平成 30 年度 北海道 札幌市公立学校教員採用候補者選考検査 第 2 次検査 個別面接検査の進め方 No. 氏名 北海道教育委員会 札幌市教育委員会

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1 平成 30 年度 北海道 札幌市公立学校教員採用候補者選考検査 第 2 次検査 個別面接検査の進め方 No. 氏名 北海道教育委員会 札幌市教育委員会

2 この 進め方 は 標準として作成したものであり 検査の実施に当たっては各会場責任者の指示に従い行うこと 受 付 1 補助員は 検査開始 ( ) 分前までに検査室前で受付名簿 ( 任意様式 ) 順に受検票を提示させて 受検者本人であることを確認すること 2 補助員は 欠席者がいる場合 受付名簿に 欠 と表示し 面接員にその旨連絡すること 3 補助員は 受検者に対し筆記具を持って検査室に入ることを伝えること 4 補助員は 面接員の指示により 1 人ずつ受検者を検査室に入室させること 5 受検票は 回収しないこと 検査の実施方法 1 概要個別面接は 模擬授業 ( 養護教諭の場合は場面指導 ) と一般面接で構成する 模擬授業では 各教科や特別活動の内容に関し課題を設定して授業を行い その後の応答を通して対応能力も観るなどして授業の実践的指導力が備わっているかを評価する 場面指導では 教育活動における具体的な場面を設定し 養護教諭としての指導や対応を求める形式の質問を行い 応答を通して 養護教諭としての実践的な対応能力や指導力が備わっているかを評価する また 一般面接では 自己推薦書 に関する質問 基本質問 及び 一般的事項 に関する質問をして その応答を通して教員としての適格性を把握する 2 検査実施前の取扱い (1) 面接員は 願書及び自己推薦書コピー から面接表に受検区分 受検教科 ( 科目 ) 受検番号 受検者氏名を転記すること 受検区分 受検教科 ( 科 小学校 養護教諭 栄養教諭 中 国語 目 ) 欄の記載例 高 地歴( 日本史 ) 特 ( 小 ) 特 ( 高 ) 公民 ( 政経 ) 等 (2) 受検者への入室の指示は 面接員が行うこと (3) 受検者には 受検教科 受検番号 氏名を発言させること ( 出身学校は問わないこと ) 3 面接検査の方法 (1) 面接時間は 全体で45 分とし 養護教諭を除き 次に示した順序で行うこと なお 具体の検査の流れについては 別紙のとおり 北海道 札幌市で各々定めるので 注意すること 1 模擬授業 2 一般面接 3 補足質問及び評価 ( 模擬授業又は一般面接で不足した場合の調整時間を含む ) (2) 養護教諭については 次に示した順で行うこと なお 具体の検査の流れについては 別紙のとおりとする 1 一般面接 2 場面指導 3 補足質問及び評価 ( 一般面接又は場面指導で不足した場合の調整時間を含む ) (3) 2 名の面接員が教育的事項と一般的事項に質問を分担するなどして進めること (4) 受検者には 個別面接の終了後 引き続き集団面接 実技検査を受検する者がいるので 面接時間 45 分 ( 面接表整理時間を含む ) を厳守すること - 1 -

