JTA 労務管理システム の使い方 ~ パソコンで簡単にできるシステムを利用して ~ トラックドライバーの勤務は 交替制勤務や夜間勤務 隔日勤務など勤務形態の多様化に加え 他の産業に比べて拘束時間が長く また時間外労働が多い状況となっています そのような中 トラック運転者等における平成 21 年度の脳 心臓疾患 ( 過労死事案等 ) による労災認定件数は 65 人となり 全産業の中で最も多い実態にあります 各事業者は 安全輸送の確保 過労運転の防止 従業員の健康管理の観点から ドライバーの労働時間を適正に管理し 長時間労働をできるだけ減らし 健康管理に配慮する必要があります このたび 自動車運転者の改善基準告示 を遵守するために 各事業者が適切な労務管理を行う上で 活用しやすい JTA 労務管理システム を作成しました 本システムは 運転者毎に日々の始業時間 終業時間 休憩時間を入力することにより 日々や月間の拘束時間 労働時間 時間外労働時間などが自動的に計算され管理することができます 会員事業者の皆様におかれましては 本システムを活用していただき 適切な労務管理を行い 安全輸送の確保に努めていただきたいと思います 留意事項 本システムはパソコンにダウンロードして利用することができます 本システムをご利用になる前に必ず JTA 労務管理システム説明書 をダウンロードしてプリントアウトしてください 本システムは 簡易的に労務管理を行って頂くためのものです ご利用になる前に説明書にある 前提条件 を 必ずお読み頂いた上で説明書に書かれている手順に従ってご利用ください 本書に記載されている内容は 改良などのために予告なく変更することがありますので 予めご了承下さい 内容につきましては 万全を期して作成していますが 万が一 不明な点や誤り 記載漏れなど お気づきの点がございましたら ( 社 ) 全日本トラック協会労働部までご連絡下さい
利用規約 ~ 著作権等について ~ JTA 労務管理システム は 下記利用規約に同意した上でご利用ください (1) 本システム JTA 労務管理システム の著作権については一切を全日本トラック協会が所 有するものとします (2) 全日本トラック協会は JTA 労務管理システム を全日本トラック協会の会員専用ホームページに掲載し 会員に対して無償で利用できるようにしています ただし 第三者に貸与または配布することはできません さらに無断転用及び譲渡はできません 法により罰せられることがありますので 注意してお取り扱い下さい (3) 全日本トラック協会は本システム JTA 労務管理システム 及び関連ソフトウェアの利用 により 利用者のパソコン及びソフトウェアに直接または間接的に障害が生じても いか なる責任も負わないものとし 一切の賠償等は行わないものとします
本システムの前提条件について 本システムは 以下の前提条件がありますので必ずお読みいただき ご了承頂きますようお 願い致します ツーマン運行の特例には対応していません 隔日勤務の特例には対応していません フェリーに乗船する場合の特例には対応していません 以上のような勤務の場合には 手入力をしてください 月末の休息期間は 翌日の始業時間がわからないと 確定しないため 翌月の勤務時間表の初日の休息期間は 手入力してください 1 営業所ごと 運転者が 50 人まで登録できます 複数の営業所 また 1 営業所 51 名以上の運転者を管理する場合は 複数のファイルを 用意する必要があります (P1 の 複数のファイルを作成する方法 をご参照下さい )
インストール及び起動方法 1. 全日本トラック協会のホームページから JTA 労務管理システム.xls をダウンロードし ファイルをハードディスク上の任意のフォルダに作成してご活用ください 本システムは1つのファイルにつき1 社 1 営業所 運転者 50 名までの管理ができます 複数の営業所 また運転者 1 営業所 51 名以上の管理をされる場合は 複数のファイルを作成してご利用下さい ファイルを複数作成する方法 1 一度ダウンロードしたファイルを複写 ( コピー ) する方法 全日本トラック協会のHPからダウンロードしたファイルを ( 情報入力をする前に ) 右クリックを押して コピー を選択し 新しくファイルを置く場所にカーソルを持っていき 再度右クリックで 貼り付け を選択すると 新しいファイルが出来ます ファイルごとにファイル名を変えて管理します 2 ファイルのダウンロードを繰り返しする方法 全日本トラック協会のHPからファイルをダウンロードします ダウンロードしたファイル名を変更します 再度 HPからファイルのダウンロード作業を行います この際 必ず前にダウンロードしたファイルの名前を変更してから行ってください 同じファイル名でダウンロードされると 先にあったデータが上書きされ入力した情報が消えてしまう可能性があります 誤ってデータを上書き 消去してしまうことを避けるために できるだけ 1の作業方法をおすすめします 1
2. JTA 労務管理システム.xls をダブルクリックして JTA 労務管理システム を起動してください 起動時に下記の警告メッセージが表示される場合は [ マクロを有効にする (E)] をクリックしてください 上記の警告メッセージが表示されない場合は エクセルのメニューの ツール (T) マクロ (M) セキュリティ (S) と進み セキュリティレベル を 中 に設定したのち JTA 労 務管理システム を再度起動してください 2
JTA 労務管理システム で表示されるボタンについて : 会社情報を入力する画面を表示します 登録した内容を確認 修正するときに使 用します : 運転者情報の一覧が表示されます 運転者の登録内容の確認 修正ができます : 特定の運転者の勤務時間表が表示され 勤務時間の入力 確認 修正ができます : 入力した情報を保存する際にクリックします : 運転者ごとの 休憩時間 拘束時間 労働時間 法定労働時間 時間外 労働時間 所定労働時間 所定外労働時間 休息期間 の 月間および年 間の累計時間を表示します 3
