< F2D8B5A8F708ED290A E342E31>

Similar documents
所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

<4D F736F F D CA926D95B68F A91CE937393B9957B8CA78EE58AC795948BC72E646F6378>

Q_3 現場代理人の兼務の取扱いは? A_3 下記のケースに該当する場合は現場代理人の兼務を申請することができます ケースⅠ( 次の (1)~(4) をすべて満たす場合 ) (1) 兼務するすべてが福井市発注の工事であること (2) 兼務できる工事は 2 件以内であること ( 近接工事は合わせて 1

建設業法における技術者制度 許可の種類 指定建設業 特定建設業 指定建設業以外 一般建設業 建設業許可工事現場の技術者制度 許可を受けている種類 営業所における専任の技術者の資格要件 元請工事における下請金額合計注 1) 工事現場に置くべき技術者 技術者の資格要件 土木 建築 管 鋼構造物 舗装 電

技術者等及び現場代理人の適正配置について

現場代理人及び配置技術者の取扱いについて 1 現場代理人の兼任について 現在 同一現場の工事など一部の工事間についてのみ現場代理人の兼任を認めておりますが 中津市公共工事請負契約約款第 10 条第 3 項の規定により 工事現場における運営 取締り及び権限の行使に支障がなく かつ 発注者 ( 監督員

現場代理人及び主任技術者等の資格要件について 平成 30 年 9 月 18 日 本市では この度銚子市建設工事請負契約約款 ( 工事約款 ) を一部改正し 現場代理人の常駐義務を緩和する旨の規定 ( 工事約款第 12 条第 4 項 ) を追加しました これを受け 下記のとおり取り扱うこととしますので

現場代理人及び主任(監理)技術者の適正な配置等について

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

工事の定義 1. 工事 建設業法等に定義なし 建設業法における用例 : この法律において 建設工事 とは 土木建築に関する工事で別表第一の上欄に掲げるものをいう ( 建設業法第 2 条第 1 項 ) 出典 意味 広辞苑 明鏡国語辞典 デジタル大辞泉 振動規制法 ( 昭和 51 年法律第 64 号 )

財営第   号

別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

< F2D ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF42082A8>

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

Microsoft Word - 工事現場における施工体制点検マニュアル

<4D F736F F D F92CA926D95B681698E7793B18BAD89BB5F88EA95948F4390B3816A2E646F63>

鳥取県告示第260号

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

なお 受注者から指定した期日までに保険加入を確認できる書類が提出されない場合は 埼玉県流域下水道事業建設工事標準請負契約約款第 7 条の3 第 1 項の規定に違反することとなる旨を併せて通知します 3 発注者が 理由書 ( 一次 ) によっても当該特別の事情を有すると認めないと判断した場合は 受注者

現場代理人の常駐の取扱いについて 第 1 定義等 1 常駐県が現場代理人に求める常駐は工事現場又は工場製作現場への常駐であり 常駐とは 特別な理由がある場合を除き 常に工事又は工場製作の現場に滞在することをいうものとする 工事又は工場製作の現場とは 当該現場の敷地にとどまらず その近傍で直接管理可能

Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

主任技術者は 請け負った建設工事全体の統括的な施工管理を行います 具体的には 施工計画書の作成 工程の管理 品質管理 技術的指導 安全管理等を行います 2 監理技術者発注者から直接受注した建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の合計が 4,000 万円以上 ( 建築一式工事の場合は 6,

目 次 1. 建設業の許可 Q1-1 建設業の 大臣許可 と 都道府県知事許可 とは どう違うのか Q1-2 一般建設業 と 特定建設業 との違いは何か Q1-3 一次下請業者が二次下請業者に発注する額が 3,000 万円を超える場合 一次下請業者も特定建設業 の許可を受けていなければならないか Q