3 4 一般面接に係る質問事項 (1) 自己推薦書に関する質問 自己推薦書 の記載内容について 志望動機 重点的に履修した分野 専門の教科や領域 等の把握に努めるとともに 生徒指導 に対する理解度をみるため質問をすること なお 一般選考 地域枠 受検者については 地域に根ざした教育に対する意欲 情熱や志望動機等を把握するため 先に提出のあったレポートから質問すること (2) 基本質問 自分の求める教師像 や これからの教育に求められるもの について その他適宜質問すること ( 教育実習の自己評価 成果 感想などに関することを含む ) (3) 一般的事項に関する質問 ( 札幌市については 2 及び 5 を除く ) 1 健康等の状況 5 年以内の既往症等の有無及び既往症が有る場合は疾病名 健康上の理由による休学の有無 障がい等への配慮事項 ( 採用に当たって配慮を必要とする事項等 ) 2 赴任地の条件 全道どこへでも行くことが可能か 特定の地域に限定する場合はその理由 一般選考 地域枠 受検者については 採用 4 年後に希望勤務地 ( 日高 宗谷 根室 ) に限って勤務することが可能か 3 他都府県等の受検状況 他都府県等の受検状況 全て登録された場合の優先順位 (1 位 ~3 位 ) 及び理由 4 職歴の有無 職歴 ( 期限付教員などを含む ) の有無 勤務期間 職務内容等 退職歴がある場合は その理由 職歴 ( 期限付教員などを含む ) があれば 期間の長さ 苦労したこと 気を付けてきたことなど 5 高等学校の家庭 商業 水産 ( 商船 ) 受検者の得意分野 科目 被服 食物 簿記会計 情報処理 商船 ( 航海 機関 ) 等の得意科目 6 手話に関する資格の有無 程度及び点字の読み書きの可否 ( 特別支援学校受検者全員 ) 7 教育公務員に必要な地方公務員法等の基礎知識 8 その他 5 評価の方法 (1) 模擬授業 ( 場面指導 ) 及び一般面接の面接全体を通して受検者の態度 誠実さ 倫理性 表現力 判断力 意欲 情熱 指導力について A( 優れている ) B( 普通よりやや上 ) C( 普通 ) D( 普通よりやや下 ) E( 劣っている ) の 5 段階で評価し 最終的に全体を通した総合評価とすること (2) 評価については 相談しながら調整することなく それぞれの面接員が独自に判定すること (3) 身体に障がいのある受検者については 障がいがあることによって不利な取扱いがなされることのないよう 面接評価に当たっては適切な評価となるよう十分配慮すること 6 面接表の記入事項 (1) 4 の (1) (2) の質問で評価をする上で参考となったことを面接表の該当欄に記入すること (2) 4 の (3) の内容を面接表の該当欄に記入すること (3) 面接表の各項目の評価欄は 印又は レ 印を記入すること (4) 総合評価は 各項目の評価を考慮し A B C D E のいずれかの評価を 印で囲むこと (5) 面接表の 所見 欄は 必ず記入すること 面接全体や模擬授業 ( 場面指導 ) に関する評価 感想や判定理由を具体的に記入すること 7 検査終了後の取扱い (1) 欠席者については 願書のコピー 上部に 欠 と朱書すること (2) 検査終了後は 面接表を面接順にそろえ 願書のコピー等配付した全ての資料等とともに 本部へ提出すること (3) 受検票は回収しないこと - 2 -

4 個別面接 ( 模擬授業 ) の流れ 北海道教育委員会 1 模擬授業 (28 分程度 ) 面接員による検査の流れの説明 課題の提示 受検者による模擬授業の構想時間 模擬授業 質問 1 分程度 13 分程度 10 分程度 4 分程度 2 一般面接 (1 ) 自己推薦書に関する質問 基本質問 一般的事項に関する質問等 3 補足質問及び評価 (2 分程度 )( 一般面接又は模擬授業で不足した場合の調整時間を含む ) 時間内容 1 導入 (1) 準備ができ次第 受検者へ入室を指示し 着席させてください (2) 受検者に 受検教科 受検番号 氏名を発言させてください その際 出身学校は結構です と一言付け加えてください また 教科書や資料等の使用は認めないので かばん等にしまうことを告げてください (3) 緊張している受検者には 緊張を和らげるような声をかけてください 2 模擬授業の展開 (1) 検査の流れ の説明 これから模擬授業による検査を行います この検査は 教科や特別活動の内容に関し 授業の一部を行っていただく検査です 〇検査の流れについての説明プリントは 事前に渡されておりますね 事前説明プリントの内容 検査の流れ は次のようになります まず 最初に模擬授業の課題をお渡ししますので その課題に基づき どのような授業を行うか13 分以内で考えてください 28 分 < 課題例 > 小学校 ( 国語 ) 程度 第 4 学年で 漢字辞典の使い方について 案 という漢字を使って指導しなさい 次に 模擬授業を行っていただきます まず ご自身で考えた授業のねらいやポイントを説明してください 例えば 導入場面でどんな問題を提示するのか どのような発問や活動を取り入れるか 児童生徒からどのような考えを引き出すのかなど 簡潔に説明してください 次に 目の前に児童生徒がいると思って 授業をしていただきますが 面接員は応答しませんので注意してください 授業場面は 導入 展開 まとめ のいずれの場面であっても差し支えありません なお 必要に応じて 板書してください チョークは白 赤 黄の3 色を自由に使用してかまいません ホワイトボードを使用する場合ボードマーカーは 黒 赤 青の3 色を自由に使用してかまいません また 模擬授業は 授業のねらいやポイントの説明を含めて10 分以内で終わらせてください その後 実施していただいた模擬授業の内容に関して確認や質問をしますので それに回答してください その応答を経て 検査を終了します なお 板書した場合は 個別面接検査終了後 板書の内容を全て消してから退席してください (2) 出題 受検者に課題文のプリントを渡してください( プリントは検査終了後回収 ) こちらが 模擬授業の課題になります - 3 -

