特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

Similar documents
特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

財営第   号

なお 受注者から指定した期日までに保険加入を確認できる書類が提出されない場合は 埼玉県流域下水道事業建設工事標準請負契約約款第 7 条の3 第 1 項の規定に違反することとなる旨を併せて通知します 3 発注者が 理由書 ( 一次 ) によっても当該特別の事情を有すると認めないと判断した場合は 受注者

< F2D ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF42082A8>

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

<955C8E8682A082E A C982C282A282C D332E786477>

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

<4D F736F F D ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF4834B E342E31816A>

該当するか否かについて判断し その結果を式第 3により記録しなければならない 3 社会保険等未加入建設業者と下請契約を締結することについて 提出期限内に理由書の提出がなかった場合は 工事担当課長は 式第 4により以下の額について制裁金を請求する旨を受注者に通知するものとする P=C 0.1 P: 制

Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

重要 建設工事の標準請負契約約款の改正について ( 社会保険への加入の促進 ) 平成 31 年 2 月 6 日 総務部財政課 須坂市では 建設工事等入札参加資格者に社会保険の加入を義務付けており 未加入の下請け企業についても元請企業から加入指導するよう求めています 平成 29 年 7 月 中央建設業

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF ED089EF95DB8CAF91CE8DF481698BC68A458CFC82AF816A2E >

2 低入札対策の拡充

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

Microsoft Word - QandA-tyougai

監督職員用 社会保険等未加入対応マニュアル 1 目的これまで県土整備部においては 県営建設工事入札参加資格審査における社会保険等未加入業者の排除や 建設業許可申請時等における加入指導等の社会保険等加入促進に向けた取組を行ってきたところであるが 国の直轄工事においては 平成 29 年度からすべての下請

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D F92CA926D95B681698E7793B18BAD89BB5F88EA95948F4390B3816A2E646F63>

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF939989C193FC91A F4390B388C A2E646F6378>

1 医療保険 年金保険についての確認書類 弊社が施工する建設現場に入場する協力業者および作業員の方には 作業所長の指示により 見積書提出時 新規入場時 安全書類提出時に 医療保険 年金保険の加入状況を確認する書 類 ( 下記 A~E いずれか一点 ) を提出または呈示していただきます A. 直近の保

標準請負契約約款の概要 標準請負契約約款は 請負契約の片務性の是正と契約関係の明確化 適正化のため 当該請負契約における当事者間の具体的な権利義務関係の内容を律するものとして 中央建設業審議会が公正な立場から作成し 当事者にその実施を勧告するもの 建設業法第 34 条第 2 項 建設業法 ( 昭和

様式 3 社会保険等一括管理届 ( 一括適用 継続事業一括 ) 11 ページ 本社や支社等ごとに適用されている適用事業所について 本社で人事 給与等が集中的に管理されており 事業主が同一である等 一定の基準を満たすときは 本社において支社等を含めた一つの適用事業所とされる場合があります ( 健康保険

Q4 建設業の許可を有しない下請負人 ( 下請業者 ) も対象になるのか A4 本対策は 建設業許可を有する者のうち 社会保険等の加入義務を履行していない者を取組みの対象としています 建設業の許可を有しない者との一次下請契約の締結を禁止していません ( 交通誘導員等の警備業のみを行う者も対象外 )

お知らせ 道発注 事における社会保険等未加 対策について 次以下の下請負 を含め 社会保険等加 者に限定 道においては 平成 28 年度から 道発注の建設 事において 受注者の契約の相 となる 次下請負 を原則 社会保険等加 建設業者に限定してきたところですが 労働環境等を改善し社会保険の加 をさら

社会保険等の未加入対策 ( 建設業 ) に関する FAQ 平成 31 年度以後 Q1 発注者として 社会保険等の未加入対策に取り組んでいるのはなぜか A1 社会保険等に加入し 法定福利費を適正に負担する建設業者を確実に契約の相手方とすること等を通じて 技能労働者の処遇の向上を図り 建設業の持続的な発

お知らせ 道発注工事における社会保険等未加入対策について二次以下の下請負人を含め 社会保険等加入者に限定 道においては 平成 28 年度から 道発注の建設工事において 受注者の契約の相手方となる一次下請負人を原則 社会保険等加入建設業者に限定してきたところですが 労働環境等を改善し社会保険の加入をさ

