在アジア日系企業活

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1 ベトナム経済情勢と進出日系企業動向 2016 年 1 月 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ハノイ事務所

2 本日お話しする内容 1. ベトナム一般概況 2. 貿易 投資動向 3. 日系企業にとってのチャンスとリスク 4. 農産物の生産 貿易及び農業関連 日系企業の進出状況 投資環境 2

3 1. ベトナム一般概況 3

4 ベトナム概要 ハノイ市 人口 :708 万 8,000 人 (2014 年 ) 1 人あたり GDP:3,348 ドル (2014 年 ) ホーチミン市 人口 :798 万 2,000 人 (2014 年 ) 1 人あたり GDP:4,986 ドル (2014 年 ) 約 1,800 キロ 国の概要 国名 : ベトナム社会主義共和国人口 : 9,170 万人 (2014 年 12 月 ) 都市部 :3,145 万人 (34%) 地方部 :6,025 万人 (66%) 中位年齢 : 29.2 歳 (2013 年 ) 面積 : 約 33 万 k m2 ( 九州を除く日本と同じ ) 民族 : キン族 ( 約 90%) 53 の少数民族宗教 : 仏教 (80%) カトリック 他識字率 : 93.4% 通貨 : VND ( ベトナムドン ) 1VND 円 (2014 年 ) 在留邦人数 : 1 万 3,547 人 (2014 年 10 月 ) 出所 : ベトナム北部 中部近郊ビジネス情報マップ ( ジェトロハノイ事務所作成 ) 等 4

5 政治体制 チョン書記長サン国家主席ズン首相フン国会議長 共産党一党体制 : 2016 年 1 月に新たな党中央指導部が決定 政治体制 : ベトナム共産党が指導する社会主義共和制チョン書記長 (1944 年生 北部 ) サン国家主席 (1949 年生 南部 ) ズン首相 (1949 年生 南部 ) フン国会議長 (1946 年生 中部 ) 南部登用 改革路線の推進集団指導体制 議会 : 一院制 (493 名 任期 5 年 ) 行政区分 :58 省 +5 直轄都市ハノイ ホーチミン ハイフォン ダナン カントー 5

6 ベトナム略史 半世紀近い戦争と急速な経済発展 1945 年 ホーチミン独立宣言 ( ベトナム民主共和国独立 ) 2000 年 米越通商協定調印 1946 年 対仏独立インドシナ戦争 2001 年 米越通商協定発効 1954 年ジュネーブ協定により仏から独立 2003 年日越投資協定調印 1960 年南ベトナムにベトナム共和国成立 2004 年日越投資協定発効 1964 年米国が北ベトナムに対し経済制裁 2006 年 APEC 開催 ( ホスト国 ) ズン首相訪日 1965 年米軍が直接介入 ( ベトナム戦争 ) 2007 年 WTO 正式加盟 チエット国家主席訪日 1973 年パリ協定 日越国交樹立 2008 年日越 EPA 締結 1975 年サイゴン陥落 2009 年日本国皇太子殿下訪越 日越 EPA 発効 ASEAN 議長国 東アジアサミット ASEANサミット 1978 年ベトナム軍カンボジア進攻 2010 年開催 1979 年中越戦争 2011 年ズン首相訪日 1986 年ドイモイ ( 刷新 ) 政策採択 2013 年日越外交関係樹立 40 周年 1991 年カンボジア和平パリ協定 中国と国交正常化 2014 年サン国家主席訪日 1994 年米国が対越経済制裁解除 2015 年ズン首相訪日 チョン書記長訪米 訪日 1995 年 ASEAN 加盟 米国と国交正常化 1998 年 APEC 加盟 出所 : ジェトロハノイ事務所作成 6

7 主要経済指標 1 人あたり GDP は 2,000 ドル台を突破 政府のインフレ抑制策と原油価格の低下などで 消費者物価上昇率は低下 項目 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 1 名目 GDP(10 億ドル ) 人あたり GDP( ドル ) 1,297 1,532 1,753 1,902 2,073 2,171 3 実質 GDP 成長率 (%) 消費者物価上昇率 (%, 前年同期比 ) 失業率 (%, 都市部 ) 貿易収支 (100 万米ドル ) 12,609 9, ,137 3,170 7 経常収支 (100 万米ドル ) 4, ,000 11,100 8,300 1, 外貨準備高 (100 万米ドル, 期末値 ) 対外債務残高 ( グロス ) (100 万米ドル, 期末値 ) 為替レート (1 米ドルあたり 期末値 ) 12,467 13,539 25,573 25,894 34,189 n.a 44,923 53,080 59,133 65,461 n.a. n.a 18,932 20,828 20,828 21,036 21,246 n.a 出所 : ベトナム統計総局 IMF 7

8 人口構成 40 歳未満が 64% を占める若い人口構成 若い労働力が豊富将来的には市場としての期待も 64% 8

9 2. 貿易 投資動向 9

10 貿易収支 2015 年は 2011 年以来の貿易赤字に 輸出加工用生産財の輸入増加や 水産物 原油 等の輸出減が影響 他方 電話機 同部品 縫製品 電子 同部品 履物 等輸出は好調 出所 ベトナム税関総局 (2015 年のみベトナム統計総局 ) 10

