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1 平成 28 年度 中津市歳入歳出決算及び基金の運用状況を示す書類の審査意見書 中津市監査委員

2 写 中監第 号 平成 29 年 8 月 16 日 中津市長奥塚正典 殿 中津市監査委員永松末利 中津市監査委員松葉民雄 平成 28 年度中津市一般会計 特別会計決算審査 及び基金運用状況意見について 地方自治法第 233 条第 2 項及び第 241 条第 5 項の規定に基づき 審査に付された平成 28 年度中津市一般会計 特別会計歳入歳出決算及び証書類その他関係書類並びに平成 28 年度中津市基金の運用状況を示す書類を審査したので その結果について次のとおり意見を提出する

3 目 次 平成 28 年度中津市歳入歳出決算審査意見 第 1. 審 査 の 対 象 第 2. 審 査 の 期 間 第 3. 審 査 の 方 法 第 4. 審 査 の 結 果 第 5. 決算の概要 決 算 の 総 括 財政構造の状況 一 般 会 計 ( 1) 総括 ( 2) 歳入 第 1 款市税 第 2 款地方譲与税 第 3 款利子割交付金 第 4 款配当割交付金 第 5 款株式等譲渡所得割交付金 第 6 款地方消費税交付金 第 7 款ゴルフ場利用税交付金 第 8 款自動車取得税交付金 第 9 款地方特例交付金 第 10 款地方交付税 第 11 款交通安全対策特別交付金 第 12 款分担金及び負担金 第 13 款使用料及び手数料 第 14 款国庫支出金 第 15 款県支出金 第 16 款財産収入 第 17 款寄附金 第 18 款繰入金 第 19 款繰越金 第 20 款諸収入 第 21 款市債 ( 3) 歳出 第 1 款議会費 第 2 款総務費 第 3 款民生費 第 4 款衛生費 第 5 款労働費

4 第 6 款農林水産業費 第 7 款商工費 第 8 款土木費 第 9 款消防費 第 10 款教育費 第 11 款災害復旧費 第 12 款公債費 第 13 款諸支出金 第 14 款予備費 特別会計中津市国民健康保険事業特別会計 ( 事業勘定 ) 中津市国民健康保険事業特別会計 ( 直診勘定 ) 中津市公共下水道事業特別会計 ( 公共下水道事業 ) 中津市公共下水道事業特別会計 ( 特定環境保全公共下水道事業 ) 中津市駐車場事業特別会計 中津市農業集落排水事業特別会計 中津市介護保険事業特別会計 ( 保険事業勘定 ) 中津市介護保険事業特別会計 ( 介護サービス事業勘定 ) 中津市簡易水道事業特別会計 中津市小規模集合排水事業特別会計 中津市サイクリングターミナル事業特別会計 中津市後期高齢者医療特別会計 中津市ケーブルネットワーク事業特別会計 中津市中津駅北土地区画整理清算事業特別会計 実質収支に関する調書 財産に関する調書 ( 1) 公有財産 ( 2) 物品 ( 3) 債権 ( 4) 基金 むすび

5 平成 28 年度中津市基金の運用状況を示す書類の審査意見 第 1. 審 査 の 対 象 第 2. 審 査 の 期 間 第 3. 審 査 の 方 法 第 4. 審 査 の 結 果 中津市土地開発基金 中津市育英基金 中津市国民健康保険高額療養費貸付基金 中津市一般旅券発給等事務証紙等購買基金 決算審査資料 凡 例 1. 文中及び図表中の各係数は原則として小数点以下第 2 位を四捨五入し 第 1 位までとした 金額においては原則として千円未満を四捨五入し 千円単位とした このため 各表間の比率金額等で突合しない場合もあり 合計値と一致しない場合がある 2. 構成比 (%) は 合計が 100 となるよう一部調整した 3. 収入率とは 収入予算額に対する決算額の割合で 執行率とは 支出予算額に対する決算額の割合である 4. ポイント とは パーセント間又は指数間の単純差引数値である 5. 符号の用法は次のとおりである ( 0.0 ) 該当数値はあるが単位未満のもの (0 - ) 該当数値のないもの ( ) 減少又は不足 ( 大幅増 ) 計数が 200% 以上増加したもの ( 皆増 ) 前年度に該当数値がなく 当年度に全額増加したもの ( 皆減 ) 前年度に該当数値があり 当年度に全額減少したもの

6 平成 28 年度中津市歳入歳出決算審査意見 第 1. 審査の対象 各会計歳入歳出決算平成 28 年度中津市一般会計歳入歳出決算同国民健康保険事業特別会計 ( 事業勘定 ) 歳入歳出決算同国民健康保険事業特別会計 ( 直診勘定 ) 歳入歳出決算同公共下水道事業特別会計 ( 公共下水道事業 ) 歳入歳出決算同公共下水道事業特別会計 ( 特定環境保全公共下水道事業 ) 歳入歳出決算同駐車場事業特別会計歳入歳出決算同農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算同介護保険事業特別会計 ( 保険事業勘定 ) 歳入歳出決算同介護保険事業特別会計 ( 介護サービス事業勘定 ) 歳入歳出決算同簡易水道事業特別会計歳入歳出決算同小規模集合排水事業特別会計歳入歳出決算同サイクリングターミナル事業特別会計歳入歳出決算同後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算同ケーブルネットワーク事業特別会計歳入歳出決算同中津駅北土地区画整理清算事業特別会計歳入歳出決算 付属書類平成 28 年度中津市各会計歳入歳出決算事項別明細書同各会計実質収支に関する調書同財産に関する調書 第 2. 審査の期間 平成 29 年 6 月 21 日から平成 29 年 8 月 16 日まで 第 3. 審査の方法 審査に付された各会計決算及び付属書類については 会計課所管の歳入歳出簿 その他関係諸帳簿 諸書類 各課所管の関係帳簿等と照合し 審査の過程で必要に応じ担当職員から説明を聴取して計算の正確性 予算の執行状況及び財政状況を審査した なお 証書類の審査については 定期監査等において対象とした部分については省略した - 1 -

7 第 4. 審査の結果 各会計歳入歳出決算書及び付属書類は 関係法令に準拠して作成されており 平成 28 年度の決算を適正に表示していることを認めた 第 5. 決算の概要 1. 決算の総括平成 28 年度各会計決算を総括してみると 次表 ( 総決算額の概要 ) のとおりで 歳入決算総額 64,896,923,227 円 ( 一般会計 41,977,180,852 円 特別会計 22,919,742,375 円 ) 歳出決算総額 62,661,947,046 円 ( 一般会計 40,345,833,594 円 特別会計 22,316,113,452 円 ) で 歳入歳出差引額 ( 形式収支 ) は 2,234,976,181 円 ( 一般会計 1,631,347,258 円 特別会計 603,628,923 円 ) の黒字決算となっている 本年度決算額を前年度と比較すると 歳入は 1,118,310,388 円 (1.7%) 歳出は 1,035,415,874 円 (1.6%) ともに減少している また 総決算額から一般会計及び特別会計相互間の繰入額及び繰出額を控除した純計決算額は 次表 ( 純計決算額の概要 ) のとおりである なお 一般会計から特別会計ヘの繰出金は 3,281,117,806 円で 前年度に比べ 50,381,522 円 (1.5%) 減少している また 本年度は 国民健康保険事業特別会計 ( 事業勘定 ) から 18,787,000 円 介護保険事業特別会計 ( 保険事業勘定 ) から 31,815 円 小規模集合排水事業特別会計から 97,000 円 中津駅北土地区画整理清算事業特別会計から 883,621 円 総額 19,799,436 円の一般会計への繰出金が生じている 総決算額の概要 ( 単位 : 円 ) 区 分 歳入決算額 歳出決算額 差 引 額 一般会計 41,977,180,852 40,345,833,594 1,631,347,258 特別会計 22,919,742,375 22,316,113, ,628,923 総 計 64,896,923,227 62,661,947,046 2,234,976,181 純計決算額の概要 ( 単位 : 円 ) 区 分 歳入決算額 歳出決算額 差 引 額 一般会計 41,957,381,416 37,064,715,788 4,892,665,628 特別会計 19,638,624,569 22,296,314,016 2,657,689,447 総 計 61,596,005,985 59,361,029,804 2,234,976,181 なお 平成 28 年度の会計別決算額の概要は次表のとおりである - 2 -

8 会計別決算額の概要 ( 単位 : 円 ) 区 分 歳入決算額歳出決算額差引額 一般会計 41,977,180,852 40,345,833,594 1,631,347,258 国民健康保険事業 ( 事業勘定 ) 11,254,206,350 10,899,781, ,425,070 国民健康保険事業 ( 直診勘定 ) 253,734, ,694,781 39,262 特 公 共 下 水 道 事 業 ( 公 共 下 水 道 事 業 ) 公共下水道事業 ( 特定環境保全公共下水道事業 ) 2,338,441,547 2,293,242,985 45,198, ,091, ,775,426 15,316,188 駐車場事業 32,350,330 29,523,782 2,826,548 農業集落排水事業 348,630, ,400,705 24,229,709 別 介 護 保 険 事 業 ( 保 険 事 業 勘 定 ) 介護保険事業 ( 介護サービス事業勘定 ) 7,102,956,648 7,066,825,442 36,131,206 13,896,223 11,565,468 2,330,755 会 簡易水道事業 355,571, ,768, ,803,296 小規模集合排水事業 1,775,100 1,643, ,589 サイクリングターミナル事業 9,855,637 9,855,637 0 計 後期高齢者医療 914,990, ,230,067 5,760,706 ケーブルネットワーク事業 174,256, ,820,484 7,436,032 中津駅北土地区画整理清算事業 985, ,600 0 計 22,919,742,375 22,316,113, ,628,923 総 計 64,896,923,227 62,661,947,046 2,234,976,