社会保険等未加入者及び相指名業者による下請負について(通知)

う ) の請求未加入者が参入していた工事の受注者に対し確認書類の提出を請求する際は 契約管理課が 財政局管財部工事管理室 ( 以下 工事管理室 という ) 及び工事等担当部と合議のうえ決定する ⑶ 受注者に対する確認書類の請求ア通知の方法様式 3により 契約管理課の窓口にて受注者に対し直接手交する

本マニュアルは 県発注工事における社会保険等加入対策について ( 平成 29 年 11 月 1 日付け 技管第 1021 号 ( 以下 本通知 という )) に関する事務処理や各種様式の参考例を示したものである ~ 目 次 ~ 1. 事務処理要領 2. 手続きフロー 3.Q&A 集 4. 各種様式例

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

3. 保険加入義務のあるのある営業所 ( 適用事業所 ) について社会保険法人の事業所 ( 営業所 ) 及び個人経営で常時 5 人以上の労働者を使用する事業所 ( 営業所 ) が適用事業所に該当します 雇用保険については 労働者を 1 人でも雇用する事業所 ( 営業所 ) が適用事業所に該当します

2 入札方法等 ⑴ 入札参加者は, 原則として, 書面により入札を行うものとする ただし, 町長が特に認める場合は, 海田町電子入札実施要綱 ( 平成 25 年海田町告示第 44 号 ) に規定する電子入札システムを使用して行うものとする ⑵ ⑴の書面による入札を行う者は, 指定した入札日時までに入

書類名

目 次 1. 建設工事における社会保険等未加入対策に係る手続きフロー 社会保険等未加入対策の運用手続きに使用する各種様式集 社会保険等の加入の事実を確認することができる書類の例

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

社会保険等未加入に対する取組 平成 29 年度を目途に 企業単位では加入義務のある建設業許可業者の加入率 100% となるよう社会保険等未加入企業に対する加入指導を強化します 実施項目経営事項審査の厳格化 平成 24 年 7 月より実施 建設業担当部局による立入検査 実施内容 経営事項審査において

( 別紙 ) 施工体制台帳に係る書類の提出に関する実施要領 1 目的公共の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 及び建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) に基づく適正な施工体制の確保等を図るため 発注者から直接建設を請け負った建設業者は 施工

国官技第 70 号国営技第 30 号平成 13 年 3 月 30 日 最終改正 : 国官技第 62 号国営整第 154 号 平成 30 年 12 月 20 日 各地方整備局企画部長 殿 営繕部長 殿 北海道開発局事業振興部長 殿 営繕部長 殿 内閣府沖縄総合事務局開発建設部長殿 大臣官房技術調査課長


一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

設計業務委託契約約款新旧対照表 新 ( 平成 28 年 4 月 1 日適用 )( 改正後 ) 旧 ( 改正前 ) 第 34 条受注者は 公共工事の前払金保証事業に関する法律 ( 昭和 27 年法律第 184 号 ) 第 2 条第 4 項に規定する保証事業会社 ( 以下 保証事業会社 という ) と

社会保険未加入企業の減点措置の厳格化に係る運用 新基準による受付時期及び再審査に係る運用 ( 参考 ) 関係通達 事務連絡 版 重要 経営事項審査の審査基準の改正について平成 24 年 5 月 1 日改正 ( 同年 7 月 1 日施行 ) に係る関東地方整備局の運用等 1 国土交通省関

法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

技術者等及び現場代理人の適正配置について

適正化法に係る書類 ( 様式目次 ) 下記書類は( 甲 ) 第 23 号に添付の上提出のこと 名 称 様 式 備 考 頁 請負工事において 元 施工体制台帳 請が下請契約を締結し工事適正化推進要領様式第 1 号た場合に提出する 110 再下請負通知書工事適正化推進要領様式第 2 号 112 施工体系

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

社会福祉法人 佐賀整肢学園 佐賀整肢学園こども発達医療センター改築工事(2期工事)に関する一般競争入札公告

<4D F736F F D208D488E9690BF95898C5F96F182C98C5782E991E3979D8EF397CC82C98AD682B782E98EE688B CC>

< F2D A982E CA817A975C8E5A8C888E5A>

現場代理人及び配置技術者の取扱いについて 1 現場代理人の兼任について 現在 同一現場の工事など一部の工事間についてのみ現場代理人の兼任を認めておりますが 中津市公共工事請負契約約款第 10 条第 3 項の規定により 工事現場における運営 取締り及び権限の行使に支障がなく かつ 発注者 ( 監督員