Microsoft Word - QandA-tyougai

法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

PowerPoint プレゼンテーション

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

東京都におけるJCIS(コリンズ)の活用について

PowerPoint プレゼンテーション

2. その他 (1) 現場事務所や工事現場の出入口等の 建退共対象労働者の見やすい場所に 建設業退職金共済制度適用事業主工事現場標識 を貼り付けてください (2) 元請業者においては 下請業者に建退共制度への加入指導に努めるとともに 下請業者の建退共制度の事務処理能力が十分でない場合には 下請業者に

<4D F736F F D2095CA AF88D38E968D808F878EE790BE96F18F912E646F63>

管理技術者の手持ち業務量の制限等の試行について【改正全文】

平成19年  月  日

< F2D FC90B392CA926D81698DEC90AC9399>

第2章 材    料

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

( 別紙 ) 施工体制台帳に係る書類の提出に関する実施要領 1 目的公共の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 及び建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) に基づく適正な施工体制の確保等を図るため 発注者から直接建設を請け負った建設業者は 施工

<4D F736F F D F918D8D87955D89BF978E8E4495FB8EAE955D89BF8AEE8F C195CA8AC888D58C5E816A8CF68D908BA492CA8E968D808F912E646F63>

★130905建設業法 Q&A(改正後全文)

適正化法に係る書類 ( 様式目次 ) 下記書類は( 甲 ) 第 23 号に添付の上提出のこと 名 称 様 式 備 考 頁 請負工事において 元 施工体制台帳 請が下請契約を締結し工事適正化推進要領様式第 1 号た場合に提出する 110 再下請負通知書工事適正化推進要領様式第 2 号 112 施工体系

< AAF95F18C668DDA A819A C8EAE88EA8EAE817A2E786C73>

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

様式第19号

<4D F736F F D208C9A90DD838A E838B96408E9696B18F88979D977697CC816991E F189FC92E8816A2E646F6378>

社会保険等加入及び法定福利費を内訳明示した見積書に関する実態調査について 1. 調査の目的 これまでに実施してきた各施策に関する各建設企業における取組状況および施策の現場への浸透状況等を総合的に把握し 社会保険等未加入対策の目標達成を見据えた加入徹底方策を検討することを目的とする 2. 調査の概要

用地測量 (200 万円未満 ) 用地測量 測量及び補償コンサルタント業務 ( 土地調査 ) 次の事項をすべて満たしていること 宮崎県内に測量法第 55 条に規定する登録を受けた主たる営業所 ( 本店 ) を有していること 宮崎県内に補償コンサルタント登録規程第 2 条第 1 項に規定する土地調査部

<4D F736F F D F E968D8090E096BE82CC837C B4C8F7193E CC93C782DD91D682A62E646F63>

プレゼンテーションタイトル

<955C8E8682A082E A C982C282A282C D332E786477>

恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 恵庭市競争入札参加資格者指名停止措置要領 ( 平成 7 年 4 月 1 日実施 ) の全部を改正する 平成 21 年 1 月 15 日 ( 趣旨 ) 第 1 条市が発注する工事又は製造の請負 物件の購入その他に係る指名競争入札に参加する資格を有する者 ( 以

特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

2 採用する受注者選定方式の検討について廃棄物処理施設整備事業で一般的に採用されている受注者選定方式は表 -2のとおりです 受注者選定方式の検討に際しての論点を下記に整理しましたので 採用する受注者選定方式について審議をお願いいたします 本施設に求められる5つの整備基本方針に合致した施設の整備運営に

<342D342D328E7B8D4891CC90A E837C E786C73>

2 入札方法等 ⑴ 入札参加者は, 原則として, 書面により入札を行うものとする ただし, 町長が特に認める場合は, 海田町電子入札実施要綱 ( 平成 25 年海田町告示第 44 号 ) に規定する電子入札システムを使用して行うものとする ⑵ ⑴の書面による入札を行う者は, 指定した入札日時までに入

社会体育施設整備事業 ( 仮称 ) 新市民センター整備工事 ( 武道館解体工事 ) に係る 入札参加資格について 次のとおりお知らせしますので 入札参加希望者は申請してく ださい なお この工事の入札は電子入札による条件付一般競争入札とします 平成 31 年 4 月 3 日 綾部市長山崎善也 1 工

