1 目 次 1. 業 務 可 視 化 資 料 作 成 の 目 的 2. 業 務 可 視 化 の 生 成 物 3. 業 務 可 視 化 の 記 述 方 法 4. 業 務 階 層 と 生 成 物 イメージ 5. 業 務 可 視 化 資 料 の 活 用 とその 効 果 について 6. 業 務 可 視 化

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1 資 料 3 特 許 庁 業 務 システム 最 適 化 計 画 の 実 施 について (3) 業 務 可 視 化 2012 年 12 月 20 日 特 許 庁

2 1 目 次 1. 業 務 可 視 化 資 料 作 成 の 目 的 2. 業 務 可 視 化 の 生 成 物 3. 業 務 可 視 化 の 記 述 方 法 4. 業 務 階 層 と 生 成 物 イメージ 5. 業 務 可 視 化 資 料 の 活 用 とその 効 果 について 6. 業 務 可 視 化 資 料 整 備 後 の 運 用 イメージ( 検 討 中 )

3 1. 業 務 可 視 化 資 料 作 成 の 目 的 現 状 における 問 題 点 システム 開 発 における 問 題 点 情 報 システム 開 発 を 行 う 際 に 複 数 の 関 係 者 間 ( 原 課 庁 内 システム 部 門 ベンダー)で 認 識 共 有 するための 共 通 言 語 がない 特 許 庁 全 体 で 体 系 化 された 業 務 マニュアルの 非 存 在 今 後 方 式 審 査 等 のノウハウを 持 った 職 員 の 退 職 が 進 む 一 方 特 許 庁 全 体 で 体 系 化 された 業 務 マニュアルが 存 在 していないことか ら 業 務 のノウハウの 継 承 に 不 安 がある 業 務 管 理 部 署 業 特 務 実 許 施 部 庁 署 シ ス テ ム 管 理 部 ベ 署 ン ダー 業 務 可 視 化 = 各 関 係 者 が 認 識 共 有 ができる 道 具 問 題 の 解 消 業 務 変 更 シ ス テ ム 変 更 箇 所 特 定 業 務 への 影 響 箇 所 の 特 定 が 困 難 システム 化 業 務 への 影 響 箇 所 の 特 定 が 困 難 業 務 の 見 直 し 時 の 整 合 性 の 検 証 に 困 難 開 発 条 件 内 容 策 定 業 務 設 計 ( 業 務 要 件 )が 困 難 システム 対 象 の 業 務 分 析 が 困 難 システム 開 発 要 求 要 望 についてSI 業 者 依 存 の 傾 向 シ ス テ ム 影 響 調 査 システム 変 更 箇 所 の 特 定 が 困 難 見 積 も り 規 模 / 見 積 もりの 妥 当 性 の 精 査 が 困 難 設 計 開 発 テ ス ト 稼 動 テスト 稼 動 企 画 要 件 ( 改 造 事 項 要 件 ) 設 計 開 発 システム 化 業 務 の 理 解 が 困 難 業 務 システムの 知 識 のノウハウの 伝 承 が 困 難 仕 様 凍 結 時 における 開 発 成 果 物 ( 設 計 書 )の 把 握 が 困 難 開 発 成 果 物 ( 設 計 書 相 当 )の 構 成 内 容 の 把 握 が 困 難 技 術 検 証 報 告 書 における 上 流 工 程 を 特 に 重 視 すべき 旨 の 指 摘 策 定 中 の 最 適 化 計 画 ( 案 )では システム 開 発 の 上 流 工 程 強 化 のための 重 要 な 資 料 として 位 置 づけ 2

