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Word 2010 の操作法について Word 2003 等との相違点を教科書に沿って説明する 基本的には教科書を読み進め シールの貼ってあるところで このプリントの該当する部分を読んでもらえばよい ただし ( この 7 行下のように ) このプリントの 1 等の前数行に進め方の記述がなされているところがあるので その部分も読んでおいてもらいたい また このプリントを読み進め その節の終わり あるいは次の 数字が左側に現れたならば 再び教科書に戻って 教科書を読み進める なお 以下において教科書のページは p. で表し このプリントのページについては 頁と表記している 1 Word の起動 [p.47] 以下の説明を読み Word 2007 が起動できたならば 教科書のこの節は読み飛ばしてもよい スタートメニューから Word を起動する際には すべてのプログラムから Microsoft Office という項目の中にある Microsoft Office Word 2010 を指定すればよい Word 2010 を起動すると 下に示すウィンドウが開く Word 2003 までは基本的な操作をメニューとツールバーを用いて行ったが Word 2010 ではリボンと呼ばれるものを中心に利用することになる これについては 次頁の リボンとその表記法 に説明があるので読んでおいてもらいたい クイックアクセスツールバー ( リボン切り替え用 ) タブ リボン ルーラー ルーラー表示切り替えボタン ステータスバー 表示ボタンズームスライダー 1

リボンとその表記法リボンにはいくつかの種類があり リボン上段にある切り替え用のタブ ( 前頁でホーム 挿入 と書かれた部分 左端のファイルはやや特殊なもので後述 ) をクリックすれば リボンの内容が切り替わる これを以下ではホーム 挿入などと表記することにする 下にホームのリボンを示した リボンには様々なボタン等が並んでいるが それらは下段にあるクリップボード フォント というグループに分類されている このグループをクリップボード フォントなどと斜体で表記する そして 例えば クリップボートにあるというボタンを ホームクリップボードと表記することにする また クリップボードの右側にはという部分があるが これもホームクリップボードと表記する ウィンドウの表示幅により 例えばホーム右端の編集は右図左のようにグループ名だけがボタンとして表示されることがある ( 上図右端と比較せよ ) このような場合は ボタンとなっているグループ名をクリックすると グループに含まれる検索や置換といった項目がその下に表示され ( 右図右 ) 項目の選択が可能となる 従って ホーム編集選択をクリックせよといった時に 編集のグループが右図左のようになっている場合にははじめに編集の部分をクリックし 選択が表示されたならば それをクリックすることになる リボンに関するタブの左端にあるファイルをクリックすると リボンの内容が変わるのではなく Word のウィンドウ全体の内容が変わる その左側には 右図に示すメニューがある 保存や読み込みといったファイル関係の処理 印刷などを行う際に これを利用する これらの機能については 該当する節で触れることにする また 教科書では触れていないが ヘルプの参照や設定の変更 ( オプション ) もここから行う なお 右図のメニューから例えば印刷という項目を指定する場合も ファイル印刷と表記する 文書の読み込み [p.49] 以下 ファイルを扱う節となるが 教科書を読み進める前に 講義で配布した 教科書の補足等 のプリントを読んでおいてもらいたい その後 教 2

