り死亡させて殺害し, 第 2 医療等の用途以外の用途に供するため, 同日頃から同月 18 日までの間に, 被告人方において, 指定薬物であるN-(1-アミノ-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル )-1-(5-フルオロペンチル)-1H-インダゾール -3-カルボキサミド( 通称 5-Fluoro
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- ひろき みやまる
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1 主 文 被告人を懲役 28 年に処する 未決勾留日数中 150 日をその刑に算入する 理 由 ( 犯行に至る経緯 ) 被告人は, 平成 20 年頃から, いわゆる危険ドラッグを使用し始め, 平成 25 年 5 月に危険ドラッグによる急性薬物中毒で入院し, 両親からその使用を止めるように叱責されたが, その後も使用を続け, 平成 26 年 8 月頃に一旦その使用を止めたものの, 同年 10 月 12 日にこれを再開した 同月 14 日, 被告人の危険ドラッグ使用が勤務先関係者の知るところとなり, 同月 15 日午後 4 時 30 分頃, 被告人は, 勤務先を解雇された 被告人は, 同日午後 5 時 30 分頃に帰宅して, 被告人方 2 階の自室にて酒を飲みながら危険ドラッグを使用した後, 母である甲から食事に呼ばれたため, 同 1 階リビングに下りたところ, 父である乙から危険ドラッグ使用等について叱責されたため, 口論となった 被告人は, 興奮を落ち着かせようと玄関から外に出たところ, 甲に呼び止められてリビングに戻ると, 再び乙から叱責されるとともに, 頭を小突かれた これに怒りを覚えた被告人は, 台所にあった包丁を手にした ( 罪となるべき事実 ) 被告人は, 第 1 平成 26 年 10 月 15 日午後 6 時 40 分頃から午後 8 時 40 分頃までの間に, 神奈川県横須賀市内の被告人方において, 1 乙 ( 当時 60 歳 ) に対し, 殺意をもって, その頸部を包丁で突き刺すなどし, よって, その頃, 同所において, 同人を頸部刺創, 大動脈切破に伴う失血により死亡させて殺害し, 2 甲 ( 当時 61 歳 ) に対し, 殺意をもって, その胸部を包丁で突き刺すなどし, よって, その頃, 同所において, 同人を胸部刺創, 肺動脈損傷に伴う失血によ
2 り死亡させて殺害し, 第 2 医療等の用途以外の用途に供するため, 同日頃から同月 18 日までの間に, 被告人方において, 指定薬物であるN-(1-アミノ-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル )-1-(5-フルオロペンチル)-1H-インダゾール -3-カルボキサミド( 通称 5-Fluoro AB-PINACA) 又はその塩類若干量及び1-(1,2-ジフェニルエチル ) ピペリジン ( 通称 Dip henidine) 又はその塩類若干量を自己の身体に摂取し, もって医療等の用途以外の用途に指定薬物を使用した ( 証拠の標目 ) 省略 ( 争点に対する判断 ) 第 1 殺人について ( なお, 本項において 犯行 という場合には, 殺人の犯行を意味する ) 1 争点及び当事者の主張殺人に関する争点は, 被告人が犯行時に責任能力を有していたか否かである 弁護人は, 公判審理の結果を踏まえて, 危険ドラッグ ( ジフェニジン ) による急性薬物中毒の影響により, 攻撃性 衝動性が高まり, 被告人に両親を殺すことを思いとどまる能力が失われていた可能性を排斥できないとして, 被告人の心神喪失を主張する これに対して, 検察官は, 急性薬物中毒が犯行に影響を与えたこと自体は争わないものの, 両親を殺すことを思いとどまる能力が著しくまでは低下していなかったとして, 被告人の完全責任能力を主張する 2 当裁判所の判断当裁判所は, 被告人が犯行時に完全責任能力を有していたものと認めたので, 以下その理由を説明する 犯行に影響を与えた危険ドラッグ危険ドラッグの薬理作用等に関する専門家証人である丙医師は, 被告人が最
