平成24年度

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対応すべき行動_0921

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PowerPoint プレゼンテーション

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

DSTY 防災規則 (2017 年 8 月 29 日現在 ) 有事に際しては必要な措置に関する責任と調整は危機対策本部に委ねられる 学園長は学園全体に対して上位の指令権 決定権を持つ 防災コーディネータ ーは相談 助言役を担う 地震発生時の行動 事態の深刻度 : 各自の知覚で判断 校内アナウンスをよ

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

国土技術政策総合研究所 研究資料


3. 学校に不審者が侵入した場合の対応について 対応 1 情報の入手 巡回中の教職員の情報子どもからの情報偶然に発見 職員室への報告 複数の教職員で現場へ 発見者が インターホン 無線 携帯電話等所持 不審者から子どもを 携帯電話 等で 状況を把握 回避 職員室へ報告 職員室へ連絡 対応 2 対応

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

災害時アクションカード ( 鳴門モデル ) の作成 鳴門教育大学客員研究員プロジェクト研究 アクションカード とは, 医療現場で使われるカードである これは, 緊急時に集合したスタッフ一人ひとりに配布される 行動指標カード であり, 限られた人員と限られた物資で, できるだけ効率よく緊急対応を行うこ

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目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

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高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

平成27年基準年度固定資産税標準 宅地の鑑定評価でのバランス検討体制等に関する説明会資料

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

2. 具体的な実施内容 平成 27 年度 避難訓練実施計画 実施災害の想定 実施時間 4 月 想定 ( 地震 ) 子ども達に 地震とは何かを分かりやすく知らせ 地震の時の身の守り方を知らせる 保育士の動きの確認 5 月 想定 ( 火災 初期消火 ) 厨房からの出火を想定し 園庭に避難する その後近く

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

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奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

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5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

2. 環境調査の経過報告について 7 月 25 日から開始している環境調査につきまして 夏調査 (8 月 3 日 ~8 月 6 日調査 ) の結果をご報告いたします 報告内容 期間 / 平成 30 年 7 月 25 日 ( 水 )~ 平成 31 年 7 月 10 日 ( 水 ) 内容 / 植物調査及

動く津波ハザードマップ個別シナリオ設定版 操作マニュアル 群馬大学大学院災害社会工学研究室株式会社アイ ディー エー社会技術研究所

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

場 外 警 備 以下の仕様により 業務を遂行すること 1 目的 (1) 和歌山競輪場 駐車場及び周辺地域において来場者の安全を確保するため適切な交通誘導 交通整理を行うとともに 秩序維持のため 警備任務を遂行することにより 和歌山競輪場 の円滑な運営に寄与することを目的とする (2) 和歌山競輪場駐

平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ



(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

引き取りの流れ 保護者 徒歩 ( 東門 ) 集中玄関 体育館 帰りは正門から 自転車 ( 東門 ) 校庭東側 ( すべり台周辺 ) 集中玄関 体育館 帰りは正門から ( 職員玄関前 ) 車 ( 西門 ) 校庭 集中玄関 体育館 西門から 帰りは長瀞線方面へ 校庭に入る時と 校庭から出るときで門が別だ

⑤5 地方公共団体における検証等に関する調査結果

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

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ウ)災害WG検討結果

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もくじ 鎌倉市教育委員会の災害発生時における小中学校の基本的対応 非常災害時と大規模地震への対応について 災害発生時の対応について 一斉下校時の教職員の立哨について 大規模地震発生時の職員対応 ( 授業中 ) ( 休み時間中 ) 避難訓練年間計画 防災計画

1 計画の目的 当施設は 箱根町地域防災計画に 活動火山対策特別措置法 ( 以下 活火山法 という ) 第 6 条に基づく 避難促進施設 として定められており 活火山法第 8 条に基づき本計画を定める 本計画は 当施設に勤務する者 ( 従業員 ) 施設の利用者 施設周辺にいる登山者 旅行者等の噴火時

