肝マクロファージの機能特性に基づいた肝毒性の新規評価手法の構築と緻密化 研究者からの提案に基づく研究 ( 課題番号 :145) ( 単年度 ) 鋭敏に反応する肝マクロファージの多様な機能特性を一つの指標として 化学物質による肝毒性を 毒性病理学的 ( 形態学的 ) な観点から より科学的に評価する手
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- いちえい かみこ
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1 肝マクロファージの機能特性に基づいた肝毒性の新規評価手法の構築と緻密化山手丈至 ( やまてじょうじ ) 大阪府立大学生命環境科学研究科獣医学専攻獣医病理学教室教授 1981 年 3 月山口大学農学研究科獣医学専攻修士課程修了 1981 年 4 月 ( 財 ) 日本生物科学研究所 ( 東京都青梅市 ) 入所 1991 年 9 月博士 ( 農学 ) 取得 ( 東京大学 ) 1992 年 4 月大阪府立大学農学部獣医学科助手 1995 年 2 月大阪府立大学農学部獣医学科講師 1997 年 7 月カナダグエルフ大学オンタリオ獣医学部 研究員 2 年 4 月日本獣医学会賞 ( 第 88 号 ) 受賞 2 年 1 月大阪府立大学農学生命科学研究科獣医学専攻 助教授 27 年 4 月大阪府立大学生命環境科学研究科獣医学専攻 准教授 29 年 4 月大阪府立大学生命環境科学研究科獣医学専攻 教授 213 年 4 月大阪府立大学生命環境科学研究科 副研究科長 215 年 4 月大阪府立大学 学長補佐 国際交流機構副機構長 日本獣医学会 ( 理事 評議員 ) 日本毒性病理学会 ( 理事 評議員 ) 日本獣医病理学専門家協会 ( 副理事長 ) IATP( 副理事長 ) 医薬品医療機器総合機構 ( 専門委員 ) 内閣府食品安全委員会 ( 専門委員 ) < 研究成果概要 > 肝には約 2% の肝固有のマクロファージが存在し 肝機能の恒常性維持に係わるとともに その機能異常は化学物質による肝障害に一次的あるいは二次的に影響を与えている しかし 肝マクロファージの機能特性に基づいた肝毒性の評価手法の構築や 肝毒性の発現メカニズムは解明されていない 近年 病変部位に出現するマクロファージを M1 と M2 に分けて評価する概念が提唱された (M1/M2 分極化 ) M1 は 炎症初期に誘導され 高い貪食活性を示し 一方 M2 は 線維化を導き組織の修復に関与する 本研究では 化学物質誘発性肝障害を評価する新たな手法を構築する目的で 多彩な機能特性を現す肝マクロファージに着目し その機能を見極める検出系を確立するとともに その検出系を用いて 化学物質の肝毒性発現メカニズムを M1/M2 分極化に基づいて解明することを目的とした まず 肝マクロファージの基本性状を得るために 発生過程の肝マクロファージの特性を解析した その結果 胎子では貪食活性の高い CD68 M1 マクロファージが 新生子から成体では肝常在マクロファージである CD163M2 クッパー細胞が現れ 肝組織構築に係わることが分かった 次に 肝恒常性に係わるクッパー細胞の役割を解析した リポソームを投与すると それを貪食した CD163 クッパー細胞が活性化し AST と ALT が減少した 一方 クロドロネート投与によるクッパー細胞枯渇下では AST と ALT は増加した クッパー細胞は肝逸脱酵素のクリアランスに関わることが分かった すなわち 肝毒性においてクッパー細胞の機能状態を把握しておくことの重要性が示された 化学物質による肝障害の解析において チオアセトアミド (TAA) 投与の小葉中心性肝細胞傷害では M1 機能に関わる INF-γ TNF-α IL-6 と M2 機能に関わる IL-4 の発現が 組織傷害に先立ちすでに増加しており これに続いて CD68M1 と CD163M2 マクロファージが傷害部位に誘導され 同時に修復に係わる TGF-β1 や IL-1 が上昇した CD68M1 は MHC クラス II と Iba1 を CD163M2 は C D24 と Gal-3 を表出することが分かった クロドロネート前投与によるマクロファージ枯渇下での TA A 病変を解析したところ 初期では肝小葉中心部の凝固壊死の形成が遅延し 修復期では異栄養性石灰沈着が生じ 治癒が遷延した また α-naphthylisothiocyanate (ANIT) 投与によるグリソン鞘の胆管上皮傷害では MHC クラス II 発現マクロファージが病変形成に極めて重要であることが示された クロドロネート前投与による ANIT 病変では 胆管周囲の線維化が遅延した 肝毒性では小葉中心部とグリソン鞘領域の傷害において異なるマクロファージが機能することが分かった ラットマクロファージ株 HS-P を用いた in vitro でのマクロファージ機能解析により M1 因子である INF-γ あるいは M2 因子である IL-4 を添加することで in vivo で生じるマクロファージ機能の現象が再現できることが分かった HS-P は試験管内での肝毒性メカニズム解析において有用であることが示された マクロファージの M1/M2 分極化に基づいた肝毒性病変の評価手法は 薬物誘発性病変の新たな病理発生機序の解明につながると考える これは また 肝毒性評価において用いられる肝機能パラメーターの緻密化と精度の高い end-point を導くことができることから 食品健康影響評価でのより科学的な ADI( 一日摂取許容量 ) 設定が可能となる 本課題で得られた成績はその基礎情報を提供する
2 肝マクロファージの機能特性に基づいた肝毒性の新規評価手法の構築と緻密化 研究者からの提案に基づく研究 ( 課題番号 :145) ( 単年度 ) 鋭敏に反応する肝マクロファージの多様な機能特性を一つの指標として 化学物質による肝毒性を 毒性病理学的 ( 形態学的 ) な観点から より科学的に評価する手法を構築する 肝毒性評価の緻密化 メカニズム研究 より精度の高い ADI 設定 大阪府立大学生命環境科学研究科獣医病理学教室 代表研究者 山手丈至 分担研究者 桑村充 井澤武史 F344 ラット 1
3 肝マクロファージ ( クッパー細胞 樹状細胞 ): 約 2 % 恒常性 ラットの肝臓 門脈 肝バリアー GS 高い感受性 異物貪食 解毒 免疫応答 増殖因子産生 : 中心静脈 ;GS: グリソン鞘 肝マクロファージの肝毒性への係わり? 恒常性 グリソン鞘 GS GS CD163: クッパー細胞 MHC class II 発現抗原提示細胞 2
4 1. 肝マクロファージと恒常性 1-1: 肝マクロファージ活性化実験 1-2: 肝マクロファージ枯渇実験 2. 肝マクロファージを介した肝毒性の評価手法の構築 2-1:M1/M2 マクロファージ分極化 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 (1)CD68 (M1 マクロファージ ) と CD163 (M2 マクロファージ ) の出現 (2) ラットマクロファージ株 (HS-P) を用いた CD68/CD163 発現機序 (3)MHC クラス II と CD24 発現マクロファージの M1/M2 分極化 (4)Iba1 と Galectin-3 発現マクロファージの M1/M2 分極化 (5) 肝マクロファージの初期誘導と M1/M2 分極化 2-3: 肝マクロファージ枯渇状態における TAA 誘発病変 3. まとめ 報告内容 3
5 1. 肝マクロファージと恒常性 1-1: 肝マクロファージ活性化実験 F344 雄ラット, 6 週齢 ( 体重 g) リポソーム (Lip) 単回投与 :5 mg/kg 体重, 静注 リポソーム (Lip) 単回投与 1 日 リン脂質膜に包まれマクロファージに貪食されやすい 対照 : PBS 対照 リポソーム (Lip) earch/secretstory/liposome.html 組織学的な異常はみられない : 中心静脈 4
6 1-1: 肝マクロファージ活性化実験 対照 CD163 ( クッパー細胞 ) リポソーム (Lip) Macrophages/.2 mm CD163 ( クッパー細胞 ) 対照 Untreated PBS Lipo GS < < GS PV: Perivenular area; PP: Periportal area; : 中心静脈 ; GS: グリソン鞘 IU/L AST 肝逸脱酵素値 6 IU/L 8 4 ALT クッパー細胞増加 肝逸脱酵素値の低下 4 2 Untreated 対照 PBS Lipo Untreated 対照 PBS Lipo, P <.5 5
7 例 : ラットの 3 か月間毒性試験 用量 (mg/kg/day) 16 雄 体重増加抑制 AST と ALT 低下 ( ) 肝絶対 相対重量の増加 ( 組織学的変化なし ) 雌 体重増加抑制 AST と ALT 低下 ( ) ( 組織学的変化なし ) 4 AST と ALT 低下 ( ) 1 著変なし 著変なし 意義 : 毒性所見としてどう捉えるか? 化学物質により肝マクロファージ機能が亢進していないか? 肝マクロファージ機能特性の免疫組織化学的評価! 6
8 1. 肝マクロファージと恒常性 1-2: 肝マクロファージ枯渇実験 F344 雄ラット, 6 週齢 ( 体重 g) クロドロネート (CLD) 単回投与 :5 mg/kg 体重 静注 CLD: liposome-encapsulated dichloromethylene diphosphonate clodronate クロドロネート (CLD) 単回投与 対照 : 対照群 CLD 投与群 投与後日 組織像に異常なし : 中心静脈 7