11 世界からの対越直接投資認可ベース ( 新規 拡張含む ) 2015 年の投資件数は過去最高 金額も 3 年連続で 200 億ドルの大台を突破 ( 単位 :100 万ドル ) ( 単位 : 件 ) 70,000 60,000 50,000 認可件数 ( 折線 : 右軸 ) () 内は新規件数認可額 ( 棒 : 左軸 ) 認可額拡張 認可額新規 61,720 2,592 (1,843) 2,827 (2,013) 3,000 2,500 40,000 30,000 20,000 1,627 (1,061) 12,512 1,964 (1,544) 21,348 1,975 (1,557) (56,292) 21,932 1,163 (946) 1,639 (1,237) 19,886 1,589 (1,186) 15,598 1,837 (1,287) 16,348 2,120 (1,530) 22,352 21,922 22,757 2,000 1,500 1,000 10,000 (9,755) (18,718) (16,795) (17,919) (12,238) (8,617) (14,483) (16,504) (15,578) 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 500 出所 FIA( 外国投資庁 ) データをもとにジェトロ作成 ( 認可取り消し案件も含む ) 2015 年は速報値 (2015 年 1 月 1 日 ~2015 年 12 月 20 日 ) 11

12 国 地域別の対越直接投資 ( 新規 拡張合計 ) 2015 年は韓国が投資額で全体の 29.6% を占め 前年に引き続き強い存在感を示す 日本は投資額で対前年比 19.9% 減 ( 件 100 万ドル %) 出所 FIA( 外国投資庁 ) データをもとにジェトロ作成 注記 合計は その他 も含む 2015 年は速報値 (2015 年 1 月 1 日 ~2015 年 12 月 20 日 ) 12

13 2015 年の投資案件額トップ 10 サムスンディスプレーの拡張投資案件が首位 TPP 発効を見据えた縫製 繊維産業の投資が増加 ( 単位 :100 万ドル ) 法人名 案件名称認可額事業内容市 省投資国 1 Samsung Display 3,000 スマートフォン用ディスプレイ製造 組立 販売 バクニン ( 北部 ) 韓国 2 Duyen Hai 2 Power plant (Teknik Janakuasa) 2,407 火力発電所 3 Denver Power Ltd. 1,200 不動産業 Cheng Loong Corp. ( 正隆グループ 台湾 ) 1,000 製紙業 Hyosung ( 暁星グループ 韓国 ) 660 縫製 繊維産業 SE Corporation ( 株式会社エスイー ) 344 BOT 事業 ( バクダン橋建設 ) Worldon ( 香港 ) 300 縫製 繊維産業 Polytex Far Eastern ( 新世紀グループ ) 274 縫製 繊維産業 9 Glass substrate production project 230 ハードディスク用ガラス基板製造 10 Complex Construction Hanoi Metropolis 222 不動産業 チャビン ( 南部 ) ホーチミン ( 南部 ) ビンズオン ( 南部 ) ドンナイ ( 南部 ) クアンニン ( 北部 ) ホーチミン ( 南部 ) ビンズオン ( 南部 ) ハノイ ( 北部 ) ハノイ ( 北部 ) マレーシア 英国 サモア トルコ 日本 英領ヴァージン諸島 台湾 オランダ シンガポール 出所 FIA( 外国投資庁 ) データ 各社プレスリリース等をもとにジェトロ作成 13

14 日本からの対越直接投資 ( 新規 拡張合計 ) 2013 年以来 3 年連続で 450 件を超える ただし 認可額では 200 億ドルを下回る 7,000 6,000 5,000 認可件数 ( 折線 : 右軸 ) () 内は新規件数認可額 ( 棒 : 左軸 ) 認可額拡張 認可額新規 6, (317) 5, (352) 5, (342) 456 (299) , (227) 3,000 2, (160) 1, (159) 1,386 (5,896) 196 (147) 124 (40) 2, (144) 2,622 (4,371) 2,299 1, ,000 (2,111) (1,959) 100 (1,093) (952) 439 (1,406) (1,337) (1,285) 0 (204) 出所 FIA( 外国投資庁 ) データをもとにジェトロ作成 ( 認可取り消し案件も含む ) 2015 年は速報値 (2015 年 1 月 1 日 ~2015 年 12 月 20 日 ) 14

15 日本からの対越直接投資 ( 最近の傾向 ) 円安の進行 定着や大手日本企業進出一巡等で 大型投資案件の激減 進出日系企業向けサポートを念頭に置いた中小規模投資案件等が主流 2015 年の日本の対越新規投資 ( 認可ベース ) は 299 件 うち 製造業は 109 件で全体の 3 割 500 万ドル未満 のいわゆる中小規模の案件が 261 件と 9 割弱を占有 2015 年 1~12 月日本の対越新規進出件数 ( 認可ベース 業種 規模別内訳 ) ( 単位 : 件 ) 製造 コンサル等 小売流通 IT その他 合計 10 万ドル未満 万ドル以上 ~50 万ドル未満 万ドル以上 ~100 万ドル未満 万ドル以上 ~500 万ドル未満 万ドル以上 ~1,000 万ドル未満 ,000 万ドル以上 合計 ( 注 )2015 年 12 月 20 日現在 ( 出所 ) 外国投資庁 (FIA) データからジェトロ作成 15

