のいずれかに該当する者 1 勤続 1 年未満の者 21 年以内に雇用関係が終了することが明らかな者 31 週間の所定労働日数が2 日以下の者 ( 申出手続等 ) 第 3 条休業を希望する従業員は 原則として休業を開始しようとする日の1カ月前 ( 第 4 条第 3 項に基づく1 歳及び1 歳 6カ月を超える休業の場合は2 週間前 ) までに 育児休業申出書 ( 様式例 1) に必要事項を記入のうえ所属長経由で会社に申出をする 2. 会社は 育児休業申出書の受理にあたり 各種証明書の提出を求めることがある 3. 申出後に申出に係る子が出生した場合 申出者は子の出生後 2 週間以内に所属長経由で会社に育児休業対象児出生届 ( 様式例 2) を提出する ( 期間等 ) 第 4 条休業は 特別の事情がない限り一子につき1 回限りの連続した期間とする 双子以上の場合もこれを一子とみなす ただし 産後休業をとらない従業員が子の出生後 8 週間以内に取得終了をした育児休業の場合には 2 度目の取得を可能とする 2. 休業期間は 原則として子が1 歳に達する日 (1 歳の誕生日の前日 ) までを限度とし 育児休業申出書に記載された期間とする ただし 従業員および配偶者ともに育児休業をとる場合で 次のいずれにも該当する場合は 子が1 歳 2カ月に達するまでとすることができる ( この場合においても通算休業期間は最大 1 年間 女性の場合は出生日以後の産前 産後休業期間を含む ) (1) 育児休業を取得しようとする従業員の配偶者が 子が1 歳に達する日 (1 歳の誕生日の前日 ) 以前において育児休業をしていること 3

7 (2) 従業員の育児休業開始予定日が 子の1 歳の誕生日以前であること (3) 従業員の育児休業開始予定日が 配偶者が取得している育児休業の初日以降であること 3. 前項にかかわらず 子が1 歳に達する日において申出者本人またはその配偶者が育児休業をしている場合であって次のいずれかの事由がある場合は 1 歳 6カ月に達する日までとする なお 1 歳 6カ月時点で同様の事由がある場合は 2 歳に達する日まで延長することができる (1) 保育所等への入所を希望しているが 入所が困難な場合 (2)1 歳以降育児にあたる予定であった配偶者が 死亡 負傷 疾病等により子を養育することが困難な場合 ( 開始予定日の指定 ) 第 5 条会社は法の定めるところにより 育児休業開始予定日の指定を行うことがで きる ( 休業期間の繰り上げ 繰り下げ ) 第 6 条申出者は 育児休業期間変更届 ( 様式例 3) により所属長経由で会社に 育児休業開始予定日の1 週間前までに申出ることにより開始予定日の繰り上げ変更を 1 回に限り行うことができる また 育児休業終了予定日の1カ月前までに申出ることにより休業予定日の繰り下げ変更を1 回に限り行うことができる 2. 前項にかかわらず 第 4 条第 3 項に基づく休業の場合についても 休業終了予定日の2 週間前までに申出ることにより 子が1 歳から1 歳 6カ月に達するまで及び1 歳 6カ月から2 歳に達するまでの期間内でそれぞれ1 回 終了予定日の繰り下げ変更を行うことができる ( 休業の終了 ) 第 7 条次の各号のいずれか一つに該当する事由が生じた場合 休業は終了する (1) 子の死亡等 育児休業に係る子を養育しなくなった場合 (2) 子が1 歳に達した場合 ( 第 4 条第 2 項ただし書に基づく休業の場合は子が1 歳 2カ月に達した日 第 4 条第 3 項に基づく休業の場合は子が1 歳 6カ月に達した日 第 4 条第 3 項なお書きに基づく休業の場合は子が2 歳に達した日 ) (3) 申出者について 産前産後休業 介護休業または新たな育児休業が始まった場合 2. 前項の (1) の事由が生じた場合 申出者は速やかに所属長経由で会社に通知しなければならない ( 申出の撤回等 ) 第 8 条申出者は 休業開始予定日の前日までに育児休業撤回届 ( 様式例 4) を所属 4

8 長経由で会社に提出することにより 申出た育児休業を撤回することができる 2. 育児休業の申出を撤回した者は 特別の事情がない限り申出の対象となった子について再度育児休業の申出をすることはできない ただし 第 4 条第 3 項に該当する場合を除く 3. 育児休業開始予定日の前日までに 子の死亡等により申出者が休業申出に係る子を養育しないこととなった場合 育児休業の申出はなかったものとみなす この場合 申出者は 速やかに所属長経由で会社にその旨を通知しなければならない ( 賃金等の取扱い ) 第 9 条休業期間中は賃金を支給せず 賞与および退職金の算定期間から除外する 2. 休業中に定期昇給 賃金改定が行われた場合は 復職時に是正する ( 表彰等の取扱い ) 第 10 条休業期間中は 本則第 条に規定する永年勤続表彰の勤続期間から除外 する ( 休暇等の取扱い ) 第 11 条休業期間中には公休が含まれるものとし特別有給休暇は付与しない 2. 年次有給休暇の付与日数算定については 休業期間を出勤したものとして取扱う ( 住民税 社会保険料 その他積立等の取扱い ) 第 12 条休業期間中の住民税は会社が立て替えることとし 復職時に清算をする 2. 社会保険料の本人負担分は 法令により免除される 3. 財形貯蓄等については 本人が支払うこととする ( 法令の適用 ) 第 13 条この規程に定めがない事項については 育児休業 介護休業等育児又は 家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 その他法令の定めるところによる 5

9 育児休業規程 ( 解説 ) 第 1 条 ( 目的 ) ここでは 就業規則に付帯する規程として位置づけています 労基法では 就業規則に 始業 終業時刻 休日 休暇 賃金の決定 計算および支払い方法 締切日と支払い時期 昇給 退職 等について記載することが定められています 育児 介護休業もこの 休暇 に該当することから 就業規則または付帯する規程に記載をする必要があります 最低必要な記載事項 (1) 付与要件 ( 対象となる労働者の範囲 ) (2) 取得に必要な手続 (3) 期間 (4) 賃金の支払いの有無通常と異なる賃金支給をする場合は その決定 計算方法 締切日及び支払方法 支払時期も記載する必要があります 第 2 条 ( 対象者 ) 法では この休業の対象者を 原則として1 歳に満たない子を養育する男女労働者としています モデルでは法の求めのとおりとしていますが それ以上 ( 例 :1 歳半 3 歳等 ) の規定をしている会社もあります 対象となる子については 平成 29 年 1 月 1 日の改正施行により 子 の範囲は法律上の親子関係がある実子 養子とともに 特別養子縁組のための試験的な養育期間にある子 養子縁組の里親に委託されている子等も加わりました ただし書き以降は 適用除外者を規定したものです 適用除外要件について以下に示します (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定 ( 労働基準監督署への届出義務は無し ) で定めがあれば次の者も適用除外とすることが可能です モデルでは労使協定を締結し 次の者を適用除外として扱っています 1その事業主に継続して雇用された期間が1 年に満たない者 21 年以内に雇用関係が終了することが明らかな者 31 週間の所定労働日が2 日以下の者 (3) 期間を定めて雇用 ( 契約社員等 ) されている者についてこのモデルでは 契約社員等を対象としていませんが 契約社員等であっても休業申出時点において 次のいずれにも該当する場合には 育児休業の対象者となります 11 年以上継続雇用されている 2 子が1 歳 6カ月 ( 第 4 条第 3 項なお書きの場合は2 歳 ) になるまでの間に雇用契約終了が明らかになっていない 6

10 育児休業規程 ( 解説 ) 第 3 条 ( 申出手続等 ) 休業取得を希望する場合 法では休業開始予定日の1カ月前までに申出をする必要があります ここでは法定どおりの取扱いとしています 法より有利 ( 例 :2 週間前等 ) な条件を規定することは可能ですが 2カ月前 等 従業員に不利益となる規定を設けることはできません 原則として休業を開始 と規定していますが 原則外となる特別な事情とは 1 出産予定日より早く子が出生したとき 2 配偶者が死亡したとき 3 配偶者が病気 負傷等により子の養育が困難となったとき 4 配偶者が子と同居しなくなったとき 5 子が負傷 疾病または身体上若しくは精神上の障害により2 週間以上の期間にわたり世話を必要とする状態となったとき 6 保育所等への入所を希望しているが 入所が困難なときを考慮しています このような場合は 1カ月前の申出を必要としない規定としています また 第 4 条第 3 項に規定する育児休業延長の場合 (1 歳 6カ月まで及び2 歳までともに ) は 2 週間前までに申出をすることとしています 第 3 条第 2 項 証明書の提出は 休業を取得するための絶対要件ではありませんが 求めることがある として可能性があることを示唆する規定としています 証明書は 母子手帳の写し等従業員が提出しやすい書類を想定しています なお 証明書の提出がないことを理由として休業を拒むことはできません 第 4 条 ( 期間等 ) 法では 休業の取得回数は原則 1 回認めればよいとしています モデルでは 最低限の付与条件を記載していますが 複数回を認めることは問題ありません 特別の事情がない限り と規定していますが 特別の事情とは 1 産前産後休業または新しい育児休業を開始したことにより当初の育児休業が終了した場合において 産前産後休業または新しい育児休業の対象となった子が死亡 他人の養子になった等の理由により当該従業員と同居しなくなったとき 2 配偶者が死亡したとき 3 子が負傷 疾病 障害により2 週間以上にわたり世話を必要とするとき 4 保育所等への入所を希望しているが 入所が困難なときを想定しています ただし書きは 子の出生日または出産予定日のいずれか遅い方から8 週間以内に取得した最初の育児休業については 1 回目にカウントしないこと と平成 22 年 6 月に法 7

11 育児休業規程 ( 解説 ) 律が改正されていることを受けたものです この場合 1 回目の育児休業は 8 週間以内 に終了していることが必要です 第 4 条第 2 項 法の求めに応じた最低限の規定です 1 歳を超えて規定することは可能です 原則として は 第 4 条 3 項や第 5 条および第 6 条を受けて 変更の可能性があることに配慮したものです ただし書きは いわゆる パパママ育休プラス ( 両親ともに育児休業をする場合 ) と呼ばれる制度を反映したものです 以下の条件をすべて満たした場合 子が1 歳 2カ月に達するまで休業取得が可能となります 1 休業を取得しようとする従業員 ( 休業取得を希望する本人 : 以下 本人 ) の配偶者が 子の1 歳に達する日 (1 歳の誕生日の前日 ) 以前において育児休業をしていること 2 本人の休業開始予定日が 子の1 歳の誕生日以前であること 3 本人の育児休業開始予定日が 配偶者が取得している育児休業の初日以降であること なお この場合においても育児休業が取得できる期間は最大 1 年 ( 女性の場合は出生日以後の産前 産後休業を含む ) となります 第 4 条第 3 項 モデルでは 法に準じて規定しています この休業延長をする場合 本人または配偶者が育児休業中であることが必要となります 法定超の定めで この条件を必要としない規定としているケースも見られます 延長する条件として (1) と (2) を規定していますが これは法定どおりです この条件を緩める規定は可能です なお 平成 29 年 10 月 1 日の改正で 1 歳 6 カ月時点においてなお 同様の条件が解消されない場合は 子が2 歳に達する日まで再延長することが可能となりました 8

12 育児休業規程 ( 解説 ) 第 5 条 ( 開始予定日の指定 ) 会社は法の定めるところにより と休業開始予定日の指定をすることができる規定にしています この 法の定め とは 休業の申出から休業開始予定日まで 1 カ月ない場合です その場合は 従業員の休業開始希望日以後申出のあった翌日から起算して 1 カ月を経過する日までの期間で 事業主が休業開始予定日を指定できます ( 例 ) 4/1 4/20 5/1 申出日 従業員の休業 申出日の翌日か 開始希望日 ら起算し1カ月 を経過する日 事業主が指定できる期間 4/20 ~ 5/1 上記にかかわらず 第 3 条第 1 項に規定した 原則外 となる特別の事情がある場合は 休業開始予定日の1 週間前までに申出をすると規定することは法上可能ですが このモデルではそこまで記述をしていません ( ただし 法令の定めるところにより と規定していますので 特別の事情がある場合は 1 週間前までの申出で取得を認める必要があります ) 原則外となる特別な事情について 1 出産予定日より早く子が出生したとき 2 配偶者が死亡したとき 3 配偶者が病気 負傷等により子の養育が困難となったとき 4 配偶者が子と同居しなくなったとき 5 子が負傷 疾病または身体上若しくは精神上の障害により2 週間以上の期間にわたり世話を必要とする状態となったとき 6 保育所等の入所を希望しているが 入所が困難なとき 第 6 条 ( 休業期間の繰り上げ 繰り下げ ) 休業開始予定日ならびに休業終了予定日の変更について定めたものです 法は 開始予定日の繰り上げ変更と終了予定日の繰り下げ変更 を認めることを求めています 開始予定日の繰り上げと終了予定日の繰り下げのみを認めているのは 代替要員の手配との関係があると思われます 法定超の措置として 開始予定日の繰り下げや終了予定日の繰り上げを認めているケースもありますが このモデルでは法定どおりとしています また 申出時期と変更回数も法定どおりです 法では 開始予定日の繰り上げ変更は 1 出産予定日より早く子が出生したとき 9

