コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,2015 論文 HPFRCC による ASR 膨張抑制効果に関する検討 甲把浩基 * 1 上田隆雄 * 2 大西史哲 * 3 塚越雅幸 * 4 要旨 : セメントモルタルに高性能有機短繊維を混入することで, 高い引張じん性が実現できる複数微細ひび割
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- しょうり しのしま
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1 コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,15 論文 HPFRCC による ASR 膨張抑制効果に関する検討 甲把浩基 * 1 上田隆雄 * 2 大西史哲 * 3 塚越雅幸 * 4 要旨 : セメントモルタルに高性能有機短繊維を混入することで, 高い引張じん性が実現できる複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料 (HPFRCC) を ASR で劣化したコンクリート構造物の表面保護材料として利用することが検討されている 本研究では,HPFRCC を反応性骨材含有コンクリートの表面に保護材料として接着させた場合の ASR 膨張抑制効果について検討した なお,ASR 膨張抑制効果が期待できるリチウム塩として硝酸リチウム (LiNO 3 ) を含有する HPFRCC も併せて検討を行った この結果,LiNO 3 を含有する HPFRCC はシラン系含浸材と同程度の高い ASR 膨張抑制効果が確認された キーワード :HPFRCC,PVA 繊維,PE 繊維, 硝酸リチウム,ASR 膨張抑制効果 1. はじめに HPFRCC は, セメントモルタルにポリエチレン (PE) 繊維やビニロン (PVA) 繊維などの高性能有機短繊維を 混入することで, 引張 曲げ応力下においてひび割れ幅 を抑制できるとともに, 金属材料並みの大きなじん性が 実現できる新しい材料である 1) HPFRCC は従来のコン クリートが持つ脆性的な特性を大幅に改善できること から, コンクリート構造物の構造性能や耐久性能の向上 が可能な新しい材料として注目されており, また, 吹付 け施工も可能であることから, 表面保護材や断面修復材 など, 高性能なセメント系補修材としての利用が検討さ れ, 実構造物への適用も報告されている 2) 一方で, アルカリシリカ反応 (ASR) によるコンクリ ート構造物の劣化事例が数多く報告され, コンクリート 中の鉄筋が破断する深刻な事例も見つかっているにも 関わらず, 現状では有効な対策が確立されていない 3) そこで, 著者らは HPFRCC を ASR により劣化が進行し ているコンクリート構造物の表面保護材として適用す る状況を想定し,ASR によるコンクリート膨張の抑制効 果が確認されている 4) リチウム塩を含有した HPFRCC の 可能性について検討を行ってきた 5),6) これまでの検討 5),6) では, リチウム塩として炭酸リチ ウム (Li 2 CO 3 ), 水酸化リチウム (LiOH), 硝酸リチウム (LiNO 3 ) を添加した HPFRCC についてフレッシュ性状 および硬化後の力学的特性を確認した この結果, リチ ウム塩種類としては,LiNO 3 を添加した場合に HPFRCC として良好な流動性や曲げじん性が得られることが明 らかになった また, 短繊維種類によって,HPFRCC と して高い性能を発揮する W/B などの配合条件が異なる ことも明らかになった ただし, このような HPFRCC を 実際に表面保護材料として適用した場合の ASR 膨張抑 制効果やひび割れ挙動については, 課題として残されて いた そこで本研究では, これまでの検討結果を踏まえて HPFRCC の配合条件について改善を試みるとともに, こ れらの HPFRCC を表面保護材として接着した反応性骨 材含有コンクリートの膨張挙動を検討することとした リチウム塩として LiNO 3 を従来の添加量より増加させた HPFRCC を試みるとともに, 各種 HPFRCC を接着した供 試体の膨張挙動を,ASR 抑制手法として実績の多いシラ ン系含浸材を塗布した場合と比較検討することとした 2. 実験概要 2.1 コンクリート及び HPFRCC の配合と使用材料 本実験で用いた反応性骨材含有コンクリートの配合 を表 -1 に,HPFRCC の配合を表 -2 に示す また,HPFRCC に混入した PE 繊維および PVA 繊維の基本諸元と物性値 を表 -3 に示す 表 -1 に示すように, 反応性骨材含有コンクリートは, W/C を 55% とし, 反応性骨材を用いるとともに, アルカ リを添加した 初期混入 R 2 O 量は, 厳しい劣化促進環境 を想定して. kg/m 3 となるように NaOH で調整し, 練混 ぜ水に溶解した形でコンクリートに混入した セメントは普通ポルトランドセメント ( 密度 :3.16 g/cm 3, 比表面積 :328 cm 2 /g,r 2 O:.56%) を用いた 非反応性細骨材 S1 は, 徳島県阿波市市場町砕砂 ( 表乾 密度 :2.57 g/cm 3,F.M.:2.79), 反応性細骨材 S2 は, 北 海道産安山岩砕砂 ( 表乾密度 2.56 g/cm 3, アルカリ濃度 減少量 Rc:135 mmol/l, 溶解シリカ量 Sc:778 mmol/l) を用い,S1:S2 は 3:7 でペシマム混合した 非反応性 粗骨材 G1 は, 徳島県板野町大坂砕石 ( 表乾密度 2.57 g/cm 3, Gmax:15 mm) 反応性粗骨材 G2 は, 北海道産安山岩砕 *1 徳島大学大学院知的力学システム工学専攻建設創造システム工学コース ( 学生会員 ) *2 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部エコシステムデザイン部門教授工博 ( 正会員 ) *3 ( 株 ) 建設技術研究所 ( 非会員 ) *4 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部エコシステムデザイン部門助教工博 ( 正会員 )
2 W/C(%) s/a(%) 表 -1 コンクリートの配合 単位量 (kg/m 3 ) C W S1 S2 G1 G2 NaOH 減水剤 AE 剤 表 -2 HPFRCC の示方配合 繊維種 W/B 単位量 (kg/m 3 ) 配合名 S/C 類 (%) C W S FA LiNO 3 繊維増粘剤 SP 剤 PE PVA 石 ( 表乾密度 2.68 g/cm 3,Gmax:15 mm) を用い, 細骨材同様 G1:G2 は3:7でペシマム混合した なお,AE 減水剤を 1.5 kg/m 3,AE 助剤を.2 kg/m 3 添加した このコンクリートの封緘養生後材齢 28 日圧縮強度は 26. N/mm 2 であった HPFRCC の配合条件は著者らによる既往の検討 5) を参 考にして決定した HPFRCC の混入繊維として,PE 繊維と PVA 繊維を使用し, 繊維体積率 (Vf) は 1.5% で一定とした 水結合材比 (W/B) は 45% を基準レベルとし, 表 -2 に示したように繊維の引張強度が大きい PE 繊維についてはマトリックス強度の大きい 37% の場合を加えた 2 水準とした ここで結合材とはセメントとフライアッシュ ( 結合材全質量の % 置換混入 ) を合わせたものとする セメントは普通ボルトランドセメント ( 