2 科書の最初の段落を読み 続いて以下の説明を読んでもらいたい 文書の読み込みなどの作業を行うには ファイル開くを指定 ( クリック ) すればファイルを開くのダイアログボックスが表示される その使い方は 第 2 章で説明した通りである また ファイル最近使用したファイルを指定すると 最近使用したドキュメント ( 文書ファイル ) 及び最近使用した場所 ( フォルダ ) の一覧が表示される 文書ファイルを指定した場合は その文書が読み込まれ フォルダを指定した場合は 指定したフォルダが注目するフォルダとなった状態でファイルを開くのダイアログボックスが表示される ここで 教科書この節最後の練習問題を行う ( 作業ウィンドウの記述は無視してください ) 続いて 一度 Word を終了してから 再度 Word を起動させる その上で 今度はファイル最近使用したファイルを指定すると 最近使用したドキュメントの中に TOKYO のファイルがあるので これを指定し TOKYO の文書を再び読み込んでおく 3 文書の保存 [p.49] 上書き保存の場合は ウィンドウ左上のクイックアクセスツールバー (1 頁図参照 ) にある上書き保存のボタンをクリックする 名前を付けて保存は ファイルにより表示されるメニュー ( 前ページ右下図 ) に名前を付けて保存がある ( 上書き保存もある ) 練習問題を行う際に kadai1 のファイルは docx 形式 (Word 文書 ) として保存を行う ( 教科書の補足等 のプリント参照 ) この時 レイアウトが変更される場合があるというメッセージが表示されるが OK をクリックしておけばよい 4 5 6 新規文書の作成 [p.50] 新規文書を利用するにはファイル新規作成を指定し ( 右図 ) 右側に表示される使用できるテンプレートの左上 白紙の文書をダブルクリックする 教科書の説明に戻り その後 練習問題を行うのだが 2007 では新規文書の開き方は 1 通りしかないので 同じ作業で 2 つの新規文書を作成するようにせよ タスクバーについては Widows の機能であるが Windows 7 では 同一アプリケーションで複数のウィンドウを開いている場合 ( まさに今行っている状況 ) でも タスクバーには一つのボタン ( 今の場合は Word のアイコン ) しか現れない しかし そのボタンにマウスポインタを移動すれば 現在起動しているウィンドウの一覧が表示されるので アクティブにしたいものをクリックすればよい Windows XP や Vista の場合も 設定やタスクバーのスペースの問題から 一つのボタンにまとめられることがある このときは そのボタン右側に の記号が表示されるので そこをクリックすれば 一覧が表示される メニューのウィンドウ (W) は表示ウィンドウウィンドウの切り替えがそれに該当する 3

7 表示モードとズーム [p.51] メニューの表示 (V) は 表示 ( 下図 ) 文書の表示に教科書で説明しているものが存在する また ウィンドウ下部右側にある表示ボタン (1 頁図参照 ) を利用することもできるので こちらも試しておいてもらいたい 続く練習問題は読み飛ばし このメニューの から再び読み進めよ なお アウトラインとした場合には アウトライン閉じるアウトライン表示を閉じるをクリックすれば 印刷レイアウト表示に戻る ( 表示ボタンを使ってもよい ) 8 9 10 11 12 ルーラーが表示されていない場合は ルーラー表示切り替えボタン (1 頁図参照 ) をクリックすれば良い ルーラーは常に表示させておいた方がよいだろう ページの切れ目の表示形態の変更は シングルクリックからダブルクリックとなった 全画面表示は表示文書の表示全画面閲覧が該当する 元の表示に戻すには画面右上の閉じるをクリックする ズーム (Z)... には表示ズームズームが対応する なお ここで説明のあるいくつかの項目については直接表示からも操作可能となっている これらも試しておいてもらいたい ズームボックスには ウィンドウ下部右端にあるズームスライダー (1 頁図参照 ) が対応し そのつまみを左右にドラッグするか スライダー上をクリックすれば表示倍率が変更される また 左右にある + あるいは - をクリックすると 10% 単位で拡大 縮小される 13 14 設定の変更 [p.53] Word 2010 では 従来の Word のような形でツールバー ( それに該当するのがリボン ) の表示 非表示 位置の変更などを行う機能はない 教科書のこの節は読み飛ばしてもよいが 以下の点だけは押さえておいてもらいたい 段落記号 (Enter を押して強制改行をさせた所に表示される記号であるが 