13 育児休業規程 ( 解説 ) 2 配偶者の死亡 病気 負傷等の事由がある場合としていますが ここでは事由を限定しない規定となっています 終了予定日の繰り下げ変更は 事由を問わず1 回は認めることを法は求めています また 当モデルでは 変更手続は休業期間変更届 ( 様式例 3) を提出する規定としています 第 6 条第 2 項 1 歳を超えて休業を取得した場合の繰り下げ変更を規定したものです 法は 1 歳 6 カ月に達する日まで及び2 歳に達する日までの期間内でそれぞれ1 回 認めることを求めています 第 7 条 ( 休業の終了 ) 自動的に休業が終了する場合を示しています 法の定めのとおりです (1) に記載した 子の死亡等 不測の事態により休業終了した場合 労務提供の開始日について法令では規定していません このモデルでも労務提供の開始日については記載していませんが 法第 21 条 施行規則第 70 条で努力義務として周知するよう求められていますので 労使双方の準備期間を考慮し 事由発生の日から2 週間以内で会社と本人の話し合いにより決定する 等の定めを入れることも考えられます 第 8 条 ( 申出の撤回等 ) 休業申出の撤回を規定した条項です 法により 休業開始の前日までに申出ることにより 休業申出は撤回することができます 第 8 条第 2 項 第 8 条第 1 項により申出を撤回した場合は 特別の事情がない限り対象となった子について再度 休業の申出をすることはできないとすることを法は認めています それを規定した条項ですが この条件を緩めて再度認める規定とすることは可能です 特別の事情がない限り の特別の事情とは 1 配偶者が死亡したとき 2 配偶者が負傷 疾病等により子の養育が困難な状態になったとき 3 離婚等により配偶者と子が同居しないこととなったときを想定しています また 特別の事情がなくても第 4 条第 3 項による休業申出は 要件を満たす場合には認めなくてはなりません 第 8 条第 3 項 子の死亡等により休業開始予定日の前日までに子を養育しないこととなった場合 休 10

14 育児休業規程 ( 解説 ) 業申出はなかったものとしなければなりません 第 9 条 ( 賃金等の取扱い ) 法第 21 条は 育児休業等に関する定めの周知等の措置 として 休業中の待遇 休業後の賃金 配置等その他の労働条件について 事業者が従業員に対し周知等の措置をとることを求めています 周知の方法は 規程に明記することでなくてもかまいませんが モデルでは記載することといたしました ここでは 休業中は賃金を支給しないこととして扱っています また 賞与及び退職金の算定期間からも除外する規定となっています このような取扱いをすることは可能ですが 賃金制度や賞与 退職金の取扱いは様々なケースが想定されますので 各社の実状に応じて規定をしてください 第 9 条第 2 項 これも規程に記載しなければならない義務はありませんが 従業員に誤解を生じさせ ないために規定しました 第 10 条 ( 表彰等の取扱い ) 第 9 条と同様 法第 21 条を考慮して規定したものです 記載の義務はありませんが 表彰等の制度が就業規則で規定されている場合を想定して規定しました なお 賞与 退職金の算定期間から除外しているが 永年勤続表彰については算入するという例もみられます 法的な制約はないので このような規定をすることは可能ですが 整合性という面から根拠を明確にしておく必要があると思われます 第 11 条 ( 休暇等の取扱い ) 休業期間中は 会社が定めた休日や特別有給休暇 ( 服喪休暇等 ) の権利がないことを 規定したものです 第 11 条第 2 項 労基法第 39 条第 7 項において 育児 介護休業を取得した期間がある場合でも 年次有給休暇の算定については 出勤したものとして計算することが決められています その取扱いを規定したものです 第 12 条 ( 住民税 社会保険料 その他積立金等の取扱い ) 当条項も法第 21 条を考慮し規定したものです この取扱いについては 各社の実状において実施しやすい方法で規定をしてください 第 12 条第 2 項 育児休業取得の場合には 法令により社会保険料は免除されますが 従業員に周知す 11

15 育児休業規程 ( 解説 ) る意味で規定しました 第 12 条第 3 項 当条項も法第 21 条を考慮し規定したものです 第 13 条 ( 法令の適用 ) 念のため 記載しておきました この規程に定めがない事項については 各種法令に 準拠することを定めたものです 12

16 Ⅱ 介護休業規程 ( 目的 ) 第 1 条就業規則第 条の介護休業に関する取扱いについては この規程の定めると ころによる ( 対象者 ) 第 2 条この規程の対象者は 要介護状態にある家族を介護する者のうち その家族の介護のために休業を希望する従業員とする 2. 前項にいう要介護状態にある家族とは 負傷 疾病または身体上若しくは精神上の障害により 2 週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態にある次の者をいう (1) 配偶者 ( 内縁を含む ) (2) 父母 ( 配偶者の父母 養父母を含む ) (3) 子 (4) 本人の祖父母 兄弟姉妹 孫 3.1 項の規定にかかわらず 次の (1) または (2) のいずれかに該当する従業員は 当規程の適用から除外する (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定により定めた次の1から3のいずれかに該当する者 1 勤続 1 年未満の者 2 申出の日から 93 日 ( 暦日 ) 以内に雇用関係が終了することが明らかな者 31 週間の所定労働日数が2 日以下の者 ( 申出手続等 ) 第 3 条休業を希望する従業員は 原則として休業を開始しようとする日の2 週間前までに 介護休業申出書 ( 様式例 5) に必要事項を記入のうえ 所属長経由で会社に申出をする 2. 会社は 介護休業申出書の受理にあたり 各種証明書の提出を求めることがある ( 期間等 ) 第 4 条休業は 対象家族 1 人につき通算して 93 日 ( 暦日 ) まで (3 回を上限とした分割取得も可能 ) を限度とし 本人の申出た期間とする 2. 会社は法の定めるところにより 介護休業開始予定日の指定を行うことができる 3. 申出者は 介護休業期間変更届 ( 様式例 3) により所属長経由で会社に 介護休業終了予定日の2 週間前までに申出ることにより 休業の開始から通算 93 日 ( 暦日 ) を限度とし 休業終了予定日の繰り上げ及び繰り下げ変更を1 回に限り行うことができる ただし 繰り上げ変更については 会社がその事由を認めた場合に限る 13

17 ( 休業の終了 ) 第 5 条次の各号に該当する事由が生じた場合 休業は終了する (1) 対象家族の死亡等 介護に係る家族を介護しなくなった場合 (2) 対象家族に係る介護休業の適用を受けてから通算 93 日 ( 暦日 ) を経過した場合 (3) 申出者について 産前産後休業 育児休業または新たな介護休業が始まった場合 2. 前項の (1) の事由が生じた場合 申出者は速やかに所属長経由で会社に通知しなければならない ( 申出の撤回等 ) 第 6 条申出者は 休業開始予定日の前日までに介護休業撤回届 ( 様式例 4) を所属長経由で会社に提出することにより 申出た介護休業を撤回することができる 2. 介護休業の申出を撤回した者は 同じ対象家族の同じ要介護状態について原則として 1 回 再度介護休業の申出をすることができる 3. 介護休業開始予定日の前日までに 介護休業に係る家族を介護しないこととなった場合 介護休業の申出はなかったものとみなす この場合 申出者は 速やかに所属長経由で会社にその旨を通知しなければならない ( 賃金等の取扱い ) 第 7 条休業期間中は賃金を支給せず 賞与及び退職金の算定期間から除外する 2. 休業期間中に定期昇給 賃金改定が行われた場合は 復職時に是正する ( 表彰等の取扱い ) 第 8 条休業期間は 就業規則第 条に規定する永年勤続表彰の勤続期間から除外す る ( 休暇等の取扱い ) 第 9 条休業期間中には公休が含まれるものとし特別有給休暇は付与しない 2. 年次有給休暇の付与日数算定については 休業期間を出勤したものとして取扱う ( 住民税 社会保険料 その他積立金等の取扱い ) 第 10 条休業期間中の住民税は会社が立て替えることとし 復職時に清算する 2. 社会保険料の本人負担分は 会社が立て替えることとし 復職時に清算する 3. 財形貯蓄等については 本人が支払うこととする ( 法令の適用 ) 第 11 条この規程に定めのない事項については 育児休業 介護休業等育児又は家族 介護を行う労働者の福祉に関する法律 その他法令の定めるところによる 14

18 介護休業規程 ( 解説 ) 第 1 条 ( 目的 ) ここでは 就業規則に付帯する規程として位置づけています 労基法では 就業規則に 始業 終業時刻 休日 休暇 賃金の決定 計算および支払い方法 締切日と支払い時期 昇給 退職 等について記載することが定められています 育児 介護休業もこの 休暇 に該当することから 就業規則または付帯する規程に記載をする必要があります 最低必要な記載事項 (1) 付与要件 ( 対象となる労働者の範囲 ) (2) 取得に必要な手続 (3) 期間 (4) 賃金の支払いの有無通常と異なる賃金支給をする場合は その決定 計算方法 締切日及び支払方法 支払時期も記載する必要があります 第 2 条 ( 対象者 ) 法では この休業の対象者を 要介護状態にある対象家族を介護する男女労働者とし ています モデルでは法の求めのとおりとしています 第 2 条 2 項 要介護状態と対象家族の範囲を規定した条項で法定どおりです 本人の祖父母 兄弟姉妹 孫については 同居 の条件がありましたが 現在はその条件はありません 法定超の定めとして 配偶者の祖父母 兄弟姉妹等を認めているケースもあります 要介護状態については 法と局長通達に準じています 以下に厚生労働省の定める判断基準を示します これより緩やかな基準とすることは差し支えありません 常時介護を必要とする状態の判断基準 介護休業規程第 2 条第 2 項に規定する 常時介護を必要とする状態 の判断につい ては 平成 29 年 1 月 1 日の改正施行に伴う局長通達の改正により 次のいずれかに該当 するものとして扱っています ( 厚生労働省判断基準 ) (1) 介護保険制度の要介護状態区分において要介護 2 以上であること (2) 状態 1~12 のうち 2 が 2 つ以上または 3 が 1 つ以上該当し かつ その状態が継 続すると認められること 15

19 介護休業規程 ( 解説 ) 状態 項目 ( 注 1) ( 注 2) 1 座位保持 (10 分間一人で座っていることができる ) 自分で可 支えてもらえればできるできない ( 注 3) 2 歩行 ( 立ち止まらず 座つかまらないで何かにつかまればできるできない り込まずに 5m 程度歩くこできる とができる ) 3 移乗 ( ベッドと車いす 自分で可 一部介助 見守り等が必全面的介助が必要 車いすと便座の間を移る 要 などの乗り移りの動作 ) 4 水分 食事摂取 ( 注 4) 自分で可 一部介助 見守り等が必全面的介助が必要要 5 排泄 自分で可 一部介助 見守り等が必全面的介助が必要要 6 衣類の着脱 自分で可 一部介助 見守り等が必全面的介助が必要要 7 意思の伝達 できる ときどきできない できない 8 外出すると戻れない ない ときどきある ほとんど毎回ある 9 物を壊したり衣類を破くことがある ない ときどきある ほとんど毎日ある ( 注 5) 10 周囲の者が何らかの対応をとらなければならないほどの物忘れがある ない ときどきある ほとんど毎日ある 11 薬の内服 自分で可 一部介助 見守り等が必全面的介助が必要要 12 日常の意思決定 ( 注 6) できる 本人に関する重要な意思ほとんどできない 決定はできない ( 注 7) ( 注 1) 各項目の 1 の状態中 自分で可 には 福祉用具を使ったり 自分の手で支 えて自分でできる場合も含む ( 注 2) 各項目の 2 の状態中 見守り等 とは 常時の付き添いの必要がある 見守 り や 認知症高齢者等の場合に必要な行為の 確認 指示 声か け 等のことである ( 注 3) 1 座位保持 の 支えてもらえればできる には背もたれがあれば一人で座 っていることができる場合も含む ( 注 4) 4 水分 食事摂取 の 見守り等 には動作を見守ることや 摂取する量の 過小 過多の判断を支援する声かけを含む 16

