第 学年 組 図画工作科学習指導案

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第 学年 組 図画工作科学習指導案

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

○ ○ 科 学 習 指 導 案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

○年○組 □□科学習指導略案

4 目標及び評価規準 (1) 目標 光源 材料や身近な場所 空間の特徴をもとに 思いついたり つくり方を考えたりして活 動することができる (2) 本題材における [ 共通事項 ] 光と影の効果を試しながら 形や色 奥行きなどの造形的な特徴をとらえ それらをもとに 活動のイメージをもつ (3) 本題

○ ○ 科 学 習 指 導 案

○ ○ 科 学 習 指 導 案

第 学年 図画工作科学習指導案

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 5 学年及び第 6 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にア 感じたこと, 想像したこと, 見たこと, 伝え合いたいことから, 表したいことを見付けて表すこと, 共通事項 イ 形や色などの造形的な特徴を基に, 自分のイメージをもつこと に

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 3 学年及び第 4 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にウ 表したいことに合わせて, 材料や用具の特徴を生かして使うとともに, 表し方を考えて表すこと に重点を置いて設定している 粘土の立ち上がらせ方を工夫し, 切り糸やかきベラなどを用

○ ○ 科 学 習 指 導 案

理解させた上で活動させたい 児童たちの意欲を大事にし 自分の思いが自信を持って伝えられ 鑑 賞することの楽しさを十分味わわせたいと考える また お互いの考えを素直に受け入れられるよう な温かい雰囲気の授業にしていきたい (2) 本題材を指導するにあたって本題材は 絵をよく見て 絵について友だちと話し

< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

2 導入時は題材の最初の時間は15 分以内 その他は5 分以内とし 製作の時間を充分に確保する 3 展開 において プレ題材 を実施し B4の1/4サイズの版木で彫刻刀による彫りやバレンを使った刷りを体験させ 彫刻刀の使い方や安全指導 刷りの際のインクの量やバレンの使い方を指導する 仮説 2 手立て

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

3 年図画工作科実践事例 1. 単元すきな場面を - お話の絵 - ( 日本文教出版 3 4 年上 そのときの気持ちを大切に 関連 ) 2. 指導時期 5 月 3. 目標 読んだり聞いたりしたお話の 好きな場面を想像して絵に表すことを楽しむことができる イメージをふくらませて 想像したことを工夫して

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

仮説 1 導入 の工夫や 展開 において豊富な材料 技法を体験させることにより児童は 感性を働かせ 自ら学ぶことができるであろう 手立て 1 教科書を効果的に活用して 課題をわかりやすくおさえられるように工夫し 興味 関心を高め 児童が活動の見通しをもてるようにする 2 導入は 題材の最初の時間は1

Taro-6学習指導案(事例①小学校

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

<小学校 生活科>

国語科学習指導案様式(案)

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

3 研究課題と研究の手だて (1) 研究課題 音楽から感じ取ったことや表現したい思いを伝え合う活動の充実 研究主題 児童一人ひとりが生き生きと学ぶ授業の創造 ~ 主体的な言語活動の工夫 ~に基づき 児童一人ひとりが楽曲を聴いて 感じ取ったことや表現したい思いを伝え合うことにより 音楽に対する自分の思

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< 復興教育 (3つの教育的価値) との関連 > 1 生命の大切さや心のあり方について いきる 3 価値ある自分 との関わり対話的鑑賞を通して, 自分の思いを表現し開示すること ( 見る, 聞く, 話す ) の喜びを積み重ねていく また, 互いに認め理解し合ったり, アドバイスし合ったりすることで,

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

(2) 題材の系統 1 2 年上 1 2 年下 3 4 年上 3 4 年下 5 6 年上 5 6 年下 A 3 飾るも ひかりの くっつき 光と色の ゆめいろ クルリン 布と枝の 表 のを作る くにのなか マスコッ ファンタジ ランプ 劇場 コンサー 現 工作題材 またち ト ー ( 線が包ん ト

< 児童のアンケートより > 音楽の学習について 好きな領域 鑑賞器楽歌唱 好きな領域 (3) 指導観本題材の流れのように 楽曲に出会う 楽曲を理解する 自分なりに感じる めあてに向かって鑑賞 表現するという一連の活動は 自分の思いと友達の感じ方や思いを共感したり 比較したりすること

指導に当たっては, 作品に対する解釈は開かれていることから, 子供たちがそこから何を感じどのように考えたか, 子供の思いを大切にしたい そのために, 子供が自分の感じたことを進んで話したり, 友達の思いに興味を持って聞いたりできるような雰囲気づくりに努めることが大切である 自分と異なった捉え方や感じ

