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スライド 1

詳細な説明 2016 年 4 月 16 日に発生した熊本地震 ( マグニチュード (M) 7.3)( 図 1) は 熊本県 大分県を中心に甚大な被害をもたらしました 九州地方は 北東 - 南西方向に縦走する 別府 - 島原地溝帯 と呼ばれる顕著な地殻の裂け目によって特徴づけられます 別府 - 島原地

火山活動解説資料平成 31 年 4 月 19 日 19 時 40 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベル2( 火口周辺規制 ) が継続 > 中岳第一火口では 16 日にごく小規模な噴火が発生しました その後 本日 (19 日 )08 時 24

ロシア人の名前

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首都圏チェーンストアチラシ出稿状況調査 リニューアル 2014 年 6 Sample 月版版

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富士時報 第82巻第5号(2009年9月)

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Microsoft Word - p2-11堀川先生_紀要原稿_ final.doc

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目論見書

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資料6 2016年熊本地震と関連する活動に関する総合調査

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関東大震災後の寺院の経営と再建修正

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「活断層の長期評価手法」報告書(暫定版)

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Microsoft Word - 印刷原稿富山産業政策集積2.doc

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地震の将来予測への取組 -地震調査研究の成果を防災に活かすために-

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ロシア語便覧 1

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「2016年熊本地震と関連する活動に関する総合調査」への科学研究費補助金(特別研究促進費)の交付について

Transcription:

日本火山学会公開講座 2016 年熊本地震と阿蘇山噴火 主催 : 日本火山学会日時 :2017 年 9 月 24 日 ( 日曜日 ) 13:00~15:30 会場 : 熊本大学工学部百周年記念館 ( 黒髪南キャンパス )

講演 1. 中部九州のテクトニクス : 地震 火山活動によるストレス発散の歴史と現在 講師 : 竹村惠二 ( 京都大学大学院理学研究科 ) 2. 平成 28 年熊本地震と布田川 日奈久断層帯 講師 : 清水洋 ( 九州大学大学院理学研究院 ) 3. 阿蘇は活発だけれども不思議な火山 - 桜島 別府との違い 講師 : 鍵山恒臣 ( 京都大学大学院理学研究科 ) 4. 質問コーナー

はじめに 2016 年 4 月の熊本地震で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに 被災されました皆様にお見舞い申し上げます この地震では 地震断層に沿う地域で甚大な被害が発生しました また 火山噴出物で覆われた阿蘇地域では多数の土砂災害が発生し 多くの犠牲者が出ました そして この地震の影響で活動活発化が懸念された阿蘇火山は 地震の半年後に噴火し 観測史上最大の噴煙高度が記録され 遠くは四国でも降灰が観測されました 本講演会では この地域で地震や火山活動を生み出す背景はなにか 熊本地震やその後の阿蘇山噴火に至る過程で何が起こったのか 阿蘇火山の今後の噴火活動はどうなるのか などについてこれまでの研究で明らかにされてきたことを紹介します この講演会によって皆様の地震 火山噴火現象に対する理解が深まり ひいては防災意識向上の機会となれば幸いです 2017 年 9 月 24 日 日本火山学会 2017 年秋季大会実行委員長日本火山学会学校教育委員会委員長 大倉 敬宏 1