20 介護休業規程 ( 解説 ) ( 注 5)93 の状態 ( 物を壊したり衣類を破くことがほとんど毎日ある ) には 自分や他人を傷つけることがときどきある 状態を含む ( 注 6) 12 日常の意思決定 とは毎日の暮らしにおける活動に関して意思決定ができる能力をいう ( 注 7) 慣れ親しんだ日常生活に関する事項 ( 見たいテレビ番組やその日の献立等 ) に関する意思決定はできるが 本人に関する重要な決定への合意等 ( ケアプランの作成への参加 治療方針への合意等 ) には 指示や支援を必要とすることをいう また 対象家族については 法第 2 条 4 号と施行規則第 2 条に準じています 法第 2 条第 4 項 ( 対象家族 ) 配偶者 ( 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む 以下この号及び第 61 条第 3 項 ( 同条第 6 項から第 8 項までにおいて準用する場合を含む ) において同じ ) 父母及び子 ( これらの者に準ずる者としての厚生労働省令で定める者を含む ) 並びに配偶者の父母をいう 施行規則第 2 条 法第 2 条第 4 号の厚生労働省令で定める者とは 本人の祖父母 兄弟姉妹及び孫とする 第 2 条第 3 項 適用除外者を規定したものです 適用除外要件について以下に示します (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定 ( 労働基準監督署への届出義務は無し ) で定めがあれば次の者も適用除外とすることが可能です モデルでは労使協定を締結し 次の者を適用除外として扱っています 1その事業主に継続して雇用された期間が1 年に満たない者 2 申出の日から 93 日 ( 暦日 ) 以内に雇用関係が終了することが明らかな者 31 週間の所定労働日数が2 日以下の者 (3) 期間を定めて雇用 ( 契約社員等 ) されている者についてこのモデルでは 契約社員等を対象としていませんが 契約社員等であっても休業申出時点において 次のいずれにも該当する場合には 介護休業の対象者となります 11 年以上継続雇用されている 2 介護休業開始予定日から起算して 93 日 ( 暦日 ) を経過した日を起算日とし そこから6か月を経過する日までに雇用関係の終了が明らかとなっていない 第 3 条 ( 申出手続等 ) 休業取得を希望する場合 法では休業開始予定日の 2 週間前までに申出をする必要が 17

21 介護休業規程 ( 解説 ) あります ここでは法定どおりの取扱いとしています 法定超 ( 例 :1 週間前等 ) の条 件を規定することは可能ですが 1 カ月前等 従業員に不利益となる規定はできません 第 3 条第 2 項 証明書の提出は 休業取得をするための絶対要件ではありませんが 求めることがある として可能性があることを示唆する規定としてあります 証明書は 医師の診断書の他 役所等へ介護保険を申請する過程で得られる書類等 従業員が提出することが容易なものを想定しています また 証明書の提出がないことを理由として休業を認めないとすることはできません 第 4 条 ( 期間等 ) 平成 29 年 1 月 1 日の改正施行により 休業の取得期間等について 対象家族 1 人につき 通算して 93 日 ( 暦日 ) を限度とし 3 回を上限として介護休業を分割取得することが可能となりました 3 回超を付与することは法定超の措置として問題ありません また 従来は 介護のための勤務時間の短縮等の措置 ( 法第 23 条第 2 項 ) の取得がある場合には その取得期間を含めて 93 日 ( 暦日 ) を付与すれば法律要件を満たすこととになりましたが 同改正により短縮等の措置とは別に付与することが求められました 従前の当モデル規程では回数制限を入れていませんでしたが 今回のモデル規程では 3 回を限度とした分割取得も可能 としています 既に回数制限をしない規定としている場合 3 回を限度 と規定することは不利益変更となりますので注意してください 第 4 条第 2 項 会社は法の定めるところにより と休業開始予定日の指定をすることができる規定にしています 法の定め とは 休業の申出から休業開始予定日まで2 週間ない場合です その場合は 従業員の休業開始希望日以後申出のあった翌日から起算して2 週間を経過する日までの期間で 事業主が休業開始予定日を指定できます ( 例 ) 5/1 5/6 5/15 申出日従業員の休業開始申出日の翌日から起算 希望日 し 2 週間を経過する日 2 週間 事業主が指定できる期間 5/6 ~ 5/15 18

22 介護休業規程 ( 解説 ) 第 4 条第 3 項 休業終了予定日の変更について定めたものです 法は 終了予定日の繰り下げ変更 を認めることを求めています 繰り下げ変更のみを認めているのは 代替要員の手配との関係があると思われます このモデルでは 法定超の措置として終了予定日の繰り上げを認めています 申出時期と変更回数は法定どおりです ただし 繰り上げ変更は会社が認めた場合に限るとして条件を付しました 当モデルでは 変更手続は休業期間変更届 ( 様式例 3) を提出する規定としています 第 5 条 ( 休業の終了 ) 自動的に休業が終了する場合を示しています 法の定めのとおりです (1) に記載した 対象家族の死亡等 不測の事態により休業終了した場合 労務提供の開始日について法令では規定していません このモデルでも労務提供の開始日については記載していませんが 法第 21 条 施行規則第 70 条で努力義務として周知するよう求められていますので 労使双方の準備期間を考慮し 事由発生の日から2 週間以内で会社と本人の話し合いにより決定する 等の定めを入れることも考えられます 第 6 条 ( 申出の撤回等 ) 休業申出の撤回を規定した条項です 法により 休業開始の前日までに申出ることにより 休業申出は撤回することができます 第 6 条第 2 項 法では 申出撤回後 1 回は再申出を認めることが必要となります このモデルでは 第 4 条第 1 項で 対象家族 1 人につき通算して 93 日 ( 暦日 ) まで (3 回を限度とした分割取得も可能 ) を限度とし と規定して3 回までの分割取得が 93 日 ( 暦日 ) 以内であれば可能な規定としています したがってこの条項では 原則として---- として1 回以上の再申出にも対処可能な定めとしています 第 6 条第 3 項 対象家族の死亡 離婚 離縁等による親族関係の消滅 当該従業員が負傷 疾病等により介護できなくなったこと等 休業開始予定日の前日までに対象家族を介護しないこととなった場合 休業申出はなかったものとしなければなりません 19

23 介護休業規程 ( 解説 ) 第 7 条 ( 賃金等の取扱い ) 法第 21 条は 介護休業等に関する定めの周知等の措置 として 休業中の待遇 休業後の賃金 配置等その他の労働条件について 事業者が従業員に対し周知等の措置をとることを求めています 周知の方法は 規程に明記することでなくてもかまいませんが モデルでは記載することといたしました ここでは 休業中は賃金を支給しないこととして扱っています また 賞与及び退職金の算定期間からも除外する規定となっています このような取扱いをすることは可能ですが 賃金制度や賞与 退職金の取扱いは様々なケースが想定されますので 各社の実状に応じた規定をしてください 第 7 条第 2 項 これも規程に記載しなければならない義務はありませんが 従業員に誤解を生じさせ ないために規定しました 第 8 条 ( 表彰等の取扱い ) 第 7 条と同様 法第 21 条を考慮して規定したものです 記載の義務はありませんが 表彰等の制度が就業規則で規定されている場合を想定して規定しました なお 賞与 退職金の算定期間から除外しているが 永年勤続表彰等については算入するという例もみられます 法的な制約はないので このような規定をすることは可能ですが 整合性という面から根拠を明確にしておく必要があると思われます 第 9 条 ( 休暇等の取扱い ) 休業期間中は 会社が定めた休日や特別有給休暇 ( 服喪休暇等 ) の権利がないことを 規定したものです 第 9 条第 2 項 労基法第 39 条第 7 項において 育児 介護休業を取得した期間がある場合でも 年次有休休暇の算定については 出勤したものとして計算することが決められています その取扱いを規定したものです 第 10 条 ( 住民税 社会保険料 その他積立金等の取扱い ) 当条項も法第 21 条を考慮し規定したものです この取扱いについては 各社の実状に応じて実施しやすい方法で規定してください 第 10 条第 2 項 育児休業取得の場合には 法令により社会保険料は免除されますが 介護休業取得の 20

24 介護休業規程 ( 解説 ) 場合には保険料の免除はありません したがって徴収方法を明示しました 第 10 条第 3 項 当条項も法第 21 条を考慮し規定したものです 第 11 条 ( 法令の適用 ) 念のため 記載しておきました この規程に定めがない事項については 各種法令に 準拠することを定めたものです 21

25 Ⅲ 子の看護休暇規程 ( 目的 ) 第 1 条子の看護休暇については この規程の定めるところによる ( 対象者 ) 第 2 条この規程の対象者は 小学校就学の始期に達するまでの子と同居し養育する者のうち その子が負傷し または疾病にかかった場合に看護をするために休暇を希望する従業員とする 2. 前項にかかわらず 次の (1) または (2) のいずれかに該当する従業員は 当規程の適用から除外する (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定により定めた次の1または2に該当する者 1 勤続 6カ月未満の者 21 週間の所定労働日数が2 日以下の者 ( 申出手続等 ) 第 3 条休暇を希望する従業員は 所属長経由で会社に申出をする ( 付与日数等 ) 第 4 条休暇は 1 年につき5 日 子が2 人以上の場合は 10 日を限度とし 半日 ( 所定労働時間の2 分の1) の単位での取得も可能とする この場合の1 年間は4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までとする ( 賃金等の取扱い ) 第 5 条当規程による休暇を取得した場合は 有給扱いとする 2. 看護休暇を取得した日は 賞与及び退職金の算定期間に算入する ( 休暇等の取扱い ) 第 6 条看護休暇を取得した日は 年次有給休暇の付与日数の算定について 出勤した ものとして取扱う 22

26 子の看護休暇規程 ( 解説 ) 子の看護休暇について 小学校就学前の子を養育する労働者は 1 年に5 日 子が2 人以上の場合は 10 日 ( 暦日ではなく所定労働日 ) 病気 ケガをした子の看護のために 休暇を取得することができます これは 労基法第 39 条に規定されている年次有給休暇とは別に付与する必要があります 会社によっては 育児 介護休業規程ではなく 特別休暇等に記載しているケ-スも見られます 第 2 条 ( 対象者 ) 対象者は 小学校就学前の子を養育していて その子が負傷 疾病等により看護が必 要な場合の休暇を希望する従業員です 第 2 条第 2 項 適用除外者を規定したもので 以下の者は当規程の対象者から除外されます (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定 ( 労働基準監督署への届出義務は無し ) で定めがあれば次の者も適用除外とすることが可能です モデルでは労使協定を締結し 次の者を適用除外として扱っています 1その事業主に継続して雇用された期間が6カ月に満たない者 21 週間の所定労働日数が2 日以下の者 第 3 条 ( 申出手続等 ) 申出について会社は 書類 ( 様式例 6) 等の提出を求めることも可能ですが この休暇は日常的に取扱われる可能性が高いこと 育児 介護休業のように比較的長期に渡る休みとならないことから このモデルでは書類の提出を求めていません 書類提出を求める場合は その提出が事後でも休暇取得を可能としなければなりません 第 4 条 ( 付与日数等 ) 付与日数と1 年間の起算日 終了日を規定しています 付与日数については 1 年につき5 日 子が2 人以上の場合は 10 日を付与する必要があります このモデルでは最低限の付与日数を示してあります 1 年間の起算日 終了日の決定は 各社の年休等の管理と同様とすることが一般的と思われます 指定がない場合は 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までとなります なお 平成 29 年 1 月 1 日の改正施行で半日 ( 所定労働時間の2 分の1) 単位での取得が可能となりました 23

