Ⅲ土地利用計画Ⅲ. 土地利用計画. 市街化区域及び市街化調整区域 区域区分 ( 線引き ) とは 無秩序な市街地の拡大を防止し 効率的な公共投資及び計画的な市街化を図るため 都市計画区域を市街化区域と市街化調整区域に区分するものです 長岡都市計画区域では 昭和 45 年に都市計画区域を区域区分し その後 計 5 回の全体的な見直しを行いました 市街化区域は 計画的に市街化を図る区域であり 長岡 中之島 越路 三島及び与板の各地域を合わせて約 4,780ha を定めています また 市街化調整区域は 市街化を抑制する区域として 市街化区域以外の約 25,20ha を定めています 長岡都市計画区域の市街化区域及び市街化調整区域一覧 (H29.4 現在 ) 地 域 市街化区域 (ha) 市街化調整区域 (ha) 都市計画区域合計 (ha) 長 岡 4,42 7,858 22,000 中之島 85 2,55 2,700 越 路 59,74,900 三 島 2,579,700 与 板 73,427,600 合 計 4,780 25,20 29,900 長岡市の市街化区域の変遷 決定 変更年月日市街化区域 (ha) 備考 昭 45. 9. 2,80 当初線引き 昭 5.0.2 3,927 昭 60.0.5 3,975 昭 62. 8.4 3,978 平元. 5.26 3,989 平元. 9. 5 3,989 平 3.2.9 3,69 平 5.0.29 3,70 平 8. 4. 3,73 平 2. 3.3 3,937 定期第 回線引き見直し 3 地区,26.0ha を市街化区域に編入定期第 2 回線引き見直し 7 地区 6.0ha を市街化区域に編入 0 地区 3.3ha を市街化調整区域に編入市街化区域に随時編入新保地区 3.5ha を市街化区域に編入市街化区域に随時編入土合地区 0.7ha を市街化区域に編入市街化区域に随時編入日越地区 0.ha を市街化区域に編入定期第 3 回線引き見直し 9 地区 02.9ha を市街化区域に編入 地区 400.0ha を市街化調整区域に編入市街化区域に随時編入喜多地区 2.ha 千秋が原地区 6.9ha を市街化区域に編入市街化区域に随時編入新保地区 3.ha を市街化区域に編入定期第 4 回線引き見直し 6 地区 224.ha を市街化区域に編入 平 7. 4. 4,40 合併により中之島 越路 三島地域の市街化区域を追加 平 8.. 4,593 合併により与板地域の市街化区域を追加 平 8. 3.24 4,662 平 23.2.27 4,742 平 25. 3.26 4,780 平 26. 3.28 4,780 市街化区域に随時編入千秋が原地区 68.5ha を市街化区域に編入定期第 5 回線引き見直し 6 地区 97.4ha を市街化区域に編入 2 地区 7.7ha を市街化調整区域に編入市街化区域に随時編入上条地区 37.8ha を市街化区域に編入市街化区域に随時編入上条地区 0.2ha を市街化区域に編入 平 27.0. 4,780 見附市との境界変更により中之島地域に市街化区域 0.ha を編入 面積は 端数調整をしています
土地利用計画 2. 地域地区 () 用途地域用途地域は 著しく環境を阻害する建築物の用途の混在を防止し 良好な市街地の形成と 住居 商業 工業などが適正に配置された合理的な土地利用を図るため指定するものです 用途地域を指定することにより 建築物の用途 建蔽率 容積率 高さなどが規制されます 長岡地域では昭和 3 年 栃尾地域では昭和 43 年 中之島 越路 三島及び与板の各地域では昭和 46 年 川口地域では平成 年にそれぞれ用途地域を指定してきました 昭和 48 年には 用途地域の種別が従来の4 区分から 8 区分に細分化され その後 平成 8 年には 住環境の保護と市街地形態の多様化に対応するため 8 区分の用途地域が 2 区分に細分化されました Ⅲ第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域 一戸建ての住宅のための地域です 小規模な店舗などを兼ねた住宅や 小中学校などが建てられます 主に一戸建ての住宅のための地域です 50 m2までの一定の店舗などが建てられます 戸建て住宅や共同住宅のための地域です 500 m2までの一定の店舗などが建てられます 第二種中高層住居専用地域 第一種住居地域 第二種住居地域 主に共同住宅のための地域です,500 m2までの一定の店舗や事務所などが建てられます 住居の環境を守るための地域です 3,000 m2までの店舗 事務所などは建てられます 主に住居の環境を守るための地域です ホテル 事務所 万m2までの店舗 飲食店などは建てられます 準住居地域 