別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程計画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

有資格者一覧表 ( 全 107 種類 ) 資格名称技術 ( 専門 ) 部門二次試験の選択科目資格名称技術 ( 専門 ) 部門二次試験の選択科目 測量士 河川砂防及び海岸 海洋 測量士補 港湾及び空港 1 級建築士 電力土木 2 級建築士 道路 構造設計 1 級建築士 鉄道 設備設計 1 級建築士 上

< F2D D8791CC817995D28F578CE B38CEB94BD8966>

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF ED089EF95DB8CAF91CE8DF481698BC68A458CFC82AF816A2E >

<4D F736F F D2093B998488E7B90DD8AEE967B B835E8DEC90AC977697CC2E646F63>


< F2D A7926E8AEE8F8095D2967B95B C52E6A74>

<4D F736F F D ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF4834B E342E31816A>

< F2D A982E CA817A975C8E5A8C888E5A>

業界で躍進する 工事現場 の 要 登録基幹 技能者 登録基幹技能者制度推進協議会 一財 建設業振興基金

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

2012.indb

2. 提出資料一覧表 落札予定者に求める提出資料は 要請書に示す調査区分 ( 基本調査または重点調査 ) に応じて下表に を付している内容とする なお 調査区分が 基本調査 の場合は 3 頁 ~4 頁に基づき作成すること 調査区分が 重点調査 の場合は 5 頁 ~7 頁に基づき作成すること 様式番号

監督職員用 社会保険等未加入対応マニュアル 1 目的これまで県土整備部においては 県営建設工事入札参加資格審査における社会保険等未加入業者の排除や 建設業許可申請時等における加入指導等の社会保険等加入促進に向けた取組を行ってきたところであるが 国の直轄工事においては 平成 29 年度からすべての下請

工事名 : 工事工事番号 : 第 - 号工事場所 : 市 町 工事落札者決定基準 落札者決定基準 高度技術提案型 (PC 橋 ) 農林部 分類 評価 ( 審査 ) 項目 評価 ( 審査 ) 内容 評価 ( 審査 ) 基準 配点 技 術 提 案 書 技術提案に係る項目 総合的なコストの縮減に関する項目

解体工事に要する費用等に関する書面

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

第1章 開発許可制度の概要

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

台東区希望型指名競争入札実施要綱 平成 1 7 年 7 月 1 日 17 台総経第 208 号 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 台東区が発注する建設工事等における希望型指名競争入札の実施に関し 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16

利用目的と共同利用

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

3. 現地工事実施にかかる許認可業務対象国にて現地工事を実施する場合 現地工事の対象となる土地の所有者の確認 使用の許可や現地工事を管轄する省庁からの許認可の必要の有無を受注者が必ず確認してください 許認可や利用許諾等が必要な場合は それらを取得してから下請負先と契約締結し 現地工事の発注を行うよう

Microsoft Word - 13.業者用解説書.doc

<4D F736F F D2091C58D8782B995EB82CC8EE688B582A282C982C282A282C45F89FC92E8816A E646F63>

< F2D8EE88E9D82BF8BC696B197CA82CC90A78CC CC8E8E8D73>

(4) 業務履行体制計画書 (5) 手持ち業務の状況及び従事技術者 ( 様式第 2 号 ) (6) 配置予定技術者名簿 ( 様式第 3 号 ) (7) 技術者の専任配置誓約書 ( 様式第 4 号 ) (8) 照査技術者名簿 ( 様式第 5 号 ) (9) 手持機械の状況 ( 測量 に限る )( 様式

神戸市 2018/4/1 認定長期優良住宅に対する固定資産税の減額措置 通常の住宅と比べて特に長期にわたり良好な状態で使用できる構造や設備を備えている として市の認定を受けた住宅 ( 認定長期優良住宅 ) について 必要書類を添付して住宅所 在地の各区の市税事務所へ申告すれば 固定資産税が減額されま