27 子の看護休暇規程 ( 解説 ) 半日単位の取得と1 日の所定労働時間等について (1)1 日の所定労働時間数に1 時間に満たない端数がある場合 1 時間に切り上げて2 分の1とする (2)1 日の所定労働時間が4 時間以下の労働者 1 日単位の付与とする (3) 半日単位での取得が困難と認められる労働者 1 日単位の付与とすることができるが 労使協定の締結が必要 (4)1 日の所定労働時間の2 分の1 以外の時間を半日と定める場合 ( 例 ) 始業 9:00 昼休 12:00~13:00 終業 17:00 の場合 9:00~12:00 の 3 時間又は 13:00~17::00 の 4 時間の何れかを看護休暇として取得した場合でも半日単位 (1 日の所定労働時間の2 分の1) の休暇として取扱う ただし 以下の全ての事項について労使協定の締結が必要イ. 子の看護休暇の取得単位となる時間数 (1 日の所定労働時間に満たないものにかぎる ) ロ. 子の看護休暇 1 日当たりの時間数 (1 日の所定労働時間を下回ることは不可 ) ハ. イに定める時間数で子の看護休暇を取得することができるとされる労働者の範囲 第 5 条 ( 賃金等の取扱い ) 休暇取得日を無給とすることは可能です ここでは法定超の扱いとして有給にしてい ます 第 5 条第 2 項 有給扱いとしているため 賞与 退職金の算定にも影響を与えていません 休暇を取 得したことにより 考課や評価を不利益に取扱うことはできません 第 6 条 ( 休暇等の取扱い ) 育児 介護休業の取得時のように労基法等で 年次有給休暇の算定について出勤扱いとするような定めはされていないため 年休算定について欠勤扱いとすることも可能ですが 第 5 条において有給扱いとしていることから出勤として扱うことを規定したものです 欠勤扱いとする場合でも 明記しておくべき事項です 24

28 Ⅳ 介護休暇規程 ( 目的 ) 第 1 条介護休暇については この規程の定めるところによる ( 対象者 ) 第 2 条この規程の対象者は 要介護状態にある家族を介護する者のうち その家族の介護のために休暇を希望する従業員とする 2. 前項にいう要介護状態にある家族とは 負傷 疾病または身体上若しくは精神上の障害により 2 週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態にある次の者をいう (1) 配偶者 ( 内縁を含む ) (2) 父母 ( 配偶者の父母 養父母を含む ) (3) 子 (4) 本人の祖父母 兄弟姉妹 孫 3. 第 1 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する従業員は 当規程の適用から除外する (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定により定めた次の1または2のいずれかに該当する者 1 勤続 6カ月未満の者 21 週間の所定労働日数が2 日以下の者 ( 申出手続等 ) 第 3 条休暇を希望する従業員は 所属長経由で会社に申出をする 2. 会社は申出に際し 各種証明書の提出を求めることがある ( 付与日数 ) 第 4 条休暇は 1 年つきに5 日 要介護家族が2 人以上の場合は1 年につき 10 日を限度とし 半日 ( 所定労働時間の2 分の1) の単位での取得も可能とする この場合の1 年間は4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までとする ( 賃金等の取扱い ) 第 5 条休暇日は有給とし 賞与及び退職金の算定期間に算入する ( 休暇等の取扱い ) 第 6 条介護休暇を取得した日は 年次有給休暇の付与日数の算定については 出勤し たものとして取扱う 25

29 介護休暇規程 ( 解説 ) 介護休暇について この休暇制度は 平成 22 年 6 月 22 日の改正で創設された制度です 要介護状態にある家族を介護する労働者に対し 1 年に5 日 対象家族が2 人以上の場合は 10 日 ( 暦日ではなく所定労働日 ) の休暇を付与することが求められています これは 労基法第 39 条に規定されている年次有給休暇とは別に付与する必要があります 育児 介護休業規程ではなく 特別休暇等に記載しているケ-スも見られます 第 2 条 ( 対象者 ) 法では この対象者は 介護休業と同様に要介護状態にある対象家族を介護する男女 労働者としています モデルでは法の求めのとおりとしています 第 2 条第 2 項 要介護状態と対象家族の範囲を規定した条項で法定どおりです 法定超の定めとして 配偶者の祖父母 ( 同居 別居に関係なく ) 兄弟姉妹等を認めているケースもあります 要介護状態については, 法第 2 条と施行規則第 1 条に準じています 要介護状態の判断基準は 介護休業規程の解説欄 (P16) を参照ください 第 2 条第 3 項 適用除外者を規定したもので 以下の者は当規程の対象者から除外されます (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定 ( 労働基準監督署への届出義務は無し ) で定めがあれば次の者も適用除外とすることが可能です モデルでは労使協定を締結し 次の者を適用除外として扱っています 1その事業主に継続して雇用された期間が6カ月に満たない者 21 週間の所定労働日数が2 日以下の者 第 3 条 ( 申出手続等 ) 申出について会社は 書類 ( 様式例 6) 等の提出を求めることも可能ですが この休暇は日常的に取扱われる可能性が高いこと 介護休業のように比較的長期に渡る休みとならないことから このモデルでは書類の提出を求めていません 書類提出を求める場合 その提出が事後であっても休暇取得を可能にしなければなりません なお 日常的に取得する休暇であることから 要介護状態でない場合にも休暇を請求されるケースがあるようです 法定要件より緩めて休暇を付与することはかまいませんが 介護要件を法定どおりとする場合は 定期的に必要書類の提出 提示を求める規定とすることも検討してください 26

30 介護休暇規程 ( 解説 ) 第 4 条 ( 付与日数等 ) 付与日数と1 年間の起算日 終了日を規定しています 1 年につき5 日を下回る制度は認められません 最低 5 日の付与が必要となります このモデルでは最低の5 日としてあります また 対象家族が2 人以上の場合は最低 10 日の付与が必要です 1 年間の起算日 終了日の決定は 各社の年休等の管理と同様とすることが一般的と思われます 指定がない場合は 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までとなります なお 平成 29 年 1 月 1 日の改正施行で半日 ( 所定労働時間の2 分の1) 単位での取得が可能となりました 半日単位の取得と1 日の所定労働時間等について (1)1 日の所定労働時間数に1 時間に満たない端数がある場合 1 時間に切り上げて2 分の1とする (2)1 日の所定労働時間が4 時間以下の労働者 1 日単位の付与とする (3) 半日単位での取得が困難と認められる労働者 1 日単位の付与とすることができるが 労使協定の締結が必要 (4)1 日の所定労働時間の2 分の1 以外の時間を半日と定める場合 ( 例 ) 始業 9:00 昼休 12:00~13:00 終業 17:00 の場合 9:00~12:00 の 3 時間又は 13:00~17::00 の 4 時間の何れかを看護休暇として取得した場合でも半日単位 (1 日の所定労働時間の2 分の1) の休暇として取扱う ただし以下の事項について労使協定の締結が必要イ. 介護休暇の取得単位となる時間数 (1 日の所定労働時間に満たないものにかぎる ) ロ. 介護休暇 1 日当たりの時間数 (1 日の所定労働時間を下回ることは不可 ) ハ. イに定める時間数で介護休暇を取得することができるとされる労働者の範囲 第 5 条 ( 賃金等の取扱い ) 休暇取得日を無給とすることは可能です ここでは法定超の扱いとして有給にしています また 有給扱いとしているため 賞与 退職金の算定にも影響を与えていません 休暇を取得したことにより 考課や評価を不利益に取扱うことはできません 第 6 条 ( 休暇等の取扱い ) 育児 介護休業の取得時のように労基法等で 年次有給休暇の算定について出勤扱いとするような定めはされていないため 年休算定について欠勤扱いとすることも可能ですが 第 5 条において有給扱いとしていることから出勤として扱うことを規定したものです 欠勤扱いとする場合でも 明記しておくべき事項です 27

31 Ⅴ 育児 介護を行う従業員の 時間外労働の制限規程 ( 目的 ) 第 1 条育児 介護を行う従業員の時間外労働の制限に関する取扱いについては この 規程の定めるところによる ( 対象者等 ) 第 2 条小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員がその子を養育するため または要介護状態にある家族を介護する従業員がその家族を介護するために請求した場合には 就業規則第 条の規定及び 時間外労働に関する協定 にかかわらず 事業の正常な運営を妨げる場合を除き 1カ月について 24 時間 1 年について 150 時間を超えて時間外労働をさせない 2. 前項にかかわらず 次の (1) または (2) のいずれかに該当する従業員は 時間外労働の制限を請求することはできない (1) 勤続 1 年未満の者 (2)1 週間の所定労働日数が2 日以下の者 ( 期間 請求手続等 ) 第 3 条前条により制限の請求をする従業員は 原則として制限開始予定日の1カ月前までに 時間外労働制限請求書 ( 様式例 7) を所属長経由で会社に提出する 2. 制限を請求できる期間は 1 回につき1カ月以上 1 年以内とする 3. 会社は 時間外労働制限請求書の受理にあたり各種証明書の提出を求めることがある 4. 請求の日後に請求に係る子が出生したときは 請求者は速やかに時間外労働制限対象児出生届 ( 様式例 2) を所属長経由で会社に提出しなければならない 5. 制限開始予定日の前日までに 請求に係る家族の死亡等により請求者が子を養育または家族を介護しないこととなった場合 請求はされなかったものとみなす ( 制限期間の終了等 ) 第 4 条次の各号のいずれかの事由が生じた場合 制限期間は終了するものとする (1) 家族の死亡等により制限に係る子を養育または家族を介護しないこととなった場合 (2) 育児のための制限に係る子が小学校就学の始期に達した場合 (3) 請求者について 産前産後休業 育児休業または介護休業が始まった場合 2. 前項の (1) の事由が生じた場合 請求者は速やかに所属長経由で会社に通知しなければならない 28

32 育児 介護を行う従業員の時間外労働の制限規程 ( 解説 ) 育児 介護を行う労働者の時間外労働の制限について (1) 育児を行う労働者の時間外労働の制限法第 17 条第 1 項において 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者が その子を養育するために請求した場合においては 事業の正常な運営を妨げる場合を除き 1カ月について 24 時間 1 年について 150 時間を超える時間外労働をさせてはならないと規定されています (2) 介護を行う労働者の時間外労働の制限法第 18 条において 要介護状態にある対象家族を介護する労働者が その対象家族を介護するために請求した場合においては 事業の正常な運営を妨げる場合を除き 1カ月について 24 時間 1 年について 150 時間を超える時間外労働をさせてはならないと規定されています 事業の正常な運営を妨げる場合とは 当該労働者の担当する作業の内容 作業の繁閑 代行者の配置の難易等諸般の事情を考 慮し客観的に判断するとされています (3) 制限時間のポイント 1 上記 1カ月 24 時間 1 年 150 時間の制限対象となるのは 法定労働時間を超える時間外労働です 例えば 自社の規定が1 日 =7 時間となっている場合は 1 日につき1 時間は制限の対象外となります 2 制限は1カ月 24 時間と1 年 150 時間の両方にかかりますが 請求期間が1 年未満の場合は その請求期間において 150 時間を超えないようにすることでかまいません 例 : 請求期間が6カ月の場合 1カ月 (24 時間 ) 6カ月 = 144 時間 第 2 条 ( 対象者等 ) 対象者は 法の求めのとおりとしています 就業規則第 条の規定及び 時間外労働に関する協定 にかかわらず とありますが 就業規則に時間外 休日勤務の定めがあるものとして規定したものです また 時間外労働に関する協定 は 法定労働時間を超えて労働をさせる場合に必要となる労使協定です 労使協定で定めた時間外労働が 1カ月 24 時間 1 年 150 時間より少ない場合は 労使協定で定めた時間が優先されます 第 2 条第 2 項 当規程の適用を除外する者を定めており 法定に準じています 育児 介護ともに (1) 勤続 1 年未満の者 29

33 育児 介護を行う従業員の時間外労働の制限規程 ( 解説 ) (2)1 週間の所定労働日数が 2 日以下の者 としています 第 3 条 ( 期間 請求手続等 ) 手続とその申請時期を規定したものです 制限開始希望日の1カ月前までに請求書を提出することと規定することは 法で認められますが これより前 ( 例 :2カ月前) に提出を求めることはできません ( 短くすることは可 例 :2 週間前 ) 原則として とありますが 事情により1カ月より短くても可能な表現となっており これは法定超の措置です 第 3 条第 2 項 この請求期間は法定どおりです 1カ月以上 1 年以内となっているのは 給与の計算期間や時間外労働に関する協定等を考慮したものと思われますが 期間は従業員の意に反して強制することはできません 1カ月より短い期間については 従業員の申出により認めることはかまいません また 請求は何回でも可能です 第 3 条第 3 項 会社は 養育する子や要介護状態の家族を確認するために 必要書類の提出を求める ことはできますが なるべく簡易的なもので済ませることを想定しています 第 3 条第 5 項 制限開始予定日の前日までに 対象家族が死亡したこと等により養育または介護の必 要がなくなった場合は 請求はなかったものとみなされます 第 4 条 ( 制限期間の終了等 ) 自動的に制限期間が終了する場合を規定しています 法定どおりですが明記しておき ました 30

34 Ⅵ 育児 介護を行う従業員の 深夜業の制限規程 ( 目的 ) 第 1 条育児 介護を行う従業員の深夜業の制限に関する取扱いについては この規程 の定めるところによる ( 対象者等 ) 第 2 条小学校就学の始期に達するまでの子を養育する従業員がその子を養育するため または要介護状態にある家族を介護する従業員がその家族を介護するために請求した場合には 就業規則第 条の規定及び 時間外労働に関する協定 にかかわらず 事業の正常な運営を妨げる場合を除き 午後 10 時から午前 5 時までの間 ( 以下 深夜 という ) に労働をさせない 2. 前項にかかわらず次のいずれかに該当する従業員は深夜業の制限を請求すことはできない (1) 勤続 1 年未満の者 (2) 養育される子または介護される家族と同居する 16 歳以上の家族が次のいずれにも該当する者 a. 深夜に就業していないこと ( 深夜における就業日数が1カ月について3 日以下の場合を含む ) b. 心身の状況が請求に係る子の保育または家族の介護をすることができること c.6 週間 ( 多胎妊娠の場合にあっては 14 週間 ) 以内に出産予定 または産後 8 週間以内でないこと (3)1 週間の所定労働日数が2 日以下の者 ( 期間 請求手続等 ) 第 3 条前条により制限を請求する従業員は 原則として制限開始予定日の1カ月前までに 深夜業制限請求書 ( 様式例 8) を所属長経由で会社に提出する 2. 前項により制限を請求できる期間は 1 回につき1カ月以上 6カ月以内とする 3. 会社は 深夜業の制限請求書の受理にあたり各種証明書の提出を求めることがある 4. 請求の日後に請求に係る子が出生したときは 請求者は速やかに深夜業の制限対象児出生届 ( 様式例 2) を所属長経由で会社に提出しなければならない 5. 制限開始予定日の前日までに 請求に係る家族の死亡等により請求者が子を養育または家族を介護しないこととなった場合 請求はされなかったものとみなす 31

35 ( 制限期間の終了等 ) 第 4 条次の各号のいずれかの事由が生じた場合 制限期間は終了するものとする (1) 家族の死亡等により制限に係る子を養育または家族を介護しないこととなった場合 (2) 育児のための制限に係る子が小学校就学の始期に達した場合 (3) 請求者について 産前産後休業 育児休業または介護休業が始まった場合 2. 前項 (1) の事由が生じた場合 請求者は速やかに所属長経由で会社に通知しなければならない 32

36 育児 介護を行う従業員の深夜業の制限規程 ( 解説 ) 育児 介護を行う労働者の深夜業の制限について (1) 育児を行う労働者の深夜業の制限法第 19 条第 1 項において 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者が その子を養育するために請求した場合においては 事業の正常な運営を妨げる場合を除き 午後 10 時から午前 5 時までの間 ( 以下 深夜 という ) において労働をさせてはならないと規定されています (2) 介護を行う労働者の深夜業の制限法第 20 条第 1 項において 要介護状態にある対象家族を介護する労働者が その対象家族を介護するために請求した場合においては 事業の正常な運営を妨げる場合を除き 午後 10 時から午前 5 時までの間 ( 以下 深夜 という ) において労働をさせてはならないと規定されています 事業の正常な運営を妨げる場合とは 当該労働者の担当する作業の内容 作業の繁閑 代行者の配置の難易等諸般の事情を 考慮し客観的に判断するとされています 第 2 条 ( 対象者等 ) 対象者は 法の求めのとおりとしています 就業規則第 条の規定及び 時間外労働に関する協定 にかかわらず とありますが 就業規則に時間外 休日勤務の定めがあるものとして規定したものです また 時間外労働に関する協定 は 法定労働時間を超えて労働をさせる場合に必要となる労使協定です 第 2 条第 2 項 当規程の適用を除外する者を定めており 法定に準じています (1) 勤続 1 年未満の者 (2) 養育される子または介護される対象家族と同居する 16 歳以上の家族が次のいずれにも該当する者 a. 深夜に就業していないこと ( 深夜における就業日数が1カ月について3 日以下の場合を含む ) b. 心身の状況が請求に係る子の保育または家族の介護をすることができること c.6 週間 ( 多胎妊娠の場合にあっては 14 週間 ) 以内に出産予定でないか または産後 8 週間以内でないこと (3)1 週間の所定労働日数が2 日以下の者なお ここでは規定していませんが 所定労働時間の全部が深夜にある労働者を除外することも可能です 33

37 育児 介護を行う従業員の深夜業の制限規程 ( 解説 ) 第 3 条 ( 期間 請求手続等 ) 手続とその申請時期を規定したものです 制限開始希望日の1カ月前までに請求書を提出することと規定することは 法で認められますが これより前 ( 例 :2カ月前) に提出を求めることはできません ( 短くすることは可 例 :2 週間前 ) 原則として とありますが 事情により1カ月より短くても可能な表現となっており これは法定超の措置です 第 3 条第 2 項 この請求期間は法定どおりです 1カ月以上 6カ月以内となっているのは 給与の計算期間や時間外労働に関する協定等を考慮したものと思われますが 期間は従業員の意に反して強制することはできません 1カ月より短い期間については 従業員の申出により認めることはかまいません 第 3 条第 3 項 会社は 養育する子や要介護状態の家族を確認するために 必要書類の提出を求める ことはできますが なるべく簡易的なもので済ませることを想定しています 第 3 条第 5 項 制限開始予定日の前日までに 対象家族が死亡したこと等により養育または介護の必 要がなくなった場合は 請求はなかったものとみなされます 第 4 条 ( 制限期間の終了等 ) 自動的に制限期間が終了する場合を規定しています 法定どおりですが明記しておき ました 34

38 Ⅶ 育児のための短時間勤務等 所定外労働免除の規程 ( 目的 ) 第 1 条就業規則第 条に規定する育児休業に関する取扱いのうち 育児のための 短時間勤務等 所定外労働免除については この規程の定めるところによる ( 対象者 ) 第 2 条この規程の対象者は 3 歳に満たない子と同居し養育する従業員とする ただし 次の各号のいずれかに該当する場合は 当規程の適用から除外する (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定により定めた次の1または2のいずれかに該当する者 1 勤続 1 年未満の者 21 週間の所定労働日数が2 日以下の者 ( 短時間勤務等 所定外労働免除の内容 ) 第 3 条対象者は 就業規則第 条に規定する就業時間について 次の中から一つを選択して変更することができる なお就業規則第 条に規定する育児時間とは別に取得することができる (1) 短時間勤務 1 日の所定労働時間を1 時間単位で 最大 2 時間まで短縮する (2) 時差勤務所定の始業 終業時刻について 30 分単位 最大 1 時間まで繰り下げる (3) フレックスタイム制別に定めるフレックスタイム制による勤務とする 2. 対象者は前項とは別に 所定労働時間を超えた労働の免除を請求することができる ( 請求手続等 ) 第 4 条当規程の適用を希望する従業員は 原則として制度の適用開始予定日の1カ月前までに育児のための短時間勤務等請求書 ( 様式例 9) を所属長経由で会社に提出する 2. 会社は 請求書の受理にあたり 各種証明書の提出を求めることがある ( 期間等 ) 第 5 条制度の適用は 子が満 3 歳に達するまでを限度とし 1 回につき 1 年以内の 期間とする 35

39 ( 期間の変更 ) 第 6 条請求者は 所属長経由で会社に 開始予定日の1 週間前までに申出ることにより開始予定日の繰り上げ変更を また終了予定日の1カ月前までに申出ることにより終了予定日の繰り下げ変更をそれぞれ1 回に限り行うことができる ( 期間の終了等 ) 第 7 条次の各号に該当する事由が生じた場合 当規程の適用は終了する (1) 子の死亡等 請求に係る子を養育しなくなった場合 (2) 子が3 歳に達した場合 2. 前項 (1) の事由が生じた場合 請求者は速やかに所属長経由で会社に通知しなければならない ( 請求の撤回等 ) 第 8 条請求者は 開始予定日の前日までは 短時間勤務等撤回届 ( 様式例 4) を所属長経由で会社に提出することにより 請求を撤回することができる 2. 開始予定日の前日までに 子の死亡等により請求者が請求に係る子を養育しないこととなった場合 請求はなかったものとみなす この場合請求者は 速やかに所属長経由で会社にその旨を通知しなければならない ( 休憩時間 ) 第 9 条休憩時間は 就業規則第 条のとおりとする ( 賃金等の取扱い ) 第 10 条第 3 条第 1 項 (1) 号を適用した場合は 別に定める賃金規程に基づき基本給から控除する 2. 適用期間中の賞与については 別に定める賃金規程に基づき計算する 3. 退職金の算定にあたっては 勤続月数に算入する 4. 適用期間中に定期昇給 賃金改定が行われた場合は 通常どおり実施する ( 表彰等の取扱い ) 第 11 条本制度の適用期間は 就業規則第 条に規定する永年勤続表彰の勤続期間 に算入する ( 休暇等の取扱い ) 第 12 条第 3 条第 1 項 (1) 号を適用時に年次有給休暇を取得した場合は 所定労働時 間勤務したものとして取扱う 36

40 ( 法令の適用 ) 第 13 条この規程に定めのない事項については 育児休業 介護休業等育児又は家 族介護を行う労働者の福祉に関する法律 その他法令の定めるところによる 37

41 育児短時間勤務等 所定外労働免除の規程 ( 解説 ) 育児のための勤務時間の短縮等の措置等について 法第 23 条第 1 項に 3 歳に満たない子を養育する労働者については 労働者が請求し た場合に所定労働時間を短縮する措置を講じなければならないと規定されています 所定外労働の免除について 法第 16 条の 8 の第 1 項に 3 歳に満たない子を養育する労働者が請求した場合は 所 定労働時間外の労働をさせないことと規定されています 第 1 条 ( 目的 ) ここでは 就業規則に付帯する規程と位置づけています 上述のとおり法は 3 歳に満たない子を養育する労働者については 勤務時間短縮等の措置を求めています また 平成 22 年 6 月の法改正で規定され義務化された所定外労働の免除についても この項で規定することといたしました 所定外労働の免除について 別に独立した形で規定している会社もあります 第 2 条 ( 対象者 ) 法定である 3 歳に満たない子と同居し養育する者を対象としています 3 歳から小学校就学の始期までは事業者の努力義務となっていますので 法定超の取扱いでは 小学校就学始期までの子 として規定しているケースもみられます ただし書き以降は 適用除外者を規定したものです 適用除外の扱い方を以下に示します (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定 ( 労働基準監督署への届出義務は無し ) で定めがあれば次の者も適用除外とすることが可能です モデルでは労使協定を締結し 次の者を適用除外として扱っています 1 勤続 1 年未満の者 21 週間の所定労働日数が2 日以下の者 第 3 条 ( 短時間勤務等 所定外労働免除の内容 ) 選択できる短時間勤務等の内容について規定しています 平成 22 年 6 月の法改正により 所定労働時間を6 時間以内とすることが必要です ここでは (1) 号に所定労働時間を6 時間以内とする義務化部分の制度を示し (2)(3) 号にその他の選択肢となる制度を規定しています このように選択肢を設けることは可能ですが 義務化部分の (1) 号を規定することは必須要件です 例外として 従業員の希望により特定の曜日のみ短時間勤務等を実施することは可能ですが この措置は法による義務ではありません また 会社から強制することはできません なお 労基法第 67 条に規定するいわゆる 育児時間 とは別に付与する必要がありま 38