9 1-2: 肝マクロファージ枯渇実験 クロドロネート (CLD) 投与により 肝組織像には傷害はないが クッパー細胞が枯渇する CD163クッパー細胞中心静脈周囲 3 CD163 クッパー細胞 門脈野周囲 Macrophage/.2 mm 中心静脈周囲 門脈周囲 GS GS 対照 after CLD injection, P<.5 対照 CLD 投与 : 中心静脈 ; GS: グリソン鞘 8
10 1-2: 肝マクロファージ枯渇実験 肝酵素値 IU/L AST IU/L ALT cont 対照 after CLD injection cont 対照 after CLD injection 5 4 ALP.8.6 T. Bil IU/L IU/L.4.2 cont 1 対照 after CLD injection 対照 cont after CLD injection 肝マクロファージの枯渇により肝酵素値が上昇 クッパー細胞枯渇により肝酵素のクリアランスが低下?, P <.5 9
11 CLD 投与ラット肝の遺伝子プロファイル ( >2 fold change) Functional categories Gene symbol Gene description Fold changea BrdU Cell proliferation Cell surface and structural protein Signal transduction and transcription Lcn2 Rattus norvegicus lipocalin 2 (Lcn2), mrna [NM_13741] Map3k5 Rattus norvegicus mitogen activated protein kinase kinase 7.58 kinase 5 (Map3k5), mrna [NM_ ] Rab27b Rattus norvegicus RAB27B, member RAS oncogene family (Rab27b), mrna [NM_53459] 5.57 Tgfb2 Rattus norvegicus transforming growth factor, beta 2, mrna 5.2 (cdna clone IMAGE:793873), complete cds. [BC1663] Sphk1 Rattus norvegicus sphingosine kinase 1 (Sphk1), transcript 4.66 variant 6, mrna [NM_133386] Pdgfd Rattus norvegicus platelet derived growth factor D (Pdgfd), 3.98 mrna [NM_23962] Dbp Rattus norvegicus D site of albumin promoter (albumin D 3.91 box) binding protein (Dbp), mrna [NM_12543] Map4k3 Rattus norvegicus mitogen activated protein kinase kinase kinase kinase 3 (Map4k3), mrna [NM_13347] 2.92 Wnt5b Rattus norvegicus wingless type MMTV integration site 2.41 family, member 5B (Wnt5b), mrna [NM_11489] Wsb1 Rattus norvegicus WD repeat and SOCS box containing (Wsb1), transcript variant 1, mrna [NM_142561] Cdca7 Rattus norvegicus cell division cycle associated 7 (Cdca7), mrna [NM_125693] 2.9 Krt1 Rattus norvegicus keratin 1 (Krt1), mrna [NM_1882] Krt1 Rattus norvegicus keratin 12 (Krt12), mrna [NM_18761] 4.52 Orm1 Rattus norvegicus orosomucoid 1 (Orm1), mrna 3.13 [NM_53288] H19 Rattus norvegicus H19, imprinted maternally expressed 2.72 transcript (non protein coding) (H19), long non coding RNA [NR_27324] Hnf4g Rattus norvegicus hepatocyte nuclear factor 4, gamma 5.18 (Hnf4g), mrna [NM_118939] Onecut1 Rattus norvegicus one cut homeobox 1 (Onecut1), mrna 2.12 [NM_22671] 肝マクロファージの枯渇により肝細胞増殖亢進 BrdU +ive hepatocytes (%) : 中心静脈 BrdU; 肝細胞の増殖 Cont 対照 after injection, P <.5 1
12 例 : ラットの 6 か月間毒性試験 用量 (mg/kg/day) 雄 体重増加抑制 肝絶対 相対重量増加 中心静脈周囲肝細胞腫大 AST と ALT 増加 ( ) 中心静脈周囲肝細胞腫大 AST と ALT 増加 ( ) AST と ALT 増加 ( ) ( 組織学的変化なし ) 雌 体重増加抑制 肝絶対 相対重量増加 中心静脈周囲肝細胞腫大 AST と ALT 増加 ( ) 著変なし 意義 化学物質による肝マクロファージの機能抑制はないか? 肝細胞肥大と肝マクロファージ機能抑制との係りは? 肝マクロファージ機能特性の免疫組織化学的評価! 11
13 2. 肝マクロファージを介した肝毒性 ( 肝細胞傷害機序 ) の評価手法 肝細胞 ( 形態学 ) 腫大 1 活性代謝物 2 CYP 化学物質 ペプチド ハプテン 3 肝毒性発現機序 肝マクロファージ / 抗原提示細胞 3-2: 免疫介在性肝細胞毒性 3-1: 肝細胞傷害性毒性 Th1/Th2 リンパ球 Treg/Th17 リンパ球 肝細胞萎縮 変性 壊死 アポトーシス 不十分 肝マクロファージの機能特性を指標とした肝毒性評価手法の構築の必要性 1 直接的な肝細胞傷害作用 ( 膜 小器官 核酸 ) 2 活性代謝物を介した肝細胞傷害作用 3 肝マクロファージを介した肝毒性発現機序 3-1: 活性化マクロファージよる傷害因子産生に起因する肝細胞傷害性毒性 3-2:MHC クラス II 発現マクロファージによる免疫介在性肝細胞毒性 12
14 2-1:M1/M2 マクロファージ分極化 Th1: IFN γ M1 (CD68) TNF α, IFN γ IL 6, IL1 ROS (NO) 炎症誘起貪食活性組織傷害 マクロファージ 細胞傷害性毒性 Th2: IL 4 M2 (CD163) IL 1 IGF 1 TGF β1 炎症抑制免疫反応修復 / 線維化 免疫介在性毒性 M1 マクロファージ (CD68) M2 マクロファージ (CD163) 炎症誘起 組織傷害 炎症抑制 免疫応答 線維化 傷害進展修復 炎症性病変 13
15 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 M1/M2 マクロファージ分極化に基づいた評価手法の確立 F344 雄ラット, 6 週齢 (BW g) TAA 単回投与 TAA, 単回腹腔内投与 :3 mg/kg BW 対照 : 1 時間 投与後日 TAA H3C C S NH3 14
16 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 中心静脈周囲の肝細胞凝固壊死とその後の修復性線維化 3 mg/kg BW 膠原線維 Control Hour 1 azan-mallory Control Day 1 HE Day 1 Day 2 Day 2 Day 3 修復性線維化 : 筋線維芽細胞 -SMA Day 3 Day 5 Control Day 3 15
17 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 (1) CD68 (M1 マクロファージ ) と CD163 (M2 マクロファージ ) の出現 CD68 (Control) M1 マクロファージ CD68 (Day 2) M2 マクロファージ CD163 (Control) CD163 (Day 2) Cells per.2 sqmm Cells per.2 sqmm CD68 (for M1) CD163 (for M2) 6 グリソン鞘 ; 中心静脈周囲, P<.5 16
18 (2) ラットマクロファージ株 (HS-P) を用いた CD68/CD163 発現機序 :MCP-1 MCP 1 TAA 誘発病変 CD68 cont (days) CD68 や CD163 の発現増加 ng/ml TGF ( ng/ml) TGF (1 ng/ml) 1 ng/ml CD68 (M1) CD163 (M2) ラットマクロファージ株 (HS-P) TGF- 1 / -actin CD68/CD168 発現の低下 TGF- 1 TGF 1 for for M2 M2 1 1 (ng/ml) MCP-1, P<.5 17
