情報発信に際しては 個人情報の取扱いに十分配慮する必要があるため 入園式等の機会を捉え て保護者に個人情報の取扱いに係る説明を行います 2 園評価の推進 幼児教育 保育施設は信頼される園となるため 教育 保育の一定基準のもとでの 教職員による園評価及び地域代表や保護者などの関係者による評価の充実を図

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目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

第 1 章 札幌市幼児教育振興計画の策定 本計画は 主に幼稚園教育を対象とする 本計画は 平成 18 年度から概ね10 年間を計画期間とし 今後はこの方向性に基づいて早期に具体的な施策 ( アクションプログラム ) を打ち出していく 本計画は 社会情勢の変化などに対応し 必要に応じて計画の見直しを行

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

地域子育て支援拠点事業について

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

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第2節 茨木市の現況

(2) 施設の状況 幼稚園施設は 昭和 50 年前後に建築され 築 30 年以上が経過しています ( 表 2) ( 表 2) 公立幼稚園施設一覧 施設名称 竣工年月 構造 階数 酒匂幼稚園 昭和 48 年 2 月 鉄筋コンクリート造 ( 一部鉄骨造 ) 地上 2 階 東富水幼稚園 昭和 46 年 3

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1


平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

目次 1. 策定の趣旨 計画期間 点検 評価 基本理念 めざす子ども像 施策の展開... 7 基本方針 1 乳幼児期の教育 保育の充実... 7 重点施策 1 生きる力 の基礎をはぐくむ幼児教育 保育の充実... 7 重

幼児教育概要版案 xbd

教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要

2017 年度は 過去 年間の経験を踏まえ 以下の 5 項目を事業計画とした 認定子ども園豊中愛光幼稚園 2017 年度事業計画 (1) 豊中愛光幼稚園の質の向上に努める 1. 教育 保育の質の向上を目指して 幼児クラスの保育のあり方を再確認する 特に 幼児クラスの預かり保育時間 (1:00~18:


希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

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児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

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Taro-平成27年度の取り組み(資料:1)

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

乳児期からの幼児教育について 大阪総合保育大学 大方美香

子ども・子育て支援新制度の解説資料 1.制度概要 その1

子ども・子育て支援新制度における教育委員会の役割について 3

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1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

多様な関係機関を巻き込んだ 包括的な質向上システムの構築が必要 長野県幼児教育振興基本方針 ( 仮称 ) の策定 幼児教育の質向上推進の中心的機能を担うセンターの立ち上げを視野に入れる センターの機能 ( 想定 ) 〇幼児教育関係課 団体 大学等をつなぐ 既存の枠組みを超え 幼児教育に関わる教育 行

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(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

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新しい幼稚園教育要領について

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基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

3 平成 29 年 3 月に幼稚園教育要領 保育所保育指針 幼保連携型認定こども園教育 保育要領が改訂され 来年度から全面実施されます 新幼稚園教育要領等では 改訂の基本的な方針として 1) 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 の明確化 健康な心と体 自立心 協同性 道徳性 規範意識の芽生え 社会生

地域の幼児教育の拠点となる幼児教育センターの設置及び「幼児教育アドバイザー」の育成・配置に関する調査研究 実施報告書(2年次)(4)

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3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

目 次 第 1 章趣旨 1 第 2 章プログラムの位置付け 2 第 3 章基本的な考え方 2 第 4 章育てたい幼児像 3 第 5 章これまでの取り組み 3 第 6 章基本施策 5 1. 保育所 幼稚園 認定こども園等における充実した幼児教育の提供 2. 発達や学びの連続性を踏まえた幼児教育の充実

 

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

目 次 1. 基本的な考え方 1 2. 幼児教育の振興方策 (1) 幼児教育の質の向上 2 (2) 質の高い幼児教育の提供体制の確保 7 (3) 幼児教育の段階的無償化の推進 12 (4) 幼児教育の充実のための財政支援の充実 13 (5) 新制度の検証 幼児教育振興法 ( 仮称 ) の

流山市子ども・子育て会議

平成18年度標準調査票

(2) 設備について 認可基準 ( 下線 : 必須 ) 幼保連携型 建物及び附属施設の設置場所 同一敷地内又は隣接する敷地内 ( 公道を挟む程度 ) 既存幼稚園 保育所からの移行の場合の特例 1~3 をすべて満たせば 同一敷地内にない場合も設置可 1 教育 保育の適切な提供が可能 2 子どもの移動時

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県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

説明会の内容 1 事業計画について 1 2 認定こども園について 2 3 認定こども園での教育 保育について 3 4 認定こども園の概要 ( 案 ) について 1 施設の所在等 2 施設の規模 3 開園時期 4 主な配置施設 5 5 認定区分 6 保育日及び保育時間 7 利 定員 6 8 認定区分に

Microsoft Word - 推進ビジョン(奥付:推進室)

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

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広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

幼児期の教育と小学校教育との円滑な接続の在り方について ( 報告 ) ( 概要 ) 子どもの発達や学びの連続性を踏まえた幼児期の教育 ( 幼稚園 保育所 認定こども園における教育 ) と児童期の教育 ( 小学校における教育 ) の円滑な接続の在り方について検討し 以下のとおり 報告をとりまとめた 1

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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求められる整理編

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

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Taro-平成30年度 幼児教育に関す

OTEMON GAKUIN

幼児教育 保育の無償化の実施について 1 子ども 子育て支援新制度の趣旨に沿った無償化の実施を! 子ども 子育て支援新制度 では 一人ひとりの子どもが健やかに成長することができる社会 子どもの最善の利益が実現される社会を目指しています まずこの目指すべき姿に沿った幼児教育 保育の無償化を図るべきです