42 育児短時間勤務等 所定外労働免除の規程 ( 解説 ) すので注意が必要です なお 就業規則第 条とは別に は この育児時間を指し ています 第 3 条第 2 項 第 3 条第 1 項の制度とは別に 所定外労働 ( 残業 ) の免除を規定する必要があります 3 条第 1 項 (1) 号の場合には この2 項の請求は一般的に無いと考えられますが (2)(3) 号とは同時に請求することが可能です 第 4 条 ( 請求手続等 ) この勤務制度の適用を希望する場合は 原則として1カ月前までに請求をする必要があります ここでは法定 ( 局長通知 ) どおりの扱いとしていますが 法定超 ( 例 :2 週間等 ) の条件を規定することは可能です 第 4 条第 2 項 証明書の提出は 制度申請の絶対要件とはしていませんが 求めることがある として可能性がある旨の規定としています 証明書を求める場合でも 母子手帳の写し等 従業員が提出しやすい書類を想定しています 第 5 条 ( 期間等 ) 適用限度は 法定どおり子が満 3 歳に達するまでとしています これ以上 ( 小学校就学まで等 ) とするのはかまいませんし 努力義務とされているところです 1 回につき と規定していますが 複数回の適用を求めることは可能であり 請求があった場合は認めなければなりません 法では 1 回につき1カ月以上 1 年以内の期間としているようですが ここでは1カ月以内でも取得可能な定めとしています 第 6 条 ( 期間の変更 ) 制度適用開始日と終了予定日の変更について定めたものです 育児休業規程のように 変更届を書類で提出させる規定とはしていません 第 7 条 ( 期間の終了等 ) 自動的に制度適用が終了する場合を規定した条項です 1 項 (1) 号に記載した 子の死亡等 不測の事態により期間が終了した場合 通常勤務の開始日について法令では規定していません このモデルでも通常勤務の開始日については記載していませんが 労使双方の準備期間を考慮し 事由発生の日から2 週間以内で会社と本人の話し合いにより決定する 等の定めを入れることも考えられます 39

43 育児短時間勤務等 所定外労働免除の規程 ( 解説 ) 第 8 条 ( 請求の撤回等 ) 制度請求の撤回を規定した条項です 育児休業と異なり撤回した場合でも 子が 3 歳 に達するまでは何度でも請求可能となります 第 9 条 ( 休憩時間 ) 休憩時間は 他の従業員と同様に昼休みを取ることを規定しています フレックスタイム制におけるコアタイムの設定時間や短時間勤務制度の内容によっては この記載内容を変えなければならない可能性があります 第 10 条 ( 賃金等の取扱い ) 第 3 条第 1 項 (1) 号は 短時間勤務を指しますが 短縮した時間に応じて賃金控除することを前提とした規定です ただし 各社の賃金制度の取扱いはさまざまな方法が考えられるため 各社の実状に応じて規定してください 第 10 条第 2 項 ~4 項 賞与 退職金及び賃金改定等の取扱いについて言及したものです 取扱いに影響しない賃金制度や短時間勤務等の措置を講じている場合でも その旨を記載して周知を図ることが望まれます 第 11 条 ( 表彰等の取扱い ) 記載の義務はありませんが 表彰等の制度が就業規則で規定されている場合は 記載 したほうがよいでしょう 第 12 条 ( 休暇等の取扱い ) 短時間勤務を選択した場合における年次有給休暇の取扱いは 通常勤務した場合と同様に取扱います つまり 年休取得日は賃金控除の対象となる時間が発生しない旨を規定したものです 40

44 Ⅷ 介護のための短時間勤務等 所定外労働免除の規程 ( 目的 ) 第 1 条就業規則第 条に規定する介護休業に関する取扱いのうち 介護のための 短時間勤務等については この規程の定めるところによる ( 対象者 ) 第 2 条この規程の対象者は 要介護状態にある家族を介護する従業員とする 2. 前項にいう要介護状態にある家族とは 負傷 疾病または身体上若しくは精神上の障害により 2 週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態にある次の者をいう (1) 配偶者 ( 内縁を含む ) (2) 父母 ( 配偶者の父母 養父母を含む ) (3) 子 (4) 本人の祖父母 兄弟姉妹 孫 3. 第 1 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する場合は 当規程の適用から除外する (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定により定めた次の1または2のいずれかに該当する者 1 勤続 1 年未満の者 21 週間の所定労働時間が2 日以下の者 ( 短時間勤務等 所定外労働免除の内容 ) 第 3 条対象者は 就業規則第 条に規定する就業時間について 次の中から一つを選択して変更することができる (1) 短時間勤務 1 日の所定労働時間を1 時間単位で 最大 2 時間まで短縮する (2) 時差勤務所定の始業 終業時刻について 30 分単位で 最大 1 時間まで繰り下げる (3) フレックスタイム制別に定めるフレックスタイム制による勤務とする 2. 対象者は前項とは別に所定労働時間を超えた労働の免除を請求することができる ( 請求手続等 ) 第 4 条当規程の適用を希望する従業員は 原則として制度の適用開始予定日の2 週間前までに介護のための短時間勤務等請求書 ( 様式例 10) を所属長経由で会社に提出する 41

45 2. 会社は 請求書の受理にあたり 各種証明書の提出を求めることがある ( 期間等 ) 第 5 条期間は 第 3 条第 1 項については 対象家族 1 人につき利用開始から3 年間を限度とし 2 回請求することができる 第 3 条第 2 項については 対象家族 1 人につき介護終了まで何回でも請求することができる ( 勤務内容の決定 ) 第 6 条会社は 第 3 条第 1 項の短時間勤務等の内容について 請求者と業務の都合 を勘案し協議のうえ決定する ( 期間の変更 ) 第 7 条第 3 条第 1 項の請求者は 所属長経由で会社に 終了予定日の 2 週間前まで に申出ることにより 終了予定日の繰り下げ変更を 1 回に限り行うことができる ( 期間の終了等 ) 第 8 条次の各号に該当する事由が生じた場合 当規程の適用は終了する (1) 対象家族の死亡等 介護に係る家族を介護しなくなった場合 (2) 請求者について 産前産後休業 育児休業または新たな介護休業が始まった場合 2. 前項の (1) の事由が生じた場合 申出者は速やかに所属長経由で会社に通知しなければならない ( 請求の撤回等 ) 第 9 条請求者は 開始予定日の前日までは 短時間勤務等撤回届 ( 様式例 4) を所属長経由で会社に提出することにより 請求を撤回することができる 2. 開始予定日の前日までに 請求に係る家族を介護しないこととなった場合 請求はなかったものとみなす この場合請求者は 速やかに所属長経由で会社にその旨を通知しなければならない ( 休憩時間 ) 第 10 条休憩時間は 就業規則第 条のとおりとする ( 賃金等の取扱い ) 第 11 条第 3 条第 1 項 (1) 号を適用した場合は 別に定める賃金規程に基づき基本給から控除する 2. 適用期間中の賞与については 別に定める賃金規程に基づき計算する 42

46 3. 退職金の算定にあたっては 勤続月数に算入する 4. 適用期間中に定期昇給 賃金改定が行われた場合は 通常どおり実施する ( 表彰等の取扱い ) 第 12 条本制度の適用期間は 就業規則第 条に規定する永年勤続表彰の勤続期間 に算入する ( 休暇等の取扱い ) 第 13 条第 3 条第 1 項 (1) 号を適用時に年次有給休暇を取得した場合は 所定労働時 間勤務したものとして取扱う ( 法令の適用 ) 第 14 条この規程に定めのない事項については 育児休業 介護休業等育児又は家 族介護を行う労働者の福祉に関する法律 その他法令の定めるところによる 43

47 介護短時間勤務等 所定外労働免除規程 ( 解説 ) 介護のための勤務時間の短縮措置等について 法第 23 第条 2 項に 要介護状態にある対象家族を介護する労働者が就業しながら介護することを容易にするための措置として 対象家族 1 人につき3 年間 (3 年以上でも可 ) で2 回以上付与する措置を講じなければならないと平成 29 年 1 月 1 日に改正施行されました 介護のための所定外労働の免除について 平成 29 年 1 月 1 日改正施行により新設されました 所定外労働 ( 残業 ) の免除につい て 対象家族の介護終了まで 請求があった場合は付与する必要があります 第 1 条 ( 目的 ) ここでは 就業規則に付帯する規程と位置づけています 第 2 条 ( 対象者 ) 法定である 要介護状態にある家族を介護する者を対象としています 3 項は適用除外者を規定したものです 適用除外の扱い方を以下に示します (1) 日々の契約により雇用された者 (2) 労使協定 ( 労働基準監督署への届出義務は無し ) で定めがあれば次の者も適用除外とすることが可能です モデルでは労使協定を締結し 次の者を適用除外として扱っています 1 勤続 1 年未満の者 21 週間の所定労働日数が2 日以下の者 第 3 条第 1 項 ( 短時間勤務等の内容 ) 選択できる短時間勤務等の内容について規定しています 法では 次のいずれかの措置を講じなければなりません 次の中から一つを選択すれば措置を講じたこととして認められますが 職場の実状と従業員の選択の余地に配慮する必要があります 法が求める措置の種類 (1) 短時間勤務の制度 11 日の所定労働時間を短縮する制度 2 週又は月の所定労働時間を短縮する制度 3 週又は月の所定労働日数を短縮する制度 ( 隔日勤務 特定曜日勤務等 ) 4 労働者が個々に勤務しない日又は時間を請求することを認める制度 (2) 始業 終業時刻の繰り上げ 繰り下げ (3) フレックスタイム制 (4) 労働者が利用する介護サービスの費用の助成その他これに準ずる制度 44

48 介護短時間勤務等 所定外労働免除規程 ( 解説 ) 法が求める措置の中からこのモデルでは 次の3 種類を選択可能としています (1) 短時間勤務 1 日の所定労働時間について 最大 2 時間 (1 時間単位 ) まで短縮する制度です 法は1 日当たりの短縮時間を決めてはいませんが 所定労働時間が7 時間の場合は短縮時間を1 時間以上 所定労働時間が8 時間の場合は短縮時間を2 時間以上とすることが望ましい 旨の労働局長宛通知があります (2) 時差勤務始業 終業の時刻を繰り上げ又は繰り下げる措置です 1 日の労働時間に変更はないことから 給与計算等への影響はありません モデルでは 30 分単位で最大 1 時間を繰り下げることが可能です (3) フレックスタイム制フレックスタイム制を導入することにより 出退勤や1 日の労働時間について 従業員にある程度裁量をもたせることとします ただし 1カ月単位等ある期間の所定労働時間を他の従業員と同等に定めることにより 賃金等への影響を少なくすることができます フレックスタイム制の詳細については 人事 総務委員会で作成した 出版社のフレックスタイム制 専門業務型裁量労働制モデル協定 を参照してください 第 3 条第 2 項 平成 29 年 1 月 1 日改正施行で 所定外労働 ( 残業 ) の制限が新たに設けられました 期間は対象家族 1 人につき 介護の必要がなくなるまで取得可能となります また 第 3 条第 1 項とは別 ( 同時 ) に請求することができます 第 4 条 ( 請求手続等 ) この勤務制度の適用を希望する場合は 原則として2 週間前までに請求をする必要があります ここでは法定 ( 局長通知 ) どおりの扱いとしていますが 法定超 ( 例 :1 週間等 ) の条件を規定することは可能です なお 新設された所定外労働免除については 1カ月前までに請求する と規定することは可能ですが 当規程では短時間勤務等の請求期限にあわせています 第 4 条第 2 項 証明書の提出は 制度申請の絶対要件ではありませんが 求めることがある として可能性がある旨の規定としています 証明書を求める場合でも 従業員が提出しやすい書類を想定しています 第 5 条 ( 期間等 ) 期間は法定に準じています 従来は 当該対象家族について介護休業を取得した期間 45

49 介護短時間勤務等 所定外労働免除規程 ( 解説 ) がある場合には 93 日 ( 暦日 ) からその期間を差し引いて付与すればよいとされていましたが 平成 29 年 1 月 1 日の改正施行により 介護休業とは別に3 年の間に2 回以上の利用が可能となるようにしなければなりません ここでは法が求める最低限の2 回としていますが 3 回以上の取得を可能にしている会社もあります また 新設された所定外労働免除 ( 制限 ) については 介護終了まで回数制限を設けない規程としてあります なお 育児 介護休業法第 24 条第 2 項では 期間 回数等に配慮した必要な措置を講ずること が事業主の努力義務となっています 第 6 条 ( 勤務内容の決定 ) このモデルでは 第 3 条に3 種類の短時間勤務等の内容を示しています 法では 法の求めている制度の中から少なくとも一つを付与すれば足りることとなりますが 会社と従業員の話し合いにより 双方に都合の良い勤務制度を選択することが この条項の目的です 会社の都合により 一方的に3 種類の中から特定の制度を適用することが可能なように考えられますが 3 種類を明示している以上は 従業員の合意が前提となります 複数の制度を採り入れることが不可能な場合は 特定の制度のみ規定するしかありません 第 7 条 ( 期間の変更 ) 制度適用開始日と終了予定日の変更について定めたものです 介護休業のような変更 届を書類で提出させる規定とはしていません 第 8 条 ( 期間の終了等 ) 自動的に制度適用が終了する場合を規定した条項です 1 項 (1) 号に記載した 対象家族の死亡等 不測の事態により期間が終了した場合 通常勤務の開始日について法令では規定していません このモデルでも通常勤務の開始日については記載していませんが 労使双方の準備期間を考慮し 事由発生の日から2 週間以内で会社と本人の話し合いにより決定する 等の定めを入れることも考えられます 第 9 条 ( 請求の撤回等 ) 制度請求の撤回を規定した条項です ただし 撤回した場合であっても同一の要介護 家族が新たな要介護状態となった場合 再請求に応じる必要はあります 第 10 条 ( 休憩時間 ) 休憩時間は 他の従業員と同様に昼休みを取ることを規定しています フレックスタイム制におけるコアタイムの設定時間や短時間勤務制度の内容によっては この記載内容を変えなければならない可能性があります 46

