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1 事業用貨物自動車の 交通事故の 傾向と事故事例 平成 28 年 7 月

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3 まえがき 本書は 公益財団法人交通事故総合分析センター及び国土交通省の協力を得て 平成 27 年の全国交通事故統計 ( マクロ統計 ) データから事業用貨物自動車 ( 軽自動車を除く ) を対象とし 交通事故の全体傾向を統計分析するとともに 交通事故事例調査 ( ミクロ調査 ) 結果等から事例分析を紹介しています 平成 27 年に全国で発生した交通事故 ( 物損事故を除く ) 件数は 536,899 件 死者数は 4,11 7 人 負傷者数は 666,23 人と 前年に比べて事故件数が 36,943 件減 (-6.4%) 死者数が 4 人増 (+.1%) 負傷者数が 45,351 人減 (-6.4%) となっています 一方 事業用貨物自動車については 交通事故発生件数 死者数及び負傷者数のそれぞれが減少したものの 飲酒運転事故件数が増加しているなど 交通事故情勢は依然として厳しい状況にあります 当協会では 交通事故ゼロを目指すために トラック事業における総合安全プラン 29 の各課題に取り組み 安全輸送の確立を図るとともに 運輸安全マネジメントの導入促進等関係法令の遵守をはじめ 交差点事故 追突事故防止対策 速度抑制装置の不正改造排除活動の継続実施など 事故防止に向けた各種啓発事業に取り組んでいるところです 特に平成 27 年には上記総合安全プラン 29 の中間見直しを行い 事業用トラックを第一当事者とする死亡事故件数を 車両台数一万台当たり 2. 以下 とする各都道府県 ( 車籍別 ) の共有目標とし 死亡事故率の低い都道府県トラック協会の対策を水平展開し 更なる事故防止対策の推進を図ることとしています このような状況の中 貨物自動車運送事業の経営にあたっては 交通事故防止対策を最重要課題とし 確実な点呼の実施を始めとして 飲酒運転の撲滅 過労運転の防止 点検整備の徹底 運転者の教育 指導など安全管理の充実に努め 関係者一丸となって これまで以上に交通事故防止対策を講じていく必要があります 本書を事業用貨物自動車の交通事故防止対策の一助として活用いただければ幸いに存じます 平成 28 年 7 月 公益社団法人全日本トラック協会 会長 星野良三

4 目 次 第 1 章事業用貨物自動車のマクロ統計分析 事業用貨物自動車の事故件数の推移 事業用貨物自動車の事故類型別事故件数の推移 事業用貨物自動車の事故類型詳細区分別事故の状況 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故の状況 事業用貨物自動車の時間帯別事故の状況 事業用貨物自動車の危険認知速度別事故の状況 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突事故の状況 事業用貨物自動車の行動類型別事故の状況 事業用貨物自動車の法令違反別事故の状況 事業用貨物自動車の飲酒運転による事故の状況 事業用貨物自動車の整備不良事故の状況 事業用貨物自動車の車両的事故要因別事故の状況 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別事故の状況 事業用貨物自動車の運転資格別事故の状況 事業用貨物自動車のシートベルト着用有無別運転者の状況 事業用貨物自動車の高速道路の事故状況 事業用貨物自動車の死傷者の状況 付録 付録 1. 平成 27 年都道府県別の交通事故発生状況 ( 死亡 重傷 軽傷事故別 ) 付録 2. 平成 27 年都道府県別の事業用自動車の交通事故発生件数 ( 第 1 当事者 ) 付録 3. 平成 27 年事業用自動車の法令違反別交通事故発生件数 ( 第 1 当事者 ) 付録 4. 平成 27 年事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の事故件数 ( 第 1 当事者 ) 付録 5. 平成 27 年事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の死傷者数 ( 第 1 当事者 ) 付録 6. 交通事故発生状況の推移 ( 平成 3-27 年 ) 付録 7. 事業用自動車の業態別死者数の推移 ( 平成 年 ) 付録 8. 事業用自動車の業態別保有台数当たりの死者数の推移 ( 平成 年 ) 付録 9. 事業用自動車の業態別事故件数の推移 ( 平成 年 ) 付録 1. 事業用自動車の業態別保有台数当たりの事故件数の推移 ( 平成 年 ) 付録 11. 平成 27 年事業用貨物自動車の車両総重量別車両 1 万台当たりの死亡事故件数 付録 12. 平成 27 年事業用貨物自動車の車両総重量別車両 1 万台当たりの重傷 軽傷事故件数 付録 13. 事業用自動車運転者の年齢別死亡事故発生割合 ( 平成 年 ) 付録 14. 事業用自動車運転者の年齢別事故発生割合 ( 平成 年 ) 付録 15. 平成 27 年危険認知速度別事業用貨物自動車運転者の年齢別事故発生割合 付録 16. 平成 27 年事故類型別事業用貨物自動車運転者の年齢別事故発生割合 付録 17. 平成 27 年対自転車の事故類型別事業用貨物自動車運転者の年齢別事故発生割合 付録 18. 平成 27 年事業用貨物自動車の車両相互間の事故類型別詳細区分別事故件数 ( 対自転車 二輪車 四輪車 その他 ) 付録 19. 事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の死亡事故件数及び死者数 ( 第 1 当事者 ) ( 平成 年 ) 付録 2. 事業用トラック1 万台当たりの死亡事故件数 ( 平成 年 ) ( 注 ) データは 平成 28 年 6 月末現在のものです

5 第 1 章事業用貨物自動車のマクロ統計分析 1. 事業用貨物自動車の事故件数の推移 平成 27 年中に事業用貨物自動車 ( 軽自動車を除く 以下同じ ) が第 1 当事者となった交通事故 ( 物損事故を除く 以下 事業用トラックの交通事故 という ) の推移は 平成 22 年以降減少を続けており 平成 27 年 16,156 件で 前年の 17,81 件から 1,645 件 ( 約 1%) 減少となっています 車種別は 平成 27 年は前年と比較して 大型 725 件 中型 836 件 普通 84 件といずれも減少となっています 大型 表 1 事業用貨物自動車の事故件数の推移 大型とは車両総重量 11t 以上又は最大積載量 6.5t 以上の貨物車 中型とは車両総重量 5t 以上 11t 未満又は最大積載量 3t 以上 6.5t 未満の貨物車 普通とは車両総重量 5t 未満かつ最大積載量 3t 未満の貨物車をいう 以下同じ 大型の ( ) 書きの数値は トレーラで大型の内数を示す 保有車両数は 全日本トラック協会の集計による 3 月末現在の保有車両数である ( 件 ) 中型普通合計保有車両数 ( 台 ) H18 7,183 (1,235) 23,145 3,328 1,399,418 H19 6,915 (1,321) 8,972 11,469 27,356 1,49,63 H2 9, (1,622) 9,159 6,63 24,222 1,414,73 H21 7,625 (1,22) 8,65 4,46 2,681 1,388,644 H22 8,3 (1,357) 9,63 3,983 21,49 1,361,336 H23 7,993 (1,262) 9,35 3,54 2,568 1,357,647 H24 7,586 (1,265) 8,715 3,173 19,474 1,358,4 H25 7,125 (1,28) 8,49 2,876 18,491 1,36,732 H26 6,985 (1,155) 8,13 2,686 17,81 1,372,14 H27 6,26 (971) 7,294 2,62 16,156 1,381,282 4, 件 保有車両数 事故件数 1,45, 台 35, 3, 1,399,418 1,49,63 1,414,73 1,388,644 1,361,336 1,357,647 1,358,4 1,36,732 1,372,14 1,381,282 3,328 27,356 1,4, 1,35, 1,3, 25, 2, 15, 24,222 2,681 21,49 2,568 19,474 18,491 17,81 16,156 1,25, 1,2, 1,15, 1,1, 1,5, 1, H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 1 事業用貨物自動車の事故件数の推移 ( 平成 18 年 -27 年 ) - 1-1,,