中部九州のテクトニクス : 地震 火山活動によるストレス発散の歴史と現在竹村惠二 ( 京都大学理学研究科附属地球熱学研究施設 ) はじめに : 2016 年 4 月には 熊本地震が発生し 阿蘇火山では 約 20 年ぶりのマグマ性噴火が 2014 年 11 月に発生し 約 40 年ぶりの爆発的噴火が 2016 年 10 月に発生しました このように最近の中部九州は自然災害を引き起こすような地震 火山活動が頻発している状況が続いています ここでは これらの活動を引き起こした場所の数十万オーダーの長期間にわたる大地の運動について またこの間の九州の地震 火山活動を考えてみます 火山活動と地震活動 : それをつなぐテクトニクステクトニクスは地殻の構造や物性および その時間を通しての進化をコントロールするプロセスです また 地震や火山活動を理解するための基本的な枠組みです 大地 ( 地殻 ) にはいろいろの力がかかります その力と対応して応力 ( ストレス : 物体の内部に生じる力の大きさや作用方向を表現するために用いられる物理量で 物体の変形や破壊などに対する負担の大きさを検討するのに用いられる ) が生じます 大地のストレスの状態により 地震活動や火山活動が生じると考えられます このような応力の状態と変遷もふくめて 大地の成り立ちを考える鍵がテクトニクスという言葉に含まれています 九州は本当に開いているか?: かなり以前だと思いますが 九州の新聞に大きく 九州は開いている という記事が掲載されました 現在の九州が南北に開いているという概念は 別府 島原地溝 ( 松本 1979 など ) という魅力的な考えが大きくその成立に影響を与えてきました それは 全体として重力負異常分布の情報 正断層の密な分布 測地 測量の観測データの解析 火山の配列などから考えられてきました しかし 最近の GPS の成果でもみられるように 広い領域で南北に単純に開いているという情報はあまり多くないようです 九州中部地域のこのような構造的な背景を 2 考えるためには 多くの営力や構造の総合的な視点と互いの関連の解析が必要だと思われますし 地域的な影響の受け方の差異を考慮することが必要です 九州にはどのように力がかかってきたか かかっているか? 中部九州のテクトニクス九州のテクトニクスに関係する営力に関するキーワードとして フィリピン海プレートの沈み込み 活火山活動 張力的応力場と沖縄トラフ 北西九州ホットリージョン 中央構造線の活動 三次元地殻構造 アムールプレートの運動などが考えられます 長岡 (2001) によりまとめられた九州および南西諸島周辺のプレート境界とテクトニクス 火山の図に 上記のほぼすべての構造要素の分布が図示され 図から読み取れる分布 方向 位置関係などの情報が説明のために役にたつと考えられます 中部九州における地震 火山活動によるストレス発散の歴史 現在 : 九州では 最近 30 年間でも 1991 年の雲仙普賢岳 1995 年の久住硫黄山 霧島 桜島 阿蘇山での噴火が起こりました また 鹿児島県北部地震 福岡県西方沖地震 そして 2016 年熊本地震と多くの地震が発生しました このような地震 火山活動とテクトニクスの関係について考えてみます 先に述べた火山は すべて活火山と呼ばれます 活火山は現在 概ね過去 1 万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山 ( 火山噴火予知連絡会 2003) と定義され 最初は 108 でしたが 現在は 111 の火山がリストアップされています これらの火山は 基本的に九州をやや東よりの南北方向に 由布 鶴見 久住から阿蘇 霧島 桜島から南海上まで 琉球海溝と並行するように並んで 火山フロントと呼ばれています 火山フロントの形成はフィリピン海プレートの沈み込みと関連して解釈されます 雲仙火山の場所は それらから離れて中部九州の西端に位置しています これらの火山活動史のうち 重要な画期は 30 万年前ころにあると考えられま