19 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 :M1/M2 マクロファージの出現 IFN γ マクロファージ IL 4 M1 (CD68) MCP-1 M2 (CD163) TNF α. IFN γ, IL 6, IL1 ROS (NO) TGF β1 IL 1 IGF 1 TGF β1 炎症誘起貪食活性組織傷害 細胞傷害性毒性 炎症抑制免疫応答修復 / 線維化 M1 マクロファージ (CD68) 炎症 組織傷害 M1/M2 シフト M2 マクロファージ (CD163) 炎症抑制 / 線維化 免疫介在性毒性 CD163/CD68/Merge CD163/CD68/Merge Day 2 Day M2 CD163/M1 CD68 MCP 1 TGF Day 2 Day 3 M1/M2 シフト, P<.5 18
20 IFN- (M1 誘導因子 ) と IL-4(M2 誘導因子 ) を添加したラットマクロファージ株 HS-P M1 因子 IFN- IL-4 M2 因子 IFN- IL-4 TNF IL Relative values IL TGF Relative values Relative values Relative values Relative values Relative values Relative values Relative values MCP HS P Relative values Relative values P<.5, different from control 19
21 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 :M1/M2 マクロファージの出現 IFN γ マクロファージ IL 4 M1 (CD68) MCP-1 M2 (CD163) TNF α, IFNγ, IL 6, IL1 ROS (NO) TGF β1 IL 1 IGF 1 TGF β1 炎症誘起貪食活性組織傷害 細胞傷害性毒性 炎症抑制免疫応答修復 / 線維化 M1 マクロファージ (CD68) 炎症 組織傷害 M1/M2 シフト M2 マクロファージ (CD163) 炎症抑制 / 線維化 免疫介在性毒性 CD163/CD68/Merge CD163/CD68/Merge Day 2 Day M2 CD163/M1 CD68 MCP 1 TGF Day 2 Day 3 M1/M2 シフト, P<.5 2
22 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 (3) MHC クラス II と CD24 発現マクロファージの M1/M2 分極化 CD68 (Control) M1 マクロファージ CD68 (Day 2) M2 マクロファージ CD163 (Control) CD163 (Day 2) CD24 (Control) CD24 (Day 2) MHC class II (Control) MHC class II (Day 2), 中心静脈 21
23 , central vein; 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 : 分極化の解析 CD68/CD24 CD163/CD24 Day 2 Day 2 CD68/MHC class II/Merge CD163/MHC class II/Merge Day 2 Day 2 二重免疫染色 : Day 2 CD68(M1) 陽性細胞に対する MHC クラス II あるいは CD24 発現 CD163(M2) 陽性細胞に対する MHC クラス II あるいは CD24 発現 % of double positive cells % of double positive cells 8 4 CD68 + /MHC class II + CD163 + /MHC class II Day 2 Day 3 Day 2 Day 3 % of double positive cells % of double positive cells Day 2 Day 3 CD68 + /CD24 + CD163 + /CD24 + Day 2 Day 3, 中心静脈 ;, P <.5 MHC クラス II 細胞は M1 分極化 CD24 細胞は M2 分極化 22
24 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 (4)Iba1 と Galectin-3(Gal-3) 発現マクロファージの M1/M2 分極化 Iba1 (Control) Iba1 (Day 2) Cells per.2 sqmm CD68 for M Cells per.2 sqmm CD163 for M2 Gal-3 (Control) Gal-3 (Day 2), central vein Cells per.2 sqmm Iba1 Cells per.2 sqmm Gal-3 M1/M2 分極化の解析, P <.5 23
25 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 : 分極化の解析 二重蛍光免疫染色 : CD68(M1) 陽性細胞に対する Iba1 あるいは Gal-3 発現 CD163(M2) 陽性細胞に対する Iba1 あるいは Gal-3 発現 CD68/Iba1/Merge CD163/Iba1/Merge Day 2 Day 2 % of double positive cells 8 4 CD68 + /Iba1 + Day 2 Day 3 % of double positive cells 8 4 CD163 + /Iba1 + Day 2 Day 3 CD68/Gal-3/Merge CD163/Gal-3/Merge Day 2 Day 2, 中心静脈 % of double positive cells 1 CD68 + /Gal-3 + CD163 + /Gal Day 2 Day 3 Iba1 細胞は M1 分極化 Gal-3 細胞は M2 分極化 % of double positive cells 1 5 Day 2 Day 3, P <.5 24
26 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝傷害実験 : M1/M2 分極化 ( まとめ ) IFN γ マクロファージ M1 (CD68) TNF α IFN γ IL 6 IL1 ROS (NO) 炎症誘起細胞傷害貪食活性 細胞傷害性毒性 IL 4 M1 マクロファージ (CD68/MHC II/Iba1) M2 (CD163) IL 1 IGF 1 TGF β1 M2 マクロファージ (CD163/CD24/Gal-3) 炎症抑制免疫応答修復 / 線維化 免疫介在性毒性 M1/M2 シフト M1: 貪食活性 / 傷害因子産生 (CD68) 抗原提示能 (MHC クラス II) 細胞活性 遊走 (Iba-1) M2: 炎症抑制因子産生 TGF- (CD163) 貪食活性 / 脂質代謝 (CD24) 線維化 / 組織修復 (Gal-3) 25
27 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 (5) 肝マクロファージの初期誘導と M1/M2 分極化 Cells per.2 sqmm CD68 (M1) Cells per.2 sqmm CD163 (M2), 中心静脈 グリソン鞘におけるマクロファージの出現 Cells per.2 sqmm MHC class II Cells per.2 sqmm CD24 グリソン鞘 ; 中心静脈,, P<.5 26
28 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝傷害実験 (5) 肝マクロファージの初期誘導 :MHC クラス II と CD24 マクロファージ Cells per.2 sqmm MHC クラス II Cells per.2 sqmm CD24 グリソン鞘 中心静脈,, P <.5 GS GS GS MHC class II CD24 1 時間 (HE) : 中心静脈 ; GS: グリソン鞘 27
29 (5) 肝マクロファージの初期誘導と M1/M2 分極化 1 hours M1 関連因子 M2 関連因子 IFN- CD68 M1: 2-3 days 1 hours IL-4 CD163 M1: 2-3 days TNF- IL-1 IL-1 ( 修復因子 ) IL-6 GS TGF- ( 線維化因子 ) IL-6 (ISH) 1-3 days, P<.5 28
30 2-2: チオアセトアミド (TAA) 誘発肝細胞傷害実験 : M1/M2 分極化と肝毒性発現 IFN-γ Macrophages IL-4 MHC II M1 (CD68) MCP-1 M2 (CD163) TNF α. IFN γ, IL 6, IL1 ROS (NO) TGF β1 IL 1 IGF 1 TGF β1 炎症誘起貪食活性組織傷害 細胞傷害性毒性 炎症抑制免疫応答修復 / 線維化 免疫介在性毒性 グリソン鞘の既存 MHC II /CD24 細胞の活性化 1 時間 既存の鋭敏に反応するマクロファージが肝傷害を助長する M1 マクロファージ (CD68/MHC II/Iba1) M1/M2 移行 M2 マクロファージ (CD163/CD24/Gal-3) 初期 修復 線維化 CD24 -SMA: 筋線維芽細胞 29
