Microsoft Word - ②ISO_TC 4_AG1_ISOレポート_第4回ウィーン会議報告0624_HP

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1 ISO レポート ISO/TC 4/AG 1 第 4 回ウィーン会議報告 (TC 4 諮問グループ ) 日本精工株式会社伊藤正夫 1. まえがき TC 4/AG 1( 以下,AG 1 という ) の第 4 回ウィーン会議が,2015 年 12 月の第 3 回ウィーン会議に続き,2016 年 5 月 10 日に ASI( オーストリア規格協会 ) にて開催され,SC 12 議長として出席したので, その概要を報告する 2. 現在までの経過概要 TC 4 活動全体の調整のために設立 AG 1 第 1 回イエテボリ会議開催 SC 12 を設立し, 幹事国を日本にする方針を,TC 4 に提案することを決めた AG 1 第 2 回ロンドン会議開催 ビジネスプランの改正に関する紹介と,AG 1 の出席者について取り決めた AG 1 第 3 回ウィーン会議開催 ビジネスプランの改正案や, リエゾンの見直し等運営に関する詳細規定について審議を行った AG 1 第 4 回ウィーン会議開催 3. AG 1 関連文書 AG 1 第 3 回ウィーン会議以降に発行された AG 1 文書及び関連文書を表 1 に示す 表 1-AG 1 文書及び関連文書 文書番号 提出元 題目又は内容 発行年月 N 37 事務局 AG 1 第 3 回ウィーン会議プレゼンテーション資料 N 38 事務局 AG 1 第 3 回ウィーン会議参加者リスト TC 4 N 1726 幹事国 TC 4 ビジネスプラン最終版 TC 4 N 1732 幹事国 P メンバーの義務 N 39 事務局 WG ウィーン会議参加登録用紙 N 40 事務局 WG ウィーン会議の開催案内及びスケジュール N 41 事務局 WG ウィーン会議用ホテルリスト N 42 事務局 WG ウィーン会議用一般情報 N 43 事務局 WG ウィーン会議用一般情報 N 44 事務局 AG 1 第 4 回ウィーン会議議題案 N 45 事務局 AG 1 第 4 回ウィーン会議議事録 N 46 事務局 AG 1 第 4 回ウィーン会議推奨事項 N 47 事務局 AG 1 第 4 回ウィーン会議参加者リスト N 48 事務局 AG 1 第 4 回ウィーン会議議題案 (N 44 修正版 ) N 49 事務局 ISO 専門業務指針の最新版解説書 N 50 事務局 AG 1 第 3 回ウィーン会議での WG 解散に関する推奨事項

2 文書番号提出元題目又は内容発行年月 N 51 事務局 AG 1 第 4 回ウィーン会議プレゼンテーション資料 注 事務局 とは AG 1 の事務局を, 幹事国 とは TC 4 の幹事国を示す 4. 議題及び参照文書 AG 1 第 4 回ウィーン会議の議題及び参照文書を表 2 に示す 表 2-AG 1 第 4 回ウィーン会議の議題及び参照文書 議題 参照文書 1 開会 - 2 出席者の点呼 - 3 議題の採択 N 48 4 推奨事項作成委員の任命 - 5 前回会議 (AG 1 第 3 回ウィーン会議 ) 議事録の確認 N 36 6 進行中の案件に関する討議 N 49, N 50, N 51 7 将来に向けた課題 - 8 次回会議 - 9 その他の業務 N 閉会 - 5. 会議の概要議題 1 開会コンビーナの Mr. Verhaert が開会を宣言した 議題 2 出席者の点呼 AG 1 第 4 回ウィーン会議の出席者を, 表 3 に示す 表 3 第 4 回ウィーン会議出席者 番号 参加者 国名 所属 1 W. Verhaert AG 1 コンビーナ ベルギー WV Consult(TC 4 議長 ) 2 H. Leufstadius AG 1 事務局 スウェーデン SIS(TC 4 国際幹事 ) 3 M. Olofsson - スウェーデン SKF 4 H. Wiesner - オーストリア SKF 5 V. Lapenko - ロシア EPK 6 I. Diachkova - ロシア EPK 7 X. Yang - 中国 黄山学院大学 8 N. Kang - 中国 HZF 9 Z. Chen - 中国 LS 10 H. Velde - ドイツ DIN 11 白木高志 SC 12 国際幹事 日本 JBIA 12 伊藤正夫 SC 12 議長 日本 NSK 2/5