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時間災害状況等の推移関係機関関係機関の活動内容道府県 ( 防災本部 ) の留意事項 ( 評価の視点 ) 1 日目 3.1 地震に基因する標準災害シナリオ 9:00 (0:00) 地震発生 ( 震度 6 強 ) 特定事業所 施設等の緊急停止措置 災害拡大防止上必要な施設の手動停止操作 地震発生後 速や

大雪警報発表時の対応暴風警報等と異なり 大雪の場合は大雪警報が解除された後も積雪の状況により登園が困難になることも想定されるため 各園の判断で臨時休園等の措置をとります その際 幼稚園敷地内の適切な場所を観測地点として その場所の積雪量が一定基準 ( 大雪警報に準じて20センチメートル程度 ) に達

-災害に備えて-

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試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

第 1 章 危機管理とは 1 1 目的 2 分類 3 対象とする危機の内容 4 体制 5 対応 6 原因の分析と評価 7 見直しの観点 第 2 章 初動対応編 6 1 交通事故発生時の対応 2 事故 ( けが等 ) 発生時の対応 3 病気等 ( 学校において予防すべき感染症含む ) 発生時の対応 4

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第8章 災害復旧計画

大津市避難所運営マニュアル

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1.WEB アンケート調査の概要 まとめ 2. 集計結果 ( 抜粋 ) p.10- p.2-1

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

ああ

伊川谷児童デイサービスステップ 環境 体制整備 区分 1 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 利用人数が日によって変わるので利用者数に合わせて活動内容を工夫しています 2 職員の適切な配

スライド 1

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

1-(1) 中部電力 ( 株 ) 大日本印刷 ( 株 ) と共同で 歩道上の路上変圧器を活用した情報発信の実証実験を実施 ~1/24 国交省実証実験の対象地域に選定 ~ 1 国交省実証実験の対象地域に選定 先週木曜日(1/24) 国土交通省から 無電柱化に伴う一般国道の歩道上に設置されている電力設備

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4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

Taro-07_学校体育・健康教育(学

. ポイント 火山活動の変化を的確に検知し 迅速に登山者等に伝達できる 観測体制強化 関係機関への情報伝達迅速化 屋外放送 携帯端末 パトロールから伝達等 予測不能な突発的噴火の際 避難できる施設が整備されている 噴石等に耐えられる堅牢施設 避難すべき施設を登山者が認知等 噴火警報発表時 噴火時に登

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津波に対する水門 陸閘等の操作指針について 1. 目的 本指針は, 水門 陸閘等に関して, 海岸, 河川, 港湾, 漁港等の管理者 ( 以下 施設管理者 という ) と現場操作員が平常時及び津波発生時に実施すべき事項や, 施設に関する閉鎖基準等及び配備体制などの基本的な方針を定め, 本県沿岸に襲来す

イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 2 構想 (1) 活動方針市 ( 環境防災課ほか各課 ) は 県

Ⅰ. はじめに はじめに 調査プロジェクトの一環として 外部会場を利用した実査 ( 会場調査 CLT やグループインタビュー等 ) の実施時における 台風 地震 火災その他の災害に対する対応の指針として ここに JMRA 外部会場における調査時の緊急時対応ガイドライン を定める 当ガイドラインは 調

04 Ⅳ 2(防災).xls

- 目次 - 1. 基本構想策定の趣旨と役割 1 2. 交通バリアフリー法 2 3. 焼津市移動円滑化基本構想策定体制及び上位計画との関連 4 4. 重点整備地区及び特定経路について 6 5. 地区別の現状把握 整備の目標 心のバリアフリー 24 参考資料 1. 人口と高齢者

☆配布資料_熊本地震検証

2/9 学校 ( 幼稚園 ) 名久保小学校長江小学校土堂小学校 棟用途 棟面積第一次診断第二次診断改修改修後建築年月構造階数区分番号枝番 ( m2 ) 年度 Is 値年度 Is 値年度 普通 特別 管理教室棟 1 1 S8.1 R 3 2,950 旧基準 H H 屋内運動