Transcription:

建設業法等における技術者制度に係る Q&A 建設業法における技術者の配置等について 本県に寄せられた質問のうち参考になると思料されるものについて Q&Aとしてとりまとめたので 参考にしてください なお 建設業法第 26 条において規定される 工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる技術者の配置等については 監理技術者制度運用マニュアル ( 平成 16 年 3 月 1 日国総建第 315 号 以下 技術者制度運用マニュアル という ) 等において その運用が通知されておりますので 基本的な制度の概要等については 同マニュアル及び 建設業法に基づく適正な施工体制についてQ&A ( 国土交通省中国地方整備局建政部計画 建設産業課 ) を参照してください Q1 経営業務管理責任者が 現場の主任技術者になることができるか A1 建設業に係る資金の調達 資材の購入 技術者 労働者の配置 下請負人の選定 下請契約の締結等 本来の経営業務管理責任者の業務に支障のない場合は 経営業務管理責任者が現場の主任技術者になること自体は違法ではない 現場に専任で配置しなければならない主任技術者又は監理技術者についても同様である Q2 経営業務管理責任者は 現場代理人になることができるか A2 上記 A1のとおり 本来の経営業務管理責任者の業務に支障のない場合は 建設業法上 違法とはいえない Q3 営業所の専任技術者は 現場代理人になることができるか A3 できない 専任技術者は その営業所に常勤して 専らその職務に従事することを要する者である 現場代理人の設置については 建設業法で定められたものではなく 契約書において規定されるものであるが 通常 公共工事に係る契約においては 現場代理人は 工事現場に常駐するものと規定されているため 営業所の専任技術者が 現場に常駐することを要求される現場代理人になることはできない - 1 -

Q4 専任技術者が 現場の主任技術者 監理技術者になることができるか A4 営業所における専任の技術者は 営業所に常勤して専らその職務に従事することが求められているが 次のすべての要件を満たす者については 特例的に営業所の専任技術者が 現場の主任技術者 監理技術者になることができる 当該営業所において請負契約が締結された建設工事であること 工事現場の職務に従事しながら実質的に営業所の職務にも従事しうる程度に工事現場と営業所が近接していること 当該営業所との間で常時連絡をとりうる体制にあること 所属建設業者と直接的かつ恒常的な雇用関係にあること 専任性が要求される工事現場の主任技術者 監理技術者でないこと ( 参考 : 技術者制度運用マニュアルの 営業所における専任の技術者と監理技術者等との関係 参照 ) 原則的には 上記のとおりであるが 発注機関によって 取扱いが異なる場合があるので 実際の運用については 各発注機関に確認すること Q5 一括下請に付した場合 ( 民間工事 ) でも主任技術者を配置すべきか ( 質問内容 ) A 社が 民間の発注者から直接 4100 万円の土木工事 ( 建設業法第 26 条第 3 項に規定する公共性を有する工作物に関する重要な工事で政令で定めるものに該当するものとする ) を請負い 事前に書面による発注者の承諾を得て B 社にこの工事を3900 万円で一括下請した場合 A 社は主任技術者を配置しなければならないか また A 社が配置しなければならない技術者は 当該工事に専任でなければならないか A5 A 社は 主任技術者を当該工事現場に専任で配置しなければならない 理由 建設業法第 22 条第 3 項の規定は あらかじめ発注者の書面による承諾を得た場合は 同条第 22 条第 1 項及び2 項に規定する一括下請負の禁止規定を適用しないとしているのみであり 同法第 26 条の規定による技術者の配置の規定が適用されないことにはならないため * なお 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 12 条の規定により 公共工事 ( 国 特殊法人等又は地方公共団体が発注する建設工事をいう ) については 建設業法第 22 条第 3 項の規定は適用されず 一括下請負は 全面的に禁止されている - 2 -