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

平成21年度 美術科主任研修会

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

題材の目標及び評価規準 題材の目標 多様な方法で模様をつくった紙を友達と交換し, コラージュ ( 貼り絵 ) の技法を用いて表したいことを絵に表すことができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 模様づくりのいろいろ 模様づくりの技法か 色や模様の特徴を生か 紙

保健体育科学習指導案

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

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Taro-【HP用】指導案.jtd

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

Taro-5年研究のまとめ

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

第1学年国語科学習指導案

群教セ I01-08 平 集 特 情緒障害 中学校自閉症 情緒障害特別支援学級における人と関わる意識を高める支援の工夫 自己肯定感を高めるための振り返りと ソーシャルスキルトレーニングを通して 特別研修員田子賢一 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 自閉症 情緒障害特別支援学級の生徒は 社会生活

○数学科 2年 連立方程式

解答類型

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あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

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高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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第14章 キャリア教育

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

分 2 階に移動する 走らない 作品にさわらない ) を伝える 作品を鑑賞する まよっているいる子には この絵はどんな 10 この絵はこんな言葉がぴった 感じがする? などと質問して 興味をもた 分 りかも せる 鑑賞マナーに気を配る 第 1 展示室に集まる 形容詞ゲームの詳しい説明をする 形容詞ゲ

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

きるか, 必要なものを取捨選択したり, 試したり見立てたり工夫したりしながら, 自分が選んだおもちゃや楽器をつくる できたおもちゃや楽器を交流し, 友達とアドバイスしあいながら, 改良したり, 遊び方を工夫したりして, よいものにしようとする おもちゃフェスティバルを開き実際に遊び, みんなが楽しく

題材の目標及び評価規準 題材の目標 段ボールの折り曲げ方や組合せ方を試したり見付けたりして, つくりたいものをつくることができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 段ボールという材料を 段ボールという材料を 段ボールという材料の 互いの表し方のよさや いろいろ

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

Taro-12事例08.jtd

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

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「粘土で作るモンスタ-」指導案19年度

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

第2学年 美術科学習指導案

<小学校 生活科>

児童は, これらの 読みの観点 を使いながら, 物語のしくみや中心人物の心情の変化を捉える経験を積んできている しかし, 作品の価値や作者の思いに気付いたりすることは十分ではない (2) 教材観本単元で取り扱う教材は, 作者である小林豊氏がアフガニスタンを訪問した際の経験を基に書いた三部作の中から教

平成18年5月11日

第2学年1組 図画工作科学習指導案

4 分の3 拍子 ) ア(123) 終わりの部分 ( コーダ ) という三部形式である アの3つの旋律は, ホルンが中心となって奏でられており, 全体的に華やかな印象である また, イでは, 弦楽器が中心となって, 主な旋律が繰り返し演奏されており, 繰り返されながら楽器が増えていくことで, 重厚で

社会科学習指導案

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第1学年国語科学習指導案

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

Transcription:

第 6 学年図画工作科学習指導案 題材名 名画の中のわたし ( 絵に表す ) 本題材の指導にあたって このような題材で 本題材のねらいは, 名画のよさや美しさに関心をもち, 自分なりの感じ方や見方で名画を鑑賞し, 名画を模写しものの中に自分自身を名画との関わりを考えた上で表現するものである 題材開発にあたっては, 子どもたちに関心があり, 自分自身が入り込みたくなるような名画を探した 教師が名画に入り込んだ参考作品をつくった 名画を模写するときの, 線描や彩色の工夫を資料化した 主な指導の内容は, 次の通りである 名画に親しみを感じ関心をもった名画を模写し, それに自分自身をかき込んだ作品をつくる意欲をもつこと 名画の中に, 自分がどのように入り込むかを考え, 作品づくりの見通しをもつこと 水彩絵の具の特性を生かして, 彩色方法や筆づかいを工夫しながら, 表現すること 名画の背景に興味をもち, そのよさや美しさを味わいながら, 友達の作品のよさに気づくようにすること このような子どもだから 興味 関心昨年の 6 年生が取り組んだ 名画を描こう の掲示作品をみて, 自分たちもやってみたいという思いを強くもっている ただ, 人物画や作品の模写などの経験はない よさと可能性 1 学期に わたしの町 をドライポイントで表現している そのとき, 遠近のある風景を根気強く細部にわたって表現することができた 模写は初めてであるが, 名画の表現方法の解明から, それに基づく表現まで意欲的に取り組むことが期待できる 課題点絵の具による表現技法が十分に使いこなせていない子がいる 思いにあった表現技法の習得に対する支援が必要である このような展開で このような子どもに 名画に対する自分なりの解釈をもち, その名画を模写し, それに自分自身をかき込んだ作品をつくる意欲をもつ 活動の振り返りを図工ノートに記録しながら, 構想を深めていくことができる 自分の思いに合わせて, 彩色方法や筆づかいを工夫しながら表現する 名画に興味をもち, そのよさや美しさを味わいながら, 友達の作品のよさに気づく 本題材の価値は, 次の 3 点である 好みや行動などに個性的な面が育ってくるこの時期に, 様々な名画にふれ, 自分が好きな名画を模写できること 作者の思いを想像しながら, 自分なりの解釈で名画を鑑賞し, その中に自分自身を表現できること 彩絵の具による彩色の技法や筆づかいの方法を組み合わせて, 新たな方法を考えながら表現できること 教科書との関連においては,6 年生図画工作科下巻の 教科書美術館 ( 鑑賞 ) があり, 作者の意図を作品から解釈しようとする点において本題材との関連がある また教科書裏表紙の アートであそぶ には, ゴッホの絵を立体にした作品に入って遊ぶ子どもたちの写真も本題材の参考となる (1) 鑑賞活動 主題をもつ (2) 鑑賞活動 主題を明確にする (3) 鑑賞活動 主題を表現する (4) 鑑賞活動 よさを認め合う 絵の中に入ってみたくなるような名画と 教師が名画の中に入った資料を提示する 自分のラフスケッチを名画に重ねて どの位置にどのようなポーズで入り込むかということを確かめ合う交流活動を設定する 彩色の技法 筆づかいの技法の資料提示をする 彩色技法を確かめ合う交流活動を設定する 作品のよさを交流し合う鑑賞会を設定する 作品紹介カードと鑑賞カードを活用する

随時受 着発想 構想指導計画 ( 全 9 時間 ) 学習過程 時間目鑑賞活動主な学習活動と内容展開の工夫感 1鑑賞活動もつ 1 題材に出会い, 活動への関心や意欲を高めながら, 自分の主題を 子どもたちの発言を内容によって分類して板書することで, 作品には様々 主題をもつ ための な鑑賞の観点があることに気づくようにする 想鑑賞活動 模写する名画を選び, 自分がどのように入り込んでいくのかテ 名画を模写することの楽しさとその手順を説明し, 活動への関心を高める 名画の鑑賞 ーマを考えよう あらかじめ隠しておいた教師が入り込んだ部分を見せ, その作品のおもし 教師作品の鑑賞 名画をプロジェクターでみながら, 作者が表現したいことにつ ろいところを見つけるようにする いて話し合う 名画の中に教師が入り込んだ作品をみて, そのおもしろさにつ 名画をさがす期間を設け, 自分でさがすことや決めることができない子に いて話し合う は, 個別に相談に乗るようにする 福岡市美術館で自分が気に入った作品を見付けた場合は, その作品のレプ 福岡市美術館での作品鑑賞をしたり, 先生が提示した様々な名 リカを取り寄せるようにする 画の資料を鑑賞したりすることで, 自分が入り込んでみたい名画 を決める 名画を選び, 自分がその作品にどのように入り込んでいくのか テーマを考える 鑑賞活動 2 名画の中に, 自分がどのように入り込むかを考える 名画の表現していることと, 自分がその名画にどのように関わっているか 主題を明確にする 2名画の中に自分がどのように入り込むか, 友達の考えを参考にのよさに気づくようにする を言葉で書くようにする ための鑑賞活動 しながら考えよう 名画のコピーをとり, その上に自分の姿のラフスケッチを重ねながら考え 友達の活動の交流 自分の姿のラフスケッチを使い, 名画の上に重ねて, どの位置 るようにする にどのようなポーズで入り込むかを考える 友達の活動を交流することで, 友達の名画への関わり方や自分の姿の表現 入り込み方について交流活動を行い, 友達の考えを参考にす る 3 作品づくりの計画を立てる アイデアスケッチに作品の場面構成を表し, 表現活動の配時計 アイデアスケッチに自分の主題を整理しながら表現したり, 配時計画を立 てたりすることで, 自分の主題を明確なものにする 画を立てる