1 これまでの社会保険加入状況 2 社会保険の加入及び賃金の状況等に 関する調査結果 3 入札契約適正化法に基づく実施状況 調査結果 4 建設業許可業者の加入率 ( 推計値 ) 1

標準例6

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

Microsoft Word - 工事現場における施工体制点検マニュアル

鹿屋市空き家バンク登録物件改修事業補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 市内の空き家を有効活用して本市への定住促進及び地域の活性化を図るため 空き家バンク登録台帳に登録された物件 ( 以下 登録物件 という ) の改修を行った者に対して 予算の範囲内において鹿屋市空き家バンク登録物件改

< F2D93DE97C78CA7945F97D195948C9A90DD8D488E9692E193FC8E4489BF8A6992B28DB890A C98C5782E98EE688B CC2E6A7464>

社会保険等加入及び法定福利費を内訳明示した見積書に関する実態調査について 1. 調査の目的 これまでに実施してきた各施策に関する各建設企業における取組状況および施策の現場への浸透状況等を総合的に把握し 社会保険等未加入対策の目標達成を見据えた加入徹底方策を検討することを目的とする 2. 調査の概要

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

平成 29 年 12 月県土整備部技術検査課 社会保険等未加入対策に関する Q&A 全般 ( 一次 二次以下共通 ) 問 1 発注者 ( 岐阜県 ) が未加入対策をなぜ実施するのか 答 1 社会保険等への未加入は 労働技能者の処遇低下など 就労環境を悪化させ 若年入職者が減少する一因となっているとい

<8E7B8D4891CC90A791E492A08B4C8DDA97E188C42E786C73>

摂津市小規模修繕工事契約希望者登録申請要領

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 ( 平成 7 年 4 月 1 日実施 ) の全部を改正する 平成 21 年 1 月 15 日 ( 趣旨 ) 第 1 条市が発注する工事又は製造の請負 物件の購入その他に係る指名競争入札に参加する資格を有する者 ( 以

第 50 号 2016 年 10 月 4 日 企業年金業務室 短時間労働者に対する厚生年金の適用拡大及び厚生年金の標準報酬月額の下限拡大に伴う厚生年金基金への影響について 平成 28 年 9 月 30 日付で厚生労働省年金局から発出された通知 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能

Q_3 現場代理人の兼務の取扱いは? A_3 下記のケースに該当する場合は現場代理人の兼務を申請することができます ケースⅠ( 次の (1)~(4) をすべて満たす場合 ) (1) 兼務するすべてが福井市発注の工事であること (2) 兼務できる工事は 2 件以内であること ( 近接工事は合わせて 1

Taro-記載例.jtd

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

暴力団対策措置要綱

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

< F2D816992CA926D342E A947A8BF48ED282A982E782CC965C>

平成11年6月8日

保保発 0607 第 1 号 保国発 0607 第 1 号 平成 24 年 6 月 7 日 全国健康保険協会理事長 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長 御中 厚生労働省保険局保険課長 厚生労働省保険局国民健康保険課長 健康保険法第 106 条の規定に基づく出産育児一時

件数表(神奈川)

管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

<4D F736F F D CA926D95B68F A91CE937393B9957B8CA78EE58AC795948BC72E646F6378>

DB申請用紙_ xlsx

<4D F736F F D F E968D8090E096BE82CC837C B4C8F7193E CC93C782DD91D682A62E646F63>

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

現場代理人及び主任(監理)技術者の適正な配置等について

国土入企第 5 4 号 平成 31 年 2 月 22 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局長 技能労働者への適切な賃金水準の確保について 技能労働者の確保 育成のためには 適切な賃金水準の確保等による処遇改善が極めて重要です 国土交通省においては これまでの 6 度にわたる公共工事設計労

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

<4D F736F F D208F41984A8C7091B18E C5E814095CF8D5893CD92F18F6F8F9197DE88EA BD90AC E89FC90B3816A F F68656E6B6F5F612E A2E646F63>

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規

鳥取県告示第260号

建設工事等における入札 契約の過程等に係る再苦情処理の手続に関する要綱 平成 27 年 6 月 1 日制定 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 広島県が発注する建設工事等における入札及び契約の過程及び指名除外等の措置及び成績評定に係る苦情等を適切に処理することにより, 入札 契約手続等の透明性の確

厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論 請求者の A 社における厚生年金保険被保険者資格の取得年月日を昭和 63 年 2 月 26 日から同 年 2 月 16 日に訂正することが必要である 生年月日 :

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

様式 A2 工事実績調書 ( 同様の内容が分かれば別様式でも可 ) 発注者名 元請 共同請負 下請の別 工事名 請負代金の額 ( 千円 ) 着工完成 ( 予定 ) 記載要領 1 希望業種のみの工事実績について記入すること 2 直近 2 ヶ分 ( 平成 28 度以降に契約の工事実績 ) を記入すること

Transcription:

社会保険等未加入対策に係る契約約款の改正について 平成 28 年 10 月 1 日以降 入札公告又は指名通知を行う工事のうち 一次下請業者は原則社会保険等加入業者に限定することとしていますが ( 技術管理課 HP 参照 (H28.7)) このことに伴い 以下のとおり契約約款の条項を一部改正することとしますのでお知らせします 1 工事請負契約書の改正条項 ( 受注者の契約の相手方となる下請負人の健康保険等加入義務等 ) 7 条の2 受注者は 次の各に掲げる届出の義務を履行していない建設業者 ( 建設業法 ( 昭和 24 年法律 100 ) 2 条 3 項に定める建設業者をいい 当該届出の義務がない者を除く ( 1) 以下 社会保険等未加入建設業者 という ) を下請契約 ( 受注者が直接締結する下請契約に限る 以下この条において同じ ) の相手方としてはならない 一健康保険法 ( 大正 11 年法律 70 ) 48 条の規定による届出の義務二厚生年金保険法 ( 昭和 29 年法律 115 ) 27 条の規定による届出の義務三雇用保険法 ( 昭和 49 年法律 116 ) 7 条の規定による届出の義務 2 前項の規定にかかわらず 受注者は 当該建設業者と下請契約を締結しなければ工事の施工が困難となる場合その他の特別の事情 ( 2) があると発注者が認める場合は 社会保険等未加入建設業者を下請契約の相手方とすることができる この場合において 受注者は 発注者の指定する期間内に 当該社会保険等未加入建設業者が前項各に掲げる届出の義務を履行し 当該事実を確認することのできる書類を発注者に提出しなければならない 3 発注者が 受注者が 1 項の規定に違反していると認める場合又は前項前段に定める特別の事情があると発注者が認めたにもかかわらず 受注者が同項後段に定める期間内に書類を提出しなかった場合において 受注者は 発注者の請求に基づき 違約罰 ( 制裁金 ) として 受注者が当該社会保険等未加入建設業者と締結した下請契約の最終の請負代金の額の10 分の1に相当する額を発注者の指定する期間内に支払わなければならない 7 条の 2 の 一次下請業者 の対象 ( 1) 一次下請業者 は建設業許可業者のみを対象としますが 建設業許可業者であっても 社会保険等への加入が適用除外のものは対象外とします

特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しないと考えられる例 長年の元下関係があり他の業者では施工のマネジメントができない場合 発注者との契約締結前に予め下請契約を締結していた場合 他の下請業者を探す時間的余裕がなかった場合 過去に同一箇所の工事を行った際に 下請として施工していた場合 2 社会保険等の加入状況の確認 (1) 下請契約を締結する前に 相手方の社会保険等への加入状況について 保険料の領収済通知書等により確認したうえで 施工体制台帳を提出してください (2) 特別な事情により 社会保険等未加入業者と下請契約を締結しようとする場合 当該建設業者と下請契約を締結しなければならない具体的な理由を記載した書面 ( 理由書面 ) を 事前に発注者へ提出してください 発注者が 特別の事情 があると認めた場合は 発注者が指定する期間内に社会保険等に加入することを条件に一次下請契約が認められます 別紙フロー 1 3 発注者による確認発注者は 施工体制台帳により社会保険等への加入状況を確認します 別紙フロー 2 4 実施時期平成 28 年 10 月 1 日以降入札公告又は指名通知する工事から適用