Q6 現場代理人は出向社員でもよいのか A6 契約関係については 公共工事標準請負契約約款第 10 条第 2 項の規定では 現場代理人は この契約の履行に関し 工事現場に常駐し その運営 取締りを行うほか 請負代金額の変更 請負代金の請求及び受領等この契約に基づく乙 ( 受注者 ) の一切の権限を行使することができる こととされており 請負契約の的確な履行を確保するため 請負人の代理人として置かれるものであり 現場代理人の身分等に係る規定はない ただし 発注者としての岡山県のように 直接的かつ恒常的な雇用関係を条件とするなど 発注機関によって取扱いが異なる場合があるので 実際の運用については 各発注機関に確認すること Q7-1 県発注の道路工事 ( 請負金額 6000 万円 下請金額の総額 4000 万円 ) とその道路の下に埋設されている下水道工事 ( 市発注 : 請負金額 500 万円 ) について 市が 県の道路工事を施工している業者と随意契約した場合 技術者は 同一人で差し支えないか Q7-2 また 当該技術者が 県の工事の現場代理人を兼ねている場合 市の工事における現場代理人になることについても 支障はないか A7-1 差し支えない ( 理由 ) 技術者制度運用マニュアル (3(2)) 参照 同一あるいは別々の発注者が 同一の建設業者と締結する契約工期の重複する複数の請負契約に係る工事であって かつ それぞれの工事の対象となる工作物に一体性が認められるもの ( 当初の請負契約以外の請負契約が随意契約により締結される場合に限る ) については 全体の工事を当該建設業者が設置する同一の監理技術者等が掌握し 技術上の管理を行うことが合理的であると考えられることから これら複数の工事を一の工事とみなして 同一の監理技術者等が等が複数の工事全体を管理することができる この場合 これら複数の工事に係る下請契約の合計を4000 万円以上とするときは特定建設業の許可が必要であり 工事現場には監理技術者を設置しなければならない また 当該監理技術者等は これらの工事現場に専任の者でなければならない A7-2 支障はない ( 理由 ) 本来 工作物に一体性が認められるため これら複数の工事を一の工事と見なして 同一の技術者が複数の工事の管理を行っても差し支えないものとしているものであり 当該技術者が県の工事の現場代理人を兼ねている場合 市の工事の現場代理人も当該現場代理人 ( 監理技術者 ) が兼任することが合理的であると考えられるため - 3 -

Q8 近接した工事における主任技術者の配置について ( 質問内容 ) 技術者制度運用マニュアル ( 平成 16 年 3 月 1 日国総建第 315 号 ) 三 (2) においては 密接な関連のある2 以上の工事を同一の建設業者が同一の場所又は近接した場所において施工する場合は 同一の専任の主任技術者がこれらの工事を管理することができる ものとされ 専任の監理技術者には適用されない ものとされている この場合において 監理技術者の設置が義務づけられるか否かについて次のとおり照会する 設問 発注者 ( 甲 ) が 密接な関連のある工事で 近接した場所において施工する工事 ( 道路工事 X: 請負金額 5,000 万円 ) と ( 下水道工事 Y: 請負金額 2,000 万円 ) を元請人 ( 乙 ) に発注した 1 この場合 工事 (X) について合計 1,800 万円の下請契約を締結し 工事 (Y) について合計 1,500 万円の下請契約を締結した 乙は これら2つの工事の配置技術者として 同一の専任の主任技術者 ( 丙 ) を配置すればよいのか 監理技術者を配置すべきなのか 2 工事 Xに係る下請金額の合計が 3,200 万円の場合 工事 Xについては 専任の監理技術者 ( 丙 ) を配置し 工事 Yについては丙とは別の専任でない技術者を配置すればよいと考えるが どうか 発注者 ( 甲 ) ( 工事 X) ( 工事 Y) 5,000 万円 2,000 万円 元請人 ( 乙 ) 1 下請合計 1,800 万円 下請合計 1,500 万円 2 下請合計 3,200 万円 回 答 1 密接な関連のある工事で 工事現場が同一又は近接した場所で施工するものであ っても 2つの工事は別個の工事であり 主任技術者又は監理技術者技術者の配置 に当たっては 各工事ごとに検討されるべきものであるため 同一の主任技術者 ( 丙 ) が 工事 Xと工事 Yの両方の工事の配置技術者になることは差し支えない ちなみに 建設業法に基づく適正な施工体制についてQ&A ( 国土交通省中 - 4 -