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

1 課題出し 瀬戸内市まちづくり会議財政健全化部会経営改善計画策定作業の概要 事務局による課題出し ( 市長 担当の意見も反映 ) 部会委員から出された課題にも対応 課題に対する問題点の整理 わかりやすい記入用シートの作成 2 委員による改革案の作成 事務局提案の課題について 部会委員による改革案の

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Microsoft Word - H3101houkoku.docx

Microsoft Word - 「ハンドル形電動車椅子安全利用に関する知識・技能についての教育・訓練の基本項目」について.docx

平成 23 年度 東日本大震災における学校等の対応等に関する調査 報告書 平成 24 年 3 月 文部科学省

1) 庁舎位置の中心性建設候補地の評価 比較添付資料 1 人口重心との位置関係 候補地 1 現庁舎敷地 直線距離 250m 直線距離 1.4Km 候補地 2 都市広場 直線距離 1.3Km 候補地 3 鳥栖スタジアム第 4 駐車場 この地図は国 地理院の電 地形図を使 したものです 1

い場合は 引渡しカードに書かれた代理者でもかまいません 原則 記入された方以外には引渡しをしません Q3 学校からの情報を得られる方法は? A3( 保護者への連絡方法 ) 災害時には 被災地などへ通話が集中することから 電話 ( 固定電話 携帯電話を問わず ) での連絡が取れなくなることが予想されま

第3章 指導・監査等の実施

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東


Transcription:

平成 25 年度沖縄県広域地震 津波避難訓練 モニタリング調査の結果 モニタリング調査の結果として 各避難訓練の概要を整理した (1) 小学校での避難訓練の調査結果 うるま市具志川小学校 調査 1: うるま市具志川小学校の避難訓練 1 避難訓練の形態 : 近隣高台への避難 1. 訓練時間 :10:00~11:00 2. 参加団体 : 具志川小学校 幼稚園 3. 訓練概要 : 具志川小学校 幼稚園の生徒 幼稚園児 教員全員が高台にある具志川ドームへ避難 1)10:00: 大きな地震発生後 直ちに小学生 幼稚園児 及び教員全員が避難開始 2) 校門から県道 8 号線 37 号線を横断し 高台まで走って避難を実施した ) 訓練のため 市 消防職員 警察官 自治会等による誘導支援 速い児童から先に走る 訓練の主な経過概要 訓練時間 行動項目 概要 10:00 訓練開始 防災無線により地震情報 10:03 避難開始 生徒 職員の一斉避難開始 10:04 避難 防災行政無線からサイレン及び避難訓練の実施放送 10:06 小学校退去 小学校より全員退去 教頭先生が最終確認 10:09 避難 先頭の児童 生徒が具志川ドームに到着 10:11 県道 8 号線 37 号線を全員が横断 10:15 避難終了 高台のドーム駐車場に全員避難 訓練終了 具志川小学校 県道 8 号線 37 号線の横断地点 1

児童 生徒の避難開始 教頭先生による最終確認 避難中 先頭集団 最後尾と後方同行 避難場所 ( 具志川ドーム ) 2

小学校避難訓練の結果 1 モニタリング調査及びヒアリングによる確認結果を以下に整理した モニタ 位置 表 1-2 うるま市具志川小学校での児童 生徒の避難に関する訓練結果 確認事項 確認結果 放送の開始時間 10:00 施設内 児童 生徒への呼びかけ手段残留者の確認方法避難場所 経路等の案内方法その他 校内放送による訓練開始 教員誘導 教員による確認 平常時より域外への誘導を指導 玄関 校門等での教員の配置 避難完了時間 10:15 避難場所学校の避難誘導管理者に確認 児童 生徒の確認方法その他市町村との事前の確認 調整事項施設管理者による事前の備え ( マニュアル作成 訓練等 ) 避難誘導管理者から 当日の児童 生徒への事前の周知事項その他 クラス単位での教員確認 避難場所( 高台の具志川ドーム ) へ各自で走る 日常より避難計画 訓練の意見交換を実施 今後も防災教育の一環として 定期的に訓練を実施予定 日頃より 児童 生徒に走ることを推奨 ( 早朝ランニングを実施 ) 道路横断時には 市 消防職員 警察官 自治会等の協力を得て実施した 非常時の横断時の安全確保に留意が必要である 3