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

施策吊

幼稚園 保育所ができること 一緒にやりましょう! 幼稚園 保育所は 子ども同士がふれあう以外に 保護者同士が交流できる場でもあります ここでは 各幼稚園 保育所が保護者と連携するとともに 保護者同士のふれあい つながりづくりに向けた取組みを記載しています 1 ( 幼稚園 保育所 ) 幼稚園 保育所と

一人につき 1 枚提出する必要があります 幼稚園教諭免許状を有しない者を学級担任とすることの理由書 本認定こども園においてすべての学級担任を幼稚園教諭免許状を有する者とすることが困難である ため 神奈川県認定こども園の認定の基準に関する取扱基準第 3 条第 1 項の規定に基づき 次の者を 学級担任と

教育 保育の量の見込み及びその提供体制 1 号認定及び 2 号認定 (3~5 歳児 ) について 利用児童数は 1 号及び 2 号認定の利用児童数と私学助成を受ける私立幼稚園の園児数より算出 1 号認定の利用児童数は 施設型給付費等の基礎資料に関する調査 による ( 時点は各年 4 月 1 日 )

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2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収

目次 第 1 章再編計画策定の趣旨 2 第 2 章就学前の子育てを取り巻く状況の変化 3 第 3 章再編計画の基本的な考え方 7 第 4 章公立幼稚園再編 ( 認定こども園整備 ) 計画 9 2

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

3歳未満児3歳以上児教育標準時間 2 保育の必要量の認定 の導入 新制度では パートタイマーなど短時間就労の保護者のお子さんも 公的保育が利用できるように 保育の必要量の認定 が導入されます 保護者の就労状況等に応じて 保育標準時間 保育短時間 の認定がされます 保育短時間 保育標準時間 3 号認定

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

第1章 計画の目指すもの

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

1 幼稚園教育の意義と成果幼稚園教育は 生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児期における重要な教育であり 小学校以後の発達に少なからぬ影響を及ぼすものである 特にも よりよい教育環境の中で 教師との信頼関係に基づき 幼児期の特性を踏まえて展開される活動や指導が その後の学力や意欲 勤勉性や協調性などに

放課後等デイサービス事業所における自己評価結果 ( 公表 ) 公表 : 平成 31 年 3 月 15 日事業所名運動療育スクール jump 宇部校 環境 体制整備業務改善 1 チェック項目はいいいえ工夫している点 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で 適切である 2 職員の配置数は適切である 3

組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

活動状況調査

を生かした環境を構成することも求められます 3 安全で保健的な環境次に 施設などの環境整備を通して 保育所の保健的環境や安全の確保などに努めること としています 子どもの健康と安全を守ることは保育所の基本的かつ重大な責任です 全職員が常に心を配り 確認を怠らず 子どもが安心 安全に過ごせる保育の環境

3 前項の規定にかかわらず 満 3 歳以上の子どもの教育及び保育時間相当利用児の保育に従事する職員は 保育士の資格を有する者でなければならない ただし 幼稚園型認定こども園又は地方裁量型認定こども園にあっては 保育士の資格を有する者を当該職員とすることが困難であると認められるときは 幼稚園の教員の免

PowerPoint プレゼンテーション

伊川谷児童デイサービスステップ 環境 体制整備 区分 1 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 利用人数が日によって変わるので利用者数に合わせて活動内容を工夫しています 2 職員の適切な配

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

Transcription:

資料 2 現行見直し案備考 3. 家庭や地域社会と連携した幼児教育の推進 基本方針 3 家庭や地域社会と連携 協働した 教育 保育の充実 幼児教育 保育施設においては 保護者や地域住民の幼児教育 保育への関心を高め 開かれた園づくり 信頼される園づくりの推進のため 積極的な情報の提供 発信に努めるとともに 地域の教育資源を生かした体験活動を通じて幼児教育 保育の充実に努めます また 子育ての孤立化 不安感や負担感の増大が指摘される中 乳幼児の健やかな成長には 保護者自身が子育てに自信と喜びを感じ ゆとりをもって子育てをすることが大切です 幼児教育 保育施設は 地域の幼児教育 保育のセンター的役割を果たし 家庭や地域社会と協力して 子どもの成長を促すために 目的や方向性 情報等を共有した取組を行い 家庭や地域全体の教育力の向上及び地域の活性化を図るとともに 子育て支援の充実に努めます (1) 開かれた園づくり 信頼される園づくりの推進 幼稚園等施設においては 保護者や地域住民の幼児教育への関心を高め 園の教育方法や幼児の生活について理解と協力を得るために 園行事や保育の参観 参加 参画の機会の設定 園だよりの活用など 積極的な情報の提供 発信に努めます 具体的方策 情報発信や公開保育などの充実 28 幼稚園などの自己評価の取組の充実 地域住民 保護者の意向を踏まえた保育の充実 重点施策 1 開かれた園づくり 信頼される園づくりの推進幼児教育 保育施設は 園児の活動の様子や教育 保育の方針を積極的に情報発信するとともに 園児が地域の行事に参加したり 地域住民を園の行事に招待するなど地域との交流をはかることで 家庭や地域に開かれた園づくりを進めます また こうした取組を通して 家庭や地域社会と育ってほしい子どもの姿を共有することで 信頼される園をめざします 幼児教育 保育施設は 地域において様々な分野の人とネットワークをつくり 地域に開かれた幼児教育 保育施設として利用しやすい子育て支援活動を実施していく施設であることが求められています 幼児教育 保育施設は 信頼される園づくりを推進していくために 教育 保育方針やそれに基づいた体験活動等様々な園の情報を家庭や地域住民へ積極的に情報を発信することが大切です また 地域の実態及び保護者のニーズを把握し 家庭や地域住民の協力のもと 園児の様々な体験活動を行うなど地域と連携 協働していくことが重要です 1 情報発信や公開保育などの充実 幼児教育 保育施設は 家庭や地域に開かれた園となるため 教育 保育方針 園での生活や遊びの様子などを 保護者をはじめ地域住民に公開し 理解されることが大切です そのため オープンスクールの実施や園だよりなどを通して 積極的な情報発信に努めます また 家庭や地域住民と協力して 園児との交流活動を行い 家庭や地域住民とのつながりを深めます 1