6 2. 事業用貨物自動車の事故類型別事故件数の推移 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 事故類型別事故件数の推移は 車両相互が最も多く その構成率は 92.2%(14,93 件 ) となっており 人対車両事故 6.6% (1,69 件 ) 車両単独事故 1.1%(183 件 ) と比較しても非常に高い割合となっています また 平成 18 年以降の車両相互事故の構成率も依然として 9% 以上となっています 表 2 事業用貨物自動車の事故類型別事故件数の推移 年 事故類型 車両相互人対車両車両単独列車合計車両相互事故構成率 (%) H18 28,75 1, , H19 25,337 1, , H2 22,349 1, , H21 18,972 1, , H22 19,382 1, , H23 19,36 1, , H24 17,966 1, , H25 17,16 1, , H26 16,46 1, , H27 14,93 1, , ( 件 ) 件 35, 3, 3,328 27,356 車両相互人対車両車両単独列車 25, 2, 24,222 2,681 21,49 2,568 19,474 18,491 17,81 16,156 15, 1, 5, H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 2 事業用貨物自動車の事故類型別事故件数の推移 ( 平成 18 年 -27 年 ) - 2 -

7 3. 事業用貨物自動車の事故類型詳細区分別事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 事故類型詳細区分別は 車両相互の追突 8,541 件 ( 追突 _ 進行中 1,17 件 追突 _ 駐 停車中 7,371 件の合計 ) 出会い頭衝突 1,483 件 左折時衝突 93 件 右折時衝突 837 件となっています また 高速道路では 追突 1,1 件 ( 追突 _ 進行中 48 件 追突 _ 駐 停車中 62 件の合計 ) 進路変更時衝突 22 件 追越 追抜時衝突 76 件となっています 事故類型別事故件数の構成率は 追突が 52.9%(8,541 件 ) 出会い頭衝突が 9.2%(1,438 件 ) 左折時衝突が 5.8%(93 件 ) となっています また 高速道路においては 追突が 69.7%(1,1 件 ) 進路変更時衝突が 12.8%(22 件 ) 追越 追抜時衝突が 4.8%(76 件 ) となっており 追突が非常に高い割合となっています 表 3-1 事業用貨物自動車の事故類型詳細区分別事故件数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 事故類型 死亡 重傷 軽傷 合計 道路区分事故類型詳細区分 高速道 一般道 計 高速道 一般道 計 高速道 一般道 計 高速道 一般道 計 対面通行中 背面通行中 横断歩道 人横断歩道付近 横断中対横断歩道橋付近 車その他 両路上遊戯中 路上作業中 路上停止中 路上横臥中 その他 小計 ,49 1,69 正面衝突 追突 追越 追抜 その他 進行中 , ,17 駐 停車中 ,616 7, ,751 7,371 出会い頭衝突 ,266 1, ,482 1,483 車追越 追抜時衝突 両進路変更時衝突 相すれ違い時衝突 互左折時衝突 右折時衝突 横断時衝突 転回時衝突 後退時衝突 その他 小計 ,372 12,534 13,96 1,512 13,391 14,93 工作物衝突 電柱 標識 分離帯 安全島 防護柵等 車家屋 塀 両橋梁 橋 単その他 独駐車車両 ( 運転者不在中 ) 衝突 路外逸脱転落 その他 転倒 その他 小計 列車 合計 ,15 1,395 13,348 14,743 1,579 14,577 16,

8 正面衝突 % すれ違い時衝突 % 車両相互 ( その他 ) % 横断中 % 人対車両 ( その他 ) % 後退時衝突 % 右折時衝突 % 左折時衝突 % 事故件数 16,156 件 ( 平成 27 年 ) 列車 1.% 人対車両 1,69 6.6% 車両単独 % 進路変更時衝突 % 車両相互 14, % 追越 追抜時衝突 64 4.% 出会い頭衝突 1, % 追突 8, % 項目名件数 ( 件 ) 構成率 (%) 事故類型については 事故件数の多い 1 項目及びその他とする 図 3-1 事業用貨物自動車の事故類型別事故件数の構成率 ( 平成 27 年 ) 車両相互 ( その他 ) % すれ違い時衝突 7.4% 左折時衝突 7.4% 後退時衝突 15.9% 追抜 追越時衝突 % 進路変更時衝突 % 工作物衝突 % 追突 1,1 69.7% 駐車車両 13.8% 高速道路での事故件数 1,579 件 ( 平成 27 年 ) 車両単独 ( その他 ) 8.5% 人対車両 2 1.3% 車両単独 47 3.% 車両相互 1, % 路上作業中 5.3% 路上横臥中 3.2% 人対車両 ( その他 ) 12.8% 項目名件数 ( 件 ) 構成率 (%) 事故類型については 事故件数の多い 1 項目及びその他とする 図 3-2 事業用貨物自動車の高速道路での事故類型別事故件数の構成率 ( 平成 27 年 ) - 4 -

9 参考 (1) 事業用貨物自動車の事故類型別事故の構成率 ( 平成 年 ) 事故類型別では 追突が最も高い構成率で推移しており 平成 25 年以降は 5% 以上となっています また 左折時衝突は平成 22 年以降 右折時衝突を上回っています 追突は交差点 ( 出会い頭衝突 右折時衝突 左折時衝突の合計をいう 以下同じ ) と比較すると 2 倍以上になっています 表 3-2 事業用貨物自動車の事故類型別事故の構成率 ( 平成 年 ) (%) 年事故類型 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 追突 人対車両 出会い頭衝突 左折時衝突 右折時衝突 交差点 平成 24 年以前は 軽自動車が含まれている 事故類型については構成割合の高い 5 項目とする % 追突人対車両出会い頭衝突左折時衝突右折時衝突 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-3 事業用貨物自動車の事故類型別事故件数の構成率 ( 平成 年 ) % 追突 交差点 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-4 追突 と 交差点 による事故件数の構成率の比較 ( 平成 年 ) - 5 -

10 (2) 事業用貨物自動車の事故類型別死亡事故件数の推移 ( 平成 年 ) 事故類型別死亡事故件数の推移は 追突 交差点とも減少しており 平成 27 年は追突が 5 件 交差点が 67 件となっています 交差点では 右折が平成 25 年以降減少していますが 左折が横ばい傾向となっており 出会い頭は平成 24 年以降横ばいとなっています 表 3-3 事業用貨物自動車の事故類型別死亡事故件数の推移 ( 平成 年 ) 年事故類型正面衝突 平成 24 年以前は 軽自動車が含まれている H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H 追突 出会い頭衝突 左折時衝突 右折時衝突 交差点 ( 件 ) 件 12 正面衝突追突出会い頭衝突左折時衝突右折時衝突 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-5 事業用貨物自動車の事故類型別死亡事故件数の比較 ( 平成 年 ) 件 追突 交差点 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-6 追突 と 交差点 による死亡事故件数の比較 ( 平成 年 ) - 6 -