す 阿蘇火山地域では このころ以降に 4 回の大規模のカルデラ形成の噴火 ( 約 27 万年前 14-15 万年前 13 万年前 9 万年前 ) があり 九州中部を中心に大規模の火砕流で覆われました ( 小野 渡辺,1983) 雲仙 久住 由布 鶴見火山群の活動もこのころに活動の画期が認められます 30 万年前頃の画期がなぜ起こったかについてのテクトニクスからの情報は少ないようです それ以後のカルデラ噴火はどのように準備されてきたのか カルデラ噴火間の現在の中央火口丘形成時の活動はどんなマグマ活動でどのように推移するかなどは 重要な課題であり 現在の噴火予知に向けても大切です 現在の中岳第一火口を中心とした活動のサイクルとしては 非活動期には 湯だまり と呼ばれる火口湖が形成され 活動期には湯だまりが消失して黒色砂状の火山灰を放出し 赤熱噴石 スコリアの放出を伴うストロンボリ式噴火も発生し 時には 激しい水蒸気噴火やマグマ水蒸気噴火を起こすことがあります 現在の観測体制はいろいろの地球物理学的観測から そのような変化の際の微小な変化をとらえつつあります 現在の中央火口丘周辺のテクトニクスとマグマ活動との関連をそのような情報に基づいて整理することが重要です 地震と密接に関係する活断層は 3 つの条件が必要で 比較的最近に活動し 繰り返し活動しており 今後も活動する可能性がある断層と考えられています 活断層が活動するということは地震が起こるということを意味するとみなさん考えているようです 九州地域では 内陸活断層の活動による多くの被害地震が記録されてきました 最近も 2005 年福岡県西方沖地震 1975 年大分県中部地震 1997 年鹿児島県北西部地震 などが起こり 熊本でも 1975 年阿蘇山北縁地震 1889 年熊本地震が起こりましたが 地表変位をもたらすほどの大きさでありませんでした 九州では 679 年筑紫地震や 1596 年慶長豊後地震などは地表変位をもたらす規模の断層活動が推定されていますが 今回の 2016 年熊本地震は この規模に相当すると考えられます 1995 年兵庫県南部地震 ( 阪神 淡路大震災 ) 以後 国は地震調査研究推進本部を中心に 大地を揺らす原因の断層とその活動の長期評価を実施してきました また 平成 25 年 (2013 年 ) には 九州地域の活断層の長期評価をまとめました それまでは基 3 盤的調査観測対象の活断層帯 ( 地表長さ 20 km以上 活動度 B 級 <0.1~1m/ 千年 > の個々の主要活断層帯ごとに評価してきたものを 被害地震を考慮して 周囲の活断層を総合的に評価することが必要と考え 地域評価の手法を取り入れることにしました その結果 活断層と発生する M6.8 以上の地震発生確率 ( 今後 30 年間 ) を九州全域 九州北部 中部 南部という形で公表しました また 中部九州東部と四国の関係の評価も重要になります 平成 28 年度まで実施された 別府 万年山断層帯の重点的な調査観測 の多様な地球科学的総合的調査の成果から 中央構造線からの横ずれ断層活動にともなう九州中部東部の地下構造の形成過程のまとめや 現在の活断層分布や活動時期の推定がなされました テクトニクスの研究と理解は時間を考慮した 4 次元空間認識の考え方が重要になってきており それらを統合して 連続的変化とイベント的事件の組み合わせで考えることが必要です 火山活動では カルデラ噴火とその間の火山活動の消長 地震と断層活動では 断層活動による地震の発生と静穏な時間の認識などです たとえば 大きな地震が確実に起こらなかった地球科学的情報を収集して 長期間の変動に関する情報を整理していくことは大切な課題となります 終わりに : 地球史的時間と人間の時間と災害 素因と誘因 2016 年熊本地震は 地表に明瞭な断層変位をともなう被害地震でした また M7.3 に達する規模であったことも示されました この規模の地震は 地形学的な情報等に明瞭に記録 保存される可能性が高いものです しかし 地震被害は 地表変位を伴わない規模の地震であっても生じることは私たちの歴史が示しています カルデラ噴火や M7 をこえる規模の地震を起こす断層活動は 数千年 ~ 万年規模で起こっています しかし その規模には達しない規模の地震 マグマ噴火 マグマ水蒸気噴火などは 私たち人生の中でくりかえし起こる可能性を秘めています 普段の調査 観測はその推移や地殻変動の様相を見守り 予測可能性等も含めて 重要な位置を占めていると考えます 地震災害 火山災害は大地の動きの規模 ( 誘因 ) のみで決まるものではありません 私たちが住んでいる大地の表面の地形 地質などの様相 ( 自然