3 後に使用したと考えられる危険ドラッグは, 犯行後に被告人の尿, 血液から検出されたジフェニジンと2 種類の合成カンナビノイドといわれる薬物であり, このうち, 合成カンナビノイドは, 陶酔感を催し行動抑制的な薬理作用を有するので, 犯行に対しては, ジフェニジンのもつ妄想, 幻覚, 攻撃的となる薬理作用が働いたものと考えられると証言している 他方, 本件において被告人が使用した危険ドラッグの現物は残存しておらず, これを直接鑑定することはできていない上, 被告人の犯行前におけるその使用量も不明である そして, 丙医師と同様に危険ドラッグの薬理作用等に関する専門家証人である丁医師及び精神科薬理学の専門家証人である戊医師は, 複数の化合物が混ぜ合わされることの多い危険ドラッグがいつごろどのような効果を発揮するのか必ずしも明らかではなく, とりわけ, ジフェニジンについては, 研究が不十分であり, その薬理作用は, 類似の化合物から推認するほかないと述べている 当裁判所は, このような専門家の証言及び犯行前に危険ドラッグを使用したという被告人供述を踏まえ, 被告人が, 犯行前に, ジフェニジンと 2 種類の合成カンナビノイドを含んだ危険ドラッグを吸引又は誤食 ( バターなどに混ぜて食べること ) により何らかの量を摂取した, ということを前提として, 現に被告人がとった行動や症状を軸として, 急性薬物中毒が犯行に与えた影響を検討することとする 動機に比してかなり残忍な犯行内容と被告人の平素の人格被害者らの創傷の状況等に鑑みれば, 犯行の態様は, 包丁を用いて, 強い力で両親の首や胸等を多数回突き刺すなどして殺害するというものであり, 強固な殺意に基づくことが明らかである 被告人は, 父親から叱責され, 頭を小突かれたことに怒りを覚えて, 犯行に及んでいるので, このような犯行に及ぶ一応の動機を見出すことはできるものの, 被告人に平素は粗暴な傾向がなく, 被告人と両親の関係を見ても, 被告人が本件のような凶行に出て, 両親を殺害するほどの深刻なトラブル等があったとは窺われない むしろ, 被告人が, 犯行
4 当日に勤務先から解雇されたことを甲に話したところ, 甲に慰められ, 勤務先に謝罪して雇用の継続をお願いしに行くため, 銀髪を黒髪に戻す毛染めを買いに行ってもらっていることなど, 甲との関係は良好であったことを窺わせる事情も認められる こうした点を考慮すると, 被告人がここまでの凶行に至ったのは, その動機に比してかなり極端であるといわざるを得ず, 犯行時の被告人の状態は, 被告人の平素のおとなしい人格とはかなり違った状態になっていたと認められ, 危険ドラッグの薬効が犯行に影響を及ぼしていることは否定できない 戊医師の分析ア被告人の精神鑑定を行った精神科医の戊医師は, 次のとおり証言する すなわち, 危険ドラッグによる急性薬物中毒が犯行に影響を与えていたとはいえるものの,1 被告人が, 犯行直前に, 両親に叱責され, 玄関から外に出るという回避行動をとったこと,2 犯行が, 合目的的に行われ, 一旦完結していること ( つまり, 両親のみを攻撃の対象とし, 壁等の大きな破損などがないこと ),3 被告人が, 何らかの目的をもって, 平成 26 年 10 月 15 日午後 8 時 39 分に104 番 (NTT 電話案内サービス ) に電話をして, 鍵屋の電話番号を控え, 直後にその鍵屋に電話することができていること,4 被告人の危険ドラッグの影響が相当程度減退したと考えられる同月 17 日の時点で同月 15 日に架けたのと同じ鍵屋に電話をしており, その行動が同日の時点から一貫していることなどから, 急性薬物中毒が犯行に与えた影響の程度は, このような統制ある行動をとれる程度であった そして, 犯行時の被告人の精神状態は, 危険ドラッグの薬理作用のうちの鎮静や運動機能障害を起こす作用よりも高揚感や興奮を及ぼす作用の方が大きくなった状態にあったと考えるのが最も合理的であり, これがさらに, 高度な幻覚あるいは妄想状態に至った状態であったと考えると上記のような統制ある行動をとっていることと矛盾する, というのである