(2) 米軍施設内を利用した避難訓練の調査結果 調査 2: 北谷町米軍施設内を利用した避難訓練 避難訓練の形態 : 米軍施設を利用した避難 1. 訓練時間 :10:00~11:00 2. 参加団体 : 自治会 周辺の福祉施設 専門学校 保育園等 3. 訓練概要 : キャンプフォスター ( 瑞慶覧 ) 施設内への避難訓練 1)10:00 地震発生後 大津波警報の発表に伴い参加者が施設経由で避難を開始 2) 国道 58 号を横断 ( 横断歩道橋等を利用 ) し 国道隣接ゲート ( 北前ゲート ) より入域し 高台のゲート ( リージョンゲート ) まで避難 ) 町職員 自治会 施設管理者等による誘導支援 訓練の主な経過概要 訓練時間 行動項目 概要 10:00 訓練開始 防災無線により地震情報 10:03 避難開始 先頭集団が北前ゲートより入域 10:15 避難 先頭集団が標高 30m 地点に到着 専門学校生が北前ゲートより入域 10:18 保育園児が北前ゲートより入域 10:25 最後尾が北前ゲートより入域 10:30 先頭集団がリージョンゲートに到着 10:55 避難終了 最後尾 ( 保育園児 ) がリージョンゲートに到着 北前ゲートへ移動する人々 4

施設内の移動 車いすの方の移動 保育園児の休憩 ( アメリカ赤十字社による休憩所 ) リージョンゲート付近 5

北米軍施設を利用した避難訓練の結果 モニタリング調査及びヒアリングによる確認結果を以下に整理した モニタ 位置 米軍基地ゲート付近 町 米軍に確認 避難目標地点 町 自治会長に確認 表 1-3 北谷町米軍施設利用の避難に関する訓練結果 確認事項 ゲート開放時間 10:00~ 基地内への案内方法 避難者立入後の収容場所 その他 市町村と米軍の事前の調整事項米軍における事前の備え その他 実際の移動経路 避難誘導方法 避難収容力 交通安全確保方法その他市町村から住民 自治会等への事前の周知状況 ( 避難経路 避難目標地点等 ) その他 確認結果 事前周知とゲート前での自治会及び町担当者による誘導 集合は行わず 各自で移動 米軍担当者による巡回 協力等があった 訓練時間 参加人数 経路等の確認 ゲート利用案内 許可等の調整 各種の報道機関の同行 北前ゲートからリージョンゲート 調査地点図 3 参照 ゲート及び主要地点での職員の配置 各自の避難者とともに 職員 自治会担当の同行 事前に避難訓練の概要 ルート図等を作成 広報済み ( 町担当 ) 北前ゲート前の横断歩道橋利用時 車椅子利用等に課題がある 図北前ゲート及び横断歩道橋の概要 6

(3) 津波避難ビルを利用した訓練の調査結果 知念設計ビル 調査 3: 北谷町美浜保育所 津波避難ビル ( 知念設計ビル ) 北谷町保健相談センターへの避難訓練 二次避難 避難訓練の形態 : 民間施設を利用した津波避難ビルへの避難 及び二次避難 1. 訓練時間 :10:00~11:30 2. 参加団体 : 美浜保育所 3. 訓練概要 : 保育所の津波避難ビルへの一次避難及び公共施設への二次避難 1) 大津波警報発表に伴い保育園児及び職員 (56 名 ) が近隣の知念設計ビル (5 階 ) へ避難を開始 一次避難 2) 大津波警報解除後 知念設計ビルから北谷町保健相談センターへバスによる移動 二次避難 訓練の主な経過概要 訓練時間 行動項目 概要 10:00 訓練開始 防災無線により地震情報 10:04 一次避難開始 保育所より園児の避難開始 (56 名 職員含む ) 10:15 一次避難完了 園児及び職員が知念設計ビル屋上に到着 10:16 災害対策本部が保健相談センターに避難所を開設 10:33 大津波警報解除 10:35 二次避難開始 園児及び職員がバスで移動開始 10:50 二次避難 バスが保健相談センターに到着 10:52 二次避難終了 園児及び職員が保健相談センター 2 階に到着 美浜保育所 知念設計ビル 北谷町保健相談センター 7

