注 : 平成 年度募集研究種目 国際的に評価の高い研究の推進 研究費の規模 / 研究の発展 H には 新たに基盤研究 (B) 若手研究 (A) の 種目に基金化を導入 若手研究 9 歳以下 ~ 年 (A) 500~,000 万円 (B) ~500 万円 研究活動スタート支援 年以内年間 50 万円以

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~ より良く使っていただくために ~ ( 研究者用 ) 2016 年度版 平成 28 年 5 月 文部科学省研究振興局独立行政法人日本学術振興会

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補助条件(基盤研究等)

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様式C-17-1記入例


まえがき このハンドブックは 科研費による研究を行っている方 これから科研費に応募しようとしている方など 主に研究者の方々を対象として 科研費についての基本的な内容を分かりやすく解説したものです 科研費への理解を深めていただき より有効に使っていただくために このハンドブックに必ず目を通してください

<4D F736F F F696E74202D E288FAC936390D82989C88CA494EF E096BE89EF2E B8CDD8AB B83685D>

科学研究費補助金申請(応募)に関するQ&A

ハンドブック ~ より良く使っていただくために ~ ( 研究機関用 ) 2015 年度版 平成 27 年 7 月 文部科学省研究振興局独立行政法人日本学術振興会 利用の際は必ず下記サイトを確認下さい

ハンドブック ~ より良く使っていただくために ~ ( 研究機関用 ) 2016 年度版 平成 28 年 9 月 文部科学省研究振興局独立行政法人日本学術振興会 利用の際は必ず下記サイトを確認下さい

様式 Z-17 記入例 科学研究費助成事業 ( 基盤研究 (B)( 一般 )) 実績報告書 ( 収支決算等報告書 (2))( 平成 28 年度 ) 1 版 独立行政法人日本学術振興会理事長殿平成 29 年 5 月 31 日所属研究機関の - 本部の所在地東京都 区 研究所属研究機関 大学

究分担者究分担者研究分担者 研究代表者 所属研究機関控 日本学術振興会に紙媒体で提出する必要はありません 1 版 9. 補助事業者区直接経費 ( 円 ) 分研究代表者氏名 ( 研究者番号 ) ( ) 所属研究機関 部局 職 ( 機関番号 ) 大学 研究科 教授 15,000,000 2

直接経費の各費目の対象となる経費 2-2 直接経費 ( 補助事業の遂行に必要な経費 ( 研究成果の取りまとめに必要な経費を含む )) の各費目の対象となる経費の例は 以下のとおり 物品費物品を購入するための経費旅費研究代表者及び研究協力者の海外 国内出張 ( 資料収集 各種調査 研究の打合せ 研究の

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助事業者氏名所属研究機関 部局 職研究代表者1 版 様式 F-2 別紙 1( 補助事業者一覧 ) 課題番号 17K34567 補研究者番号 機関番号 部局番職番当該年度の役割分担等号号本年度の分担事項等を具体的に記入すること 研究の総括と のモデル化 当該年度

残高の確認

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います 2 多数用いられる用語等 次のとおり要約して表記しています 科学研究費補助金 及び 学術研究助成基金助成金 科研費 科学研究費補助金 科研費 ( 補助金分 ) 学術研究助成基金助成金 科研費 ( 基金分 ) 研究者使用ルール ( 補助条件又は交付条件 ) 研究者使用ルール 科学研究費助成事業

1 版 研究分担者研究者番号機関番号部局番号職番号研究者番号機関番号部局番号職番号氏名所属研究機関 部局 職氏名所属研究機関 部局 職補助事業期間を通じた支出済みの分担金 ( 事実発生日までの支出済みの額 ) を入力すること 大学 学部 准教授削