労務管理システム の操作方法 JTA 労務管理システム を起動すると下のような画面が表示されます 1 2 まず 初めに 1 のを選択 ( クリック ) すると 下記の画面が表示されます 1 へ進みます 4
1. 会社情報の入力 初期状態では例として 会社名 運送 営業所名 営業所 法定労働時 間 8:00 所定労働時間 7:30 起算日 1 が入力されています 御社の会社名 営業所名 所定労働時間 起算日を上書き入力してください 法定労働時間 8 時間と決まっています 上書きできないようになっています 所定労働時間 御社の所定労働時間をご入力下さい 起算日 御社で決められている起算日をご入力下さい 入力が終りましたらを選択 ( クリック ) して会社情報を登録します 複数の営業所がある場合には 営業所ごとにファイルを作成する必要があります (P1 複数のファイルを作成する方法 をご参照下さい ) 次に 2 の を選択 ( クリック ) すると 下記の画面が表示されます 前頁の図 2 へ進みます 5
2. 運転者情報の入力 初期状態では 例として部署名 配送 1 課 社員コード 010101 氏名 労基守 法定労働時間 8:00 所定労働時間 7:30 所定労働時間 2 2:30 所定労働日 2 土 が入力されています 例の場合は 月曜日から金曜日の所定労働時間が7 時間 30 分 土曜日の所定労働時間が2 時間 30 分の会社が入力されています 例を参考に 部署名 社員コード ( 運転者 ) 氏名 所定労働時間 所定労働時間 2 所定労働日 2 を上書き入力してください 所定労働時間 2 所定労働時間が異なる場合 その時間を入力して下さい 所定労働日 2 上記の労働日を入力して下さい 上記 2 つの項目が必要がなければ 空欄にして下さい 社員コード 氏名は 必ず入力してください 社員コードが特に決まっていない場合は 運転者ごとにユニークな文字列 ( 数字のみでも可 ) を入力してください 1つのファイルに運転者は 50 名まで登録できます 51 名以上の運転者を管理される場合は 追加のファイルを作成する必要があります (P1 複数のファイルを作成する方法 をご参照下さい ) 社員コード もしくは 氏名 を選択し をクリックすると 選択した 運転者の 勤務時間表 の画面が表示されます 6 運転者を選択して へ進みます
3. 勤務時間表の入力 新規登録の場合 表示された画面の の部分が会社情報や運転者情報で入力した内容になって いるか確認してください 次に の部分に 作成する年月を入力します 例 2010 年 7 月 の場合 2010-7 と半角で入力します 年月を入力したら [enter] キーを押し 新しい勤務時間表が表示されます 7
前の月より繰り越された 休息期間 は 前頁のの箇所に手計算で休息期間を入力してください 該当する日付の欄に 始業時間 終業時間 休憩時間 を入力すると 拘束時間 労働時間 法定労働時間 時間外労働時間 所定労働時間 所定外労働時間 休息期間 が 自動的に計算されて表示されます 休息期間 の表示は 翌 始業時間 を入力すると正確に表示されます ( 翌 始業時間 が未入力の場合は 同日 24 時までの時間が表示されます ) 休憩時間 とは 労働者がその時間の自由利用を保障されている時間であるとされています つまり 従業員が食事をしても疲労回復のための休憩をしても全く本人が自由に使える時間のことを言います 勤務が日をまたがるときは 終業時間の前に翌日を意味する 翌 が表示されます 例 始業時間が 21:00 終業時間が翌日午前 5:00 の場合 始業時間の欄に 21:00 終業時間 5:00 と入力すると終業時間の欄に 翌 5:00 と表記されます 分割休息 (4 時間以上の休息を2 回以上でかつ合計の休息 10 時間以上 ) をとる運行の場合 または 0~24 時間の間で8 時間以上の休息期間をとり2 運行する場合は 日付の前のを選択 ( クリック ) するとに表示が変わり 休息後の時間を入力する欄が一行が追加されますので 休息後の 始業時間 終業時間 および 休憩時間 を入力してください 拘束時間が 15 時間 ~16 時間のときは 拘束時間の欄がのように表示されます 拘束時間が 15 時間 ~16 時間となる運行は1 週間に2 回までとなっていますので このような表示がされたときは注意してください 拘束時間が 16 時間以上は認められていません 注意を促すため拘束時間が 16 時間を超 える場合 のように表示されます 休息期間が8 時間未満 ( 分割休息ではない ) のときは 注意を促すため休息期間の欄がのように表示されます 休息期間が分割休息の場合はのように表示されます 入力終了後は 必ずをクリックし 入力した情報を登録してください 8
すでに登録している勤務時間表の更新 で入力する運転者氏名を選択した後 を選択 ( クリック ) し 勤務時間表を表示させて新規登録の場合と同様の操作を行ってください (P7 をご参照ください ) 4. 集計について 勤務時間表 の右上にあるをクリックします 運転者ごとの 休憩時間 拘束時間 労働時間 法定労働時間 時間外労働時間 所定労働時間 所定外労働時間 休息期間 の月間および年間の累計時間を表示します 尚 1 月 ~12 月の起算を基本としています 起算月を会社の条件により変更するシステム ( 例 : 4 月 ~3 月など ) は 現在開発中です 9
5. 入力例 拘束時間が 15~16 時間のとき 前月より繰り越された休息期間があるときに手入力 休息期間が分割休息 10 時間以上のとき 拘束時間が 16 時間以上のとき この部分にそれぞれの時間を入力 この部分の時間が自動的に計算される 10
困ったときには ご利用 操作方法についてのお問い合わせは 社団法人全日本トラック協会までご連絡下さい 電話 :03-5323-7626 お問い合わせ先 FAX:03-5323-7230 平日 :AM 9:00 ~ PM 5:00