千葉大学授業料免除 Q&A( 平成 27 年度版 ) 周知方法 Q 授業料免除及び納入猶予の実施に伴う周知はどのようにされるのでしょうか? A 原則として掲示や千葉大学 HP 及び千葉大学一斉メールにより行いますので 見落としのないように各自が注意をしていてください 主な掲示場所は次の通りです 1. 学生支援課掲示板 ( 学生支援プラザ ) 2. 各学部 研究科掲示板 千葉大学一斉メールは 千葉大学 web メールシステム宛に配信しますので 必ず携帯電話等の普段使うアドレスに転送するようにしてください 掲示も HP もメールも見ていなかったから申請できなかった ということで不利益を被ったという場合でも こちらでは対応しかねます 家計基準について Q 免除の対象者として 経済的理由によって納付が困難である とありますが 我が家の経済状況 家庭状況で授業料免除を申請する資格があるのでしょうか? A 経済的理由によって納付が困難である 者の判断の基準として 本学では 家計評価額 がマイナス及びゼロの者が適格者となるとあります 家計評価額の計算用のワークシートをHPに掲載していますので そちらに入力して確認してください ( あくまで目安としてご利用ください ) 予算の範囲内で免除者を決定していますので 家計評価額がマイナス及びゼロであっても 免除にならないこともあります また 学力基準が満たない場合も対象となりません 学力基準について Q 学力の審査をする上で GPA 値は考慮されますか? A 本学では GPA 値は用いません Q 後期分の申請をする際 前期の成績は考慮されますか? A 考慮します 但し 1 年生については前期の成績は考慮しません 提出書類について Q 申請書類は 父母に書いてもらっても良いですか? A 申請書類は申請者本人が記入するものです 不明な点は家族に確認し よく把握してください 申請受付時に記入内容や家庭状況等お聞きしますので 記入内容について答えられるよう 充分に理解しておく必要があります Q 生計を一にする家族に該当しない家族とは どのような人をさしますか? A 例えば 次のような場合は別生計の家族として扱ってください 1. 別居している祖父母 ( 同一住宅であっても 玄関 台所 風呂が別々である場合は 別生計の家族として扱います ) 2. 就職して別居している兄弟 1
Q 証明書類は 原本でないといけませんか? A 基本的に写しで構いません 但し 発行日等に条件がありますので 下記を参照願います 前期 後期 所得証明書 平成 26 年度 ( 平成 25 年分 ) 平成 27 年度 ( 平成 26 年分 ) ( 記載省略のない課税証明書 ) 源泉徴収票 平成 26 年分 平成 26 年分 確定申告書 ( 受付印のあるもの ) 平成 26 年分 平成 26 年分 給与明細書 直近 3カ月分 ( 紛失した場合 それ以前のものでも可 ) 住民票 発行日より3カ月以内のもの 戸籍謄本 発行日より 1 年以内のもの 兄弟の在学証明書 発行日より3カ月以内のもの 長期療養者の医師の診断書 発行日より6カ月以内のもの Q 授業料免除 納入猶予の申請に際して どのような書類を提出すればよいのかよくわからないので モデルケースを示してください A モデルケースを以下に示します なお 詳細は 免除申請に必要な書類及び証明書類一覧 をご確認願います ケース1:4 人世帯本人 父 ( 会社員 勤続 20 年 ) 母( 専業主婦 ) 妹( 高校生 ) 1 申請調書 2 申請書 3 住民票 ( 全員 ) 4 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 )( 父 母 ) 5 源泉徴収票の写 ( 父 ) 6 無職 無収入の申立書 ( 母 : 昨年の収入が0ならば必要なし ) 7 在学証明書 ( 妹 ) ケース 2:3 人世帯本人 母 ( 会社員 3 か月前に退職 前職の退職金有 ) 弟( 中学生 ) 1~3はケース1と同じ 4 母子 父子世帯調書 ( 母 ) 5 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) ( 母 ) 6 現職の給与明細書 ( 写 )( 直近 3カ月分 ) 又は給与支払 ( 見込 ) 証明書 ( 母 ) 7 前職の退職金支給額が確認できる書類の写 8 児童扶養手当証書の写 ( 又は遺族年金振込通知書の写 ) 9 母子 父子世帯が確認できる書類 ( 免除申請に必要な書類及び証明書類一覧参照 ) ケース 3:6 人世帯本人 父 ( 自営 ) 母( パート 勤続 4 年 ) 妹( 国立大学生 ) 兄 (25 歳無職 障害年金受給 ) 祖母(70 歳無職 年金受給 ) 1~3はケース1と同じ 4 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 )( 父 母 兄 祖母 ) 5 源泉徴収票の写 ( 母 ) 6 確定申告書の写 ( 父 ) 7 兄弟 配偶者等の在学状況及び授業料免除状況証明書 ( 妹 ) 8 年金改定通知書又は振込通知書の写 ( 兄 祖母 ) 9 無職 無収入の申立書 ( 兄 ) 10 障害者手帳の写 ( 兄 ) ケース4:2 人世帯本人 ( 独立生計者 会社員 勤続 3 年 ) 妻( 会社員 勤続 15 年 年収 400 万円 ) 1~3はケース1と同じ 4 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 )( 本人 妻 ) 5 源泉徴収票の写 ( 本人 妻 2 人分 ) 6 生活収支状況調書及び支出を証明する書類 2