4 業 務 -アクタ 対 応 表 アクタ 出 願 支 援 課 特 許 行 業 務 方 式 審 査 課 国 際 出 願 課 出 願 支 援 課 登 録 室 審 判 課 政 サービス 室 フロントページ 紙 出 力 事 件 番 号 特 定 項 目 チェック 料 金 確 認 DE 料 確 認 [S] 優 先 権 証 明 書 電 子 交 換 ( 受 領 )/ 電 子 交 換 ( 受 領 ) 優 先 権 証 明 書 電 子 交 換 ( 受 領 )/イメージ 登 録 職 権 訂 正 各 種 方 式 認 定 種 別 (ルート) 大 区 分 分 類 (サブジェクト) 中 間 コード 書 類 名 手 続 書 類 出 願 系 (A 系 ) 願 書 系 A163 特 許 願 庁 外 庁 内 A1632 国 内 書 面 A1IB349 国 際 公 開 翻 訳 文 提 出 書 国 際 出 願 翻 訳 文 提 出 書 国 際 出 願 翻 訳 文 提 出 書 ( 職 権 ) 補 正 意 見 系 A15~ 手 続 補 正 書 意 見 書 処 理 請 求 系 A160~ 期 間 延 長 請 求 書 A162~ 出 願 審 査 請 求 書 出 願 公 開 請 求 書 出 願 人 代 理 人 系 A171~ 出 願 人 名 義 変 更 届 A174~ 代 理 人 変 更 届 取 下 放 棄 系 A176~ 出 願 取 下 書 出 願 放 棄 書 先 の 出 願 に 基 づく 優 先 権 主 張 取 下 書 パリ 条 約 による 優 先 権 主 張 放 棄 書 補 足 提 出 系 A18~ 新 規 性 の 喪 失 の 例 外 証 明 書 提 出 書 新 規 性 喪 失 の 例 外 適 用 申 請 書 出 願 日 証 明 書 提 出 書 物 件 提 出 書 手 続 補 足 書 証 明 書 類 提 出 書 刊 行 物 等 提 出 書 優 先 審 査 に 関 する 事 情 説 明 書 早 期 審 査 に 関 する 事 情 説 明 書 早 期 審 査 に 関 する 事 情 説 明 補 充 書 返 還 請 求 系 A19~ 出 願 審 査 請 求 手 数 料 返 還 請 求 書 既 納 手 数 料 返 還 請 求 書 IB 中 間 書 類 系 発 送 書 類 庁 内 庁 外 庁 内 書 類 庁 内 庁 内 RO 系 登 録 系 (R 系 ) 審 判 系 (C 系 ) PCT 中 間 書 類 系 3 2. 業 務 可 視 化 の 生 成 物 業 務 可 視 化 の 生 成 物 業 務 可 視 化 の 主 な 生 成 物 は 1 概 要 業 務 フロー 図 2デシジョンテーブル 3 業 務 説 明 書 4 業 務 -アクタ 対 応 表 5 書 類 一 覧 である 生 成 物 の 作 成 にあたっては 既 存 システム 設 計 書 法 令 等 の 根 拠 文 書 現 場 の 業 務 知 識 の 他 に 運 営 基 盤 システ ムの 開 発 を 進 める 過 程 において 開 発 内 容 範 囲 が 過 不 足 なく 設 計 が 進 められているか サポート 範 囲 の 網 羅 性 を チェックするために 作 成 した DMM(Diamond Mandala Matrix)による 業 務 可 視 化 ( 旧 可 視 化 資 料 )を 用 いた (この 時 点 で 作 成 された 旧 可 視 化 資 料 は 運 営 基 盤 システムのUA 設 計 書 との 紐 付 けを 前 提 とした いわゆる ToBe モデルとなっている ) 業 務 可 視 化 資 料 DMM 1 旧 可 視 化 資 料 フロー 単 票 2 既 存 システム 設 計 書 システム 領 域 の 見 える 化 生 成 物 も 含 む 概 要 業 務 フロー 図 仕 事 の 流 れの 可 視 化 デシジョン テーブル 仕 事 の 判 断 の 可 視 化 業 務 説 明 書 仕 事 の 内 容 の 可 視 化 3 現 場 の 業 務 知 識 原 課 レビューにて 抽 出 確 認 4 根 拠 文 書 法 令 基 準 指 針 マニュアル 等 特 許 法 施 行 規 則 方 式 審 査 便 覧 経 済 産 業 省 組 織 規 則 審 査 ハンドブック 原 課 マニュアル etc 業 務 -アクタ 対 応 表 仕 事 の 共 通 部 分 の 可 視 化 書 類 一 覧 仕 事 の 情 報 の 可 視 化 業 務 可 視 化 資 料 と システム 設 計 書 の リンク 情 報 を 作 成