5 (3) 構想時間 それでは あちらの席に移動し 13 分以内で授業を構想してください 机の上に置いてあるメモ用紙は 自由に使用してかまいません なお そのメモ用紙を持ちながら授業を行ってもかまいません 置いてある筆記用具は ご自身の筆記用具を忘れた場合などに使用してください 面接員は 受検者が着席後 時間の計測を開始し 13 分経過しても終了しない場合は 途中で終了を促してください (4) 模擬授業 13 分経過しましたので 教壇に移動してください それでは これから模擬授業を行っていただきます まず ご自身が考えた授業のねらいやポイントを明らかにした上で 目の前に児童 生徒がいると思って授業を行っていただきますが 面接員は応答しませんので 注意してください 模擬授業の時間は 授業のねらいやポイントの説明を含めて10 分以内です それでは 始めてください 面接員は 時間の計測を開始し 10 分間経過しても終了しない場合は 途中でも終了を促してください (5) 質問 それでは 席にお戻りください 今の授業の内容等について 質問 ( 確認 ) しますので 答えてください 質問例 漢字辞典の使い方を理解させるために あなたは 授業においてどのような工夫をしましたか 先程の授業の間 何人かの児童が授業に集中出来ていなかったとします あなたは そのような場合 どのような指導をしますか 受検者が実施した模擬授業に関し 不十分な点等について掘り下げた質問や確認を行い 授業の実践的指導力を備えているか を評価してください 質問時には 受検者の授業における 指導力 構成力 など その場でなければ分からない点を引き出してください 3 一般面接の展開 (1) 自己推薦書に関する質問 自己推薦書に記載されている 志望動機 重点的に履修した分野 や 専門教科 領域 等に関する質問をしてください 地域枠 受検者に対しては 先に提出のあったレポートからも質問してください 生徒指導に関する質問をしてください (2) 基本質問 自分の求める教師像 これからの教育に求められるもの 等に関する質問をして 15 分ください 程度 (3) その他の質問 教育実習の自己評価 成果 感想などを質問してください ( 教育実習未実施の者は除きます ) 時間を見ながら (1) (2) 以外で質問があれば適宜質問をしてください (4) 一般的事項に関する質問 健康の状況 他都府県等の受検状況 職歴の有無 地方公務員法等の基礎知識 等を質問してください できるだけ一問一答とはせず 掘り下げて質問してください 4 補足質問等 模擬授業や一般面接について 補足質問がある場合は 評価及び面接表整理時間 (2 分間 ) の範囲内で質問してください 5 終 了 2 分 程度 これで面接検査を終了しますので 板書を消してから退席してください ご苦労様でした 課題のプリントとメモ用紙を返却してお帰りください 課題のプリントとメモ用紙を必ず回収してください 6 評価及び面接表整理 評価及び所見欄の記入等 面接表を整理してください - 4 -

6 個別面接 ( 模擬授業 ) の流れ 札幌市教育委員会 1 模擬授業 (28 分程度 ) 受検者による模擬授業の構想時間 概略説明 模擬授業 1 1 分程度 12 分程度 2 一般面接 (1 ) 自己推薦書に関する質問 基本質問 一般的事項に関する質問等 3 補足質問及び評価 (2 分程度 )( 一般面接又は模擬授業で不足した場合の調整時間を含む ) 時間内容 1 導入 (1) 準備ができ次第 受検者へ入室を指示し 着席させてください (2) 受検者に 受検教科 受検番号 氏名を発言させてください その際 出身学校は結構です と一言付け加えてください また 教科書や資料等の使用は認めないので かばん等にしまうことを告げてください (3) 緊張している受検者には 緊張を和らげるような声をかけてください 2 模擬授業の展開 (1) 検査の流れ の説明 これから模擬授業による検査を行います この検査は 教科や特別活動の内容に関し 授業の一部を行っていただく検査です 検査の流れについての説明プリントは 事前に渡されておりますね 事前説明プリントの内容 ~2 次検査の教科等指導法検査終了後に配付します 検査の流れ は次のようになります まず 授業構想です 模擬授業の課題 及び 授業構想メモ の記入用紙を配布します その課題に基づき 自分ならどのような授業を行うか15 分以内で考えてください 課題例 小学校 ( 国語 ) 第 4 学年で 漢字辞典の使い方について 案 という漢字を使って指導しなさい 授業構想メモの用紙は複写式の3 枚つづりとなっており 下の2 枚の用紙に鉛筆の跡 が写るよう強めに書くようにしてください 記述内容を訂正する場合は 消しゴムを使わず 訂正箇所を取り消し線で消してください なお 鉛筆はあらかじめ用意しておいてください 28 分 授業構想時間は15 分です 限られた時間のため 授業構想メモには 発問 指示 予 程度 想される児童生徒の反応などをごく簡潔に記載してください 授業構想メモは 受検者の授業を進める際のメモとなります また 検査員が授業内容の概要を理解するためのものです したがって 授業構想メモは 個別面接の評価対象にはしません 次に 模擬授業を行っていただきます まず メモ用紙の上の1 枚は自分用とし 下の2 枚の複写用紙を検査員に渡してください そして 課題に向けた授業のねらいやポイントを簡単に説明してください 例えば 導入場面でどんな問題を提示するのか どのような発問や活動を取り入れるか 児童生徒からどのような考えを引き出すのかなど 簡潔に説明してください さらに 実施する授業場面の設定を告げてください 授業の導入 展開 まとめのどの場面を行うか告げてください 必ずしも導入場面から始めることはありません なお 授業の概要説明及び場面設定の時間は合計で1 分以内です その後 12 分間の模擬授業を行ってください なお 模擬授業の課題 授業構想メモ を持ちながら授業を行ってもかまいません 2 名の検査員は児童生徒役を行いますので 受検者は発問 質問 問いかけをして かまいません 検査員は応答します - 5 -

