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平成22 年 11月 15日

資料 2009 年 制度拡充チラシ資料 2010 年 制度拡充チラシ いて フラット35 Sの当初 10 年間の金利引下げ幅を年 0.3% から年 1.0% に拡大する制度拡充が実施されました (2010 年 15 日以後の資金受取分から実施し 2010 年 12 月 30 日までの時限措置 ) (

平成22年○月○日

金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

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新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

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3 年ごとの定期借家契約を交わす仕組となっており 利用者は住宅の借り手を自身で探す必要もないことから 中古住宅市場の活性化や空き家問題の解決等の面でも期待されている取組である リバースモーゲージローン 住活スタイル は 住まなくなった家を活用し 充実したセカンドライフ 住みかえライフを送るための個人

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【別添3】道内住宅ローン市場動向調査結果(概要版)[1]

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地域金融円滑化のための基本方針 川之江信用金庫は 地域金融機関として 中小企業の健全な発展と一般大衆の豊かな生活実現に努め 地域社会に貢献するため 以下の方針に基づき 地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります また 金融円滑化に関する相談 申込 苦情等への適切かつ迅速な対応 お客様の経営

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

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予算および制度に係る要望事項 1. フラット35 Sの金利引き下げ幅 0.6% の継続を要望します 2 フラット35 ( 買取型 ) の9 割超融資について 上乗せ金利引き下げの継続を要望します 3 耐震性 省エネ性等性能の高い良質な賃貸住宅の供給を促進するため 賃貸住宅融資制度にフラット35Sと同

1 検査の背景 (1) 日本年金機構における個人情報 情報システム及び情報セキュリティ対策の概要厚生労働省及び日本年金機構 ( 以下 機構 という ) は 厚生年金保険等の被保険者等の基礎年金番号 氏名 保険料の納付状況等の個人情報 ( 以下 年金個人情報 という ) について 社会保険オンラインシ

独立行政法人住宅金融支援機構の概要 概要 主な業務一般の金融機関による住宅の建設等に必要な資金の融通を支援するための貸付債権の譲受け等所在地東京都文京区後楽 理事長宍戸信哉 業務の概要 証券化支援業務 民間金融機関による長期固定金利の住宅ローンの供給を支援するもの 買取型 : 民間金融

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平成 30 年 8 月 31 日 平成 31 年度の財政投融資計画要求書 ( 機関名 : 株式会社日本政策金融公庫 ( 特定事業等促進円滑化業務 )) 1. 平成 31 年度の財政投融資計画要求額 ( 単位 : 億円 %) 平成 31 年度平成 30 年度対前年度比区分要求額当初計画額金額伸率 (1

住宅ローン会報 6 月号 今月の話題 フラット 35 の 3 つの商品改善とア ドバイスのポイント 長期固定金利のフラット 35 は 今年の 4 月より フラット 35 を 2 つ組み合わせて利用できる ダブルフラット 中古住宅購入資金とリフォーム資金をまとめて借りられる フラット 35( リフォー

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( 太陽光 風力については 1/2~5/6 の間で設定 中小水力 地熱 バイオマスについては 1/3~2/3 の間で設定 )) 7 適用又は延長期間 2 年間 ( 平成 31 年度末まで ) 8 必要性等 1 政策目的及びその根拠 租税特別措置等により実現しようとする政策目的 長期エネルギー需給見通

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目次 1 調査概要 P2~P4 2 平成 29 年度の販売見込みについて ( 住宅事業者 ) P5~P6 3 平成 29 年度の住宅の買い時感について ( 一般消費者 ) P7 4 住宅で重視するポイントは?( 住宅事業者 一般消費者 ) P8~P9 5 建物の性能で重視する事項は?( 住宅事業者

要望理由 (1) 政策目的 既存住宅の流通の円滑化を通じ 既存住宅流通 リフォーム市場の拡大 活性化を図る また 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備するとともに 既存住宅の耐震化を促進し 住宅ストックの品質 性能を高め 国民の住生活の向上を目指す (2) 施策の必要性 国民がライフステ

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み状 (3) お取引先への専門家派遣必要に応じて お取引先へ税理士や中小企業診断士などの専門家を直接派遣する 外部専門家派遣制度 を活用し 経営支援機能の強化を図っています 19 況中小企業の経営の改善及び活性化のための取組み状況 中小企業の経営の改善及び活性化のための取組 3. 中小企業の経営支援

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2 政策体系における政策目的の位置付け 3 達成目標及び測定指標 1. 地球温暖化対策の推進 1-2 国内における温室効果ガスの排出抑制 租税特別措置等により達成しようとする目標 2030 年の電源構成における再生可能エネルギーの割合を 22~24% とする 租税特別措置等による達成目標に係る測定指

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15. 返済試算額の入手方法 平成 27 年 10 月 21 日現在 融資窓口にお申し出いただくか 当行ホームページのシミュレーション画面で試算できます 最寄りの道銀までお問い合わせください 16. 事務手数料 27,000 円 ( 消費税込み ) の手数料をお支払いただきます 17. その他全額繰

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6. 当金庫は 申込人がローン申込みに必要な記載事項の記入を希望しない場合ならびに本同意条項および正式な申込時の同意条項の内容の全部または一部に同意できない場合 本契約をお断りすることがあります 7. 申込人は 個人信用情報機関の利用 登録等について 別掲の 個人信用情報機関の利用 登録等に関する同

平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

住宅を新築する場合の支援制度 1 被災者生活再建支援金 ( 加算支援金 ) 自然災害 ( 津波 地震 ) により 住宅が全壊 半壊解体した世帯 又は長期避難世帯が 新しい住宅を建設 購入する場合に支給されます 支給額 : 最大 200 万円 複数世帯 :200 万円 単身世帯 150 万円 申請期限

公的な住宅改修制度について

住まい まちづくりの基本目標と基本的施策の展開方向 1. 住まい まちづくりの理念と基本目標 だれもが安心して住み続けたいと感じる魅力ある とだ の住まい まちづくり を政策の基本理念とし これを実現するために次の 3 つを基本目標として総合的な施策を図るものとします 基本目標 -Ⅰ 多様なニーズに

第 1 府令第 6 条第 1 項第 1 号に規定する法第 4 条および第 5 条の規定に基づく措置の実施に関する方針の概要 金融円滑化管理に対するする基本方針当組合は 中小企業者等に対する金融円滑化を図るための臨時措置に関する法律 を受け 最近の経済金融情勢および雇用環境も踏まえ 中小企業や個人事業

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

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評価することとしているか ( 特定 評価する頻度も含めたその検討プロセス及び結果含む ) 経営陣は 上記に基づき特定 評価した経営上のリスクに関して どのように経営計画及び経営管理に反映しているか ( その検討プロセス及び結果含む ) 財務の健全性を維持 検証するためにどのような社内管理態勢を構築し

地域密着型金融 の進捗状況 芝信用金庫 当金庫は 地域密着型金融 を恒久的な取組み課題として位置付け 中期経営計画 の重点課題として また経営方針の重点施策にもかかげ 取引先企業への支援及び地域経済への貢献に向けて取組んでおります 平成 22 年 4 月 ~ 平成 22 年 9 月までの進捗状況をご

1 民間金融機関と提携して 全期間固定金利の住宅ローンを提供します ずっと固定金利の安心 フラット35 は 民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して皆さまに提供している全期間固定金利の住宅ローンです 全期間固定金利の住宅ローンは 資金のお受取時にご返済終了までのお借入金利 ご返済額が確定する住宅ロー

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平成 25 年 12 月 12 日 各位 株式会社みちのく銀行 株式会社民間資金等活用事業推進機構 への出資および 地方公共団体向け PFI セミナー の開催について ~PFI に関する内閣府 日本政策投資銀行との共催セミナーは 県内金融機関で初の取組み ~ みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は

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ご注意 ( 個人向け ) 補修の場合で 元金据置期間を設定するときは 返済期間の欄の年数から 1 年を引いた年数の返済額をご覧ください ( 例 ) 返済期間 20 年据置期間 1 年 20 年 - 1 年 = 19 年 返済期間 19 年の返済額をご覧ください < 個人向け> 災害復興住宅融資 10

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

Transcription:

独立行政法人住宅金融支援機構の平成 26 事業年度評価結果の主要な反映状況 1. 役員人事への反映について 役員人事への反映 中期目標に定められた業務について 中期計画に沿った年度計画が順調に達成され 主務大臣による平成 26 年度の評価結果が B 評定であったことを踏まえ 役員の解任等は行わなかった 2. 法人の運営 予算への反映について 評価項目平成 26 事業年度評価における主な指摘事項平成 27 年度及び平成 28 年度の運営 予算への反映状況 国民に対して ( 自主的な取組としての商品の見直し ) 提供するサー インターネットサービスの拡充も 顧客の利便性の 機構においては 以下の取組等 ( 主なもの ) により多層的 ビスその他の 向上に資するものである なお インターネットサ な情報セキュリティ対策を実施している 業務の質の向 ービスの拡充に際しては セキュリティの向上にも 上に関する事 留意してほしい < 情報セキュリティの管理体制 > 項 情報セキュリティについては 機構創設時より取り組んでいるところであるが 平成 27 年度においては 更に以下の取組を実施し 情報セキュリティ対策推進体制を強化 情報セキュリティに係る事項を審議し 情報セキュリティの水準を適切に維持することを目的とする情報セキュリティ委員会を設置 情報セキュリティ対策を総合的に推進するための計画として情報セキュリティ対策推進計画を策定 政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準群 を踏まえた情報セキュリティポリシーを整備 - 1 - < 具体的な取組 > 次の対策をはじめとした情報セキュリティ上有効な取組を講じているところ 標的型攻撃に緊急かつ的確に対応するため 専門緊急対応チーム 機構 CSIRT を設置済 職員を対象とした標的型攻撃についてのビデオ視聴による研修を平成 27 年度に実施し 職員の標的型攻撃についての知識を向上 システムの脆弱性を標的型攻撃に悪用されることを防止するため 機構システムの脆弱性診断を実施し 検出した脆弱性への対応を順次実施 システムへの不正侵入を防止及び検知するため 各システムのインターネット接続点にファイアウォール等

の防護機器を設置 新しい制度の創設においては 特に民間金融機関と 住宅市場の活性化及び良質な住宅の取得の支援という経済 の連携を強化してほしい また 連携を図るのみな 対策の趣旨も踏まえ フラット35Sの金利引下げに関す らず フラット35( リフォーム一体型 ) をはじめ る周知を行うため 全取扱金融機関を対象とした金融機関 制度の利用促進についても実施して欲しい 説明会の開催を実施した 民間金融機関等の市場関係者との対話を通じて 保証型に関する商品性の見直しを検討 その結果 競争力のある低利な長期 固定金利住宅ローン商品を提供したいとする金融機関のニーズと 貸付けを伸長させたいとする投資家のニーズに対応するため 顧客属性に応じて保険料率を設定するスキームを新たに構築し 平成 28 年 5 月から金融機関 1 社が取扱いを開始した 新しい制度の創設以外にも 以下の取組を通じて民間金融機関との連携を強化した 平成 27 年度において証券化支援業務に新規参入した3 金融機関に対し 事業開始前に融資審査に係る研修等を行い 円滑な事業開始を支援 全国の金融機関において融資審査担当者向け研修を実施 ( 平成 27 年度 :16 回 ( 平成 26 年度 :12 回 )) 事前審査の利便性 信頼性の向上を図ることで事前審査の利用を促進し 審査スピードの向上を実現 平成 27 年度は新たに25 機関が利用を開始し 利用機関は107 機関 利用件数は182,894 件となった ( 平成 26 年度利用件数 :13 0,955 件 ) 金融機関における融資審査の所要日数の短縮に向けて 機構に登録する申込情報のデータを伝送する方法による買取申請を促進 ( 買取申請件数に占める利用率 90.0%) - 2 - お客さま 住宅関連事業者及び金融機関のフラット35 の商品性等の改善要望を収集するとともに 商品性等の改善について検討を行い 以下の内容について実施した 1 フラット35( リフォーム一体型 ) の導入 ( 平成 27 年度から実施 ) 平成 27 年度利用件数 238 件 2 返済期間が異なるフラット35を組み合わせて利用が可能な ダブルフラット を導入 ( 平成 27 年度から実施 ) 平成 27 年度利用件数 273 件 3 融資審査の対象となる年収に融資対象物件に設置する太陽光発電設備から得られる売電収入の加算を可能とした