近隣商業地域 商業地域 業務施設などと住宅が調和して立地する地域です 50 m2以内の自動車修理工場などは建てられます 近隣の住民が日用品の買物などをするための地域です 住宅や店舗のほかに小規模な工場も建てられます 銀行 映画館 飲食店 百貨店などが集まる地域です 住宅や小規模な工場も建てられます 準工業地域 工業地域 工業専用地域 主に軽工業の工場やサービス施設などが立地する地域です 危険性 環境悪化が大きい工場のほかは ほとんど建てられます さまざまな工場が建てられる地域です 住宅や 万m2までの店舗は建てられますが 学校 病院などは建てられません 工場のための専用地域です 住宅 店舗 学校 病院などは建てられません
用途地域内の建築物の用途制限 概要 H29.4 現在 Ⅲ 土地利用計画 3
7.2 用計画 用途地域の変遷 長岡都市計画区域 ( 長岡市分 ) 第一種第二種第一種第二種第一種第二種 単位 :ha 決定 変更準住居近隣商業低層住居低層住居中高層住居中高層住居住居住居商業地域準工業工業地域工業専用未指定年月日地域地域地域地域区域専用地域専用地域専用地域専用地域地域地域 合 計 昭 3. 0 95 5 0 90 20,276 昭 7. 4. 5 82 63 0 275 7,276 昭 36. 8.6,066 233 309 20,809 昭 37.2.26,065 234 309 20,809 昭 46. 2.,806 239 50 255 2,80 昭 48.2.28 45 747 685 79 88 407 207 37 2,80 昭 52. 2. 3,393 790 685 79 88 490 265 37 3,927 昭 58. 8.25,338 85 705 80 97 490 265 37 3,927 昭 60.0.5,38 808 76 80 97 525 8 64 4,034 昭 63. 7. 5,38 807 755 80 97 532 8 64 4,034 平元. 9. 5,38 807 755 80 97 532 8 64 4,034 平 3.2.9 760 809 767 94 97 7 29 64 3,72 平 5.0.29 760 86 779 94 97 7 29 64 3,740 平 8. 4. 736 20 572 29 638 53 205 97 7 24 64 3,740 平 0. 3. 9 737 20 552 29 638 53 205 97 730 24 64 3,740 平. 3. 9 735 20 54 29 643 52 209 97 735 24 64 3,740 平 2. 3.3 738 20 579 29 662 64 242 97 788 249 66 3,935 平 3. 6.29 74 20 58 220 664 68 243 97 787 248 67 3,947 平 3..28 743 20 58 220 662 68 243 97 787 248 67 3,947 平 6. 6.5 743 20 58 22 662 67 243 97 787 248 67 3,947 平 7. 4. 743 20 628 22 884 85 247 09 832 364 67 4,4 平 8.. 743 20 646 22 98 9 7 247 7 867 385 67 4,602 平 8. 3.24 743 20 646 22 98 240 7 264 7 869 385 67 4,670 平 2. 7.24 839 20 646 22 98 240 7 264 7 724 434 67 4,670 平 22. 4. 5 839 20 646 22 98 240 7 264 7 75 443 67 4,670 平 23. 2.0 805 20 646 22 98 274 7 264 7 75 443 67 4,670 平 23.2.27 83 20 652 22,042 276 6 264 7 78 436 67 4,742 平 25. 3.26 83 20 669 22,063 276 6 264 7 78 436 67 4,780 平 26. 3.28 83 20 669 22,064 276 6 263 7 78 436 67 4,780 平 27. 6.0 809 20 669 22,064 276 6 263 7 78 440 67 4,780 平 28. 3.28 809 20 669 22,064 276 6 263 7 78 440 67 4,780 809 20 669 22,064 276 6 263 7 78 440 67 平 29. 