9 2. 財政構造の状況 財政構造の状況について 財政統計上の分類である普通会計 ( 平成 28 年度地方財政状 況調査表 ) に基づき分析すると次のとおりである (1) 歳入の構成 1 自主財源と依存財源 次表のとおり 自主財源は前年度に比べ 263,780 千円 (1.8%) 減少している これは 主に 市税は増加したものの 繰入金 繰越金が減少したためである 依存財源も前年度に比べ 643,301 千円 (2.3%) 減少している これは主に 国庫支出 金は増加したものの 地方消費税交付金 地方交付税 地方債 ( 市債 ) が減少したためで ある なお 構成比率をみると自主財源は 34.5% で前年度より 0.1 ポイント上昇し 依存財 源は 65.5% で 0.1 ポイント下降している 区分 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減金額構成比金額構成比金額率 自主財源 14,819, ,556, , 依存財源 28,233, ,590, , 〇自主 依存財源別構成比 自主 依存財源別構成比は 次のとおりである その他 11.5% 地方債 ( 市債 ) 10.1% 自主財源 34.6% 市税 25.7% 注 1: 自主財源 その他 の内訳 分担金及び負担金 使用料及び手数料 財産収入 寄附金 繰入金 繰越金 国庫支出金 16.3% 依存財源 65.4% その他 7.9% 注 2: 依存財源 その他 の内訳地方譲与税 利子割交付金 配当割交付金 株式等譲渡所得割交付金 地方消費税交付 地方交付税 27.5% 諸収入 1.0% 金 ゴルフ場利用税交付金 自動車取得税交付金 地方特例交付金 交通安全対策特別交付金 県支出金 - 4 -

10 2 経常的収入と臨時的収入次表のとおり経常的収入は前年度に比べ 116,569 千円 (0.4%) 減少している これは主に 市税 国庫支出金は増加したものの 地方消費税交付金 地方交付税のうち普通交付税が減少したためである 臨時的収入は前年度に比べ 790,242 千円 (7.0%) 減少している これは主に 国庫支出金は増加したものの 繰入金 繰越金 地方債 ( 市債 ) が減少したためである また 構成比率をみると 経常的収入は 75.0% で前年度よりも 1.3 ポイント上昇し 臨時的収入は 25.0% で 1.3 ポイント下降している 区分 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減金額構成比金額構成比金額率 経常的収入 31,735, ,619, , 臨時的収入 11,317, ,527, , 一般財源と特定財源次表のとおり 一般財源は 27,501,043 千円で 前年度に比べ 1,224,857 千円 (4.3%) 減少している これは主に 地方消費税交付金 地方交付税 国庫支出金 県支出金 地方債 ( 市債 ) が減少したためである 特定財源は 14,645,744 千円で 前年度に比べ 318,046 千円 (2.2%) 増加している これは主に 地方債が減少したものの 国庫支出金が増加したためである 次に 構成比率をみると 一般財源は 65.3% 特定財源は 34.7% で 前年度に比べ一般財源の割合が 1.4 ポイント下降し 特定財源の割合が 1.4 ポイント上昇している 区分 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減金額構成比金額構成比金額率 一般財源 28,725, ,501, ,224, 特定財源 14,327, ,645, , (2) 歳出の構成 1 経常的経費と臨時的経費次表のとおり 経常的経費は前年度に比べ 368,997 千円 (1.2%) 減少している これは主に 扶助費 公債費が増加したものの 人件費 投資及び出資金 貸付金 繰出金が減少したことによるものである 臨時的経費は前年度に比べ 380,212 千円 (4.1%) 減少している これは主に 扶助費 - 5 -

11 積立金が増加したが 普通建設事業費が減少したためである 構成比率をみると 経常的経費は 78.3% で 前年度に比べ 0.6 ポイント上昇し 臨時 的経費は 21.7% となり 0.6 ポイント下降している 区分 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減金額構成比金額構成比金額率 経常的経費 32,075, ,706, , 臨時的経費 9,181, ,801, , 義務的経費と投資的経費次表のとおり 義務的経費は 22,509,401 千円で 前年度に比べ 267,680 千円 (1.2%) 増加している 人件費は減少したものの 扶助費 公債費は増加している 投資的経費は 5,849,285 千円で 前年度に比べ 841,147 千円 (12.6%) 減少している 災害復旧事業費は増加したものの 普通建設事業費が減少している 構成比をみると 義務的経費は 55.5% で 前年度に比べ 1.6 ポイント上昇し 投資的経費は 14.4% となり 1.8 ポイント下降している なお その他の経費は物件費 繰出金 補助費等が減少している 区分 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減金額構成比金額構成比金額率 義務的経費 22,241, ,509, , 内 訳 人件費 7,692, ,180, , 扶助費 9,124, ,767, , 公債費 5,424, ,561, , 投資的経費 6,690, ,849, , 内 訳 普通建設事業費災害復旧事業費 6,593, ,731, , , , , その他の経費 12,325, ,149, , 内 訳 物件費 5,238, ,213, , 繰出金 4,494, ,392, , 補助費等 1,955, ,825, , その他 636, , , 合計 41,257, ,508, ,

12 〇性質別構成比 性質別構成比は 次のとおりである 補助費等 4.5% その他 1.8% 繰出金 10.9% 人件費 17.7% 物件費 12.9% その他の経費 30.1% 義務的経費 55.5% 投資的経費 14.4% 扶助費 24.1% 災害復旧事業費 0.3% 普通建設事業費 14.1% 公債費 13.7% 注 1: その他の内訳 維持補修費 積立金 投資及び 出資金 貸付金 (3) 財政状況 1 財政力指数 財政力指数とは 普通交付税の算定に用いる基準財政収入額を基準財政需要額で除して 得た数値の過去 3か年の平均をいい この数値が 1 に近いほど 財源に余裕があると されている 本年度の財政力指数は次表のとおりで 前年度と変わりなく 0.50 となっている なお 基準財政需要額に対する基準財政収入額の不足は 普通交付税によって補われる ( 単位 : 千円 ) 年度区分 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 基準財政需要額 17,595,726 18,503,315 18,856,857 基準財政収入額 8,885,841 9,167,553 9,262,821 財政力指数 実質収支比率 実質収支比率は 普通会計における財政分析指標であり おおむね標準財政規模の 3% ~5% 程度が望ましいといわれている - 7 -

13 財政運営の健全性を示す指標となる実質収支比率の推移は 次表のとおりである ( 単位 : 千円 %) 年度区分 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 標準財政規模額 24,007,666 24,214,325 23,727,081 実質収支額 1,291,244 1,508,267 1,310,249 実質収支比率 経常一般財源比率 経常一般財源比率とは 経常一般財源を地方公共団体の標準的な行政活動に必要な一般 財源の総額 ( 標準財政規模 ) で除して得た数値をいい この割合が 100% を超えるほど経 常一般財源に余裕があり 財政構造は弾力的であることを示している 本年度の経常一般財源比率は 次表のとおり 101.9% で 前年度に比べ 0.2 ポイント下 降している 区分 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 標準財政規模 A 24,019,545 24,007,666 24,214,325 23,727,081 経常一般財源 B 23,953,494 24,094,093 24,722,086 24,172,471 経常一般財源比率 (B A 100) 経常収支比率経常収支比率とは 人件費 扶助費 公債費 物件費 補助費等の義務的性格の経常経費に 市税等の経常的な収入である一般財源がどれだけ充当されているかを示す比率をいい 一般的には 75% 程度が妥当とされており 100% に近いほど財政構造の硬直化を示すと考えられている 本年度の経常収支比率は次表のとおり 94.4% で 前年度に比べ 0.1 ポイント下降している なお これは臨時財政対策債 1,296,208 千円を経常一般財源に加えた場合の比率となっている - 8 -

14 区分 年度 経常一般財源収入額 A 経常経費充当一般財源 B 経常収支比率 (B A 100) 内 ( 単位 : 千円,%) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度金額増減金額増減金額増減 24,094,093-24,722,086-24,172,471-22,561,053-23,359,414-22,807, 人件費 扶助費 訳 公債費 その他 実質公債費比率実質公債費比率は 地方債の元利償還金や公営企業における地方債の元利償還金に対する繰出金などの 公債費に準じるものを含めた実質的な公債費相当額に充当された一般財源の標準財政規模に占める割合の過去 3か年の平均値をいい 公債費による財政負担の度合いを判断する指標として 起債に協議を要する団体と許可を要する団体の判定に用いられる 本年度は 5.1% で前年度より 0.4 ポイント下降している この比率が 18% 以上になると 起債にあたり許可が必要になる 市債の発行は 将来において財政負担を伴うものであることから その運用について十分な配慮をされたい 区分 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減金額金額金額率 市債発行額 4,691,416 4,249, , 元利償還額 5,424,818 5,561, , 内 訳 元金 5,011,694 5,213, , 利子 413, ,952 65, 年度末現在高 44,776,245 43,812, , 実質公債費比率

15 3. 一般会計 (1) 総括平成 28 年度の一般会計の決算額は 歳入 41,977,180,852 円 ( 前年度 42,893,813,764 円 ) 歳出 40,345,833,594 円 ( 前年度 41,115,148,686 円 ) となっている 予算現額に対する歳入の収入率は 95.2% 歳出の執行率は 91.5% である 決算額を前年度と比べると 歳入は 916,632,912 円 (2.1%) 歳出は 769,315,092 円 (1.9%) 減少している 歳入歳出差引額 ( 形式収支 ) は 1,631,347,258 円となっているが 翌年度ヘ繰越すべき財源 328,534,088 円を差引いた 1,302,813,170 円が実質収支 ( 実質剰余金 ) となっている 実質収支から前年度の実質収支を差引いた単年度収支は 187,734,379 円の赤字となっている また 実質単年度収支では 単年度収支に本年度の基金積立金 5,688,417 円を加え 基金取崩額 303,408,000 円を差し引くと 485,453,962 円の赤字となっている 区分 3 か 年 の 決 算 状 況 ( 単位 : 円 ) 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 歳 入 A 44,492,848,847 42,893,813,764 41,977,180,852 歳 出 B 42,723,235,012 41,115,148,686 40,345,833,594 形式収支 (A-B) C 1,769,613,835 1,778,665,078 1,631,347,258 翌年度へ繰越すべき財源 D 494,961, ,117, ,534,088 実質収支 (C-D) E 1,274,652,493 1,490,547,549 1,302,813,170 前年度実質収支 F 1,429,584,155 1,274,652,493 1,490,547,549 単年度収支 (E-F) G 154,931, ,895, ,734,379 基 金 積 立 金 H 5,138,683 6,685,710 5,688,417 繰 上 償 還 I 基 金 取 崩 額 J 1,400,000, ,000, ,408,000 実質単年度収支 (G+H+I-J) 1,549,792, ,419, ,453,