16 3. 日系企業にとっての チャンスとリスク 16

17 ベトナム日本商工会加盟企業 ASEAN の日本人商工会で 2 番目に多い会員企業数 ASEAN 日本人商工会議所連合会 (FJCCIA) 会員企業数 国名 12 年 6 月 13 年 6 月 14 年 1 月 12 月 15 年 5 月 10 月 タイ 1,379 1,479 1,534 1,596 1,624 1,665 ベトナム 1,035 1,213 1,294 1,417 1,463 1,510 シンガポール マレーシア インドネシア フィリピン ミャンマー カンボジア ラオス ブルネイ 合計 4,876 4,865 5,702 6,077 6,236 6,407 JBAV JBAH JBAD 合計 ,053 1,289 1,417 1,510 ( 注 ) 年は各年末の加盟数 2015 年は 10 月末時点の加盟数 (JBAV は 11 月 1 日時点 ) ( 出所 ) JBAV: ベトナム日本商工会 JBAH: ホーチミン日本商工会 JBAD: ダナン日本商工会 (2008 年 10 月設立 ) 17

18 売上高に占める輸出の比率 ベトナムは他国に比べ 100% 輸出 の割合が多く 3 割を超える ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 ) より抜粋 18

19 投資環境上のメリット ( 上位 5 項目 複数回答 ) ベトナムは 人件費の安さ が 15 ヵ国中 3 位 (57.7%) にランクイン 市場規模 成長性 安定した政治 社会情勢 も過半が評価 駐在員の生活環境 をメリットと感じる企業の割合は 15 ヵ国中 5 位と比較的上位 一方 言語 コミュニケーション上の障害の少なさ をメリットとする企業は最下位 投資環境上のメリット 全地域共通 ( 上位 5 項目 複数回答 ) 注 : ピンクのハイライトは 7 割以上の企業が投資環境上のメリットとして回答している項目 対象国は ASEAN 南西アジア オセアニア 15 ヵ国 順位回答項目比率 (%) ベトナム順位 1 位市場規模 成長性 位安定した政治 社会情勢 位 人件費の安さ 位駐在員の生活環境が優れている 位 言語 コミュニケーション上の障害の少なさ 23.9 インド インドネシア ミャンマー パキスタン スリランカ 6 位 オーストラリア シンガポール ニュージーランド マレーシア ベトナム フィリピン バングラデシュ ベトナム ラオス カンボジア タイ シンガポール オーストラリア マレーシア ベトナム フィリピン マレーシア シンガポール スリランカ オーストラリア 15 位 ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 ) より抜粋 19

20 賃金年間実負担額 (2015 年度 ) 中国 タイ マレーシアなどと比べて相対的に低廉な賃金水準 製造業 作業員 オーストラリア (35) ニュージーランド (16) シンガポール (31) 韓国 (65) 香港 (22) 台湾 (34) 中国 (379) タイ (233) マレーシア (87) インドネシア (156) フィリピン (49) ベトナム (260) パキスタン (14) インド (134) カンボジア (23) ラオス (10) スリランカ (8) バングラデシュ (21) 非製造業 スタッフ オーストラリア (101) シンガポール (135) ニュージーランド (29) 韓国 (87) 香港 (138) 台湾 (72) 中国 (239) マレーシア (58) タイ (146) インド (167) フィリピン (25) ベトナム (127) インドネシア (110) カンボジア (37) スリランカ (21) ラオス (6) ミャンマー (20) パキスタン (11) バングラデシュ (12) 18,174 8,702 6,337 5,257 4,316 4,098 3,855 3,806 3,660 2,642 2,380 2,033 1, ,000 単位 : 米ドル 35,774 32,666 31,929 28,785 42,264 37,496 36,477 34,847 22,211 15,756 12,324 10,494 8,985 8,649 7,224 7,058 5,689 5,182 5,117 4,867 4,316 4,209 49,147 単位 : 米ドル 72, ,000 80,000 製造業 エンジニア オーストラリア (29) シンガポール (24) 香港 (10) ニュージーランド (12) 韓国 (59) 台湾 (29) 中国 (341) マレーシア (80) タイ (226) パキスタン (14) インド (141) スリランカ (6) インドネシア (131) フィリピン (47) ベトナム (235) ラオス (8) バングラデシュ (19) カンボジア (16) 22,141 13,709 12,067 11,529 9,946 8,403 7,856 6,827 6,429 5,940 5,746 4,651 4,645 非製造業 マネージャー オーストラリア (95) シンガポール (121) 香港 (128) ニュージーランド (32) 韓国 (87) 台湾 (72) 中国 (221) マレーシア (64) タイ (134) インド (155) フィリピン (23) ラオス (5) インドネシア (95) カンボジア (28) ベトナム (110) パキスタン (10) スリランカ (15) バングラデシュ (12) ミャンマー (18) 単位 : 米ドル 0 50,000 69,642 47,800 47,359 46,324 39,911 71,984 67,575 67,346 61,324 38,429 34,821 30,404 24,541 24,272 23,542 19,918 18,939 16,859 15,710 13,972 13,602 12,275 11,525 単位 : 米ドル 製造業 マネージャー オーストラリア (40) シンガポール (34) ニュージーランド (16) 香港 (28) 韓国 (67) 台湾 (34) 中国 (370) タイ (229) マレーシア (79) パキスタン (12) インド (151) フィリピン (48) インドネシア (154) ラオス (8) ベトナム (236) スリランカ (7) バングラデシュ (21) カンボジア (15) 101,596 カッコ内は回答企業数単位 : 米ドル 94,765 73,772 62,831 57,655 52,865 33,367 24,391 23,657 22,544 21,754 19,686 16,621 14,785 13,915 12,865 12,746 10,753 8, ,000 年間実負担額 : 一人あたり社員に対する負担総額 ( 基本給 諸手当 社会保障 残業 賞与などの年間合計 退職金は除く 2015 年 ( 度 ) 時点 ) 作業員 エンジニア マネージャー ( 製造業 ) スタッフ マネージャー ( 非製造業 ): 前頁を参照 注 : カンボジア以外の国 地域については 回答は自国 地域通貨建て ( ただし ミャンマーは自国通貨建て 米ドル建ての選択式 ) 各職種の自国 地域通貨建て年間実負担額の平均値を 2015 年 10 月の平均為替レート ( 各国 地域中央銀行発表 中国は外貨管理局発表 ) で米ドルに換算 ミャンマーは 回答企業によって通貨が異なる ( 自国通貨建てまたは米ドル建て ) ため 自国通貨建ての企業の回答を米ドルに換算した上で平均をとった 0 70,000 ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 ) より抜粋 20