11 (3) 事業用貨物自動車の衝突地点別死傷者数の状況 ( 平成 年 ) 交差点内における死傷者数の推移をみると 減少傾向が続いており また 死者数及び重傷者数は 平成 26 年に増加したものの 平成 27 年はそれぞれ減少となっています 衝突地点別の事故における死者割合 ( 死傷者数に占める死者数の割合 ) は 平成 27 年の交差点内が 2.36% で 全体衝突地点 1.44% 単路 1.23% と比較しても高い値となっています 表 3-4 事業用貨物自動車の交差点内の事故における死傷者数 ( 平成 年 ) (%) 年死傷者 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 死者数 重傷者数 軽傷者数 8,271 7,329 6,342 6,54 5,844 5,294 4,869 4,661 4,124 合計 9,263 8,191 7,162 6,857 6,569 5,952 5,455 5,319 4,77 交差点内は平成 19 年以降の統計である 人 死者数 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-7 事業用貨物自動車の交差点内の事故における死者数 ( 平成 年 ) 人 重傷者数 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-8 事業用貨物自動車の交差点内の事故における重傷者数 ( 平成 年 ) 軽傷者数人 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-9 事業用貨物自動車の交差点内の事故における軽傷者数 ( 平成 年 ) - 7 -

12 人 死傷者数 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-1 事業用貨物自動車の交差点内の事故における死傷者数 ( 平成 年 ) 表 3-5 事業用貨物自動車の衝突地点別の事故における死者割合 ( 平成 年 ) 事故類型 死者割合 (%) 死者数 ( 人 ) 死傷者数 ( 人 ) 年 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 全衝突地点 1.4% 1.3% 1.4% 1.4% 1.3% 1.5% 1.5% 1.4% 1.4% 交差点内 2.% 2.1% 2.1% 2.% 1.8% 2.1% 2.2% 2.4% 2.4% 単路 1.3% 1.1% 1.2% 1.3% 1.2% 1.3% 1.3% 1.2% 1.2% 全衝突地点 交差点内 単路 全衝突地点 36,85 32,28 27,436 28,299 27,65 26,128 24,963 24,2 21,678 交差点内 9,263 8,191 7,162 6,857 6,569 5,952 5,455 5,319 4,77 単路 26,13 22,936 19,37 2,363 2,72 19,34 18,38 17,468 15,893 死者割合 = 死者数 / 死傷者数 1 3. % 全衝突地点交差点内単路 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 3-11 事業用貨物自動車の衝突地点別の事故における死者割合 ( 平成 年 ) - 8 -

13 4. 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故の状況 (1) 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故類型別事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 運転者年齢層別事故類型別のうち追突の事故件数は 4-49 歳 2,748 件 5-59 歳 1,925 件 3-39 歳 1,758 件となっており 3-59 歳 ( 合計 6,431 件 ) が追突全体に占める割合は約 75% となっています 表 4-1 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故類型別事故件数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 年齢事故類型 2 歳以下 歳以上 合計 追突 ,758 2,748 1, ,541 車両相互 出会い頭衝突 ,483 正面衝突 左折時衝突 右折時衝突 その他 ,898 人対車両 ,69 車両単独 列車 1 1 合計 ,24 3,181 5,244 3,728 1, ,156 件 3, 2,5 2, 1,5 1, 5, 追突 出会い頭衝突 正面衝突 左折時衝突 事故類型 右折時衝突 その他 人対車両 車両単独 列車 年齢 図 4-1 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故類型別事故件数 ( 平成 27 年 ) - 9 -

14 (2) 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故類型別事故構成率平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 運転者年齢層別事故類型別の構成率は 追突が全体の 53% となっており 年齢層毎にみると 年齢が低くなるほど追突の割合が高く 年齢が高くなるにつれて 出会い頭の割合が高くなる傾向となっています 事故類型 車両相互 表 4-2 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故類型別事故構成率 ( 平成 27 年 ) 2 歳以下 歳以上合計 追突 出会い頭衝突 正面衝突 左折時衝突 右折時衝突 その他 人対車両 車両単独 列車 合計 年齢 (%) % 追突 出会い頭衝突 正面衝突 左折時衝突 右折時衝突 その他 人対車両 車両単独 列車 年齢 事故類型 図 4-2 事業用貨物自動車の運転者年齢層別事故類型別事故構成率 ( 平成 27 年 ) - 1 -

15 (3) 事業用貨物自動車の運転者年齢層別車種別事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 運転者年齢層別車種別の事故件数は 4-49 歳の 5,244 件が最も多く 大型 中型では 3 歳から 59 歳 ( 合計 1,563 件 ) が全体の約 65% となっています また 普通では 4-49 歳 (631 件 ) が最も多くなっています 第 1 当事者 表 4-3 事業用貨物自動車の運転者年齢層別車種別事故件数 ( 平成 27 年 ) 年齢 2 歳以下 歳以上 大型 ,15 2,322 1, ,26 中型 ,542 2,291 1, ,294 普通 ,62 合計 ,24 3,181 5,244 3,728 1, ,156 ( 件 ) 全体 件 大型中型普通 2,5 2, 1,5 1, 5 2 歳以下 歳 以上 図 4-3 事業用貨物自動車の運転者年齢層別車種別事故件数 ( 平成 27 年 )

16 参考 事業用貨物自動車の運転者年齢層別死亡事故の構成率 ( 平成 年 ) 3-39 歳は 平成 21 年まで最も高い割合となっていましたが 平成 18 年以降 減少傾向となっています 4-49 歳は平成 18 年から増加傾向が続いており 平成 22 年以降は最も高い割合となっています 表 4-4 事業用貨物自動車の運転者年齢層別死亡事故の構成率 ( 平成 年 ) (%) 年年齢層 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H 歳 歳 歳 歳 平成 24 年以前は軽自動車が含まれる 運転者年齢層については 構成率の高い代表的な年齢層とする % 歳 3-39 歳 4-49 歳 5-59 歳 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 4-4 事業用貨物自動車の運転者年齢層別死亡事故の構成率 ( 平成 年 )

17 5. 事業用貨物自動車の時間帯別事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 時間帯別事故件数の構成率は 死傷事故全体では 8-9 時台及び 1-11 時台がそれぞれ 16% を超え 死亡事故は 4-5 時台が 14% と最も高くなっています 死亡事故率 ( 事故に占める死亡事故の割合 ) は -6 時台が 2 時間ごとに % となっています 事故種別 死亡事故 事故 表 5-1 事業用貨物自動車の時間帯別事故件数の構成率 ( 平成 27 年 ) 件数 (A)( 件 ) 構成率 (%) 件数 (B)( 件 ) ,77 2,61 2,639 2,49 1,891 1, ,156 構成率 (%) 死亡事故率 (A/B) 時間帯 合計 % 事故構成率死亡事故構成率死亡事故率 (A/B) 時間帯 図 5-1 事業用貨物自動車の時間帯別事故件数の構成率 ( 平成 27 年 )

18 第 1 当事者別の事故件数では 大型が 1-11 時台 974 件 中型が 8-9 時台 1,251 件 普通が 467 件となっています また 死亡事故では 大型が 2-3 時台 26 件 中型が 4-5 時台 17 件となっています 時間帯 第 1 当事者 表 5-2 事業用貨物自動車の時間帯別事故件数 ( 平成 27 年 ) 合計 大型 ,26 中型 ,251 1, ,294 普通 ,62 合計 ,77 2,61 2,639 2,49 1,891 1, ,156 ( 件 ) 1,5 件 大型中型普通 1, 時間帯 図 5-2 事業用貨物自動車の時間帯別事故件数 ( 平成 27 年 ) 時間帯 第 1 当事者 表 5-3 事業用貨物自動車の時間帯別死亡事故件数 ( 平成 27 年 ) 合計 大型 中型 普通 合計 ( 件 ) 3 件 大型中型普通 2 1 時間帯 図 5-3 事業用貨物自動車の時間帯別死亡事故件数 ( 平成 27 年 )

19 参考 事業用貨物自動車の時間帯別死亡事故の構成率 ( 平成 年 ) 時間帯別の構成率は -5 時台の割合が高くなっています -1 時台は 平成 25 年以降 全体に占める割合が高くなっています 1-11 時台は 平成 26 年に減少したものの 平成 27 年は増加となっています 6-7 時台は 平成 25 年以降 増加傾向となっています 表 5-4 事業用貨物自動車の時間帯別死亡事故の構成率 ( 平成 年 ) (%) 年時間帯 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H 平成 24 年以前は軽自動車が含まれる 2 % H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 5-4 事業用貨物自動車の時間帯別死亡事故の構成率 ( 平成 年 )

20 6. 事業用貨物自動車の危険認知速度別事故の状況 (1) 事業用貨物自動車の危険認知速度別事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 危険認知速度別の事故件数は 全体では 1km/ 4,697 件 11-2km/ 2,475 件 31-4km/ 2,347 件となっています 第 1 当事者別では 大型の 1km/ 1,695 件 41-5km/ 895 件 11-2km/h 以下及び 31-4km/がそれぞれ 795 件で 中型の 1km/ 2,59 件 31km/h- 4km/ 1,172 件 11-2km/ 件で 普通の 1km/ 943 件 11-2km/ 532 件 31-4km/ 38 件となっています 第 1 当事者 速度 1km/ 表 6-1 事業用貨物自動車の危険認知速度別事故件数 ( 平成 27 年 ) 2km/ 3km/ 4km/ 5km/ 6km/ 7km/ 8km/ 大型 1, ,26 中型 2,59 1, ,172 1, ,294 普通 ,62 合計 4,697 2,475 1,736 2,347 2,25 1, ,156 9km/ 1km/ 12km/ 14km/ 16km/ 16km/ h 超 不明 ( 件 ) 合計 2,5 件 大型中型普通 2, 1,5 1, 5 1km/ 2km/ 3km/ 4km/ 5km/ 6km/ 7km/ 8km/ 9km/ 1km/ 12km/ 14km/ 16km/ 16km/ h 超 図 6-1 事業用貨物自動車の危険認知速度別事故件数 ( 平成 27 年 ) 不明

21 (2) 事業用貨物自動車の危険認知速度別死亡事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 危険認知速度別の死亡事故件数は 1km/ 49 件 51-6km/ 47 件 11-2km/ 45 件となっています 死亡事故率は 危険認知速度が 5km/h を超える速度になるにつれて死亡事故率が高くなっています 速度 第 1 当事者 表 6-2 事業用貨物自動車の危険認知速度別死亡事故件数 ( 平成 27 年 ) 1km/ 2km/ 3km/ 4km/ 5km/ 6km/ 7km/ 8km/ 9km/ 1km/h 以下 12km/h 以下 14km/h 以下 16km/h 以下 16km/h 超 大型 中型 普通 計 不明 ( 件 ) 合計 件 大型中型普通 図 6-2 事業用貨物自動車の危険認知速度別死亡事故件数 ( 平成 27 年 ) 事故種別 事故件数 ( 件 ) 表 6-3 事業用貨物自動車の危険認知速度別死亡事故率 ( 平成 27 年 ) 速度 1km/ 2km/ 3km/ 4km/ 5km/ 6km/ 7km/ 8km/ 9km/ 1km/ 1km/ h 超 4,697 2,475 1,736 2,347 2,25 1, ,156 死亡事故件数 ( 件 ) 不明 合計 死亡事故率 (%) 死亡事故率 = 死亡事故件数 / 事故件数 1 % km/ 2km/ 3km/ 4km/ 5km/ 6km/ 7km/ 8km/ 9km/ 1km/h 以下 1km/h 超 図 6-3 事業用貨物自動車の危険認知速度別死亡事故率 ( 平成 27 年 )

22 7. 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突事故の状況 (1) 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 時間帯別危険認知速度別の追突事故件数は 1-11 時台 1,477 件 8-9 時台 1,276 件 時台 1,177 件となっています また 危険認知速度別では 1km/の 8-9 時台 315 件 1-11 時台 38 件 31-4km/の 1-11 時台 3 件となっています 表 7-1 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突事故件数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 時間帯危険認知速度 合計 1km/ ,637 2km/ km/ ,1 4km/ ,635 5km/ ,534 6km/ km/ km/ km/ km/ km/ km/h 超 不明 合計 ,276 1,477 1,177 1, ,541 件 危険認知速度 時間帯 図 7-1 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突事故件数 ( 平成 27 年 )

23 (2) 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突死亡事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 時間帯別危険認知速度別の追突死亡事故件数は 71-8km/の -1 時台 2-3 時台がそれぞれ 3 件 81-9km/の 2-3 時台 4-5 時台がそれぞれ 3 件となっています 特に 深夜 早朝の -5 時台における速度 81-9km/での死亡事故が 25 件と全時間帯の半数以上を占める高い割合となっています 表 7-2 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突死亡事故件数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 時間帯危険認知速度 合計 1km/ 1 1 2km/ 3km/ 4km/ 1 1 5km/ km/ km/ km/ km/ km/ km/ km/h 超 不明 合計 件 2 1 時間帯 危険認知速度 図 7-2 事業用貨物自動車の時間帯別危険認知速度別追突死亡事故件数 ( 平成 27 年 )

24 8. 事業用貨物自動車の行動類型別事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 行動類型別の事故件数は 直進 ( 等速 )7,669 件 発進 1,857 件 直進 ( 減速 )1,564 件となっています 第 1 当事者別では 中型 3,672 件で最も多く 大型 2,93 件 普通 1,94 件と続いています 第 1 当事者 行動類型 発進 直進加速 表 8 事業用貨物自動車の行動類型別事故件数 ( 平成 27 年 ) 直進等速 直進減速 追越 追抜 進路変進路変更右に更左に 左折 右折時右折時専用車その他線利用 転回後退横断蛇行急停止停止 駐車 ( 運転者その他在 ) 大型 , ,26 中型 , ,294 普通 , ,62 計 1, ,669 1, , ,156 ( 件 ) 合計 4, 3,5 件 大型中型普通 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 発進 直進 加速 直進 等速 直進 減速 追越 追抜 進路変更右に 進路変更左に 左折 右折時専用車線利用 右折時その他 転回 後退 横断 蛇行 急停止 停止 駐車 ( 運転者在 ) その他 図 8 事業用貨物自動車の行動類型別事故件数 ( 平成 27 年 ) - 2 -

25 9. 事業用貨物自動車の法令違反別事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 法令違反 ( 事故の結果に最も影響を与えている違反であって 無免許運転 無資格運転及び酒気帯び運転以外の違反 ) 別の構成率は 全体では安全不確認 26.3% 脇見運転が 22.2% 動静不注視が 15.8% となっています 死亡事故は 漫然運転 2.5% 脇見運転 17.9% 安全不確認 15.9% で 重傷事故は 安全不確認 26.1% 脇見運転 16.4% 動静不注視 1.5% で 軽傷事故は 安全不確認 26.5% 脇見運転 22.7% 動静不注視 16.5% となっています 事故類型違反項目信号無視通行区分違反最高速度違反横断 転回等違反車間距離不保持追越し禁止違反踏切不停止右折違反左折違反優先通行妨害交差点安全進行違反歩行者妨害等徐行違反一時不停止整備不良酒酔い運転 過労等 安全運転義務違反 その他の違反不明合 表 9-1 事業用貨物自動車の法令違反別事故件数 ( 平成 27 年 ) 死亡事故件数 重傷事故件数 軽傷事故件数 合計 件数 ( 件 ) 構成率 (%) 件数 ( 件 ) 構成率 (%) 件数 ( 件 ) 構成率 (%) 件数 ( 件 ) 構成率 (%) 薬物運転.... 過労運転 運転操作不適 漫然運転 脇見運転 動静不注視 安全不確認 安全速度違反 その他 計 漫然運転 死亡事故重傷事故軽傷事故合計 構成率 (%) 脇見運転安全不確認歩行者妨害等交差点安全進行違反その他の違反動静不注視信号無視安全速度違反最高速度違反運転操作不適その他 構成率については 死亡事故件数の多い 1 項目及びその他とする 図 9-1 事業用貨物自動車の法令違反別事故の構成率 ( 平成 27 年 )