別紙フロー 1 特別の事情 により社会保険等未加入業者と一次下請契約を締結する場合 受注者は 社会保険等未加入業者と一次下請契約を締結しなければならない具体的な理由を記載した書面 ( 理由書面 ) を事前に提出 ( 式 1) 特別な事情を有しないと認めた場合 特別な事情を有すると認めた場合 有しないと認めた旨を 有すると認めた旨を通知 通知 ( 式 3) 指定期間内に保険加入を確認できる 当該業者と契約した場合には 書類を提出するよう請求 ( 式 2) ペナルティ等の対象となります 一次下請契約の締結 書類未提出 ( 未加入 ) 書類提出 ( 加入 ) ( 式 5) ( 式 4) 主管課へ協議 主管課へ契約違反を報告 ( 式 9) ペナルティ等 建設業担当課に 制裁金の課金 指名停止の措置 ペナルティ等なし よる加入指導 工事成績評定の減点

別紙フロー 2 発注者による社会保険等加入の確認フロー 対象 : 一次下請業者 施工体制台帳により一次下請業者 ( 建設業許可業者 ) について加入状況を確認 未加入 加入 適用除外 受注者に 書面にて当該下請契約を締結しなければならない具体的な理由を記載した書面 ( 理由書面 ) を提出するよう通知 ( 式 6) 理由書面未提出 ( 式 7) 理由書面提出 ( 式 1) 主管課へ協議 特別の事情を有しないと認めた場合 特別の事情を有すると認めた場合 有しないと認めた旨を 有すると認めた旨を通知 通知 ( 式 8) 指定期間内に保険加入を確認で きる書類を提出するよう請求 ( 式 2) 書類未提出 ( 未加入 ) 書類提出 ( 加入 ) ( 式 5) ( 式 4) 主管課へ契約違反を報告 ( 式 9) ペナルティ等 建設業担当課に 制裁金の課金 指名停止の措置 よる加入指導 工事成績評定の減点 ペナルティ等なし

式 1 住所商又は名称代表者氏名 印 工事請負契約書 7 条の 2 2 項に定める特別の事情について 下記の工事について 社会保険等未加入業者と一次下請契約を締結しなければならない 具体的な理由を提出します 1 工 事 名 2 工事場所 3 一次下請業者名 4 未加入の社会保険等 健康保険 厚生年金保険 雇用保険 5 理由

式 2 商又は名称 代表者氏名 工事請負契約書 7 条の 2 2 項に定める特別の事情の有無について ( 通知 ) 平成 年 月 日付けで貴社が提出した 工事請負契約書 7 条の2 2 項に定める特別の事情について 記載の理由については 同条の2 2 項前段に定める特別の事情を有するものと認めます ついては 平成 年 月 日 本通知から原則 30 日間以内 までに 社 が 法 条の規定による届出の義務を履行し その加入の状況を確認することのできる書類を提出してください 該当する法律を記載 1 健康保険法 48 条 2 厚生年金保険法 27 条 3 雇用保険法 7 条 届出の義務の履行が確認できる書類 (1) 健康保険又は厚生年金保険について 領収証書 社会保険料納入証明 ( 申請 ) 書 資格取得確認及び標準報酬決定通知書 (2) 雇用保険について 領収済通知書及び労働保険概算 確定保険料申告書 雇用保険被保険者資格取得通知書 ( 事業主通知用 ) 雇用保険適用事業所設置届事業主控 問い合わせ先山口県 事務所 課 班担当 : TEL: FAX:

式 3 商又は名称 代表者氏名 工事請負契約書 7 条の 2 2 項に定める特別の事情の有無について ( 通知 ) 平成 年 月 日付けで貴社が提出した 工事請負契約書 7 条の 2 2 項に定 める特別の事情について 記載の理由については 同条の 2 2 項前段に定める特別の事 情を有すると認められませんでした 問い合わせ先山口県 事務所 課 班担当 : TEL: FAX:

式 4 住 所 商又は名称代表者氏名 印 社会保険等への加入状況に係る確認書類について このことについて 未加入の社会保険等について届出の義務を履行し その加入の状況 を確認できる書類を提出します 1 工事名 2 工事場所 3 一次下請業者名 4 加入した社会保険等健康保険 厚生年金保険 雇用保険 5 確認書類別添のとおり

