WHITE PAPER VERITAS TM Servers Microsoft Operations Manager 管理パックガイド VERITAS Servers Microsoft Operations Manager 管理パックガイド
目次 はじめに...3 Windows Servers - MOM 管理パックの展開...4 セットアップと環境構成...4 テクニカルリファレンス...4 コンピュータグループのサポート...4 バックアップとジョブの監視ルール...5 サーバーとサービスの監視ルール...6 リモートエージェントの監視ルール...7 2
はじめに VERITAS Windows Servers MOM 管理パックは Windows イベントログおよび WMI に発生するイベントを監視します 管理パックに組み込まれている各種の拡張機能を使用すると のプロアクティブな管理が可能になり コスト増の原因となるサービス停止を回避できます 管理パックは 次のような状態に陥るとアラートを通知します サービスの休止 停止 失敗 バックアップおよびジョブの失敗 エラー デバイスおよびメディアの障害 エラー リモートエージェントの失敗 エラー サーバーおよびサービスの失敗 エラー 本資料では 既存の Microsoft Operations Manager (MOM) 環境において VERITAS Windows Servers MOM 管理パックを展開し構成する方法について説明します また 管理パックを使用して Windows Servers の状態とアベイラビリティを監視する方法についても取り上げます 管理パックには 危機的な状態を検出するとアラートを通知して自動的に対応する機能が用意されており 問題発生の兆候を事前に検出して修正し サービス中断の発生を防ぐことができます 3
Windows Servers - MOM 管理パックの展開 セットアップと環境構成 特別な環境構成は必要ありません ベリタスソフトウェアより提供される AKM ファイルを MOM 管理コンソールからインポートするだけです 管理パックで用意されている処理ルールを適用する場合 デフォルト通知グループは の Administrator になります この通知グループにオペレータを追加する方法の詳細については MOM のヘルプを参照してください テクニカルリファレンス VERITAS Windows Servers MOM 管理パックは Windows イベントログおよび WMI に発生するイベントを監視します 管理パックには 各イベントについて以下のコンポーネントが用意されています エラーの詳細な情報を提示するサマリー 最も可能性の高いエラー原因 適切なタイミングでのエラーからのリカバリ方法 ファイアウォールを経由して MOM で を監視するには ポート 1270 を使用可能にする必要があります MOM ではデータを暗号化し TCP を使用して転送します 1 つの管理パックで Windows Servers のサーバーとクライアントの両方のコンポーネントを監視できます コンピュータグループのサポート VERITAS MOM 管理パックには 次のコンピュータグループが用意されています VERITAS Software Windows Servers 10.0 Servers VERITAS Software Windows Servers 10.0 Remote Agents VERITAS Software Windows Servers 9.1 Servers VERITAS Software Windows Servers 9.1 Remote Agents VERITAS Software Windows Servers 9.0 MP1 Servers VERITAS Software Windows Servers 9.0 MP1 Remote Agents 注 : MOM がサポートする監視サーバーは がサポートするすべての言語に対応しているため すべての ユーザーが使用可能ですが 管理パックは英語表示のみです (2005 年 6 月現在 ) 4
バックアップとジョブの監視ルール Windows Servers 10.0 9.1 および 9.0 に対応するバックアップとジョブの監視ルールは VERITAS Software Windows Servers フォルダに格納されています 次の表は 管理パックで用意されているバックアップとジョブの監視ルールの詳細です イベント処理ルール イベント ID ルールアラートの重要度 Servers 10.0 Servers 9.1 Servers 9.0 57753 データを含まないバックアップジョブ情報 34338 カタログエラーエラー 57751 IDR コピーの失敗エラー 57752 IDR フルバックアップの成功情報 34114 ジョブの取消し警告 57755 例外によるジョブの完了情報 34113 ジョブの失敗エラー 57754 ジョブの失敗 ( テストランジョブ ) エラー 57756 ジョブの開始情報 34112 ジョブの成功情報 33919 ジョブの警告警告 アラート処理ルール ルール Windows Servers 10.0 Windows Servers 9.1 Windows Servers 9.0 重要度が サービスは利用できません 以上の場合 アラートを E メールで送信 5
サーバーとサービスの監視ルール Windows Servers 10.0 9.1 および 9.0 に対応するサーバーとサービスの監視ルールは VERITAS Software Windows Servers フォルダに格納されています 次の表は 管理パックで用意されているサーバーとサービスの監視ルールの詳細です イベント処理ルール イベント ID ルールアラートの重要度 Servers 10.0 Servers 9.1 Servers 9.0 57794 ネームサービスの失敗 エラー 57348 データベースメンテナンスの失敗エラー 57347 データベースメンテナンスの情報情報 57802 初期化の失敗エラー 57803 ビジネスオブジェクトの初期化の失敗エラー 57798 オペレーティングシステムの無効なバージョン エラー 57804 スキーマの不整合エラー 57796 サービスの開始情報 57797 サービスの停止情報 34576 ソフトウェアのアップグレード情報情報 なしなしなしなしなし エージェントブラウザサービスが停止状態 デバイス / メディアサービスが停止状態 ジョブエンジンサービスが停止状態 ネームサービスが停止状態 サーバーサービスが停止状態 アラート処理ルール ルール Windows Servers 10.0 Windows Servers 9.1 Windows Servers 9.0 重要度が サービスは利用できません 以上の場合 アラートを E メールで送信 6
リモートエージェントの監視ルール Windows Servers 10.0 9.1 および 9.0 に対応するリモートエージェントの監視ルールは VERITAS Software Windows Servers フォルダに格納されています 次の表は 管理パックで用意されているリモートエージェントの監視ルールの詳細です イベント処理ルール イベント ID ルールアラートの重要度 Servers 10.0 Servers 9.1 Servers 9.0 58115 オペレーティングシステムの無効なバージョン エラー 58116 ポートの競合エラー 58117 ポートリッスンの失敗エラー なし Windows Servers Remote Agent サービスが停止状態 情報 アラート処理ルール ルール Windows Servers 10.0 Windows Servers 9.1 Windows Servers 9.0 重要度が サービスは利用できません 以上の場合 アラートを E メールで送信 7
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