26 主な用語の意味 用語意味 漫然運転 脇見運転ではないが 運転中に 運転以外のことを考えていた ぼんやりしていた ラジオ放送に聞き入っていた 等のために注意の的がはずれ 相手当事者を発見できず 又は発見が遅れて事故を発生させた場合等をいいます 脇見運転 風景 案内標識 他車や歩行者等の動静を見ていた等 前方の交通環境を認識せず運転し 相手当事者を発見できず 又は発見が遅れて事故を発生させた場合等をいいます 動静不注視 相手当事者を発見 ( 認識 ) したが 危険でないと思って注視を怠り 又は相手が譲ってくれる ( 避けてくれる ) ものと思い込んで注視を怠り事故を発生させた場合等をいいます 安全不確認 前方 後方 側方の確認が可能な速度に減速したが 確認を十分に行われなかったために 相手当事者を発見できず 又は発見が遅れて事故を発生させた場合等をいいます

27 参考 事業用貨物自動車の法令違反別死亡事故の構成率 ( 平成 年 ) 死亡事故の法令違反上位 3 項目の構成率は 漫然運転が平成 22 年 25.5% 平成 25 年 25.2% と 25% を超える年もあったが 平成 25 年以降は減少となっています 脇見運転は大きな変化もなく 18% 前後の推移となっています 安全不確認は 平成 2 以降 15% 以下でしたが 平成 27 年は 15.9% と 平成 19 年の 16.4% 以来となる 15% を超えています 表 9-2 事業用貨物自動車の法令違反別死亡事故の構成率 ( 平成 年 ) (%) 年違反項目 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 漫然運転 脇見運転 安全不確認 平成 24 年以前は軽自動車が含まれる 3 % 漫然運転脇見運転安全不確認 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 9-2 事業用貨物自動車の法令違反別死亡事故の構成率 ( 平成 年 )

28 1. 事業用貨物自動車の飲酒運転による事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 飲酒運転事故は 33 件で 軽傷 25 件 (75.8%) 死亡 5 件 (15.2%) 重傷 3 件 (9.1%) となっています また 死亡事故については 飲酒なし (1.9%) と比較して事故となる確率が 8 倍以上となっています 飲酒基準では 酒気帯び -.25 以上が 42.4% と最も高い割合となっています 飲酒運転による事故の推移は H18 以降減少傾向でしたが H22 以降 横ばいの傾向となっています 表 1 事業用貨物自動車の飲酒運転事故件数及び構成率 ( 平成 27 年 ) 飲酒基準事故類型 酒酔い 酒気帯び -.25 以上 酒気帯び -.25 未満 基準以下 件数構成率 (%) 死亡 ( 件 ) 重傷 ( 件 ) , 軽傷 ( 件 ) , 合計 , 検知不能 構成率 (%) 合計構成率 (%) ( 参考 ) 飲酒なし等 件 死亡 1 重傷 軽傷 酒酔い酒気帯び 酒気帯び 基準 検知 図 1-1 事業用貨物自動車の飲酒運転事故件数 ( 平成 27 年 ) 2 件 酒酔い 酒気帯び -.25 以上 酒気帯び -.25 未満 基準以下 検知不能 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 1-2 事業用貨物自動車の飲酒運転事故件数の推移 ( 平成 年 )

29 11. 事業用貨物自動車の整備不良事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 整備不良の事故件数は 全体で 4 件となっており 前年より大幅に減少しています 第 1 当事者別では 大型が前年の約 1/3 の 3 件 中型が横ばいで 普通は前年から変化していません 整備不良とは 当該事故の発生に最も影響を与えた道路交通法上の法令違反が 整備不良 であったものをいう 表 11 事業貨物自動車の整備不良事故件数の推移 ( 平成 年 ) 第 1 当事者 年 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 ( 件 ) 大型 中型 普通 合計 件 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 11 事業貨物自動車の整備不良事故件数の推移 ( 平成 年 )

30 12. 事業用貨物自動車の車両的事故要因別事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 車両的事故要因別の事故件数は 整備不良のうち制動装置不良 9 件 タイヤ不良 6 件となっており 制動装置不良は整備不良全体の 34% を占めています また 状態的不良では 荷くずれが 24 件 積み荷等の車外はみ出し 8 件となっており 荷くずれは状態的不良全体の 64% となっています 車両的要因とは 車両の構造 装置の不良及び車両の状態的な不良が事故の発生の要因と考えられる場合をいい 車両の不良状態が人的要因を誘発した場合を含む 整備不良 状態的不良 表 12 事業用貨物自動車の車両的事故要因別事故件数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 大型 中型 普通 合計 制動装置不良 かじ取り装置不良 2 2 タイヤ不良 車輪不良 灯火不良 エンジン故障 変速機不良 故障 1 1 燃料 潤滑装置不良 3 3 フロントガラス等不良 1 1 ミラー調整不良 破損 欠落 1 1 不良改造 ( オーバーフェンダ等 ) その他車両等の構造 装置等の整備不良 3 3 小計 車内の状態着色フィルムが視界に影響した 積荷の状態 ワイパーを作動させなかった フロントガラスを拭かなかったなどのため相手の発見が遅れた 車室内の飾り物が視界に影響した 1 1 車室内の同乗者が視界 操作に影響した 車室内の荷物が視界 操作に影響した 計 1 1 過積載が制動距離に影響した 過積載が車両の安全性を影響した 2 2 荷くずれ 積み荷等の車外はみ出し 積み荷等が自車の灯火を妨害した 計 灯火の状態前照灯不点火 その他の車両的要因 車両的要因 駐車灯不点火 ( 尾灯 非常点滅を含む ) 自車前照灯の上下向きが視界に影響 2 2 計 2 2 小計 合計

31 13. 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別事故の状況 (1) 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別事故件数等平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 第 1 当事者別の運転免許経過年数別の事故件数は 全体では 1 年以上が 13,659 件となっており 運転免許の経過年数が長いほど事故の件数が高くなっています 第 1 当事者別では 大型の 1 年以上 5,585 件 中型が 1 年以上 6,219 件 普通が 1 年以上 1,855 件となっています 表 13-1 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別事故件数 ( 平成 27 年 ) 経過年数第 1 当事者 1 年未満 2 年未満 3 年未満 4 年未満 5 年未満 1 年未満 1 年以上無免許等その他合計 大型 , ,26 中型 , ,294 普通 ,855 2,62 計 ,421 13, ,156 運転免許経過年数とは 当該運転免許を取得してからの経過年数をいう ( 件 ) 16, 件 14, 13,659 12, 大型 1, 8, 中型 6, 4, 普通 2, 1, 年未満 2 年未満 3 年未満 4 年未満 5 年未満 1 年未満 1 年以上無免許等その他 図 13-1 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別事故件数 ( 平成 27 年 )