密度 : 3.16g/cm 3, 比表面積 :328cm 2 /g), フライアッシュは JIS A 61 で規定されたフライアッシュⅡ 種 ( 密度 :2.28 g/cm 3, 比表面積 :35cm 2 /g) を用い, 細骨材は HPFRCC 用には 7 号珪砂 ( 密度 :2.59 g/cm 3 ) を用いた また, セルロース系の増粘剤を単位水量の.3%, ポリカルボン酸系高性能 AE 減水剤 (SP 剤 ) を単位粉体量の.1% (W/B=45% の場合 ) または.25%(W/B=37% の場合 ) 添加した 著者らの既往の検討 6) では,W/B が 45% の PVA 繊維混入 HPFRCC に LiNO 3 をセメント質量の 5% 添加した この際に PVA 繊維よりも PE 繊維を用いた場合の方が大きなひび割れ分散性を示したことから, 今回の検討では, ひび割れ幅抑制が期待できる PE 繊維混入 HPFRCC に LiNO 3 を添加することとした また, 添加割合もセメント質量の 8.2% まで増加させた なお, この水準は, 既往の検討 6) で LiOH をセメント質量の 5% 添加した場合と同等の Li 濃度を確保するために必要な LiNO 3 添加量として算出した LiNO 3 は紛体物質であるが, 溶解度が高いため, 練混ぜ水に溶解することで HPFRCC に添加した 表 -3 繊維の物性長さ直径引張強度弾性係数繊維種類 (mm) (μm) (N/mm 2 ) (N/mm 2 ) PE PVA 供試体の作製および養生 HPFRCC の練混ぜ方法は過去の検討 6) と同様の方法とし, 練混ぜには リットル容量モルタルミキサーを用いた 練混ぜ終了後に, モルタルフロー値 (JIS R 51) と空気量の測定を行い, 型枠にモルタルを流し込んだ 作製した HPFRCC 供試体は, 圧縮試験用にφ mm の円柱, 曲げ試験用に mm の角柱とした 同一要因の供試体は 3 体ずつ作製した 打設日翌日に脱型し, の恒温室で 28 日間の封緘養生を行った後に, 各種試験を実施した 一方,HPFRCC を接着する反応性骨材含有コンクリート供試体は,8 8 mm の角柱とし, 各要因 5 本ずつ作製したが, その内 2 本は,ASR によるコンクリート膨張を測定するため,5 mm の埋め込み式ひずみ計を供試体中央部分に埋設した コンクリート打設時に打設面に硬化遅延剤を散布し,3 時間後に表層のペースト部分を除去することで, 打設表面の骨材の凹凸部分を露出させた すべての供試体は打設日翌日に脱型し, 恒温室で 28 日間の封緘養生を行った後に, 表面保護材として HPFRCC を接着させた HPFRCC の打設は縦打ちで角柱コンクリートの 4 側面に巻き立てるように接着させた なお, 打設面以外の型枠面コンクリートについては, HPFRCC 打設前に表面がざらつく程度までワイヤーブラシによる目荒しを行った HPFRCC 層の厚さは mm としたため,HPFRCC 接着後の角柱供試体は mm の寸法となった ( 図 -1 参照 ) これらの供試体は, HPFRCC 打設後, さらに 2 週間の封緘養生を行った -158-
3 HPFRCC を接着しないコンクリート供試体, および, シラン系含浸材 ( シラン シロキサン系高性能浸透性吸 水防止材 ) を塗布するコンクリート供試体については, mm の角柱供試体とし, シラン系含浸材 を塗布する供試体は, コンクリートの打設後 4 週間の封 緘養生を行った後に, 含浸材の塗布を行った 2.3 各種試験 HPFRCC 供試体の載荷試験はすべて kn 容量の万 能試験機を用いて行った 圧縮試験 (JIS A 18) では, 圧縮荷重の他に縦ひずみと横ひずみを測定した 曲げ試 験は JIS A 16 に準じた 3 等分点載荷で実施し, 荷重と スパン中央変位を測定するとともに, 側面の曲げスパン 付近における水平変位を測定した スパン中央変位は容 量 25 mm, 精度.1 mm の変位計, 水平変位は容量 2 mm, 精度.1 mm の π 型ゲージを供試体の下縁から mm の位置に,3 個連続 ( スパン中央に 1 個と, その左右に 1 個ずつ ) して貼付けることにより測定した HPFRCC 接着供試体は, 各要因 5 体の供試体中,2 体 に対して建研式接着強度試験機を用い,JIS A 1171 に準 じて HPFRCC 層の接着強度を測定した 測定点は, 各供 試体のコンクリート打設面, および, 型枠面それぞれに ついて,3 点ずつとした 残りの 3 体については,HPFRCC 無接着供試体, および, シラン系含浸材塗布供試体とと もに, コンタクトゲージ用の真鍮チップを貼付け後に促 進 ASR 環境 (,95 %R.H.) に保管しながら, コンタ クトゲージと埋め込み式ひずみ計によって供試体膨張 率を経時的に測定した なお, 膨張率測定前日には供試 体を の恒温室に移動し, 測定を行った 3. HPFRCC の物性 3.1 フレッシュ性状 各種 HPFRCC のフレッシュ時におけるモルタルフロ ー値と空気量および材齢 28 日における圧縮強度の一覧 を表 -4 に示す なお, 各種 HPFRCC の練上がり状態を 観察した結果, いずれの配合においても繊維は良好に分 散しており, 大きなダマなどは見られなかった 表 -4 によると PVA 繊維を混入した HPFRCC よりも PE 繊維を混入した HPFRCC の方が小さなフロー値を示し ている これは, 表 -2 に示したように,PE 繊維の方が PVA 繊維よりも径が小さく, 同一繊維体積率では混入本 数が多くなることから, 練混ぜ水の拘束効果が大きかっ たためと考えられる また, 空気量に関しても,PVA 繊 維を混入した場合よりも PE 繊維を混入した場合の方が 大きな空気量を示している これも,PVA 繊維に比べて PE 繊維の方が HPFRCC への混入本数が多くなり, 空気 を内包しやすくなったことが考えられる 著者らによる 既往の検討 5) においても, 特に PE 繊維を用いた HPFRCC コンタクトゲージ用真鍮チップ HPFRCC 接着層 埋込みひずみ計 コンクリート 図 -1 表面保護供試体の断面図 単位 :mm 表 -4 HPFRCC のフレッシュ性状および 28 日強度 配合名 モルタル空気量圧縮強度 フロー値 (mm) (%) (N/mm 2 ) (-4.8%) (-11.8%) 注 ) カッコ内の値はリチウム塩無添加の場合を % とし た減少率を示す において, 大きな空気量を示し, このことが硬化後の物 性にも影響しているものと考えられたため, 本検討では, 練混ぜ時における空気泡の巻き込みを緩和させるため, 増粘剤添加量を.2% 低下させ,SP 剤も空気連行性の小 さいものに変更したが, 空気量の低減効果は小さかった 今後は, 消泡剤を併用することで PVA 繊維と同程度まで の空気量低減が可能か検討を進める予定である LiNO 3 を添加した と無添加の を比較する と, フロー値の低下は 4.8% となっており, リチウム塩添 加による流動性の大幅な低下は見られなかった 従来の 検討 5),6) からも,Li 2 CO 3 や LiOH と比較して LiNO 3 は添 加による HPFRCC の流動性への影響が小さいリチウム 塩と言える 今回の検討では,LiNO 3 の添加量を大幅に 増加させたが,ASR 抑制効果向上の観点から, 今後さら に添加量を増加させることも検討する予定である 3.2 圧縮試験 表 -4 によると, 同じ W/B で比較すると,PE 繊維より も PVA 繊維を用いた HPFRCC の方が大きな圧縮強度を 示しており,PE 繊維を用いた W/B が 37% の HPFRCC で ある の圧縮強度は,PVA 繊維を用いた W/B が 45% の と同程度の値となっている 表 -4 に示したよ うに,PE 繊維を用いた配合では, 空気量が大きくなって おり,HPFRCC 内の空隙が欠陥となって比較的早期に破 壊が進行したものと推定される また,LiNO 3 を添加した は無添加の の圧