7 必要に応じて板書してください チョークは白 赤 黄の3 色を自由に使用してかまいません なお 板書した場合は 個別面接終了後 板書を必ず消してください 検査員の時間終了の合図によって 途中でも速やかに授業を終了してください 模擬授業終了後 模擬授業課題用紙 授業構想メモを検査員に渡してください (2) 出題 模擬授業構想時間 それでは あちらの席にお座りになり 15 分以内で授業を構想してください 模擬授業の課題は机上のプリントのとおりです 授業構想メモ に記入してください 面接員は受検者が着席後 時間の計測を開始し 15 分経過しても終了しない場合は 終了を促してください (3) 模擬授業 15 分経過しましたので 教壇に移動してください それでは これから模擬授業を行っていただきます まず ご自身が考えた授業のねらいやポイントを明らかにし どの場面を授業するのか1 分以内で説明してください 模擬授業の時間は12 分以内です それでは 始めてください 時間になりました 模擬授業を終えてください 課題のプリント 授業構想メモは 必ず面接員が回収し 一般面接に入ってください 面接員は 時間の計測をし 12 分経過しても終了しない場合は 途中でも終了を促してください 3 一般面接の展開 (1) 自己推薦書 に関する質問 自己推薦書に記載されている 志望動機 重点的に履修した分野 や 専門教科 領域 等に関する質問をしてください 15 分 生徒指導に関する質問をしてください 程度 (2) 基本質問 自分の求める教師像 これからの教育に求められるもの 等に関する質問をしてください (3) その他の質問 教育実習の自己評価 成果 感想などを質問してください ( 教育実習未実施の者は除きます ) 時間を見ながら (1) (2) 以外で質問があれば適宜質問をしてください (4) 一般的事項に関する質問 健康の状況 他都府県等の受検状況 職歴の有無 地方公務員法等の基礎知識 等を質問してください できるだけ一問一答とはせず 掘り下げて質問してください 4 補足質問等 一般面接等の補足質問がある場合は質問してください 2 分程度 5 終了 これで個別面接を終了しますので 板書を消してから退席してください ご苦労様でした ( 回収していない場合 ) 課題のプリント 授業構想メモ用紙は返却してお帰りください 課題のプリント 授業構想メモ用紙は 必ず回収してください 6 評価及び面接表整理 評価及び所見欄の記入等 面接表を整理してください - 6 -