32 (2) 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別運転者年齢層別事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 事故車種の運転免許経過年数別運転者年齢層別による事故件数は 免許経過年 1 年以上で 4-49 歳が 4,95 件 5-59 歳が 3,586 件 3-39 歳が 2,776 件となっています 表 13-2 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別運転者年齢層別事故件数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 年齢運転免許経過年 2 歳以下 歳以上 合計 1 年 未 満 年 未 満 年 未 満 年 未 満 年 未 満 年 未 満 ,421 1 年 以 上 125 2,776 4,95 3,586 1, ,659 無免許等 合 計 ,24 3,181 5,244 3,728 1, ,156 運転免許経過年数とは 当該運転免許を取得してからの経過年数をいう 無免許等とは無資格運転 免許外 無免許をいう 6, 件 5,244 1 年未満 5, 2 年未満 4, 3,728 3 年未満 3,181 4 年未満 3, 5 年未満 2, 1, , 年以上 1 年未満 2 歳以下 歳以上 無免許等 図 13-2 事業用貨物自動車の事故車種の運転免許経過年数別運転者年齢層別事故件数 ( 平成 27 年 )

33 14. 事業用貨物自動車の運転資格別事故の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 運転資格別の事故件数は 免許停止中が 6 件 無免許等 が 3 件 免許条件違反が 2 件 免許期限切れが 1 件となっています 表 14 事業用貨物自動車の運転資格別事故件数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 免許資格免許停止免許期限免許条件有資格無免許等対象外当事者第 1 当事者中切れ違反有り無し 不明 合計 大型 6, ,26 中型 7, ,294 普通 2,6 2 2,62 合計 16, ,156 無免許等とは無資格運転 免許外 無免許をいう 件 大型 中型 普通 免許停止中免許期限切れ免許条件違反無免許等 図 14 事業用貨物自動車の運転資格別事故件数 ( 平成 27 年 )

34 15. 事業用貨物自動車のシートベルト着用有無別運転者の状況 平成 27 年中の事業用トラックの交通事故における運転者 ( 第 1 当事者 ) の シートベルト着用人数は 15,966 人であり シートベルト着用による死傷率は 軽傷 1.2% 重傷.5% 死亡.1% であるのに対し 非着用による死傷率は 死亡 16.6% 重傷 7.% 軽傷 2.5% と非着用による死傷率が高くなっています また 第 1 当事者別のシートベルト着用 非着用の構成率は 死亡の着用が大型 9.7% 普通 5.6% 中型 4.2% であるのに対して 非着用が大型 52.9% 中型 45.% 小型 4.% となっています 死傷率とは 被害程度を対象者で割った値 ( 例 : 着用死亡死傷率 = 着用の死亡 / 着用の合計 ) 表 15-1 事業用貨物自動車のシートベルト着用有無別運転者 ( 第 1 当事者 ) 死傷者数 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 第 1 当事者着用状況 大型 中型 普通 合計 死傷率 (%) 構成率 (%) 死亡 重傷 着用 軽傷 小計 損傷なし 6,72 7,78 2,525 15,675 計 6,19 7,21 2,566 15,966 死亡 重傷 非着用 軽傷 小計 損傷なし 計 死亡 重傷.. 不明 軽傷 小計 損傷なし 計 合計 6,26 7,294 2,62 16,156 死亡重傷軽傷 大型 ( 着用 ) 大型 ( 非着用 ) 中型 ( 着用 ) 中型 ( 非着用 ) 普通 ( 着用 ) 普通 ( 非着用 ) 構成率 (%) 図 15-1 事業用貨物自動車のシートベルト着用有無別運転者死傷者数の構成率 ( 平成 27 年 ) - 3 -

35 参考 事業用貨物自動車運転者のシートベルト着用状況等の推移 ( 平成 年 ) 事業用貨物自動車運転者のシートベルト着用有無による死傷者数の推移は 着用では死者 重傷者 軽傷者ともに着実に減少しているのに対して 非着用では軽傷者が減少していますが 死者 重傷者は横ばいの傾向となっています 事業用貨物自動車運転者のシートベルト着用率の推移は 軽傷者 重傷者ともに約 9% となっていますが 死者が 5% 程度と近く 平成 27 年に至っては 45.1% となっています 表 15-2 事業用貨物自動車のシートベルト着用有無別運転者死傷者数の推移 ( 平成 年 ) 着用状況着用非着用不明合計 年 ( 人 ) H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 死者 重傷者 軽傷者 計 1, 死者 重傷者 軽傷者 計 死者 重傷者 軽傷者 計 死者 重傷者 軽傷者 計 1, 表 15-3 事業用貨物自動車の運転者のシートベルト着用率の推移 ( 平成 年 ) 死傷者死者重傷者軽傷者合計 年 (%) H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H % 死者重傷者軽傷者合計 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 15-2 事業用貨物自動車運転者の人身損傷程度別シートベルト着用率 ( 平成 年 )

36 16. 事業用貨物自動車の高速道路の事故状況 (1) 高速道路における追突事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 高速道路の事故 ( 表 3-1 参照 ) は 1,579 件で 死亡 65 件 重傷 119 件 軽傷 1,395 件となっています また 事故類型詳細区分別では 追突事故が 1,1 件で最も多くなっています 追突事故類型詳細区分では 車線停止中 - その他 478 件 死亡 6 件 重傷 39 件 軽傷 416 件となっています また 走行中に 461 件で 死亡 12 件 重傷 25 件 軽傷 441 件となっています 平成 27 年の車線停止中 - その他 478 件は 前年の 516 件から 38 件の減少 走行中 461 件は 前年の 539 件から 78 件の減少となっています 道路区分別では 走行車線 - 第一通行帯 536 件 走行車線 - 第二通行帯以上 276 件 追越車線 171 件の順となっています 平成 27 年の走行車線 - 第一通行帯 536 件は 前年の 632 件から 96 件の減少 走行車線第 - 二通行帯以上 276 件は 前年の 282 件から 6 件の減少 追越車線 171 件は 前年の 183 件から 12 件の減少となっています 追突の車線停止中その他には 渋滞停止中が含まれる 高速道路とは 高速自動車国道 自動車専用道路 ( 道路交通法施行令第 42 条の規定により指定された自動車専用道路 ) をいう 表 16-1 事業用トラックの高速道路における追突事故類型詳細区分別事故内容 ( 平成 27 年 ) 事故詳細区分 追突 車線停止中 路肩停止中 追越 追抜走行車に流入車に 年事故類型 H26 死亡重傷軽傷合計死亡重傷軽傷合計 流出車に 故障車に 事故車に その他 故障車に 事故車に その他 料金所付近停止車にその他合計 ,13 1, ,1-19 H27 増減 ( 件 ) 表 16-2 事業用トラックの高速道路における追突事故の道路区分別事故内容 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 年 H26 H27 事故類型増減死亡重傷軽傷合計死亡重傷軽傷合計道路区分 走行車線 - 第一通行帯 走行車線 - 第二通行帯以上 追越車線 登板車線 加速車線 減速車線 路肩 ランプウェイ - 入路 ランプウェイ - 出路 ジャンクション 料金所等付近 - 本線上 料金所等付近 -その他 サービスエリア パーキングエリア その他 合計 ,13 1, ,