21 投資環境面のリスク ( 上位項目 複数回答 ) ベトナムは 法制度の未整備 不透明な運用 が 15 ヵ国中ワースト 3 位 行政手続きの煩雑さ ( 前回 6 位 ) も悪化し 今回 5 位に 約 6 割の企業が問題視 税制 税務手続きの煩雑さ を問題視する企業が過半 投資環境上のリスク 全地域共通 ( 上位 5 項目 複数回答 ) 注 : ピンクのハイライトは 7 割以上の企業が投資環境上のリスクとして回答している項目 対象国は ASEAN 南西アジア オセアニア 15 ヵ国 順位回答項目比率 (%) ベトナム順位 1 位人件費の高騰 位行政手続きの煩雑さ ( 許認可など ) 位 4 位 インフラ ( 電力 物流 通信など ) の未整備 42.8 税制 税務手続きの煩雑さ 位法制度の未整備 不透明な運用 38.9 オーストラリア インドネシア シンガポール カンボジア ラオス 7 位 インドネシア バングラデシュ インド ラオス ベトナム ミャンマー バングラデシュ フィリピン パキスタン インドネシア 9 位 インド インドネシア ミャンマー ベトナム フィリピン カンボジア インドネシア ベトナム ミャンマー バングラデシュ ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 ) より抜粋 21

22 投資リスクと経営上の問題点 各投資リスク上位 5 項目は 人件費の高騰を除いて大幅に上昇 (= 投資環境の悪化 ) ベトナムの投資リスク ( 上位 5 項目 複数回答 ) 経営上の問題点は 上位 5 項目で変更無し 従業員の賃金上昇 品質管理の難しさ 従業員の質 が昨年比で上昇 ベトナムの経営上の問題点 ( 上位 5 項目 複数回答 ) ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 ) より抜粋 22

23 投資環境面のリスク ( 日系企業からの声 ) 法制度の未整備 不透明な運用 (1 位 ) 法令内容の事前検討不足 実務との乖離 ( 例 ) 改正投資法 企業法 中古機械輸入規制 労働法通達 23 号 ( 賃金支給日 残業代計算方法 ) 法令内容が曖昧かつ運用が不統一 省庁間 地方間 担当者間で法律の解釈が異なる 行政裁量が広範で 担当官の不正を誘発 施行細則の公布が遅れ 実務が停滞 ( 例 ) 改正投資法 企業法 罰則等の遡及適用 ( 例 ) 消防 環境 税務査察等 行政手続きの煩雑さ ( 許認可等 )(2 位 ) 非公式手数料を要する 審査期間が不明瞭 登録書類の多さ 税制 税務手続きの煩雑さ (4 位 ) 現地政府の不透明な政策運営 (6 位 ) ( 例 ) 税関 消防 環境 公安 ( 例 ) 投資ライセンスの変更 更新 労働許可書取得 ( 例 ) 改正企業法関連 複雑な制度 ( 例 ) 外国契約者税 移転価格税制 担当者による法解釈の違い ( 例 ) 外国契約者税 HSコードの適用 付加価値税(VAT) 還付の煩雑な手続き 及び還付遅延 具体的な政策の未提示 ( 例 ) 裾野産業育成策 自動車産業振興策 裾野産業育成策における省庁間の連携不足 ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 ) より抜粋 23