5 4 3. 業 務 可 視 化 の 記 述 方 法 (1/2) 現 在 の 記 述 方 法 について 旧 可 視 化 資 料 においては 業 務 の 網 羅 性 を 確 保 するため まず DMM( 機 能 構 成 図 )により 業 務 の 現 場 から 実 際 の 業 務 を 引 き 出 し 全 業 務 を 目 次 化 した 後 に 業 務 フローと 個 々の 業 務 の 内 容 を 書 き 起 こし 特 許 庁 業 務 を 表 現 していた 一 方 開 発 の 中 断 による 業 務 可 視 化 の 目 的 を 見 直 す 中 で 特 許 庁 業 務 全 体 の 体 系 的 なマニュ アルが 整 備 されていないことによる 業 務 知 識 の 安 定 的 な 継 承 も 不 安 視 されていたことから シス テム 開 発 における 業 務 要 件 定 義 の 目 的 だけでなく 実 際 の 現 場 業 務 の 場 面 においても 活 用 できる ものにするべく 検 討 を 進 めた 現 場 の 業 務 有 識 者 の 意 見 では 旧 可 視 化 資 料 における 業 務 フローの 表 現 方 法 記 述 レベルで は 現 場 の 業 務 に 直 感 的 には 結 びつかず 実 際 の 現 場 での 利 用 は 難 しいとの 意 見 もあったことか ら 旧 可 視 化 資 料 のDMMで 目 次 化 された 業 務 をもとに 業 務 フローの 記 述 方 法 から 見 直 しを 行 っ た 具 体 的 には 利 用 目 的 から 導 かれる 資 料 構 成 や 記 載 項 目 等 を 検 討 し 一 部 の 法 域 業 務 領 域 を 対 象 として 実 際 に 新 たなテンプレート(UML2.0(Unified Modeling Language))でトライアル 資 料 を 作 成 するとともに 運 用 時 のシナリオを 作 成 し シミュレーションを 実 施 した 見 直 しの 過 程 では UML2.0のほか BPMNの 採 用 についても 検 討 を 行 ったが それぞれの 記 述 方 法 において 表 現 力 に 大 きな 差 異 はないと 考 えられたため 既 存 システムや 業 務 マニュアル のフロー 表 記 ( 縦 フロー)との 類 似 性 からも 職 員 への 普 及 が 容 易 であるとの 考 えから UML2.0を 採 用 し 現 場 職 員 への 説 明 会 等 を 実 施 している シミュレーションにより 今 後 のシステム 開 発 や 現 場 の 業 務 運 用 において 有 効 に 利 用 できるもの と 考 えられたため 平 成 24 年 5 月 から 新 たなテンプレート(UML2.0)による 本 格 的 な 業 務 可 視 化 資 料 の 作 成 が 進 められているところ

6 3. 業 務 可 視 化 の 記 述 方 法 (2/2) 記 述 方 法 の 移 行 可 能 性 について 前 述 のとおり 特 許 庁 ではUML2.0のアクティビティ 図 のルールに 基 づき 業 務 可 視 化 作 業 を 行 っている 一 方 現 在 見 直 しが 検 討 されている 業 務 システム 最 適 化 指 針 (ガイドライン) では UML2.0とは 異 なる 記 述 方 法 (たとえば BPMN)による 可 視 化 資 料 の 整 備 が 推 奨 される 動 きがある 特 許 庁 が 今 後 システム 開 発 の 調 達 等 を 進 める 上 では 当 該 ガイドラインの 動 向 を 見 据 えつつ 異 な る 記 述 方 法 への 移 行 の 可 能 性 も 念 頭 に 置 いた 上 で 業 務 可 視 化 資 料 の 整 備 を 進 めることが 望 ましい しかしながら 現 時 点 において 記 述 方 法 を 変 更 することは 作 業 の 手 戻 りとなるばかりでなく 新 たな 記 述 方 法 に 習 熟 するまでに 相 応 の 期 間 も 必 要 となることから UML2.0にて 一 通 りの 業 務 可 視 化 資 料 の 完 成 を 目 指 すこととし 記 述 方 法 が 変 更 された 場 合 の 対 応 についても 合 わせて 検 討 していくこととする なお 現 在 の 概 要 業 務 フローは Microsoft Office Visio2003で 作 成 しているが 来 年 度 以 降 は フロー の 作 成 に 加 え 資 料 内 の 整 合 性 チェックやメンテナンス 等 が 容 易 にできるような 管 理 ツールを 導 入 する 予 定 である 管 理 ツールの 導 入 にあたっては 可 視 化 資 料 のファイル 形 式 についても 検 討 が 必 要 であるが 当 面 は 現 在 のVisioファイルをXML 形 式 に 変 換 して 格 納 し 将 来 的 に 異 なる 記 述 方 法 に 移 行 する 必 要 が 生 じた 場 合 に 備 える 予 定 現 在 :UML(Visio) 当 面 :UML(XML) 将 来 : 異 なる 記 述 方 法 (たとえばBPMN) 変 換 ただし このXMLは あくまでもVisioのオブジェクト 情 報 を 保 持 しているに 過 ぎないため ツールによる 単 純 な 記 述 方 法 の 変 換 は 不 可 能 と 考 えられる 変 換 には 相 当 の 工 数 と 時 間 ( 手 作 業 )を 伴 う 5