16 款別構成款別構成は 次のとおりである 県支出金 2,935, % その他 5,502, % 地方交付税 11,583, % 市債 4,249, % 国庫支出金 6,867, % 歳入総額 41,977,181 市税 10,839, % 注 1: その他 の内訳地方譲与税 利子割交付金 配当割交付金 株式等譲渡所得割交付金 地方消費税交付金 ゴルフ場利用税交付金 自動車取得税交付金 地方特例交付金 交通安全対策特別交付金 分担金及び負担金 使用料及び手数料 財産収入 寄附金 繰入金 繰越金 諸収入 注 2: 単位千円 衛生費 2,702, % 教育費 3,850, % 総務費 4,090, % その他 4,115, % 土木費 4,102, % 歳出総額 40,345,834 公債費 5,561, % 民生費 15,922, % 注 1: その他 の内訳議会費 労働費 農林水産業費 商工費 消防費 災害復旧費 注 2: 単位千円

17 (2) 歳入 歳入の概要 歳入決算の状況は次表のとおりである ( 単位 : 千円,%) 区分予算現額調定額収入済額 対予算 収入割合 対調定 27 年度 44,169,671 44,817,388 42,893, 年度 44,084,510 44,371,862 41,977, 対前年度増減 85, , , 当年度の収入済額は 41,977,181 千円で 前年度と比較すると 916,633 千円 (2.1%) 減少し ている また 調定に対する収入割合は 94.6% で 前年度に比べ 1.1 ポイント下降している 不納欠損額 不納欠損額の状況は次表のとおりである ( 単位 : 千円,%) 区 分 不納欠損額 対前年度増減 27 年度 28 年度金額率 市 税 94, ,767 34, 分担金及び負担金 82 1,687 1,605 大幅増 使用料及び手数料 2,358 1, 諸 収 入 38,232 24,231 14, 合 計 134, ,159 21, 不納欠損額は 156,159 千円で 前年度に比べ 21,189 千円 (15.7%) 増加している 使用料及 び手数料が 883 千円 (37.5%) 諸収入が 14,000 千円 (36.6%) 減少したものの 市税が 34,468 千円 (36.6%) 分担金及び負担金が 1,605 千円 ( 大幅増 ) 増加となっている

18 収入未済額収入未済額の状況は次表のとおりである ( 単位 : 千円,%) 区 分 収入未済額対前年度増減 27 年度 28 年度金額率 市 税 597, , , 分担金及び負担金 11,534 8,176 3, 使用料及び手数料 33,297 27,736 5, 国 庫 支 出 金 325, , , 県 支 出 金 13, , ,979 大幅増 財 産 収 入 諸 収 入 809, ,970 25, 合 計 1,791,833 2,242, , 収入未済額は 2,242,191 千円で 前年度に比べ 450,358 千円 (25.1%) 増加している このう ち 国 県支出金の合計 951,594 千円は翌年度へ繰り越された事業の未収入特定財源となって おり これを控除した収入未済額は 1,290,597 千円となっている

19 款別歳入状況 款別歳入の状況は次表のとおりである ( 単位 : 千円,%) 款別 年度 27 年度 28 年度対前年度増減 決算額構成比決算額構成比金額率 1. 市 税 10,587, ,839, , 地 方 譲 与 税 296, , , 利 子 割 交 付 金 14, , , 配 当 割 交 付 金 32, , , 株式等譲渡所得割交付金 30, , , 地方消費税交付金 1,651, ,500, , ゴルフ場利用税交付金 6, , 自動車取得税交付金 39, , , 地方特例交付金 44, , , 地 方 交 付 税 11,983, ,583, , 交通安全対策特別交付金 15, , 分担金及び負担金 402, , , 使用料及び手数料 677, , , 国 庫 支 出 金 6,448, ,867, , 県 支 出 金 2,972, ,935, , 財 産 収 入 74, , , 寄 附 金 82, , , 繰 入 金 1,230, , , 繰 越 金 1,129, ,028, , 諸 収 入 482, , , 市 債 4,691, ,249, , 歳入合計 42,893, ,977, , 款別歳入で増加した主なものは 市税 252,128 千円 (2.4%) 国庫支出金 418,442 千円 (6.5%) である 減少した主なものは 地方消費税交付金 150,678 千円 (9.1%) 地方交付税 400,262 千円 (3.3%) 繰入金 389,804 千円 (31.7%) 繰越金 100,949 千円 (8.9%) 市債 442,108 千円 (9.4%) となっている 款別の決算状況は次のとおりである

20 第 1 款 市 税 予算現額 10,702,472,000 円 調 定 額 11,434,661,598 円 ( 予算現額に対する割合 106.8%) 収入済額 10,839,219,145 円 ( 予算現額に対する割合 101.3%) ( 調定額に対する割合 94.8%) 還付未済額 3,650,564 円 不納欠損額 128,766,625 円 収入未済額 470,326,392 円 ( 調定額に対する割合 4.1%) 市税の賦課徴収状況は附表 4 のとおりである 調定額は 前年度に比べ 158,518 千円 (1.4%) 増加している これは主に 市たばこ税が 9,218 千円 (1.3%) 都市計画税が 2,646 千円 (0.4%) それぞれ減少したものの 個人市民税が 25,696 千円 (0.7%) 法人市民税が 104,036 千円 (10.0%) 軽自動車税が 38,960 千円 (16.5%) それぞれ増加したことによるものである また 収入済額も 前年度に比べ 252,128 千円 (2.4%) 増加している 徴収率は 市民税 95.4%( 前年度 94.7%) 固定資産税 93.8%( 前年度 92.6%) などとなっている 1 市民税調定額は 4,836,958 千円 ( 前年度 4,707,225 千円 ) で 前年度より 2.8% 増加している これを現年課税分でみると 個人市民税が 1.7% 法人市民税が 10.4% 増加している 個人市民税の増加の主な要因は 給与所得の増加によるもの 法人市民税の増加の主な要因は 企業収益の増加によるものである 収入済額は 4,615,765 千円 ( 前年度 4,458,654 千円 ) で 前年度より 3.5% 増加している 徴収率は 95.4% で 前年度に比べ 0.7 ポイント上昇している 不納欠損額は 26,369 千円 ( 前年度 22,274 千円 ) で前年度に比べ 18.4% 増加し 収入未済額は 198,308 千円 ( 前年度 229,258 千円 ) で前年度に比べ 13.5% 減少している 2 固定資産税調定額は 4,970,843 千円で 前年度より 1,378 千円 (0.0%) 増加している これを現年課税分の調定額でみると 土地は価格の下落により 0.6% の減 家屋は新増築により 3.2% の増 償却資産は設備投資の増加により 2.4% 増加している 収入済額は 4,660,878 千円で前年度より 60,303 千円増加している 徴収率は 93.8% で 前年度に比べ 1.2 ポイント上昇している 不納欠損額は 87,758 千円 ( 前年度 60,981 千円 ) で前年度に比べ 43.9% 増加している 収入未済額は 222,262 千円 ( 前年度 308,103 千円 ) で前年度に比べ 27.9% の減少となっている 3 軽自動車税 調定額は 275,147 千円 ( 前年度 236,187 千円 ) で 前年度より 16.5% 増加している これ は主に 軽自動車税の税率引き上げにより 新税率を適用したためである

21 収入済額は前年度より 17.3% 増加して 252,812 千円 ( 前年度 215,542 千円 ) となっている 徴収率は 91.9% で 前年度に比べ 0.6 ポイント上昇している 3 市たばこ税調定額は 697,308 千円 ( 前年度 706,526 千円 ) で 前年度より 1.3% 減少している 減少の主な要因は 売上本数が前年度より 1.7% 減少したためである 徴収率は 100.0% となっている 4 入湯税 調定額は 7,239 千円 ( 前年度 6,928 千円 ) で 前年度より 4.5% 増加している 増加の主 な要因は 前年度より入湯客が増加したためである 徴収率は 100.0% である 5 都市計画税調定額は 647,168 千円 ( 前年度 649,814 千円 ) で 前年度より 0.4% 減少している 収入済額は前年度より 1.1% 増加して 605,217 千円 ( 前年度 598,866 千円 ) となっている 徴収率は 93.5% で前年度に比べ 1.3 ポイント上昇している 不納欠損の状況について不納欠損の状況は次表のとおりで その合計額は 128,767 千円で 前年度に比べ 34,468 千円 (36.6%) 増加している これは主に 市民税が 4,095 千円 (18.4%) 固定資産税が 26,777 千円 (43.9%) 都市計画税が 3,768 千円 (42.9%) それぞれ増加したためである なお この処分は 地方税法第 15 条の 7 第 4 項 ( 滞納処分の執行停止 ) 及び第 15 条の 7 第 5 項 ( 即消滅 ) 第 18 条第 1 項 ( 消滅時効 ) の適用によるものである 不納欠損 3 か年状況表 ( 単位 : 円 ) 税目 年度 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 件数金額件数金額件数金額 市 民 税 2,225 28,937,836 1,602 22,274,040 1,947 26,368,576 個 人 2,185 26,857,136 1,560 20,176,336 1,891 23,520,872 法 人 40 2,080, ,097, ,847,704 固定資産税 2,694 34,219,651 2,675 60,981,213 3,252 87,758,065 軽自動車税 504 2,081, ,251, ,080,246 都市計画税 - 4,929,999-8,792,039-12,559,738 合 計 5,423 70,168,586 4,881 94,298,862 5, ,766,625 以上が市税の各項目についての概要であるが 収入状況は次表のとおりで 市税総額の徴収 率は 本年度 94.8% で 前年度の 93.9% に比べ 0.9 ポイント上昇している このうち 現年課 税分は 98.7% で 前年度の 98.6% に比べ 0.1 ポイント上昇 滞納繰越分は 23.8% で 前年度