4 縮強度から 12% 程度低下している 既往の検討 4) におい ても, リチウム塩を添加することで HPFRCC モルタルフ ロー値が低下する場合には, 強度が低下しており, 本検 討でも同様の傾向が見られた ただし, 強度低下の程度 は比較的小さく,W/C 等の配合条件の微修正によって補 正可能なレベルであると考えられる 圧縮試験時の圧縮応力と軸方向ひずみの関係を図 -2 に, 軸直交方向ひずみとの関係を図 -3 に示す なお, こ れ以降のグラフでは, 各配合供試体の代表例のデータを 示すこととする 図 -2 によると, 応力 - ひずみ曲線の初 期における傾きで表される静弾性係数は, 圧縮強度に依 存しており, 圧縮強度が同程度である と, または, と の曲線はほぼ重なっている た だし, よりも, より の方がや や大きな傾きで立ち上がっている部分が見られ, このよ うな静弾性係数の違いは表 -4 に示した空気量の違いも 一因となっているものと推定される 図 -3 によると, 以外の配合について, 最大応 力後に緩やかに圧縮応力が低下しながら軸直交ひずみ が大きくなる挙動を示している これは,HPFRCC に混 入した短繊維が軸方向圧縮に伴って発生する軸直交方 向の引張応力に抵抗することで, ひび割れの急激な進展 に伴う脆性的な破壊を防いでいるためである これに対 して, は最大荷重後ひずみが大きくなることなく 荷重が低下している は最も圧縮強度の低い HPFRCC であるため, 他の HPFRCC よりも圧縮荷重によ るマトリックス部分の破壊程度が大きくなり, 引張じん 性が小さくなったものと考えられる 著者らの既往の検 討 4) では, 最も圧縮強度の大きい の場合でも応力低 下勾配は比較的緩やかであったが, 本検討では, よりも脆性的な荷重低下曲線を示している これは, 今 回の検討では, の空気量が過去の検討 5) よりも 3% 低下していることが一因と推定される 3.3 曲げ試験 各種 HPFRCC 供試体に関して, 曲げ試験で得られた荷 重 - 中央変位曲線を図 -4 に示す 今回作成した供試体は, すべて曲げひび割れ発生後も荷重と中央変位が増加す るたわみ硬化性を示した また, 最大荷重後の荷重低下 も緩やかであり大きな曲げじん性が得られていること がわかる ここで, 曲げじん性の大きさを評価する指標 として, 図 -4 に示した荷重 - 中央変位曲線と横軸で囲ま れた部分の面積を曲げじん性エネルギーと定義した 曲 げじん性エネルギーの算出結果を図 -5 に示す 図 -4 および図 -5 によると, 圧縮強度が同程度の と を比較すると, の方がピーク後の荷重低 下が比較的緩やかで大きな曲げじん性が得られている このような緩やかな荷重低下を実現するためには, 曲げ 応力 (N/mm 2 ) 応力 (N/mm 2 ) 軸方向ひずみ (%) 図 -2 圧縮試験における応力 - 軸方向ひずみ曲線 軸直交方向ひずみ (%) 図 -3 圧縮試験における応力 - 軸直交方向ひずみ曲線 荷重 (kn) 曲げじん性エネルギー (N m) 中央変位 (mm) 図 -4 曲げ荷重 - 中央変位曲線 図 -5 曲げじん性エネルギー
5 荷重 (kn) π 型ゲージ最大変位 (mm) 図 -6 曲げ荷重 -π 型ゲージ最大変位曲線 ひび割れを跨いだ短繊維がモルタルマトリックスから徐々に引抜けつつ, ひび割れの進展に抵抗する架橋効果が発揮される必要がある 本実験で作製した PE 繊維の HPFRCC は空気量が大きく, モルタルマトリックス強度が小さいために, 圧縮載荷については比較的早期に破壊が進行するが, 曲げ載荷時においては, 短繊維による曲げひび割れ架橋効果が発揮されやすかったものと考えられる これに対して,PVA 繊維を用いた場合には, マトリックス強度が大きい上に, 繊維の引張強度も PE 繊維よりも小さいため, 繊維の破断が容易に発生したことがじん性低下につながったものと思われる リチウム塩添加の影響については LiNO 3 を添加した は無添加の と同程度の曲げじん性を確保している 曲げ荷重と供試体側面に貼付けたπ 型ゲージ 3 個の中の最大変位の関係を図 -6 に示す これによると, 最大荷重に達するまでの同一荷重レベルに対するπ 型ゲージ最大変位量は PE 繊維を用いた場合の方が PVA 繊維を用いた場合よりも抑制されている これにより PE 繊維を用いた HPFRCC の方が微細なひび割れが分散することで, 変位の局所化を防いだものと考えられる また, LiNO 3 を添加した は よりも同じπ 型ゲージ最大変位に対する荷重の低下程度は小さく, ひび割れが発生した後も PE 繊維が引張力を負担することでひび割れの進展と曲げ荷重の低下を防いでいることが分かる LiNO 3 の添加による空気量の低減がこのようなひび割れ挙動の変化につながったものと推定される 4. 表面保護供試体 4.1 HPFRCC 表面保護層の接着強度表面保護供試体に関して,HPFRCC 表面保護層と母材コンクリートとの接着強度試験結果を図 -7 に示す 図より,HPFRCC の配合によらず, 一般的な接着強度の目安 7) である 1. N/mm 2 を上回る強度が得られている 特に打設面は, 表面のペースト除去による骨材面露出 付着強度 (N/mm 2 ) 打設面型枠面 図 -7 HPFRCC 表面保護層の接着強度 を行ったため, 全体的に大きな接着強度を示しており, 破壊形態も, 母材コンクリートの破壊が大半であったこ とから,HPFRCC 層と母材コンクリートの一体性は十分 確保されていたと言える これに対して, 型枠面は, ワ イヤーブラシでコンクリート表面の目荒しを行ったが, 打設面ほどの凹凸はなかったことから, 接着強度はやや 低下し, 破壊形態も HPFRCC 層と母材コンクリートとの 界面で剥離する場合も見られた これより, 表面保護層 の一体性を確保するために, 表面保護材施工前の母材コ ンクリート表面の前処理が重要であると言える 4.2 表面保護供試体の膨張挙動 促進 ASR 環境に保管した表面保護供試体の膨張率経 時変化を図 -8 および図 -9 に示す 図 -8 は, 供試体表面 でコンタクトゲージにより測定した値であり, 図 -9 は埋 め込み式ひずみ計により測定した値である また, 凡例 の S はシラン系含浸材を塗布した場合,N は HPFRCC で 表面保護を行っていない無接着供試体を示す 図 -8 と図 -9 は若干異なる傾向を示しており, 図 -8 の コンクリート表面における膨張では,,, の HPFRCC 接着供試体の膨張率と無接着供試体 N の膨 張率はほぼ同程度であり, リチウムを添加した およびシラン系含浸材塗布の S は膨張が抑制されている 一方で, 図 -9 のコンクリート中における膨張では, 無接 着供試体 N の膨張率が最も大きく, その他の表面保護供 試体は膨張を抑制しているが, 特に の接着供試 体の膨張抑制効果が大きくなっている 外部からの水分 供給の影響を受けやすいコンタクトゲージ法による測 定結果で全体的に値が大きくなった可能性があり, 厳密 な評価は難しいが, 現時点では,LiNO 3 を添加した HPFRCC で表面保護を行うことで, シラン系含浸材を塗 布した場合と同程度の膨張抑制効果が期待できそうで ある 今後さらに膨張が大きくなり, 無接着供試体と HPFRCC 接着供試体のひび割れ状況に大きな差が生じる と, リチウム塩無添加 HPFRCC で表面保護した場合でも 膨張抑制効果が生じる可能性があるものと考えられる