情報発信に際しては 個人情報の取扱いに十分配慮する必要があるため 入園式等の機会を捉え て保護者に個人情報の取扱いに係る説明を行います 2 園評価の推進 幼児教育 保育施設は信頼される園となるため 教育 保育の一定基準のもとでの 教職員による園評価及び地域代表や保護者などの関係者による評価の充実を図ります また 園運営に関する外部の専門家等からの意見で明らかになった課題点等を把握し 改善することにより教育 保育の質の向上に結び付ける第三者評価の導入を検討します 保育内容や園児の園活動の様子の発信( 園だより ドキュメンテーション等 ) ホームページや子育て支援サイトnaana( なあな ) 等での情報発信 家庭や地域住民と協力して行う地域の特性を生かした交流活動の充実 園の行事や公開保育等への家庭や地域住民の参加促進 第三者評価の導入の検討 (2) 地域の教育資源を生かした保育の充実幼稚園等施設は 地域の伝統 文化 施設 自然 人材を活用した社会奉仕体験 自然体験 伝統 文化体験 芸術鑑賞などの体験活動を推進します 具体的方策 地域の特性を生かした取組の充実 重点施策 2 地域の教育資源を生かした幼児教育 保育の充実幼児教育 保育施設は 地域の自然 人材 伝統や文化などの 地域の教育資源を積極的に活用した多様な体験活動を通して 幼児の協調性や人とかかわる力を育成するとともに 自分が住む地域への愛着や郷土愛を育むため 幼児教育 保育の充実を図ります (3) 基本的な生活習慣の形成を図る取組の推進幼児が豊かな人間性をはぐくみ 生きる力の基礎を培うためには 食事や睡眠の規則正しい生活リズムなどの基本的生活習慣の確立は大切であり よく食べ よく遊び よく眠ることは 健康で安全な生活を自らつくりだそうとする意欲や態度を培うための基本となります 幼稚園等施設においては 幼児が一日を通して健康的で充実した生活を送れるよう 幼稚園等施設における生活と家庭などとの生活の連続性を考慮し 家庭と連携して 幼児期からの規則正しい生活リズムや望ましい食習慣の形成に努めます また 幼児が充実した健康的な一日を送るためには 生活リズムを身につけさせることが大切であり 早寝 早起き 朝ごはん 運動を家庭に推奨していきます 具体的方策 家庭や地域社会が一体となったあいさつの励行 日常生活においては 自分の住んでいる地域の自然 人 伝統文化などに触れたり 体験したりすることで様々な力を獲得していきますが 近年 地域の伝統行事に参加したり 自然体験をする機会が少なくなっています 核家族化や地域における人間関係の希薄化 少子化などの社会環境の変化により 親以外の大人や異年齢児とふれあう機会が減少しています 近年 子どもの安全を脅かす災害や犯罪 事故等の事案が多発しており 防災 防犯対策や交通安全対策など 地域と連携した子どもの安全確保が重要となっています 1 地域の自然や施設を生かした体験活動の充実 地域を探索し 地域の自然や様々な施設での体験をすることにより 地域のもつ魅力や素晴らしさを味わい 心が動かされるような活動を充実します 2

2 地域の人材を生かした体験活動の充実 優れた知識や技能 経験や特技を持つ多様な人材を活用し おてだま けん玉 こままわしなど 伝統的な遊びや 竹とんぼ 紙ひこうき作りなどの体験活動を充実します 3 地域住民との交流活動の充実 地域や園の特色を踏まえ 地域住民と交流目的を共有し 地域の行事や祭りなどに園児が参加したり 地域住民が教育 保育活動に参加したりする交流活動や園内外の畑で野菜等育てる栽培体験 収穫した野菜を使った調理体験を通した食育活動など 家庭や地域住民と連携 協働した活動を充実します 4 異年齢 異世代の人々との交流の充実 幼児教育 保育施設は 小中学生や高齢者など異年齢 異世代の人々との交流を通して 園児の人と関わる力を育成するため 保護者や地域住民の協力を得て 交流体験の機会の提供に努めます 5 地域や関係機関と連携した子どもの安全確保 園児を災害や犯罪等から守るため 地域や関係機関と連携し 防災 防犯情報の収集 発信や合 同避難訓練の実施等に努めます 地域お出かけマップ( 自然マップ ) の作成 地域住民との計画的な交流 伝統的な遊びやものづくりの名人との交流及び体験活動の実施 高齢者福祉施設等との交流 小中学生との交流会や職場体験の実施 高校生のボランティア活動等の受け入れ 大分市防災メール まもめーるの活用促進 保護者や地域住民との防災 防犯情報の共有 地域住民との合同避難訓練実施 3

4. 家庭や地域社会の教育力向上への支援 (1) 幼児教育のセンター的役割の推進幼稚園等施設は 保護者や地域の多様なニーズに応え 地域における幼児教育のセンター的役割を果たし 家庭教育力の向上を図るため 子育て支援の充実に努めます 1 子育て支援活動の充実幼稚園等施設は 地域の未就園児がいる親の子育てを積極的に支援するため 園舎 園庭の開放 子育て講演会 子育て相談 子育てに関する情報提供 保護者同士の交流の機会を提供するとともに 教育 児童福祉機関などと密接な連携を図り 子育て支援活動の一層の充実に努めます 2 預かり保育などの充実幼稚園等施設では 預かり保育や延長保育について 地域の実態や子育てニーズを十分検討しその充実に努めます 実施に当たっては 適切な指導体制を整えるとともに 幼児の心身の負担に配慮した保育内容 方法 実施時間の工夫を図ります また 家庭との密接な連携を図り 情報交換の機会を設けたりするなど 保護者が園と共に幼児を育てているという意識が高まるように努めます 重点施策 3 子育て支援の充実幼児教育 保育施設は 地域の未就園児がいる家庭の子育てを積極的に支援するため 園庭開放 子育て講演会 育児相談 子育て支援サービスに関する情報提供 保護者同士の交流機会の提供などを行うとともに 必要に応じて保健所 子ども家庭支援センターなど専門機関と保護者をつなぐなどにより 子育て支援の一層の充実を図ります 本市では 子ども 子育て支援事業計画である すくすく大分っ子プラン に掲げる地域子ども子育て支援事業として 乳幼児期の教育 保育の提供をはじめ 乳幼児とその保護者を対象とした 一時預かり事業 子育てファミリー サポート センター事業 乳児家庭全戸訪問事業等 子どもと子育てに関わる関係機関と連携しながら 様々な子育て支援を行なっています 少子化 核家族化の進行などにより 家庭や地域で子育てに関する相談相手が少なくなったことで 育児に対する不安や悩みを抱え込む保護者が増加しています 幼児教育 保育施設は 子どもや子育てに関する関係機関や地域などと連携しながら 各家庭のニーズに応じた適切な支援を行っていくことが大切です 具体的方策 保護者や地域の多様なニーズに応じた子育て支援活動の充実 私立幼稚園の子育て支援保育( 預かり保育 ) 利用者に対する支援の充実 (2) 幼児と接する体験機会の提供異年齢 異世代の人々と幼児との様々な交流体験は 幼児を尊ぶ心情や生きる活力を育むことができるとともに 幼児に協調性や人とかかわる力を育成するために有効です 幼稚園等施設においては 若い世代から高齢者まで幅広い世代 とりわけ次世代育成支援の観点から小中高校生などのこれから親になる世代が 地域で幼児とかかわる体験の場や機会の提供に努めます 具体的方策 児童生徒などの若い世代が幼児と接する場や機会の提供 住民と幼児との交流の場や機会提供 (3) 親育ち 子育ちの場や機会の提供子どもたちの健やかな成長には 親自身が子育てに自信と喜びを感じ ゆとりをもって子育てをすることが大切です そこで 自己の子育てを振り返るために また幼児の保護者が 育児に不安や孤立感を抱かないよう 幼稚園等施設は 親と子が共に育つ という視点から 様々な学習の機会や同世代の親子との交流の機会を提供します また 関係行政機関などは 幼稚園等施設と連携し 保護者を対象とした学習や交流の機会に関する積極的な広報に努めます 1 幼児教育 保育施設のセンター的役割の推進 幼児教育 保育施設は 地域のセンター的な役割を担い 自園の保護者をはじめ 未就園児のいる親子を積極的に支援するため 園庭開放 親子の遊び場や保護者同士の交流の場を提供するとともに 地域の関係機関と連携を図り 子育て支援活動の一層の充実を図ります 2 親育ち 子育ちのための家庭環境づくりの推進 子どもたちの健やかな成長には 保護者自身が子育てに自信と喜びを感じ ゆとりをもって子育てをすることが大切です 幼児教育 保育施設は 親と子が共に育つ という視点から 様々な学習の機会や同世代の親子との交流の機会を提供し 保護者自身が子育てを振り返り 子育てに不安や孤立感を抱かないよう 保護者の気持ちに寄り添い 必要な支援を行います 幼児教育 保育施設は 幼児が一日を通して健康的で充実した生活を送れるよう 家庭と連携し 園生活と家庭生活との連続性を考慮しながら保育を行います また 保護者自身が 乳幼児期からの規則正しい生活リズムや望ましい生活習慣の形成の重要性に気付き子育てに生かせるよう支援します 3 子育て支援に関するネットワークづくりの推進 子どもたちの健やかな成長には 家庭を基本としながら 地域の様々な人々の協力のもと 地域で守り育てる環境が大切なことから 地域で子どもを育てるネットワークづくりを促進します また 子育てに不安を感じている保護者を地域で支えるため 地域の民生委員 児童委員や主任児童委員 地域住民が実施する子育てサロン等と連携し 育児相談を行うなど 地域における子 4

育て支援の充実を図ります 具体的方策 家庭教育に関する学習機会の提供 親子が集う会や遊びの場の充実 (4) 地域で支える子育て支援の推進 子育て支援サイトnaana( なあな ) や子育て応援ガイドの活用 促進子どもたちが家庭を軸にして 地域の様々な人々との協力のもとで育っていけるような体制をつく 地域の人材や教職員による子育て講演会や相談会の実施るためには 地域の子どもは地域で守り育てる環境が大切なことから 地域で子どもを育てるネット 保護者のニーズに応じた相談体制の推進( 専門機関 地域の関係機関や関係者との連携 ) ワークづくりを促進します また 子育ての不安を感じている保護者を地域で支えるために 様々な 地域の専門機関や地域の主任児童委員等との連携の促進家庭教育支援事業の充実に努めます 具体的方策 子育て支援ネットワークづくりの促進 子どもの発達や心理 遊びなどについて学習する機会の提供 5