5 イ戊医師の証言は, 精神科薬理学を研究分野とする十分な学識と精神鑑定等の豊富な経験に基づいており, その鑑定の判断過程も合理的であるから, 基して残忍な犯行を行うと同時に上記アのような統制ある行動をとったことを矛盾無く説明できている そして, 戊医師の指摘する事項に加え,5 被告人が犯行直後 104 番に電話をするなどした時点で,110 番に架けて警察などに電話をしていないこと, 6 被告人が両親を殺害した後に110 番を架けなかったのは, すぐに警察にはつかまりたくなかったという気持ちがあったと思う, と当公判廷において供述していることを考え合わせると, 被告人による犯行に急性薬物中毒の影響は認められるものの, その影響は限定的で, 犯行を思いとどまる能力が失われ又は著しく低下した状態ではなかったと認められる ウ弁護人は, 被告人が妄想状態になかったとしてもなお犯行を思いとどまる能力が失われていたと主張するが, 単なる興奮状態, 高揚状態にとどまるのであれば, 犯行を思いとどまる能力が失われていたといえないことは明らかである そして, 上記ア, イに指摘した1から6の点を考えれば, その能力が著しく低下した状態であったともいえない 弁護人は, 戊医師が挙げる1 犯行前の回避行動について, 急性薬物中毒の影響が顕著に現れる前であったか, 影響が断続的 まだら状であったためその時点では回避行動をとる余裕が残っていたという可能性を指摘するが, この回避行動から被告人が包丁を手にするまでが時間的に極めて近接していることが認められるので, その可能性は考え難い また,2 犯行が合目的的であることについて, 弁護人は, 急性薬物中毒の症状が攻撃性及び衝動性の亢進であった場合, 両親のみが攻撃対象になるのは当然であると主張するが, 弁護人の指摘している状態は, まさに 高揚感と興奮 ( 戊医師の表現 ) により被告人が犯行時に錯乱状態に陥らない状態で犯行を犯したことを意味するのであって, これこそ戊医師が指摘する被告人の犯行当時の精神状態であ
6 るから, 弁護人のこの主張は戊医師の説明と異なるものではない 3 犯行後の架電について, 弁護人は, 既に急性薬物中毒の状態から脱していた可能性を指摘するが, 犯行後の架電は犯行に近接した時期に行われたと考えられる上, ジフェニジンが摂取後数日間は血液中から検出されることに照らしてジフェニジンの薬効はある程度長時間続くと考えられる ( 丙医師 ) から, 弁護人の指摘する可能性は考え難い そうすると, 弁護人の主張は上記イの判断を覆さない 第 2 薬事法違反について 1 争点及び当事者の主張薬事法違反に関する争点は, 被告人において, 使用した危険ドラッグ ( 以下 本件薬物 という ) が違法な物 ( 規制薬物 ) かもしれないとの認識を有していたか否かである 検察官は, 被告人が上記認識を有していたと主張するのに対して, 弁護人は, 被告人には上記認識はなかったと主張する 2 当裁判所の判断当裁判所は, 被告人が, 本件薬物の使用時に本件薬物が違法な物 ( 規制薬物 ) かもしれないとの認識 ( 故意 ) を有していたものと認めたので, 以下その理由を説明する 危険ドラッグに対する規制の現状は, 新種の薬物が社会に出回り, これに対する法規制がなされると, 化学構造の一部を変えた新種の薬物が出回るという, いたちごっこの様相を呈している そして, 被告人は, 当公判廷において, インターネットの危険ドラッグ販売サイトなどを通じて, このような法規制の現状を認識し, 平成 26 年 4 月頃には法規制が厳しくなっていると感じていた旨供述している こうした被告人の認識に加えて, 被告人が同年 7 月 17 日頃に本件薬物を入手してから, これを使用するまでに約 3か月もの期間が経過していることも併せ考えれば, 被告人において, 本件薬物を使用する際, 本件薬物が, その入手時において既に, あるいは入手後に所持を継続する中で, 規制薬
7 物となっているかもしれないと認識していたことが強く推認される これに対し, 被告人は, 当公判廷において, 本件薬物が普通にインターネットで買えたことから, 違法な物とは思っていなかったと供述するが, 薬局などとは異なり, インターネットで売られているという一事をもって, 規制薬物かもしれないとの懸念が完全に払拭されるとは考え難い また, 被告人は, 違法か合法かは気にしていなかったとも供述しているが, 結局これは違法でも構わないと思っていたというのに過ぎないから, 上記の推認を妨げない ( 法令の適用 ) 罰条 判示第 1 の各所為 判示第 2 の所為 いずれも刑法 199 条 平成 25 年法律第 84 号附則 101 条により同法による改正 前の薬事法 84 条 20 号,76 条の 4 刑種の選択 判示第 1 の各所為 判示第 2 の所為 いずれも有期懲役刑を選択 懲役刑のみを選択 併合罪の加重 刑法 45 条前段,47 条本文,10 条 ( 刑及び犯情の最も重い殺 人罪の刑に法定の加重 2 個の殺人罪はいずれも犯情が同 じであるからこれ以上の特定はしない ) 未決勾留日数の算入 訴訟費用の不負担 刑法 21 条 刑事訴訟法 181 条 1 項ただし書 ( 量刑の理由 ) 当裁判所が, 量刑上最も重視した事情は, 残忍な態様で二人の命を奪ったことである 被害者らは, 被告人の両親として, 仕事も長続きせず, 危険ドラッグも止めようとしない被告人を叱りはするものの, 同居して食事をともにし, 現金が不足したといえば現金を貸し, さらには被告人が負った債務の整理に協力するなどしてずっと面倒を見てきた 母親に至っては, 危険ドラッグを使ったために勤務先を解雇