7 4. 業 務 階 層 と 生 成 物 イメージ (1/2) L-0 L-1 業 務 関 連 図 L-3 概 要 業 務 フロー 図 特 許 庁 業 務 工 業 所 有 権 に 関 す ること 手 続 に 基 づく 民 間 技 術 開 発 促 進 民 間 における 技 術 の 開 発 に 係 る 環 境 の 整 備 に 関 すること 24 年 度 上 半 期 に 実 施 した 項 目 L-2 階 層 図 弁 理 士 会 からの フィード バック 制 度 変 更 に 係 る 弁 理 士 会 への 働 きかけ 弁 理 士 に 関 すること 手 続 に 基 づく 国 際 協 力 促 進 制 度 変 更 弁 理 士 会 からのフィー ドバック 国 際 協 力 のための 弁 理 士 会 への 働 きかけ 所 掌 事 務 に 係 る 国 際 協 力 に 関 すること 24 年 度 下 半 期 に 実 施 する 項 目 P U D T 特 許 (DO 含 む) 実 用 (DO 含 む) 意 匠 商 標 ( 指 定 国 官 庁 業 務 含 む) 受 付 方 式 審 査 分 類 類 似 実 体 審 査 不 服 審 判 設 定 登 録 当 事 者 系 審 裁 定 更 新 移 行 政 不 服 発 送 交 付 公 報 発 行 手 数 料 返 還 群 付 与 判 商 標 登 録 転 登 録 異 10 議 申 立 ( ( (1) (2) 審 査 推 進 室 特 許 審 査 部 審 判 部 登 録 室 1 国 内 総 出 務 (1) 願 (2) 課 ) 2 国 際 出 願 の 国 内 方 式 審 査 課 段 意 匠 課 意 匠 部 門 階 ) (1) (2) 商 標 課 (1) (2) 方 式 審 査 基 準 室 出 願 支 援 課 普 及 支 援 課 会 計 課 R PCT-RO 国 際 出 願 課 M マドプロ ( 本 国 官 庁 業 務 のみ) 国 際 商 標 出 願 室 E A 特 許 行 政 サービス 室 出 願 支 援 課 閲 覧 証 明 申 請 人 登 録 メンテナンス [ 課 室 の 凡 例 ] 出 願 支 援 課 登 録 室 特 許 行 政 サービス 室 国 際 出 願 課 国 際 商 標 出 願 室 方 式 審 査 課 方 式 審 査 基 準 室 商 標 課 意 匠 課 審 査 推 進 室 審 判 部 総 務 課 会 計 課 普 及 支 援 課 特 許 審 査 第 一 ~ 四 部 審 査 業 務 部? 業 務 ID 例 :01P-1 特 許 受 付 ( 国 内 出 願 ) 6

8 7 4. 業 務 階 層 と 生 成 物 イメージ (2/2) 可 視 化 する 業 務 階 層 の 粒 度 と 用 途 について 業 務 可 視 化 資 料 は システム 開 発 における 業 務 要 件 定 義 への 活 用 に 加 え 特 許 庁 業 務 の 体 系 的 なマ ニュアル 整 備 を 目 標 として 作 業 を 進 めている このため 業 務 所 管 原 課 毎 にヒアリング レビューを 重 ね 原 課 の 業 務 マニュアルとしても 活 用 できる 記 載 粒 度 を 前 提 として 下 位 階 層 (L3 階 層 )から 作 成 を 進 めているところ 一 方 システム 開 発 あるいは 業 務 の 現 場 で 運 用 の 見 直 しが 行 われる 際 には 上 位 の 責 任 者 ( 長 官 CIO 等 )の 承 認 が 必 要 となる 場 合 があるが L3 階 層 の 資 料 は 詳 細 かつ 大 部 にわたるため 全 体 を 直 感 的 に 把 握 するには 適 当 な 記 載 粒 度 とは 言 えず また 今 後 の 調 達 によりシステム 開 発 に 参 画 する 開 発 業 者 に 庁 業 務 の 内 容 を 理 解 してもらうためにも より 上 位 階 層 の 可 視 化 資 料 の 作 成 を 検 討 する L2 ( 上 位 階 層 ) 直 感 的 に 業 務 全 体 を 俯 瞰 できる 業 務 階 層 を 表 現 4. 業 務 階 層 と 生 成 物 イメージ (p7)のl-2 階 層 図 特 許 の 業 務 領 域 (01-P~15P)をフロー 化 したもの L-2 階 層 の 業 務 領 域 の 繋 がりを 表 現 するための 最 低 限 のアクティビティを 使 用 して 試 行 的 に 作 成