31 2-3: 肝マクロファージ枯渇状態における TAA 誘発病変 クロドロネート (CLD) 投与実験 F344 雄ラット, 6 週齢 ( 体重 g) クロドロネート投与 (CLD):5 mg/kg 体重, 静注 TAA, 腹腔投与 単回 : 3 mg/kg 体重 1 日前 PBS 投与 TAA 投与 TAA+PBS 群 CLD 投与 TAA 投与投与後日 TAA+CLD 群 肝マクロファージの枯渇は 1 週間持続 3
32 2-3: 肝マクロファージ枯渇状態における TAA 誘発病変 傷害部位に出現する CD68M1 マクロファージと CD163M2 マクロファージが激減 Cells /.2 mm CD163 for M2 day Day 2 Cells /.2 mm TAA+Lipo + PBS CD68 for M1 day TAA+LCL + CLD, P<.1 TAA+PBS TAA + CLD TAA+PBS TAA + CLD 31
33 2-3: 肝マクロファージ枯渇状態における TAA 誘発病変 Day Day 1 Day 2 Day 7 TAA + CLD (HE) 肝マクロファージ枯渇により凝固壊死が遅延し 異栄養性石灰沈着が生じる 不完全治癒 病変増悪 CLD (von Kossa) Day Day 1 Day 2 Day 7 TAA + PBS (HE) 肝マクロファージ存在下では正常な修復 PBS (von Kossa), 中心静脈 32
34 2-3: 肝マクロファージ枯渇状態における TAA 誘発病変 IFN-γ マクロファージ IL-4 MHC II 初期反応 : グリソン鞘の既存の抗原提示細胞や CD24 細胞 CD24 M1 (CD68) MCP-1 M2 (CD163) M1 マクロファージ (CD68) TNF α. IFN γ, IL 6, IL1 ROS (NO) TGF β1 IL 1 IGF 1 TGF β1 傷害 修復異常 炎症誘起貪食活性組織傷害 炎症抑制免疫応答修復 / 線維化 マクロファージ枯渇 不完全組織修復 病変増悪 細胞傷害性毒性 免疫介在性毒性 M2 マクロファージ (CD163) 33
35 まとめ 1. 肝マクロファージは恒常性維持に重要である 活性化状態では 肝逸脱酵素が低下する 枯渇状態では 肝逸脱酵素が増加し かつ肝細胞が増殖する 2. 薬物誘発肝細胞傷害病変 (TAA 誘発肝病変 ) は M1/M2 マクロファージ分極化に基づいて解析できる 傷害初期には M1 マクロファージ (CD68/MHC II/Iba 3) が 修復時には M2 マクロファージ (CD163/CD24/Gal 3) が出現する 肝細胞傷害前に グリソン鞘既存のマクロファージから M1/M2 マクロファージ誘導因子が産生される 肝マクロファージの多様な機能特性に基づいた新規肝毒性評価手法の構築 肝マクロファージ機能を基軸とした in vivo と in vitro の実験系の構築 マクロファージの出現状況を免疫組織化学染色法あるいは培養系を用いて評価することで肝毒性病変の発生機序の一端を解明できる メカニズム解析 食品健康影響評価への応用性 : より精度の高い ADI 設定 34
36 その他の実験 ( 継続中 ) 1. 肝組織発生における M1/M2 マクロファージの特性に関する研究 胎生期には CD68 + M1 マクロファージがアポトーシス細胞の貪食活性に 生後においては CD163 + M2 マクロファージが組織 機能分化に係ることが分かった 2.TAA 反復投与により作出した肝硬変における GST-P 陽性前腫瘍性病変における M1/M2 マクロファージ特性に関する研究 GST-P 陰性偽小葉に比べ GST-P 陽性偽小葉では M1/M2 マクロファージが より多く しかも混在して出現していた 前腫瘍性病変の形成に両マクロファージが複雑に係ることが分かった 3.TAA 誘発肝病変における Danger Associated Molecular Patterns(DAMPs) による免疫介在性肝毒性発現機序に関する研究 S1A4 などの DAMPSs が傷害部位に発現し TLR-4 を介し抗原提示マクロファージを活性化することで 免疫介在性の肝細胞傷害が生じる可能性が示された 4. クロドロネート投与による肝マクロファージ枯渇条件下での α-naphthylisothiocyanate 誘発の小葉間胆管上皮傷害とその後の線維化形成の病態解析 グリソン鞘の胆管上皮傷害病変の形成には MHC クラス II 発現マクロファージが重要であること そして肝マクロファージ枯渇条件下では 胆管上皮傷害後の線維化が遅延することが分かった 35
37 公表論文 学会発表と謝辞 Articles; 1. Wijesundera KK, Izawa T, Murakami H, Tennakoon AH, Golbar HM, Katou-Ichikawa C, Tanaka M, Kuwamura M, Yamate J. M1- and M2- macrophage polarization in thioacetamide (TAA)-induced rat liver lesions; a possible analysis for hepato-pathology. Histology and Histopathology. 29: , Wijesundera KK, Izawa T, Tennakoon AH, Murakami H, Golbar HM, Katou-Ichikawa C, Tanaka M, Kuwamura M, Yamate J. M1- and M2- macrophage polarization in rat liver cirrhosis induced by thioacetamide (TAA), focusing on Iba1 and galectin-3. Experimental and Molecular Pathology. 96: , Wijesundera KK, IzawaT, TennakoonAH, Murakami H, Golbar HM, Katou-Ichikawa C, Tanakawa M, Kuwamura M, Yamate J. M1-/M2-macrophages contribute to the development of glutathione S-transferase placental form (GST-P)-positive pseudolobules in thioacetamide-induced rat cirrhosis. Experimental and Toxicologic Pathology. 67: , Pervin M, Golbar MD, Bondoc A, Izawa T, Kuwamura M, Jyoji Yamate. Immunophenotypical characterization and influence to liver homeostasis of depleting and repopulating hepatic macrophages in rats injected with clodronate. (submitted), 215. Presentation ; 1. Golbar HM, Izawa T, Alexandra B, Wijesundera KK, Tennakoon AH, Katou-Ichikawa C, Tanaka M, Kuwamura M, Yamate J. Macrophage-derived galectin-3 is the key regulator of acute hepatic fibrogenesis in rats. Proceedings of the 33rd Annual Symposium of the Society of Toxicologic Pathology (STP). Marriott Wardman Park Hotel, Washingon DC, USA. Poster Presentation. Poster No. 19. June 22-26, Pervin M, Golbar HM, Alexandra B, Uemura M, Izawa T, Kuwamura M, Yamate J. Characterization of repopulating macrophages in liver after depletion with liposomal clodronate in rats. 第 157 回日本獣医学会学術集会. 口頭発表. 