式 5 商又は名称 代表者氏名 社会保険等への加入状況に係る確認書類の未提出について ( 通知 ) 平成 年 月 日付け平 特別の事情の有無について による 社 が 法 条の規定による届出の義務を履行し その事実を確認することのできる書類 ( 確認書類 ) が期限内に提出されませんでした 貴社は 工事請負契約書 7 条の2 2 項の規定に違反しているため 同条の2 3 項の規定に基づき制裁金を徴収します つきましては 一次下請業者 社 と締結した下請負契約の最終契約金額が確定次 速やかに報告してください 提出書類 : 社 との最終の下請負契約書の写し 該当する法律を記載 1 健康保険法 48 条 2 厚生年金保険法 27 条 3 雇用保険法 7 条 問い合わせ先山口県 事務所 課 班担当 : TEL: FAX:

式 6 商又は名称 代表者氏名 一次下請業者に関する社会保険等加入について ( 通知 ) 平成 年 月 日付けで貴社が提出した施工体制台帳を確認した結果 一次下請業者である 社 が社会保険等未加入業者であることが確認されました これは 工事請負契約書 7 条の2 1 項の規定に違反するものであり 同条の2 2 項に基づき 平成 年 月 日 本通知から原則 7 日間以内 までに当該一次下請契約を締結しなければならない特別の事情について 具体的な理由を記載した書面を提出してください 問い合わせ先山口県 事務所 課 班担当 : TEL: FAX:

式 7 商又は名称 代表者氏名 工事請負契約書 7 条の 2 2 項に定める特別な事情の未提出について ( 通知 ) 平成 年 月 日付け 一次下請業者に関する社会保険等加入について による 平成 年度 工事に係る一次下請業者 社 との契約を締結した具体的な理由を記載した書面 ( 理由書面 ) が期限内に提出されませんでした 貴社は 工事請負契約書 7 条の2 1 項の規定に違反しているため 同条の2 3 項の規定に基づき制裁金を徴収します つきましては 一次下請業者 社 と締結した下請負契約の最終契約金額が確定次 速やかに報告してください 提出書類 : 社 との最終の下請負契約書の写し 問い合わせ先山口県 事務所 課 班担当 : TEL: FAX:

式 8 商又は名称 代表者氏名 工事請負契約書 7 条の 2 2 項に定める特別の事情の認定等について ( 通知 ) 平成 年 月 日付けで貴社が提出した 工事請負契約書 7 条の2 2 項に定める特別の事情について 記載の理由については 同条の2 2 項前段に定める特別の事情を有すると認められませんでした 貴社は 同条の2 1 項の規定に違反しているため 同条の2 3 項の規定に基づき制裁金を徴収します その場合 一次下請業者 社 と締結した下請負契約の最終契約金額が確定次 速やかに報告してください 提出書類 : 社 との最終の下請負契約書の写し 問い合わせ先山口県 事務所 課 班担当 : TEL: FAX:

式 9 ( 主管課長 ) 事務所長 社会保険等未加入の一次下請業者について ( 報告 ) 下記の工事に係る一次下請業者は 工事請負契約書 7 条の 2 1 項の規定に違反して おり 社会保険等に未加入ですので 必要書類を添えて報告します 記 ア理由書面の提出がなかった 1 通知理由 イ理由に特別の事情が認められなかった ウ保険加入を確認できる書類の提出がなかった 2 工事名 3 元請業者名 4 未加入業者 許可番許可 ( - ) 住 所 商又は名称 代表者 5 未加入の健康保険 厚生年金保険 雇用保険社会保険等 6 添付書類施工体制台帳の写し ( 付属書類を含む )

式 10 監理課長 山口県 事務所長 社会保険等未加入の下請業者について ( 報告 ) このことについて 別紙のとおり報告します

別紙 社会保険等未加入建設業者リスト ( 平成 年 月分 ) 事務所名 : 事務所 番 工事名 建設業許可番 業者名主たる営業所の所在地 下請工事 の内容 下請 次数 保険加入状況 健康年金雇用 本式は 各事務所毎に 1 ヶ月分をまとめて翌月の 5 日までに監理課建設業班へ報告してください 未加入に 印

式 11 商又は名称 代表者氏名 社会保険等未加入の下請業者への指導について ( 通知 ) 貴社が受注した本県発注工事に係る下記の下請業者は 保険加入義務があるにも関わら ず 社会保険等に加入していないことが認められました つきましては 今後 速やかに当該保険への加入手続きを行うよう御指導ください 記 1 工事名 2 未加入業者名 3 未加入の社会保険等 健康保険 厚生年金保険 雇用保険 問い合わせ先山口県 事務所 課 班担当 : TEL: FAX: