このため 政府においては 地方への人の流れの創出等による地方 東京圏の転出入の均衡をはじめとする地方創生の実現に向け 新たな5 年間のまち ひと しごと創生総合戦略を策定するとともに 以下の6 点について 別紙のとおり総合的かつきめ細かな施策を早急に実施するよう強く求める 1. 移住定住 UIJター

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流山市子ども・子育て会議

Microsoft Word 最終要望案

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

まち ひと しごと創生総合戦略 (2018 改訂版 ) ~ 第 1 期の総仕上げと次のステージに向けて ~ 第 1 期総合戦略の最終年としての総仕上げ 東京一極集中の是正に向け 地方への新しいひとの流れや魅力あるまちづくりに焦点 第 1 期総合戦略の進捗状況等 これまでの地方創生の取組の成果や課題の

平成28年度企業主導型保育事業の助成決定について(第1回)

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

新たな外国人材受入れ制度の検討経緯及び概要 平成 30 年 7 月 12 日 経済産業省 製造産業局 今年 2 月 20 日の経済財政諮問会議において 総理から以下の指示 安倍政権として いわゆる移民政策をとる考えはありません この点は堅持します 他方で 5 年間のアベノミクスによって 有効求人倍率

本要望に対応する縮減案 ページ 2 2

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

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長期的視点に立った取組さらに 人口減少は一時的な現象ではなく 少子化対策をはじめとした長期的な対応が必要である 東京一極集中是正の前提となる 社会資本整備の地域格差の解消などにも息の長い 腰を据えた対策が求められる 3 国 地方の主体的な取組と連携 地方創生から日本創生を地方創生は地域の実情に応じて

4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

H28秋_24地方税財源

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的 地震等の災害からの復旧に際して 公的補助が公立学校に比べて少なく 自主財源の確保が求められる私立学校にとって 寄附金収入は極めて重要な財源である 災害時には 大口の寄附だけでなく 広く卒業生や地域住民を中心に 義援金 募金という形で小口の寄附を集める必要

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

スライド 1

地域子育て支援拠点事業について

1. はじめに 中小企業経営者の高齢化が進展する中 事業承継の円滑化は喫緊の課題です 平成 30 年度税制改正において 事業承継の際に生ずる相続税 贈与税の負担を軽減する 非上場株式等についての相続税及び贈与税の納税猶予及び免除の特例 ( 以下 事業承継税制 ) が抜本的に改正されました 本改正では

子ども・子育て支援新制度の解説資料 1.制度概要 その1

第 1 部 施策編 4

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1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

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地方創生応援税制 ( 企業版ふるさと納税 ) の運用改善 ( 別紙 1) 平成 31 年度税制改正 企業版ふるさと納税の一層の活用促進を図るため 企業や地方公共団体からの意見等を踏まえ 徹底した運用改善を実施する 地方創生関係交付金と併用する地方公共団体へのインセンティブ付与 地方創生関係交付金の対

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

資料1 第1回会議のポイントについて

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第2節 茨木市の現況

Microsoft Word - こども保険に関するFAQ.docx

PowerPoint プレゼンテーション

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

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第3節 重点的な取り組み

PowerPoint プレゼンテーション

子ども・子育て会議(第7回) 次世代育成支援対策推進法の延長等の検討について

資料9

Microsoft PowerPoint 記者発表資料別添(セット)

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

平成 28 年度予算編成方針 我が国の経済は 景気は引き続き緩やかな回復基調を維持しているが その影響が地方経済にまで十分に行き渡っているとは言えず 我々地方の行財政運営の基本となる税等一般財源を確保するためには 臨時財政対策債に頼らざるを得ない状況が続くものと考える また 税制改正も予測されること

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4-(1)-ウ①

資料3-3.文部科学省における子供の貧困対策の総合的な推進

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

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外国人建設就労者受入事業の運用状況について

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

(2) 消費税率 10% への引上げ時に導入が予定されている軽減税率制度については 消費税 地方消費税の引上げ分のうち地方交付税原資分も含めると 約 3 割が地方の社会保障財源であり 仮に減収分のすべてが確保されない場合 地方の社会保障財源に影響を与えることになることから 確実に代替財源を確保するこ

目 次 1 章策定の趣旨 1 1 これまで経緯 1 2 さらなる行財政改革の必要性 1 2 章行財政改革の基本的な考え方 2 1 推進期間 2 2 基本方針 2 3 重点項目 2 (1) 事務 事業の効率化の推進 3 (2) 定員管理の適正化及び人材育成の推進 4 (3) 民間活力の活用 4 (4)