8 された被告人が, 頭髪を黒色に戻して勤務先の上司にわびを入れるため, 被告人の依頼により毛染めまで購入しに行っているのである その息子に, 突如として包丁で襲いかかられ, 必死に抵抗する中, 首や胸等を何度も突き刺されて, 遂には二人とも命を絶たれてしまった このように, 本件は, 強固な殺意に基づく残忍な犯行であり, 被害者らが被った苦しみや悲しみ, 悔しさは計り知れず, 結果は余りにも大きい 被告人は, 危険ドラッグ使用について父親から叱責され, 頭を小突かれたことに怒りを覚えて犯行に及んでいる このような父親の対応には何の落ち度もなく, 動機は身勝手で酌量の余地は皆無である そして, 既に述べたとおり, 被告人は, 犯行当時, 危険ドラッグによる急性薬物中毒の影響で犯行を思いとどまる能力が低下していたことが認められるものの, その程度は限定的である上, その原因も, そもそも被告人が自ら危険ドラッグを使用したことにある 被告人は, 危険ドラッグの使用によって別の場所で事件, 事故が発生していることを知っていた上, 危険ドラッグの使用を理由として勤務先を解雇されたりもしていたのであるから, 危険ドラッグが脳や身体に有害な影響を及ぼすことを理解し, 社会的にその使用が厳しく非難されるものであることを知っていたはずである にもかかわらず, 被告人は危険ドラッグの使用をやめず, 両親の殺害に至ったのであるから, 危険ドラッグによる行動制御能力の低下を, 被告人に対する非難を減じる事由として大きく考慮することはできない 当裁判所は, 家族関係を動機として凶器を用いて殺人既遂 2 件以上に及んだ事案の量刑傾向も参考にしつつ, 慎重に評議を重ねたが, 本件は, 有期懲役刑の上限に近い部類に属すると言わざるを得ない その上で, 一般情状について検討する 被告人は, 両親殺害後に悔悟して自首等をする機会も十分にあったにもかかわらず, むしろ, 被害者らが夫婦げんかの末に死亡したように装うべく父親の手に母親の毛髪を握らせるなどの罪証隠滅工作に及んでおり, 犯行後の情状は悪い また, 被告人は, 当公判廷において, 反省の言
9 葉を述べ, 自ら犯した罪と向き合いつつあると感じられるが, 決して十分とは言い難く, 今後更に反省を深めていくことが求められる 以上より, 本件の犯情により定まる刑の大枠の中で, 一般情状について調整的に考慮した結果, 被告人を主文の刑に処するのが相当であると判断した よって, 主文のとおり判決する ( 求刑 - 懲役 30 年, 弁護人の意見 - 無罪 ) 裁判員 6 名とともに審理し, 評議を尽くした結論は上記のとおりである 平成 27 年 11 月 24 日横浜地方裁判所第 6 刑事部裁判長裁判官鬼澤友直, 裁判官並河浩二, 裁判官関口恒
被告人に殺害されることを承諾したような様子は一切ない むしろ, 被害者は, 本件直前に介護用品を選んだり, 散髪の予約をしたりしている 被告人も, 公判廷において, 被害者に心中することを話したことはないし, 上記転居後に, 被害者から死にたいとか, 殺してほしいと言われたことはなかった旨供述する
平成 29 年 11 月 20 日宣告 平成 28 年 ( わ ) 第 220 号殺人被告事件 主 文 被告人を懲役 3 年に処する 未決勾留日数中 300 日を上記刑に算入する この裁判が確定した日から 5 年間上記刑の執行を猶予する 理 由 ( 罪となるべき事実 ) 被告人は, 平成 6 年以降, 両下肢の機能が全廃した妻の介護をしてきたが, 同 21 年 1 0 月に大阪の施設に入居した頃から同人の精神状態が不安定になっていき,
在は法律名が 医薬品, 医療機器等の品質, 有効性及び安全性の確保等に関する法律 と改正されており, 同法において同じ規制がされている )2 条 14 項に規定する薬物に指定された ( 以下 指定薬物 という ) ものである (2) 被告人は, 検察官調書 ( 原審乙 8) において, 任意提出当日