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費 複写費 現像 焼付費 通信費 ( 切手 電話等 ) 運搬費 研究実施場所借り上げ費 ( 研究機関の施設において補助事業の遂行が困難な場合に限る ) 会議費 ( 会場借料 食事 ( アルコール類を除く ) 費用等 ) リース レンタル費用 ( コンピュータ 自動車 実験機器 器具等 ) 機器修理費

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今回から電子申請システムを 利用することとなる手続き

定量的な成果目標の設定が困難な場合 定量的な目標が設定できない理由及び定性的な成果目標 事業の妥当性を検証するための代替的な達成目標及び実績 活動指標及び活動実績 ( アウトプット ) 単位当たりコスト 代替目標 各国賓客の招待外交の表舞台に相応しい施設としての機能を維持するため また 安定して一般

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

科研費の使用ルール等について

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1. 操作の流れ 1.1. 特別推進研究 基盤研究 挑戦的萌芽研究 若手研究 研究活動スタート支援 特定領域研究 ( 継続領域 ) 新学術領域研究 ( 研究領域提案型 )( 継続の研究領域 ) の場合 3.1. e-rad の ID パスワードを取得する 府省共通研究開発管理システム (e-rad)

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データベース 補助条件 ( 令和元年度 ) 独立行政法人日本学術振興会 ( 以下 日本学術振興会 という ) から科学研究費助成事業 ( 科学研究費補助金 )( 研究成果公開促進費 ) データベース ( 以下 補助金 という ) の交付を受ける補助事業者 ( データベース作成事業の主体となる個人又は

科学研究費助成事業 FAQ( よくある質問と回答 ) H 更新 ( 目次 ) 支出全般 Q1-1 ルールに違反したらどうなりますか Q1-2 研究はいつから開始できますか また 年度末はいつまで科研費を使用できますか Q1-3 研究設備の購入経費や研究協力者を雇用するための経費が 直接

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

目次 I. はじめに II. 平成 29 年度における変更点. 6 III. 繰越手続における操作方法 研究者の操作方法 手続きを行う画面への進み方 13 申請書類の作成 (C-26). 15 機関担当者 部局担当者の操作方法. 33 手続きを行う画面

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定量的な成果目標の設定が困難な場合 定量的な目標が設定できない理由及び定性的な成果目標 事業の妥当性を検証するための代替的な達成目標及び実績 定量的な目標が設定できない理由 迎賓施設としての機能を維持するため また 安定して一般公開等を行うために必要となる経年劣化等の不具合による改修工事等であるため

様式Z-2記入例・作成上の注意

様式 Z-2 記入例 科学研究費助成事業支払請求書 ( 平成 30 年度 ) 1 版機関番号 独立行政法人日本学術振興会理事長殿 押印すること 平成 30 年度であることを確認すること 所属研究機関 部局 職研究代表者 大学 研究科 教授氏名 印 さきに交付の決定の通知があった科学研究費

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第 10 条奨励金の交付を受けた後 研究計画に関し重要な変更をしようとするときは あらかじめ学長の承認を受けなければならない ( 奨励金の受領 ) 第 11 条研究者は 奨励金の受領を事務局庶務課長 ( 以下 庶務課長 という ) に委任するものとする ( 経理の委任等 ) 第 12 条奨励金の交付

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目次 1. はじめに システム動作環境 機能と運用の流れ 注意事項 操作の流れ 特別推進研究 基盤研究 挑戦的萌芽研究 挑戦的研究 若手研究 研究活動スタート支 援 新学術領域研究 ( 研究領域提案型 )

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( ( 政策評価 経済 財政再生アクション プログラムとの関係 政策評価 アクシ経ョ済ン 財プ政ロ再グ生ラム 政策 施策 改革項目 第 K 一 P 階 I 層 ) 測定指標 第 K 二 P 階 I 層 ) 分野 : 定量的指標 定性的指標 KPI ( 第一階層 ) KPI ( 第二階層 ) 項目 中

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茨木市人権擁護委員会事業補助要綱 茨木市人権擁護委員会補助要綱 ( 昭和 58 年 12 月 1 日実施 ) の全部を改正する ( 目的 ) 第 1 この要綱は 茨木市人権擁護委員会が実施する事業に対し 市が補助金を交付することにより人権擁護活動を促進し もって自由人権思想の普及高揚を図ることを目的

概算要求基準等の推移

目次 目次 はじめに 3 1. 青山学院大学の公的研究費の管理 監査実施体制 4 2. 不正行為 / 研究費の不正使用事例 5 3. 科研費の予算執行のための手続き 6 物品購入の場合 8 旅費の場合 9 謝金の場合 科研費からの支出が認められていないもの 翌年度への直接経費

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( ( 定量的な成果目標の設定が困難な場合 定量的な目標が設定できない理由及び定性的な成果目標 事業の妥当性を検証するための代替的な達成目標及び実績 活動指標及び活動実績 ( アウトプット ) 当たりコスト 法律 政省令案等の印刷経費及び検討会等の会議開催経費のため 定量的な指標を示すことは困難であ

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2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

2. 利用可能時間帯 問い合わせ先 (1) e-radの利用可能時間帯 ( 月 ~ 金 ) 午前 6:00~ 翌午前 2:00まで ( 土 日曜日 ) 正午 ~ 翌午前 2:00までなお 祝祭日であっても 上記の時間帯は利用可能です ただし 上記利用可能時間帯であっても緊急のメンテナンス等により サ

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(別添)新たな貸付制度の会計処理に関する基本的な考え方について

平成 30 事業年度予算の概要 平成 30 事業年度予算は 拠出金収入 手数料収入 運営費交付金等により実施する救済 審査 安全対策の各業務に係る所要経費を適切に上し 国の平成 30 年度予算に上されている事業を盛り込むとともに 中期画に掲げた目標達成に必要な経費を上している 予算 29 年度 (

2 課題管理 画面が表示されます 該当年度の 支払請求書 欄の[ 入力 ] をクリックします [ 入力 ] ボタンが表示されていない場合には 所属する研究機関の事務局等へお問い合わせください 50

個人 研究者グループ 科研費応募資格の有無 の選択について a) 応募者が e-rad に 科研費応募資格有り として登録されている場合は 有 を選択し 自身の研究者番号を入力後 検索 を押下してください 検索結果画面に登録情報が表示されます 登録内容を確認の上 OK を押下すると 所属研究機関 氏

2.3. 交付申請情報の作成 交付申請情報の入力 交付申請情報を入力します 交付申請情報を入力するには 以下の手順に従います 一定時間 ボタン操作をせずにおくと セッションタイムアウトしてしまい 入力した情報が消えてしまう場合があります 本システムでは 60 分以上のタイムアウト時間を設

資料3-2(1) 科学研究費助成事業「新学術領域研究(研究領域提案型)」の成果・課題について

Transcription:

H 予算案 :,566 億円 ( ) (H 予算額 :,6 億円 ) 研究費の複数年度にわたる使用を可能にする改革の推進により 限られた研究費から最大限の研究成果を創出 H 助成額 :,07 億円 ( ) (H 助成額 :,0 億円 ) 対前年度: 0 億円増 平成 年度に複数年度研究費の改革 ( 基金化 ) を行った 基盤 (C) 挑戦的萌芽 及び 若手 (B) ( いずれも応募総額 500 万円以下 ) に加え 平成 年度には 新たに 基盤 (B) 及び 若手 (A) の 種目についても分について基金化を導入 (*) これにより 基金対象種目は 5 種目に拡大し の 9 割近くを占める (*) 既存の基金種目は全額基金化となっているが 新たに導入する 基盤 (B) 及び 若手 (A) については 研究課題毎に 研究費総額のうち 500 万円を基金 500 万円を超える分については補助金で措置 ( これにより基金分が 研究課題当たり 割から 割程度を占める見込であり その範囲内において 研究費の前倒し使用や 繰越手続を要することなく翌年度の使用が可能 ) 既存予算を見直し 次世代を支える若手の支援 研究フロンティアの開拓を推進 新たな研究のフロンティアを切り開く 新学術領域研究 を拡充 優れた研究能力を有する若手研究人材 (JSPS 特別研究員 ) への研究費 ( 特別研究員奨励費 ) を充実 平成 年度から一部種目について基金化を導入したことにより 予算額 ( 基金分 ) には 翌年度以降に使用する研究費が含まれることとなったため 予算額が当該年度の助成額を表さなくなったことから 予算額と助成額を並記している