PowerPoint プレゼンテーション

第 3 回富山市まち ひと しごと総合戦略会議 議事要旨 日時 : 平成 28 年 9 月 23 日 ( 金 )13:15~14:50 場所 : 富山市役所 801 会議室 出席委員 :( 順不同 ) 宮田伸朗 富山国際学園学事顧問 ( 議長 ) 鵜殿裕 株式会社日本政策投資銀行富山事務所所長 太田

Microsoft Word - ★01H26試行工事.doc

2. まち ひと しごとの創生に向けた政策 5 原則 人口減少克服 地方創生を実現するため 5 つの政策原則に基づき施策を展開する 1 自立性 構造的な問題に対処し 地方公共団体 民間事業者 個人の自立につながる 2 将来性 地方が自主的かつ主体的に 夢を持って前向きに取り組むことを支援する 3 地

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Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

企業中小企(2) 所得拡大促進税制の見直し ( 案 ) 大大企業については 前年度比 以上の賃上げを行う企業に支援を重点化した上で 給与支給総額の前年度からの増加額への支援を拡充します ( 現行制度とあわせて 1) 中小企業については 現行制度を維持しつつ 前年度比 以上の賃上げを行う企業について

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

地域雇用活性化コース 厚生労働省採択事業 (H28 ~ 30 年度 ) 平成 29 年度 三重県地域活性化 雇用創造プロジェクト事業 地域雇用 活性化コース 対象業種 飲食料品小売業 宿泊業 飲食店電気業 鉄道業 道路旅客運送業 道路貨物運送業 倉庫業 運輸に附帯するサービス業 各種商品小売業 織物

平成 30 年度税制改正に関する内閣府 主要望のポイント 1 地域経済活性化事業等支援政策の推進 ( 延長 1 件 ) 地域経済活性化支援機構に係る登録免許税の特例措置の延長 ( 国税 ) 地域経済活性化支援機構が金融機関等からの債権の買取り等により取得する不動産に関する権利等の移転登記等に対する登

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

スライド 1

平成 30 年度コミュニティ助成事業実施要綱 第 1 趣旨一般財団法人自治総合センター ( 以下 自治総合センター という ) は 宝くじの社会貢献広報事業として この要綱の定めるところにより コミュニティ活動に必要な備品や集会施設の整備 安全な地域づくりと共生のまちづくり 地域文化への支援や地域の

平成 30 年度の税制改正に関する要望 一般社団法人全国建設業協会会長近藤晴貞 平素は 建設業界に対し一方ならぬご配慮を賜り 厚く御礼申し上げます 平成 29 年度公共事業関係の当初予算は ほぼ横ばいながら 5 年連続の微増となりました また 国土交通省関係予算では 当初予算で初となる ゼロ国債 を

TPP 協定交渉に関する意見書 TPPについては 交渉進展の鍵を握るとされてきた米国のTPA ( 貿易促進権限 ) 法案が可決され 合意に向けた交渉が加速したものの 参加国の間にまだ隔たりの大きい分野があることから 7 月末の閣僚会合でも合意に至らなかった 我が国がTPP 交渉に参加するに当たり 平

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要


11月は『職業能力開発促進月間

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

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まず ひと の暮らしを豊かにするために ものづくりとサービス デザインを組み合わせて新たな製品やサービスを創出するなど 地域の産業集積の強みを活かした中小企業によるイノベーションを促進することである また 環境 エネルギー 健康 医療 福祉 航空宇宙 ロボット等の分野において 異業種連携や新事業展開

平成 28 年度税制改正に関する内閣府 主要望のポイント 1 少子化対策の推進 ( 新設 2 件 拡充 1 件 ) 三世代同居に係る税制上の軽減措置の創設 ( 国税 ) 高齢者や若い世代の希望に応じた家族関係や地域とのつながり 子育て世代の子育ての態様について各人の希望を実現するため 一定の条件を満

第 3 次 山形県総合発展計画 短期アクションプラン ( 平成 25 年度 ~28 年度 ) 平成 2 5 年 3 月 山形県

新今回の要望に合関理連性する事項設 拡充又は延長を必要とする理中小企業は地域の経済や雇用を支え 我が国経済全体を発展させる重要な役割を担っている 中小企業の設備投資を促進し 成長の底上げに不可欠な設備や IT 化等への投資の加速化や生産性の向上を図る ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 昨今の中小企業の

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

区分

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参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

第1表 概算要求額総表

構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

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PowerPoint プレゼンテーション

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

三鷹市健康福祉総合計画2022

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

歳入総額 区分 平成 年度の財政フレーム ( 単位 : 百万円 ) 30 年度 31 年度 合計 構成比 構成比 構成比 263, % 265, % 529, % 一般財源特別区税特別区交付金その他特定財源国 都支出金繰入金特別区債 167