22 の 25.7% に比べ 1.9 ポイント下降している 市税の徴収については 税負担の公平性の面からも引き続き収納率の向上に努められ 新たな滞納防止及び適切な滞納整理について 特段の配慮を要望する また 不納欠損処分を行うに至るまでの間において 法に定められた滞納処分手続きに基づき債権の確保にこれまで以上に努力されるよう要望する 区分現課税年分 滞繰越納分 市税収入 3 か年状況表 ( 単位 : 円,%) 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 調 定 額 10,633,611,397 10,547,148,412 10,837,629,216 収入済額 10,458,347,505 10,399,563,137 10,696,918,179 徴 収 率 調 定 額 798,338, ,995, ,032,382 収入済額 175,021, ,528, ,300,966 徴 収 率 調定額 11,431,950,162 11,276,143,551 11,434,661,598 計 収入済額 10,633,368,811 10,587,091,474 10,839,219,145 徴収率 第 2 款 地方譲与税予算現額 289,273,000 円調定額 294,004,833 円 ( 予算現額に対する割合 101.6%) 収入済額 294,004,833 円 ( 予算現額に対する割合 101.6%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 地方譲与税は 国税として徴収され 一定の基準により地方公共団体に対して譲与される税である 平成 21 年度からの道路特定財源の一般財源化に伴い 地方道路譲与税が地方揮発油譲与税に改められた 地方揮発油譲与税は 地方揮発油税の収入額の 42% 相当額を市町村に譲与し 譲与額の 2 分の 1 を市町村道の道路の延長により 他の 2 分の 1 を面積により按分して譲与される 自動車重量譲与税は 自動車重量税の収入額の 1,000 分の 407 相当額を市町村に譲与し 譲与額の 2 分の 1 を市町村道の道路の延長により 他の 2 分の 1 を面積により按分して譲与される 特別とん譲与税は 入港した外国貿易船の純トン数に応じて納付される特別とん税の額によって 開港所在市町村に対して譲与される 収入済額は 前年度に比べ 2,476 千円 (0.8%) 減少している これは主に 自動車重量譲与

23 税が 1,796 千円 (0.9%) 増加したものの 地方揮発油譲与税が 4,137 千円 (4.6%) 特別とん譲 与税が 135 千円 (34.9%) 減少したことによるものである 第 3 款 利子割交付金 予算現額 9,271,000 円 調 定 額 9,621,000 円 ( 予算現額に対する割合 103.8%) 収入済額 9,621,000 円 ( 予算現額に対する割合 103.8%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 利子割交付金は 県税として納入された利子割額に 99% を乗じて得た額の 5 分の 3 相当額を 当該市町村に係る個人県民税の額で按分して県から市町村に交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 4,897 千円 (33.7%) 減少している 第 4 款 配当割交付金予算現額 34,076,000 円調定額 19,588,000 円 ( 予算現額に対する割合 57.5%) 収入済額 19,588,000 円 ( 予算現額に対する割合 57.5%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 配当割交付金は 県税として納入された配当割額に 99% を乗じて得た額の 5 分の 3 相当額を 当該市町村に係る個人県民税の額で按分して県から市町村に交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 12,461 千円 (38.9%) 減少している 第 5 款 株式等譲渡所得割交付金予算現額 17,330,000 円調定額 12,985,000 円 ( 予算現額に対する割合 74.9%) 収入済額 12,985,000 円 ( 予算現額に対する割合 74.9%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 株式等譲渡所得割交付金は 県税として納入された株式等譲渡所得割額に 99% を乗じて得た額の 5 分の 3 相当額を 当該市町村に係る個人県民税の額で按分して県から市町村に交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 17,503 千円 (57.4%) 減少している

24 第 6 款 地方消費税交付金予算現額 1,500,228,000 円調定額 1,500,497,000 円 ( 予算現額に対する割合 100.0%) 収入済額 1,500,497,000 円 ( 予算現額に対する割合 100.0%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 地方消費税交付金は 都道府県間で清算後の地方消費税の 2 分の 1 に相当する額が 国勢調 査による人口と事業所統計の従業員数により按分して県から市町村に交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 150,678 千円 (9.1%) 減少している 第 7 款 ゴルフ場利用税交付金予算現額 6,608,000 円調定額 6,791,211 円 ( 予算現額に対する割合 102.8%) 収入済額 6,791,211 円 ( 予算現額に対する割合 102.8%) ( 調定額に対する割合 100.0%) ゴルフ場利用税交付金は 県に納入されたゴルフ場利用税額の 10 分の 7 に相当する額を施 設所在の市町村に交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 32 千円 (0.5%) 減少している 第 8 款 自動車取得税交付金予算現額 42,678,000 円調定額 44,153,000 円 ( 予算現額に対する割合 103.5%) 収入済額 44,153,000 円 ( 予算現額に対する割合 103.5%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 自動車取得税交付金は 県に納入された自動車取得税額の 66.5% 相当額の 2 分の 1 を市町村 道の延長により その 2 分の 1 を面積により按分して県から市町村に交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 4,224 千円 (10.6%) 増加している 第 9 款 地方特例交付金予算現額 51,536,000 円調定額 51,536,000 円 ( 予算現額に対する割合 100.0%) 収入済額 51,536,000 円 ( 予算現額に対する割合 100.0%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 地方特例交付金は 個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の実施に伴う地方公共団

25 体の減収を補填するため 地方公共団体の住宅借入金等特別税額控除見込額を基礎として交付 されるものである 収入済額は 前年度に比べ 6,542 千円 (14.5%) 増加している 第 10 款 地方交付税予算現額 11,574,903,000 円調定額 11,583,592,000 円 ( 予算現額に対する割合 100.1%) 収入済額 11,583,592,000 円 ( 予算現額に対する割合 100.1%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 地方交付税は 国税のうち所得税 法人税 酒税 消費税及びたばこ税からそれぞれ一定割合の額を一定の基準により国から地方公共団体に交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 400,262 千円 ( 3.3%) 減少している これは 普通交付税が 329,949 千円 (3.0%) 特別交付税が 70,313 千円 (6.9%) 減少したことによるものである 地方交付税 3 か年状況表 ( 単位 : 千円,%) 区分年度 基準財政需要額 (A) 基準財政収入額 (B) 交付基準額 (A)-(B) =(C) 普通交付税 (D) 特別交付税 (E) 震災復興特別交付税 (F) 交付税総額 (D)+(E)+(F) =(G) 26 17,595,726 8,885,841 8,709,885 10,979,675 1,000, ,980,318 金額 27 18,503,315 9,167,553 9,335,762 10,972,059 1,011, ,983, ,856,857 9,262,821 9,594,036 10,642, , ,583,592 対前年度増減 金額 353,542 95, , ,949 70, ,262 率 第 11 款 交通安全対策特別交付金予算現額 14,671,000 円調定額 15,327,000 円 ( 予算現額に対する割合 104.5%) 収入済額 15,327,000 円 ( 予算現額に対する割合 104.5%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 交通安全対策特別交付金は 道路交通法の規定により納付された反則金収入を財源にして一 定の基準により国から市町村へ交付されるものである 収入済額は 前年度に比べ 257 千円 (1.6%) 減少している

26 第 12 款 分担金及び負担金 予算現額 430,328,246 円 調 定 額 428,565,795 円 ( 予算現額に対する割合 99.6%) 収入済額 418,703,291 円 ( 予算現額に対する割合 97.3%) ( 調定額に対する割合 97.7%) 不納欠損額 1,686,560 円 収入未済額 8,175,944 円 ( 調定額に対する割合 1.9%) 調定額は 428,566 千円 ( 前年度 414,606 千円 ) 収入済額は 418,703 千円 ( 前年度 402,990 千円 ) で 前年度に比べ調定額は 13,959 千円 (3.4%) 収入済額は 15,713 千円 (3.9%) 増加している 収入済額を項目別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 分担金は 7,143 千円 ( 大幅増 ) 増加している これは 農林水産業費分担金が 3,612 千円 ( 大幅増 ) 土木費分担金が 3,168 千円 ( 大幅増 ) 災害復旧費分担金が 364 千円 ( 大幅増 ) 増加したことによるものである 負担金は 8,570 千円 (2.1%) 増加している これは主に 民生費負担金が 8,639 千円 (2.2%) 増加したためである 収入未済額は 8,176 千円で 前年度に比べ 3,358 千円 (29.1%) 減少している これは主に 児童福祉費負担金が 3,294 千円 (29.1%) 減少したことによるものである なお 収入未済額の内訳は 社会福祉費負担金 142 千円 児童福祉費負担金 8,034 千円である なお 児童福祉費負担金については 私立保育所個人負担金で 当該事業に充当する貴重な特定財源である 徴収率向上を図るためには 滞納原因等の状況把握と分析に努め 保育所在籍期間中における滞納処理を基本とし 今後も受益者負担の原則にのっとり公平性の観点から徴収強化に努められることを要望する 分担金及び負担金決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項目別 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金額率 分担金 1,925 9,068 7,143 大幅増 内 農林水産業費分担金 1,671 5,283 3,612 大幅増 土木費分担金 147 3,315 3,168 大幅増 訳 災害復旧費分担金 大幅増 負担金 401, ,635 8, 内 訳 民生費負担金 400, ,430 8, 教育費負担金 合計 402, ,703 15,

27 第 13 款 使用料及び手数料 予算現額 700,608,000 円 調 定 額 683,699,500 円 ( 予算現額に対する割合 97.6%) 収入済額 654,507,066 円 ( 予算現額に対する割合 93.4%) ( 調定額に対する割合 95.7%) 不納欠損額 1,474,710 円 収入未済額 27,736,124 円 ( 調定額に対する割合 4.1%) 調定額は 683,700 千円 ( 前年度 712,787 千円 ) 収入済額は 654,507 千円 ( 前年度 677,132 千円 ) で 前年度に比べ調定額は 29,088 千円 (4.1%) 収入済額は 22,625 千円 (3.3%) それぞれ減少している 収入済額を項目別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 使用料は 15,682 千円 (2.7%) 減少している これは主に 民生使用料が 6,995 千円 (5.9%) 土木使用料が 8,642 千円 (3.8%) 減少したことによるものである 手数料は 6,944 千円 (7.6%) 減少している これは主に 農林水産業手数料が 5,000 千円 (19.5%) 土木手数料が 1,625 千円 (20.2%) 減少したことによるものである 不納欠損額は 1,475 千円で 前年度に比べ 883 千円 (37.5%) 減少している 内訳は河川使用料が 562 千円 住宅使用料が 913 千円となっている 収入未済額は 27,736 千円であり 前年度に比べ 5,561 千円 (16.7%) 減少している 内訳は 児童福祉使用料が 6,333 千円 河川使用料が 1,387 千円 住宅使用料が 19,864 千円 幼稚園使用料が 150 千円 社会教育使用料が 3 千円である 収入率は 95.7% で 前年度に比べ 0.7 ポイント上昇している 使用料及び手数料は受益者負担が大原則であり 公平性の観点からも徴収の強化を図り 現年度での徴収を基本に 法で定められた滞納処分手続きに基づき 債権の確保にこれまで以上に努力されるよう要望する