( 平成 27 年度から実施 ) 平成 27 年度利用件数 523 件 ( 住宅融資保険業務 ) リバースモーゲージの普及が政策的に重視されてい リバースモーゲージ型住宅ローンの取扱金融機関についてることを前提にすると 商品化に向けた支援を継は 平成 27 年度は新たに6 金融機関と契約を締結し 合計続的に実施 し その成果が顕在化するように努力 12 金融機関となった また 取扱いを検討中の金融機関にを続けて欲しい 対する資料提供 照会対応等の支援を継続的に実施した ( 平成 28 年度当初から新たに3 金融機関が取扱いを開始 ) 平成 27 年度付保実績 2 件 政策上重視されている空き家対策や地方創生にリバ 地方創生等の実現に向けて 住まい まちづくり分野におースモーゲージは寄与できると考えており リバーける取組を支援するため 平成 27 年度は本店部署内に専任スモーゲージに係る住宅融資保険については 機構の担当管理職を設置し 先進的な取組を行っている地方公に是非とも制度の活用促進をして欲しいと考えてい共団体等を訪問し 意見交換を実施することで地域の課題る ニーズを把握してきた 27 年度に収集した機構に期待する地域の課題を踏まえ 28 年度においては 地域の拠点となる全国の支店等に地域連携の担当者を配置し 各地域における住まい まちづくり 住宅金融の課題を踏まえ リバースモーゲージを含む機構制度を通じての連携を行っている ( 住宅資金融通業務等の実施 ) サービス付き高齢者向け賃貸住宅融資を含め 住宅 住宅資金融通業務等については 政策的重要度が高くかつ資金融通業務について 機構として実績を拡大して民間金融機関の融資が難しい分野又は地域金融機関と協調いきたいのかどうかのスタンスが見えてこない できる分野を重点的に行っている 地域におけるサービス付き高齢者向け賃貸住宅の供給と事業運営を支援することを目的に 地域金融機関と協調した融資を展開 協調融資にかかる協定締結先( 平成 28 年 3 月末 ) 41 機関 ( 地銀 :17 機関 信金 信組 :24 機関 ) 協調融資予約件数 ( 平成 27 年度実績 ) 2 件 - 3 - 周囲の防災 治安等の面でも影響が大きいマンションの維持管理 再生については 金融を通じた総合的な支援を意識して実施 このため マンションすまい る債 の応募数やマンション耐震改修をはじめとしたマンション共用部分改良融資の受理実績が増加している マンション共用部分改良融資受理件数(27 年度 )

385 件 (104 億円 19,739 戸 )(26 年度件数比 132.3%) ( うちマンション耐震改修融資受理件数 ) 20 件 (14 件 ) また 地方都市における市街地再開発事業については 民間金融機関による融資が難しい初動期での融資を機構が行うことで 地方公共団体及び地域金融機関と連携した事業支援を実現している 業務運営の効 ( 適切な内部統制の実施 積極的な情報公開 ) 率化に関する 政府機関へのサイバー攻撃が頻発しているが 機構 機構においては 以下の取組等 ( 主なもの ) により多層的 事項 としても対策に取り組んでおられるが その点の対 な情報セキュリティ対策を実施している 再掲 応に遺漏なきようにお願いしたい < 情報セキュリティの管理体制 > 情報セキュリティについては 機構創設時より取り組んでいるところであるが 平成 27 年度においては 更に以下の取組を実施し 情報セキュリティ対策推進体制を強化 情報セキュリティに係る事項を審議し 情報セキュリティの水準を適切に維持することを目的とする情報セキュリティ委員会を設置 情報セキュリティ対策を総合的に推進するために計画として情報セキュリティ対策推進計画を策定 政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準群 を踏まえた情報セキュリティポリシーを整備 < 具体的な取組 > 次の対策をはじめとした情報セキュリティ上有効な取組を講じているところ 標的型攻撃に緊急かつ的確に対応するため 専門緊急対応チーム 機構 CSIRT を設置済 職員を対象とした標的型攻撃についてのビデオ視聴による研修を平成 27 年度に実施し 職員の標的型攻撃についての知識を向上 システムの脆弱性を標的型攻撃に悪用されることを防止するため 機構システムの脆弱性診断を実施し 検出した脆弱性への対応を順次実施 システムへの不正侵入を防止及び検知するため 各システムのインターネット接続点にファイアウォール等の防護機器を設置 - 4 -

財務内容の改なし善に関する事項 なし その他の事項なしなし - 5 -