3 議題 3 議題の採択 N 48 について確認し合意された 議題 4 推奨事項作成委員の任命推奨事項作成委員として,Mr. Verhaert,Mr. Leufstadius 及び Mr. Olofsson が任命された 議題 5 前回会議議事録の確認前回会議 (AG 1 第 3 回ウィーン会議 ) の議事録 (N 36) が確認された 議題 6 進行中の案件に関する討議 6.0 ISO 専門業務指針の最新版 (N 49) ISO 専門業務指針の最新版について, 概要説明があった 主な改正内容は, 以下のとおり ISO 規格の定期見直し時における P メンバーの投票義務 議長の任命等に関する規定 現状オプションとなっている NWIP の承認の正当性 DIS に対する反対意見の技術コメント, 他 6.1 ビジネスプラン第 3 回ウィーン会議で審議した最終版 (TC 4 N 1726) に対し, 日本から追加の修正コメントを提出したので, 今回はそのコメントを中心に審議が行われ, 全て承認された このビジネスプラン案を最終承認のために回付し, 承認後に委員会一般文書として ISO Livelink に入れる予定 6.2 P メンバーの義務 (TC 4 N 1732) ISO 専門業務指針 2016 年度版に記載されているように, 会議への参加や, 投票といった義務を果たしていない P メンバーには,O メンバーへ変更することを推奨するよう,TC 4 議長に申し入れる 6.3 活動の完了した WG の解散について TC 4 や SC に属する WG が解散する際の手続きとして, その WG が保有する書類は, 将来引用できるようにしておくことを,TC 4 国際幹事から ISO/CS に要請することとした 6.4 多言語化について TC 4 の議長から ISO/CS に対し,WG 18 が担当している ISO 5593( 用語 ) の多言語規格の開発と発行許可の申し込みを行った それに対し, 同様の要請が他の委員会からもきており, TMB( 技術管理評議会 ) のような高いレベルでの判断が必要と ISO/CS から回答があったことが, コンビーナより報告された 6.5 六角形フラッグノート記号についての報告この件については, これまでの経緯に関する資料の説明のみで, 特にコメントはなかった 6.6 リエゾンについて リエゾンオフィサーについて,AG 1 第 3 回会議にて,TC 及び各 SC はリエゾンの必要性及び 3/5