6 膨張率 (%) S N N.4.2 膨張率 (%) 6 8 促進期間 ( 日 ) 図 -8 促進 ASR による膨張率経時変化 ( コンタクトゲージ ) S N 促進期間 ( 日 ) 図 -9 促進 ASR による膨張率経時変化 ( 埋め込み式ひずみ計 ) 4.3 表面保護供試体のひび割れ状況促進 ASR 環境に 日間保管した表面保護供試体のひび割れ状況を図 - に示す ここには, 無接着供試体 N と,, による接着供試体を示しており, の接着供試体とシラン系含浸材塗布供試体はひび割れが見られなかったため, 示していない 図 - によると,N と, のひび割れ状況は似ており, 若干の微細なひび割れが見られる程度である これに対して, の接着供試体は, ひび割れ幅は.5 mm 程度であるものの, 比較的明確な亀甲状のひび割れが見られる 図 -8 に示したように, これらの供試体の膨張率が同程度だとすると, 図 -6 に示したように, は PE 繊維を用いた HPFRCC よりもひび割れ幅抑制性能が低いことが原因でこのような違いが発生したものと考えられる この点についても今後さらに長期的測定を行い確認する予定である 図 - 促進 ASR による膨張率経時変化 6. まとめ本研究結果をまとめると次のようになる (1) リチウム塩として LiNO 3 をセメント質量の 8.2% 添加した PE 繊維 HPFRCC の流動性と強度は, 無添加の場合よりも若干低下した (2) PE 繊維を用いた HPFRCC は PVA 繊維を用いた場合よりも空気量が増加し, 圧縮強度が低下したが, 同程度の圧縮強度を有する PVA 繊維 HPFRCC と比較すると, 大きな曲げじん性とひび割れ幅抑制効果が得られた (3) ASR 膨張コンクリートの表面保護材として LiNO 3 を添加した HPFRCC である を接着した結果, シラン系含浸材を塗布した場合と同程度の膨張抑制効果が得られた 参考文献 1) JCI: 高靭性セメント複合材料の性能評価と構造利用, 研究委員会報告書 (Ⅱ),4.5 2) 土木学会 : 複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料設計 施工指針 ( 案 ), コンクリートライブラリー 127 号,7.3 3) 土木学会 : アルカリ骨材反応対策小委員会報告書, コンクリートライブラリー 124 号,5.8 4) W. J. MacCoy and A. G. Caldwell: New Approach to Inhibiting Alkali-Aggregate Expansion, Journal of ACI, Vol. 22, pp , ) 上田隆雄, 稲岡和彦, 宮崎裕之, 水口裕之 : リチウム塩を含有する HPFRCC に関する基礎的検討, コンクリート工学年次論文集,Vol.,No.1,pp , 8 6) 亀田貴文, 上田隆雄, 前田宗雄, 水口裕之 : 含有するリチウム塩の種類が HPFRCC の諸特性に与える影響, コンクリート工学年次論文集,Vol.31,No.1, pp ,9 7) 土木学会 : 表面保護工法設計施工指針 ( 案 ) コンクリートライブラリー 119 号,
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合成短繊維の添加によるコンクリート片剥落防止効果の確認試験 立会い試験結果報告書 製品名 : シムロック SX 平成 22 年 11 月 宇部日東化成株式会社 シムロック は 宇部日東化成株式会社の登録商標です 目次 1. はじめに --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Microsoft Word - じょく層報告(三野道路用)_
ミノコートのじょく層に関する検討結果 三野道路株式会社 1. はじめにミノコート ( 以下,MK) は, 中温化剤, 改質剤, 植物繊維からなる特殊改質剤 ( ミノコートバインダ ) を添加した, 最大粒径 5mm のアスファルト混合物を平均厚 15mm 程度で敷均し, 締固めを行う表面処理工法である 本工法の特長として, 高いひび割れ抑制効果が期待できることから, 切削オーバーレイ工事や打換え工事等におけるじょく層
コンクリート工学年次論文集Vol.35
論文セメント量及びによるコンクリートの断熱温度上昇特性 具冏謨 *1 金圭庸 *2 宮内博之 *2 *3 金武漢 要旨 : 本研究では, コンクリートの断熱温度上昇に影響を及ぼすセメント量ととの関係を検討した コンクリートの断熱温度上昇特性を評価するためにコンクリート調合を考慮して結合材量を設定し, コンクリートは 25 及び 35 の 2 水準とした セメント量は断熱温度上昇量と温度上昇速度に線形的関係があり,
京都大学博士 ( 工学 ) 氏名宮口克一 論文題目 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用した断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 塩害を受けたコンクリート構造物の対策として一般的な対策のひとつである, 断面修復工法を検討の対象とし, その耐久性をより
塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用し Titleた断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 宮口, 克一 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2015-01-23 URL https://doi.org/10.14989/doctor.k18 Right Type Thesis
コンクリート工学年次論文集 Vol.25
22 報告継手部を有する連続繊維補強材により下面増厚補強した RC はりの疲労性状 小田切芳春 *1 辻幸和 *2 岡村雄樹 *3 小林朗 *4 要旨 : 性能が低下した道路橋 RC 床版の補修 補強対策は, 非常に重要な課題である この補強工法としては, 吹付け下面増厚補強工法がある 本研究では, 補強材に炭素繊維の連続繊維補強材 ( 以下 CFRP) を使用し, 継手部を有する CFRP と継手部が無い
コンクリート工学年次論文集 Vol.30
論文木材片が混入した再生粗骨材を用いたコンクリートの高温加熱後の力学的特性 河辺伸二 * 岡田和寿 * * 菊地剛広 要旨 : 再生粗骨材を使用したコンクリートの力学的安全性を評価するための基礎データとして, 木材片が混入した再生粗骨材を使用したコンクリートの高温加熱後の力学的特性について, 以下の項目を検討した () 再生粗骨材に木材片が混入することを想定し, から.% の 5 水準の木材片混入率で検討した
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第 5 章表面ひび割れ幅法 5-1 解析対象 ( 表面ひび割れ幅法 ) 表面ひび割れ幅法は 図 5-1 に示すように コンクリート表面より生じるひび割れを対象とした解析方法である. すなわち コンクリートの弾性係数が断面で一様に変化し 特に方向性を持たない表面にひび割れを解析の対象とする. スラブ状構造物の場合には地盤を拘束体とみなし また壁状構造物の場合にはフーチングを拘束体として それぞれ外部拘束係数を定める.