3.5 (6.9%) (0.4%) (4.0%) (4.6%) (22.3%) (5.8%) (0.3%) (5.5%) (2.5%) (5.0%) 9.2%) 3.5%) 4,780 ( ( (00%) 栃尾都市計画区域 単位 :ha 第一種第二種第一種第二種第一種第二種決定 変更準住居近隣商業準工業工業専用未指定低層住居低層住居中高層住居中高層住居住居住居商業地域工業地域合計年月日地域地域地域地域区域専用地域専用地域専用地域専用地域地域地域昭 43. 4.6 76 4 47 248 昭 48.2.28 50 65 22 0 2 70 45 473 平 8. 4. 47 62 202 28 2 2 65 45 473 平 6. 4. 47 (9.9%) 川口都市計画区域 62 (3.%) 97 (4.6%) 28 (5.9%) 2 (2.6%) 2 (2.6%) 70 (4.8%) 45 (9.5%) 473 (00%) 単位 :ha 第一種第二種第一種第二種第一種第二種決定 変更準住居近隣商業準工業工業専用未指定低層住居低層住居中高層住居中高層住居住居住居商業地域工業地域合計年月日地域地域地域地域区域専用地域専用地域専用地域専用地域地域地域平. 4. 3.9 0.4 2.7 45 平 4. 4. 28.5 (63.3%) 0. (22.5%) 2.7 (6.0%) 3.7 (8.2%) Ⅲ45 (00%) 土地利
土地利用計画20m+Ⅲ 用途地域内の建築物の形態制限 (H29.4 現在 ) 制限項目 用途地域第一種第二種第一種第二種第一種第二種準住居近隣商業準工業工業専用低層住居低層住居中高層住居中高層住居住居住居商業地域工業地域地域地域地域地域専用地域専用地域専用地域専用地域地域地域 容積率 (%) 80 00 80 00 50 200 200 200 200 200 200 300 400 600 200 200 200 建蔽率 (%) 50 50 60 60 60 60 60 80 80 60 60 60 3 道路斜線 ( 勾配 ) 隣地斜線 ( 立ち上がり + 勾配 ) 北側斜線 ( 立ち上がり + 勾配 ) 高さの限度 (m) 0 敷地境界線からの壁面後退 (m) は都市計画で定めるもの 容積率とは 建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合 3 長岡地域は容積率 80% の地区のみ 栃尾地域は第一種低層住居専用地域に適用 建蔽率とは 建築物の建築面積の敷地面積に対する割合 4 高度地区指定により制限強化 (P6 参照 )- 長岡地域のみ 用途地域が指定されていない地域の建築物の形態制限 (H29.4 現在 ) 制限項目 斜線制限 地域等 一般指定地域 特定指定地区 高町地区長峰地区亀貝地区滝谷地区富島地区福戸地区山本地区日越地区宮下地区西津地区 容積率 (%) 200 80 200 建蔽率 (%) 70 50 60 道路斜線 ( 勾配 ) 隣地斜線 ( 立ち上がり + 勾配 ) 4 5m+.25.5.25 20m+.25 4.25 4 0m+.25.25.5 3m+ 2.5 (2) 特別用途地区特別用途地区は 地区の特性にふさわしい土地利用の増進や環境保全等の特別な目的を実現するため 用途地域の指定を補完して定めるものです 大規模集客施設制限地区とは 店舗等の用途に供する面積の合計が 0,000m2を超える店舗 映画館 アミューズメント施設などの大規模集客施設の立地を制限する地区です 特別工業地区は 特定の工業の利便を増進するため 必要な規制又は緩和を行う地区です 長岡市では 市内の準工業地域全域に大規模集客施設制限地区を 栃尾都市計画区域 ( 栃尾地域 ) の一部に特別工業地区を指定しています (H29.4 現在 ) 区 域 名 区 分 面積 (ha) 計画決定日 ( 最終変更日 ) 長岡都市計画区域 大規模集客施設制限地区 78.0 平 20.. 4( 平 26.3.28) 栃尾都市計画区域 特別工業地区 86.0 昭 49.0. 大規模集客施設制限地区 70.0 平 20.. 4 川口都市計画区域大規模集客施設制限地区 3.7 平 22. 9.6