国地方整備局計画 建設産業課 )P.8において この場合 発注者から 工事現場に専任の者でなければなりません の段落の記載 ( 複数の工事に係る下請契約の合計が4000 万円以上となる場合は 主任技術者でなく専任の監理技術者を置く必要がある ) は 技術者制度運用マニュアルにおいて記載している 工作物に一体性が認められるもの ( 当初の契約以外の請負契約が随意契約により締結されるもの ) についての説明であるので注意すること 2 お見込みのとおり Q8-2 岡山県発注工事の 近接工事 における現場代理人の配置について ( 質問内容 ) 岡山県発注の工事について 同一工事区域又は近接する工事区域において施工さ れる工事においては 現場代理人を兼務することができるか 回答 岡山県が発注する工事において 諸経費調整の対象となる 近接工事 については 現場代理人を兼任することができる なお 諸経費調整の対象となる 近接工事 は 次の要件を満たすものである 同一の場所又は隣接した区域で施工される工事であって 同一の主任技術 者が一体的な管理を行うことができる工事をいう この場合 特記仕様書に 諸経費調整の記載がなされているので留意すること Q9 道路新設工事 (3 工区 ) のうち 第 1 及び第 3 工区を受注した業者は 同一の主任技術者により 工事監理を行うことができるか 1,3 工区受注 第一工区第二工区第三工区 A9 区間が重複していること等により密接な関連がある工事 又は工作物に一体性があると認められる工事には該当しないものと考えられるため 同一の技術者が管理を行うことはできない - 5 -

Q10 土木及びとび 土工工事業のみの許可を受けている業者が 舗装工事を 受注した場合 当該工事について主任技術者を配置しなければならないか A10 建設工事の施工は その工事現場における技術上の管理をつかさどる主任技術者を欠いて施工することは不可能であり 建設業法第 7 条第 2 号に規定する技術者の水準がいわば最低条件を求めていると考えられること また 同法第 26 条第 1 項では 建設業者は その請け負った建設工事を施工するときは 主任技術者を置かなければならない と規定しており ( 許可を受けた ) 建設業者が請け負った工事については 全て技術者を配置すべきものと解釈するのが妥当であるとの見解もあるため 建設業者が許可を受けていない業種に係る軽微な工事を施工する場合でも 主任技術者を配置することが望ましい Q11 2 棟の共同住宅新築工事 ( 造成工事 道路工事等は含まず 単に 共同住宅を2 棟新築する工事とする ) を1つの契約として受注した場合 1 棟であれば 4000 万円であるが 2 棟になると8000 万円になる場合 配置技術者は専任させなければならないか A11 2 棟の工事現場が同一敷地内又は隣接している場合は 契約が一本になっているので 技術者の専任が必要と考える なお この場合 2 棟の技術者は同一の技術者で差し支えないものである 一方 2 棟の工事現場が離れた場所である場合には 建設業法第 26 条第 3 項の規定が 政令で定めるような重要な工事であるものについては 工事現場毎に 技術者の専任を求めていることに鑑み 技術者の専任は不要と考える Q12 個人住宅に事務所を併設する併用住宅 (1 棟の建築物 ) の新築工事の施工を請け負った場合 事務所部分だけの施工金額であれば約 2000 万円 全体の工事では8000 万円の請負金額になる場合 配置技術者は専任させなければならないか A12 次の2つの条件を共に満たす場合は 戸建て住宅と同様であるものとみなして 配置技術者の専任は不要である ( なお この要件に該当しない場合は 主任技術者又は監理技術者を専任で配置しなければならない ) 1 事務所 ( 非居住部分 ) の床面積が延べ面積の1/2 以下であること 2 請負代金の総額を居住部分と併用部分の面積比に応じて按分して求めた併用部分に相当する請負金額が 7000 万円未満であること なお 併用住宅であるか否かは 建築基準法第 6 条の規定に基づき交付される建築確認済証により判別する また 居住部分と併用部分の面積比は 建築確認済証 - 6 -