Q 申請書の申請理由は具体的にどのようなことを記入すれば良いですか? A 出願者から見て 現在の家庭の状況を詳細に記入してください 具体的には 母子家庭である 祖母が入退院を繰り返している 父親が 2 年前から単身赴任している 障害のある兄弟の介護が必要で母親が職に就けない 父が休職中で給与が半減している 近所に住む祖母の面倒を母親が見ている 父親が転職を続けている 等 起こった時期や期間等を 詳細に記入してください 事務担当者が読んで 申請理由から必要とされる提出書類が的確であるかを判断しています 所得( 収入 ) に関する証明書類について Q 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) の発行を市区町村へお願いしたところ 何年 ( 度 ) の証明が必要であるか聞かれました どうすればよいですか? A 年 (1~12 月 ) と 年度 (4 月 ~ 翌年 3 月 ) は異なります ある 年 の所得に対して 翌 年度 に課税されます 本学の授業料免除においては 前年分の所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) が必要です 年 で聞かれた場合は 所得のあった年を指していますので 前年 分の発行を受けてください 年度 で聞かれた場合は 課税年度を指していますので 今年度 分の発行を受けてください Q 父は会社員ですが 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) と 源泉徴収票 はどちらも必要ですか? A どちらも必要です 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) で所得の種類( 給与 営業 不動産等 ) を確認し それぞれの所得について 給与収入であれば 源泉徴収票 の写で 営業所得 農業所得 不動産所得等であれば 所得税の確定申告書 ( 写 ) 又は市区町村税 都道府県民税申告書 ( 写 ) で収入又は所得金額を確認します Q 前年の所得がない場合でも 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) は必要ですか? A 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) は所得がない事の証明にもなります したがって 所得がなくとも必要です Q 所得に関する書類は 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) に記載のある所得のみでよいですか? A 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) に記載のない所得 ( 非課税所得 その年以降新たに加わった所得等 ) についても 現に所得があれば収入を証明する書類が必要です Q 確定申告で使用 ( 又は紛失 ) したため 給与の源泉徴収票が手元にありません どうすればよいですか? A 確定申告書の写の提出により給与 年金収入額が確認できる場合は 源泉徴収票の写がなくとも構いませんが 例えば 給与収入とみなすべき収入かどうかの確認等のため源泉徴収票の写の提出を求めることがありますので その際は発行元 ( 勤務先 ) へ再発行を依頼してください なお 授業料免除の出願に際して提出するのは源泉徴収票の 写 です 確定申告書で原本を使用する場合は あらかじめ 写 をとって保管しておくと再発行の手間が省けます 3
Q 年金関係の書類は 公的年金の分だけ提出すればよいですか? A 公的年金だけではなく 企業年金や個人年金についても書類を提出してください また 遺族年金 恩給 農業者年金についても提出してください Q 兄弟が 3 月に学校を卒業し 4 月から就職します 提出書類は何が必要ですか? A 4 月に入ってから職場から給与 ( 見込 ) 証明書の証明を受けて 提出してください 前年は学生であったので所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) は不要ですが 申請書の申請理由欄にその旨を記入してください なお 実家から離れて就職し 生計が別になる場合は 提出書類は何もありません 申請調書の家族欄にも記入不要です Q 姉が今年に入ってからお店を始めました 何を提出すればよいですか? A 次の書類を提出してください 1. 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) 2. 収支内訳 ( 見込 ) 申告書 Q 父は仕事中のけがにより現在休職中で 給与が支給されていません ( 又は減額されています ) どうしたらよいですか? A 次の書類を提出してください 1. 休職期間や休職期間中の給与が確認できる書類の写 ( 給与支給 ( 見込 ) 証明書を使用しても構いません ) 2. 傷病手当金を受給している場合は 受給額を確認できる書類の写 Q 弟が今年 3 月に高校を卒業し 4 月以降大学進学のため浪人生活を送っています 何を提出すればよいですか? A 次の書類を提出してください 1. 予備校に通っている場合 在学証明書 2. 自宅浪人の場合 無職 無収入の申立書いずれの場合も 申請調書の 家族状況 では 就学者を除く家族 欄に記入してください 就学者に関する証明書類について Q 在学証明書の代わりに学生証の写でもよいですか? A 学生証の写は認めません 長期療養者について Q 長期療養者の定義を教えてください A 長期療養者とは 基準日 ( 前期 4 月 1 日 後期 10 月 1 日 ) において引続き 6 カ月以上にわたる期間療養中である人 又は療養 介護を必要と認められるものを言います 提出する 医師の診断書 に 発病始期 病名が記載されていることを確認して下さい ただし 次のような場合は 長期療養者として認めません 4
