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まったり お互いに流されてしまい ルールを守れないこともある 修学旅行を控えたこの時期に 法やきまりの遵守 について学習し きまりの意義や守る意味を学習させることは 集団生活の中でルールを守る大切さに気付かせ 修学旅行でのルール決定などに対して意欲的に臨ませる事につながると考える (3) 資料の特質

Microsoft Word - 社会科

美術科指導案

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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生徒自身, 思いやりをもった行動ができたと感じていても, 相手の立場に立った行動になっていないこともあるこのキャストの心情を考えることで, 相手の気持ちや立場に共感し, 相手のことを考えた上でキャストがとった思いやりある行動, 親切な行為を学ばせたい (4) 生徒の実態と関わらせた指導の方策 ( 指

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(1) 道徳学習指導案と総括 第 5 6 学年道徳学習指導案 平成 26 年 11 月 28 日 ( 金 ) 5 年 2 名 ( 男子 1 名 女子 1 名 ) 6 年 2 名 ( 男子 0 名 女子 2 名 ) 授業者渡辺昌幸 1. 主題名きまりに厳しく 高 4-(1) 2. ねらい法やきまりの意

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

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第4章 道徳

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

第○学年 ○○科指導計画

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 1 単元名生涯を通じる健康 ( 現代保健体育 大修館書店 ) 期日平成 23 年 10 月 19 日 ( 水 ) 第 5 校時場所県立宇土高等学校 2 年 2 組教室指導者教諭横田大典 2 単元について (1) 単元観本単元は 生涯の各段階において健康にかか

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

道徳学習指導案

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

解答類型

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

[ⅱ] その時の気持ちを教えてください 悔しい ばれない 先生に見つかったらやばい とてもいやな気持ち 不安 焦り これくらい破ってもいいかな 怒られるのがいや 2 あなたは今までに 誘惑に負けそうになりながらもルールやきまりを守ることができたことはありますか [ⅰ] どんな状況でしたか 友達にいけ

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

勝ちにこだわるあまり, 他人の気持ちを考えない言動をする生徒がいたため, 全体指導を行った経緯もある 以上の事から, 中学校生活で様々な活動に一生懸命に取り組む中で, 思うようにいかず, 悔しい思いをする経験をした生徒が多いことがわかる 本学級の生徒がこの経験を生かし, さらに成長するためには, 悔

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

自己紹介をしよう

北野中学校 30 周年第 1 学年共通道徳学習指導案 人はなぜ働くのか. 日 時 平成 18 年 11 月 24 日 生 徒 札幌市立北野中学校第 1 学年 指導者 教諭 筒井 久保村 石塚 川村 1. 主題名 人はなぜ働くのか 4-(5) 勤労と奉仕の精神 2. 主題設定の理由 人のためにならない

5 指導の構想 H 1 8 年度中学校家庭科課題研修講座テーマ ~ 進んで生活を工夫 創造する能力と態度を育てる家庭科の授業改善 ~ 生活の自立と衣食住 の学習内容は 生徒の興味 関心も高く 学習したことがすぐに 生活に生かすことができる しかし 家族と家庭生活 の内容の中でも特に 幼児とのかかわり

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

Microsoft Word - 0表紙みどり1.doc

第3学年 総合的な学習の時間 学習指導案

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

第1学年5組 道徳学習指導案

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

<小学校 生活科>

なぜ マナーを守らなければならないと思いますか 周りの人に迷惑をかけないため 25 社会で通用しないから 3 他人に不快な思いをさせないため 12 常識だから 3 社会が成り立たないから 6 お互いが気持ちよくなるため 3 事件や事故にあわないため 6 わからない 24 恥をかくから 6 きまりだか

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

いとする価値 生命の尊さ と自己の生き方との関わりについて, さらに考えを深める時間としたい これは, 内容項目 生命の尊さを知り, 生命あるものを大切にすること に関する学習を道徳の時間を要にし, 関連する各教科 領域または日常生活と組み合わせて作成したものである 導入では, 生命に関する価値を確

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中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

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20情報【授業】

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

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(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

