基本目標 Ⅴ 子どもが地域で育つ () 魅力ある居場所の拡充 (2) 子育てネットワークづくり (3) 子どもの育ちを支える地域活動の推進 63
担当課 : 子育て支援課生涯学習課 実績報告書 事業番号 50 放課後子ども総合プランの推進 計画掲載ページ : 07 事業区分 : 新規 29 年度事業実績 () 事業実績 企画経営部 子育て支援部 教育委員会事務局の関係各課で 国が進める 放課後子ども総合プラン 実施について検討し 政策決定会議において実施の方向性を決定した 平成 30 年度に推進組織を設置し 平成 3 年度にモデル事業を実施することになり 実施可能な小学校の施設を利用して推進する なし () 事業全体 国が示した放課後子ども総合プランでは 全ての就学児童が放課後等安全 安心に過ごし 多様な体験 活動を行うことができる 平成 29 年度は 平成 3 年度のモデル事業を実施することを推進する組織を設置することが決定し 具体的に実施を進める方向となったため 平成 3 年度のモデル事業を実施するために 実施校や実施内容を決定する 平成 3 年度のモデル事業の実施後に検証を行い 今後の事業展開について検討を進める 64
事業番号 502 児童館の整備 担当課 : 子育て支援課計画掲載ページ : 08 事業区分 : 拡充 29 年度事業実績 () 事業実績 平町児童館については 平成 30 年 3 月に改修工事が終了し 平成 30 年 4 月から運営開始となった 平町児童館: 設計委託 各工事費等 365,96 千円 ( 平町学童保育クラブと一体的に整備したため 事業番号 2404 学童保育クラブ整備 との合算額 ) () 事業全体 他の地区に比べて児童館の数が少ない西部地区に児童館の整備を行ったため 30 年度は 児童館の未整備地域について 区有施設見直し方針の考え方を踏まえ 区有施設の有効活用を中心に拡充整備の検討を行う予定 なお 現在実施している移動児童館や出張児童館などの事業は今後も継続していく 地域の区有施設のみならず 国 都及び民間の活用資源の有無や統廃合 合築の可能性 財源確保などを精査しつつ 区有施設の見直し方針に則り 今後の検討結果と連動した合理的 効率的な整備計画の策定を検討していく 65
事業番号 503 ランドセル来館の充実 担当課 : 子育て支援課計画掲載ページ : 08 事業区分 : 拡充 29 年度事業実績 () 事業実績 学校が開校している月曜日から金曜日は 放課後から児童館閉館時間 ( 午後 6 時 ) まで利用できる 児童館開館日の土日で学校開校日は放課後から午後 5 時まで利用でき 4 館全館で実施している 各月平均利用人数 267 人 利用人数 日平均 5.5 人利用 登録者数各館平均 59 人 なし ただしランドセル来館事業に関わる消耗品を各児童館で支出している () 事業全体 ランドセル来館は小学生の放課後の居場所の確保と学童保育クラブを補完する事業として 6 年生まで利用することができる 前年度より 利用人数も増加傾向にあるが 利用に人数制限は設けていないため 現時点では希望者は利用できる状況である ランドセル来館の利用に際して 利用のしやすさを踏まえ 事前連絡の廃止や利用カードの変更等改善を図った 今後も各館の実施状況や実態を踏まえて 定期的に改善を行う 28 年度は 北部地区児童館の登録者数が 00 世帯程度の登録があった 29 年度はさらに 南部 西部地区でも 00 世帯以上の登録があり 年々増加傾向にある 各館ランドセルの置き場にも苦慮する状況となった 施設規模の限界を超えるような利用増については 早急な検討が求められる とくに利用増の一因となっている学童保育クラブの待機児問題 定員超過しているクラブ児童のランドセル来館の利用等 待機児対策解消に向け取り組んでいくことも合わせて求められる 66