札幌. Abstract No. BO-56. September 9-12, Pervin M, Golbar HM, Alexandra B, Wijesundera KK, Izawa T, Kuwamura M, Yamate J. Analyses of hepatic macrophages depleted by clodoronate in rat liver. Proceeding of the American College of Veterinary Pathologists (AP), Poster Presentation. Abstract T-9. Atlanta, GA, USA. November 9-11, 山手丈至 : 教育講演 マクロファージと毒性病理学 : 第 31 回日本毒性病理学会学術集会 215 年 1 月 29-3 日 ( 東京 ) Related Articles; 1. Golbar HM, Izawa T, Wijesundera KK, Tennakoon AH, Katou-Ichikawa C, Tanaka M, Kuwamura M, Yamate J. Nestin expression in remodelling of α-naphthylisothiocyanate (ANIT)-induced acute bile duct injury in rats. Journal of Comparative Pathology 151(2-3), , Tennakoon AH, Izawa T, Wijesundera KK, Katou-Ichikawa C, Tanaka M, Golbar HM, Kuwamura M, Yamate J. Analysis of glial fibrillary acidic protein (GFAP)-expressing ductular cells in a rat liver cirrhosis model induced by repeated injections of thioacetamide (TAA). Experimental and Molecular Pathology, 98: ,
肝クッパ 細胞を簡便 大量に 回収できる新規培養方法 農研機構動物衛生研究所病態研究領域上席研究員山中典子 2016 National Agriculture and Food Research Organization. 農研機構 は国立研究開発法人農業 食品産業技術総合研究機構のコミュニケーショ
肝クッパ 細胞を簡便 大量に 回収できる新規培養方法 農研機構動物衛生研究所病態研究領域上席研究員山中典子 2016 National Agriculture and Food Research Organization. 農研機構 は国立研究開発法人農業 食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネームです 本技術開発の背景 (1) 肝臓マクロファージ ( クッパー細胞 ) 肝非実質細胞内皮細胞
( 続紙 1 ) 京都大学 博士 ( 薬学 ) 氏名 大西正俊 論文題目 出血性脳障害におけるミクログリアおよびMAPキナーゼ経路の役割に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 脳内出血は 高血圧などの原因により脳血管が破綻し 脳実質へ出血した病態をいう 漏出する血液中の種々の因子の中でも 血液凝固に関
Title 出血性脳障害におけるミクログリアおよびMAPキナーゼ経路の役割に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 大西, 正俊 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2010-03-23 URL http://hdl.handle.net/2433/120523 Right Type Thesis or Dissertation
論文題目 腸管分化に関わるmiRNAの探索とその発現制御解析
論文題目 腸管分化に関わる microrna の探索とその発現制御解析 氏名日野公洋 1. 序論 microrna(mirna) とは細胞内在性の 21 塩基程度の機能性 RNA のことであり 部分的相補的な塩基認識を介して標的 RNA の翻訳抑制や不安定化を引き起こすことが知られている mirna は細胞分化や増殖 ガン化やアポトーシスなどに関与していることが報告されており これら以外にも様々な細胞諸現象に関与していると考えられている
様式 C-19 科学研究費補助金研究成果報告書 平成 21 年 6 月 2 日現在 研究種目 : 若手研究 (B) 研究期間 :26 ~ 28 課題番号 : 研究課題名 ( 和文 ) 炭酸ガスおよび半導体レーザーによるオーラルアンチエイジング 研究課題名 ( 英文 ) Oral an
炭酸ガスおよび半導体レーザーによるオーラルアンチエ Title イジング Author(s) 村上, 聡 Journal, (): - URL http://hdl.handle.net/113/154 Right Posted at the Institutional Resources for Unique Colle Available from http://ir.tdc.ac.jp/ 様式
研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する 免疫力の低下は感染を引き起こしやすくなり 健康を損ないやすくなる そこで 2 10W/kgのSARで電波ばく露を行い 免疫細胞
資料 - 生電 6-3 免疫細胞及び神経膠細胞を対象としたマイクロ波照射影響に関する実験評価 京都大学首都大学東京 宮越順二 成田英二郎 櫻井智徳多氣昌生 鈴木敏久 日 : 平成 23 年 7 月 22 日 ( 金 ) 場所 : 総務省第 1 特別会議室 研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する
図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 17 日 独立行政法人理化学研究所 免疫の要 NF-κB の活性化シグナルを増幅する機構を発見 - リン酸化酵素 IKK が正のフィーッドバックを担当 - 身体に病原菌などの異物 ( 抗原 ) が侵入すると 誰にでも備わっている免疫システムが働いて 異物を認識し 排除するために さまざまな反応を起こします その一つに 免疫細胞である B 細胞が
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 )
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > platelet derived growth factor (PDGF 血小板由来成長因子)-C,
脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date URL http
脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2009-03-23 URL http://hdl.handle.net/2433/124054 Right Type Thesis or
1. Caov-3 細胞株 A2780 細胞株においてシスプラチン単剤 シスプラチンとトポテカン併用添加での殺細胞効果を MTS assay を用い検討した 2. Caov-3 細胞株においてシスプラチンによって誘導される Akt の活性化に対し トポテカンが影響するか否かを調べるために シスプラチ
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 朝日通雄 恒遠啓示 副査副査 瀧内比呂也谷川允彦 副査 勝岡洋治 主論文題名 Topotecan as a molecular targeting agent which blocks the Akt and VEGF cascade in platinum-resistant ovarian cancers ( 白金製剤耐性卵巣癌における
ヒト慢性根尖性歯周炎のbasic fibroblast growth factor とそのreceptor
α μ μ μ μ 慢性化膿性根尖性歯周炎の病態像 Ⅰ型 A D Ⅱ型 E H Ⅰ型では 線維芽細胞と新生毛細血管が豊富で線維成分 に乏しく マクロファージ リンパ球や形質細胞を主とす る炎症性細胞の多数浸潤を認める Ⅱ型では Ⅰ型よりも線維成分が多く 肉芽組織中の炎 症性細胞浸潤や新生毛細管血管の減少や Ⅰ型よりも太い 膠原線維束の形成を認める A C E G B D F H A B E F HE
糖鎖の新しい機能を発見:補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する
糖鎖の新しい機能を発見 : 補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する ポイント 神経細胞上の糖脂質の糖鎖構造が正常パターンになっていないと 細胞膜の構造や機能が障害されて 外界からのシグナルに対する反応や攻撃に対する防御反応が異常になることが示された 細胞膜のタンパク質や脂質に結合している糖鎖の役割として 補体の活性のコントロールという新規の重要な機能が明らかになった 糖脂質の糖鎖が欠損すると
報道発表資料 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - ポイント 異物センサー TLR のシグナル伝達機構を解析 インターフェロン産生に必須な分子 IKK アルファ を発見 免疫 アレルギーの有効
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - がんやウイルスなど身体を蝕む病原体から身を守る物質として インターフェロン が注目されています このインターフェロンのことは ご存知の方も多いと思いますが 私たちが生まれながらに持っている免疫をつかさどる物質です 免疫細胞の情報の交換やウイルス感染に強い防御を示す役割を担っています