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4 題材の目標 (1) 歌詞の内容や曲想に関心をもち 音楽表現を工夫して歌う学習に主体的に取り組む ( 音楽への関心 意欲 態度 ) (2) 声部の役割や全体の響きを感じ取って音楽表現を工夫し どのように合わせて歌うかについて思いや意図をもっている ( 音楽表現の創意工夫 ) (3) 歌詞の内容や曲

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

ここからは保護者の方がお答えください なお 鍵については お子さんがつけた1から 23 の番号でお書きください 5 生きていく世界を開いていく鍵 の中で どの 鍵 について 学校で特に力を入れて指導してほしいですか 理 由も一緒にお書きください 複数回答可 6 生きていく世界を開いていく鍵 の中で

この時期の児童は 自己主張が強くなりがちである 友だちと意見がくい違うと 一方的に自分の意見が正しいと信じ込み 相手の立場や気持ちを受け入れようとしない場面が多々ある しかし 時間がたつと冷静に判断でき どうすべきなのかわかるときもある そこで 自分と異なる意見にも耳を傾け 相手の立場や気持ちを認め

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む


案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

Microsoft Word - 24授業実践.docx

から 自分はよいと思っていても, 相手は迷惑がっているかもしれないから 自分がいらいらしている時などは思いやりを忘れてしまうから 相手のことを思っても, どうしたらよいか分からないことがあるから などがあったこれらの結果から, 多くの児童が思いやりの心で人に接することは大切であるが, 相手との人間関

りを守っていないから 6 名, 自分も他の人も困るから みんなと楽しく過ごすことが大切だと思うから 各 4 名, 悪いことをしていると思うから 3 名であり, 比較的高い価値観で判断している その一方で, イ ~ オを選択した児童の多くが自分にとって都合がよいからやいじめられるから, または自分の楽

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

Taro-【HP用】指導案.jtd

人権教育の推進のためのイメージ図

5 題材の目標 生涯発達の視点から各ライフステージの特徴 課題について理解す 青年期の自立について考え, 男女の協力などについて考え 結婚 家族 家庭の意義や機能などについて理解し, 自の問題として考え 6 題材の評価規準関心 意欲 態度 思考 判断 表現 技能 知識 理解 自自身のことや, 自らし

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質問項目とてもそう思うまあまあそう思うあまり思わないそう思わない 欲しいもの と 必要なもの の区別ができる インターネットによる販売を利用している レシートは必ずもらって持ち帰る 家族に購入した商品について報告する (4)

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

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Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

3 指導方針 本主題は, 愛校心である 自分たちの学校のためにできることをしたい 自分たちの学校をよりよくしていきたい という気持ちを育てることや, よりよい玉諸小学校にするために自分たちに何ができるか ということを考えさせ, そのような態度を育てることが大切である 導入では, これまでの学校行事を

< 心の中でおうえんしながらそっと見守ったぼく > ぼくの状況 家に用事があったけれど じっとおばあさんを見ていた < 最初に声をかけたぼく > ぼくの状況 お母さんのお手伝いをする約束を果たすため 下校を急いでいた おばあさんの状況 不自由な足を一生懸命動かして坂を上っている この間より足どりが重

Transcription:

道徳学習指導案 三原市立第二中学校教諭笹岡嘉郎 (T1) 教諭加島美紀夫 (T2) 1 日時 場所平成 23 年 10 月 13 日 ( 金 ) 第 3 校時 3 年 1 組教室 2 学年 組第 3 学年 1 組 ( 男子 17 名, 女子 15 名, 計 32 名 ) 3 主題名きまりを守る 内容項目 4-(1) 4 ね ら い きまりを遵守し, 確実に義務を果たすことで, よりよい社会をつく ろうとする道徳的判断力を培う 5 資 料 名 元さんと二通の手紙 ( 一部改作 ) [ 出典 : 自分をのばす 3 あかつき教育図書] 6 主題設定の理由 主題観中学校の内容項目 4-(1) は, 法やきまりの意義を理解し, 遵守するとともに, 自他の権利を重んじ義務を果たして, 社会の秩序と規律を高めるように努める となっている 中学生では, 人間が社会の中で生きているという自覚が深まり, 法やきまりの意義を理解できるようになってくる しかし, 自我の発達が著しい時期でもあり, 自分の行動を制限 拘束するものとして, 法やきまりを軽視したり反発したりすることもある また, 法やきまりによって保障される個人の権利は強く主張するものの, 自分の果たすべき義務を果たそうとしない場面も少なくない 自他の権利を大切にし, 自らに課せられた義務を遂行することで個人の自由は保障される その権利 義務の客観的な取り決めが法やきまりである 法やきまりは自他の生活や権利を守るためにあり, これを遵守し自らの義務を果たすことが秩序と規律ある社会を実現することを理解させるのは, 中学生という時期に望ましい生活態度を育てていく上で重要である 生徒観中学校生活も残り 5 ヶ月となった 熱心にとりくんできた部活動をやり切り, 最後の運動会も終え, 大きな行事は文化祭だけとなった これまでの授業や学級活動, 学校行事や部活動を通して, 集団生活をする上でルールやマナーを守ることが, 安心して生活するための基盤であることを学んできた しかし, 自分本位な考えで, きまりや時間を守らず, 全体に迷惑をかけている事実もある また, 集団生活の中での自分の役割を自覚できず他人まかせにしたり, 責任を果たさない生徒や, トラブルやルール違反を見て見ぬふりをしたりして解決しようとしない状況も見られる これから生徒たちは, 進路決定という大きな節目を迎える 義務教育終了後は, 進学したり社会に出て行くことになり, この時期にしっかりとした規範意識を身に付けさせ, よりよい社会を実現する意欲をもたせたい

資料観本資料は, 動物園の模範的職員だった元さんが, 幼い姉弟への同情心からきまりを破って入場させたが園内が大騒ぎになってしまい, その結果会社に解雇されるという内容を扱ったものである 保護者同伴でないのに入園させてしまう元さんの行動は, 心情的には十分に理解できるものである しかし, 職員として入園についてのきまりを守ることも果たすべき義務であった 元さんの判断 行動の場面は, 生徒にとって 善と善の葛藤 を引き起こすであろう さらに二通の手紙について考えることで, きまりの意義, 自他の権利と義務について思考を深めることができる資料である 指導観生徒の実態をふまえ, ねらいを達成するために, 指導に当たっては次のように工夫していきたい 導入時には, 動物の写真を提示し, 小さい子どもたちにとっては動物園がとても魅力的な場所であることを生徒の経験から確認させる 資料提示は, 文章は配付せず T1,T2 が分担し, 立ち止まり読みをしたり, イラストなどを提示することによって, 場面把握をしっかりとさせる 掲示や板書, 机間指導などを,T1,T2 が分担することで, 能率よく展開していく 個人思考ではネームプレートを, グループトークの結果はホワイトボードを活用し, 視覚的に全体把握しやすくさせる 道徳性の発達段階を事前に把握しておく ペアトーク グループトーク クラストークを取り入れ, 道徳性の発達段階の異なる生徒どうしの相互作用によって思考を深めさせる 自分の考えをもたせ ( 自己決定 ), それを集団の中で表現させ ( 自己存在感 ), それぞれの良さを感じさせる ( 共感的人間関係 ) という, 生徒指導の三機能を意識した学習展開をしていく 7 準備物動物の写真, イラスト, 板書カード, ネームプレート, ホワイトボード, ワークシート 8 学習指導過程段展開の視点と発問階 1. 心の耕しと課題の設定 小さな子どもた導ちが遊びに行きたいところはどんな所か 入 生徒の活動と予想される反応 ( 生徒指導の三機能を生かしたポイント ) (1) 想像したり, 自分のことを思い出したりして, 発表する ( 個人 ) 遊園地 動物園 水族館 映画館 ゲームセンター 海や山 公園 デパートなど 指導上の留意点及び支援の観点 * 心をリラックスさせる * 本時の学習に興味 関心, 意欲をもたせる * 写真の掲示で臨場感をもたせる