4 リエゾンオフィサーの任命を検討する事が, 推奨事項となっていたので, 現在の TC 及び各 SC における検討状況の報告があった SC 12 においては, 対象となるリエゾンの技術的分野において専門知識を持つ者が良いと考えるので, 次回の SC 12 会議で協議する旨を説明し, 了解を得た CEN/TC 256/SC 2 で進めている鉄道車両用軸受の材質, 寸法, すきまの規格化については, TC 4 として内容を把握しておく必要があると考え, リエゾンを締結することを検討していたが, 結論として CEN との外部リエゾンではなく,ISO/TC 269( 鉄道分野 ) と内部リエゾンを締結することとし, リエゾンオフィサーは TC 4 議長の Mr. W. Verhaert が担当する予定 ISO/TC 39( 工作機械 ) の担当規格である ISO ( ボールねじの定格荷重及び寿命 ) 及び ISO ( ボールスプラインの定格荷重及び定格寿命 ) は,TC 4 と関係があるのでリエゾンを締結することとした リエゾンオフィサーは,Mr. H. Velde 6.7 ISO 582 面取り寸法について ISO/TC 213( 製品の寸法 形状の仕様及び評価 ) では, 未だ多くの意見が出ている状況のため, 本件について TC 4 としては,TC 213 の検討結果を待つこととする 6.8 Kia,Kea について内輪ラジアル振れ Kia と外輪のラジアル振れ Kea の定義は全て run-out から variation of the section thickness に変更することに対し,TC 4 において CIB 投票を行う予定 その投票結果により,TC 4 から各 SC に対し開発中の規格を変更するよう指示を出すことを考えている 6.9 寸法補助記号 (Graphical symbols) について現在 TC 10( 製品技術文書情報 ) で,ISO 129-1( 技術図面の寸法と許容差の記載方法 ) の改正作業を行っており, その改正では,5.8 項で直径記号 φや曲率記号 R 等は, 具体的な数値につけることは良いが, 数値を表す記号 (d,d 等 ) には記載してはならないという内容が新たに加わり,DIS の段階になっている しかし, この案では図面を見ただけで, その形状を正しく認識することが難しいケースが出てくる 又,GPS 上も意味が異なることがあるため, 日本では問題視して情報収集を行っていた そのような状況で,SC 8/WG 8( 球面滑り軸受の定格荷重 ) で制定作業中の ISO に対し,TPM(ISO テクニカルプログラムマネージャー ) より, 上記の DIS の内容に沿うように修正するよう指示があった これは,ISO に限らず,TC 4 規格の多くに関連する内容であり, 未だ修正の可能性のあるドラフト段階の規格を展開するのは問題があるため,ISO が改正発行されるまでは, 従来規格を採用することを,TC 4 の議長から TPM に申し入れることを日本から要請した TC 4 議長もこれを了解し,TPM と協議することとした 6.10 今後の会議スケジュールについて今後の会議開催予定は下記の通り ベルリン 2016 年 11 月 28 日 ~12 月 2 日ワシントンD.C 年 5 月 15 日 ~5 月 19 日ストックホルム 2017 年 11 月 27 日 ~12 月 1 日パリ 2018 年 5 月 14 日 ~5 月 18 日 4/5

5 6.11 会議用資料の送付期限と, 参加者登録の期限会議で使用する各種資料は規定通り,6 週間前までに確実に送付すること また, 参加者登録を早期に完了できるようにして, 会議ホスト及び運営事務局の準備業務の手間の削減を図る 6.12 エキスパート登録について Mr. Wiesner から, イタリアでは, 技術知識のない事務局員がエキスパートとして会議に参加しているとの問題提起があった 議題 7 将来に向けた課題特になし 議題 8 次回会議次回の AG 1 会議は,2016 年 11 月 28 日 ~12 月 2 日にベルリンで開催される WG 会議期間中に開催する 議題 9 その他の業務 TC 4 の総会時などに, 同時に複数の WG 会議を開催すると, 期間内に終えるために, 幾つかの会議が平行して開催される そのため, エキスパートは, 同時に開催される会議の一つにしか参加できない AG 1 としては, 会議期間を延長してでも, 全てのエキスパートが必要な会議に出席できるよう検討することを,TC 4 に申し入れる 議題 10 閉会コンビーナより, ウィーン会議の参加者に対し謝辞が述べられ会議は閉会した 6. あとがき前回の会議で問題と感じていた会議の出席者については, 規定されている SC の議長は今回も筆者一人であったが, 前回に比べ, 規定されているロシアと中国が参加しており, 改善されていた また, 会議資料も事前に送付され, 議題についても, 事前に日本から追加要請を行った議題も正式資料として準備されており, その審議内容および結果も日本の意向に沿う形でまとめられ, 納得のいく結果であった 今後も, 必要と考える審議事項については, 事前にコンビーナ, 事務局に情報を流し, 資料も事前に送付しておくことで確実に審議を行い,AG 1 会議を通じて TC 4 がより効率的で円滑な活動をできるよう取り組んでいきたい 以上 5/5

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