456789賞現3 鑑賞活動 4 線描をする 主題を表現する ための鑑賞活動 彩色技法の交流表名画を模写し, 自分を入り込ませよう 名画を模写し, その中に自分を入り込ませる 5 彩色をする 彩色方法を確かめながら, 自分が入った名画をかこう 元絵の彩色方法を確かめる 水彩絵の具の基本的な使い方を確認し, その特性を生かして, 元絵の色を表す方法を試してみる 彩色方法の技法を交流し合う 名画の主要な線から鉛筆で模写していくようにする 人物画では, 表情の模写を正確にできるように支援する 試しの紙に色を付け, 元絵を比べるようにする 筆づかいの技法の資料を提示し, 元絵の筆のタッチを再現できるようにする 試しの色, 試しの筆づかいをファイルし, 彩色するときの資料として活用できるようにする 彩色の技法を交流することで, 自分と似た技法の友達と彩色方法について, 彩色方法を工夫しながら, 元絵の色に近い色で名画を表してい 情報交換の場をもつ く 彩色方法の技法ファイルを参考にしながら, 表すようにする 元絵の彩色方法を生かして彩色し 名画の中に自分を入り込ま 名画の中に入り込んだ自分を彩色するにあたって 試しの紙に色を付け せていく 元絵と比べながら彩色し 名画に入り込ませるようにする 友達の作品のよさを鑑賞し, それを自分の作品に生かしたり, 自分の活動を見直したりする 鑑賞活動 6 最後の一筆をかき入れ, 作品を完成させる 最後の一筆の理由と, それをどのようにかき入れるか説明できるようにす 鑑 よさを認め合う 最後の一筆をかき入れて, 作品の鑑賞会を行おう る ための鑑賞活動 絵の中で一番大切な部分を最後にかき入れる 7 鑑賞会を行い, 自分や友達の作品のよさを交流し合う 自分の作品の主題や表現の工夫, 最後の一筆について発表する 友達の説明を聞き, 作品のよさを鑑賞カードに書いて渡す 友達の絵の説明を静かに聞き, よさを見つけて, 鑑賞カードに書くように する

第 6 学年画工作科学習指導案 (9/9) 本時公開授業 Ⅰ 場所 :6 年教室本時の目標 最後の一筆をかき入れて作品を完成させ, 作品鑑賞会で作品のよさを確かめあることができる 授業仮説 作品のよさを紹介し合うことで, 互いのよさに気付きながら, 完成の喜びを味わうことができるであろう 準備 ( 児童 ) 絵の具道具, 図工ノート ( 教師 ) 作品カード, 鑑賞カード, 絵の具道具, 試し紙本時展開 主な学習活動と内容 教師の支援 1 本時のめあてを知る 最後の一筆をかき入れて, 作品の鑑賞会を行おう 最後の一筆の理由と, それをどのようにかき入れるかを事前に作品カードに書いておき, それを説明する練習をしておくようにする 2 最後の一筆をかき入れ, 作品を完成させる 絵の中で一番大切な部分を最後にかき入れる あらかじめ考えておいた最後の一筆の部分に色をつける 10 分間程度で仕上がるぐらいの部分を残しておくようにする 彩色するときには, 色づくりを確かめるための紙を配布する 鑑賞活動 よさを認め合う ための鑑賞活動 3 鑑賞会を行い, 自分や友達の作品のよさを交流し合う 自分の作品の主題や表現の工夫, 最後の一筆について発表する 友達の絵の説明を静かに聞き, よさを見つけて, 鑑賞カードに書くようにする 友達の説明を聞き, 作品のよさを鑑賞カードに書いて渡す 鑑賞活動 よさを認め合う 1 最後の一筆の説明 2 模写の工夫と本人が入り込んでいる面白さ 4 本時学習のまとめをする 本題材の活動の反省をする 図工ノートに自分が記録したことを見ながら, これまでの活動を振り返るようにする

図工ノート 名画の中のわたし 小学校年組名前 題材名 自分の思い ( 表したいこと ) イメージスケッチ 題名 ( 作品ができあがってから少し変えていいです ) 4 ( とてもよく表せた ) 3 ( まあまあ表せた ) 2 ( すこし表せなかった ) 1 ( 表せなかった )

時活動したこと ( 言葉 絵 写真など ) ふりかえり先生から 3 4 表現 Ⅰ 5 6 表現 Ⅱ 7 8 表現 Ⅲ 鑑賞会発表したいこと最後の一筆について 鑑賞会の写真 自分の入りこみ方や色で工夫したこと 4 ( とてもよく表せた ) 3 ( まあまあ表せた ) 2 ( すこし表せなかった ) 1 ( 表せなかった )