50 介護短時間勤務等 所定外労働免除規程 ( 解説 ) 第 11 条 ( 賃金等の取扱い ) 第 3 条第 1 項 (1) 号は 短時間勤務を指しますが 短縮した時間に応じて賃金控除することを前提にした規定です ただし 各社の賃金制度の取扱いはさまざまな方法が考えられるため 各社の実状に応じて規定してください 第 11 条第 2 項 ~4 項 賞与 退職金および賃金改定等の取扱いについて言及したものです 取扱いに影響しない賃金制度や短時間勤務等の措置を講じている場合でも その旨を記載して周知を図ることが望まれます 第 12 条 ( 表彰等の取扱い ) 記載の義務はありませんが 表彰等の制度が就業規則で規定されている場合は 記載 したほうがよいでしょう 第 13 条 ( 休暇等の取扱い ) 短時間勤務を選択した場合における年次有給休暇の取扱いは 通常勤務した場合と同様に取扱います つまり 年休取得日は賃金控除の対象となる時間が発生しない旨を規定したものです 47

51 Ⅸ 育児休業等に関する ハラスメント防止規程 ( 目的 ) 第 1 条就業規則第 条の育児 介護休業等に関し ハラスメントの防止措置とし て この規程を定める ( 対象者 ) 第 2 条この規程の対象者は 正規従業員 契約社員 パートタイム従業員 派遣社 員を含む 全ての男女従業員とする ( ハラスメントとなる禁止行為等 ) 第 3 条育児 介護に関する制度や措置の利用に対し 以下の行為をハラスメントとして禁止する (1) 部下に対し 解雇その他不利益な取扱いを示唆する言動 (2) 部下 同僚に対し制度利用を阻害する言動 (3) 部下 同僚に対し制度を利用したことによる嫌がらせ (4) 部下である従業員が (1)~(3) の行為を受けている事実を認めながらこれを黙認すること ( 懲戒等 ) 第 4 条禁止行為に対しては 次の当該各号に定める懲戒処分とする (1) 前条 (1) 号から (4) 号の行為を行った場合就業規則第 条に定める 譴責 減給 出勤停止または降格とする (2) 前号の行為が再度に及び その情状が悪質と認められた場合就業規則第 条に定める懲戒解雇とする ( 相談及び苦情対応 ) 第 5 条相談 苦情に対応する窓口を総務部に置き 責任者を総務部長とする 2. 全ての従業員は 窓口に相談 苦情を申出ることができる 3. 相談 苦情を受けた場合 人権に配慮したうえで 必要に応じ行為者 被害者 上司等から事実関係を聴取することとし 正当な理由なく聴取を拒むことはできない 4. 事実関係が確認された場合 第 4 条に定めた懲戒の他 就業環境を改善するための措置を実施する 5. 事実関係の確認等に協力したことを理由として不利益な取扱いは行わない 6. 総務部長は 事案発生の原因を検討し 必要に応じ再発防止策を講じる等の措置をとる 48

52 育児休業等に関するハラスメント防止規程 ( 解説 ) 育児休業等に関するハラスメント防止措置について 平成 29 年 1 月 1 日の改正施行により 防止措置を講じることが事業主に対し義務付けられました セクハラ パワハラ防止規程ともに ハラスメント防止規程 として規程を設けることも考えられます セクハラ防止については 雇用機会均等法で防止措置が求められておりますが パワハラ防止については厚生労働省等より 提言 がされているだけで 法的に就業規則の整備を強制されるものではありません 当協会の人事 総務委員会における情報交換でも 出版社でパワハラ防止規程を設けているケースが少数でした 育児休業等に関するハラスメント防止措置 について 事業主が講ずべき措置の内容は指針に以下のとおり定められております (1) 事業主の方針の明確化及びその周知 啓発 1a. 職場における育児休業等に関するハラスメントの内容 b. 育児休業等に関する否定的な言動が職場における育児休業等に関するハラスメントの発生の原因や背景になり得ること c. 職場における育児休業等に関するハラスメントがあってはならない旨の方針 d. 制度等の利用ができる旨を明確化し 管理 監督者を含む労働者に周知 啓発すること 2 職場における育児休業等に関するハラスメントの行為者については 厳正に対処する旨の方針 対処の内容を就業規則等の文書に規定し 管理 監督者を含む労働者に周知 啓発すること (2) 相談 苦情に応じ 適切に対応するために必要な体制の整備 1 相談窓口をあらかじめ定めること 2 相談窓口担当者が 相談に対し その内容や状況に応じ適切に対応できるようにすること また 職場における育児休業等に関するハラスメントが現実に生じている場合だけでなく その発生のおそれがある場合は 職場における育児休業等に関するハラスメントに該当するか否か微妙な場合等であっても 広く相談に対応し適切な対応を行うようにすること 3その他ハラスメントの相談窓口と一体的に相談窓口を設置し 相談も一元的に受け付ける体制を整備することが望ましいこと (3) 職場における育児休業等に関するハラスメントへの事後の迅速かつ適切な対応 第 1 条 ( 目的 ) ここでは 就業規則に付帯する規程として位置づけています 対象となる制度は 育児休業 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 所定外労働の制限 時間外労働の制限 深夜業の制限 所定労働時間の短縮措置等です この条文では 育児 介護休業等に関し と包括的な表現にしています 49

53 育児休業等に関するハラスメント防止規程 ( 解説 ) 第 2 条 ( 対象者 ) 規程の対象者は 正規従業員をはじめ パートタイム労働者 契約社員等直接雇用関係にある男女労働者全て 更に派遣労働者についても同様に措置の対象とする必要があります 第 3 条 ( ハラスメントとなる禁止行為 ) 前述の指針を受け ハラスメントとなる禁止行為等を示しました 第 4 条 ( 懲戒等 ) 指針にある ハラスメント行為者に対する厳正対処の方針 対処内容を規定する を受けた条文です 就業規則に懲戒の定めがあることを前提とした記述です 第 5 条 ( 相談及び苦情対応 ) 指針にある 相談 苦情に応じ 適切に対応するために必要な体制の整備 を受けた 条文です 50

54 資 料 制度概要一覧注 1: は省令事項注 2: はモデル規程における法定超の取扱い事項注 3: 赤字部分は2 版からの追加 変更部分 育児関係 介護関係 休業の定義 労働者が満 1 歳に満たない子を養育するため 労働者がその要介護状態 ( 負傷 疾病又は身体 の休業 体上若しくは精神上の障害により 2 週間以上の期間 にわたり常時介護を必要とする状態 ) にある対象家族を介護するための休業 休 日々雇用される者を除く 日々雇用される者を除く 有期雇用者は申出時点で次の要件を満たす者 有期雇用者は申出時点で次の要件を満たす者 1 同一の事業主に引続き雇用された期間が1 年 1 同一の事業主に引続き雇用された期間が1 年以 以上であること 上であること 対象労働者 2 子が1 歳 6カ月を経過するまでに労働契約が 2 介護休業開始予定日から起算して93 日を経過す と 満了し 更新されないことが明らかでないこ 日から6カ月を経過する日までに労働契約が満 適用除外の と 了し 更新されないことが明らかでないこと 労働者 労使協定で対象外にできる労働者 労使協定で対象外にできる労働者 1 雇用された期間が1 年未満の者 1 雇用された期間が1 年未満の者 21 年 (1 歳以降の育児休業の場合は6カ月 ) 293 日以内に雇用関係が終了する者 業 以内に雇用関係が終了する者 3 週の所定労働日数が2 日以下の者 3 週の所定労働日数が2 日以下の者 対象となる 子 ( 実子 養子の他 特別養子縁組の監護期間 配偶者 ( 事実婚を含む 以下同様 ) 家族の範囲 中の子 養子縁組里親に委任されている子 父母 子 制 等も対象 ) 本人の祖父母 兄弟姉妹 孫] 配偶者の父母 回数 子 1 人につき原則として 1 回 ( ただし 子の 対象家族 1 人につき 3 回を上限として分割取得出生日から 8 週間以内に取得した最初の育児が可能度休業を除く ) 次の事情においては 再取得が可能 1 新たな産前産後休業 育児休業または介護休業の開始により育児休業が終了した場合で当該休業に係る子または家族が死亡した場合 2 配偶者が死亡した場合または負傷 疾病 障害により子の養育が困難となった場合 3 離婚等により配偶者が子と同居しないこととなった場合 4 子が負傷 疾病 障害により 2 週間以上にわたり世話を必要とする場合 5 保育所等に入所を希望しているが 入所できない場合 子が 1 歳以降の育児休業については 子が 1 歳までの育児休業とは別に取得可能 51

55 育児関係介護関係 休 業 期間 原則として子が1 歳に達するまでの連続した 対象家族 1 人につき通算 93 日まで ( 勤務時間 期間 短縮等の措置とは別に取得可能 ) ただし 配偶者が育児休業をしている等の場合は 子が1 歳 2カ月に達するまで産後休業期間と育児休業期間を合計して1 年間以内の休業が可能 子が1 歳に達する日において ( 子が1 歳 2カ月に達するまでの育児休業が可能である場合に1 歳を超えて育児休業をしている時はその休業終了予定日において ) いずれかの親が育児休業中であり かつ次の事情がある場合に は 子が1 歳 6カ月に達するまで可能 1 保育所入所を希望しているが入所できない 場合 2 子の養育を行っている配偶者であり 1 歳 以降子を養育する予定であった者が死亡 負傷 疾病等により子を養育することが困 難になった場合 手続 書面等で 事業主に申出 書面等で 事業主に申出 1 事業主は 証明書類の提出を求めることが 1 事業主は 証明書類の提出を求めることが 制 できる できる 2 事業主は 育児休業の開始予定日および終 2 事業主は 介護休業の開始予定日および終 了予定日等を書面等で労働者に通知 了予定日等を書面等で労働者に通知 申出期間は1カ月前まで ( ただし 出産予定 申出期間は2 週間前まで 日前に子が出生したこと等の事由が生じた場 度 合は 1 週間前まで ) 1 歳 6カ月までの申出は2 週間前まで 出産予定日前に子が出生したこと等の事由が 生じた場合は 1 回に限り開始予定日の繰り 上げ可 1カ月前までに 申出ることにより 子が 2 週間前の日までに 申出ることにより93 1 歳に達するまでの期間内で1 回に限り終了 日を限度として1 回に限り終了予定日の繰り 予定日の繰り下げ可 下げ可 1 歳 6カ月までの休業をしている場合は モデルでは繰り上げも可 2 週間前の日までに 申出ることにより子が1 歳 6カ月に達するまでの期間内で1 回に限り終了予定日の繰り下げ可 休業開始予定の前日までに申出撤回可 この 休業開始予定日の前日までに申出撤回可 こ 場合 原則再度の申出不可 の場合 その後の再申出は1 回可 子の看護休暇 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者は 申出ることにより 1 年に 5 日 ( 子が 2 人以上の場合は 10 日 ) まで病気 ケガをした子の看護のために休暇を取得できる半日 ( 所定労働時間 2 分の 1) の取得も可能 モデルでは有給としている 介護休暇 要介護状態にある対象家族の介護その他の世話を行う労働者は 1 年に 5 日 ( 対象家族が 2 人以上の場合は 10 日 ) まで介護その他の世話をするために休暇を取得できる半日 ( 所定労働時間 2 分の 1) の取得も可能 モデルでは有給としている 52