24 原材料 部品の調達先の内訳 ( 国別 ) 原材料 部品の調達はベトナム国内では比較的困難 現地日本 ASEAN 中国その他 総数 (n=2,198) 中国 (n=506) ニュージーランド (n=28) タイ (n=337) 台湾 (n=48) オーストラリア (n=50) インド (n=180) 韓国 (n=88) インドネシア (n=215) スリランカ (n=11) パキスタン (n=17) シンガポール (n=38) マレーシア (n=157) ベトナム (n=339) フィリピン (n=68) ラオス (n=11) バングラデシュ (n=32) 香港 マカオ (n=39) カンボジア (n=33) ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 ) より抜粋 24

25 FTA/ EPA により輸出拡大を狙うベトナム 特に対米 対 EU 向け輸出の増加による貿易収支黒字化定着への狙いから 各国との経済連携枠組みに積極的参加 一方で 輸入増加による国際収支の悪化や未成熟な国内産業への打撃が懸念される 2015 年 1 月より ASEAN 物品貿易協定 (ATIGA) において 全品目の 90% の関税が撤廃 2018 年までに全品目の 7%(669 品目 ) の関税撤廃 ( 例 ) 鉄鋼 紙 衣料用織布 自動車 自動車部品 設備機械 建設資材 インテリア品など 残り 3% の品目については 主に 5% の輸入関税を維持 鶏肉 卵 コメ 玄米 加工肉 砂糖などの畜産 農産品が中心 表 1 ベトナムの発効済 FTA/EPA 1996 年 1 月 1 日 ASEAN 自由貿易地域 (AFTA) 発効 2010 年 5 月より ATIGA(ASEAN 物品貿易協定 ) 発効 表 2 ベトナムの交渉中及び交渉予定のFTA/EPA ベトナム ユーラシア経済連合 (EEU: カザフスタン ロシア ベラルーシ アルメニア キルギス )FTA 2015 年 5 月正式署名 2005 年 7 月 1 日 ASEAN 中国自由貿易地域 (ACFTA) 発効 環太平洋パートナーシップ (TPP) 2015 年 10 月交渉妥結 2007 年 6 月 1 日 ASEAN 韓国自由貿易地域 (AKFTA) 発効 ベトナム EUFTA 2015 年 12 月交渉妥結 2008 年 12 月 1 日 日 ASEAN 包括的経済連携協定 (AJCEP) 発効 ベトナム EFTA 2012 年 5 月交渉開始 2009 年 10 月 1 日 日越経済連携協定 (JVEPA) 発効 東アジア地域包括的経済連携 (RCEP) 2013 年 5 月交渉開始 2010 年 1 月 1 日 2010 年 1 月 1 日 ASEANオーストラリアニュージーランド自由貿易地域 (AANZFTA) 発効 ASEANインド自由貿易地域 (AIFTA) 発効 ( ベトナムは2010 年 7 月発効 ) 2014 年 1 月 2 日 ベトナムチリ自由貿易協定 (VCFTA) 発効 2015 年 12 月 20 日 ベトナム 韓国 FTA(VKFTA) 発効 出所 : 表 1 表 2ともジェトロ ハノイ事務所作成 25

26 今後 1~2 年の事業展開の方向性 ベトナムでの事業拡大を検討している企業は 6 割を超える 総数 (n=4,577) パキスタン (n=30) ミャンマー (n=33) インド (n=442) スリランカ (n=37) バングラデシュ (n=49) カンボジア (n=81) ベトナム (n=554) フィリピン (n=118) ラオス (n=17) シンガポール (n=225) インドネシア (n=393) 韓国 (n=204) タイ (n=561) マレーシア (n=298) オーストラリア (n=199) 台湾 (n=162) ニュージーランド (n=78) 中国 (n=863) 香港 マカオ (n=233) 拡大現状維持縮小第三国 ( 地域 ) へ移転 撤退 ( 出所 ) ジェトロ 在アジア オセアニア日系企業活動実態調査 (2015 年度調査 より抜粋 26