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平成 24 年度 SCOPE 研究開発助成成果報告会 ( 平成 22 年度採択 ) 塩害劣化した RC スラブの一例 非破壊評価を援用した港湾コンクリート構造物の塩害劣化予測手法の開発 かぶりコンクリートのはく落 大阪大学大学院鎌田敏郎佐賀大学大学院 内田慎哉 の腐食によりコンクリート表面に発生したひび割れ ( 腐食ひび割れ ) コンクリート構造物の合理的な維持管理 ( 理想 ) 開発した手法 点検
コンクリート工学年次論文集 Vol.31
論文単位水量と水セメント比がコンクリート表層の透気性に及ぼす影響とその養生依存性 松﨑晋一朗 *1 吉田亮 *2 *3 岸利治 要旨 : コンクリート表層の透気性に影響を与える要因には, 配合や施工および養生などが挙げられる 本研究では, 水セメント比と単位水量, および養生をパラメータとした円柱供試体に対しブリーディング試験 透気試験を行った その結果, 外的因子である養生が透気性に及ぼす影響は内的因子である配合に比べて大きいことを示し,
コンクリート工学年次論文集 Vol.30
論文鉄筋コンクリート梁のひび割れ間隔に及ぼすコンクリート強度の影響に関する解析的研究 西拓馬 *1 大野義照 *2 *3 中川隆夫 要旨 : コンクリート強度を要因に試験体長さの異なる 2 つの RC 両引き試験を行い, 短い試験体から付着応力 -すべり関係を求めた その関係を用いて長い試験体の RC 部材のひび割れ間隔, 平均鉄筋ひずみ, ひび割れ幅について付着解析を行い, コンクリート強度の影響を検討した
コンクリート工学年次論文集 Vol.28
論文高性能特殊増粘剤を用いたモルタルの基礎物性 野中英 *1 佐藤孝一 *2 金森誠治 *3 *4 石口真実 要旨 : 本研究は, 従来の充填モルタルにセルフレベリング性, 水中不分離性を付与することを目的に, 従来の増粘剤とは種類および作用機構の異なるアルキルアリルスルフォン酸塩系およびアルキルアンモニウム塩系の 2 液タイプの増粘剤を用いて各試験を実施した 試験は, 水セメント比, 混和剤置換率の異なる
コンクリート工学年次論文集 Vol.29
論文コンクリートの弾性定数と弾性波速度の関係 尼﨑省二 要旨 : コンクリートの弾性波速度に関する理論解析は, 一般に, 静的弾性率を用いてなされているが, 静的弾性率から算出される伝播速度は実測値に比べてかなり遅いのが現状である 本研究は, コンクリートを伝播する弾性波として超音波パルスを取り上げ, 圧縮強度 100 N/mm 2 程度までのコンクリートの弾性定数と弾性波伝播速度との関係を検討したものである
3. リチウムイオン内部圧入による ASR 膨張抑制効果 本章の目的 ASR 劣化コンクリートにリチウムイオンを内部圧入 ASR 膨張を抑制することができるか? そのときの必要リチウムイオン量は? 4
広島県コンクリート診断士会サロン資料 (2012 年 3 月 13 日 ) リチウム内部圧入によるアルカリシリカ反応の抑制について ~ コンクリート工学テクニカルレポート (2012 年 2 月 ) ~ 極東興和 江良和徳 リチウムイオン内部圧入工 工法概要 コンクリートに削孔し, そこからリチウム化合物を加圧注入してコンクリート内部に浸透させる. コンクリート内部に浸透したリチウムイオンの作用により,
コンクリート工学年次論文集 Vol.34
論文超高強度繊維補強コンクリート曲げ供試体中の繊維の配向 周波 *1 Ha Duy Nhi *2 *3 内田裕市 要旨 : 超高強度繊維補強コンクリートの曲げ供試体中における繊維の配向を検討するために, 可視化モデルコンクリートに繊維を混入して打込み時の繊維の配向を可視化した その結果, コンクリートの注ぎ口を型枠の片端に固定して打ち込むと, 繊維は斜め上方向に配向することが明らかになった また,
コンクリート工学年次論文集 Vol.30
報告鉄鋼スラグ水和固化体のポンプ圧送性に関する実験的検討 田中亮一 * 羽渕貴士 * 松永久宏 * * 高野良広 要旨 : 実機レベルで鉄鋼スラグ水和固化体のポンプ圧送試験を実施し, 配合による管内圧力損失の違いや, 品質に及ぼす影響などを把握した その結果, 水平換算距離 m 程度のポンプ圧送は問題なく実施可能であり, スランプや強度指数等の配合要因が圧力損失やポンプ圧送性に及ぼす影響程度を把握した
コンクリート工学年次論文集 Vol.25
論文 混和材がデサリネーションによる脱塩効果に与える影響 長尾賢二 *1 上田隆雄 *2 芦田公伸 *3 *4 宮川豊章 要旨 : 本研究は, 塩害単独, または, 塩害と中性化の複合劣化を想定した混和材を含む鉄筋コンクリート供試体を用いて, デサリネーションを適用した場合の脱塩効果を評価することを目的とした この結果, 混和材を用いた供試体では, コンクリートの中性化に伴う内在塩分の濃縮現象から,
W/B (%) 単位粗骨材絶対容積 s/a (%) 表 -1 ベースコンクリートの配合 空気量 (%) 単位量 (kg/m 3 ) VG W (m 3 /m 3 ) 計 C SF S G
コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,215 論文 短繊維のかさ容積による高強度繊維補強コンクリートの流動性の評価 佐々木亘 *1 谷口秀明 *2 樋口正典 *3 宮川豊章 *4 要旨 : 本稿では短繊維以外の配合条件を一定としたもとで短繊維混入率を変化させ, 種々の短繊維が高強度繊維補強コンクリートの流動性に与える影響について検討を行った その結果, 短繊維混入率が大きくなるとフレッシュコンクリートの流動性が低下するが,
コンクリート工学年次論文集 Vol.33
論文乾燥開始後 5 ヶ月のデータに基づく仕上塗材 表面改質材を施工したコンクリートの乾燥収縮性状 長谷川拓哉 *1 *2 千歩修 要旨 : 本研究では, 乾燥開始後 5 ヶ月の乾燥収縮試験結果に基づき, 各種仕上塗材 表面改質材を施工したコンクリートの乾燥収縮性状について検討を行った その結果として, 今回使用した仕上塗材は, 乾燥開始後 6ヶ月では, 乾燥収縮ひずみの進行抑制効果がみられるが,5
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コンクリートの調合 水, 粉に対する水の量が少 コシ大, 但し, 扱い難い ( 固い ) セメント 水 砂利 ( 粗骨材 ) 砂 ( 細骨材 ) 水, セメントに対する水の量が少 強度, 耐久性大但し, 扱い難い ( 固い ) 化学混和剤 水分少 縮み量小 数年かけて 水分少 縮み量小 水が少 水が多 強度小さい収縮耐久性 施工性 コンクリートの調合上のポイント 目標とするコンクリートの性能 構造安全性
コンクリート工学年次論文集 Vol.30
論文超高強度繊維補強コンクリートを用いた床版の打設方法が構造性能に及ぼす影響に関する研究 一宮利通 *1 大野俊夫 *2 野口孝俊 *3 *4 南浩郎 要旨 : 東京国際空港 D 滑走路の建設工事において桟橋部着陸帯に超高強度繊維補強コンクリート (UFC) を使用したプレキャスト床版が採用される 本研究では, 平口バケットを用いて左右に移動させながら打設する方法, ならびに丸口バケットを用いて床版中央部を移動させながら打設する方法の2
生コンクリートに関する基本情報 ここでは 生コンクリートの製造 供給態勢 生コンを注文する際に必要となる基礎的知識 コンクリート施工の要点について概説します 白鳥生コン株式会社 記事の無断転載を禁じます Copyright SHIRATORI NAMAKON CORPORATION.
