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1 平成 31 年度 ( 令和元年度 ) コンクリート品質確保研修 試行現場での取り組み ( 発注者 ) 群馬県渋川土木事務所石田文昭

2 上信 動 道建設事業 路肩 m 道 路肩 構造規格 設計速度 線数 道路構造令第 3 種 2 級 60km/h 2 線

3 コンクリート品質確保試 現場 吾妻軸 渋川市 東吾妻町 直轄事業 金井南牧跨道橋下部工事

4 橋梁 般図 側面図 No FH= 橋長 No FH= 桁長 至前橋 750 支間長 至中之条 A1 主要地方道渋川東吾妻線 A2 Vs 11 場所打ち杭 φ L=7.50m,n=12 本 ( 群杭 ) 1:1.8 F 1: H27A m dep=15.00m F x = N 値 / Pm Lmc Vsg Lmp 50/28 50/0 50/10 50/12 50/0 Vs 4700 B ( 1:1 ) 2900 推定支持層線 金井発電所水路 TN ,H= ( 1:1 ) 1:0.5 1:1.8 F M Bor.No A m Dep.=18.09m x = : 場所打ち杭 φ1500 L=9.00m,n=12 本 ( 群杭 ) 上部工断面図 % C L アスファルト舗装 t=80mm 合成床版 t=230mm 橋梁諸元 橋梁名 : 金井南牧跨道橋 橋長 :68.00m( 桁長 :67.80m) 形式 ( 上部 ): 鋼単純合成細幅箱桁橋鋼コンクリート合成床版 形式 ( 下部 ): 逆 T 式橋台場所打杭基礎

5 構造図 (A1 橋台 ) 正面図 伸縮装置後打ちコンクリート t=180mm 道路中心線 C L 断面図 踏掛版アンカー筋 No 伸縮装置後打ちコンクリート : G % 4.00% G : 一次施工二次施工 H=7.28m (ΣH=11.07m) 踏掛版 L=5.00m (t=350mm) % t=180mm 一次施工二次施工 場所打ち杭 φ1500 場所打ち杭 φ1500 L=7.50m, n=12 本 L=7.50m, n=12 本 平面図 x3000= コンクリート V=398.5m 3 (ΣV=468.4m 3 ) 目地位置 x3000= 落下物防止柵支柱位置 道路中心線 落下物防止柵アンカーボルト V カット目地 G1 G ( 踏掛版 ) '0" No : % 一次施工二次施工 ( 踏掛版 )

6 構造諸元 (A2 橋台 ) 正面図 断面図 No C 伸縮装置後打ちコンクリート L 道路中心線 t=180mm G % 4.00% : G : 一次施工二次施工 H=7.96m (ΣH=11.80m) 伸縮装置後打ちコンクリート t=180mm % 踏掛版アンカー筋 L=5.00m (t=350mm) 踏掛版 一次施工二次施工 場所打ち杭 φ1500 場所打ち杭 φ1500 L=9.00m, n=12 本 L=9.00m, n=12 本 平面図 x3000= ( 踏掛版 ) コンクリート V=422.0m 3 (ΣV=496.8m 3 ) x3000= 目地位置 遮音壁支柱位置 V カット目地 遮音壁アンカーボルト ( 踏掛版 ) 道路中心線 500 No '0" G1 G 一次施工二次施工 % 1:

7 コンクリート品質確保試 現場の取組の流れ 1 コンクリート品質確保の取組に対する依頼 ( 発注者 受注者 ) 目的の明確化と共有 2 コンクリート品質確保に向けた協議 ( 打設計画 施工方法等 ) コンクリート施工計画書 コンクリート打設の振り返り次回打設時の改善点の抽出 3 コンクリート打設 ( 第 リフト ) 4 養生 脱枠 施工状況把握チェックシートによる確認 5 工事の振り返り