注 : 平成 年度募集研究種目 国際的に評価の高い研究の推進 研究費の規模 / 研究の発展 H には 新たに基盤研究 (B) 若手研究 (A) の 種目に基金化を導入 若手研究 9 歳以下 ~ 年 (A) 500~,000 万円 (B) ~500 万円 研究活動スタート支援 年以内年間 50 万円以内 特別研究員奨励費 年以内年間 50 万円以内 若手研究者の自立支援 原則 5 年 基盤研究 (S) 5,000 万 ~ 億円程度 独創的 先駆的研究の格段の発展 ~5 年 特別推進研究 ~5 年制限なし (5 億円程度 ) 国際的に高い評価を得ている研究 基盤研究 (A),000~5,000 万円 (B) (C) 500~,000 万円 ~500 万円 研究者個人の独創的 先駆的研究 H 基盤研究 (C) 挑戦的萌芽研究 若手研究 (B) の 種目を基金化 新学術領域研究 異分野連携等による新領域の形成 研究領域提案型 5 年年間,000 万 ~ 億円程度 共同研究等による新領域形成や領域の格段の進展 挑戦的萌芽研究 ~ 年 ~500 万円 挑戦的で高い目標設定を掲げた芽生え期の研究 新領域の形成 挑戦的研究 研究者の自由な発想に基づく研究の多様性の確保

複数年度研究費の改革 ( 基金化 ) H9 単年度補助金の研究費イメージ H9 H0 H H H H H5 年間の研究課題の例 H0 基金化後の研究費イメージ H H H H5 H6 H7 分は従前と同様の予算措置 H0 H H H 基金分 H H H 以降は一括して予算措置 平成 年度に必要な予算として部分を措置 単年度の研究費として交付されるため その年度内に執行することが必要 基金化した研究種目は 複数年度分の予算が基金に措置 ( 部分 ) され 交付決定が複数年分まとめてなされるため 研究期間中は年度にしばらない研究費の使用が可能に

複数年度研究費の改革 ( 基金化 ) のメリット 研究の進展に合わせた研究費の前倒し使用が可能 これまでの科研費制度では 研究に思わぬ進展があっても その年度に交付された補助金の範囲内でしか研究費を使用できなかったが 科研費 ( 基金分 ) では 翌年度以降に使用する予定だった研究費を前倒しして請求することにより 研究の進展に合わせた研究費の使用が可能 事前の繰越手続きなく 次年度における研究費の使用が可能 研究者は会計年度を気にかけることなく研究を進めることができ 未使用分の研究費については 事前の繰越し手続きなしに次年度以降に使用することが可能 研究助成改善のイメージ 予定額実際に必要となった研究費 年目 00 万円 0 万円 年目 00 万円 70 万円 年目 00 万円 80 万円 年目 00 万円 0 万円 前倒し請求が可能 0 万円繰越しに関する 0 万円手続き不要 年度をまたぐ物品調達が可能 会計年度による制約がなくなるため 前年度に発注した物品が翌年度に納品されることになっても構わない