1. 申請時時点において療養が終了した人 2. 生活習慣病で食習慣の改善又は服薬していれば通常の生活 勤務が可能な場合 3. 健康保持を目的に受診している場合 Q 長期療養費 1 年分の計算はどのように行いますか? A 年間の長期療養費の計算は 最近 6 ヶ月分の領収証の金額を 6 で除したものを 12 倍した額とします ただし 文書代 食費 特定療養費 ( 差額ベッド代金 パジャマ代金 ) 等は算定しません Q 祖母が老人ホームを利用しています 長期療養者として認められますか? A 次に挙げる医療費控除の対象となる施設のみとなります. 1. 指定介護老人福祉施設 特別養護老人ホーム 2. 介護老人保健施設 3. 指定介護療養型医療施設 療養型病床群等 主たる家計支持者の別居について Q 主たる家計支持者の別居の定義を教えてください A 基準日 ( 前期 4 月 1 日 後期 10 月 1 日 ) において主たる家計支持者 ( 原則として父母のいずれか ) が単身赴任等で別居をしている状態をいいます 自己都合による別居や 主たる家計支持者以外の別居は該当しません Q 主たる家計支持者の別居の場合の 1 年分の計算はどのように行いますか? A 申請日前 3 ヶ月分の家賃 光熱水量等の領収証の金額を3で除したものを 12 倍した額とします Q 赴任先のアパート等の領収書 ( 写 ) は 契約書の写でもよいですか? A 契約書の写は認めません 払い込んでいることの証明として領収書 または 給与からの天引きにより住居費を負担している場合は 給与明細の写 ( 控除額が確認できるもの ) 振込の場合は預金通帳の写 ( 振込額が確認できる頁 ) を提出してください 独立生計者について Q 独立生計者として申請できるのはどういう人ですか? A 下記 3 つ全てを満たした場合です 1. 父母等の扶養親族ではない者 ( 父母の源泉徴収票や確定申告書で証明できる事 ) 2. 父母等からの援助がなく別居している者 ( 父又は母から援助を受けていない旨の本人の申立書が必要 ) 3. 本人又は配偶者に収入があり その収入について所得申告がなされ 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) が発行される者 ( 日本学生支援機構の奨学金は収入として該当しません ) 配偶者が定職についていて 配偶者の扶養親族となっている場合は 独立生計者として申請できません 5
Q 私は両親から仕送りが一切なく アルバイト収入と奨学金だけで生活しています 独立生計者として申請できますか? A 両親からの仕送りがないだけでは独立生計者とは認めません 上に示した独立生計者の基準をすべて満たしていなければなりません Q 独立生計者の配偶者が学生の場合 提出書類は何が必要ですか? A 所得に関する書類と就学に関する書類の両方が必要です 1. 所得に関する書類 所得証明書 ( 記載省略のない課税証明書 ) 及び源泉徴収票 ( 写 ) 確定申告書 ( 写 ) 等 2. 就学に関する書類 国立学校の学生であれば 兄弟 配偶者等の在学状況及び授業料免除状況証明書 公 私立学校の学生であれば 在学証明書 給付型奨学金を受給している場合は 受給額が確認できる書類 ( 写 ) その他 Q 実習中で 授業料免除の受付期間中に行けません A 実習や授業等のやむを得ない事情により 受付期間中に申請できない場合は 必ず受付期間前に学生支援課生活支援係に相談してください 受付期間を過ぎての申請は受け付けられません Q 申請後 申請内容に変更が生じました どうすればよいですか? A 申請内容については 前期にあっては 4 月 1 日 後期にあっては 10 月 1 日を基準日とし 基準日時点の状態をもとに審査します 申請内容に変更があったのが基準日以前であれば 学生支援課生活支援係に申し出てください 内容により書類の追加提出を求めることがあります 申請内容に変更があったのが基準日以降であれば審査に影響しませんので 申し出の必要はありません Q 申請後に学資負担者が大雪の被害を受け 経済状況が大きく変わりました どうすればよいですか? A 以下の場合には 前期にあっては 4 月 30 日 後期にあっては 10 月 31 日までに学生支援課生活支援係へ申し出てください 申請内容に変更があったのが基準日 ( 前期 4 月 1 日 後期 10 月 1 日 ) 以降であっても 変更後の状態を元に審査することがあります 内容により書類の追加提出を求めることがあります 1. 台風 大雨 火災等の災害により家計が急変した 2. 学資負担者が死亡し又は失職し家計が急変した 3. 盗難等により家計に大きく影響を受けた Q 諸事情により 申請を取り消したいのですが どのようにすればよいですか? A 速やかに学生支援課生活支援係へ申し出てください 6