8 コンクリート品質確保試 現場の取組 コンクリート施工計画書 (1) 打設条件の整理 (2) 運搬計画 (3) 車両配置計画 (4) 打設計画 (5) 人員配置計画 (6) 作業詳細計画 (7) 養生計画 (8) 温度管理計画 (9) 脱枠計画 (10) 施工管理計画 施工状況把握チェックシート

9 コンクリート品質確保試 現場の取組 コンクリート打設前打合せ (A1 橋台 A2 橋台共通 )

10 コンクリート品質確保試 現場の取組 (A1 橋台 A2 橋台共通 ) 型枠内清掃 打設前の散水

11 コンクリート品質確保試 現場の取組 1 (A1 橋台 A2 橋台共通 ) バイブレータへのマーキング バイブレータ挿入位置のマーキング 予備バイブレータの確保

12 コンクリート品質確保試 現場の取組 一層打設高 (50cm) のマーキング (A1 橋台 A2 橋台共通 ) 打設高確認 ( 施工中 )

13 コンクリート品質確保試 現場の取組 温度測定器設置 (A1 橋台 A2 橋台共通 ) 養生マット 散水養生

14 コンクリート品質確保試 現場の取組 1 クラックバスターの使用 (A1 橋台施工者独自の対策 ) ポリプロピレン繊維がコンクリートのひび割れに抵抗し 乾燥収縮等によるコンクリートひび割れを抑制する 2 コンクリックエースの使用 脱型直後のコンクリートに塗布することにより コンクリート表面に浸透し 水分の蒸発を抑制するとともに 空隙中の自由水の表面張力を下げ 乾燥収縮を低減する

15 コンクリート品質確保試 現場の取組 打ち重ね時間の短縮 1 ポンプ車を 2 台使用 2 打設人員の増員 (A2 橋台施工者独自の対策 ) 締固め確認 全体指揮 ノロ漏れ確認 型枠バイブ

16 コンクリート品質確保試 現場の取組 暑中コンクリート対策 日除けネット設置 1 ヶ月以上の養生 (A2 橋台施工者独自の対策 )

17 コンクリート品質確保試 現場の取組 養生水は常温水を使用 (A2 橋台施工者独自の対策 ) 養生水は 1 日現場に置いたものを使用し コンクリート表面の急激な温度変化を防止した 脱枠後のシート養生 脱枠後 前面に農業用ビニールシートで躯体を覆い 乾燥収縮を防止した ビニール被覆は検査員の了解を得て検査時も存置 上部工施工時に撤去した

18 コンクリート品質確保試 現場の取組結果 A1 橋台 型枠の継目からノロ漏れを確認したが 豆板のような品質に影響があるような脆弱部ではなかった 打継線や打ち重ね線は A2 橋台と比べてはっきり確認できる 現時点で躯体にひび割れは確認できない 散水試験及び透気試験では良好な結果を得た 前面側 前背側

19 コンクリート品質確保試 現場の取組結果 A2 橋台 型枠の継目からノロ漏れは確認されなかった 表面の黒ずみを確認 ( 型枠を長期間存置したため?) 0.2mm 程度のクラックが3 本発生 散水試験及び透気試験では良好な結果を得た 前面側 前背側

20 コンクリート品質確保試 現場の取組 ( まとめ ) 本取組は 基本 ( 標準示方書 ) に基づき 確実かつ丁寧に施工することで施工由来の不具合を排除するもの 施工者に取組の説明した際の反応は様々 よりよい構造物を造るために前向きに取組み 発注者への協議が増える会社 ( 担当者 ) がいる一方 手間 ( 書類 ) が増える と考え それほど前向きに捉えない人もいるのは事実 チェックシートをツールとした対話が生まれれば相乗効果や技術の伝承が可能ではないか ( 発注者 受注者 現場代理人 作業員 ベテラン 担い手世代 ) 発注者 ( 監督員 ) は複数施工者と接するため 様々な施工方法に触れる機会を得る その経験を持って積極的に対話してもらいたい 管内で模範的な構造物の築造とそれに対する高い評価が広まれば全体的なレベルアップになるのでは