37 (2) 高速道路における人対車両事故件数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 高速道路における人対車両事故の事故類型詳細区分別は 死亡 8 件 重傷 6 件 軽傷 6 件の合計 2 件となっており 前年の 23 件から 3 件の減少となっています 道路区分別は 走行車線 - 第一通行帯が 13 件で 平成 26 年 9 件から 4 件の増加 走行車線 - 第二通行帯以上が 4 件で 平成 26 年 3 件から 1 件の増加となっています 道路区分 表 16-3 事業用トラックの高速道路における人対車両事故類型詳細区分別事故内容 人対車両 ( 平成 27 年 ) 事故類型 年 H26 死亡重傷軽傷合計死亡重傷軽傷合計 故障修理中 路上作業中 その他 合計 H27 増減 ( 件 ) 表 16-4 事業用トラックの高速道路における人対車両の道路区分別事故内容 ( 平成 27 年 ) ( 件 ) 年 H26 H27 事故類型増減死亡重傷軽傷合計死亡重傷軽傷合計道路区分 走行車線 - 第一通行帯 走行車線 - 第二通行帯以上 追越車線 登板車線 加速車線 減速車線 路肩 ランプウェイ - 入路 ランプウェイ - 出路 ジャンクション 料金所等付近 - 本線上 料金所等付近 -その他 サービスエリア パーキングエリア その他 合計

38 17. 事業用貨物自動車の死傷者の状況 (1) 相関別死傷者数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 全死傷者数のうち死者 312 人 重傷者 1,2 人 軽傷者 2,166 人となっています また 死傷者別の死者では 大型は対歩行者 59 人 対自転車 35 人 対普通乗用車 18 人の順で多く 中型は対歩行者 48 人 対自転車 15 人 普通は対歩行者 5 人となっています 第 2 当事者別の死傷者数は 対普通乗用車 人 対軽乗用 4,39 人 対自転車 1,85 人となっています 相関別死傷者数の構成率は 対普通乗用車が最も高く 大型 39.8% 中型 38.5% 普通 34.5% となっています 表 17-1 相関別死傷者数 ( 平成 27 年 ) 第 2 当事者 乗用車 貨物車 自動二輪原付 特殊車 路面電車列車 軽車両 大型中型普通小計大型中型普通小計大型中型普通小計 バス マイクロバス 普通乗用車 ,27 3,724 1,123 8,117 8,319 軽乗用 ,571 1, ,911 4,39 ミニカー 小計 ,926 5,579 1,687 12,192 12,528 大型貨物 中型貨物 ,11 普通貨物 ,49 1,79 ライトバン 軽貨物 ,18 1,227 小計 ,841 1, ,292 4,55 トレーラ 小型二輪 軽二輪 原付二輪 小計 農耕用 大型 小型 小計 自転車 ,57 1,85 駆動補助機付自転車 その他 小計 ,587 1,875 歩行者駐車車両 ( 運転者不在 ) 物件相手なし不明合計 死傷者第 1 当事者 死者重傷者軽傷者 , ,2 7,793 9,249 3,124 2,166 21,678 ( 人 ) 合計 % 大型 中型 普通 図 17-1 相関別死傷者数の構成率 ( 平成 27 年 )

39 (2) 年齢別死傷者数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 年齢別死傷者数は 死傷者全体では 4-44 歳 2,53 人が最も多く 歳 2,168 人 3-34 歳 2,114 人と続いています 死傷者別では 死者が 歳 35 人 6-64 歳 31 人 重傷者が 4 歳 -44 歳 111 人 歳 91 人 5-54 歳及び 6-64 歳がそれぞれ 89 人 軽傷者 4-44 歳 2,37 人 歳 2,77 人 3-34 歳 2,2 人となっています 第 1 当事者別では 中型が 9,85 人 (45.4%) 大型が 8,52 人 (39.3%) 普通 3,38 人 (15.2%) で 大型 中型で全体の約 85% を占めています また 65 歳以上では 死者が 1 人 (32.%) 重傷者が 324 人 (27.%) 軽傷者が 2,657 人 (13.1%) となっています 年齢別死傷者数の構成率は 死者が 歳 11.2% 重傷者が 4-44 歳 9.3% 軽傷者が 4-44 歳 11.8% となっています 年齢 死傷者第 1 当事者 表 17-2 年齢別死傷者数 ( 平成 27 年 ) 死者重傷者軽傷者合計 大型中型普通小計大型中型普通小計大型中型普通小計大型中型普通合計 6 歳以下 歳 歳 歳 歳 , , 歳 , , 歳 , , 歳 , , 歳 , , , , 歳 , , 歳 , , 歳 , , 歳 , , 歳 , , 歳 歳 歳 歳 歳 歳以上 合計 ,2 7,793 9,249 3,124 2,166 8,52 9,85 3,38 21,678 ( 人 ) 15 % 死者重傷者軽傷者 1 5 図 17-2 年齢別死傷者数の構成率 ( 平成 27 年 )

40 (3) 相関別死者数の推移平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 相関別死者数全体の推移は平成 18 年以降減少傾向が続いており 平成 27 年 312 人は前年 34 件から 28 件の減少となっています 第 2 当事者別では 対歩行者は平成 27 年 112 件と前年 121 件から 9 件の減少となり 平成 24 年からの減少傾向が続いています また 対自転車は 平成 27 年 59 人と前年 74 件から 15 件減少しています 表 17-3 相関別死者数の推移 ( 平成 年 ) ( 人 ) 年第 2 当事者 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 乗用車 貨物車 二輪車 原付自転車 自転車 歩行者 駐車車両 - 運転者不在 物件 その他 合計 第 1 当事者対第 2 当事者の事故による死者数なお 第 1 当事者は事業用貨物自動車である 第 2 当事者は 表 17-1 の項目とする その他は 特殊車 路面電車 列車 相手なし 不明の合計とする 乗用車貨物車二輪車 原付自転車自転車歩行者 駐車車両 - 運転者不在物件その他 人 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 図 17-3 相手別死者数の推移 ( 平成 年 )

41 (4) 対歩行者 対自転車の年齢別死者数平成 27 年中の事業用トラックの交通事故について 対歩行者と対自転車の年齢別死者数は 対歩行者では 8-84 歳 16 人 歳 13 人 歳 12 人となっています 対自転車では 7-12 歳及び 歳がそれぞれ 6 人 歳及び 歳がそれぞれ 5 人となっています 特に 対歩行者は第 1 当事者が大型 中型の割合が高く 対自転車は大型の割合が高くなっています 年齢 ( 第 2 当事者 ) 第 2 当事者第 1 当事者 表 17-4 対歩行者 対自転車の年齢別死者数 ( 平成 27 年 ) 歩行者 自転車 大型中型普通小計大型中型普通小計 6 歳以下 7-12 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳以上 合計 合計 ( 人 ) 2 人 対自転車 対歩行者 図 17-4 対歩行者 自転車の年齢別死者数 ( 平成 27 年 )

42 付 録 付録 1. 平成 27 年都道府県別の交通事故発生状況 ( 死亡 重傷 軽傷事故別 ) 付録 2. 平成 27 年都道府県別の事業用自動車の交通事故発生件数 ( 第 1 当事者 ) 付録 3. 平成 27 年事業用自動車の法令違反別交通事故発生件数 ( 第 1 当事者 ) 付録 4. 平成 27 年事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の事故件数 ( 第 1 当事者 ) 付録 5. 平成 27 年事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の死傷者数 ( 第 1 当事者 ) 付録 6. 交通事故発生状況の推移 ( 平成 3-27 年 ) 付録 7. 事業用自動車の業態別死者数の推移 ( 平成 年 ) 付録 8. 事業用自動車の業態別保有台数当たりの死者数の推移 ( 平成 年 ) 付録 9. 事業用自動車の業態別事故件数の推移 ( 平成 年 ) 付録 1. 事業用自動車の業態別保有台数当たりの事故件数の推移 ( 平成 年 ) 付録 11. 平成 27 年事業用貨物自動車の車両総重量別車両 1 万台当たりの死亡事故件数 付録 12. 平成 27 年事業用貨物自動車の車両総重量別車両 1 万台当たりの重傷 軽傷事故件数 付録 13. 事業用自動車運転者の年齢別死亡事故発生割合 ( 平成 年 ) 付録 14. 事業用自動車運転者の年齢別事故発生割合 ( 平成 年 ) 付録 15. 平成 27 年危険認知速度別事業用貨物自動車運転者の年齢別事故発生割合 付録 16. 平成 27 年事故類型別事業用貨物自動車運転者の年齢別事故発生割合 付録 17. 平成 27 年対自転車の事故類型別事業用貨物自動車運転者の年齢別事故発生割合 付録 18. 平成 27 年事業用貨物自動車の車両相互間の事故類型別詳細区分別事故件数 ( 対自転車 二輪車 四輪車 その他 ) 付録 19. 事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の死亡事故件数及び死者数 ( 第 1 当事者 ) ( 平成 年 ) 付録 2. 事業用トラック 1 万台当たりの死亡事故件数 ( 平成 年 )