27 4. 農産物の生産 貿易及び農業関連 日系企業の進出状況 投資環境 27

28 ベトナムの輸出状況 ( 品目別 ) 金額 (100 万ドル ) シェア (%) HS 品目 2012 年 2013 年 2014 年 2014 年 Electrical Machinery 22,396 32,283 36, Footwear 7,515 8,722 10, Woven Apparel 7,439 8,829 10, Mineral Fuel, Oil Etc 11,353 9,685 9, Knit Apparel 6,640 7,917 9, Machinery 5,880 8,240 8, Fish And Seafood( 魚介 水産物 ) 4,868 5,062 5, Furniture And Bedding 3,810 4,242 5, Spices,Coffee And Tea( 香辛料 コーヒー 茶 ) 4,639 3,770 4, Optic,Nt 8544;Med Instr 2,446 2,446 3, Cereals( 穀物 ( コメ含む )) 3,685 2,939 2, Rubber 3,626 3,271 2, Plastic 2,186 2,457 2, Edible Fruit And Nuts( 果物 ナッツ類 ) 1,980 2,042 2, Iron And Steel 1,872 2,022 2, Leathr Art;Saddlry;Bags 1,379 1,777 2, Wood 1,465 2,029 2, Prepared Meat,Fish,Etc 1,225 1,611 2, Vehicles, Not Railway 1,320 1,599 1, Iron/Steel Products 1,392 1,566 1, Cotton+Yarn,Fabric 830 1,156 1, Misc Textile Articles 895 1,173 1, Salt;Sulfur;Earth,Stone , Ships And Boats 1, , Vegetables( 野菜 ) Manmade Filament,Fabric Milling;Malt;Starch( 穀粉 麦芽 でん粉 ) Inorg Chem;Rare Erth Mt Glass And Glassware Precious Stones,Metals 輸出総額 ( 全品目 ) 114, , , ( 出所 )World Trade Atlas 28

29 ベトナムの輸入状況 ( 品目別 ) 金額 (100 万ドル ) シェア (%) HS 品目 2012 年 2013 年 2014 年 2014 年 Electrical Machinery 22,963 31,424 34, Machinery 12,698 14,748 17, Mineral Fuel, Oil Etc 11,502 10,174 10, Plastic 7,119 8,513 9, Iron And Steel 7,547 8,095 9, Food Waste; Animal Feed 2,455 3,077 3, Cotton+Yarn,Fabric 2,367 2,872 3, Iron/Steel Products 2,397 2,834 3, Knit,Crocheted Fabrics 2,158 2,745 3, Vehicles, Not Railway 1,722 1,886 3, Optic,Nt 8544;Med Instr 2,132 2,443 2, Manmade Staple Fibers 2,398 2,536 2, Organic Chemicals 2,209 2,509 2, Pharmaceutical Products 1,902 2,002 2, Wood 1,312 1,589 2, Misc. Chemical Products 1,700 1,926 2, Manmade Filament,Fabric 1,420 1,691 1, Cereals( 穀物 ( コメ含む )) 1,348 1,359 1, Paper,Paperboard 1,531 1,753 1, Copper+Articles Thereof 1,374 1,495 1, Aluminum 1,302 1,459 1, Hides And Skins 981 1,165 1, Rubber 1,578 1,496 1, Fertilizers 1,693 1,706 1, Tanning,Dye,Paint,Putty , Fish And Seafood( 魚介 水産物 ) , Misc Grain,Seed,Fruit( 採油用種子及び果実 ) , Impregnatd Text Fabrics Inorg Chem;Rare Erth Mt Edible Fruit And Nuts( 果物 ナッツ類 ) 輸入総額 ( 全品目 ) 113, , , ( 出所 )World Trade Atlas 29

30 日本からベトナムへの農水産物の輸出状況 日本からベトナムへの農水産関連輸出上位 10 品目 ( 直近 3 年 ) 2015 年の貿易額順 順位 HSコード 品目 ( 日本語 ) 金額 (100 万ドル ) シェア (%) 2013 年 2014 年 2015 年 2013 年 2014 年 2015 年 ホタテ % 0.62% 0.47% 冷凍さんま かじき ( めかじきを除く ) たい かつお( 全 % 0.30% 0.41% 形 ) その他さば科等 育児食用の調製品 ( 小売用 ) % 0.08% 0.15% 冷凍さば % 0.13% 0.15% くらげ % 0.07% 0.14% その他調整食料品 % 0.07% 0.08% コーヒー 茶 醤油 ケチャップ 味噌 インスタントカレーを除く 冷凍太平洋さけ % 0.10% 0.08% 冷凍びんながまぐろ ( 肝臓 卵 白子除く ) % 0.11% 0.07% 小麦粉及びメスリン粉 % 0.06% 0.05% 植木等 % 0.16% 0.03% 精米 % % % 籾米 % % % 輸出総額 ( 全品目 ) 10, , , % 100.0% 100.0% ( 注 1)2013 年および2014 年は通年 2015 年は10 月までのデータ ( 注 2)HSコード1~24 44 及び46 類に分類される品目が対象 ( 出所 )World Trade Atlas 30

31 ベトナムから日本への農水産物の輸出状況 ベトナムから日本への農水産関連輸出上位 10 品目 ( 直近 3 年 ) 2015 年の貿易額順 順位 HSコード 品目 ( 日本語 ) 金額 (100 万ドル ) シェア (%) 2013 年 2014 年 2015 年 2013 年 2014 年 2015 年 冷凍えび % 2.88% 2.27% いせえび ロブスター かにを除く えび % 1.60% 1.29% 機密容器入りではないもの 調製し又は保存に適する処理をしたものに限る コーヒー ( 煎ったものを除く ) % 1.08% 1.07% カフェインを除いていないもの限定 冷凍魚肉 % 0.29% 0.28% ます ひらめ かれい たら めかじき にしん まぐろ かつお さめ ぶり すけとうだら等を除く さんま ( 全形 断片状のもの ) % 0.24% 0.19% たこ ( 調製し又は保存に適する処理をしたものに限る ) % 0.16% 0.17% いか ( 冷凍 くん製 ) % 0.21% 0.16% たこ ( 冷凍 くん製 ) % 0.13% 0.15% コーヒーのエキス エッセンス及び濃縮物 % 0.11% 0.13% その他の冷凍野菜 ( ばれいしょを除く ) % 0.11% 0.13% 精米 % % % 砕米 % % % 輸入総額 ( 全品目 ) 14, , , ( 注 1)2013 年および2014 年は通年 2015 年は1~9 月のデータ ( 注 2)HSコード1~24 44 及び46 類に分類される品目が対象 ( 出所 )World Trade Atlas 31

