4 遺族補償年金支給停止期間算定調書の作成遺族補償年金の支給停止期間の算定については 別紙 2の様式又はこれに準ずる様式による調書を作成し 算定過程等を明確にしておくこと 別紙 1 遺族補償年金前払一時金の支給事務に関する具体例 ( 第 1 次改正 全部 第 3 次改正 全部 第 6 次改正 全部)

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スーパー答練 解説

第 8 条年俸制適用職員の特殊勤務手当は, 給与規程第 18 条の規定に準じて支給する ( 超過勤務手当 ) 第 9 条年俸制適用職員の超過勤務手当は, 給与規程第 21 条の規定に準じて支給する ( 休日給 ) 第 10 条年俸制適用職員の休日給は, 給与規程第 22 条の規定に準じて支給する (

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( 市町村の条例で定めるところにより当該市町村民税を免除された者を含む ) をいう (6) 所得を有しない者その属する世帯の世帯主及びすべての世帯員につき 医療保険各法の給付が行われた月の属する年度分の地方税法の規定による市町村民税に係る同法第 313 条第 1 項に規定する総所得金額及び山林所得金

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Transcription:

遺族補償年金前払一時金の支給事務の実施について 第 1 次改正第 2 次改正第 3 次改正第 4 次改正第 5 次改正第 6 次改正第 7 次改正 昭和 56 年 12 月 25 日地基企第 53 号各支部事務長あて企画課長昭和 60 年 10 月 1 日地基企第 30 号昭和 62 年 2 月 1 日地基企第 3 号平成 2 年 10 月 1 日地基企第 21 号平成 3 年 4 月 1 日地基企第 14 号平成 6 年 3 月 28 日地基企第 15 号平成 8 年 7 月 29 日地基企第 54 号平成 13 年 3 月 21 日地基企第 17 号 標記については 下記事項に留意の上 その実施に遺漏のないように願います 記 1 遺族補償年金の支給停止期間の算定 (1) 地方公務員災害補償法施行規則 ( 以下 規則 という ) 附則第 4 条の8 第 1 項の規定により遺族補償年金の支給が停止される期間 ( 以下 支給停止期間 という ) は 年金額の増減に伴い変動することとなるので 予め算定しておくことはできないものであること なお 支給停止期間の算定は 実務上支払期月ごとに行うものとすること ( 別紙 1の1 参照 ) ( 第 1 次改正 一部 ) (2) 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 1 号の 遺族補償年金前払一時金が支給された月 とは 遺族補償年金前払一時金が現実に支払われた月をいうものであること ( 第 1 次改正 一部 ) (3) 規則附則第 4 条の5 第 1 項本文の申出の場合における規則附則第 4 条の8 第 1 項第 1 号の 遺族補償年金前払一時金が支給された月後の最初の法第 40 条第 3 項に定める支払期月から一年を経過する月以前の各月に支給されるべき遺族補償年金の額 ( 規則附則第 4 条の8 第 1 項に規定する特例遺族補償年金受給権者の申出の場合は 同項に規定する支給停止解除年齢に達する月までの間に係る額を除く ) は 遺族補償年金前払一時金を支払った月が 遺族補償年金の支給事由が生じた日の属する月でかつ最初の支払期月の前月となるとき ( 特例遺族補償年金受給権者の申出の場合は 支給停止解除年齢に達する月の翌月が 最初の支払期月以後 1 年後の各月となるとき ) 以外には 1 年分の年金額を超えることとなること ( 別紙 1の1 参照 )( 第 1 次改正 一部 ) (4) 遺族補償年金に係る平均給与額の改定により年金額が改定された場合には 改定後の年金額によって支給停止期間の再算定を行うものであること ( 第 1 次改正 一部 ) 2 支給の停止が終了する月に係る遺族補償年金の額規則附則第 4 条の8 第 2 項に規定する支給の停止が終了する月に係る遺族補償年金の額は 実務上当該支給の停止が終了する月に係る年金の支払期月の支払額として計算すること ( 別紙 1の1 参 照 )( 第 1 次改正 一部 第 6 次改正 一部 ) 3 遺族補償年金記録簿の記入規則附則第 4 条の8 第 1 項の規定により遺族補償年金の支給が停止されている間の遺族補償年金記録簿 ( 補償の請求書等の様式に関する規程別紙様式第 57 号 ) の裏面の 遺族補償年金 の項については 支給に係る月 の欄に遺族補償年金が支給される場合に記入すべき支給に係る月を 年齢 の欄に地方公務員災害補償法 ( 以下 法 という ) 第 2 条第 11 項の基準日における被災職員の年齢を 備考 の欄に 停止 と それぞれ赤字で記入すること ( 別紙 1の2 参照 )( 第 1 次改正 一部 第 2 次改正 一部 第 3 次改正 一部 第 5 次改正 一部 第 6 次改正 一部 )