29 年度事業実績 () 事業実績 実績報告書 事業番号 504 児童館における中高生の居場所の拡大 担当課 : 子育て支援課計画掲載ページ : 09 事業区分 : 拡充 第 8 回 ティーンズ フェスタ イン めぐろ 207 を中高生の視点で主体的 自主的な運営を図るために 目黒区の中高生活動を通じ興味関心を示し参加 参画している生徒や連携が図れている区内公私立中学校 高校を中心に実施にあたった 中高生の自主的な参加 参画を促し組織的なスタッフ編成や取組みを本事業に主眼とし 総勢 50 名の中高生スタッフが 7 月より 7 回のスタッフ会議を実施し事業企画 立案 実施 総括へと運営を進めた 執行額 529,285- 消耗品費 267,77 円 報償費 06,480 円 使用料及び賃借料 55,088 円 () 事業全体 ティーンズフェスタ事業の実施は 運営の推進力となる中高生スタッフが同世代の意見要望を捉え 主体的に参加 参画ができるよう意欲を高めていく 学校 地域 協力団体 行政機関と連携し世代を超えた交流を図りながら中高生の居場所の拡大について計画目標を達成した 8 回の実績を踏まえ 中高生の意向や構想を的確に捉え魅力ある事業とするために 組織的かつ計画的なスタッフ運営を通じてティーンズフェスタの全体像を引き続き築き上げていくと共に各児童館における日常的な居場所の拡大を図る 安全 安心のまちづくりを構築するために目黒区内に在住 在学する中高生が地域防災の戦力として災害対策等にも大きく寄与するため中高生スタッフと共に地域防災をテーマに継続的にティーンズフェスタに組み込み防災意識の啓発を図る 障害福祉課と連携し目黒の魅力を中学生 高校生の視点で捉え カルタ DE めぐろ の制作を通じ目黒の PR を発信していく 各児童館において中高生のニーズの把握を的確に行い中高生向けの事業の充実 利用時間やスペースの確保を図り利用の促進や居場所の拡充を図る ティーンズフェスタや国際交流事業を通じて区内公私立中学校 高校との連携や理解を深め学校を通じた参加 参画を促し更なる地域のネットワークを構築し 地域の育成者や協力団体と連携し中高生の社会参加と地域の活性化を促進していく中で魅力ある事業へ繋げていく 青少年を取り巻く関係所管と連携し中高生事業の活性化や中高生を取り巻く諸課題に的確に対応していく 67
29 年度事業実績 () 事業実績 実績報告書 事業番号 505 放課後フリークラブ事業の推進 担当課 : 生涯学習課計画掲載ページ : 09 事業区分 : 拡充 ランドセルひろば及び子ども教室の円滑な運営のため ランドセルひろばや子ども教室に参加する児童への対応方法に関する講演会を実施し 研修内容の充実を図った また 子ども教室事業では 情報共有のためのアンケート調査を実施したほか 教室を紹介するためのチラシの作成 配布, 及びパネル展示行い 事業の周知をするなど事業の拡充を図った ランドセル広場 事業 実施回数 小学校 22 校 延実施日数 3,262 日 延参加児童数 84,209 人 2 子ども教室 事業 実施団体 5 団体 実施回数,422 回 延参加人数 26,55 人 ランドセルひろば事業運営経費 ( 報償費 消耗品費 ):24,70,754 円子ども教室運営委託経費 :6,420,84 円 () 事業全体 2: あまり達成できていない ランドセルひろばや子ども教室では 管理運営員や委託団体関係者の研修内容を検討し 充実を図ることができた なお 子ども教室事業においては 子ども教室未実施の小学校の関係者への働きかけを行ったが 実施小学校区を拡大することができなかった しかし チラシの作成 配布やパネル展示により 子ども教室事業内容を幅広く周知することはできた 継続して実施する ランドセルひろば及び子ども教室では 管理運営員や委託団体関係者の更なるレベルアップのため 研修等の充実について引き続き努めるとともに学校や関係所管と連携 協力して円滑な運営について検討していく 子ども教室事業では 更なる実施小学校区の拡大及び教室内容の充実を図っていく 68
事業番号 520 地域の子育て支援事業への支援 担当課 : 子育て支援課計画掲載ページ : 2 事業区分 : 新規 29 年度事業実績 () 事業実績 計画目標に沿って 地域子育て支援拠点事業 と 利用者支援事業 の事業内容等の整理と 地域の活動団体をはじめとした民間で運営する子育てふれあいひろば支援に向けて 体制を整え今後につなげるための検討を行った なし () 事業全体 計画目標に沿って 地域子育て支援拠点事業 と 利用者支援事業 の事業内容等の整理を行った また 30 年度から ほねっとひろば のあそびのひろばを子育てふれあいひろばに移行し 地域で運営する子育てふれあいひろば支援体制を整えるための準備を継続して行っている 29 年度から開始した利用者支援事業と区の地域子育て支援拠点事業 ( 子育てふれあいひろば事業 ) の位置づけ等の整理を行い 地域の子育て支援事業との連携の具体策を検討する 地域で活動している団体との連携と支援の方法を研究する 30 年度から地域の団体と連携した地域の子育て支援事業を実施に向けて取組む 69