実際には単なる強制改行ではなく 段落を改めるということを行っており 段落記号という名前となっている 詳しくは教科書 57 ページ参照 ) は 初期状態で表示されるようになっており 消すことも可能であるが そのまま表示させておいた方がよいだろう ( 印刷はされない ) 編集記号の表示 非表示 ( 第 5 章を行う際には表示しておくとよい ) の切り替えは ホーム ( 次頁上図 ) 段落の右上にあるというボタンをクリックすることにより行われる 現時点では どちらの状態でもよいが 第 5 章を行う際には表示させておいた方がよいので 確認しておいてもらいたい ( 現時点では 表示 非表示を切り替えても変化はない ) 強制終了 [p.54] バックアップ[p.56] 教科書を読んだ上で 講義で配布した 教科書の補足等 のプリントを読んでもらいたい 4

文字の入力と段落 [p.57] IME については 別途配布した 日本語入力について ( 補足 ) のプリント参照 それ以外は特に変更はない 15 文字列 行 段落の範囲指定 [p.58] 文書全体を範囲指定したい場合には ホーム編集選択をクリック すると 右に示すメニューが現れるので すべて選択 (A) を指定する 16 文字の形 大きさ等の変更 [p.59] ここで述べている機能は ホームフォントに該当する項目がある ただし 拡大 / 縮小の機能は 段落のをクリックして現れるメニューから 文字列の拡大 / 縮小 (C) を指定して行うことになった ( この機能は p.72 で触れている倍率の機能である ) 17 処理の取り消し [p.60] 処理の取り消しなどを行う場合は ウィンドウ左上にあるクイックアクセスツールバーを利用する なお やり直しボタンの形状はというものになり 更にやり直しについての という機能は無くなった ( クイックアクセスツールバーの右端にあるはクイックアクセスツールバーの設定を行うためのものである ) 18 段落の配置 [p.60] 該当するボタンはホーム段落にがある 19 文字列の移動 コピー [p.60] ホームクリップボードに該当するボタンがある ただし貼り付けを行う際に 右に示すボタンの下側という部分をクリックすると どのような形式で貼り付けるかのメニューが表示されてしまう 通常の貼り付けを行う際には上側の部分をクリックする また 切り取りやコピー 貼り付けは右クリックにより表示されるメニューを利用することもできるが Word 2010 では貼り付けのメニューが次頁右上のようになっている これは左 5

20 21 から元の形式を保持 書式を結合 テキストのみ保持という形式で貼り付けを行うというものである 元の書式を保持は コピー ( 切り取り ) 元の書式 ( フォントや大きさ 段落単位で行うときはその段落の設定など ) を変更せずに貼り付けるというもので 通常の貼り付けがこれにあたる 書式を結合は 太字 斜体 下線についてはコピー ( 切り取り ) 元のままとするが その他は貼り付け先の書式に従うというものである 最後のテキストのみ保持というのは 全て貼り付け先の書式に従うことになる これらは必要に応じて使い分けてもらいたい 作業ウィンドウについては ホームクリップボードをクリックすれば表示される スマートタブをクリックして現れるメニューは 先ほど右クリックの説明で行ったものと同様となる この後の練習問題では 右クリックによる貼り付けについても試してみると良いだろう 改ページ [p.64] 22 改ページでは 改ページを行った際に挿入されるものがというものになり 改ページに加えて段落記号も入るようになった 練習問題で 改ページの削除を行う際には その点も注意して 完全に元の状態となるように ( ビアホール の直後に文字列がくるように ) 削除を行ってもらいたい ( 編集記号の表示はホーム段落 ) 23 ページ設定 [p.65] ページ設定に関しては ページレイアウト ( 下図 ) を使う ページ設定をクリックすると 教科書で示したダイアログボックスが現れる その使い方に違いはない ただし 教科書で説明しているページ設定に関する機能のいくつかは ページレイアウトから直接指定できる 24 文書の印刷 [p.67] 印刷に関しては ファイル印刷を指定する これによりウィンドウの左部分には印刷の設定を行う機能が表示される ( 次頁右上図 右側のアルファベットは説明用 ) これは教科書で述べている印刷のダイアログボックスに相当するが ページ設定の節で説明した機能の一部もここから指定できるようになった 次頁右上図の A にある印刷のボタンをクリックすると実際に印刷が行われる その右の部数のボックスを使えば 同じ文書を複数部印刷することができる B のボックスでは複数のプリンタが利用可能な際に その切り替えを行う プリンタ固有の機能 6