32 農業 食品関係の日系企業の進出状況 農業 食品関係の日系企業の進出事例 企業名 ベトナム進出への関心事項等 備考 木徳神糧株式会社 ( 本社 : 東京都 ) アンザン省の輸出入公社と合弁設立 ( 現 : アンジメックス キトク有限会社 ) 同社ウェブサイト等 有限会社しゅん ビンフック省で低農薬野菜の栽培 ハノイ等の在留邦人世帯向けにデリバリー サービス BSCH 入居企業 ウェブサイト 等 スーパーソルガム ( 本社 : 川崎市 ) ラクエインターナショナル ( 本社 : 長野県川上村 ) 乳業大手 2 社と乳牛用飼料の試験栽培 NNA(14 年 5 月 23 日付 ) ダラット市に日本式レタス栽培のための合弁会社を設立 NNA(14 年 4 月 10 日付 ) 双日 現地合弁の双日協同飼料会社は2013 年 南部ロンアン省で豚用配合飼料の生産と国内販売を開始 NNA(14 年 3 月 18 日付 ) 三井物産 エビ養殖 加工の国内最大手ミンフー水産の子会社ミンフー ハウザンへ出資 NNA(13 年 12 月 5 日付 ) Pacific Co., Ltd. ホアビン省で ガリ ( 生姜 ) の製造と漬物用きゅうりの加工 日越野菜 果物有限会社 ソンラ省モクチャウで いちご栽培 佐藤園ベトナム ソンラ省モクチャウで 茶栽培 ( 日本茶 抹茶 ) Minakami フートー省で シイタケの栽培 & 販売 ニコニコやさい ホーチミン市で 無農薬野菜の販売 富士通 ハナム省で ICTを利用し 枝豆 ホウレンソウ等 野菜の試験栽培 ( 出所 ) ジェトロハノイ事務所作成 32

33 農業 食品関係の日系企業の進出状況 茶畑を営む日系企業 ( 日本茶 抹茶生産 ) ( 於 : ソンラ省モクチャウ ) イチゴ農園を営む日系企業 ( 於 : ソンラ省モクチャウ ) イチゴ農園を営む日系企業 ( 於 : ラムドン省ダラット ) 33

34 投資環境及びフードバリューチェーンの構築状況 ベトナム農業の流通面での課題 卸売市場が未発達 農家から小売業者 (45%) か仲買人 (15%) への直接販売が一般的 消費地と産地を繋ぐフードサプライチェーンが遮断 消費者の安心 安全意識の高まり 付加価値食品購買力向上 食生活の変化など消費者ニーズに対して農家が積極的に取り組めない コールドチェーン未整備のため 生鮮食品の流通が困難 最近は改善の兆しあり ベトナムにおけるフードバリューチェーンの各段階のビジネス環境改善 〇食品生産 : HACCP などの普及による加工産業の付加価値化や安心安全への対応 流通 : 道路 港湾など流通インフラ整備 コールドチェーン拡大 小売 : 卸売市場の整備 34

35 ( 参考 ) 道路網などインフラ整備が進展 ( 北 中部 ) ディエンビエン : 10h ( 飛行機 1h) ラオカイ 4h ライチョウ ハザン 6h イエンバイ 2 ~ 3h ソンラ : 7h, モクチャウ : 4h トゥエンクアン 3h フートー 2h ホアビン 1.5 h ハノイ ハナム 1~ 1.5h ニンビン 2h タインホア 3h ゲアン ( ヴィン ): 6h ( 飛行機 30m) ハティン : 7.5h カオバン 6h ヴィンフック 1h バッカン 3h タイグエン 1 ~ 1.5h バクニン 1 フン h イェン1 h ランソン 3h タイビン 2h ナムディン : 2h バクザン 1~ 1.5h ハイズン 1.5h ハイフォン : 1.5~ 2h 北部 クアンニ ン ( ハロン ) 3.5h ( 注 ) 時間 (h) はハノイ市から陸路での所要時間 クアンビン クアンチ トゥアティエンフエ 2.5h ダナン クアンナム ( タムキー ): 2h コントゥム 5.5h ザーライ ( プレイク 6.5h) ダクラク クアンガイ 3h 中部 ビンディン フーイエン ( 注 ) 時間 (h) はダナン市から陸路で所要時間 35