素因 ) や私たちが作ってきた社会的様相 ( 社会素因 ) に大きく左右されます 災害と向き合い 減災を進めるためには 大地の大きな変動に対応できる社会の作り方にも目を向けることは重要だと考えます 引用文献 : 地震調査研究推進本部 (2013) 九州地域の活断層地域評 価. http://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evalua tion/regional_evaluation/kyushu-detail/ 松本徰夫 (1979) 九州における火山活動と陥没構造に関 する諸問題. 地質学論集,no.16, 127-139. 長岡信治 (2001) 九州 南西諸島のテクトニクス, p.2 図 1.1.1, 九州 南西諸島 ( 日本の地形 7)( 東京大学出版 会 ) 小野晃司 渡辺一徳 (1983) 阿蘇カルデラ. 月刊地球, 44, 73-82. 4

平成 28 年熊本地震と布田川 日奈久断層帯 ŀķ ĻljnåÄËc ǀʼnàƏńŧŰIaJdNJ * 4' 2016 î 4 Ģ 14 ĜNjōĤŢōĤ Ę#VFP K[dO 6.5 ) ǀ śŕ 1 ) ǀ '79NjōĤŢŞ¼Ř#ġÄǀòǒ>Əń Nj Ä &ƉÒ>5 8 1 8'Nj16 Ĝ' * M7.3 ) ǀ śŕ NjóŎ) ÀNjµŦŊ Ò'79 50 q)ø ŕ Æ=;1 )ǎ!) ǀ*NjōĤŢ> Ħ ƌę 'İĖ :éŗäcĝçmėþê ļ 5)# éŗäcĝçmėþê*Njļėþ# : $ 8Nj ĥ5ļ "Ä & ǀ>śŕ :$ ſ 8;1 "NjōĤ ǀ$éŗäc ĜÇmĖÞê)ŏþ>ť " $*Nj ĥ )ŊÒ)Ơł) 4'ÿƍ# :$ā 1 )ƙņ#*Njr )ōĥ ǀ*%)7 & ǀ ) NjéŗäcĜÇmĖÞê)%)Ư %)7 ' ) Njrû)ļ ) ƀ ă*% &) Nj&%'! "Nj ;1#)Ƙ ĪŧŰ 8 " $>ŷs 1 éŗäcĝçmėþê'ĸ " 9Nj ƈ'ŕ ; ) *Nj İ ;ĖÞĆ $IJ ĖÞĆ ƞ Njġ5Ä ; ć*Nj İ ; 2.5 m ŮòNj ƌ ƼƜǎm Ůò# ljíć 28 îōĥ ǀ>Ɵ1 ź ŝ&ļ ĖÞƘĪcíĆ 28 îòćĩ¾ ĠNj2017NJ $ <#Nj İ ;ĖÞ$ )*Nj²ǎ) ç²'ū 7 'NjĖÞ>*? ŠĈ )T `LE Ę ' ; ĖÞ) $# 9Nj IJĖÞ$ )*Nj²ǎ) ²'Ū 7 'Nj Ż' ; ĖÞ) $# íć 28 îōĥ ǀ)śŕXBPHW ōĥ ǀ)śŕ'$5& "NjƹƅB^M\ 8ýƂŘ' ")ŵ 31-33 km '= 9Nj ƈ'ėþ Œ;1 lj²ǎnj ²ǎnjĖÞ)įô² ç²ǔ İ ;ĖÞNj ²ǓIJĖÞ & Njç²$ Ö ' ĖÞ> çi ;ĖÞ$ -Nj ²$ Ö' ĖÞ>ƦĖÞ$ -1 )7 &ĖÞ)º :$Nj ) ½) glj ĴNJ' " : ljij *Ā $ 1 NJ) >ť: $ # 1 ²ǎ) ǁ Ť õ ö9 >Njƚ Ť ż > ; ;Ū 1 ōĥ ǀ) *NjűƱ 8޼uƤ1#)éŗäĖÞ* IJĖÞĆ > 3 İ ; # 9 ²ǎ)iĘ)º = # 1 Nj޼ 8ýƂuƤ 1#)ĜÇmĖÞ* İ ; # ; 8)ĖÞ ƛ:Ę $ ;) 8Nj ) ½) Ĵ'*Nj/0 Ę )õ ö9ā " : $ 91 eę#Nj żā )Ę *ÎÐ Nj ć'7 "ĦƌĘ # 9fgljƲşNJ'Ƥ 9 " :$ĎÐ ;1 ōĥ ǀ*Nj )7 & '7 "éŗäėþ$ĝçmėþ)eư Ăň ' ; "śŕ )# ;#*NjōĤ ǀ>õ Ɯ ĖÞ* ²ǍnjíĆ 28 îōĥ ǀ'$5& " ƈ' Œ; ĖÞ$ĖƊ) éljíć 28 îōĥ ǀ>Ɵ1 ź ŝ&ļėþƙīcíć 28 îòćĩ¾ ĠNj 2017NJ ;8)ĖÞ*Nj 3(ěť)ļĖÞ# : 5