を利用する際には その下のプリンターのプロパティをクリックする C のボックスでは文書の一部を印刷するときに指定する その下のボックスで例えば 3,5 とすると 3 ページと 5 ページだけが 2-5 とすると 2 ページから 5 ページが印刷される D はプリンタに両面印刷機能があるときに その指定を行う E は複数部を印刷する際の順序を指定する F G H はページレイアウトの機能である I のボックスは 1 枚の紙に複数ページを印刷する場合や 拡大 縮小印刷を行うときに用いる ウィンドウの右側半分は 文書が実際に印刷されるときのイメージが表示される これは教科書の次節で説明している印刷プレビューに該当し Word 2010 では独立した印刷プレビュー機能が無くなった 表示倍率を変更したい場合は 右下にあるズームスライダーを用いる 印刷プレビューの節は読み飛ばし ヘッダーとフッターから続けてもらいたい A B C D E F G H I 25 ヘッダーとフッター [p.69] ヘッダーとフッターについては 挿入 ( 下図 ) ヘッダーとフッターのヘッダーまたはフッターをクリックすると 右図のメニューが現れる 教科書で述べている状態にするには このメニュー下方にあるヘッダー ( フッター ) の編集 (E) をクリックすればよい また Word 2010 では ヘッダー ( フッター ) の編集状態で 本文をダブルクリックすれば ヘッダー ( フッター ) の編集状態を終了して通常の状態に戻り 本文の編集が可能となる 逆に ヘッダーやフッター領域をダブルクリックすると ヘッダー ( フッター ) の編集状態になる ヘッダー ( フッター ) の編集画面では リボンにデザインが追加される ( 次頁上図 ) 7

26 27 28 29 30 31 配置の指定を行う際には リボンをホームに切り替えて行う ページ番号を現在のカーソル位置に挿入したいときには デザインヘッダーとフッターにあるページ番号を指定し 現れたメニュー ( 右図 ) で現在の位置 (C) から番号のみを指定すればよい この他にも 様々な形態のページ番号が準備されており 挿入あるいはデザインヘッダーとフッターのヘッダーやフッターにも様々なものがある どのようになるかは 各自で試してもらいたい ( 文書全体の ) ページ数の挿入を直接行う機能は無くなった ページ番号の書式設定に関しても ページ番号で現れるメニュー ( 右上図 ) から ページ番号の書式設定 (F)... を指定すれば 従来と同様のダイアログボックスが現れる 日付や時刻の挿入はデザイン挿入日付と時刻を使う ( 時刻を挿入したい場合は 表示されるダイアログボックスでカレンダーの種類 (C) のボックスを西暦にすると現れる ) ファイル名の挿入などはデザイン挿入クイックパーツ フィールド (F)... で表示されるダイアログボックスを利用する ( 詳細は省略 ) ヘッダーやフッターに関係するページ設定などはデザインから直接作業が行える 32 文字書式の細かい設定 [p.72] このダイアログボックスを表示するには ホームフォント をクリックする 33 34 段落書式のその他の設定 [p.72] このダイアログボックスは ホーム段落をクリックする p.74 最上段の練習問題で 展示品 の文字列の位置を下げても行間に変化はないとしているが docx 形式の文書では 文字列の位置に応じて行間が変化するようになった 35 文書の分割 [p.74] ウィンドウの分割は 表示ウィンドウ分割を用いる 36 その他のヒント [p.74] ユーザー設定に関しては ツールバーからリボンに替わったため こうした処理は必要ない 8