28 使用料及び手数料決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項目別 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金額率 使 用 料 585, ,290 15, 総務使用料 2,241 2, 内 民生使用料 118, ,833 6, 衛生使用料 141, , 農林水産業使用料 1, 商工使用料 13,204 12, 土木使用料 229, ,700 8, 訳 消防使用 料 教育使用料 79,087 79, 手 数 料 91,161 84,217 6, 総務手数料 51,735 52, 内 訳 民生手数 料 衛生手数料 2,984 2, 農林水産業手数料 25,584 20,583 5, 商工手数料 土木手数料 8,046 6,421 1, 消防手数 料 2,738 2, 教育手数 料 合計 677, ,507 22, 第 14 款 国庫支出金 予算現額 7,529,060,185 円 調 定 額 7,516,817,697 円 ( 予算現額に対する割合 99.8%) 収入済額 6,867,251,416 円 ( 予算現額に対する割合 91.2%) ( 調定額に対する割合 91.4%) 収入未済額 649,566,281 円 ( 調定額に対する割合 8.6%) 調定額は 7,516,818 千円 ( 前年度 6,774,503 千円 ) 収入済額は 6,867,251 千円 ( 前年度 6,448,810 千円 ) となっている 前年度に比べ調定額は 742,315 千円 (11.0%) 収入済額は 418,442 千円 (6.5%) それぞれ増加している 収入済額を項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 国庫負担金は 159,290 千円 (3.4%) 増加している これは主に 災害復旧費国庫負担金が 30,258 千円 ( 皆減 ) 減少したものの 民生費国庫負担金が 97,508 千円 (2.1%) 教育費国庫負担金が 91,468 千円 ( 皆増 ) それぞれ増加したことによるものである

29 国庫補助金は 257,914 千円 (14.8%) 増加している これは主に 総務費国庫補助金が 197,855 千円 (62.8%) 教育費国庫補助金が 25,780 千円 (24.2%) 減少したものの 民生費国庫補助金が 437,620 千円 (94.7%) 土木費国庫補助金が 38,762 千円 (4.7%) 増加したためである 委託金は 1,238 千円 (4.8%) 増加している 総務費委託金が 353 千円 (6.3%) 民生費委託金が 201 千円 (1.1%) 土木費委託金が 113 千円 (6.8%) 教育費委託金が 571 千円 ( 大幅増 ) それぞれ増加となっている なお 収入未済額が 649,566 千円となっている この内訳は 総務費国庫補助金が 6,482 千円 民生費国庫補助金が 29,242 千円 土木費国庫補助金が 372,529 千円 教育費国庫補助金が 241,313 千円となっている いずれも事業が翌年度に繰り越されたことによるものである 国庫支出金決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項別 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金額率 国庫負担金 4,679,143 4,838, , 国庫補助金 1,743,999 2,001, , 委 託 金 25,667 26,906 1, 合 計 6,448,810 6,867, , 第 15 款 県支出金 予算現額 3,328,641,000 円 調 定 額 3,237,183,818 円 ( 予算現額に対する割合 97.3%) 収入済額 2,935,155,818 円 ( 予算現額に対する割合 88.2%) ( 調定額に対する割合 90.7%) 収入未済額 302,028,000 円 ( 調定額に対する割合 9.3%) 調定額は 3,237,184 千円 ( 前年度 2,985,285 千円 ) 収入済額は 2,935,156 千円 ( 前年度 2,972,236 千円 ) で 前年度に比べ調定額は 251,899 千円 (8.4%) の増加 収入済額は 37,080 千円 (1.2%) 減少している 収入済額を項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 県負担金は 51,707 千円 (3.1%) 増加している これは主に 民生費県負担金が 42,989 千円 ( 2.6%) 災害復旧費県負担金が 8,179 千円 (189.6%) それぞれ増加したことによるものである 県補助金は 72,892 千円 ( 6.7%) 減少している これは主に 農林水産業費県補助金が 52,716 千円 (15.7%) 土木費県補助金が 15,909 千円 ( 大幅増 ) 災害復旧費県補助金が 8,799 千円 ( 大

30 幅増 ) 増加したものの 民生費県補助金が 23,325 千円 (5.5%) 商工費県補助金が 113,826 千円 (95.9%) 消防費県補助金が 17,658 千円 ( 皆減 ) 減少したためである 委託金は 15,896 千円 (7.9%) 減少している これは主に 総務費委託金が 15,401 千円 (8.6%) 減少したためである なお 収入未済額が 302,028 千円となっている 内訳は 民生費県補助金 143,478 千円 農林水産業費県補助金 145,982 千円 教育費県補助金 6,312 千円 災害復旧費県補助金 6,256 千円となっている これはいずれも事業が翌年度に繰り越されたことによるものである 県支出金決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項別 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金額率 県負担金 1,684,234 1,735,941 51, 県補助金 1,086,592 1,013,701 72, 委 託 金 201, ,514 15, 合 計 2,972,236 2,935,156 37, 第 16 款 財産収入 予算現額 60,395,000 円 調 定 額 72,936,262 円 ( 予算現額に対する割合 120.8%) 収入済額 72,547,912 円 ( 予算現額に対する割合 120.1%) ( 調定額に対する割合 99.5%) 収入未済額 388,350 円 ( 調定額に対する割合 0.5%) 調定額は 72,936 千円 ( 前年度 74,586 千円 ) 収入済額は 72,548 千円 ( 前年度 74,198 千円 ) で 前年度に比べ調定額は 1,650 千円 (2.2%) 収入済額は 1,650 千円 (2.2%) それぞれ減少している 収入済額を項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 財産運用収入は 3,624 千円 (7.9%) 増加している これは主に 利子及び配当金が 2,808 千円 (11.1%) 減少したが 施設命名権収入が 6,000 千円 (100.0%) 増加したためである 財産売払収入は 5,274 千円 (18.7%) 減少している これは 物品売払収入が 11,383 千円 ( 大幅増 ) 増加したものの 不動産売払収入が 16,658 千円 (60.1%) 減少したことによるものである なお 収入未済額は 388 千円で 財産運用収入の土地建物貸付収入である

31 財産収入決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項別 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金額率 財産運用収入 45,951 49,575 3, 財産売払収入 28,247 22,973 5, 合計 74,198 72,548 1, 第 17 款 寄附金予算現額 100,791,000 円調定額 106,449,543 円 ( 予算現額に対する割合 105.6%) 収入済額 106,449,543 円 ( 予算現額に対する割合 105.6%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 調定額及び収入済額は前年度に比べ 24,344 千円 (29.6%) 増加している これは主に 一般寄 付金が 8,225 千円 ( 大幅増 ) ふるさとなかつ応援寄附金が 16,532 千円 (23.4%) 増加したため である 第 18 款繰入金予算現額 841,393,000 円調定額 840,507,394 円 ( 予算現額に対する割合 99.9%) 収入済額 840,507,394 円 ( 予算現額に対する割合 99.9%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 調定額及び収入済額は 前年度に比べ 389,804 千円 (31.7%) 減少している これは主に 基金繰入金が 389,673 千円 (32.2%) 減少したためである 基金繰入金は主に 減債基金繰入金が 125,400 千円 (45.7%) 増加し 財政調整基金繰入金が 296,592 千円 (49.4%) 地域雇用創出推進基金繰入金が 14,984 千円 (33.9%) 職員退職手当基金繰入金が 200,000 千円 ( 皆減 ) 減少している 第 19 款 繰 越 金 予算現額 1,028,664,529 円 調 定 額 1,028,665,078 円 ( 予算現額に対する割合 100.0%) 収入済額 1,028,665,078 円 ( 予算現額に対する割合 100.0%) ( 調定額に対する割合 100.0%)

32 調定額及び収入済額は 前年度に比べ 100,949 千円 (8.9%) 減少している 内容は純繰越金 と繰越事業費にかかる既収入特定財源と一般財源である 第 20 款 諸収入 予算現額 409,475,000 円 調 定 額 1,234,972,658 円 ( 予算現額に対する割合 大幅増 ) 収入済額 426,771,145 円 ( 予算現額に対する割合 104.2%) ( 調定額に対する割合 34.6%) 不納欠損額 24,231,404 円 収入未済額 783,970,109 円 ( 調定額に対する割合 63.5%) 調定額は 1,234,973 千円 ( 前年度 1,330,135 千円 ) 収入済額は 426,771 千円 ( 前年度 482,015 千円 ) で 前年度に比べ調定額は 95,163 千円 (7.2%) 収入済額は 55,244 千円 (11.5%) それぞれ減少している 収入済額を項別にみると表 1 のとおりで その内容は次のとおりである 延滞金は 3,988 千円 (32.9%) 増加している これは主に 老人福祉法第 28 条負担金延滞金が 133 千円 ( 皆減 ) 保育所個人負担金延滞金が 145 千円 (29.2%) 減少したものの 市税滞納延滞金が 4,202 千円 (37.0%) 増加したためである 市預金利子は 215 千円 (20.0%) 減少している 貸付金元利収入は 17,188 千円 (25.3%) 減少している これは主に 土木費貸付金元利収入の住宅新築資金貸付金元利収入が 10,519 千円 (69.9%) 宅地取得資金貸付金元利収入が 8,155 千円 (80.6%) それぞれ減少したことによるものである 受託事業収入は 5,943 千円 (50.8%) 減少している これは主に 教育費受託事業収入の遺跡調査業務受託事業収入が 5,985 千円 (52.1%) 減少したことによるものである 雑入は 35,885 千円 ( 9.2%) 減少している これは主に 保留地処分金が 2,948 千円 ( 皆増 ) 放課後児童クラブ利用料収入が 3,478 千円 ( 大幅増 ) 大分県産業創造機構出損金精算返還金が 30,150 千円 ( 皆増 ) 増加したものの 消防団員退職報償金が 10,927 千円 (27.2%) 廃品金属等売払収入が 5,387 千円 (14.7%) 健診料立替収入が 2,719 千円 (81.5%) 航空隊員給与費収入が 2,041 千円 (28.6%) 市有林造林事業補助金精算金が 3,142 千円 (71.3%) 生活保護費国庫負担金 ( 過年度分 ) が 5,174 千円 ( 皆減 ) スポーツ振興くじ助成金が 19,317 千円 (93.3%) 再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業補助金が 11,994 千円 ( 皆減 ) 市町村振興協会助成金が 2,819 千円 (22.0%) 高速自動車国道救急業務支弁金が 5,948 千円 (9.7%) 減少したことによるものである 不納欠損額は表 2 のとおり 24,231 千円で主に 住宅新築資金貸付金元利収入等の土木費貸付金元利収入である 収入未済額は表 2 のとおり 783,970 千円である 今後も債権回収になお一層の徴収努力をされ 有効な法的措置がとられることを要望する