3 高度地区 長岡地域 長岡市では 日照 採光 通風などを確保し より住みよい環境を実現するため 昭和 48年 住居系用途地域に3種類の高度地区を指定しました 具体的には 晴天の少ない冬期間を除いた2月から0月までの太陽の南中高度を考慮し 敷地 これによって 建築基準法に定められている北側斜線制限を強化しています 高度地区の指定状況 区 分 H29.4 現在 第一種高度地区 第二種高度地区 第三種高度地区 真北 真北 真北 0.8 合 計 0.8 0.8 0 m 7.5 m 5m 敷地境界線 敷地境界線 指定区分 第一種 第二種低層住居専用地域 第一種 第二種中高層住居専用地域 面積(ha) 備 考 敷地境界線 第一種 第二種 準住居地域 2,628 ha (00 ) 829 (3.5 ) 793 (30.2 ),006 (38.3 ) 長岡地域のみ 長岡地域のみ (長岡技術科学大学地区を除く) 長岡地域のみ 4 高度利用地区 長岡地域 長岡市では 第一種市街地再開発事業を実施する地区に 高度利用地区を指定しています 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 建築物の容積率の最高限度 と最低限度 建蔽率の最高限度 建築面積の最低限度及び壁面の位置の制限を定めています 高度利用地区の指定状況 No. 地 区 面積 ha (H29.4 現在) 容 積 率 の 容 積 率 の 建 蔽 率 の 建 築 面 積 の 計画決定日 備 考 最高限度 最低限度 最高限度 最低限度 最終変更日 650 以下 70 以下 昭 6. 9.2 長 岡 駅 前 0.5 城 内 地 区 大 手 通 ② 0.3 平 7. 8.25 中央西地区 200 以上 200 以上 大 手 通 平 8.0.9 ③ 0.5 600 以下 80 以下 中央東地区 平 2. 7.28 大 手 通 ④ 0.5 平 24. 2. 3 表町西地区 ① ただし 建蔽率の最高限度は 建築基準法第 53 条第 3 項第 号又は第 2 号のいずれかに該当する建築物にあっては 0 同項第 号及び第 2 号に該当する建築物又は第 5 項第 号に該当する建築物にあっては 20 を加えた数値とします ① ④ その他 壁面の位置の制限もあります ① 長岡地域 中心市街地 6 Ⅲ 土地利用計画 の北側境界上の一定の高さから 斜線によって建築物の高さの最高限度を制限しています
5 防火地域及び準防火地域 長岡市では 中心市街地などの建築物の防火性能を向上させ 都市を大火の危険から守るた め 昭和25年に準防火地域 昭和33年に防火地域を指定しています また 与板地域では 昭和39年に準防火地域を指定しています Ⅲ 土地利用計画 防火地域は JR長岡駅前の大手通り沿いの商業地域 容積率 600 と長岡ニュータウン センター地区に指定しています 準防火地域は 長岡地域において 防火地域以外の商業地域 近隣商業地域の全部 前記の 商業地域及び近隣商業地域と連続する第一種住居地域及び準工業地域の各一部に 与板地域に おいては 近隣商業地域 第一種住居地域及び第二種住居地域の各一部に指定しています 防火地域及び準防火地域の指定状況 長岡地域 中心市街地 与板地域 0 0 500m 構造制限 区 防 準 火 250m (H29.4 現在) 分 地 建 築物の 規模又 は部分 域 防 火 地 域 建築基準法第22 条第 項の 規定に基づく指定区域 構 造 階数が 3 以上又は延べ面積が 00 を 超えるもの 耐火建築物 上記以外のもの 耐火建築物又は準耐火建築物 地階を除く階数が 4 以上であるもの又 は延べ面積が,500 を超えるもの 耐火建築物 延べ面積が 500 を超え,500 以下 のもの 耐火建築物又は準耐火建築物 地下を除く階数が 3 であるもの 耐火建築物又は準耐火建築物等 木造建築物等の外壁及び軒裏で延焼の おそれのある部分 防火構造 すべての建築物の屋根 木造建築物等 の外壁で延焼のおそれのある部分 一定の防火性能を有する構造 面積(ha) 長岡地域 34.0 長岡地域 355.9 与板地域 2.4 合計 377.3 用途地域が定められている区域の大部分 防火地域及び準防火地域を除く 及び市街化調整区域の大規 模な住宅団地など 高町団地 長峰団地 ウエストアベニュー日越 鶴ヶ丘団地 7
6 風致地区 長岡地域 長岡市では 昭和 年に歴史と緑豊かな悠久山地区と蔵王地区を風致地区に指定し 優れ た景観の保全を図っています 保全すべき風致の度合いにより 第1種から第3種までに区分し 建築物の建築 宅地の造 Ⅲ 土地利用計画 成 木竹の伐採等の行為を制限しています 風致地区の指定状況 (H29.4 現在) 地区名 悠久山 種別 第種 28. 第2種 7.3 第3種 8.6 小 計 54.0 2.4 5.6 8.0 62.0 第種 蔵 王 面積 ha 第3種 小 計 合 計 蔵王風致地区(概要図) 備考 市街化調整区域 第 3 種に一部市街 化区域あり 市街化区域 N 0 悠久山風致地区(概要図) N 0 500m 風致地区の建築許可基準 概要 壁 面 後 退距 離 m 区 第 分 種 建 蔽 率 道路界から 隣地界から 3.0 以上.5 以上 2.0 以上.0 以上 20 以下 第 2 種 30 以下 第 3 種 40 以下 高 さ m 8.0 以下 8 2.0 以下 5.0 以下 00m