4 遺族補償年金支給停止期間算定調書の作成遺族補償年金の支給停止期間の算定については 別紙 2の様式又はこれに準ずる様式による調書を作成し 算定過程等を明確にしておくこと 別紙 1 遺族補償年金前払一時金の支給事務に関する具体例 ( 第 1 次改正 全部 第 3 次改正 全部 第 6 次改正 全部) 1 遺族補償年金の支給停止期間の算定例 (1) 規則附則第 4 条の5 第 1 項本文の場合 < 例 > ( 平均給与額の改定はないものとする ) 平成 8 年 6 月 11 日 死亡 平成 8 年 12 月 9 日 遺族補償年金の支給決定 ( 遺族の数 3 人 ) 平均給与額 9,131 円 年金額 9,131 円 223 日 =2,036,213 2,036,200 円 ( 法第 39 条の2による端数処理 ) 平成 8 年 12 月 16 日 遺族補償年金前払一時金支給の申出 (600 日分 ) 平成 8 年 12 月 26 日 遺族補償年金前払一時金の支払 支払額 9,131 円 600 日 =5,478,600 円 平成 9 年 2 月 前払一時金支払後の最初の支払期月 平成 10 年 1 月が規則附則第 4 条の8 第 1 項に定める遺族補償年金前払一時 金が支給された月後の最初の支払期月から1 年を経過する月となる 平成 10 年 8 月 5 日 年金額の改定事由発生 ( 遺族 3 人 2 人 ) 年金額 9,131 円 201 日 =1,835,331 1,835,300 円 ( 法第 39 条の2による端数処理 ) 平成 11 年 6 月 遺族補償年金の支給停止が終了する支払期月 支給額 11 年 6 月期 11 年 6 月に支給すべ - 11 年 4 月 期分に係き年金額期の残額る控除率 =305,883-117,030 1.1 =177,150 177,150 円 ( 参考 ) 控除額 ( 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 1 号及び第 2 号の額 ) の計算例 1 平成 10 年 2 月期まで ( 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 1 号 ) 8 年 8 月期 2,036,200 1/12=169,683 1/3 169,683 8 年 10 月期 2,036,200 2/12=339,366 2/3 339,366 9 年 2 月期 2,036,200 2/12+これまでに切捨てた端数 =339,366 2/3+5/3=339,368 1/3 339,368 2 平成 10 年 4 月以降 ( 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 2 号 ) 各月に支給されるべき遺族補償年金の額 (1と同様の計算) 控除率 控除率 とは 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 2 号の 100 分の5に等該支払期月以後の経過年数 を乗じて得た数に1を加えた数 をいう 平成 10 年 2 月 ~ 平成 11 年 1 月分 5/100 1+1=1.05 平成 11 年 2 月以降 5/100 2+1=1.1 年金額が改定された場合の1の計算例 10 年 10 月期 2,036,200 1/12+1,835,300 1/12 =169,683 1/3+152,941 2/3 322,625

支給に係る月 支払 支給すべ 控除 控除額 残 額 備 考 期月 き額 (A) 率 (B) (A/B) 年 月 ~ 年 月 円 円 円 (5,478,600) 前払一時金 支払額 8 7 8 月 169,683-169,683 5,308,917 8~8 9 10 月 339,366-339,366 4,969,551 10~ 11 12 月 - 4,630,185 12 月 26 日 前払 一時金支払 12~9 1 2 月 339,368-339,368 4,290,817 2 月 前払一時 金支払後の最 初の支払期月 9 2~ 3 4 月 339,366-339,366 3,951,451 4~ 5 6 月 - 3,612,085 6~ 7 8 月 - 3,272,719 8~ 9 10 月 - 2,933,353 10~ 11 12 月 - 2,593,987 12~10 1 2 月 339,370-339,370 2,254,617 10 2~ 3 4 月 339,366 1.05 323,205.7 1,931,412 経過年数 =1 4~ 5 6 月 1,608,207 6~ 7 8 月 1,285,002 8~ 9 10 月 322,625 307,261.9 977,741 9 月 年金額改 定 10~ 11 12 月 305,883 291,317.1 686,424 12~11 1 2 月 305,885 291,319.0 395,105 11 2~ 3 4 月 305,883 1.1 278,075.4 117,030 経過年数 =2 4~ 5 6 月 ( 161,045) 支給停止終了 平成 11 年 6 月期が遺族補償年金の支給の停止が終了する支払期月となる ( 規則附則第 4 条の8 第 2 項に規定する 支給の停止が終了する月 は平成 11 年 4 月である ) (2) 規則附則第 4 条の5 第 1 項本文の場合で 法第 2 条第 4 項から第 8 項までの規定により平均給与額として計算した額が 当該被災職員の基準日における年齢の属する年齢階層に係る最低限度額に 満たない場合 ( 第 7 次改正 一部 ) < 例 > 法第 2 条第 9 項の規定による年金たる補償の額の算定に用いる平均給与額の改定及び同条第 11 項の規定による総務大臣の定める額の改定は行われないものとする 平成 8 年 6 月 15 日死亡平成 8 年 8 月 8 日遺族補償年金の支給決定 ( 遺族の数 3 人 ) 被災職人の生年月日昭和 37 年 1 月 3 日 被災職員の平成 8 年 4 月 1 日における年齢 34 歳 法第 2 条第 11 項の規定による総務大臣の定める額年齢階層最低限度額 30 歳以上 35 歳未満 7,003 円 法第 2 条第 4 項から第 8 項までの規定により平均給与額として計算した額 6,948 円 当該遺族補償年金の額の算定の基準として用いる平均給与額

7,003 円 支給決定時の年金額 7,003 円 223 日 =1,561,669 1,561,700 円 ( 法第 39 条の2による端数処理 ) 平成 8 年 8 月 20 日遺族補償年金前払一時金支給の申出 (600 日分 ) 平成 8 年 9 月 5 日遺族補償年金前払一時金の支払支払額 6,948 円 600 日 =4,168,800 円この場合の平均給与額は 法第 2 条第 4 項から第 8 項までの規定により平均給与額として計算した額を用いる 平成 8 年 10 月前払一時金支払後の最初の支払期月 平成 9 年 9 月が規則附則第 4 条の8 第 1 項に定める遺族補償年金前払一時金が支給された月後の最初の支払期月から1 年を経過する月となる 平成 9 年 4 月 1 日年齢階層区分の変更 (34 歳 35 歳 ) による年金額の改定 被災職員の平成 9 年 4 月 1 日における年齢 35 歳 法第 2 条第 11 項の規定による総務大臣の定める額 年齢階層 最低限度額 35 歳以上 40 歳未満 7,374 円 年金額 7,374 円 223 日 =1,644,402 1,644,400 円 ( 法第 39 条の2による端数処理 ) 平成 11 年 4 月遺族補償年金の支給停止が終了する支払期月 11 年 4 月期 11 年 4 月支給額に支給すべ - 11 年 2 月 期分に係き年金額期の残額る控除率 =274,066-110,931 1.1 =152,041.9 152,041 円 ( 控除額 ( 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 1 号及び第 2 号の額 ) の計算例については (1) の例による ) 支給に係る月 支払 支給すべ 控除 控除額 残 額 備 考 期月 き額 (A) 率 (B) (A/B) 年 月 ~ 年 月 円 円 円 (4,168,800) 前払一時金 支払額 8 7 8 月 130,141-130,141 4,038,659 8~8 9 10 月 260,283-260,283 3,778,376 9 月 5 日 前払 一時金支払 10 月 前払一時 金支払後の最 初の支払期月 10~ 11 12 月 - 3,518,093 12~9 1 2 月 260,284-260,284 3,257,809 9 2~ 3 4 月 260,283-260,283 2,997,526 4~ 5 6 月 274,066-274,066 2,723,460 4 月 年金額改 6~ 7 8 月 - 2,449,394 定 8~ 9 10 月 - 2,175,328 10~ 11 12 月 1.05 261,015.2 1,914,313 経過年数 =1

12~10 1 2 月 274,069 261,018.0 1,653,295 10 2~ 3 4 月 274,066 261,015.2 1,392,280 4~ 5 6 月 1,131,265 6~ 7 8 月 870,250 10 8~10 9 10 月 274,066 1.05 261,015.2 609,235 10~ 11 12 月 1.1 249,150.9 360,085 経過年数 =2 12~11 1 2 月 274,070 249,154.5 110,931 11 2~ 3 4 月 274,066 249,150.9 ( 138,219) 支給停止終了 平成 11 年 4 月期が遺族補償年金の支給の停止が終了する支払期月となる ( 規則附則第 4 条の8 第 2 項に規定する 支給の停止が終了する月 は平成 11 年 2 月である ) (3) 規則附則第 4 条の8 第 1 項に規定する特例遺族補償年金受給権者の申出の場合 < 例 > ( 平均給与額の改定はないものとする ) 平成 8 年 12 月 11 日死亡平成 9 年 5 月 7 日遺族補償年金の支給決定特例遺族補償年金受給検者父 ( 昭和 12 年 9 月 10 日生 ) 平均給与額 9,542 円年金額 9,542 円 153 日 =1,459,926 1,459,900 円 ( 法第 39 条の2による端数処理 ) 平成 9 年 5 月 14 日遺族補償年金前払一時金支給の申出 (400 日分 ) 平成 9 年 5 月 29 日遺族補償年金前払一時金の支払支払額 9,542 円 400 日 =3,816,800 円平成 9 年 6 月前払一時金支払後の最初の支払期月 平成 10 年 5 月が規則附則第 4 条の8 第 1 項に定める遺族補償年金前払一時金が支給された月後の最初の支払期月から1 年を経過する月となる 平成 9 年 9 月 9 日被災職員の父が60 歳に達することとなり 10 月から法附則第 7 条の2 第 4 項による年金の支給停止が解除されることとなるとともに 同月から規則附則第 4 条の8 第 1 項により年金の支給が停止される 平成 12 年 8 月遺族補償年金の支給停止が終了する支払期月 12 年 8 月期 12 年 8 月支給額に支給すべ - 12 年 6 月 期分に係き年金額期の残額る控除率 =243,316-125,977 1.15 =98,442.45 98,442 円 ( 控除額 ( 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 1 号及び第 2 号の額 ) の計算例については (1) の例による ) 支給に係る月 支払 支給すべ 控除 控除額 残 額 備 考 期月 き額 (A) 率 (B) (A/B) 年 月 ~ 年 月 円 円 円 (3,816,800) 前払一時金 支払額 9 1 2 月 2~9 3 4 月 特例遺族 4~ 5 6 月 補償年金 5 月 29 日 前払 受給権者 一時金支払

6 月 前払一時 の年金の 金支払後の最 初の支払期月 6~ 7 8 月 支給停止 8~ 9 10 月 10~ 11 12 月 243,316-243,316 3,673,484 10 月 特例遺族 補償年金受給 権者の支給停 止解除 12~10 1 2 月 243,317-243,317 3,330,167 10 2~ 3 4 月 243,316-243,316 3,086,851 4~ 5 6 月 - 2,843,535 6~ 7 8 月 1.05 231,729.5 2,611,806 経過年数 =1 8~ 9 10 月 2,380,077 10~ 11 12 月 2,148,348 12~11 1 2 月 243,320 231,733.3 1,916,615 11 2~ 3 4 月 243,316 231,729.5 1,684,886 4~ 5 6 月 1,453,157 6~ 7 8 月 1.1 221,196.3 1,231,961 経過年数 =2 8~ 9 10 月 1,010,765 10~ 11 12 月 789,569 12~12 1 2 月 243,320 221,200 568,369 12 2~ 3 4 月 243,316 221,196.3 347,173 4~ 5 6 月 125,977 6~ 7 8 月 1.15 211,579.1 ( 85,602) 経過年数 =3 支給停止終了 平成 12 年 8 月期が遺族補償年金の支給の停止が終了する支払期月となる ( 規則附則第 4 条の8 第 2 項に規定する 支給の停止が終了する月 は平成 12 年 7 月である ) 2 遺族補償年金記録簿の記入例 ( 上記 1の (2) の例 ) 遺族補償年金 支給に係る月年齢支払年月日支払金額備考 平成 歳 年 月 日 円 8 年 7 月 ~ 年 月分 34 停 止 赤 8 8 ~8 9 34 停 止 字 で 8 10 ~8 11 34 停 止 記 入 10 12 ~11 1 36 停止 11 2 ~11 3 36 11 4 152,041 ( )

別紙 2 遺族補償年金支給停止期間計算調書 受給権者氏名 認定番号 支給に係る月控除額前払一時金残額備考 年月 ~ 年月 ( 支給すべき額 )( 控除率 ) 年月日申出 ~ 円 = 円円年月日支払 ( 注 ) 控除率 とは 規則附則第 4 条の8 第 1 項第 2 号に規定する 100 分の5に当該支払期月以後の経過年数を乗じて得た数に1を加えた数 をいう ( 第 1 次改正 一部 )