生コンクリートに関する基本情報 ここでは 生コンクリートの製造 供給態勢 生コンを注文する際に必要となる基礎的知識 コンクリート施工の要点について概説します 白鳥生コン株式会社 記事の無断転載を禁じます Copyright SHIRATORI NAMAKON CORPORATION. 白鳥生コン 生コンクリートの製造 供給態勢 コンクリートの製造方法 レディーミクストコンクリート ( 生コン ):
コンクリート実験演習 レポート
. 鉄筋コンクリート (RC) 梁の耐力算定.1 断面諸元と配筋 ( 主鉄筋とスターラップ ) スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (a) 試験体 1 スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (b) 試験体 鉄筋コンクリート (RC) 梁の断面諸元と配筋 - 1 - . 載荷条件 P/ P/ L-a a = 5 = a = 5 L = V = P/ せん断力図
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T76190 建設材料工学 第 3 章ポルトランドセメント / 第 10 章特殊なセメント 1. 各種セメントの用途に関する次の記述のうち 不適当なものはどれか [H17] (1) 早強ポルトランドセメントは プレストレストコンクリートに適している (2) 中庸熱ポルトランドセメントは マスコンクリートに適している (3) 高炉セメントは 海水の作用を受けるコンクリートに適している (4) フライアッシュセメントは
16 コンクリートの配合設計と品質管理コンクリートの順に小さくなっていく よって, 強度が大きいからといってセメントペーストやモルタルで大きい構造物を作ろうとしても, 収縮クラックが発生するために健全な構造物を作ることはできない 骨材は, コンクリートの収縮を低減させ, クラックの少ない構造物を造る
1 コンクリートの基本的性質と配合 コンクリートは, セメントと岩石の粒である骨材に水を加えて混合したものである 混合直後には粘りのある液体であるが, セメントは水との化学反応により硬化していくため, 時間の経過とともに固まっていく セメントと水の反応は 水和反応 と呼ばれる 骨材は,5 mm のふるい目を通る粒径のものを 細骨材, それより大きい粒径のものを 粗骨材 と呼ぶ 水とセメントの混合物を
長野工業高等専門学校紀要第 49 号 (2015) 1-6 鉄筋コンクリート柱の部材軸直角方向に圧縮力を 作用させることによる補強効果の研究 丸山健太郎 *1 遠藤典男 *2 山口広暉 * 3 Study of failure properties of RC column reinforced w
長野工業高等専門学校紀要第 49 号 (2015) 1-6 鉄筋コンクリート柱の部材軸直角方向に圧縮力を 作用させることによる補強効果の研究 丸山健太郎 *1 遠藤典男 *2 山口広暉 * 3 Study of failure properties of RC column reinforced with steel bar which acting by tensile stress MARUYAMA
コンクリート工学年次論文集 Vol.34
充塡に要する振動エネルギー 大 小 論文加振併用型の高流動コンクリートの材料分離抵抗性の評価に関する一考察 桜井邦昭 *1 *2 近松竜一 要旨 : 自己充塡性は有しないが, 軽微な振動締固めにより密実に充塡できる高流動コンクリートを対象として, 材料分離抵抗性に及ぼす配合条件の影響を実験的に検討した その結果, コンクリートのブリーディングを左右するモルタルの品質の評価にモルタル漏斗流下時間が適用できること,
2. スランプフロー試験 3. 振動台式コンシステンシー試験 試験方法 対象 振動数 (rpm) 振動台式コンシステンシー試験 (JSCE-F501) VC 試験 ( 国土開発技術研究センター 道路協会 ) 供試体成形機による超硬練りコンクリートのコンシステンシー試験 ( 全国土木コンクリートブロッ
コンクリートの性質第 4 回 フレッシュコンクリート フレッシュコンクリートとは? 練混ぜ直後から型枠内で凝結に至るまでの いわゆるまだ固まっていないコンクリートのことをいう 凝結 : 練り混ぜたコンクリートが セメントの水和に伴い液体から固体に変化すること 硬化 : 凝結したコンクリートの強度がさらに反応とともに増加する現象 フレッシュコンクリートが有すべき性能 1 運搬 打込み 締固めおよび表面仕上げの各施工段階において
コンクリート工学年次論文集 Vol.33
報告コンクリート構造物の垂直面に適用する噴霧養生手法の検討 宮沢明良 *1 田中秀周 *2 村松道雄 *1 * 羽渕貴士 要旨 : コンクリートの湿潤養生手法について, 水平面 ( 天端面 ) の湿潤状態を保つことは比較的容易であるが, 垂直面に対して確実に湿潤状態を保つことは難しい場合が多い そこで, 垂直面に対しても水平面と同等もしくはこれに近い養生効果を得る湿潤養生手法を確立することを目的として,
コンクリート工学年次論文集Vol.35
論文温度ひび割れ照査に用いる設計用値に関する一考察 兄父貴浩 *1 新井淳一 *2 仙場亮太 *3 *4 溝渕利明 要旨 : これまで本研究室で実施してきた一軸直接引張強度について, 日本コンクリート工学会ひび割れ制御指針 2008 の照査で用いられている割裂引張強度と比較するとともに, 一軸直接引張試験で得られた引張ヤング係数と日本コンクリート工学会ひび割れ制御指針 2008 で用いている圧縮ヤング係数との比較検討を行った
スライド 1
日本コンクリート技術株式会社 Japan Concrete Technology Co.LTD (JC-tech) JC-tech ) JC-tech ( 国土交通省中部地整発注 ) ( 国土交通省東北地整発注 ) 2 比較する従来技術 ( 従来工法 ) ひび割れ誘発目地の設置 新技術の概要及び特徴本工法は 壁状コンクリート構造物の構築において 水和熱抑制型超遅延剤 ND リターダー を添加したコンクリートを壁体下部に打ち込むことにより
国土技術政策総合研究所資料
5. 鉄筋コンクリート橋脚の耐震補強設計における考え方 5.1 平成 24 年の道路橋示方書における鉄筋コンクリート橋脚に関する規定の改定のねらい H24 道示 Ⅴの改定においては, 橋の耐震性能と部材に求められる限界状態の関係をより明確にすることによる耐震設計の説明性の向上を図るとともに, 次の2 点に対応するために, 耐震性能に応じた限界状態に相当する変位を直接的に算出する方法に見直した 1)
コンクリート工学年次論文集Vol.35
充塡に要する振動エネルギー 大 小 論文中流動コンクリートの合理的な配合設計方法に関する一提案 桜井邦昭 *1 *2 近松竜一 要旨 : 中流動コンクリートの合理的な配合設計方法を確立するため, 産地や種類の異なる骨材を用いて選定した中流動コンクリートの配合と, レディーミクストコンクリート工場における普通コンクリートの配合を比較し整理した その結果, レディーミクストコンクリート工場のスランプ 15cm
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材料実験演習 第 6 回 2015.05.17 スケジュール 回 月 / 日 標題 内容 授業種別 時限 講義 演習 6,7 5 月 17 日 8 5 月 24 日 5 月 31 日 9,10 6 月 7 日 11 6 月 14 日 講義 曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート(RC) 梁の挙動その1 構造力学の基本事項その2 RC 梁の特徴演習 曲げを受ける梁の挙動 実験 鉄筋コンクリート梁の載荷実験レポート
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材料実験演習 第 6 回 2017.05.16 スケジュール 回 月 / 日 標題 内容 授業種別 時限 実験レポート評価 講義 演習 6,7 5 月 16 日 8 5 月 23 日 5 月 30 日 講義 曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート(RC) 梁の挙動その1 構造力学の基本事項その2 RC 梁の特徴演習 曲げを受ける梁の挙動 実験 鉄筋コンクリート梁の載荷実験レポート 鉄筋コンクリート梁実験レポート作成