( 事業所税の課税標準の特例 ) 第三十三条 ( 略 ) 2~5 ( 略 ) 6 平成二十九年四月一日から平成三十一年三月三十一日までの期間 ( 以下この項において 補助開始対象期間 という ) に政府の補助で総務省令で定めるものを受けた者が児童福祉法第六条の三第十二項に規定する業務を目的とする同法

Transcription:

資料 地方創生の第 2 ラウンドへの提言 ( 案 ) 人口減少に歯止めをかけるとともに 東京圏への人口の過度の集中を是正し それぞれの地域で住みよい環境を確保して 将来にわたり活力ある日本社会を維持することを目的として 平成 26 年にまち ひと しごと創生法が成立してから4 年が経過しようとしている これまで 全ての地方公共団体が5か年の総合戦略を策定し 国と車の両輪となって施策全般にわたり地方創生の取組みを進めてきた こうした中 地方における訪日外国人延べ宿泊者数は平成 29 年には5,000 万人を超え 農林水産物の輸出額についても平成 25 年時点と比べて約 2,000 億円増を記録している さらに 完全失業率は全都道府県で低下し 有効求人倍率は史上初めて全ての都道府県で1を超えるなど 雇用 所得環境の改善が続いている 他方で 合計特殊出生率はほぼ横ばいにとどまっており 平成 29 年の出生数は過去最低の94 万人を記録し 人口減少及び少子高齢化は一段と進行している さらに 東京圏への転入超過は22 年連続し 転出入の均衡はおろか このところ逆に悪化の一途をたどっている ( 平成 25 年 :10 万人 平成 29 年 :12 万人 ) この結果 地方においては 質 量の両面で人材の確保がかなわず あらゆる分野で深刻な担い手不足が生じ 今後の成長の足かせとなっている また 地域別に見ると 人口規模の小さい市町村ほど減少の進行が速まる傾向にあり 地方の中でも人口の地域間格差が拡大している 以上の状況を踏まえ 地方創生は 第 2 ラウンドとして 次の 5 か年に向けた戦略 を構築しなければならない 1

このため 政府においては 地方への人の流れの創出等による地方 東京圏の転出入の均衡をはじめとする地方創生の実現に向け 新たな5 年間のまち ひと しごと創生総合戦略を策定するとともに 以下の6 点について 別紙のとおり総合的かつきめ細かな施策を早急に実施するよう強く求める 1. 移住定住 UIJターンの促進をはじめとする地方への人の流れの創出 2. 外国人 女性 高齢者の就業支援等による地方で活躍する人材の育成 確保 3. 若い世代が安心して子どもを産み育てられる環境整備 4. 事業承継への支援等による地域経済を支える産業の稼ぐ力の維持 向上 5. 人口減少社会における地方行政体制の検討 6. 地方創生関連予算の十分な確保及び地方創生推進交付金等の自由度向上 2

別紙 速やかに実行すべき地方創生推進施策 1. 移住定住 UIJターンの促進をはじめとする地方への人の流れの創出 ( 移住定住 UIJターンの促進 ) 東京圏の若者が地方で就業又は起業する際の移住経費等の直接給付の創設 UIJターン希望者が各都道府県の企業情報を一括して入手できるようにするための全国規模のマッチングを支援する仕組みの構築 ( 地域の中核となる産業の振興 ) 地方拠点強化税制 について これまでの実績や効果なども踏まえ より実効性のある制度となるよう 更なる拡充の検討 集中移転期間を設定した上での 東京圏から地方に本社を移転した企業に対する国による移転促進交付金 ( 仮称 ) 制度の創設 ( 地方大学の振興 ) 地方大学 産業創生法に基づく速やかかつ円滑な執行と 同法に基づき創設された 地方大学 地域産業交付金 の速やかな執行及び来年度の拡充 地方の国立大学の運営費交付金や公立大学における地方交付税措置 私立大学等経常費補助金の充実 ( 政府関係機関の移転 ) 国が主体となった 政府関係機関移転基本方針 の早急かつ円滑な完全実現及び国が責任を持った移転に要する費用負担 地方移転を促進するための数値目標を設定してその実現に向けての取組みを行うなど 今後も国家戦略としての取組みの実施 2. 外国人 女性 高齢者の就業支援等による地方で活躍する人材の育成 確保 ( 外国人の活躍支援 ) 人手不足が深刻となっている業種 ( 農業 介護 建設 宿泊 製造等 ) を広く対象とした 一定の専門性 技能を有し 即戦力となる外国人材の就労を目的とした新たな在留資格の創設 3