事業番号 5202 子育てふれあいひろばの充実 担当課 : 子育て支援課計画掲載ページ : 2 事業区分 : 拡充 29 年度事業実績 () 事業実績平成 29 年度は本格実施として 父親の育児啓発事業を定着させ 利用者のニーズ調査を児童館と一体的に実施し子育て支援策の向上に取組んだ つどい及び講座事業年間実施回数 25 回 つどい及び講座年間参加者数 65 人 父親育児啓発事業年間実施回数 回 父親育児啓発事業参加者数 5 人 非常勤職員報酬( 人件費 ) 6,398,06 円 報償費購入費 )22,584 円 39,000 円 需用費 ( 消耗品費 図書 () 事業全体 就学前特に 0 歳 ~2 歳の子どもを持つ家庭が安心して子育てができるように 遊びや相談など様々な企画をし 子育て相談事業 子育てに関する各種講座の開催 児童館と連携した乳幼児活動 目黒区の子育て情報の発信と収集を通じて計画目標を達成した 男女が共に協力して子育てがしやすい環境づくりを進める中で母親だけでなく父親も参加 参画できる事業の充実を図るために月 回父親向けの育児啓発事業を本格実施し父親の育児参加の啓発や父親同士の繋がりを地域で深めていく 利用者のニーズを的確に把握し 意向 意見 要望等を事業運営に反映させるため引き続き利用者アンケートを実施し区民サービスの向上に努めていく 地域の子育て支援の拠点として 利用者の意向を把握し児童館と一体的に子育て支援事業の充実を図る 利用者同士や地域とのつながりを深め 子育てしやすい環境づくりに寄与していく 子育て相談 子育て家庭の交流など利用対象者に沿った機能拡充を図るために 利用者アンケート等を有効に活用し 多様なニーズへの対応やプログラムの充実を推進していく 利用支援係や ほ ねっとひろば とも連携を図り相談体制の強化や子育て支援策の向上に取り組んでいく 70
事業番号 5202 子育てふれあいひろばの充実 担当課 : 保育課計画掲載ページ : 2 事業区分 : 拡充 29 年度事業実績 () 事業実績 利用者がいつでも気軽に参加できるようポスター等の掲示や声かけなどを行った 利用者に繰り返し利用してもらえるよう働きかけた また 父親等の育児参加など意識を高められるような研修を行なった なし () 事業全体 地域のニーズに合わせた企画を実施した また 実施に先立ち ポスター 声掛けなど周知を行った 継続して実施する 特になし 7
事業番号 5203 児童館や学童保育クラブ ( 単独施設 ) における乳幼児活動 担当課 : 子育て支援課計画掲載ページ : 3 事業区分 : 拡充 29 年度事業実績 () 事業実績 児童館 4 館 乳幼児クラブ 登録数 40 組 乳幼児のつどい 実施回数 399 回 参加人数 ( 親子 )7568 人 ベビー活動 実施回数 27 回 参加人数 ( 親子 )4404 人 単独学童クラブ 7か所 乳幼児クラブ 登録数 84 組 幼児のつどい 実施回数 27 回 参加人数 ( 母子 )336 人 ベビー活動 実施回数 50 回 参加人数 ( 親子 )84 人 乳幼児クラブ つどい ベビー活動等講師 報償費 644,000 円 () 事業全体 乳幼児クラブ活動 ベビー活動 乳幼児のつどい について 活動実施日の工夫 内容の充実を図った 乳幼児のつどい は 共働き家庭や父親が参加しやすい土 日曜日に開催を前年度と同程度の開催回数ではあるが 内容の工夫 充実をさらに図り実施した 継続して実施する 平成 30 年 4 月に児童館 ( 民営 ) が新規オープンする このことにより さらなる子育て支援の充実を図る 男女が共に協力して子育てがしやすい環境づくりを進める中で母親だけでなく父親も参加 参画できる事業の充実を図る 72