コンクリート工学年次論文集 Vol.29
論文コンクリートの配合推定方法の比較 近藤英彦 *1 羽渕貴士 *2 園部了 *3 *4 吉田秀司 要旨 : 石灰石骨材を使用したコンクリートの配合推定の精度を高めるために, セメント協会法と石灰石の熱分解反応による質量減少を組み合わせた試験方法およびギ酸法を, 試験室で作製した配合既知のコンクリート供試体に適用し, その推定誤差の傾向および要因を検討した ギ酸法では, 単位水量は精度よく推定されたが,
あと施工アンカーの信頼性向上に関する研究②
あと施工アンカーの信頼性向上に関する研究 2 研究予算 : 運営費交付金 ( 一般勘定 ) 研究期間 : 平 26~ 平 27 担当チーム : 材料資源研究グループ研究担当者 : 古賀裕久 中村英佑 要旨 接着系あと施工アンカーの耐荷性能の確保とその適切な評価方法の確立に向けて 引張耐力の評価試験方法 2 施工時の品質管理方法 3 接着剤の品質が引張耐力に与える影響について検討した この結果 コーン状破壊時の引張耐力を把握するためには載荷試験時のをアンカーボルトの埋込み長さの
コンクリート工学年次論文集 Vol.29
論文再生骨材のアルカリ量の測定方法 鈴木康範 *1 近藤英彦 *2 辻幸和 *3 *4 河野広隆 要旨 : 再生骨材コンクリートのアルカリシリカ反応抑制対策として, アルカリ総量規制もあり得る その際, 再生骨材から出るアルカリ量の把握が必要となる そこで, 有姿の再生骨材を希塩酸によって溶解し, その抽出液のアルカリ金属イオンを測定する方法を検討し, 提案した この方法の精度を検証したところ, 原骨材自体からのアルカリ溶出量が少ない通常の再生骨材では,
道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月
道路橋の耐震設計における鉄筋コンクリート橋脚の水平力 - 水平変位関係の計算例 (H24 版対応 ) ( 社 ) 日本道路協会 橋梁委員会 耐震設計小委員会 平成 24 年 5 月 目次 本資料の利用にあたって 1 矩形断面の橋軸方向の水平耐力及び水平変位の計算例 2 矩形断面 (D51 SD490 使用 ) 橋軸方向の水平耐力及び水平変位の計算例 8 矩形断面の橋軸直角方向の水平耐力及び水平変位の計算例
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-1 ポイント : 材料の応力とひずみの関係を知る 断面内の応力とひずみ 本章では 建築構造で多く用いられる材料の力学的特性について学ぶ 最初に 応力とひずみの関係 次に弾性と塑性 また 弾性範囲における縦弾性係数 ( ヤング係数 ) について 建築構造用材料として代表的な鋼を例にして解説する さらに 梁理論で使用される軸方向応力と軸方向ひずみ あるいは せん断応力とせん断ひずみについて さらにポアソン比についても説明する
コンクリート工学年次論文集 Vol.29
論文一軸圧縮を受けるコンクリート充填鋼管柱で生じる圧縮破壊の局所化 佐々木健太 *1 青木峻二 *2 秋山充良 *3 *4 鈴木基行 要旨 : 円形鋼管内のコンクリートで生じるコンファインド効果の発現メカニズムの解明を目的として, コンクリート圧縮強度が約 2MPa と 6MPa のコンクリートを充填した鋼管柱の一軸圧縮実験を行った 鋼管の軸圧縮力の負担程度によりコンファインド効果は大きく異なり,
コンクリート工学年次論文集 Vol.30
論文アンボンドキャッピングを供試体の両端面へ適用した場合の圧縮強度試験結果について 辻本一志 *1 鈴木一雄 *2 伊藤康司 *1 *1 山之内康一郎 要旨 : 圧縮強度試験における供試体の端面処理方法として, 供試体の両端面にアンボンドキャッピングを用いた場合の試験結果と研磨及びペーストキャッピングを施した場合の試験結果とを比較し, その適用性を調査した また, 端面を傾斜させた供試体及びを設けた供試体について,
コンクリート工学年次論文集 Vol.26
論文 γ-2cao SiO 2 を用いたセメント系材料のによる高耐久化 渡邉賢三 * 横関康祐 *2 坂井悦郎 *3 *4 大門正機 要旨 :γc 2 S で結合材の一部を置換したモルタルを若材齢にてすることによって, 極めて緻密なマトリクスが生成される 本論文では, さらに緻密なマトリクスを得るために, γc 2 S に加え, フライアッシュやシリカフュームなどの置換率について検討し, 最適マトリックスの配合を見出した
2005年石炭灰有効利用シンポジウム
講演 Ⅵ フライアッシュコンクリートの利用拡大を目指して 成田健 東北電力 研究開発センター電源技術グループ主幹研究員 講演内容 1. フライアッシュの利用の現状 2. フライアッシュ普及への課題 3. フライアッシュと建築学会指針 4. 今回の研究 ( 体制, 工程, 内容 ) 5. フライアッシュ (FA) コンクリート ガイドライン ( 案 ) 1コンクリート調合 2アルカリシリカ反応抑制 6.
平成 28 年度 マスコンクリートにおける強度発現に注目した打設方法 札幌開発建設部千歳道路事務所工務課 梅津宏志札幌開発建設部千歳道路事務所大野崇株式会社砂子組名和紀貴 マスコンクリートの打設におけるひび割れ制御には 主にひび割れ指数が用いられるが 同指数は必ずしも実施工結果と一致しないのことが多
平成 8 年度 マスコンクリートにおける強度発現に注目した打設方法 札幌開発建設部千歳道路事務所工務課 梅津宏志札幌開発建設部千歳道路事務所大野崇株式会社砂子組名和紀貴 マスコンクリートの打設におけるひび割れ制御には 主にひび割れ指数が用いられるが 同指数は必ずしも実施工結果と一致しないのことが多い様である そこで実用的観点から コンクリートの発現強度に注目した打設方法を検討した テストピースによる要素試験において零時間からの発現強度を測定し
コンクリート工学年次論文集 Vol.34
論文コンクリートの乾燥により生じるひずみ分布と微細ひび割れ性状の評価 篠野宏 *1 堀口直也 *2 *3 丸山一平 要旨 : 本研究は, 乾燥によりコンクリートに発生する微細ひび割れの性状を明らかにすることを目的とし, 収縮量の異なる 2 種類の骨材を使用したコンクリートについて実験を行った コンクリート断面のひずみ分布測定に画像相関法を用い, 微細ひび割れの確認に蛍光エポキシ樹脂含浸法を適用した
コンクリート工学年次論文集 Vol.29
報告 PC タンクのひび割れ防止 足立真康 *1 冨板良史 *2 堅田茂昌 *3 *4 大西清介 要旨 : 大型 PCタンクの側壁下端は, セメントの水和熱に起因する温度応力や収縮により, ひび割れ発生確率が高くなる場合があり, その対策として, 施工初期に発生する温度応力を小さくすることが有効である 今回, 低熱ポルトランドセメントと膨張材を併用した配合を採用することで, ひび割れを完全に防止した
スライド 1
コンクリート補修用高炉スラグ 繊維入りポリマーセメントモルタル 適用事例 農業用水路橋梁 覆道柱 コルゲート装工用水路 株式会社 南組グループ エフモル工業 エフモルとは 高炉スラグ微粉末 細骨材 および短繊維を配合したコンクリート補修用ポリマーセメントモルタルです 高炉スラグの特長である潜在水硬性により 耐塩害性能 耐凍害性能 化学抵抗性能に優れ また繊維の混入により 初期乾燥収縮ひび割れを抑制します
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1/8 温度応力解析についてアサヒコンサルタント 佃建一 1. はじめに解析は有限要素法 (FEM) と言われる数値解析手法で行ないます 一言で表現すれば 微分方程式で記述できるような物理現象 ( 熱現象 構造力学など ) に対して コンピュータを用いて近似解を求める手法です 右図のように解析する領域 ( 構造物 地盤 ) を 3 角形や 4 角形 ( 二次元や三次元 ) に細分割し ( 要素 )
コンクリート工学年次論文集 Vol.28
報告波形鋼板ウェブ - 下床版巻込み式継手の耐荷性能 山口佳起 *1 秋山博 *2 *3 竹中計行 要旨 : 波形鋼板ウェブの下フランジが下床版を下から巻き込む様な構造となる波形鋼板ウェブ- 下床版巻込み式継手は, 我が国では実績が無く適用にあたってはその耐力および破壊形態の把握が必要となる そこで, 本実験では実物大部分モデルにより波形鋼板ウェブ- 下床版巻込み式継手の曲げ試験を実施し, その耐力