展開前段展開後段 2. 道徳的価値の類型化 資料 1 を提示する 元さんが, 姉弟を入園させるか, させないか悩んでいる理由は何か 相互作用 ペアトーククラストーク 3. 道徳的葛藤討議 資料 2 を提示する 2 人の子どもを入園させた元さんの行動に, 賛成か, 反対か, その理由は何か 相互作用 クラストーク 資料 3 を提示する 元さんの言う この年になって初めて考えさせられたこと とは何 (2) 内容をつかむ (3) 元さんの思いをしっかり把握する ( 個人 ペアトーク クラストーク ) 入園させたい 動物好きの2 人に, 動物を見せてやりたい 弟の誕生日を祝ってやりたい いつも外から動物園を見ていたのを知っていた 入園させられない 保護者同伴という規則に反する 入園時刻を過ぎている 自分が罰せられる (4) 内容をつかむ (5) 元さんの悩みを自分に引きつけて判断し, その理由を付して発表する 賛成 毎日動物園を覗くほど熱心だった 入園料を持って来ていた 子どもだけでも大丈夫だろう 弟の誕生日に動物を見せたいという姉の気持ちに感動した 入園するつもりで来ているから入園させないとかわいそう 反対 入園終了時刻を過ぎている 小さな子は保護者同伴という規則になっている 子どもだけでは心配 姉の気持ちはわかるが, 規則は守らないといけない 自己決定 個の思考により判断し, 自分の考えを持たせる (6) 内容をつかむ (7) 元さんが, 二通の手紙や今回の件から考えさせられたことを話し合い, 発表する *T1,T2 で分担する * 道徳的論点に気付かせる 道徳的心情を豊かにする 役割取得 * 元さんの内面に視点をあて, 深く考えられるようにする * 論理的読解力 * 道徳的論点を明確にする 道徳的判断力を高める * 判断の理由付けを大切にさせる * 机間指導し, 生徒の道徳性の発達段階を把握する * ネームプレートで全員の意思表示をさせる * 切り返し発問をすることで, 葛藤する元さんと同調できる場を設定する 道徳的葛藤討議 * 道徳性の発達段階の異な

物の写動物の写だったのだろう 相互作用 グループトーククラストーク 規則を破ると罰を受ける 規則に従わないと, どんなことが起こるかわからない 自分の気持ちによって行動することが良い結果を招くとは限らない 規則を破ると, 結局は人に迷惑をかけることになる 自己存在感 グループ内で全員に自分の考えを出させ, それぞれの存在感を高めさせる る生徒どうしの相互作用によって思考を深めさせる * 交流をスムーズにさせる * ホワイトボードを活用させる 展開後段 4. 価値の一般化 これまでの生活できまりを守らずに迷惑をかけたことはなかったか また, そのときどう思ったか (8) 自分のこれまでの生活を振り返る 部活に夢中になって, 下校時刻に遅れ, 部停になった ( 部全体に迷惑をかけた ) 友だちから CD を学校で借りて先生に取り上げられた ( 友だちに悪いことをした ) 共感的な人間関係 いろいろな考えにふれさせ, お互いの良さを認め合わせる * 道徳的価値及びそれに基づく人間としての生き方についての自覚を深める ( 道徳的価値の内面的自覚 ) 終末 5. まとめ これまでの学習を整理してみよう 心のノート P.94~95 に記入する (9) この学習で考えたこと, 感じたことをまとめる 規則には, すべて理由がある 規則は, 集団生活には必要 良かれと思っても, 規則を破ってはいけない (10) 個人でまとめる * 自分の生活を振り返らせ, 道徳的実践意欲と態度を喚起させる 9 板書計画こ反ると対理元 か園由さと, さはんはそ せ何が何の たか,だ理も い 入姉っ由を 弟たは入 をのネームプレート何園 入だかさ園市ろにせさ営うなたせのっ元入る中てさ園か初ん さ,央めの せさ動て行 らせ物考動 な園に いで, かの賛 悩ん2人の子ど 元さんの言う この年 似たような経験はないか 真反対真賛成 動ホワイトボード理由理由 れない えさせられた 出来事 成か,でい

元さんと二通の手紙 名前 組 番 1 2 人の子どもを入園させた元さんの行動に, 賛成か, 反対か, その理由は何か ア賛成イ反対 理由 2 元さんの言う この年になって初めて考えさせられたこと とは何だったのだろう 3 これまでの生活できまりを守らずに迷惑をかけたことはなかったか また, そのときどう思ったか 4 この学習で考えたこと, 感じたことをまとめよう 心のノート p.94~95 をまとめよう