33 表 1 諸収入決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項別 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減金額率 延 滞 金 12,113 16,101 3, 市預金利子 1, 貸付金元利収入 67,901 50,713 17, 受託事業収入 11,691 5,748 5, 雑 入 389, ,349 35, 合 計 482, ,771 55, 表 2 収入未済額一覧 ( 単位 : 円,%) 目 節 調定額 A 収入済額 B 率 B/A 不納欠損額 収入未済額 民生費貸付金元利収入 土木費貸付金元利収入 高齢者住宅整備資金貸付金元利収入 住宅新築資金貸付金元利収入 住宅改修資金貸付金元利収入 宅地取得資金貸付金元利収入 324, , , ,585, ,498,549 4,532, ,380,635 分割滞納 28 件長期滞納 61 件 131,714, ,842,229 1,183, ,943,412 分割滞納 15 件長期滞納 68 件 235,092, ,954,246 1,964, ,897,267 分割滞納 26 件長期滞納 62 件 違約金及び延納利息 違約金及び延納利息 100,830 57, ,050 雑入雑入 409,540, ,080, ,090 56,449,897 計 1,169,260, ,059, ,231, ,970,109 ( 注 ) 収入未済を生じている科目のみを掲載

34 第 21 款 市 債 予算現額 5,412,108,000 円 調 定 額 4,249,308,000 円 ( 予算現額に対する割合 78.5%) 収入済額 4,249,308,000 円 ( 予算現額に対する割合 78.5%) ( 調定額に対する割合 100.0%) 調定額及び収入済額は 前年度に比べ 442,108 千円 (9.4%) 減少している これを目別にみると次表のとおりである 増加したものは 総務債 185,000 千円 ( 大幅増 ) 民生債 282,200 千円 (43.6%) である 減少した主なものは 農林水産業債 98,700 千円 (62.5%) 商工債 145,800 千円 (87.5%) 消防債 129,300 千円 (49.1%) 教育債 206,500 千円 (24.7%) 臨時財政対策債 288,808 千円 (18.2%) となっている また 市債の歳入総額に占める割合は 10.1%( 前年度 10.9%) となっている

35 市債目別比較表 年度 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減 区分 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 総 務 債 59, , ,000 大幅増 総 務 管 理 債 59, , ,000 大幅増 民 生 債 646, , , 社 会 福 祉 債 614, , , 児 童 福 祉 債 32, , , 衛 生 債 3, ,100 皆減 保 健 衛 生 債 3, ,100 皆減 農林水産業債 158, , , 農 業 債 148, , , 林 業 債 9, , , 商 工 債 166, , , 商 工 債 166, , , 土 木 債 959, , , 道路橋りょう債 635, , , 港 湾 債 6, , , 都 市 計 画 債 317, , , 消 防 債 263, , , 消 防 債 263, , , 教 育 債 837, , , 小 学 校 債 182, , , 中 学 校 債 364, , , 幼 稚 園 債 108, , , 社 会 教 育 債 135, , , 保 健 体 育 債 46, ,600 皆減 臨時財政対策債 1,585, ,296, , 臨時財政対策債 1,585, ,296, , 災害復旧債 13, , , 農林水産施設災害復旧債 - - 1, ,700 皆増 公共土木施設災害復旧債 13, , 合 計 4,691, ,249, ,

36 (3) 歳出 歳出の概要 歳出決算の状況は次表のとおりである ( 単位 : 千円,%) 区 分 予算現額 支出済額 執行率 翌年度繰越額 不用額 平成 27 年度 44,169,671 41,115, ,203,993 1,850,530 平成 28 年度 44,084,510 40,345, ,267,660 1,471,016 対前年度増減 85, , ,063, ,514 予算現額 44,084,510 千円に対し 支出済額は 40,345,834 千円で 前年度に比べ 769,315 千 円 (1.9%) 減少している 予算現額に対する執行率は 91.5% で 1.6 ポイント下降している 翌年度への繰越額は 2,267,660 千円で 1,063,667 千円 (88.3%) 増加している 款別歳出状況 款別歳出の状況は次表のとおりである ( 単位 : 千円,%) 款別 年度 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減 決算額構成比決算額構成比金額率 1. 議 会 費 322, , , 総 務 費 4,298, ,090, , 民 生 費 15,021, ,922, , 衛 生 費 2,699, ,702, , 労 働 費 27, , , 農林水産業費 2,192, ,894, , 商 工 費 1,087, , , 土 木 費 4,440, ,102, , 消 防 費 1,339, ,155, , 教 育 費 4,165, ,850, , 災害復旧費 95, , , 公 債 費 5,425, ,561, , 諸 支 出 金 予 備 費 合 計 41,115, ,345, ,

37 款別歳出で増加した主なものは 民生費 901,425 千円 (6.0%) 災害復旧費 22,253 千円 (23.2%) 公債費 136,447 千円 (2.5%) で 減少したものは 総務費 207,958 千円 (4.8%) 農林水産業費 298,310 千円 (13.6%) 商工費 455,037 千円 (41.8%) 土木費 338,210 千円 (7.6%) 消防費 184,193 千円 (13.7%) 教育費 314,375 千円 (7.5%) である 款別の決算状況は次のとおりである 第 1 款 議会費 予算現額 289,177,000 円 支出済額 285,467,278 円 ( 予算現額に対する割合 98.7%) 不 用 額 3,709,722 円 支出済額は 285,467 千円で 前年度に比べ 36,702 千円 (11.4%) 減少している これは主に 議会運営事業費の減少によるものである 項別 年度 議 会 費 決 算 比 較 表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 議会費 322, , , 第 2 款 総務費 予算現額 4,267,436,266 円 支出済額 4,090,279,390 円 ( 予算現額に対する割合 95.8%) 繰越明許費繰越額 27,878,000 円 不 用 額 149,278,876 円 支出済額は 4,090,279 千円で 前年度に比べ 207,958 千円 (4.8%) 減少している これを項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 総務管理費は 137,473 千円 (3.9%) 減少している これは主に企画費の基金管理事業費が 183,882 千円 ( 大幅増 ) バス運行事業費が 61,378 千円 (75.2%) 情報管理費の情報管理事業費が行政ネットワーク再構築や内部情報システム再構築等により 105,071 千円 (30.0%) それぞれ増加したものの 一般管理費の職員給与費が 383,950 千円 (20.8%) 総務一般管理事業費が 59,542 千円 (24.9%) 広報公聴費の広報公聴事業費が 9,637 千円 (15.2%) 地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策事業費が 7,516 千円 ( 皆減 ) 財産管理費の庁舎整備事業費が庁舎改修に伴う工事請負費の減に伴い 33,285 千円 (43.3%) 減少したことによるものである 徴税費は 19,094 千円 (4.9%) 増加している これは課税費の課税事業費 ( 税務課 ) が平成 30 年度固定資産税評価替えによる鑑定手数料の増等により 14,230 千円 (14.9%) 税務総務費が職員給与費の増により 4,218 千円 (1.5%) 増加したことによるものである

38 戸籍住民基本台帳費は 9,799 千円 (4.7%) 増加している これは主に 戸籍住民基本台帳事業費が地方公共団体情報システム機構負担金等の減により 16,639 千円 (39.7%) 減少したものの 職員給与費が 26,878 千円 (16.2%) 増加したことによるものである 選挙費は 53,490 千円 (47.0%) 減少している これは主に 参議院議員選挙費が 35,175 千円 ( 皆増 ) 増加したものの 知事県議会議員選挙費が 24,194 千円 ( 皆減 ) 市長選挙費が 25,592 千円 ( 皆減 ) 市議会議員選挙費が 27,763 千円 ( 皆減 ) 減少したことによるものである 統計調査費は 47,968 千円 (90.4%) 減少している これは主に 平成 27 年度国勢調査事業費が 32,812 千円 ( 皆減 ) 減少したことによるものである 監査委員費は 2,080 千円 (7.8%) 増加している これは主に 職員給与費の増加によるものである なお 繰越明許費繰越額は総務管理費の本耶馬渓支所庁舎整備事業費等 2 事業で 20,077 千円と 戸籍住民基本台帳費の戸籍住民基本台帳事業 7,801 千円となっている 項別 年度 総 務 費 項 別 決 算 比 較 表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 総務管理費 3,502, ,365, , 徴 税 費 392, , , 戸籍住民基本台帳費 209, , , 選 挙 費 113, , , 統計調査費 53, , , 監査委員費 26, , , 合 計 4,298, ,090, , 第 3 款 民生費 予算現額 16,852,609,560 円 支出済額 15,922,812,122 円 ( 予算現額に対する割合 94.5%) 繰越明許費繰越額 439,965,280 円 不 用 額 489,832,158 円 支出済額は 15,922,812 千円で 前年度に比べ 901,425 千円 (6.0%) 増加している これを項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 社会福祉費は 633,927 千円 (9.0%) 増加している これは主に 社会福祉総務費の山国社会福祉センター ( 仮称 ) 整備事業費が 11,327 千円 (11.5%) 老人福祉費の老人福祉一般事業費が 70,062 千円 (6.3%) 減少したものの 老人福祉費の養護老人ホーム建設事業費が 294,124 千