基本方針 4 幼児教育 保育施設の教職員の (3) 教員等の資質及び専門性の向上幼稚園等施設の教員等には 教育にたずさわる者としての責任感や使命感 深い幼児理解を基礎として 協力し総合的な指導を展開する力 多様な保育ニーズに対応する力量を養うことが求められています そこで 幼稚園等施設においては 園内 園外における各種研修の充実を図るとともに 教員等は 日々の保育や生活の中においても 常に自己啓発 自己研鑽に努めます 1 園内研修の充実幼稚園等施設は 園内研修を進めるにあたっては 園の現状や課題を教職員間で共有することが大切であり 園の教育課題に基づくテーマに即した指導主事などの招へい 他の園との合同研修 保育参観など 内容や研修方法の工夫により 教員等の実践的指導力の向上を図るよう努めます 2 園外研修の充実教員等が 幼児教育の実践者 推進者としての資質や専門性の向上を図ることができるよう 県 市主催の研修会や他の幼稚園等施設の研究発表会への参加など 園外研修の機会の拡充に努めます 3 自己啓発 自己研鑽研修などにより 教員等は 人権感覚や倫理観を自ら磨くとともに 行動規範の徹底に努めます また 保護者や地域をはじめとする様々な人々との積極的な交流 優れた芸術 文化や美しい自然とのふれあい スポーツや読書 ボランティア活動などを通し 豊かな人間性や教育的識見の向上に努めます 具体的方策 私立幼稚園や保育所( 園 ) との合同研修会の充実 職能や経験年数に応じた研修の機会確保 実践的指導力の向上を図る園内研修の充実 自主的な研修の取組 資質の向上 幼児教育 保育施設の教職員は 教育 保育に携わる者としての責任感や使命感 深い乳幼児理解を基礎とし 協力して総合的な指導を展開する力 多様な保育ニーズに対応する力量を養うことが求められています そこで 幼児教育 保育施設においては 園内 園外における各種研修の充実を図るとともに 日々の保育や生活の中においても 自らの資質の向上に努め 専門性の向上を図ります 重点施策 1 実践的指導力の向上を図る園内研修の充実幼児教育 保育施設の教職員は 保育実践を通じた職員間での主体的な学び合いにより 知識及び技能の向上を図るとともに 幼児教育 保育の専門的な知見や豊富な実践経験をもつ人材を活用するなど 実践的指導力の向上を図ります 園児一人ひとりの発達の課題や教育的ニーズに対応するため よりきめ細かな指導が求められており 教職員自身が 子どもの発達等に対する理解を深め 教育 保育の専門性を高めるとともに 幼児教育 保育施設は 職員全体で自園における教育 保育の取組等について 職員全体で話し合い 子ども理解を深めていく園内研修の充実が求められています 実践的指導力の向上を図るためには 保育実践後の振り返りのプロセスを重視し 明日の保育の工夫改善につなげるなど 園内研修の質を高めていくことが大切です 効果的な園内研修を行ためには 園長のリーダーシップのもと 組織的かつ計画的な研修の機会を設け 研修内容の充実を図るとともに 園内研修を通じて園の課題等を教職員で共有し 園経営の充実に努めることが大切です 1 園内研修の充実 園内研修においては 園の現状や課題を教職員間で共有するとともに 園の教育 保育課題に基づくテーマに即した講師などの招へいや教育 保育関係資料の活用など 研修内容や方法の工夫により 教職員自身の専門性を高め 実践的指導力の向上を図るよう努めます 2 保育実践から学び合う園内研修 幼児教育 保育施設の園長は 教職員が自らの課題を把握し 他の教職員の考えや助言を受け 自身の保育を振り返ることにより 創意工夫を繰り返しながら実践的指導力を高めていくことを目的とした園内研修を計画的に行います 6

3 園経営の充実に向けた園内研修 幼児教育 保育施設の園長は 保護者や地域の方の意見やアンケート等から園経営の課題を探り 教職員と課題を共有してくことが大切です また 園の教育 保育の課題解決に向け 国のガイドライン等に示されている基本的知識を学び直すなど 園経営の充実に向けた園内研修に取り組みます 幼児教育アドバイザーの育成( ) 園内研修における幼児教育アドバイザーの活用 教育 保育の手引き ( 幼児教育 保育のカリキュラム含む ) の活用 国から示されたマニュアルやガイドラインの活用 ( ) 幼児教育アドバイザーとは 幼児教育 保育の専門的な知見や豊富な実践経験を有し 市内の幼児教育 保育施設等を 巡回し 教育 保育内容や指導方法 環境の改善等について支援を行う者のことをいう 重点施策 2 園外研修の活用による専門性の向上 幼児教育 保育施設の教職員は 職歴や経験年数に応じた園外研修や他の保育所 幼稚園 小学校 の研究発表会に参加し 幼児教育 保育の専門家としての確かな力量を高めます 幼児教育 保育の質の向上のため 幼児教育 保育施設の教職員が様々な職歴に応じた研修やスキルアップを目的とした研修に参加することは大切です 園長は 教職員の資質の向上のため 職歴に応じた内容の研修に積極的に参加できるような職場環境の確保が求められています 研修に参加した教職員が 研修で学んだ内容を施設の全職員で情報共有できるような報告会等の取組が求められます 1 研修体制の充実 園長は職歴や経験年数に応じた研修内容や受講回数などを明確にして 体系的 計画的な研修機会を確保します 2 研修の成果の共有化 園長は 園外研修に参加した教職員による園内での研修報告会などを通し 研修の成果を自園 の教職員に共有できるよう報告体制の強化に努めます 7

特別支援教育 保育など専門性の向上に関する研修や職歴や経験年数に応じた研修の活用 公開研究発表会など園外研修への積極的な参加及び情報の共有 市が主催する資質向上に向けた研修の充実 重点施策 3 自己研鑽及び自己評価の推進 幼児教育 保育施設の教職員は 自ら人権感覚や倫理観を磨き 豊かな人間性や教育的な知識及び能力の向上に努めるとともに 日々の保育実践を踏まえた自己評価を行い 保育内容の改善と質の向上に生かすなど自ら学び続けることが大切です また 園長のリーダーシップのもと 各自の研鑽や評価を職場全体で推進していく体制づくりや意識啓発にも取り組んでいきます 幼児教育 保育施設の教職員は 教育 保育に携わるその職責を自覚するとともに 人権感覚や倫理観を自ら磨くなど 自己研鑽に努めることが大切です 幼児教育 保育施設の教職員は 教育 保育を通して子どもが変容する姿をとらえ 自らの保育実践を振り返る自己評価を積極的に行うことが 園全体の教育 保育の質の向上に有効であることを職員全体が認識することが大切です 1 自己研鑽の推進 保護者や地域をはじめとする様々な人々との積極的な交流 優れた芸術 文化や美しい自然とのふれあい スポーツや読書 ボランティア活動などを通し 豊かな人間性の向上に努めます 2 自己評価の推進 幼児教育 保育は 生涯にわたる人格形成の基礎を培う大切なものであることを全ての職員が認識し その職責を果たすために 日々 自らの保育実践を振り返り 自己評価し 専門性の向上さらに教育的識見の向上に努めます スキルアップのための研修等への自主的な参加 ボランティア活動や地域活動等への自主的な参加 自己評価シートの活用 8

第 8 幼稚園の振興幼稚園は 義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして 幼児を保育し 幼児の健やかな成長のために適当な環境を与え その心身の発達を助長することを目的 ( 学校教育法第 22 条 ) としており 幼稚園には 幼児教育全体の水準の維持向上に努めることが求められます このような中 市立と私立の幼稚園が担うそれぞれの役割を明確にしたうえで 連携 協調を基本とし 効率的な行財政運営を図りながら より豊かな幼児教育環境を創造し 幼稚園教育の振興と充実を図ることは重要な課題です 基本方針 5 市立施設と私立施設の連携推進と振興 子育て環境が大きく変化する中 幼児教育 保育施設に期待される役割は ますます大きなものとなっています こうした中 地域の市立施設と私立施設が互いの特徴を理解し 一層連携 協調を図りながら 地域における子育て支援機能や特別な配慮が必要な子どもの保育の充実を図ります 特に 市立においては 本市の幼児教育 保育の現状や課題を研究し その研究の成果や課題を 市内のすべての幼児教育 保育施設に情報発信し 共有することにより 幼児教育 保育全体の質の向上に努めます また 市立 私立の幼児教育 保育施設が 求められるニーズに十分応えていけるよう ハード ソフト両面から保育環境の充実 振興を図ります 重点施策 1 市立施設における拠点施設機能の充実 1. 市立幼稚園の振興これまで 平成 11 年度に策定した 大分市幼稚園教育振興計画 に沿って 適正配置や2 年制保育の導入などに計画的に取り組んできました 平成 21 年 4 月現在 市立幼稚園は35 園あり うち6 園で2 年制保育を実施しています 4 歳児については 1 学級枠を設けて定員 30 人としています (2) 多年制保育多年制保育については 発達や学びの連続性を確保し 幼児一人一人の育ちを見通した 継続的 計画的な指導が可能となるなど 教育的見地から重要な意義を有しており 保護者ニーズも高いことから 今後とも 統廃合園数の範囲内で2 年制保育の拡大に努めます また 2 年制保育の成果や課題を検証し 多年制保育の教育効果を一層高めるため 幼児教育の研究センター的な役割を果たすモデル園設置の在り方など 3 年制保育導入について検討します (3) 幼稚園と保育所の一元化の推進幼稚園と保育所 ( 園 ) については 保護者の就労の有無などで利用する施設が限定されてしまうことや 幼稚園と保育所 ( 園 ) が地域に別々に設置されると教育上望ましい集団規模が確保されにくいなどの問題が指摘されています また 地域における子育て支援を行う機能をさらに強化する観点からも 既存の幼稚園と保育所 ( 園 ) の枠組みを超えた新たな仕組みが求められています 今後とも 幼稚園と保育所 ( 園 ) の連携を一層推進するとともに 市民の多様なニーズに応えるため 地域性などを考慮し 実情に応じて併設型の幼保連携施設や認定こども園の開設について検討します 市立の幼稚園と保育所は 幼児教育を取り巻く諸課題やニーズに対する先進的な実践 研究を行い その成果や課題を私立の幼児教育 保育施設に情報提供し 共有を図ります また 市立の幼稚園と保育所の一体化による認定こども園化を進め 地域における拠点施設として担う役割を効果的に果たし 幼児教育 保育環境の充実を図ります 市立幼稚園では 幼稚園教育要領に基づき 生きる力 の基礎を培うスタンダードな教育の充実に努めています また 市立保育所では 保護者の就労等の理由により 保育を必要とする子育て家庭の乳幼児に対して 保育所保育指針に基づき 安全かつ安心な保育環境のもと 養護と教育の一体的な提供に努めています 今後は 市立の幼稚園と保育所の一体化を図ることで 保護者の就労等の状況にかかわらず利用でき 幼児教育と保育を一体的に提供する認定こども園として設置し 公的施設が担う役割を果たしていくことが求められています 市立幼稚園では 園児数の減少が続いており 望ましい集団活動ができる規模の確保が必要となっています 私立の幼児教育 保育施設と一層連携 協調しながら これまで培ってきた専門的な知識や技術 経験をもとに 市内の幼児教育 保育施設等に対する支援の充実や教職員の育成 特別な配慮が必要とする子どもへの保育 幼保小の連携の充実 地域における子ども 子育て支援の拡充等を積極的に図ることで 本市全体の幼児教育 保育の質を高める役割が求められています 9

(4) 環境整備など 1 幼児教育 保育の質の向上と人材育成 1 施設の整備 本市における幼児教育 保育を取り巻く諸課題やニーズに対する先進的な実践 研究を行い そ安全性の確保やバリアフリーなどの観点から施設の整備充実に努めるとともに 平成 24 年度末をの成果や課題を 公開研究発表会等を通じて私立の幼児教育 保育施設と共有するとともに 必目途に耐震化に取り組みます 要に応じて実践的な保育指導等の支援を行います 私立の幼児教育 保育施設が取組んでいる実践 研究の成果や課題を情報収集し 幼児教育 保育施設に情報提供します 2 組織の活性化 ( ア ) 教員の計画的採用 2 特別な配慮を必要とする子どもの教育 保育の充実教員の年齢構成の平準化と後継者の養成が図られるよう 今後の退職者数や園児数の推移などを 発達障がいや知的障がい等の特別な支援を要する子どもや医療的ケアの必要な子どもへの適切な考慮し 長期的な視野に立った計画的な採用に努めます 指導や支援を充実させ その支援の在り方等を私立の幼児教育 保育施設に情報提供し 共有します ( イ ) 園長の専任化の推進 海外から帰国した子どもや生活に必要な日本語の習得に困難のある子どもが 集団生活に適応で園の実情などに応じて 豊かな経験と実践をあわせもつ教員等の専任園長への登用を推進し きるよう計画的な指導内容や指導方法を工夫するとともに その内容や方法を私立の幼児教育 様々な課題への迅速な対応を図り より効果的な園運営の推進に努めます 保育施設に情報提供し 共有します ( ウ ) 学級編制基準就学前において 基本的な生活習慣の定着及び個に応じたきめ細かな指導の充実を図るため 本市では平成 17 年度から 国の基準を下回る30 人以下学級編制とする少人数学級を導入しました 今後とも 導入の成果を踏まえ 園児数の推移を考慮しつつ 30 人以下学級編制の継続に努めます 3 小学校教育への円滑な接続に向けた幼保小連携の充実 幼児教育と小学校教育との円滑な接続の在り方を実践 研究し 公開保育や情報交換会等を通じて その成果や課題を情報提供し 共有します 4 地域における子育て支援の拠点機能の拡充 地域の子育て家庭に遊びの場や保護者の交流の場を提供するとともに 教職員の専門性をいかして 保護者からの日々の子育てに関する相談や専門機関への紹介を必要とする相談などの子育て相談に応じます 私立の幼児教育 保育施設と民生委員 児童委員等の地域で子育て支援に取り組んでいる方々や 保健所や子ども家庭支援センター等の関係機関とをつなげるコーディネーターとしての役割を担います 5 幼児教育 保育の機会均等の確保 幼児教育 保育施設が十分でない地域においては 市立の施設がその受け皿となります 市立の幼稚園と保育所の一体化に向け 相互理解を深めるための合同研修等の実施 教育 保育の手引き ( 幼児教育 保育のカリキュラム ) の作成及び活用 幼保小連携に関することなど研究の成果と課題の発信による情報の共有 子育てサロン 公民館活動等地域の子育て支援団体への支援の充実 地域の民生委員 児童委員と連携した子育て家庭への支援の充実 地域の子育て支援活動の現状把握と私立の幼児教育 保育施設への情報共有の推進 幼児教育 保育センター( ) の設置に向けた検討 10