8 個別面接の流れ ( 場面指導 ( 養護教諭 )) 北海道教育委員会札幌市教育委員会 1 一般面接 (1 ) 自己推薦書に関する質問 基本質問 一般的事項に関する質問等 2 場面指導 (20 分程度 ) 面接員による検査の流れの説明 面接員による問題( 課題 ) 読み上げ 受検者の問題( 課題 ) 検討時間 場面指導 内容に関する質問 1 分程度 1 分程度 3 分 5 分 10 分程度 3 補足質問及び評価 (10 分程度 )( 一般面接又は場面指導で不足した場合の調整時間を含む ) 時間内容 1 導入 (1) 準備ができ次第 受検者へ入室を指示し 着席させてください (2) 受検者に 受検教科 受検番号 氏名を発言させてください その際 出身学校は結構です と一言付け加えてください (3) 緊張している受検者には 緊張を和らげるような声をかけてください 2 一般面接の展開 (1) 自己推薦書に関する質問 15 分 自己推薦書に記載されている 志望動機 重点的に履修した分野 や 専門教科 程度領域 等に関する質問をしてください 生徒指導に関する質問をしてください (2) 基本質問 自分の求める教師像 これからの教育に求められるもの 等に関する質問をしてください (3) その他の質問 教育実習の自己評価 成果 感想などを質問してください( 教育実習未実施の者は除きます ) 時間を見ながら (1) (2) 以外で質問があれば適宜質問をしてください (4) 一般的事項に関する質問 健康の状況 他都府県等の受検状況 職歴の有無 等を質問してください できるだけ一問一答とはせず 掘り下げて質問してください 3 場面指導の展開 発言例は次のとおりですので 個別面接検査の実施に当たっては 次の発言例を参考に 実施してください (1) 検査の流れ の説明 検査の流れを記載したプリントを渡し説明してください( 検査終了後回収 ) これから場面指導による検査を行います この検査は 教育活動における具体的な場面を設定し 受検者の皆さんにその場で 20 分 指導や対応を実際に行っていただく検査です 程度 それでは 検査の流れを説明します まず 最初に課題を読み上げますので よく聞いてください その後 課題内容に対する対応方法や指導内容を3 分以内で考えてください 次に 場面指導を行っていただきます まず ご自身で考えた場面が どのような場面であるかを説明してから 目の前に児童生徒 ( 保護者 ) 本人がいると思って 実際の指導の語り口調で 場面指導を行ってください 必要に応じて面接員が児童生徒 ( 保護者 ) 役として対応しますので 面接員が児童生徒 ( 保護者 ) 役として対応するか ご自身で児童生徒 ( 保護者 ) の回答も考え 場面展開するかを申し出てください なお 場面指導は 5 分以内で終わらせてください その後 お答えいただいた場面指導の内容に関して確認や質問を行いますので それに回答してください (10 分程度 ) その応答を経て 検査を終了します - 7 -

9 時間内容 (2) 出題 受検者に課題文のプリントを渡し 課題を読み上げてください ( プリントは検査終了後回収 ) これから 課題を読み上げます < 課題例 > 小学校 3 年生のA 君が お腹がいたいので家に帰りたい と保健室に来室しました あなたは どのように対応しますか (3) 構想時間 それでは あちらの席にお座りになり 3 分以内で対応方法や指導内容を構想してください 机の上に置いているメモ用紙は 自由に使用してかまいません 面接員は受検者が着席後 時間の計測を開始し 3 分経過しても終了しない場合は 途中でも終了を促してください (4) 場面指導 それでは 席にお戻りください 面接員は受検者の着席を確認する まず ご自身で考えた場面が どのような場面であるかを説明してから 目の前に児童生徒 ( 保護者 ) 本人がいると思って 実際の指導や対応を教師になりきって 場面指導を始めてください 面接員が児童生徒 ( 保護者 ) 役として対応するか それともご自身で児童生徒 ( 保護者 ) の回答も考え場面展開するかを申し出てください 場面指導の時間は 5 分以内です それでは お願いします 個人 ( 児童 生徒 保護者 ) に対する場面と学級など ( 全体 ) に対する場面があるので 必ず 受検者に 自分自身で考えた場面を説明させてください 場面設定ができているかも評価してください 対応役ではない面接員が 時間計測し 5 分間経過しても終了しない場合は 途中でも終了を促してください (5) 質 問 いまの場面指導の内容について 質問 ( 確認 ) しますので 答えてください < 質問例 > A 君に対応した中で 最も配慮した点はどのような点ですか 受検者が行った場面指導に対し 指導の中で不十分な点等について掘り下げた質問 や確認を行い 実践的な対応能力や指導力が備わっているか を評価してください 質問時には 受検者の 実践的な対応能力 や 人間性 表情 など その場でな ければわからない点を引き出してください 残り時間があり 必要であれば 次のような質問を行うことが考えられます 追求する質問( 意図的に厳しい場面を設定させる ) 展開する質問( 時間の経過や指導後に予想される場面を想定させる ) 4 補足質問等 一般面接や場面指導についての補足質問がある場合は 評価及び面接表整理時間 (10 分間 ) の範囲内で質問してください 5 終 了 10 分 これで個別面接を終わります ご苦労様でした 程度 検査の流れと課題のプリント メモ用紙を返却してお帰りください 検査の流れと課題文のプリント メモ用紙を必ず回収してください 6 評価及び面接表整理 評価及び所見欄の記入等 面接表を整理してください - 8 -