首都圏の大学等で学ぶ外国人留学生に対する地方企業の情報提供やマッチング支援 地方企業の外国人インターンシップ受入支援など 外国人活用に向けた地方の取組みに対する財政支援 外国人留学生が就労する際の在留資格の変更について 中小企業についても 大企業と同じ提出資料とするなど手続きを簡素化 在留外国人の生活環境整備のための省庁横断的な対応方針の策定 日本語教室の設置 運営や医療通訳者の育成 配置等に対する財政支援の拡充 ( 女性 高齢者の活躍支援 ) 人手不足に直面する地方の中小企業等における女性や高齢者 外国人留学生の就業や起業を促進する直接給付の創設 地域の実情に応じた女性の活躍の推進に向けた 地域女性活躍推進交付金 の継続的な実施や補助率の引き上げ 柔軟な運用等の実現 生涯現役促進地域連携事業 の拡充による 多様な主体の参画による 高齢者の就労の促進 3. 若い世代が安心して子どもを産み育てられる環境整備 幼児教育 高等教育の無償化等について 国と地方の役割分担や負担の在り方について地方と十分に協議するとともに 国の責任において必要な地方財源を確実に確保 保育料等の無償化に伴う保育所等の教育 保育給付費の増加分について その負担を地方に求めないこと 放課後児童クラブの利用料や病児 病後児保育利用料について 国の制度としての経済的負担の更なる軽減 潜在保育士の就職 再就職支援のための離職時登録制度の法制化や保育士の処遇の更なる改善 4. 事業承継への支援等による地域経済を支える産業の稼ぐ力の維持 向上 ( 事業承継の促進 ) 地域おこし協力隊など 地域にゆかりのある人材と後継者がいない企業とを効果的にマッチングする仕組みの構築と 事業承継した移住者の経営準備等に要する経費への財政支援の実施 個人事業者の事業承継について 事業用資産に関する相続税及び贈与税の負 4

担軽減措置の実施 中小企業の個人事業者が移住者など第三者に対して事業用資産を譲渡 賃貸 する際の税負担軽減措置の実施 ( 海外需要の積極的な取込み ) 国際観光旅客税については 自由度が高く創意工夫を活かせる交付金として一定割合を地方に配分するなど 地方の観光振興施策の財源に充当できる仕組みの検討 地域の観光産業を支える専門人材の育成 確保への財政支援 ( 地方における生産性革命の実現 ) ICTやIoT 等を活用した林業の効率化や林業機械の開発 普及を図ること 農業の生産現場における先端技術の導入支援や農林水産業の高付加価値を支える担い手の育成 確保への支援の充実 建設業における生産性 賃金水準 安全性の向上に資する i-construction について 地方の建設現場への普及 定着を促進するための財政支援の充実 介護ロボット導入支援事業の更なる拡充 ( 地方創生回廊 の早期実現及び強靭な国土づくり) 地方創生に不可欠な基盤として 高速道路 リニア中央新幹線 整備新幹線等の整備促進に加えて 新幹線の基本計画路線から整備計画路線への早期格上げを図ることにより 国土のミッシングリンクを早期に解消し 地方と地方をつなぎ それぞれの地域の特色のある発展を支える 地方創生回廊 の早期実現 水害等の頻発化 激甚化や南海トラフ地震や首都直下地震の発生等の備えとして 地方創生を支える道路 河川 砂防 港湾 下水道等 社会資本の防災 減災対策や老朽化対策 広域交通ネットワークのリダンダンシー確保が不可欠であることから 強靱な国土づくりに向けた取組の迅速化 5. 人口減少社会における地方行政体制の検討 人口減少 少子高齢社会においても地方公共団体が 安定して 持続可能な形で 住民サービスを提供し続けるために求められる地方公共団体間の連携や地方行政体制のあり方の検討の実施 5

6. 地方創生関連予算の十分な確保及び地方創生推進交付金等の自由度向上 ( 安定的な地方創生関連予算の確保 ) これまでの地方創生の取組みの成果を踏まえ 第 2ラウンドに向けた地方創生推進交付金の拡充 地方財政計画における まち ひと しごと創生事業費 の拡充 ( 地方創生推進交付金の運用改善 ) インターンシップ参加学生の旅費 宿泊費 地方創生の実現に資する個別企業への給付等についても対象経費とするとともに 既に採択されている交付金事業の継続 延長についても申請を認めるなど採択要件を見直すなど より一層の自由度の向上 不採択理由を具体に示すなど採択基準の明確化 間接補助事業について 年度末まで事業期間を確保することが可能となるよう事業者への支払い時期を見直すなどの運用の改善 ( 地方創生拠点整備交付金の運用改善 ) 対象分野を限定せず 地方創生に資するもの全般を対象とするとともに 既存 施設への新規設備の導入等も交付対象とした上での今年度の予算措置 6