11 月 16 日午前 9 時 ( 米国東部時間 ) にオンライン版で発表されます なお 本研究開発領域は 平成 27 年 4 月の日本医療研究開発機構の発足に伴い 国立研究開発法人科学 技術振興機構 (JST) より移管されたものです 研究の背景 近年 わが国においても NASH が急増しています
解禁日時 : 平成 : 2928 年 11 月 16 日 ( 木 ( ) 午後午前 11 時 ( ( 日本時間 )) プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 平成 29 年 11 月 15 日国立大学法人東京医科歯科大学国立大学法人名古屋大学国立大学法人九州大学国立研究開発法人日本医療研究開発機構 非アルコール性脂肪肝炎 (NASH) の新たな病態メカニズムの解明 短期間で NASH を発症する疾患モデルの開発を通して
第14〜15回 T細胞を介する免疫系.pptx
MBL CD8 CD4 8.1 8.2 5.20 8.3 8.4 8.5 8.6 8.7 8.8 8.9 8.10 8.18 B7 CD28 CD28 B7 CD28 8.13 2.22 NK Toll(TLR) LBP! LPS dsrna ssrna TLR1/2/6! TLR4 TLR5 TLR3 TLR7/9 CD14! JNK/p38! MyD88! IRAK! TRAF! NFκB! TNF-α
関係があると報告もされており 卵巣明細胞腺癌において PI3K 経路は非常に重要であると考えられる PI3K 経路が活性化すると mtor ならびに HIF-1αが活性化することが知られている HIF-1αは様々な癌種における薬理学的な標的の一つであるが 卵巣癌においても同様である そこで 本研究で
( 様式甲 5) 氏 名 髙井雅聡 ( ふりがな ) ( たかいまさあき ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 27 年 7 月 8 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Crosstalk between PI3K and Ras pathways via 学位論文題名 Protein Phosphatase 2A in human
られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規
論文の内容の要旨 論文題目アンジオテンシン受容体拮抗薬テルミサルタンの メタボリックシンドロームに対する効果の検討 指導教員門脇孝教授 東京大学大学院医学系研究科 平成 19 年 4 月入学 医学博士課程 内科学専攻 氏名廣瀬理沙 要旨 背景 目的 わが国の死因の第二位と第三位を占める心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患を引き起こす基盤となる病態として 過剰なエネルギー摂取と運動不足などの生活習慣により内臓脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満を中心に
ヒト脂肪組織由来幹細胞における外因性脂肪酸結合タンパク (FABP)4 FABP 5 の影響 糖尿病 肥満の病態解明と脂肪幹細胞再生治療への可能性 ポイント 脂肪幹細胞の脂肪分化誘導に伴い FABP4( 脂肪細胞型 ) FABP5( 表皮型 ) が発現亢進し 分泌されることを確認しました トランスク
平成 28 年 12 月 19 日 ヒト脂肪組織由来幹細胞における外因性脂肪酸結合タンパク (FABP)4 FABP 5 の影響 糖尿病 肥満の病態解明と脂肪幹細胞再生治療への可能性 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 泌尿器科学分野の山本徳則 ( やまもととくのり ) 准教授 後藤百万 ( ごとうももかず ) 教授と札幌医科大学内分泌内科の古橋眞人 ( ふるはしまさと ) 講師
ヒト胎盤における
論文の内容の要旨 論文題目 : ヒト胎盤における MHC 様免疫誘導分子 CD1d の発現様式に関する研究指導教員 : 武谷雄二教授東京大学大学院医学系研究科平成 17 年 4 月進学医学博士課程生殖発達加齢医学専攻柗本順子 産科領域において 習慣流産 子宮内胎児発育不全 妊娠高血圧症候群などが大きな問題となっている それらの原因として 胎盤を構成している trohpblast のうち EVT (
の活性化が背景となるヒト悪性腫瘍の治療薬開発につながる 図4 研究である 研究内容 私たちは図3に示すようなyeast two hybrid 法を用いて AKT分子に結合する細胞内分子のスクリーニングを行った この結果 これまで機能の分からなかったプロトオンコジン TCL1がAKTと結合し多量体を形
AKT活性を抑制するペプチ ド阻害剤の開発 野口 昌幸 北海道大学遺伝子病制御研究所 教授 広村 信 北海道大学遺伝子病制御研究所 ポスドク 岡田 太 北海道大学遺伝子病制御研究所 助手 柳舘 拓也 株式会社ラボ 研究員 ナーゼAKTに結合するタンパク分子を検索し これまで機能の 分からなかったプロトオンコジンTCL1がAKTと結合し AKT の活性化を促す AKT活性補助因子 であることを見い出し
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 森脇真一 井上善博 副査副査 教授教授 東 治 人 上 田 晃 一 副査 教授 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independe
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 森脇真一 井上善博 副査副査 東 治 人 上 田 晃 一 副査 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independent rejection of D d -, K d -, or D d K d -transgened mouse skin
H28_大和証券_研究業績_C本文_p indd
高齢者におけるアレルギー性炎症の機序と免疫のエイジング 札幌医科大学医学部消化器 免疫 リウマチ内科学講座 講師山本元久 ( 共同研究者 ) 札幌医科大学医学部消化器 免疫 リウマチ内科学講座准教授高橋裕樹札幌医科大学医学部消化器 免疫 リウマチ内科学講座大学院生矢島秀教 はじめに IgG4 関連疾患 は わが国で疾患概念が形成され 世界をリードしている領域である 本疾患は 中高年の男性に好発し 進行するとそのアレルギー性炎症
るが AML 細胞における Notch シグナルの正確な役割はまだわかっていない mtor シグナル伝達系も白血病細胞の増殖に関与しており Palomero らのグループが Notch と mtor のクロストークについて報告している その報告によると 活性型 Notch が HES1 の発現を誘導
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 奥橋佑基 論文審査担当者 主査三浦修副査水谷修紀 清水重臣 論文題目 NOTCH knockdown affects the proliferation and mtor signaling of leukemia cells ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 目的 : sirna を用いた NOTCH1 と NOTCH2 の遺伝子発現の抑制の 白血病細胞の細胞増殖と下流のシグナル伝達系に対する効果を解析した
卵管の自然免疫による感染防御機能 Toll 様受容体 (TLR) は微生物成分を認識して サイトカインを発現させて自然免疫応答を誘導し また適応免疫応答にも寄与すると考えられています ニワトリでは TLR-1(type1 と 2) -2(type1 と 2) -3~ の 10
健康な家畜から安全な生産物を 安全な家畜生産物を生産するためには家畜を衛生的に飼育し健康を保つことが必要です そのためには 病原体が侵入してきても感染 発症しないような強靭な免疫機能を有していることが大事です このような家畜を生産するためには動物の免疫機能の詳細なメカニズムを理解することが重要となります 我々の研究室では ニワトリが生産する卵およびウシ ヤギが生産する乳を安全に生産するために 家禽
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 大道正英 髙橋優子 副査副査 岡 田 仁 克 辻 求 副査 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent transforming growth factor- binding protein-4 is downregulated in breast
グルコースは膵 β 細胞内に糖輸送担体を介して取り込まれて代謝され A T P が産生される その結果 A T P 感受性 K チャンネルの閉鎖 細胞膜の脱分極 電位依存性 Caチャンネルの開口 細胞内 Ca 2+ 濃度の上昇が起こり インスリンが分泌される これをインスリン分泌の惹起経路と呼ぶ イ