56 休 業 育児関係 介護関係 期間 原則として子が1 歳に達するまでの連続した 対象家族 1 人につき通算 93 日まで ( 勤務時間短縮 期間 等の措置とは別に取得可能 ) ただし 配偶者が育児休業をしている等の場合は 子が1 歳 2カ月に達するまで産後休業期間と育児休業期間を合計して1 年間以内の休業が可能延長時 子が1 歳に達する日において ( 子が1 歳 2カ月に達するまでの育児休業が可能である場合に1 歳を超えて育児休業をしている時はその休業終了予定日において ) いずれかの親が育児休業中であり かつ次の事情がある場合に は 子が1 歳 6カ月に達するまで可能 1 保育所等への入所を希望しているが入所でき ない場合 2 子の養育を行っている配偶者であり 1 歳 以降子を養育する予定であった者が死亡 負傷 疾病等により子を養育することが困 難になった場合 同様の条件で1 歳 6カ月から2 歳まで再延長可 制手続 書面等で 事業主に申出 書面等で 事業主に申出 1 事業主は 証明書類の提出を求めることが 1 事業主は 証明書類の提出を求めることが できる できる 2 事業主は 育児休業の開始予定日及び終了 2 事業主は 介護休業の開始予定日及び終了 予定日等を書面等で労働者に通知 予定日等を書面等で労働者に通知 度 申出期間は1カ月前まで ( ただし 出産予定 申出期間は2 週間前まで 日前に子が出生したこと等の事由が生じた場合は 1 週間前まで ) 1 歳以降の休業申出は2 週間前まで 出産予定日前に子が出生したこと等の事由が生じた場合は 1 回に限り開始予定日の繰り上げ可 1カ月前までに 申出ることにより 子が 2 週間前の日までに 申出ることにより93 1 歳に達するまでの期間内で1 回に限り終了 日を限度として申出毎に1 回に限り終了予定 予定日の繰り下げ可 日の繰り下げ可 1 歳以降の休業をしている場合は モデルでは繰り上げも可 2 週間前の日までに 申出ることにより子が1 歳 6カ月 ( 又は2 歳 ) に達するまでの期間内で1 回に限り終了予定日の繰り下げ可 休業開始予定の前日までに申出撤回可 この 休業開始予定日の前日までに申出撤回可 こ 場合 原則再度の申出不可 の場合 その後の再申出は1 回可 子の看護休暇 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者は 申出ることにより 1 年に 5 日 ( 子が 2 人以上の場合は 10 日 ) まで病気 ケガをした子の看護のために休暇を取得できる半日 ( 所定労働時間 2 分の 1) の取得も可能 モデルでは有給としている 介護休暇 要介護状態にある対象家族の介護その他の世話を行う労働者は 1 年に 5 日 ( 対象家族が 2 人以上の場合は 10 日 ) まで介護その他の世話をするために休暇を取得できる半日 ( 所定労働時間 2 分の 1) の取得も可能 モデルでは有給としている 53

57 育児関係介護関係 制度の内容 3 歳に満たない子を養育する労働者がその子 要介護状態にある対象家族を介護する労働者 を養育するために請求した場合は 事業主は がその対象家族を介護するために請求した場 所定労働時間を超えて労働させてはならない 合においては 事業主は所定労働時間を超え て労働させてはならない 所対象労働者 3 歳に満たない子を養育する労働者 要介護状態にある対象家族を介護する労働者 定 ただし 以下に該当する労働者は請求できない ただし 以下に該当する労働者は請求できない 外労 1 日々雇用される者 1 日々雇用される者 働 を 労使協定で対象外にできる労働者 労使協定で対象外にできる労働者 免 1 勤続 1 年未満の者 1 勤続 1 年未満の者 除 2 週の所定労働日数が2 日以下の者 2 週の所定労働日数が2 日以下の者 する 制期間 回数 1 回の請求につき1カ月以上 1 年以内の期間 対象家族の介護が終了するまで 度 モデルは1カ月以内も可 1 回の請求につき1カ月以上 1 年以内の期間 モデルは1カ月以内も可 請求できる回数に制限なし 請求できる回数に制限なし 手続 開始の日の1カ月前までに請求 開始の日の1カ月前までに請求 モデルは2 週間前で可 例外 事業の正常な運営を妨げる場合は 事業主は 事業の正常な運営を妨げる場合は 事業主は 請求を拒める 請求を拒める 制度の内容 小学校就学の始期に達するまでの子を養育す 要介護状態にある対象家族を介護する労働者 る労働者がその子を養育するために請求した がその対象家族を介護するために請求した場 場合においては 事業主は制限時間 (1カ月 合においては 事業主は制限時間 (1カ月 時間 1 年 150 時間 ) を超えて労働時間を 時間 1 年 150 時間 ) を超えて労働時間を延 延長してはならない 長してはならない 時対象労働者 小学校就学の始期に達するまでの子を養育す 要介護状態にある対象家族を介護する労働者 間 る労働者 ただし 以下に該当する労働者は請求できない 外 ただし 以下に該当する労働者は請求できない 労働 1 日々雇用される者 1 日々雇用される者 を 2 勤続 1 年未満の者 2 勤続 1 年未満の者 制 3 週の所定労働日数が2 日以下の者 3 週の所定労働日数が2 日以下の者 限する制 度期間 回数 1 回の請求につき1カ月以上 1 年以内の期間 1 回の請求につき1カ月以上 1 年以内の期間 請求できる回数に制限なし 請求できる回数に制限なし 手続 開始の日の1カ月前までに請求 開始の日の1カ月前までに請求 モデルは1カ月以内も可 モデルは1カ月以内も可 例外 事業の正常な運営を妨げる場合は 事業主は 事業の正常な運営を妨げる場合は 事業主は 請求を拒める 請求を拒める 54

58 育児関係介護関係 制度の内容 小学校就学の始期に達するまでの子を養育す 要介護状態にある対象家族を介護する労働者 る労働者がその子を養育するために請求した がその対象家族を介護するために請求した場 場合においては 事業主は午後 10 時 ~ 午前 5 合においては 事業主は午後 10 時 ~ 午前 5 時 時 ( 深夜 ) において労働させてはならな ( 深夜 ) において労働させてはならない い 対象労働者 小学校就学の始期に達するまでの子を養育す 要介護状態にある対象家族を介護する労働者 深 る労働者 ただし 以下に該当する労働者は請求できない 夜 ただし 以下に該当する労働者は請求できな 業 い 1 日々雇用される者 を 1 日々雇用される者 2 勤続 1 年未満の者 制 2 勤続 1 年未満の者 3 介護ができる同居の家族がいる者 限 3 保育ができる同居の家族がいる者 介護ができる同居の家族とは16 歳以上であ す 保育ができる同居の家族とは16 歳以上で って る あって イ. 深夜に就労していないこと ( 深夜の就労 制 イ. 深夜に就労していないこと ( 深夜の就労 日数が1カ月につき3 日以下の者を含む ) 度 日数が1カ月につき3 日以下の者を含む ) ロ. 負傷 疾病または心身の障害により保育が ロ. 負傷 疾病または心身の障害により保育 困難でないこと が困難でないこと ハ. 産前産後でないこと ハ. 産前産後でないこと のいずれにも該当する者 のいずれにも該当する者 4 週の所定労働日数が2 日以下の者 4 週の所定労働日数が2 日以下の者 5 所定労働時間の全部が深夜にある者 5 所定労働時間の全部が深夜にある者 期間 回数 1 回の請求につき 1 カ月以上 6 カ月以内の期 1 回の請求につき 1 カ月以上 6 カ月以内の期間間 請求回数に制限なし 請求回数に制限なし 手続 開始の日の 1 カ月前までに請求 開始の日の 1 カ月前までに請求 例外 事業の正常な運営を妨げる場合は 事業主は 事業の正常な運営を妨げる場合は 事業主は請求を拒める請求を拒める 勤務時間短縮等 3 歳に満たない子を養育する労働者 ( 日々雇 常時介護を要する対象家族を介護する労働者 の措置 用を除く ) で育児休業をしていない者 (1 日 ( 日々雇用を除く ) に関して 対象家族 1 人につ の所定労働時間が6 時間以下である者を除く ) き利用開始から3 年の間に2 回以上利用が可 ( 介 に関しては 原則として1 日の所定労働時間 護休業期間とは別に付与する義務 ) とする次の を6 時間とする措置を含む 次の措置のいず いずれかの措置を講ずる義務 れかを講ずる義務 労使協定で対象外にできる労働者 労使協定で対象外にできる労働者 1 勤続 1 年未満の者 1 勤続 1 年未満の者 2 週の所定労働日数が2 日以下の者 2 週の所定労働日数が2 日以下の者 措置の内容 措置の内容 1 短時間勤務の制度 1 短時間勤務の制度 2フレックスタイム制 2フレックスタイム制 3 始業 終業時刻の繰り上げ 繰り下げ 3 始業 終業時刻の繰り上げ 繰り下げ 4 労働者が利用する介護サービスの費用の助 4 託児施設の設置運営その他これに準ずる便 成その他これに準ずる制度 宜の供与 モデルでは123を措置 モデルでは123を措置 55

59 育児関係介護関係 小学校就学の始 小学校就学の始期に達するまでの子を養育す 家族を介護する労働者に関して 介護休業制度 期に達するまで る労働者に関して 育児休業制度または勤務時 または勤務時間短縮等の措置に準じて その介 の子を養育また 間短縮等の措置に準じて 必要な措置を講ずる 護を必要とする期間 回数等に配慮した必要な は家族を介護す 努力義務 措置を講ずる努力義務 る労働者に関す 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する る措置 労働者に関して 育児利用に関する目的で利用できる休暇制度を講ずる努力義務 労働者の配置に 就業場所の変更を伴う配置の変更において 就業場所の変更により就業しつつ子の養育や家族の介関する配慮護を行うことが困難となる労働者がいるときは その子の養育や家族の介護の状況に配慮する義務 不利益取扱いの 育児 介護休業及び子の看護休暇 介護休暇 所定外労働の制限 時間外労働の制限 深夜業の制 禁止 限 所定労働時間短縮等の措置等について 申出又は取得したことを理由とする解雇その他の不利益な取扱いの禁止 育児休業等に 育児休業 介護休業 子の看護休暇 所定外労働の免除 時間外労働の制限 深夜業の制限 所定 関するハラス 労働時間の短縮措置等の申出 利用に関する言動により 労働者の就業環境が害されないよう 労 メント防止措置 働者からの相談に応じ 適切に対応するために必要な体制の整備 その他の雇用管理上必要な措置を講ずる義務 育児休業等の 事業主は 次の事項について 就業規則等に予め定めをし 周知する努力義務 個別周知 育児休業及び介護休業中の待遇に関する事項 育児休業及び介護休業後の賃金 配置その他の労働条件に関する事項 その他の事項 事業主は 労働者又はその配偶者が妊娠 出産したことを知った場合や 労働者が介護していることを知った場合 当該労働者に対し 個別に関連制度を周知する努力義務 56

60 様式例 1 部長 殿 育児休業申出書 申出日平成 年月日 申出者所属 : 氏名 : 育児休業規程第 3 条に基づき 下記のとおり育児休業の申出をいたします 記 氏名 休業要件の子について 生年月日 本人との続柄 休業要件の子が生まれていない場合 : 出産予定者について 氏名 出産予定日 本人との続柄 休業期間平成年月日 ~ 平成年月日 1 歳までの育児休業 : 開始予定日の 1 カ月前に申出ていない場合の理由 1 歳を超える育児休業 : 開始予定日の 2 週間前に申出ていない場合の理由 その他申出に関わる事項 当該子について休業を撤回したことがある場合の再申出の理由 当該子について二度目の休業申出をする場合の理由 配偶者も育児休業を取得 第 4 条第 2 項に基づき 1 歳を超えて休業の場合配偶者の休業開始 ( 予定 ) 日 : 平成年月日 1 歳を超えて休業申出をする場合の理由 1 歳を超えての休業申出をする場合で申出者本人が育児休業中でない場合配偶者が休業 ( している していない ) 57

61 様式例 2 対象児出生届 ( 育児休業 時間外労働制限 深夜業制限 短時間勤務 所定外労働免除等 ) 部長 殿 届出日平成 年月日 届出者所属 : 氏名 : 平成年月日に行った 育児休業の申出 育児を行う従業員の時間外労働の制限の請求 該当に を付す 育児を行う従業員の深夜業の制限の請求 育児のための短時間勤務等 所定外労働免除の請求において出生していなかった対象となる子が出生しましたので 各規程に基づき 下記のとおり届出をいたします 要件の子について 氏名 生年月日 58

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

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