39 円 (50.5%) 臨時福祉給付費の臨時福祉給付増により臨時福祉給付事業費が 459,703 千円 ( 大幅増 ) それぞれ増加したことによるものである 児童福祉費は 298,192 千円 (5.1%) 増加している これは主に 子育て世帯臨時特例給付費が 39,942 千円 ( 皆減 ) 減少したものの 児童福祉総務費が 73,786 千円 (8.6%) 児童措置費が扶助費等の増により 192,549 千円 (7.4%) 障害児福祉費が 47,089 千円 (59.0%) それぞれ増加したことによるものである 生活保護費は 30,886 千円 (1.4%) 減少している これは主に 国庫支出金精算返還金等の減により 生活保護総務費が 34,672 千円 (14.7%) 減少したためである 災害救助費は 災害援護資金貸付金利子補給金補助金と災害援護資金貸付金償還金である なお 繰越明許費繰越額は 7 事業 439,965 千円である 内訳は社会福祉費の山国社会福祉センター ( 仮称 ) 整備事業費等 4 事業 206,323 千円と 児童福祉費の認定こども園整備事業費等 3 事業 233,643 千円となっている 民生費項別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項別 年度 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減 金額構成比金額構成比金額率 社 会 福 祉 費 7,007, ,641, , 児 童 福 祉 費 5,807, ,106, , 生 活 保 護 費 2,206, ,175, , 災害救助 費 大幅増 合 計 15,021, ,922, , 第 4 款 衛生費 予算現額 2,898,649,000 円 支出済額 2,702,463,092 円 ( 予算現額に対する割合 93.2%) 繰越明許費繰越額 28,900,000 円 不 用 額 167,285,908 円 支出済額は 2,702,463 千円で 前年度に比べ 3,165 千円 (0.1%) 増加している これを項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 保健衛生費は 30,232 千円 (1.8%) 減少している これは主に 保健衛生総務費の職員給与費が減ったものの 簡易水道事業特別会計繰出金等の増により 4,544 千円 (1.6%) 予防費が職員給与費等の増により 28,024 千円 (7.8%) 子ども医療費助成事業費が 10,267 千円 (4.6%) それぞれ増加したものの 地域医療対策費の地域医療対策事業費が病院事業会計出資金等の減により 75,801 千円 (17.5%) 減少したことによる 清掃費は 33,397 千円 (3.3%) 増加している これは主に 修繕料の増によりごみ処理費が

40 36,854 千円 (4.9%) 増加したことによる なお 繰越明許費繰越額は 1 事業 28,900 千円である 内訳は保健衛生費の保健衛生総務事業 費 ( 水道庶務課 ) となっている 衛生費項別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項別 年度 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減 金額構成比金額構成比金額率 保健衛生費 1,684, ,654, , 清掃費 1,014, ,048, , 合計 2,699, ,702, , 第 5 款 労働費 予算現額 30,245,380 円 支出済額 29,711,077 円 ( 予算現額に対する割合 98.2%) 不 用 額 534,303 円 支出済額は 29,711 千円で 前年度に比べ 2,179 千円 (7.9%) 増加している これは主に 地方創生加速化交付金事業費のホームページ制作委託料 ( 皆増 ) 等の増加によるものである 項別 年度 労 働 費 項 別 決 算 比 較 表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 労働諸費 27, , , 第 6 款 農林水産業費 予算現額 2,184,241,059 円 支出済額 1,894,062,675 円 ( 予算現額に対する割合 86.7%) 繰越明許費繰越額 161,198,123 円 不 用 額 128,980,261 円 本年度の支出済額は 1,894,063 千円で 前年度に比べ 298,310 千円 (13.6%) 減少している これを項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 農業費は 239,991 千円 (14.0%) 減少している これは主に 畜産業費が 18,263 千円 (15.2%) 農地費が 3,002 千円 (0.8%) それぞれ増加したものの 農業委員会費が 5,427 千円 (5.3%)

41 農業総務費が職員給与費の減等により 109,394 千円 (20.0%) 農業振興費が地域振興施設( 道の駅なかつ ) 事業費等の減により 138,065 千円 (25.2%) それぞれ減少したことによるものである 林業費は 57,567 千円 (16.7%) 減少している これは主に 林業振興費の林業振興事業費が 52,621 千円 (44.6%) 減少したことによるものである 水産業費は 753 千円 (0.6%) 減少している これは 漁港費が 8,855 千円 (17.1%) 増加したものの 水産業総務費が 2,523 千円 (15.5%) 水産業振興事業費が 地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策事業費の減等により 7,086 千円 (11.4%) それぞれ減少したことによるものである なお 繰越明許費繰越額は 5 事業 161,198 千円で 内訳は 農業費のなかつ6 次産業創生事業費等である 農林水産業費項別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 項別 年度 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減 金額構成比金額構成比金額率 農業費 1,717, ,477, , 林業費 344, , , 水産業費 130, , 合計 2,192, ,894, , 第 7 款 商工費 予算現額 710,257,334 円 支出済額 632,487,738 円 ( 予算現額に対する割合 89.1%) 繰越明許費繰越額 54,047,000 円 不 用 額 23,722,596 円 支出済額は 632,488 千円で 前年度に比べ 455,037 千円 (41.8%) 減少している これは主に 企業誘致費が企業立地促進事業費の増等により 96,026 千円 ( 大幅増 ) 増加しているものの 商業振興費が地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策事業費等の減により 173,078 千円 (85.2%) 観光費が観光施設整備事業費及び地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策事業費等の減により 419,074 千円 (60.4%) それぞれ減少したことによるものである なお 繰越明許費繰越額は 商工費の馬溪橋周辺観光振興事業費等 2 事業 54,047 千円となっている

42 項別 年度 商 工 費 決 算 比 較 表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 商工費 1,087, , , 第 8 款 土木費 予算現額 5,193,476,096 円 支出済額 4,102,336,666 円 ( 予算現額に対する割合 79.0%) 繰越明許費繰越額 946,891,166 円 不 用 額 144,248,264 円 支出済額は 4,102,337 千円で 前年度に比べ 338,210 千円 (7.6%) 減少している これを項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 土木管理費は4,517 千円 (2.1%) 増加している これは主に 土木総務費が 2,272 千円 (1.1%) 空家等対策法事業費の増により建築指導費が 2,244 千円 (19.5%) それぞれ増加したことによるものである 道路橋りょう費は 62,577 千円 (3.9%) 増加している これは主に 道路橋りょう総務費が職員給与費の増により 69,988 千円 (35.3%) 増加したためである 河川費は 14,693 千円 (11.9%) 増加している これは主に 河川総務費が職員給与費等の減により 9,026 千円 (21.1%) 河川整備費が河川整備事業費等の減により 15,925 千円 (26.2%) 減少したものの 砂防費が砂防事業費の増により 39,643 千円 (197.0%) 増加したことによるものである 港湾費は 4,762 千円 (19.9%) 減少している これは主に 港湾改修事業費が 4,560 千円 (21.9%) 減少したことによるものである 都市計画費は 126,819 千円 (6.8%) 減少している これは主に 街路事業費が土地購入費等の増により 184,298 千円 ( 大幅増 ) 増加したものの 都市計画総務費が職員給与費や公共下水道事業特別会計繰出金等により88,931 千円 (8.4%) 公園新設事業費が 144,076 千円 (44.9%) 都市再生整備計画事業費が 108,627 千円 (36.7%) 減少したことによるものである 住宅費は 288,415 千円 (47.4%) 減少している これは主に 住宅建設費の古城住宅建替事業等が減少したことによるものである なお 繰越明許費繰越額は 35 事業 946,891 千円である 内訳は 道路橋りょう費の八面山線道路改良事業費等の 26 事業 684,343 千円 河川費の排水路整備事業費 ( 三光支所 ) の 1 事業 13,020 千円 都市計画費の永添運動公園整備事業費等の 7 事業 246,590 千円 住宅費の住宅整備事業費 1 事業 2,938 千円である

43 項別 年度 土木費項別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 土木管理費 211, , , 道路橋りょう費 1,598, ,661, , 河 川 費 123, , , 港 湾 費 23, , , 都市計画費 1,874, ,748, , 住 宅 費 607, , , 合 計 4,440, ,102, , 第 9 款 消防費 予算現額 1,180,290,510 円 支出済額 1,155,563,982 円 ( 予算現額に対する割合 97.9%) 不 用 額 24,726,528 円 支出済額は 1,155,564 千円で 前年度に比べ 184,193 千円 (13.7%) 減少している これは 主に 常備消防費の常備消防施設整備事業費が備品購入費等の減により 189,428 千円 (16.8%) 減少したことによるものである 項別 年度 消 防 費 決 算 比 較 表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 消防費 1,339, ,155, , 第 10 款 教育費 予算現額 4,686,464,807 円 支出済額 3,850,896,751 円 ( 予算現額に対する割合 82.2%) 繰越明許費繰越額 600,075,000 円 不 用 額 235,493,056 円

44 支出済額は 3,850,897 千円で 前年度に比べ 314,375 千円 (7.5%) 減少している これを項別にみると次表のとおりで その内容は次のとおりである 教育総務費は 77,342 千円 (10.3%) 減少している これは主に 教育振興費が学校図書館嘱託員 ( 司書 ) 報酬等の増により 7,992 千円 (3.5%) 増加したものの 事務局費が職員給与費の減により 80,696 千円 (15.8%) 減少したためである 小学校費は 286,912 千円 (41.1%) 増加している これは主に 学校管理費が消耗品費等の減により 50,579 千円 (15.6%) 教育振興費が 8,401 千円 (6.3%) それぞれ減少したものの 学校建設費が小学校施設空調設置事業費 鶴居小学校校舎新増築事業費 如水小学校グランド改修事業費等の増により 345,893 千円 (143.8%) 増加したためである 中学校費は 391,663 千円 (58.8%) 減少している これは主に 中学校施設大規模改造事業費 中学校施設空調設置事業費の減により学校建設費が 412,857 千円 ( 皆減 ) 減少したことによるものである 幼稚園費は 79,819 千円 (22.7%) 減少している これは主に 豊田幼稚園改築事業費が 8,371 千円 ( 皆増 ) 幼稚園施設大規模改造事業費が 49,404 千円 ( 大幅増 ) 増加したものの 地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策事業費が 135,068 千円 ( 皆減 ) 減少したことによるものである 社会教育費は 39,919 千円 (4.6%) 増加している これは主に 社会教育総務費が職員給与費等の減で 34,764 千円 (14.9%) 公民館費が如水及び今津コミュニティセンター建設事業費等の減で 74,617 千円 (42.7%) 図書館費が小幡記念図書館整備事業費( 都市再生整備計画事業 ) の減等で 30,329 千円 (13.9%) 文化会館費が 10,316 千円 (17.4%) 生涯学習センター費が 6,608 千円 (52.7%) それぞれ減少したものの 新歴史民俗資料館 ( 仮称 ) 新設事業費 ( 都市再生整備計画事業 ) の増等により文化財保護費が 196,552 千円 (122.3%) 増加したものによるものである 保健体育費は 92,381 千円 (11.0%) 減少している これは主に 学校給食運営費が職員給与費の増等により 23,975 千円 (5.4%) の増加したものの 保健体育総務費が職員給与費の減等により 36,575 千円 (35.3%) その他体育施設管理事業費等の減により体育施設費が 79,782 千円 (26.8%) それぞれ減少したことによるものである なお 繰越明許費繰越額は 14 事業 600,075 千円である 内訳は 小学校費の小学校トイレ改修事業費等 6 事業 544,039 千円 中学校費の中学校整備事業費 4,543 千円 幼稚園費の幼稚園施設空調設置事業費等 2 事業 36,215 千円 社会教育費の小幡記念図書館整備事業費等 5 事業 15,278 千円である