薬効薬理 1. 作用機序 アナグリプチンはジペプチジルペプチダーゼ -4(DPP-4) の競合的かつ可逆的な選択的阻害剤である インクレチンであるグルカゴン様ペプチド-1(GL P-1) 及びグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド (GI P) は グルコース依存的なインスリン分泌促進作用やグルカゴン分泌抑制作用等 ( 主にGLP-1の作用 ) を有するが 24) DPP-4により分解されて活性を失う
の感染が阻止されるという いわゆる 二度なし現象 の原理であり 予防接種 ( ワクチン ) を行う根拠でもあります 特定の抗原を認識する記憶 B 細胞は体内を循環していますがその数は非常に少なく その中で抗原に遭遇した僅かな記憶 B 細胞が著しく増殖し 効率良く形質細胞に分化することが 大量の抗体産
TOKYO UNIVERSITY OF SCIENCE 1-3 KAGURAZAKA, SHINJUKU-KU, TOKYO 162-8601, JAPAN Phone: +81-3-5228-8107 報道関係各位 2018 年 8 月 6 日 免疫細胞が記憶した病原体を効果的に排除する機構の解明 ~ 記憶 B 細胞の二次抗体産生応答は IL-9 シグナルによって促進される ~ 東京理科大学 研究の要旨東京理科大学生命医科学研究所
論文の内容の要旨
論文の内容の要旨 論文題目 和訳 指導教員 Hair regeneration by hair follicle derived cell transfer 毛包由来細胞移植による毛髪再生 光嶋勲教授 東京大学大学院医学系研究科平成 17 年 4 月入 ( 進 ) 学医学博士課程外科学専攻 氏名 井上啓太 背景と目的近年われわれは 毛包由来細胞移植による毛髪再生治療の研究を行ってきた 毛包は上皮系細胞
解禁日時 :2019 年 2 月 4 日 ( 月 ) 午後 7 時 ( 日本時間 ) プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 2019 年 2 月 1 日 国立大学法人東京医科歯科大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 IL13Rα2 が血管新生を介して悪性黒色腫 ( メラノーマ ) を
解禁日時 :2019 年 2 月 4 日 ( 月 ) 午後 7 時 ( 日本時間 ) プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 2019 年 2 月 1 日 国立大学法人東京医科歯科大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 IL13Rα2 が血管新生を介して悪性黒色腫 ( メラノーマ ) を進展させるしくみを解明 難治がんである悪性黒色腫の新規分子標的治療法の開発に期待 ポイント 難治がんの一つである悪性黒色腫
八村敏志 TCR が発現しない. 抗原の経口投与 DO11.1 TCR トランスジェニックマウスに経口免疫寛容を誘導するために 粗精製 OVA を mg/ml の濃度で溶解した水溶液を作製し 7 日間自由摂取させた また Foxp3 の発現を検討する実験では RAG / OVA3 3 マウスおよび
ハチムラサトシ 八村敏志東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター准教授 緒言食物に対して過剰あるいは異常な免疫応答が原因で起こる食物アレルギーは 患者の大部分が乳幼児であり 乳幼児が特定の食物を摂取できないことから 栄養学的 精神的な問題 さらには保育 教育機関の給食において 切実な問題となっている しかしながら その発症機序はまだ不明な点が多く また多くの患者が加齢とともに寛解するものの
大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム
平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目
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その他 B 型肝炎 15% C 型肝炎 68% 41 706 168 66 19 12 肝 には の か 脂肪肝 の で る () という も りま の く い 肝 の肝細胞のなかに 脂肪の く がこ なにたまっ いま 類洞 正常な肝臓 腸管からの栄養や不要物が流れていく 肝細胞 正常な肝臓 脂肪肝の始まり 類洞 腸管からの栄養や不要物が流れていく 類洞 過剰な脂質 糖質の流入 肝細胞 肝細胞のなかに中性脂肪がたまり始める
Microsoft PowerPoint - 新技術説明会配付資料rev提出版(後藤)修正.pp
食品の抗アレルギー活性評価に利用できる マウスモデルの紹介 農研機構食品総合研究所 食品機能研究領域主任研究員 後藤真生 農研機構 は独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネームです 国民の 1/3 はアレルギー症状を自覚している 1 アレルギー症状なし (59.1%) 皮膚 呼吸器 目鼻いずれかのアレルギー症状あり (35.9%) 医療機関に入院 通院中 (58.2%) (
く 細胞傷害活性の無い CD4 + ヘルパー T 細胞が必須と判明した 吉田らは 1988 年 C57BL/6 マウスが腹腔内に移植した BALB/c マウス由来の Meth A 腫瘍細胞 (CTL 耐性細胞株 ) を拒絶すること 1991 年 同種異系移植によって誘導されるマクロファージ (AIM
( 様式甲 5) 氏 名 山名秀典 ( ふりがな ) ( やまなひでのり ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 26 年 7 月 30 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Down-regulated expression of 学位論文題名 monocyte/macrophage major histocompatibility
ランゲルハンス細胞の過去まず LC の過去についてお話しします LC は 1868 年に 当時ドイツのベルリン大学の医学生であった Paul Langerhans により発見されました しかしながら 当初は 細胞の形状から神経のように見えたため 神経細胞と勘違いされていました その後 約 100 年
2015 年 10 月 1 日放送 第 64 回日本アレルギー学会 1 教育講演 11 ランゲルハンス細胞 過去 現在 未来 京都大学大学院皮膚科教授椛島健治 はじめに生体は 細菌 ウイルス 真菌といった病原体などの外来異物や刺激に曝露されていますが 主に免疫システムを介して巧妙に防御しています ところが そもそも有害ではない花粉や埃などの外来抗原に対してさえも皮膚が曝露された場合に 過剰な免疫応答を起こすことは
STAP現象の検証の実施について
STAP 現象の検証の実施について 実験総括責任者 : 独立行政法人理化学研究所発生 再生科学総合研究センター特別顧問 ( 相澤研究ユニット研究ユニットリーダー兼務 ) 相澤慎一 研究実施責任者 : 独立行政法人理化学研究所発生 再生科学総合研究センター多能性幹細胞研究プロジェクトプロジェクトリーダー丹羽仁史 2014 年 4 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 1 検証実験の目的 STAP 現象が存在するか否かを一から検証する
RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果
RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果 Poly I:C により一部の樹状細胞にネクローシス様の細胞死が誘導されること さらにこの細胞死がシグナル伝達経路の活性化により制御されていることが分かりました
小児感染免疫第25巻第2号
2013 Vol. 25No. 2175 44 1972 28 1 Kikuchi s diseasekikuchifujmoto diseasehistiocytic necrotizing lymphadenitis Histiocytic necrotizing lymphadenitis, Kikuchi s disease, KikuchiFujimoto disease, subacute
資料 6 rash2 マウス ( 短期発がんモデル ) の特性と品質管理 財団法人実験動物中央研究所 浦野浩司 2018/3/7 1
資料 6 rash2 マウス ( 短期発がんモデル ) の特性と品質管理 財団法人実験動物中央研究所 浦野浩司 2018/3/7 1 本日の話題 1. rash2 マウスとは? 2. 開発経緯と現状 3. 実質的標準動物としての品質管理 2 本日の話題 1. rash2 マウスとは? 2. 開発経緯と現状 3. 実質的標準動物としての品質管理 3 短期発がん性試験モデルの概要 Tg マウスにがん原物質
要旨 グレープフルーツや夏みかんなどに含まれる柑橘類フラボノイドであるナリンゲニンは高脂血症を改善する効果があり 肝臓においてもコレステロールや中性脂肪の蓄積を抑制すると言われている 脂肪肝は肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった状態で 動脈硬化を始めとするさまざまな生活習慣病の原因となる 脂肪肝