一次避難中 ( 美浜保育所 知念設計ビル ) 一次避難場所 ( 知念設計ビル屋上 ) 二次避難場所 ( 北谷町保健相談センター ) 8

津波避難ビルを利用した避難訓練の結果 モニタリング調査及びヒアリングによる確認結果を以下に整理した モニタ 位置 表 1-4 北谷町民間の津波避難ビルへの避難の訓練結果 確認事項 確認結果 津波避難ビル避難ビル管理者に確認 ビルの開放時間避難者の誘導方法避難階への移動時間避難者の収容力その他市町村との事前の確認 調整事項施設管理者の事前の備え ( マニュアル 訓練等 ) 15:15( 訓練開始 10:00)~ 津波避難ビル名 : 知念設計ビル ( 北谷町美浜 1-6-8) 職員による園児の誘導 11 分 屋上部分( 約 200 m2 ) 約 200 名 非常時には隣接する事業者の応援が前提であり 夜間等への支援体制等が今後の課題である 避難ビルの屋上にて 消防士による職員への避難手順の指示 町とビル管理者( 隣接事業者 ) 間との避難訓練 計画の調整 管理者による積極的な協力 今回の訓練等へ報道機関の同行 9

(4) 公共系施設への機能移転の調査結果 町役場 調査 4: 北谷町公共系施設への機能移転 避難訓練の形態 : 災害対策本部の公共系施設への機能移転 1. 訓練時間 :10:00~11:30 2. 参加団体 : 北谷町 3. 訓練概要 : 北谷町役場から ちゃたんニライセンターへの機能移転 1) 地震発生後 災害対策本部の設置 避難所の開設 及び公共施設へ機能移転を実施した 2) 災害対策本部では 町内の災害状況及び避難状況の報告を受け 消防等と連携して対応策を指示した 訓練の主な経過概要 訓練時間 行動項目 概要 09:57 エリアメール配信 エリアメールの配信 10:00 訓練開始 防災無線により地震情報 10:02 災害対策本部の設置 3 階庁議室に災害対策本部を設置 10:05 機能移転決定及び開始 災害対策本部をちゃたんニライセンターへ移転の決定及び開始 10:06 避難所開設 ちゃたんニライセンターに避難所を開設 10:15 機能移転完了 災害対策本部の機能移転完了 10:33 大津波警報解除 11:30 訓練終了 機能移転前の災害対策本部 ( 北谷町 3 階庁議室 ) 10

公共系施設への機能移転の結果 モニタリング調査及びヒアリングによる確認結果を以下に整理した モニタ 位置 確認事項 表 1-5 公共施設への機能移転に関する訓練結果 確認結果 施設内 所要時間 誘導方法 機能移転の状況 15 分 庁内放送による訓練開始 職員誘導 災害対策本部を庁舎内から公共施設へ移転 町に確認 避難計画内容確認 その他 事前に避難訓練の概要 ルート図等を作成 広報済み 機能移転後の災害対策本部 ( ちゃたんニライセンター ) 避難場所の様子 ( ちゃたんニライセンター ) 11