45 項別 年度 教育費項別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 教育総務費 749, , , 小 学 校 費 697, , , 中 学 校 費 666, , , 幼 稚 園 費 351, , , 社会教育費 859, , , 保健体育費 841, , , 合 計 4,165, ,850, , 第 11 款 災害復旧費 予算現額 140,540,158 円 支出済額 118,109,880 円 ( 予算現額に対する割合 84.0%) 繰越明許費繰越額 8,705,800 円 不 用 額 13,724,478 円 本年度の支出済額は 118,110 千円で 前年度に比べ 22,253 千円 (23.2%) 増加している これは主に 平成 28 年梅雨前線関連事業の増によるものである これを項別に比較すると次表のとおりで その内容は次のとおりである 農林水産施設災害復旧費は 65,235 千円 ( 大幅増 ) 増加している これは主に 農地及び農業用施設災害復旧費が 27,784 千円 (152.0%) 林業用施設災害復旧費が 37,496 千円 ( 大幅増 ) それぞれ増加したことによるものである 公共土木施設災害復旧費は 27,480 千円 (46.5%) 減少している これは主に 河川堤防災害復旧費 17,434 千円 ( 皆増 ) 増加したものの 橋りょう災害復旧費が 40,988 千円 ( 皆減 ) 公園施設災害復旧費 8,806 千円 ( 皆減 ) それぞれ減少したことによるものである その他公共施設等災害復旧費は 4,447 千円 (85.9%) 厚生労働施設災害復旧費は 2,937 千円 ( 皆減 ) 文教施設災害復旧費は 8,118 千円 (96.3%) それぞれ減少している

46 項別 年度 災害復旧費項別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 農林水産施設災害復旧費 20, , ,235 大幅増 公共土木施設災害復旧費 59, , , その他公共施設等災害復旧費 5, , 厚生労働施設災害復旧費 2, ,937 皆減 文教施設災害復旧費 8, , 合計 95, , , 第 12 款 公債費 予算現額 5,603,051,000 円 支出済額 5,561,642,943 円 ( 予算現額に対する割合 99.3%) 不 用 額 41,408,057 円 本年度の支出済額は 5,561,643 千円で 前年度に比べ 136,447 千円 (2.5%) 増加している これを目別に比較すると次表のとおりで 元金は 201,626 千円 (4.0%) 増加し 利子は 65,175 千円 (15.8%) 減少している なお 元金 5,213,320 千円は 全額定時償還分である 区分 年度 公債費目別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 金 額 金 額 率 元金 5,011,694 5,213, , 利子 413, ,961 65, 小計 5,424,830 5,561, , 市税決算額に対する割合 公債諸費 合計 5,425,195 5,561, ,

47 第 13 款 諸支出金 予算現額 2,000 円 支出済額 0 円 ( 予算現額に対する割合 0.0%) 不 用 額 2,000 円 本年度も次表のとおり 前年度に引き続き支出がなかった 項別 年度 諸支出金項別決算比較表 ( 単位 : 千円,%) 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 率 普通財産取得費 第 14 款 予備費 当初予算額 100,000,000 円 補正予算額 100,000,000 円 充 用 額 151,930,210 円 予算現額 48,069,790 円 支出済額 0 円 不 用 額 48,069,790 円 予算額 200,000 千円のうち 151,930 千円を充用し 不用額は 48,070 千円となっている 充用の内訳は 総務費 87,149 千円 民生費 296 千円 衛生費 3,544 千円 労働費 1 千円 農林水産業費 5,058 千円 商工費 2,741 千円 土木費 573 千円 消防費 82 千円 教育費 3,449 千円 災害復旧費 49,037 千円である

48 4. 特別会計 中津市国民健康保険事業特別会計 ( 事業勘定 ) (1) 概 要 予算現額 11,371,095,000 円 歳 入 額 11,254,206,350 円 ( 予算現額に対する割合 99.0%) 歳 出 額 10,899,781,280 円 ( 予算現額に対する割合 95.9%) 歳入歳出差引額 354,425,070 円 本勘定の決算額は上記のとおりで 歳入歳出差引額は 354,425 千円となっている また 決 算収支の状況は次表のとおりで 調整額等で算出した実質単年度収支は 27,740 千円の黒字とな っている 区分 決算 3 か年状況表 ( 単位 : 円 ) 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 歳入額 歳出額 形式収支 ( 実質収支 ) ( A- B) 前年度繰越額 単年度収支 (C- D) A 10,196,995,432 11,716,799,154 11,254,206,350 B 9,734,687,414 11,457,688,259 10,899,781,280 C 462,308, ,110, ,425,070 D 419,719, ,308, ,110,895 E 42,588,133 89,197,123 95,314,175 実定質の単た年め度の収調支整算額 繰上充用金 F 収入済額のうち前年度国庫支出金等 収入済額のうち国庫支出金等翌年度返還金 支出済額のうち国庫支出金等前年度分返還金 本年度国庫支出金等のうち翌年度における収入額 G 0 63,151,391 0 H 82,760,848 78,021,380 45,364,865 I 119,601,533 82,760,848 78,021,380 J 334,000 98,919,078 29,612,743 (E+F-G-H+I+J) 基 金 積 立 額 基 金 取 崩 額 実 質 単 年 度 収 支 (K+L-M) K 79,762,818 48,689, ,583,433 L 333,093, ,622 M 0 160,000, ,000, ,856, ,689,968 27,740,

49 1 保険給付費及び後期高齢者支援金等に対する収納額 ( 現年課税分 ) 収納額は 43,050 千円 (2.8%) 減少している 内訳は 一般被保険者の収納額が 606 千円 退職被保険者の収納額が 42,444 千円の減少となっている これは国保加入者等の減少によるものである 区分 保険給付費及び後期高齢者支援金等に対する収納額 2 か年比較表 年 度 収納額 一般被保険者 退職被保険者 保険給付費及び後期高齢者支援金等 療養給付費一般被保険者分 療養給付費退職被保険者分 審査支払手数料 老人保健医療費拠出金 老人保健事務費拠出金 後期高齢者支援金等 前期高齢者納付金等 介護納付金 比 率 (%) (A B) 一世帯当り収納額 一世帯当り医療費支出額 被保険者一人当り収納額 被保険者一人当り医療費支出額 被保険者世帯数 ( 戸 ) 被保険者数 ( 人 ) A B ( 単位 : 円,%) 平成 27 年度平成 28 年度対前年度増減額増減率 1,558,352,543 1,515,302,189 43,050, ,452,281,372 1,451,675, , ,071,171 63,627,102 42,444, ,729,657,668 7,313,153, ,504, ,793,038,374 5,587,082, ,955, ,382, ,116, ,266, ,934,072 17,451, , ,099 35,435 9, ,112,520,536 1,056,393,975 56,126, , ,187 5, ,977, ,308,974 39,668, , ,360 5, , ,252 29, ,805 83,904 4, , ,080 20, ,041 11, ,527 19, ( 保険年金課提出資料より ) (2) 歳 入 予算現額 11,371,095,000 円 調 定 額 11,735,351,399 円 収 入 済 額 11,254,206,350 円 ( 予算現額に対する割合 99.0%) ( 調定額に対する割合 95.9%) 還付未済額 2,276,381 円 不納欠損額 63,518,571 円 収入未済額 419,902,859 円 ( 調定額に対する割合 3.6%)

50 前年度に比べ調定額は 539,096 千円 (4.4%) 収入済額は 462,593 千円 (3.9%) 不納欠損 額は 386 千円 (0.6%) 収入未済額は 75,896 千円 (15.3%) それぞれ減少している 歳入を款別に前年度と比べてみると次表のとおりである 歳入決算 2 か年比較表 ( 単位 : 円,%) 年度款別 平成 27 年度 平成 28 年度 対前年度増減額 増減率 国民健康保険税 1,672,491,610 1,623,378,386 49,113, 使用料及び手数料 1,813,678 1,727,693 85, 国 庫 支 出 金 2,598,063,363 2,433,758, ,304, 県 支 出 金 511,396, ,729,559 64,667, 療養給付費等交付金 467,191, ,304,079 65,887, 前期高齢者交付金 2,756,108,044 2,805,912,716 49,804, 共同事業交付金 2,414,472,002 2,374,429,586 40,042, 財 産 収 入 180, ,752 22, 繰 入 金 932,029, ,963,303 47,065, 繰 越 金 348,308, ,110,895 89,197, 諸 収 入 14,744,642 22,733,725 7,989, 合 計 11,716,799,154 11,254,206, ,592, 国民健康保険税国民健康保険税全体を前年度と比べてみると 調定額は 125,614 千円 (5.6%) 収入済額は 49,113 千円 (2.9%) それぞれ減少している 収納率は 77.1% で 2.1 ポイントの上昇となっている 目別に前年度と比べてみると 一般被保険者国民健康保険税の収入済額は 5,385 千円 (0.3%) の減少となり 収納率は 76.8% で 2.5 ポイントの上昇となっている これを節別で見てみると 医療給付費分現年課税分は収入済額 1,514 千円 (0.1%) の減少 収納率 93.7% で 0.2 ポイント上昇 介護納付金分現年課税分は収入済額 115 千円 (0.1%) の減少 収納率 91.0% で 0.1 ポイント下降 後期高齢者支援金分現年課税分は収入済額 1,023 千円 (0.3%) の増加 収納率 93.7% で 0.2 ポイントの上昇となっている 一方 退職被保険者等国民健康保険税の収入済額は 43,729 千円 (38.5%) の減少 収納率は 84.6% で 1.3 ポイントの下降となっている これを節別に見てみると 医療給付費分現年課税分は収入済額 26,620 千円 (40.0%) の減少 収納率 97.4% で 1.0 ポイントの上昇 介護納付金分現年課税分は収入済額 7,782 千円 (40.5%) の減少 収納率 97.3% で 1.0 ポイント上昇 後期高齢者支援金分現年課税分は収入済額 8,042 千円 (39.6%) の減少 収納率 97.3% で 0.9 ポイントの上昇となっている 不納欠損額は 588 人 (5,781 件 ) の 63,519 千円で 386 千円 (0.6%) の減少となっている この内訳を見てみると 地方税法第 18 条第 1 項 ( 消滅時効 ) 該当分 39,119 千円 地方税法