平成 27 年度新潟薬科大学薬学部卒業研究 Ⅱ 脂肪肝の炎症におけるナリンゲニンの効果の研究 Effect of Naringenin in inflammation of the fatty liver 臨床薬理学研究室 6 年 10P040 曽我沙也加 ( 指導教員 : 渡辺賢一 ) 要旨 グレープフルーツや夏みかんなどに含まれる柑橘類フラボノイドであるナリンゲニンは高脂血症を改善する効果があり
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 教授教授 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 教授 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial Hyperglycemia-Induced Pathological Changes Induced by Intermittent
2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果
2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果汁飲料 ) の飲用試験を実施した結果 アトピー性皮膚炎症状を改善する効果が確認されました なお 本研究成果は
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 松尾祐介 論文審査担当者 主査淺原弘嗣 副査関矢一郎 金井正美 論文題目 Local fibroblast proliferation but not influx is responsible for synovial hyperplasia in a mur
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 松尾祐介 論文審査担当者 主査淺原弘嗣 副査関矢一郎 金井正美 論文題目 Local fibroblast proliferation but not influx is responsible for synovial hyperplasia in a murine model of rheumatoid arthritis ( 論文内容の要旨 ) < 要旨
るマウスを解析したところ XCR1 陽性樹状細胞欠失マウスと同様に 腸管 T 細胞の減少が認められました さらに XCL1 の発現が 脾臓やリンパ節の T 細胞に比較して 腸管組織の T 細胞において高いこと そして 腸管内で T 細胞と XCR1 陽性樹状細胞が密に相互作用していることも明らかにな
和歌山県立医科大学 先端医学研究所 生体調節機構研究部 樹状細胞の新機能の発見 腸炎制御への新たなアプローチ 要旨和歌山県立医科大学先端医学研究所生体調節機構研究部の改正恒康教授 大田友和大学院生 ( 学振特別研究員 ) を中心とした共同研究グループは 病原体やがんに対する免疫応答に重要な樹状細胞 [1] の一つのサブセットが 腸管の免疫系を維持することによって 腸炎の病態を制御している新たなメカニズムを発見しました
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脂質メディエーターの産生制御による肥満抑制を目指した新規肥満抑制剤の開発 大阪薬科大学薬学部生体防御学研究室 准教授藤森功 はじめに欧米の先進国のみならず 日本においても食の欧米化や運動時間の減少により 肥満人口は増加の一途をたどっている 肥満は様々な代謝異常疾患 ( 生活習慣病 ) を引き起こし さらには高い頻度で循環器系疾患や脳疾患をまねくと考えられている 脂質メディエーターであるプロスタグランジン
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer (
学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > Insulin-like growth factor ( 以下 IGF)
センシンレンのエタノール抽出液による白血病細胞株での抗腫瘍効果の検討
Evaluation of anti-tumor activity with the treatment of ethanol extract from Andrographis Paniculata in leukemic cell lines Hidehiko Akiyama 1), Kazuharu Suzuki 2), Toshiyuki Taniguchi 2) and Itsuro Katsuda
今後の展開現在でも 自己免疫疾患の発症機構については不明な点が多くあります 今回の発見により 今後自己免疫疾患の発症機構の理解が大きく前進すると共に 今まで見過ごされてきたイントロン残存の重要性が 生体反応の様々な局面で明らかにされることが期待されます 図 1 Jmjd6 欠損型の胸腺をヌードマウス
PRESS RELEASE(2015/11/05) 九州大学広報室 819-0395 福岡市西区元岡 744 TEL:092-802-2130 FAX:092-802-2139 MAIL:[email protected] URL:http://www.kyushu-u.ac.jp 免疫細胞が自分自身を攻撃しないために必要な新たな仕組みを発見 - 自己免疫疾患の発症機構の解明に期待 -
この学位申請論文は Journal of Dermatological Science に掲載された主要公刊論文を基に作成された Journal of Dermatological Science に掲載された主要公刊論文の一部を学位申請論文に用いることに加えて 学位申請論文を機関リポジトリ -[
東海大学大学院平成 26 年度博士論文 細胞の浸潤 増殖 遊走を制御する新規低分子化合物による 創傷治癒促進機序の検討 指導小澤明教授 東海大学大学院医学研究科 先端医科学専攻 山岡華児 この学位申請論文は Journal of Dermatological Science に掲載された主要公刊論文を基に作成された Journal of Dermatological Science に掲載された主要公刊論文の一部を学位申請論文に用いることに加えて
研究成果報告書
21 5 28 2007 2008 CARElk CARPXR CAR CAR EST cdna CAR CAR 10FCS 96 SW480 HepG2 anti-lamin A/C anti-phospho-histone H3 anti-cyclin D1 G1 anti-cyclin A S CAR lamin A/C CAR Fig. 1 Lamin A/C /G1 lamin A/C G1
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ニコチン受容体を介するステロイド産生幹細胞の分化制御 矢澤隆志 ( 旭川医科大学生化学講座細胞制御科学分野 ) コレステロール StAR コレステロール CYP11A1 プレグネノロン CYP17A1 17α-OH pregnenolone CYP17A1 DHEA 生殖腺 3β-HSD CYP19A1 プロゲステロン 17α-OH progesterone Androstenedione Estrone
日本標準商品分類番号 カリジノゲナーゼの血管新生抑制作用 カリジノゲナーゼは強力な血管拡張物質であるキニンを遊離することにより 高血圧や末梢循環障害の治療に広く用いられてきた 最近では 糖尿病モデルラットにおいて増加する眼内液中 VEGF 濃度を低下させることにより 血管透過性を抑制す
日本標準商品分類番号 872491 カリジノゲナーゼの血管新生抑制作用 カリジノゲナーゼは強力な血管拡張物質であるキニンを遊離することにより 高血圧や末梢循環障害の治療に広く用いられてきた 最近では 糖尿病モデルラットにおいて増加する眼内液中 VEGF 濃度を低下させることにより 血管透過性を抑制することが示されたが 血管新生に対するカリジノゲナーゼの影響を評価した報告はない そこで今回 網膜血管新生に対するカリジノゲナーゼの役割を同定するため
2019 年 3 月 28 日放送 第 67 回日本アレルギー学会 6 シンポジウム 17-3 かゆみのメカニズムと最近のかゆみ研究の進歩 九州大学大学院皮膚科 診療講師中原真希子 はじめにかゆみは かきたいとの衝動を起こす不快な感覚と定義されます 皮膚疾患の多くはかゆみを伴い アトピー性皮膚炎にお
2019 年 3 月 28 日放送 第 67 回日本アレルギー学会 6 シンポジウム 17-3 かゆみのメカニズムと最近のかゆみ研究の進歩 九州大学大学院皮膚科 診療講師中原真希子 はじめにかゆみは かきたいとの衝動を起こす不快な感覚と定義されます 皮膚疾患の多くはかゆみを伴い アトピー性皮膚炎においてはかゆみが診断基準の基本項目にもあげられる重要な要素となっています 執拗なかゆみの持続により 集中力の低下や不眠が生じ日常生活に悪影響を及ぼし
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起こされる病態です 免疫力が低下している場合に 急性腎盂腎炎や肺炎 急性白血病 肝硬変 悪性腫瘍などさまざまな疾患によって誘発され