平成 28 年 ( う ) 第 181 号薬事法違反被告事件 平成 28 年 6 月 24 日福岡高等裁判所第 1 刑事部判決 主 文 本件控訴を棄却する 当審における未決勾留日数中 40 日を原判決の刑に算入する 理 由 本件控訴の趣意は, 弁護人堺祥子作成の控訴趣意書に記載されたとおりであるから, これを引用する 1 事実誤認の主張について論旨は, 要するに, 被告人は, 原判示の乾燥植物片 (
る なお, 前記写真は,M 号室前の廊下をビデオ撮影していたものを, 静止画として切り出したものであるから, 以下, 当該ビデオ撮影 ( 以下 本件ビデオ撮影 という ) の適法性について検討する 関係証拠によれば, 以下の事実が認められる すなわち, 捜査機関は, 委員会 ( 通称 派 以下 派
主 文 被告人を懲役 1 年 8 月に処する 未決勾留日数中 220 日をその刑に算入する 理 由 ( 罪となるべき事実 ) 被告人は, 氏名不詳者らと共謀の上,Xが殺人事件等の罪を犯した犯人として逮捕状が発せられ, 逃走中の者であることを知りながら, その逮捕を免れさせる目的で, 平成 29 年 2 月 26 日頃から同年 5 月 18 日までの間, 広島市 h 区 iのj 丁目 k 番 l-m
主 文 被告人を死刑に処する 押収してあるペティナイフ 1 本 ( 平成 25 年押第 2 号の 1) を没収する 理 由 ( 罪となるべき事実 ) 第 1 被告人は, 平成 23 年 11 月頃に当時の妻と共に福島県会津若松市に移住した後, 実際には職に就くことはなかったのに, 妻には就職したと嘘
主 文 被告人を死刑に処する 押収してあるペティナイフ 1 本 ( 平成 25 年押第 2 号の 1) を没収する 理 由 ( 罪となるべき事実 ) 第 1 被告人は, 平成 23 年 11 月頃に当時の妻と共に福島県会津若松市に移住した後, 実際には職に就くことはなかったのに, 妻には就職したと嘘の報告をし, 妻の着物等を無断で質入れするなどして得た金を元手に外国為替オプション取引を行っても思うように利益を出せず,
いずれも殺害するに至らなかった 証拠の標目 省略 争点に対する判断 被告人が, A 及び B を金属バットで殴打したことは争いがない 本件の争点は, 殺意の有無と責任能力である 1 殺意の有無 ⑴ A に対する殺意防犯カメラ映像 ( 甲 6 2,6 6 ) に見られる被告人の両手両足の位置や向き,
主 文 被告人を懲役 12 年に処する 未決勾留日数中 3 0 0 日をその刑に算入する 押収してある金属バット 1 本 ( 平成 3 0 年押第 2 7 号の 1 ) を没収する 理 由 罪となるべき事実 被告人は, 療育手帳の交付を受けようとして役所に出向いたものの交付を受けられず, 苛立ち, 金属バットを購入して移動していたものであるが, 第 1 平成 2 8 年 1 1 月 2 日午後 5
控訴人は, 控訴人にも上記の退職改定をした上で平成 22 年 3 月分の特別老齢厚生年金を支給すべきであったと主張したが, 被控訴人は, 退職改定の要件として, 被保険者資格を喪失した日から起算して1か月を経過した時点で受給権者であることが必要であるところ, 控訴人は, 同年 月 日に65 歳に達し
平成 25 年 7 月 4 日判決言渡平成 25 年 ( 行コ ) 第 71 号不作為の違法確認請求控 訴事件 主 文 1 本件控訴を棄却する 2 控訴費用は控訴人の負担とする 事実及び理由第 1 控訴の趣旨 1 原判決を取り消す 2 厚生労働大臣が平成 22 年 4 月 15 日付けで控訴人に対してした被保険者期間を411 月, 年金額を179 万 4500 円とする老齢厚生年金支給処分を取り消す
( 証拠の標目 ) 略 ( 死体遺棄罪について免訴とした理由 ) 第 1 争点本件の争点は, 死体遺棄罪の公訴時効の完成の成否であり, その前提として, 本件死体遺棄行為の性質 ( 作為犯か不作為犯か ) や, 公訴時効の起算点がいつであるのかが問題となる 検察官は, 論告において, 被告人には殺害
主 被告人を懲役 3 年に処する 文 未決勾留日数のうち160 日をその刑に算入する 大阪地方検察庁で保管中の覚せい剤 1 袋 ( 平成 24 年領第 5211 号符号 3) 及び注射器入り覚せい剤 4 本 ( 同号符号 5ないし8) を没収する 訴訟費用は被告人の負担とする 本件公訴事実中死体遺棄の点については, 被告人を免訴する ( 罪となるべき事実 ) 理 由 第 1 被告人は, 平成 19
記サバイバルナイフで多数回突き刺すなどし, その頃, 同所において, 多発性胸部大動脈刺創による失血により死亡させた 第 3 同日午前 7 時 10 分頃, 同市 a 町 bd 番地所在のB 方離れ玄関付近において, 同人の母 Dに対し, その左背部等を前記サバイバルナイフで多数回突き刺すなどし,
平成 29 年 3 月 22 日宣告裁判所書記官 平成 27 年 ( わ ) 第 930 号殺人, 銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件 判 主 決 文 被告人を死刑に処する 押収してあるサバイバルナイフ 1 本 ( 平成 29 年押第 2 号符号 1) を没 収する 理 由 犯罪事実 被告人は, 精神刺激薬リタリンを長期間, 大量に使用したことにより薬剤性精神病に罹患し, その症状として体感幻覚,
本件当日 ( 平成 28 年 7 月 15 日 ),Gが, 事前の約束の上で被害者宅 ( エレベーターの設置されていないfビルのg 階に位置する ) を訪れたところ, 玄関付近で何者かに押し倒され,2 人の男が被害者宅に立ち入ってきたこと,2 2 人の男は, いずれもけん銃様のもの ( 後に述べると
被告人 A 被告人 B 主 文 被告人両名をそれぞれ懲役 30 年に処する 被告人両名に対し, 未決勾留日数中各 400 日を, それぞれその刑に 算入する 理 由 ( 罪となるべき事実 ) 第 1 被告人両名は, 共謀の上, 平成 28 年 7 月 15 日午後 4 時 34 分頃, 名古屋市 a 区 bc 丁目 d 番 e 号 fビルg 階 h 号室 C 方において, 同人 ( 当時 i 歳 )
11総法不審第120号
答 申 審査請求人 ( 以下 請求人 という ) が提起した精神障害者保健 福祉手帳の障害等級認定に係る審査請求について 審査庁から諮問が あったので 次のとおり答申する 第 1 審査会の結論 本件審査請求は 棄却すべきである 第 2 審査請求の趣旨本件審査請求の趣旨は 東京都知事 ( 以下 処分庁 という ) が請求人に対し 発行年月日を平成 2 8 年 8 月 5 日として行った精神障害者保健福祉手帳
丙は 平成 12 年 7 月 27 日に死亡し 同人の相続が開始した ( 以下 この相続を 本件相続 という ) 本件相続に係る共同相続人は 原告ら及び丁の3 名である (3) 相続税の申告原告らは 法定の申告期限内に 武蔵府中税務署長に対し 相続税法 ( 平成 15 年法律第 8 号による改正前の
税務訴訟資料第 263 号 -249( 順号 12373) 東京地方裁判所平成 年 ( ) 第 号裁決取消請求事件 国側当事者 国 ( 国税不服審判所長 ) 平成 24 年 4 月 24 日棄却 控訴 判原告被告同代表者法務大臣裁決行政庁同指定代理人 決 選定当事者甲 ( 選定者は別紙選定者目録記載のとおり ) 国小川敏夫国税不服審判所長孝橋宏渡邊未来子野村昌也山口克也阿部晃子小板橋賢一甲斐香 主文
平成 31 年 4 月 19 日宣告東京高等裁判所第 3 刑事部判決 平成 30 年 1508 号住居侵入, 殺人, 死体遺棄被告事件 主 文 原判決を破棄する 5 本件を横浜地方裁判所に差し戻す 理 由 検察官の本件控訴の趣意は, 検察官山口英幸作成の控訴趣意書記載のとおりであ り ( 検察官は,
平成 31 年 4 月 19 日宣告東京高等裁判所第 3 刑事部判決 平成 30 年 8 号住居侵入, 殺人, 死体遺棄被告事件 主 文 原判決を破棄する 本件を横浜地方裁判所に差し戻す 理 由 検察官の本件控訴の趣意は, 検察官山口英幸作成の控訴趣意書記載のとおりであ り ( 検察官は, 控訴趣意書第 2 の 2 は事実誤認, 同第 2 の 3 ないし は量刑不当の 主張である旨釈明した ), これに対する答弁は,
平成19年(ネ受)第435号上告受理申立理由要旨抜粋
申立理由要旨 第 1 事案の概要 本件は, 申立人が,( 勤務先にて犯罪行為などの告発を行った後 ), 映像等の記録にも残る告発の具体的事項のいっさいについての事実確認なしに被害妄想とされ, 突然一人暮らしのマンションの部屋にチェーンキーを破壊するなどして押し入られ違法に拉致されて精神科病院に連行され, 内容を知らされない報告書等を基に診断が下され, 即日より同病院の閉鎖病棟に 72 日間に渡り入院させられたが,