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参考資料 2 品質管理基準 ( 平成 23 年度 ) の改定概要 1/9 主な改定箇所一覧 手引き該当頁 セメント コンクリート 3-4-3 ( 転圧コンクリート コンクリートダム 覆工コンクリート 吹付コンクリートを除く ) ガス圧接 3-4-7 下層路盤工 3-4-9 上層路盤工 3-4-9 セメント安定処理路盤 3-4-10 アスファルト舗装 3-4-11 転圧コンクリート 3-4-13 グースアスファルト舗装
生コンクリート価格表 ( 消費税別 ) 2016 年 4 月 1 日 大津生コンクリート協同組合大津支部 滋賀県大津市浜町 9-32 電話 FAX
生コンクリート価格表 ( 消費税別 ) 2016 年 4 月 1 日 大津生コンクリート協同組合大津支部 滋賀県大津市浜町 9-32 電話 077-524-2300 FAX 077-526-3537 普通コンクリート JIS 規格品 ( 粗骨材最大寸法 : 20 mm ) JIS 規格品 ( 粗骨材最大寸法 : 40 mm ) 呼び強度スランプ呼び強度スランプ普通セメント普通 / 高炉 B 種普通セメント
コンクリート工学年次論文集Vol.35
論文放射能汚染灰及び電解水素水を用いたモルタル供試体の放射線量変化に関する基礎的研究 木村健一 *1 鈴木裕介 *2 藤倉裕介 *3 *4 荒木慶一 要旨 : 本研究では, 放射能汚染物の有効利用やその焼却汚染灰の処理技術開発に向けた基礎的研究として, 質量比約 20% の汚染灰 ( 放射能濃度 375Bq/g) を含み, かつ, 練混ぜ水に放射能の低減効果が期待される電解水素水を置換したモルタル供試体の試作を行った
図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22
第 2 章. 調査 診断技術 2.1 維持管理における調査 診断の位置付け (1) 土木構造物の維持管理コンクリート部材や鋼部材で構成される土木構造物は 立地環境や作用外力の影響により経年とともに性能が低下する場合が多い このため あらかじめ設定された予定供用年数までは構造物に要求される性能を満足するように適切に維持管理を行うことが必要となる 土木構造物の要求性能とは 構造物の供用目的や重要度等を考慮して設定するものである
コンクリート工学年次論文集 Vol.31
論文 工法による 2 層接触配置された CFRP グリッドを用いた RC はりの曲げ補強効果 中村智 *1 山口浩平 *2 Amiruddin A. Arwin *3 *4 谷口硯士 要旨 :FRP グリッドを補強筋としたポリマーセメントモルタル ( 以下,PCM) 吹付け工法は橋梁, ボックスカルバートなどの増厚補強工法として広く用いられている しかし, 現行の設計法では既設鉄筋が許容引張応力度を満足するように設計するため,
改定対照表(標準単価)
目次 標準単価移行にともない 第 Ⅵ 編市場単価の 2 区画線工 3 高視認性区画線工 19 排水構造物工の 3 工種は廃止 目次 6-4 削除 頁 6-5 削除 6-13 削除 7-1 7-2 7-3 7-4 7-5 7-6 7-7 頁 7-8 7-9 7-10 7-11 頁 7-12 7-13 7-14 7-15 7-16 改定前 改定後 ( 平成 30 年 1 月 4 日以降適用 ) 7-17
第 2 章 構造解析 8
第 2 章 構造解析 8 2.1. 目的 FITSAT-1 の外郭構造が, 打ち上げ時の加速度等によって発生する局所的な応力, 及び温度変化によってビスに発生する引っ張り応力に対して, 十分な強度を有することを明らかにする. 解析には SolidWorks2011 を用いた. 2.2. 適用文書 (1)JMX-2011303B: JEM 搭載用小型衛星放出機構を利用する小型衛星への構造 フラクチャコントロール計画書
平成 26 年度建築基準整備促進事業 S14 コンクリートの強度管理の基準 に関する検討 日本大学, ものつくり大学, 東京都市大学, 東京大学大学院 ( 株 ) 長谷工コーポレーション, 三井住友建設 ( 株 ) 鉄建建設 ( 株 ),( 株 ) 奥村組, 五洋建設 ( 株 ), 東洋建設 ( 株
平成 26 年度建築基準整備促進事業 S14 コンクリートの強度管理の基準 に関する検討 日本大学, ものつくり大学, 東京都市大学, 東京大学大学院 ( 株 ) 長谷工コーポレーション, 三井住友建設 ( 株 ) 鉄建建設 ( 株 ),( 株 ) 奥村組, 五洋建設 ( 株 ), 東洋建設 ( 株 ) ( 共同研究 :( 独 ) 建築研究所 ) コンクリートの強度管理の基準 1 建築基準法施行令第
Microsoft Word - KSスラブ 論文.doc
トラス筋を用いた軽量スラブ (KS スラブ ) 所属名 : 極東工業 ( 株 ) 発表者 : 牛尾亮太 1. はじめに都市再開発にともなうペデストリアンデッキ用床版, 歩道橋, 水路蓋といった比較的小さい荷重が作用する場所への適用を前提として, 軽量スラブ ( 以下 KS スラブ ) の開発 1) を行った.KS スラブは高流動コンクリートを使用した上下面の薄肉コンクリート版とトラス筋を結合した構造である.
Microsoft PowerPoint - 知財報告会H20kobayakawa.ppt [互換モード]
亀裂の変形特性を考慮した数値解析による岩盤物性評価法 地球工学研究所地圏科学領域小早川博亮 1 岩盤構造物の安定性評価 ( 斜面の例 ) 代表要素 代表要素の応力ひずみ関係 変形: 弾性体の場合 :E,ν 強度: モールクーロン破壊規準 :c,φ Rock Mech. Rock Engng. (2007) 40 (4), 363 382 原位置試験 せん断試験, 平板載荷試験 原位置三軸試験 室内試験
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コンクリート構造物の設計の基本と最近の話題 テキスト : 設計編 1 章コンクリート構造物の設計と性能照査 2011 年 8 月 2 日大阪工業大学井上晋 構造物の設計とは? p.1 対象構造物の用途や機能から定められる要求性能とそのレベルを, 施工中および設計耐用期間のすべてを通じて満たすことができるように, その構造形式, 部材, 断面, 配筋等の諸元を定める行為 対象は耐荷力のみにとどまらない
コンクリート工学年次論文集 Vol.26
論文共鳴法における劣化コンクリートの動的弾性係数に関する考察 池田幸史 * 鈴木哲也 * 大津政康 *3 要旨 : 共鳴法はコンクリートの弾性係数を実験的に算定する非破壊試験法の一つである JIS 規格で動弾性係数は共鳴法の一次共振周波数から求められている 縦波振動の場合にはポアソン比の影響が無視されており, 一次元の近似式となっている そこで本研究では, 劣化コンクリートを用いて, 縦波速度に基づくポアソン比を考慮した動弾性係数を求め,
水平打ち継ぎを行った RC 梁の実験 近畿大学建築学部建築学科鉄筋コンクリート第 2 研究室 福田幹夫 1. はじめに鉄筋コンクリート ( 以下 RC) 造建物のコンクリート打設施工においては 打ち継ぎを行うことが避けられない 特に 地下階の施工においては 山留め のために 腹起し や 切ばり があ
水平打ち継ぎを行った RC 梁の実験 近畿大学建築学部建築学科鉄筋コンクリート第 2 研究室 福田幹夫 1. はじめに鉄筋コンクリート ( 以下 RC) 造建物のコンクリート打設施工においては 打ち継ぎを行うことが避けられない 特に 地下階の施工においては 山留め のために 腹起し や 切ばり があるために 高さ方向の型枠工事に制限が生じ コンクリートの水平打ち継ぎを余儀なくされる可能性が考えられる
コンクリート工学年次論文集Vol.35
論文高温乾燥を受けたコンクリートに発生する微細ひび割れに関する検討 篠野宏 *1 Ln Mao *1 *2 丸山一平 要旨 : 本研究は, 高温乾燥下でコンクリートに発生する微細ひび割れ性状を明らかにすることを目的とし, 粗骨材に, 粒径を 3 種に調整したものと, それらを均等に混合したものを使用したコンクリートを作製し,3 種の温度環境 (20 RH60%,40,65 ) で乾燥し, 画像相関法を用いて試験体断面のひずみ分布の測定を行った