36 TPP 協定における市場アクセス TPP 撤廃状況 品目 MFN 税率 MFN 税率日越 EPA 税率 TPP 撤廃状況品目 (2010 年 1 月 1 日 ) (2010 年 1 月 1 日 ) 日越 EPA 税率 無税 ( 撤廃済 ) 製材無税 - 米菓 20~30% 14.6% ホタテ無税 - 即席めん 34% 14.6% コメ ( 精米 ) 40% 22.5% チーズ 10% 3.6% 柿 30% 22.5% 育児用粉乳 5~10% - いちご 15% 5.5% うんしゅうみかん 30% 10.9% メロン 15% 22.5% 4 年目撤廃 マンダリン ( 中晩柑 ) 30% 10.9% 即時撤廃 ながいも 10% 3.6% 茶 40% 22.5% 切花 20% 無税ビスケット 15% 14.6% 合板 7% 3.6% 清涼飲料水 27~34% 14.6~22.5% ブリ サバ サンマ 18% - 魚類調整品 27% 22.5% サケ 15% 10.9% 干しのり 10% 3.6% タラ スケトウダラ 18% - アイスクリーム ( 氷菓子含む ) 20% - 即時撤廃又は3 年目撤廃 脱脂粉乳 3 or 5% - 5 年目撤廃 みそ 20% - 2 年目撤廃 なし 15% 9.1% ソース混合調味料 20% - LL 牛乳 15% 11% 5~7 年目撤廃 チョコレート 13~25% - 牛肉 15~31% 11.3% 6 年目撤廃 醤油 30% 16.4% 枠内 :6 年目撤廃枠内 :30% バター 15% 11.3% 殻付卵 3 年目撤廃枠外 : 維持枠外 :80% 枠内 :22.5% りんご 15% 7.3% 7 年目撤廃 キャンディー 20% - もも 20% 20% 8 又は10 年目撤廃 豚肉 15 or 27% % ぶどう 15% 14.1% 11~13 年目撤廃 鶏肉 20~40% 11.25% 出所 : 農林水産省 2015 年 10 月 20 日付け資料 TPP 交渉農林水産分野関係追加資料 より 36

37 ( 参考 ) 計画投資省とジェトロとの日越の投資促進関連分野の協力覚書 (2015 年 7 月 4 日締結 ) 1) 二国間の投資促進 対ベトナム投資促進セミナー 日本からのビジネスミッション受入 ベトナム投資検討企業に対する情報提供 MPI やベトナム地方省の日本への投資ミッション派遣時の協力 対日投資に関心を有するベトナム企業に関する情報交換 ベトナム企業に対する対日投資関連情報の普及 2) 農業分野における日越企業の協力に対する支援 ベトナム関係省庁及びベトナム地方省と協力し 農業分野における民間協力を進めるためのミッション派遣 商談会の開催等を通じ ハイテク農業を含む日越企業間の協力機会の拡大に向けた取組を行う 3) 中小企業の育成強化に対する協力 日本企業とベトナム企業との間の事業協力の拡大に資するため ベトナムにおいて中小企業が抱える事業環境上の諸課題 ( 投資の拡大のための金融 技術移転 人材育成 中小企業経営等 ) の解決 中小企業を育成するための取組に対する支援及び協力 日越企業間の協力拡大のため マッチング機会等の提供 安倍首相 ズン首相立会いの下 計画投資省ヴィン大臣 石毛理事長が協力覚書交換 (15 年 7 月 4 日 於迎賓館 ) 37

38 ( 参考 ) ジェトロベトナム事業関連 ラムドン省農業ワークショップ ビジネス交流会 (2015 年 3 月 23 日 ~24 日 / 於 : ラムドン省共産党セミナーホール ) 地場花卉生産企業視察の様子 農業ビジネスセミナーの様子 2015 年 3 月 23 日 ~24 日にかけて ラムドン省ダラットで農業ワークショップ ビジネス交流会を開催 日越企業ビジネスマッチングの様子 38

39 ( 参考 ) ベトナム農業ビジネスミッション 1. 日時 :2015 年 12 月 7 日 ( 月 )~12 日 ( 土 ) 2. 訪問先 : ハノイ市 ハナム省 タイビン省 カントー市 ホーチミン市 ラムドン省 ( ダラット ) 3. 参加企業 : 32 社 38 名 4. 概要 : ベトナム政府との意見交換や北中南部各地域の農業施設訪問や商談会を実施 北部においては 12 月 7 日にハノイにてベトナム農業農村開発省 (MARD) 等と共にベトナム農業セミナー及び交流会を開催 また 南部および中部では 12 月 10 日にカントー市 11 日にホーチミン市 12 日にダラット市においてミッション参加の日本企業とベトナム企業との商談会を開催 オクラの試験栽培ハウス視察 ( 於ハナム省 ) 地場精米工場視察 ( 於タイビン省 ) 39

40 ご清聴いただきありがとうございました! お問合せ JETRO ハノイ事務所 TEL :+84-(0) MAIL URL : Copyright 2016 JETRO. All rights reserved. 禁無断転載 40

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