ここからは第 5 章の説明を行う 37 第 5 章を行う際には ルーラー及び編集記号を表示しておかないと分かりにくいので 4 頁 8 及び 14を参照して これらが表示されるようにしておく また docx 形式とそれ以前では箇条書きと段落番号の扱いが若干異なる ここでは docx 形式を前提にしているので 第 4 章と同様 kadai2 は docx 形式で文書を保存しておく 38 タブ [p.77] ヘッダー フッターにおけるタブ[p.80] ヘッダーとフッターを含め 基本的な操作法に違いはない タブとリーダーのダイアログボックスを表示させるには 段落のダイアログボックスを表示させた上で ( ホーム段落 ) ダイアログボックス左下にあるタブ設定 (T) のボタンをクリックする もう一つの方法として ルーラー上の下側部分をダブルクリックするという方法もある もっとも 何もないところでこれを行うと新たなタブ設定が行われてしまうので ルーラー上の既に存在するタブ設定をダブルクリックするのがよいだろう こうすれば新たなタブ設定は行われない 39 インデント [p.80] インデントボタンはホーム段落にある 40 箇条書きと段落番号 [p.82] 箇条書きと段落番号については異なる部分が多いので とりあえずこのプリントを読み進めてもらいたい なお ここでは docx 形式の文書を前提にして書かれている点に注意 Word には箇条書き等の機能があり これにはタブやインデントの機能が使われている 箇条書きの文章を作成するには 予め文章部分だけ入力しておき ( この段階では といった先頭に付ける記号を入れる必要はない ) 箇条書きの設定を行いたい段落を指定した上で ホーム段落にある箇条書 きのボタン右側にある の部分をクリックする これで右のメニューが現れる ( 上段の最近使用した行頭文字の部分は 新規に利用する場合は表示されない ) この中から行頭文字として利用したい記号をクリックすればよい これで指定された段落の各 1 行目の先頭には行頭文字が付き インデントなどの設定もなされる なお 箇条書きボタンの部分をクリックすると 既に箇条書きの設定されている段落に対して行った場合は その箇条書きの設定が解除され 箇条書きの設定がなされていない段落の場合は 直近に利用した箇条書きの設定が適用される いくつかの段落について 箇条書きの設定を行ってみよ 右上図のメニューにある行頭文字以外を利用したい場合は このメニュー一番下にある新しい行頭文字の定義 (D) の部分をクリックする その結果 次頁右上に示すダイアログボ 9

ックスが現れるので 記号 (S) や図 (P) のボタンをクリックして現れるダイアログボックスから選べばよい 配置 (M) のボックスでは 左揃え 中央揃え 右揃えの選択が可能となっている これは 文書左側の余白の位置 ( インデントの設定を行っていない段落で文字列が配置される左側のライン ) を基準として 行頭文字の位置を設定するものである 箇条書き ( 次に説明する段落番号も同様 ) の設定を行うと インデントの設定が行われ 段落本文の左側が揃っている 行頭文字の直後にはタブ記号のような記号が表示されるが ( 編集記号が表示されるようになっていないと 何を言っているか分からなくなるので 編集記号は表示させておけ ) これはタブ記号ではない ( 何を意味する記号かは不明だが 少なくともタブ設定を行っても効果はない なお 2003 までは行頭文字等の直後にタブ記号が挿入され タブ設定も行われていた ) 箇条書き等の設定を行った段落の本文 1 行目の開始位置を操作したい場合は 空白を挿入するか 新たにタブ記号を挿入し タブの設定を行う必要がある ただし 単純に本文 1 行目の開始位置にカーソルを移動し Tab キーを押すと その段落が右側にインデントし 箇条書きの記号が替わった (p.81 の下段で述べたインデントボタンをクリックしても 同様の結果となる ) タブ記号を挿入するには Ctrl+Tab とすれば実現出来る これらも実際に行ってみよ 最後には全ての箇条書きの設定を解除せよ 段落番号の指定も 段落番号のボタン右側にある ボタンをクリックする これにより 