9 8 5. 業 務 可 視 化 資 料 の 活 用 とその 効 果 について (1/2) システム 開 発 原 課 の 業 務 運 用 の 場 面 での 利 用 1 システム 開 発 における 問 題 点 への 対 応 (システム 開 発 の 場 面 での 利 用 ) 最 適 化 計 画 におけるシステムの 段 階 的 刷 新 ( 業 務 アプリケーションの 再 構 成 )にあたっては 調 達 を 想 定 このための 業 務 要 件 定 義 資 料 として 活 用 するとともに 今 後 の 法 改 正 や 運 用 変 更 に 伴 うシステム 開 発 時 の 上 流 工 程 資 料 として 利 用 業 務 システムの 把 握 システム 開 発 にあたっては 業 務 可 視 化 資 料 の 整 備 によって 各 業 務 の 内 容 や 他 業 務 システムとの 関 連 性 が 明 確 となるため 影 響 業 務 の 把 握 が 容 易 となる 原 課 においては 業 務 可 視 化 資 料 を 用 いて 影 響 範 囲 の 特 定 とシステム 化 する 範 囲 を 検 討 し 業 務 可 視 化 資 料 を 改 訂 これを 元 に システム 化 要 望 資 料 ( 業 務 要 件 定 義 ) を 作 成 し システム 開 発 室 に 提 示 システム 開 発 室 においては 上 記 により 影 響 業 務 と 影 響 システムが 明 確 となるため 原 課 と 協 議 しつつ システム 化 前 提 条 件 資 料 を 作 成 し 開 発 ベンダーに 提 示 関 係 者 の 共 通 言 語 として 業 務 可 視 化 資 料 は 関 係 者 間 ( 原 課 システム 開 発 室 開 発 ベンダー)の 共 通 言 語 として 利 用 できる 粒 度 で の 整 備 を 目 指 しており システム 開 発 時 における 各 者 間 での 課 題 認 識 の 共 有 意 思 疎 通 が 円 滑 になる 開 発 範 囲 の 網 羅 性 確 認 システム 化 する 範 囲 が 明 確 化 されるため 開 発 ベンダーから 提 示 される 見 積 規 模 の 妥 当 性 や 開 発 範 囲 の 確 認 に 有 用 その 他 新 業 務 の 運 用 が 開 始 された 後 も 担 当 原 課 が 明 確 になっているため 障 害 時 データ 不 正 等 のトラブル 時 に 円 滑 な 対 応 が 可 能 であること 等