43 付録 1. 平成 27 年都道府県別の交通事故発生状況 ( 死亡 重傷 軽傷事故別 ) 管 都道 発生件数 死亡事故件数重傷事故件数軽傷事故件数合計 区 府県 件数 増減数 増減率 件数 増減数 増減率 件数 増減数 増減率 件数 増減数 増減率 北 札幌 函館 海旭川 釧路 道北見 計 , , 青森 東岩手 宮城 秋田 北山形 福島 東京 , , 茨城 栃木 関群馬 , , 埼玉 , , 千葉 , 神奈川 , , 新潟 東山梨 長野 静岡 ,8-3. 富山 中石川 福井 岐阜 部愛知 , , 三重 滋賀 近京都 大阪 , , 兵庫 , , 畿奈良 和歌山 中鳥取 島根 岡山 , , 広島 , , 国山口 四徳島 香川 , , 愛媛 国高知 福岡 , , 九佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 州鹿児島 沖縄 合計 , , ,

44 付録 2. 平成 27 年都道府県別の事業用自動車の交通事故発生件数 ( 第 1 当事者 ) 管 事 業 用 都道 乗用車 貨物車 事業用 区 府県 バス マイクロバス 普通 小計 大型 中型 普通 小計 トレーラ 合計 北 札幌 函館 海 旭川 釧路 道 北見 計 ,17 青森 東 岩手 宮城 秋田 北 山形 福島 東京 ,633 3, , ,589 茨城 栃木 関 群馬 埼玉 , ,71 千葉 ,32 神奈川 ,124 1, , ,381 新潟 東 山梨 長野 静岡 ,281 富山 中 石川 福井 岐阜 部 愛知 , ,77 三重 滋賀 近 京都 大阪 ,871 2, , ,83 兵庫 ,72 畿 奈良 和歌山 中 鳥取 島根 岡山 広島 国 山口 四 徳島 香川 愛媛 国 高知 福岡 ,515 1, ,524 九 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 州 鹿児島 沖縄 合計 1, ,843 16,615 6,26 7,294 2,62 16,156 1,147 32,771 軽自動車及びミニカーを除く トレーラは 貨物車 ( 大型 中型及び普通 ) の内数 - 4 -

45 付録 3. 平成 27 年事業用自動車の法令違反別交通事故発生件数 ( 第 1 当事者 ) 法令違反 当事者 事業用乗用車貨物車マイクロバス普通小計大型中型普通バス 軽自動車及びミニカーを除く トレーラは 貨物車 ( 大型 中型及び普通 ) の内数 事業用合計 信号無視 通行区分 最高速度 車横断転回後退 車間距離不保持 追越し 踏切不停止 右折 両左折 優先通行妨害 交差点安全進行 ,275 1, ,852 の歩行者妨害等 ,31 徐行 一時不停止 整備不良 運酒酔い 過労運転 薬物運転 安運転操作 , ,7 全前方漫然 , ,289 転運不注意脇見 ,644 1,792 1,315 1, , ,38 転動静不注視 ,135 1,38 1,25 1, , ,937 義安全不確認 ,952 6,526 1,721 1, , ,768 務安全速度 者その他 その他の違反 ,277 不明 計 1, ,843 16,615 6,26 7,294 2,62 16,156 1,147 32,771 信号無視 車両直前直後横断 歩その他横断 酩酊 はいかい 行路上遊戯 飛び出し 者その他の違反 不明 計 当事者不明 合計 1, ,843 16,615 6,26 7,294 2,62 16,156 1,147 32,771 小計 トレーラ

46 付録 4. 平成 27 年事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の事故件数 ( 第 1 当事者 ) 区分死亡重傷軽傷合計運輸支局等バスハイタクトラック小計バスハイタクトラック小計バスハイタクトラック小計バスハイタクトラック 北海道 札幌 函館 室蘭 帯広 釧路 北見 旭川 小計 宮城 福島 東岩手 北青森 北陸信越 山形 秋田 小計 , 新潟 長野 石川 富山 小計 東京 ,629 1,193 5, ,66 1,242 神奈川 , , , 千葉 関埼玉 ,175 1, ,289 東茨城 群馬 栃木 山梨 小計 ,564 4,944 1, ,728 5,338 愛知 ,12 1, ,176 中静岡 , 岐阜 部三重 福井 小計 ,139 2,219 3, ,171 2,366 大阪 ,772 1,651 3, ,878 1,81 京都 近兵庫 , 畿滋賀 奈良 和歌山 小計 ,95 3,94 6, ,127 3,429 広島 中鳥取 島根 国岡山 山口 小計 , 高松 四徳島 国愛媛 高知 小計 福岡 , , ,55 91 佐賀 九長崎 熊本 州大分 宮崎 鹿児島 小計 ,21 1,669 4, ,295 1,787 沖縄 不明 合計 ,15 1,972 1,64 14,78 14,743 3,425 1,772 14,843 16,156 軽自動車及びミニカーを除く バスは 乗車定員 11 人以上 ハイ タクは 乗車定員 11 人未満

47 付録 5. 平成 27 年事業用自動車の管轄運輸支局 ( 車籍 ) 別の死傷者数 ( 第 1 当事者 ) 区分死亡重傷軽傷合計運輸支局等バスハイタクトラック小計バスハイタクトラック小計バスハイタクトラック小計バスハイタクトラック 北海道 札幌 函館 室蘭 帯広 釧路 北見 旭川 小計 , 宮城 福島 東岩手 北青森 北陸信越 山形 秋田 小計 , 新潟 長野 石川 富山 小計 , 東京 ,128 1,59 5, ,159 1,56 神奈川 ,29 1,265 2, ,264 1,317 千葉 , 関埼玉 ,59 2, ,716 東茨城 群馬 栃木 山梨 小計 ,427 6,688 13, ,596 7,16 愛知 ,518 2, ,579 中静岡 , 岐阜 部三重 福井 小計 ,385 3,35 4, ,418 3,193 大阪 ,45 2,21 4, ,152 2,376 京都 , 近兵庫 , ,3 畿滋賀 奈良 和歌山 小計 ,356 4,28 8, ,585 4,64 広島 中鳥取 島根 国岡山 山口 小計 ,39 1, ,161 高松 四徳島 国愛媛 高知 小計 福岡 ,834 1,22 3, ,864 1,276 佐賀 九長崎 熊本 州大分 宮崎 鹿児島 小計 ,718 2,322 5, ,814 2,445 沖縄 不明 合計 ,2 2,12 2,148 16,553 2,166 38,867 2,325 17,344 21,678 軽自動車及びミニカーを除く バスは 乗車定員 11 人以上 ハイ タクは 乗車定員 11 人未満 死傷者数とは 事業用自動車が第 1 当事者となった事故における全当事者数をいう