21 番外編 温度応 解析の実施 コンクリート温度応力解析の実施 背景 下端が拘束された壁を有する構造物である : マスコンクリート コンクリート打設が夏期となる : 暑中コンクリート 直近の試行現場で施工した橋台 ( 知事表彰候補 ) に半年以内にクラックが発生 構造そのものに原因があるかも

22 番外編 温度応 解析の実施

23 番外編 温度応 解析の結果 ひび割れ指数 A1 橋台 : 0.387( 竪壁基部前面側 ) 0.423( 竪壁基部背面側 ) A2 橋台 : 0.322( 竪壁基部前面側 ) 0.352( 竪壁基部背面側 ) = / I cr t : 材例 t 日におけるひび割れ指数 (mm) f tk t : 材例 t 日におけるコンクリート引張強度 (N/mm2) σ t t : 材例 t 日におけるコンクリートの最大主引張応力度 (N/mm2) 一般的な鉄筋構造物における最小ひび割れ指数の限界値 ひび割れを防止したい場合 ひび割れの発生をできる限り制限したい場合 ひび割れの発生を許容するがひび割れ幅が過大とならないように制限したい場合 1.85 以上 1.40 以上 1.00 以上

24 番外編 温度応 解析の結果 1 セメント種類の変更 ( 高炉から普通 早強へ ) 効果無し 2 膨張材の使用 効果は確認されるが大きく改善しない 他現場では大きく改善した例もある 3 養生期間の延長 効果はあるが 有害なひび割れの抑制には至らず 補強鉄筋を追加し 鉄筋比を上げることでひび割れ幅を抑制することとした 本構造物においては ひび割れ指数 1.0 以上を確保することは困難 ( 高性能 AE 減水剤の使用など費用と時間を要することになる ) よって 補強鉄筋により鉄筋比を上げて 許容ひび割れ幅以内に納める 対策を行う 鋼材腐食に対するひび割れ幅の限界値 (2012コンクリート標準示方書) =0.005c(c: かぶり 但し0.5mm 以下 )

25 番外編 温度応 解析の結果 竪壁に補強鉄筋 (D22) を 125 ピッチに配置 x250= x125= F 16 6x = 竪壁 1 竪壁 2 D16 2x250 = F D35 1 5x250 = * * E 3 E P 1 * D22 D16 P 2 P A 15 D13 D22 A 1 A 2 D * * U 2 * U 1 P 10 P 3 D16 D16 D13 P 4 D S 1 ( S x = S 4 D22 ( S 5 D16 ) F 2 D22 D16 ) A 14 D22 A 16 D22 補強筋 D22 A 17 D22 補強筋 A 3 D A D29 F 17 13x250= x = x250= D 鉄筋比 A1 : 0.141% 0.363% A2 : 0.082% 0.344% F 9 D19 F 4 D35 A 13 D19 F 3 D16 F 10 D19 2x250 5x250 5x250 2x250 = = = = x3000=

26 番外編 温度応 解析の結果 ( まとめ ) 温度応力解析は 材料や施工条件を与えることにより再現性の高い解析が可能 また これに対する具体的な対策工法の提案ができるため 有効な方法である 従来の設計は 構造上の安定は照査されているものの ひび割れに対する抵抗性は低いものがほとんど 温度応力解析やそれに基づく対策工は 鉄筋 型枠 コンクリート打設が適切に行われていることが大前提 土木構造物は共通の指針や示方書に基づき設計されているため 基本的な構造は大きく変わらない つまり ひび割れの生じやすい部位や対策方法は経験 ( データ ) の蓄積である程度は予測可能 ガイドラインにあるように 1 確実かつ丁寧な施工 2DB によるデータの蓄積と活用を積み重ねていくことで 群馬県のコンクリート構造物の品質は向上していくと考えられる

27 ご清聴 ありがとうございました

スライド 1

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