10 9 5. 業 務 可 視 化 資 料 の 活 用 とその 効 果 について (2/2) 2 特 許 庁 全 体 で 体 系 化 された 業 務 マニュアルの 非 存 在 の 解 消 ( 原 課 の 業 務 運 用 の 場 面 での 利 用 ) 担 当 業 務 におけるシステム 開 発 時 の 検 討 資 料 ( 前 ページ )としての 利 用 のほか 現 状 業 務 の 把 握 や 業 務 適 正 化 の 観 点 からの 業 務 フロー 等 の 変 更 の 場 面 における 利 用 を 想 定 現 状 業 務 の 把 握 業 務 可 視 化 資 料 は 業 務 の 引 継 ぎや 研 修 での 利 用 も 期 待 できることから 安 定 的 な 業 務 の 継 続 が 可 能 となる なお 今 回 の 作 業 では 業 務 可 視 化 資 料 と 既 存 システム 設 計 書 とのリンク 情 報 ( 業 務 とシステムの 関 連 表 )の 作 成 までを 予 定 しているところ (システムの 業 務 領 域 の 可 視 化 ) 一 方 業 務 可 視 化 資 料 は 原 課 が 保 有 する 業 務 マニュアルや 運 用 ペーパー 等 ( 特 に 人 の 業 務 領 域 )との リンク 情 報 を 原 課 において 付 加 することにより より 詳 細 かつ 実 用 的 な 資 料 として 完 成 するものである 原 課 の 保 有 している 上 記 マニュアル 等 と 業 務 可 視 化 資 料 とのリンク 情 報 の 作 成 については 今 回 の 作 業 で 必 須 とはしていないが 今 後 原 課 において 一 度 出 来 上 がった 業 務 可 視 化 資 料 に 対 してリンク 情 報 を 作 成 す る 必 要 がある ( 人 の 業 務 領 域 の 可 視 化 ) < 詳 細 は 別 途 検 討 > 業 務 フローの 変 更 システム 化 の 有 無 を 問 わず 業 務 適 正 化 の 観 点 から 業 務 フロー 等 の 変 更 を 実 施 する 際 に 基 本 資 料 として 利 用 される 庁 全 体 の 業 務 を 網 羅 した 資 料 として 整 備 予 定 のため 影 響 範 囲 の 把 握 が 容 易 となる 現 行 業 務 を 表 した 業 務 可 視 化 資 料 をリバイスして 関 係 者 間 で 共 有 することにより 課 題 認 識 の 共 有 意 思 疎 通 が 円 滑 になる

11 6. 業 務 可 視 化 資 料 整 備 後 の 運 用 イメージ ( 検 討 中 ) 業 務 分 析 要 件 定 義 ( 庁 主 体 ) システム 開 発 (APベンダ 主 体 ) 利 用 想 定 業 務 の 見 直 し 検 討 修 正 影 響 範 囲 の 調 査 業 務 適 正 化 の 検 討 等 編 集 (MS-Officeで 実 施 ) 可 視 化 資 料 の 見 直 し 検 証 環 境 ファイルサーバ or 構 成 管 理 システム( 例 :SVN) 改 訂 版 の 追 加 登 録 APベンダー 編 集 設 計 資 料 開 発 環 境 アーキテクチャ 標 準 仕 様 に 基 づき APベンダー 個 別 の 環 境 で 設 計 資 料 を 作 成 修 正 責 任 担 当 ( 業 務 原 課 を 想 定 ) ブラウザ 画 面 全 文 検 索 画 面 (イメージ) 修 正 のための 最 新 版 の 取 得 概 要 業 務 フロー 図 (MS-Visio) 業 務 説 明 書 (MS-Word) デシジョンテーブル (MS-Excel) 管 理 ツールの 機 能 要 件 等 検 討 中 (アクセス 権 に よる 管 理 ) 納 品 検 収 後 に 登 録 製 品 技 術 の 基 準 処 理 方 式 の 基 準 システム 基 盤 設 計 の 基 準 製 品 の 基 準 利 用 想 定 版 管 理 構 成 管 理 整 合 性 検 証 リリース 管 理 改 訂 版 のリリース 整 合 性 検 証 等 (ツールの 導 入 を 検 討 ) 可 視 化 資 料 原 本 管 理 環 境 ( 改 版 履 歴 含 む) システム 設 計 書 運 用 マニュアル アーキテクチャ 標 準 仕 様 原 本 管 理 担 当 ( 運 営 基 盤 企 画 室 を 想 定 ) 閲 覧 者 ( 庁 職 員 ) (Webブラウザでの を 想 定 ) ファイルサーバ or 構 成 管 理 システム ( 例 :SVN) 設 計 資 料 正 式 版 管 理 環 境 ( 改 版 履 歴 含 む) 可 視 化 資 料 と 設 計 資 料 の トレーサビリティを 確 保 ( 管 理 環 境 の 一 元 化 も 想 定 ) システム 開 発 室 運 用 業 者 編 集 利 用 想 定 庁 業 務 の 内 容 理 解 庁 システム 開 発 の 方 針 理 解 調 達 業 者 (Webブラウザでの を 想 定 公 開 範 囲 は 要 検 討 ) (Webブラウザでの を 想 定 公 開 範 囲 は 要 検 討 ) 操 作 の 流 れ 情 報 の 流 れ 10