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28 1 3 15000 1400 800 3800 2600 28 28 2017 28 Aizawa K. et al. (2017), Seismicity controlled by resistivity structure: the 2016 Kumamoto earthquakes, Kyushu Island, Japan. Earth, Planets and Space, 69. https://doi.org/10.1186/s40623-016-0590-2 Asano K. and Iwata T. (2016), Source rupture processes of the foreshock and mainshock in the 2016 Kumamoto earthquake sequence estimated from the kinematic waveform inversion of strong motion data. Earth, Planets and Space, 64. https://doi.org/10.1186/s40623-016-0519-9 (2013). http://jishin.go.jp/main/chousa/13feb_chi_kyu shu/k_11.pdf 2017 28 28 Shito A. et al. (2017), Seismic velocity structure in the source region of the 2016 Kumamoto earthquake sequence, Japan, Geophys. Res. Lett. http://dx.doi.org/10.1002/2017gl074593 8

阿蘇は活発だけれども不思議な火山 - 桜島 別府との違い 2 1982 1982 4 10 9

1100 900 5 1000 700 1 5 1000 0 360 2300 1 10 1 2 4 1 1 2 4 1986 11

2 11 1 50 70 ph 1 0 2

5 1 4 10 15 2014 2016 1 GPS 2014 2015 2016 1 2 3 20 12

1 100 S/cm S/cm 300 S/cm 10 S/cm 50 S/cm 100 S/cm 10mS/m ms/m 10 S/cm 1mS/m 30mS/m 100mS/m 400mS/m 4 300mS/m NAK: MIE: UCH S/cm 13 ms/m

5 150 S/cm 500 S/cm 10mS/m 30mS/m,, 10 http://www.kazan-g.sakura.ne.jp/j/koukai/03/ kagiyama.html (2003),, 3, 3,, 67-78. (2006),, 2, 51, 291-309. Kanda, W. et al. (2008), A preparation zone for volcanic explosions beneath Naka-dake crater, Aso volcano, as inferred from magnetotelluric surveys, Jour. Volcanol. Geotherm. Res., 32-45. Yamamoto, M. et al. (1999), Detection of a crack-like conduit beneath the active crater at Aso volcano, Japan, Geophys. Res. Lett. 26, 3677 3680. 3 14

日本火山学会 2017 年秋季大会 ( 熊本市 ) 日本火山学会公開講座 2016 年熊本地震と阿蘇山噴火 編集特定非営利活動法人日本火山学会学校教育委員会大倉敬宏 2017 年 9 月 24 日発行 113-0033 東京都文京区本郷 6-2-9 モンテベルデ第 2 東大前 406 この出版物は文部科学省の平成 29 年度科学研究費補助金 ( 研究成果公開促進費 ) の助成をうけて発行されました ( 課題番号 17HP0009)