(5) 小学校での避難訓練の調査結果 宮古島市池間小中学校 調査 5: 宮古島市池間小中学校の避難訓練 2 避難訓練の形態 : 海抜 1m 未満からの避難 1. 訓練時間 :10:00~11:30 2. 参加団体 : 池間小中学校 池間幼稚園 3. 訓練概要 : 池間小中学校 池間幼稚園の小中学生 幼稚園児 教員全員が高台へ避難 1)10:05: 大きな地震発生後 直ちに小中学生 幼稚園児 及び教員全員が避難開始 2) 高台まで走って避難を実施した ) 訓練のため 警察官による誘導及び後方同行 訓練の主な経過概要 訓練時間 行動項目 概要 10:05 訓練開始 防災無線により地震情報 10:10 避難開始 運動場に集合後 避難開始 10:19 避難 先頭集団が高台に到着 10:20 避難完了 避難完了後 教員及び警察官による生徒への説明 10:30 避難終了 高台に全員避難 訓練終了 地震情報後 机の下に隠れる生徒 運動場に集合する生徒及び幼稚園児 12

避難中 教員及び警察官による後方同行 避難場所 13

小学校避難訓練の結果 2 モニタリング調査及びヒアリングによる確認結果を以下に整理した モニタ 位置 表 1-6 宮古島市の小学校での生徒の避難に関する訓練結果 確認事項 確認結果 放送の開始時間 10:05 生徒への呼びかけ手段 校内放送による訓練開始 教員誘導 施設内 残留者の確認方法 教員による確認 避難場所 経路等の案内方法 平常時より域外への誘導を指導 その他 運動場への集合時間小中学生 :2 分 11 秒 幼稚園児 :3 分 16 秒 避難完了時間 10:20( 移動時間 :9 分 25 秒 ) 避難場所学校の避難誘導管理者に確認 児童 生徒の確認方法その他市町村との事前の確認 調整事項施設管理者による事前の備え ( マニュアル作成 訓練等 ) 避難誘導管理者から 当日の避難者への事前の周知事項 クラス単位による点呼等で教員確認 域外への避難集合 日常より避難計画 訓練の意見交換を実施 今後も防災教育の一環として 定期的に訓練を実施予定 14

(6) 観光客の避難誘導の調査結果 ドイツ村 調査 6: 宮古島市観光客の避難誘導 避難訓練の形態 : 観光客の避難誘導 1. 訓練時間 :18:10~19:00 2. 参加団体 : うえのドイツ文化村 3. 訓練概要 : 観光施設職員による観光客の施設内への避難誘導 1)18:15: 大きな地震発生後 直ちに観光客及び職員全員が避難開始 2) ステージ広場に避難した観光客を確認後 博愛記念館 3 階に観光客を誘導した 訓練の主な経過概要 訓練時間 行動項目 概要 18:15 訓練開始 館内放送及び園内放送で避難呼びかけ 18:17 避難開始 建物内からステージ広場へ観光客の避難開始 18:18 避難 ステージ広場から博愛記念館内に観光客の誘導開始 18:20 避難終了 博愛記念館 3 階において観光客の点呼 無事確認 うえのドイツ文化村博愛記念館 15

博愛記念館からステージ広場への移動 ステージ広場での職員による説明 ステージ広場から博愛記念館内への観光客の誘導 博愛記念館内での点呼 16

観光客の避難誘導の結果 モニタリング調査及びヒアリングによる確認結果を以下に整理した モニタ 位置 表 1-7 宮古島市における観光客の避難誘導に関する訓練結果 確認事項 確認結果 放送の開始時間 18:15 施設内 観光客への 呼びかけ手段 残留者の確認方法 館内放送による訓練開始 職員誘導 職員による確認 避難場所 経路等の 訓練の概要 避難場所 移動経路を 案内方法 訓練参加者に周知 避難完了時間 18:20 避難場所施設の避難誘導管理者に確認 観光客の確認方法その他施設管理者による事前の備え ( マニュアル作成 訓練等 ) 観光客への周知の方法その他 点呼等で確認 施設内への避難集合 避難経路図 携帯電話等の通信機器の確保 屋外に避難する場合の避難経路や避難場所の安全確認 避難経路上での通行上の注意点の伝達準備 ( 事前ミーティング等での伝達 ) 等 館内施設( 連絡書類や放送 ) での訓練実施のお知らせ 訓練中の事故発生時の状況把握の担当者 ( 訓練誘導者 ) と中止判断者 ( 訓練責任者 ) 間の通信手段の確保 17