市立の幼稚園と保育所が一体化し 認定こども園になるまでの過渡期における市立の幼稚園の 2. 私立幼稚園の振興多年制保育 預かり保育の拡大に向けた検討私立幼稚園は公の性質を有しており また 学校教育において重要な役割を果たしています 平成 21 年 4 月現在 本市には私立幼稚園が28 園あり 全園で3 年制保育を実施しています 各園 ( ) 幼児教育 保育センターとはとも建学の精神のもと 歴史と地域環境を生かした魅力ある保育に努めるとともに時代の要請を踏ま 幼児教育 保育の質の向上 特別支援教育の充実 幼保小連携の推進 教育 保育に関すえた特色ある園経営を進め 多大な成果をあげています る相談機能の充実等を図ることを目的とした本市の幼児教育 保育の拠点施設 重点施策 2 私立施設の振興 私立の幼稚園や保育園 認定こども園等は 建学の精神による教育や特色のある保育内容の充実な ど 私立ならではの独自性を生かし 保護者ニーズに応じた多様な手法による幼児教育 保育を提供 しており 引き続き 子どもたちに良質な保育を提供するために私立施設の振興を図ります (1) 保育料の保護者負担の軽減私立幼稚園は 市立幼稚園と同様に公教育の一環をなすことや私立幼稚園の保育料などの保護者負担が市立幼稚園の場合と比べて大きいことなどから 本市では 私立幼稚園に就園する幼児の保護者を対象とした就園奨励費の充実に努めてきたところであり 5 歳児における一人当たり交付額は 現在 全国の中核市の中でも最上位層に位置しています 本市の私立幼稚園の園児数の合計は 市立幼稚園の園児数の合計の2.5 倍 ( 平成 11 年度 ) から3.4 倍 ( 平成 20 年度 ) となっており 私立幼稚園に依存する割合は大幅に上昇しています 市立幼稚園の現状から 今後これまで以上に私立幼稚園への依存度が高まり 私立幼稚園の果たす役割はますます増大すると考えられます そこで 私立幼稚園に就園を希望する保護者を対象とした就園奨励費補助について 国の充実施策に沿った取組の推進に努めます また 今後の保育料の保護者負担軽減のあり方については 国の動向を踏まえ 検討していきます (2) 私学支援の充実本市教育委員会は 私立幼稚園が各園で実施する研修の場への講師派遣の要請に応じたり 各種研修会に私立幼稚園教員等が参加できる機会を拡充したりするなど 私立幼稚園が取り組む教育研究への支援の充実に努めます 私立幼稚園及び保育園が認定こども園への移行を検討する場合や 私立幼稚園が子ども 子育て支援新制度の適用を受ける幼稚園への移行を検討する場合には 各園が保護者や地域の状況等を踏まえ 自らの意思で的確に判断できるよう情報提供や相談等の支援を行うことが必要です 保護者が安心して子どもを預けられるよう 開設して間もない私立施設に対する運営面や保育の内容に関する支援が必要です 昨今の保育ニーズの高まり 特に 3 歳未満児の高い保育ニーズに応えるために 私立幼稚園における 2 歳児保育の実施や小規模保育事業所の併設等による 3 歳未満児の受入れが期待されています 私立施設が効率的かつ安定的な園経営を図るため 施設の老朽化等による施設整備や幼児教育 保育の質の向上のための環境整備 子どもたちの安全確保のための防犯対策整備等を進めることが必要です 1 私立の幼児教育 保育施設の認定こども園等への移行支援 私立幼稚園からの様々な相談への対応や助言等を行うとともに 認定こども園や子ども 子育て支援新制度の適用を受ける幼稚園への移行の意向調査を実施して希望の把握に努めます 私立の幼稚園や保育所の認定こども園への移行を支援するため 国の認定こども園整備事業等を活用して施設整備にかかる費用の一部を助成します 2 巡回訪問支援 発達障がい児巡回相談による支援の充実 幼児教育 保育施設への巡回訪問支援を行い 若手職員のスキルアップや保護者への適切な対応方法 安全管理等に関する支援や助言を行います 発達障がい児巡回相談においては 特別な配慮を必要とする子どもへの適切な指導方法や援助の仕方等に関する助言や支援を行います 11

(3) 子育て支援保育利用者に対する支援の充実就労しながら子どもに幼稚園教育を受けさせたい保護者の経済的負担の軽減を図るとともに 女性の社会進出の拡大により増加している保育所入所希望者への対応を図るため 私立幼稚園が実施する子育て支援保育 ( 預かり保育 ) を利用する保護者に対し交付する子育て支援保育利用者補助金の充実に努めます 3 私学助成を受ける私立幼稚園の保育料の保護者負担軽減 私学助成を受ける幼稚園( 新制度の適用を受ける幼稚園を除く ) への就園を希望する保護者が 所得や世帯の状況に関わらず 保護者が希望する幼稚園等を選択できるよう保護者の負担軽減を図ります 4 幼稚園等における預かり保育 ( 一時預かり事業 ) への支援 幼稚園等において 長時間の保育が必要な子どもの受け入れなど 多様な保育ニーズへの対応のため 幼稚園等に対する預かり保育に係る経費の一部を支援します 5 私学支援の推進 私立施設の要請に応じ 研修の場へ講師を派遣したり 教職員等が参加できる各種研修会を拡充 するなど 私立施設が取組む教育 保育研究への支援の充実に努めます 6 各種補助事業の充実 学校法人及び社会福祉法人等が設置する認定こども園 保育園等の新築 改築又は増改築等の施 設整備補助や防犯対策整備補助等の各種補助事業の充実に努めます 巡回訪問指導 発達障がい児巡回相談の実施 就園奨励費補助事業の推進 一時預かり事業の推進 私立学校振興費補助事業の推進 保育所等整備補助事業の充実 12

重点施策 3 市立施設と私立施設の連携 市立施設と私立施設は 相互の連携を一層図り 幼児教育 保育に関する現状と課題についての情 報を共有し 相互理解を深めることで 幼児教育 保育の更なる充実を図ります 幼児教育 保育施設は 各園が地域における子育て支援のセンター的役割を果たしています 今後は 近隣の幼児教育 保育施設が互いに地域の実態やニーズ等の情報を共有し 意見交換を行うことで 子育て支援活動の質の向上をめざすことが必要です 全ての幼児教育 保育全体の質の向上という観点から 市立施設と私立施設がより連携 協調し 互いの教育 保育の方針や取組の特徴を理解し 交流を深めていくことが重要です また 地域における子育て家庭へ効果的な支援を行うために 市立私立にとらわれず合同研修などの研修機会の確保が求められています 1 子育て家庭を支えるための幼児教育 保育施設の連携強化 幼児教育 保育施設は 地域の子育て家庭を支援するため 近隣の小学校や幼児教育 保育施設と連携しながら 子育て支援活動を行うための手法や情報の共有を図ることにより 子育て支援のさらなる充実を図ります その際 子育て支援の担当者が集まる機会を設けたり 校区幼保小連携協議会の場を活用して意見交換する機会を設けるなど 地域における幼児教育 保育施設の質の向上を図ります 2 合同研修の充実 幼児教育 保育施設の教職員が 教育 保育の質の向上を図るための合同研修の充実を図ります 合同研修においては 教職員が 互いの教育 保育の相互理解に努め 今後の幼児教育 保育について協議し 本市全体の幼児教育 保育の質の向上に努めます 各幼児教育 保育施設の子育て支援担当者による意見交換会の実施 各種研究会における公開研究発表会による成果と課題の情報共有 市主催の合同研修の機会の確保 13