と当該確認済証に添附される設計図書により求め これと請負契約書に記載されている請負代金の額を基に 請負代金の総額を居住部分と併用部分の面積比に応じて按分する方法により 併用部分の請負金額を求めることとする Q13 工場製作の期間における技術者の専任性について ( 質問内容 ) A 社が 請負金額 5000 万円の橋梁工事を受注 ( 橋梁の製作 施工まで一括して請け負った場合 ) し 橋梁の工場製作を平成 21 年 3 月 ~10 月まで行い 架設現場での工事を平成 21 年 8 月 ~12 月まで施工する場合 建設業法第 26 条第 1 項又は第 2 項の規定により当該工事現場に配置される主任技術者又は監理技術者は 工場製作過程と架設現場について 同一の者が兼務してよいか H21/3 H21/10 この期間の工場製作技術者兼務は可能か? A13 現場架設 差し支えない H21/8 H21/12 理由 1つの建設工事請負契約に係る工事現場は原則として1つと考えており 上記の例においても 橋梁の製作工場と架設現場を併せて一つの工事現場と考えられるため 工場製作に係る技術者と架設現場における技術者について 同一の者が兼務することができる なお 工場製作のみが行われている期間 ( 上記の図のH21/3~H21/7の間 ) においては 当該期間が設計図書若しくは打合わせ記録等の書面により発注者とA 社の間で明確になっている場合に限り 当該配置技術者の現場への専任は不要である * なお 当該事案については 技術者制度運用マニュアル三 (2) を参照のこと - 7 -

Q14 工場製作現場と他の工事現場における技術者の兼務について 質問内容 :Q14-1 A 社が 発注者 X との間で請負金額 5000 万円の橋梁工事を受注 ( 橋梁の製作 施工まで一括して請け負った場合 ) した 橋梁の工場製作を平成 21 年 3 月 ~10 月まで行い その後 架設現場での工事を平成 21 年 10 月 ~12 月まで施工する場合 当該工事の配置技術者 M は A 社が発注者 Y との間で締結した請負金額 1000 万円の道路改良工事 ( 工期 :H21/4~H21/9) の主任技術者を兼務することができるか H21/3 H21/10 橋梁製作 現場架設工事 道路改良工事 ( 技術者専任不要 ) 配置技術者 M H21/4 H21/9 H21/12 質問内容 :Q14-2 上記の質問で A 社が Y との間で締結した道路改良工事の請負金額が 2500 万円の場合はどうか 橋梁製作 現場架設工事 道路改良工事 ( 技術者専任必要 ) H21/3 H21/10 配置技術者 M H21/4 H21/9 H21/12 回答 :A14-1 橋梁の工場製作のみが行われている期間は 配置技術者 M は 当該橋梁工事への専任配置は不要であるため 他の工事現場の主任技術者となることができる ( ただし 橋梁の工場製作のみが行われている期間が 発注者と建設業者の間で 設計図書もしくは打ち合わせ記録等の書面により明確になっていることが必要である ) 回答 :A14-2 請負代金が 3500 万円以上の道路改良工事は 建設業法第 26 条第 3 項の規定により 技術者の専任配置が必要な工事であるので 道路改良工事の配置技術者は 他の工事の主任技術者を兼務することができない 一方 橋梁工事の配置技術者 M は 橋梁の工場製作のみが行われている期間においては当該橋梁工事に専任で配置される必要はないが 道路改良工事において技術者の専任配置が必要なため 橋梁工事と道路改良工事の主任技術者を兼務することはできない - 8 -