右図左に示すメニューが現れる この中から 利用したいものを選ぶ 漢数字など ここに現れていないものを利用したい場合には 下段にある新しい番号書式の定義 (D) をクリックすれば 右図右上のダイアログボックスが現れるので 番号の種類 (N) のボックスを使えばよい 3 から始めるなど段落番号を振り直す場合には右図右下のダイアログボックスを表示させて行うのだが これにはちょっと注意が必要である 右図左のメニュー下段にある番号の設定 (V) を指定すれば表示されるのだが 段落番号を新たに設定しようとする段階では この部分がグレーで表示され 指定することができない 一度 段落番号の設定を行ってから 再度 このメニューを表示させる必要がある その際 段落番号の振り直しを行いたい段落を指定した状態でもよいが 段落番号の振り直しを 10

41 42 行いたい先頭の段落にカーソルがあるだけでもよい 段落番号についても設定を行ってみよ その際 新しい番号書式の定義を用いた漢数字などの利用 段落番号の設定なども行ってみること ここでは設定を行ったままの状態で練習を終了してよい ここから教科書に戻る p.83 下から 8 行目 箇条書きや の部分から読み進めてもらいたい p.84 5 行目から始まる段落は 段落番号ボタン及び箇条書きボタンの説明であるが これは既に行っているので この段落 (3 行分 ) は読み飛ばしてよい ( その下の練習問題は行うこと ) Word 2010 の場合 1. あるいは * ( は空白を意味する( タブ記号でも良い ) 文字は空白も含め 半角でも全角でもどちらでも良い ) と打ち込み その後に文字を打ち込むと段落番号あるいは箇条書きの設定が自動的に行われる ただし 箇条書きで使われる記号は 9 頁右下で示すメニューにある文書の行頭文字で示されているものが使われる 続く練習問題では. の後ろに空白 ( 全角でも半角でも良い ) を付け加えて行う 43 グリッド線 [p.84] タブやインデントの設定をルーラー上で行う際 その位置は一定の間隔を置いてしか設定できない ( もうちょっとだけ右にずらしたいなどが実現できない ) これを実現する方法として教科書ではグリッド線の設定を変更するということを行っているが Word 2010 では効果がない ( 実現できなくなった ) この節はグリッド線についての説明なので読み飛ばしてよい ただし タブやインデントの設定を細かく制御するには以下の方法がある 一つは タブの場合はタブとリーダーのダイアログボックスにおけるタブ位置 (T) のボックス インデントの場合は段落のダイアログボックスにおけるインデントの左 (L) 及び右 (R) のボックスに直接数値を打ち込むことによって行う これらのボックスは 直接数値を打ち込むことによって小数点以下 2 桁までの指定ができる もう一つの方法は Alt キーを押しながらルーラー上のインデントマーカーやタブ設定をドラッグするという方法である 一般的な利用ではこちらの方が使いやすいだろう (Word 2003 でも利用可 すいません この方法は教科書執筆時点では知りませんでした ) また p.81 の下段の練習問題では 1 行目のインデントマーカーを 1 文字分 右にドラッグするということを行ったが 段落のダイアログボックスでインデントの左 (L) のボックスの値を 1 にすれば ちょうど 1 文字分となる 1 行目と 2 行目以降のインデントを異なる設定としたい時には 最初の行 (S) 及び幅 (W) のボックスを利用する なお ページレイアウト段落でもインデントの設定が可能であるが 1 2 行目の異なる設定はできない これらについて kadai2 の 1 ページ及び 2 ページを使って様々な設定を試してみてもらいたい 改行 [p.85] 特に変更はないので 教科書をそのまま読み進めてもらいたい 11