全額基金 全額基金と一部基金の比較 H 一部基金 基盤研究(C) 挑戦的萌芽研究 若手研究(B) 基盤研究(B) 若手研究(A) H H H H5 H6 H H H5 H6 H7 H0 分は従前と同様の予算措置 分は従前と同様の予算措置 年間の研究課題の例 H H 基金分 H H 補助金分 (500 万円を超える分 ) は毎年度予算措置 補助金分 H H H 以降は一括して予算措置 基金分 (500 万円 ) は H 以降一括して予算措置 基金分 平成 年度にした研究課題から 全額基金により研究費を措置 ( 部分 ) 交付決定を複数年分まとめて行うため 研究期間中は全額年度にしばられない研究費の使用が可能 平成 年度にする研究課題について 500 万円を基金 ( 部分 ) で 500 万円を超える分は補助金 ( 部分 ) で措置 交付決定については 基金分は複数年分まとめて 補助金分は毎年度それぞれ行う 基金分については 研究期間中は年度にしばられない研究費の使用が可能 5

複数の科研費による共同利用設備の購入について. 科研費使用に関する現状科研費は 応募 された研究課題の研究を遂行するために必要となる経費 ( 直接経費 ) を補助するものであり 他の経費と合算して使用する場合であっても 当該研究課題の研究遂行に限って使用を認めるという考え方をとっています また 当該研究課題の研究遂行に限って研究費の使用を認めるという考え方は 他の競争的資金においても同様です. 制度改善の背景国立大学の運営費交付金などの基盤的経費が十分に確保されない状況が続く中で 耐用年数が経過した既存設備の更新も難しくなっているケースも多くなっています こうした中 新たに設備を購入するためには 科研費などの競争的資金に頼らざるを得ない状況がありますが 優れた性能の設備を購入しようとすると 科研費の一つの研究課題の配分額では十分でない場合もあります 一方において 研究課題ごとに設備が購入されるため 大規模大学では 同一研究科内に同じような設備が複数台存在することもあります なお 科研費で購入された設備は 科研費の研究遂行に支障がなければ 他の研究者が使用することを妨げていませんが 現実には使用しにくいという状況にあります. 対応案科研費の目的は 一義的には優れた研究課題に対して支援を行うことですが これを通して学術研究の振興を図ることが大目的です この観点から 平成 年度より 科研費の合算使用の制限を緩和することで 複数の研究課題の直接経費を合算しての共同利用設備 ( 以下 共用設備 ) の購入を可能とし 設備の共用を促進し 研究環境の向上を図ることを予定しています 6

複数の科研費による共同利用設備の購入について 共用設備購入に当たっての留意点の例 ( 検討中 ) 共用設備の購入経費を支出する各研究課題の補助事業者 ( 研究代表者 研究分担者 ) は 同一の研究機関に所属していること 研究機関は 各研究課題の負担額の割合及びその根拠等について 書面で明らかにしておくこと 研究機関は 各研究課題の研究遂行に支障を来すことがないよう 設備の使用時期等についてあらかじめ確認すること その他 共用に関するルールを定め 組織として適切に管理 運用すること 運営費交付金など使途に制限のない経費を加えて 科研費の合算額以上の設備を購入することも可能であること また 共用設備に係る研究支援者の配置についても考慮することが望ましいこと 研究機関は 共用設備に関する情報を研究機関内で共有し これらの設備の有効活用が図られるように努めること. 今後の予定 () 共同利用設備購入に当たっての留意点等について 平成 年度中に各研究機関に通知する予定 () 改正した補助条件やハンドブックは 平成 年 月に各研究機関に通知する予定 7

々に使用複数の科研費の合算使用による設備共用の促進 研究所 研究科 研究所 研究科 科研費 合算使用可能に A 研究室 B 研究室 科研費別A 研究室 同じ装置が つも 他の研究室のものはやはり使いずらい C 研究室 共用設備 研究支援者 買えなくても使用できる B 研究室 異なる科研費の合算による設備の購入を可能にし 設備の共用を促進する 各ケースごとに 拠出額 共用ルールなどを合理的に定めておく 8