どと思う一方で, そういう現実を考えること自体嫌だという気持ちが一層強くなっていき, この日以降, 徐々に帰宅しない期間を長期化させ,Bらを風呂に入れるなどの世話もしなくなった 被告人は, 同年 6 月 9 日の直近では, 同日の1 週間から 10 日前に自宅に帰ったが, その際も,Bらの前に, 二
主 文 被告人を懲役 30 年に処する 未決勾留日数中 340 日をその刑に算入する 理 由 犯行に至る経緯 被告人は, 平成 18 年 12 月に元夫であるAと結婚し, 平成 19 年 5 月 16 日に長女 B( 死亡当時 3 歳 ), 平成 20 年 10 月 16 日に長男 C( 死亡当時 1 歳 ) を出産して幸せな家庭を築き, 三重県内で暮らしていた ところが, 平成 21 年 5 月,
平成 年 月 日判決言渡し 同日判決原本領収 裁判所書記官
平成 27 年 1 月 29 日判決言渡平成 26 年 ( ネ ) 第 10095 号不正競争行為差止等請求控訴事件 ( 原審東京地方裁判所平成 25 年 ( ワ ) 第 28860 号 ) 口頭弁論終結日平成 26 年 12 月 17 日 判 決 控訴人 ( 一審原告 ) X 訴訟代理人弁護士勝部環震 被控訴人 ( 一審被告 ) Y 被控訴人 ( 一審被告 ) 株式会社宝島社 両名訴訟代理人弁護士芳賀淳
1 A 所有の土地について A が B に B が C に売り渡し A から B へ B から C へそれぞれ所有権移転登記がなされた C が移転登記を受ける際に AB 間の売買契約が B の詐欺に基づくものであることを知らなかった場合で 当該登記の後に A により AB 間の売買契約が取り消された
1 A 所有の土地について A が B に B が C に売り渡し A から B へ B から C へそれぞれ所有権移転登記がなされた C が移転登記を受ける際に AB 間の売買契約が B の詐欺に基づくものであることを知らなかった場合で 当該登記の後に A により AB 間の売買契約が取り消されたとき C は A に対して土地の所有権の取得を対抗できる (96-51) 2 A が B の欺罔行為によって
平成 30 年 10 月 26 日判決言渡同日原本領収裁判所書記官 平成 30 年 ( ワ ) 第 号発信者情報開示請求事件 口頭弁論終結日平成 30 年 9 月 28 日 判 決 5 原告 X 同訴訟代理人弁護士 上 岡 弘 明 被 告 G M O ペパボ株式会社 同訴訟代理人弁護士
平成 30 年 月 26 日判決言渡同日原本領収裁判所書記官 平成 30 年 ( ワ ) 第 21931 号発信者情報開示請求事件 口頭弁論終結日平成 30 年 9 月 28 日 判 決 原告 X 同訴訟代理人弁護士 上 岡 弘 明 被 告 G M O ペパボ株式会社 同訴訟代理人弁護士 佐 藤 明 夫 尾 西 祥 平 塩川理恵 松本雄真 主 文 1 被告は, 原告に対し, 別紙侵害行為目録記載の行為に係る別紙発信者
で被害者に暴行 ( その態様には争いがある ) を加えた結果, 被害者が椅子ごと転倒して床で頭部 ( 左右のどちらかについては争いがある ) を打ったことに争いはなく, このことはB 証人,C 証人及び被告人の供述によって容易に認められる また, 自宅内で遺体で発見された被害者を解剖した医師によれば
平成 24 年 ( わ ) 第 265 号傷害致死被告事件 平成 25 年 2 月 27 日宣告高知地方裁判所 主 文 被告人を懲役 5 年に処する 未決勾留日数中 120 日をその刑に算入する 理 由 犯罪事実 被告人は, 高知市 a 町 b 丁目 c 番 d 号 eビルf 階 g の常連客であったところ, 平成 24 年 4 月 12 日の深夜に同店に来店し, カウンター席で飲酒していた 同じカウンター席には,
Microsoft Word 資料1 プロダクト・バイ・プロセスクレームに関する審査基準の改訂についてv16
プロダクト バイ プロセス クレームに関する 審査基準の点検 改訂について 1. 背景 平成 27 年 6 月 5 日 プロダクト バイ プロセス クレームに関する最高裁判決が2 件出された ( プラバスタチンナトリウム事件 最高裁判決( 最判平成 27 年 6 月 5 日 ( 平成 24 年 ( 受 ) 第 1204 号, 同 2658 号 ))) 本事件は 侵害訴訟に関するものであるが 発明の要旨認定の在り方にも触れているため