44 表の作成 [p.86] 最初の練習問題を行い ( 保存は docx 形式 ) まずはこのプリントに沿って説明を読みながら作業を行う 表を挿入するには 挿入表をクリックする ( この場合は の部分をクリックしようが の部分をクリックしようが どちらでも差がない ) これにより右に示すものが表示される このマス目部分にマウスポインタを移動すると 左上からマウスポインタの位置までに色が付き 挿入する表の大きさが指定できる 適当なところでクリックすれば その大きさの表がカーソル位置に挿入される 今行っている例では 4 3 の表が必要であるが 練習として後から 1 行追加するので この段階では 3 3 の表を作成せよ 表を作成すると 下に示すデザイン ( 上 2 つ ) 及びレイアウト ( 下 2 つ ) というリボンが 表のためのツールということで追加される このリボンは 表の中にカーソルがある時にだけ表示される 45 これで 教科書 p.86 中段にある図と同じものが作成できた その下 この各マス 以降 p.88 の終わりまでには特に変更がないので 教科書に沿って読み進め 同時に作業を行ってもらいたい その際 p.87 で列幅の設定を行うが この幅が狭すぎると後の作業がうまくいかない場合があるので 列幅は余裕を持った設定 ( 各マス 5 文字程度の余白がある状態 ) にしておくとよいだろう p.88 では中央揃えを行うが これはホーム段落のボタンで実現する ( レイアウトを利用 12

46 47 48 49 50 する方法もあるが それは後で解説する ) 罫線については 罫線ツールバーは無くなり デザインを利用するようになった ( 一部機能はレイアウト ) 罫線ボタンと罫線削除ボタンがそれぞれデザイン罫線の作成に罫線を引くと罫線の削除というより分かりやすい名称で存在する ( ボタンの形状も変わった ) またその機能を有効にするかどうか ( ボタンが押されているかどうか ) は赤く表示されるようになった このような相違はあるが機能に違いはないので 教科書に沿って進めればよい この段落の作業が終わってから 罫線を消すという作業も練習してみるとよいだろう ( 罫線の削除は後で行う ) ただし 罫線を消しても画面上では点線が表示されるかもしれない この点線はグリッド線と呼ばれるもので (11 頁で説明したものとは別物 ) レイアウト表にあるグリッド線の表示が赤くなっている つまりグリッド線を表示するという設定になっていると 罫線を消してもこのようになる レイアウト表グリッド線の表示をクリックし グリッド線の表示を無効にすれば 罫線を消した部分は何も表示されなくなる ( 罫線を消す練習が終わったら 元の罫線に戻しておく ) オート SUM ボタンについては レイアウトデータにある計算式というものを利用する これをクリックすると 右に示すダイアログボックスが表示される 計算式 (F): のボックスには =SUM(ABOVE) と表示されているが これは上段の総和を求めるという意味で このまま OK のボタンをクリックすれば 今の場合は 2 列目の 2 行目と 3 行目の和が表示される なお この計算式の機能については 従来に比べ Excel の機能と近いものになったが ここで詳細は説明しない 列の幅や行の高さを揃えるボタンは レイアウトセルのサイズに存在する 表全体を選択するには ドラッグにより表全体を範囲指定するか ( 教科書で述べているように 表右外側にある段落記号も含めて範囲指定する必要がある ) レイアウト表選択をクリックし 現れたメニューで表全体の選択 (T) を指定すればよい また 表の部分にマウスポインタを移動させると 表の左上にという印が現れる この印をクリックしても 表全体が選択される 表そのものの位置をセンタリングしたい場合には 表全体を選択した上で ( これを行わないとダメ ) ホーム段落をクリックすればよい また 先ほど述べたをドラッグすれば 任意の位置に表を移動できる ただし この方法で任意の位置に表を移動させてしまうと 後の作業がやりにくくなるので ここでは元に戻すの機能を使って元に戻し 中央揃えとしておく ( この辺は第 8 章で取り上げる予定 ) 51 52 53 54 その他の表に関する操作 [p.90] 行や列の挿入に関しては レイアウト行と列に分かりやすいボタンが付いたので これを利用すればよい 削除もその左側にある セルの結合はレイアウト結合に 罫線削除ボタンはデザイン罫線の作成にある セル内の文字列の配置を指定する機能はレイアウト配置にある セルの分割はレイアウト結合セルの分割を利用する 13