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まさかりの部屋殺人事件 判例無期懲役判決 (2005/7/21~2012/12/17) 第一審 No. 裁判員 判決 求刑 死者数 罪名 裁判所 日付 2345 裁判員 無期懲役 求刑無期 3 殺人罪 ( 無理心中 ) 大阪地裁 2012/12/17 2343 裁判員 無期懲役 求刑無期 1 強盗殺人などの罪 横浜地裁 2012/12/14 2342 裁判員 無期懲役 求刑無期 1 殺人 強姦致死などの罪
O-27567
そこに そこがあるのか? 自明性 (Obviousness) における固有性 (Inherency) と 機能的クレーム (Functional Claiming) 最近の判決において 連邦巡回裁判所は 当事者系レビューにおける電気ケーブルの製造を対象とする特許について その無効を支持した この支持は 特許審判部 (Patent and Trial and Appeal Board (PTAB))
最高裁○○第000100号
平成 28 年 2 月 15 日判決言渡同日原本交付裁判所書記官 平成 27 年 ( ワ ) 第 17362 号損害賠償請求事件 口頭弁論終結日平成 27 年 12 月 9 日 判 決 原告株式会社ティアラ 被告 A 同訴訟代理人弁護士冨田烈 同河野佑果 主 文 1 原告の請求を棄却する 2 訴訟費用は原告の負担とする 事実及び理由 第 1 請求被告は, 原告に対し,375 万円及びこれに対する平成
た損害賠償金 2 0 万円及びこれに対する遅延損害金 6 3 万 9 円の合計 3 3 万 9 6 円 ( 以下 本件損害賠償金 J という ) を支払 った エなお, 明和地所は, 平成 2 0 年 5 月 1 6 日, 国立市に対し, 本件損害賠償 金と同額の 3 3 万 9 6 円の寄附 (
平成 2 6 年 9 月 2 5 日午後 1 時 1 5 分判決言渡し ( 3 号法廷 ) 平成 2 3 年 ( ワ ) 第 4 1 号損害賠償請求事件 東京地方裁判所民事第 2 部 増田稔 ( 裁判長 ), 替藤充洋, 不破大輔 判決要旨 当事者 原告国立市 被告上原公子 ( 元国立市長 ) 主文 原告国立市の請求を棄却する 訴訟費用は原告国立市の負担とする 事案の概要 本件訴訟に至る経過 1 (
弁護 が精選! 重要労働判例 - 第 151 回 NHK 名古屋放送局 ( リハビリ出勤と最低賃 法 ) 事件 NHK 名古屋放送局 ( リハビリ出勤と最低賃 法 ) 事件 ( 名古屋地裁平 判決 ) 1うつ病による休職からの復職が問題となり テスト出局 ( リハビリ出勤 ) 中の作
弁護 が精選! 重要労働判例 - 第 151 回 NHK 名古屋放送局 ( リハビリ出勤と最低賃 法 ) 事件 NHK 名古屋放送局 ( リハビリ出勤と最低賃 法 ) 事件 ( 名古屋地裁平 29.3.28 判決 ) 1うつ病による休職からの復職が問題となり テスト出局 ( リハビリ出勤 ) 中の作業に対して無給とされていたケースで 原告の った作業が労働基準法上の労働とはいえず 最低賃 法違反が否定された事例
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まさかりの部屋殺人事件 判例主たる罪が殺人罪の場合 ( 第一審 ) (2013/1/11~2015/12/22) No. 判決求刑死者数罪名管轄裁判所日付 3216 裁判員懲役 25 年求刑無期 1 殺人などの罪水戸地裁 2015/12/22 3213 裁判員懲役 5 年求刑懲役 8 年 1 殺人罪那覇地裁 2015./12/18 3208 裁判員懲役 9 年求刑懲役 16 年 1 殺人などの罪千葉地裁
として無罪を言い渡した 4(1) 原判決の上記判断は論理則経験則違反があるというほかなく, 破棄を免れない (2) 上記 3(2)1 被告人は本件犯行の被害品たる腕時計を四日市市内での被害発生 ( 平成 28 年 6 月 9 日午前 0 時頃から同日午前 6 時 30 分頃までの間 ) の約 1 日
主 文 原判決を破棄する 被告人を懲役 3 年に処する 原審における未決勾留日数中 80 日をその刑に算入する 理 由 1 控訴趣意は控訴趣意書 ( 検察官作成 ) のとおりであり, 答弁は控訴答弁書, 弁論要旨 ( 弁護人作成 ) のとおりである 論旨は事実誤認 ( 被告人の犯人性をいうもの ) の主張である 2 公訴事実は 被告人は, 金品窃取の目的で, 平成 28 年 6 月 9 日午前零時頃から同日午前
