可愛いワンコのための実用東洋医学 指圧マッサージで 手作りアンチエイジング 愛犬が15 歳まで元気に生きるアンチエイジングのまじめな話 - 1 -
目次 目次...- 2-1 はじめに...- 5-2 犬の体にある主なツボとは...- 7-2.1 顔のツボ...- 8-2.2 横顔のツボ...- 10-2.3 前肢のツボ... - 11-2.4 後肢のツボ...- 13-2.5 背中のツボ...- 15-3 指圧の前準備と実践テクニック...- 19-3.1 ツボを押す前準備...- 20-3.2 生命エネルギーの流れる道 ( 経絡 )...- 22-3.2.1 膀胱の道...- 23-3.2.2 肺の道...- 24-3.2.3 胃の道...- 25-3.2.4 任脈...- 26-3.2.5 督脈...- 27-3.3 ツボの探し方...- 28-3.4 ツボの押し方...- 29-3.4.1 押し方の基本...- 30 - - 2 -
3.4.2 力の加減は?...- 33-3.4.3 呼吸を意識して行う...- 34-3.4.4 ピックアップで刺激する...- 35-3.4.5 犬にも鍼灸治療があります...- 36-4 10 分でできる効果的な指圧マッサージ...- 37-4.1 顔...- 37-4.2 首 肩...- 39 - 犬は肩がこらずに首がこる?...- 40-4.3 肢...- 42 - 犬はいつもつま先立ち?...- 45-4.4 背中...- 46 - 犬には腰痛がないってほんと?...- 49-5 指圧マッサージによる犬の実用東洋医学...- 50-5.1 目の病気と目に効くツボとは...- 52-5.2 耳の病気と耳に効くツボとは...- 56-5.3 歯の病気と歯に効くツボとは...- 59-5.4 呼吸器の病気と呼吸器に効くツボとは...- 62-5.5 消化器の病気と消化器に効くツボとは...- 66-5.6 肝臓と胆嚢の病気と肝臓と胆嚢に効くツボとは...- 72-5.7 腎臓の病気と腎臓に効くツボとは...- 76-5.8 心臓の病気と心臓に効くツボとは...- 81-5.9 腰と背中の病気と腰と背中の痛みに効くツボとは...- 85 - - 3 -
5.10 皮膚の病気と皮膚に効くツボとは...- 90-5.11 ストレスによる病気とストレスに効くツボとは...- 94-6 おわりに...- 96-7 巻末付録...- 97 - 経絡別ツボ一覧...- 97 - 督脈...- 97 - 任脈...- 99 - 前肢太陰肺経...- 100 - 前肢陽明大腸経...- 101 - 後肢太陰脾経...- 102 - 前肢少陰心経...- 102 - 前肢太陽小腸経...- 103 - 後肢太陽膀胱経...- 104 - 後肢少陰腎経...- 106 - 前肢蕨陰心包経...- 107 - 前肢少陽三焦経...- 108 - 後肢少陽胆経... - 110 - 後肢蕨陰肝経... - 111 - - 4 -
1 はじめに こんにちは 松嶋みゆきです まずは このマニュアルをご購入いただき改めてお礼を申し上げます 有難うございます 私の周りの愛犬家たちにこのマニュアルの内容のことを教えてあげると 最初は昔の私と同じようにみんな一様に半信半疑です しかし 1 日 10 分という手軽さと気持ち良さそうなワンコの表情に後押しされて 次第に皆さん毎日続けるようになります 今では多くの実践した方からどんどん嬉しい声が聞こえてきます 便秘が治った 下痢が止まった 歯周病が治った 糖尿病が改善してきた etc. 私はこんなにも素晴らしい効果のある指圧マッサージをもっといろんな人に知ってもらおうと3 年前に 日本愛犬東洋医学研究会 を設立し 時間の許す限り 会長として活動しています しかし 主婦業のかたわらになりますのでどうしても活動範囲は限られてくるのです - 5 -
私は目の届く範囲だけではなく 全国のワンコが気になり始めました そこで 今回書籍という形で全国の愛犬家の方々に ワンコのための実用東洋医学 の内容を知って頂こうと考えました それが今こうしてあなたの目に触れることになったことを嬉しく思っています まずは このマニュアルをよくお読みいただき 理解したうえであなたの愛するワンコに実践してみてください きっとワンコはあなたに指圧されるのを待っているはずです 愛犬を長生きさせたい! それは全ての飼い主さんの切なる願いだと思います 本書がその願いを叶え 愛犬が幸せな天寿を全うできるようになるきっかけになればこれほど嬉しいことはありません 最後になりましたが 本書の執筆と発刊に当たって Have-fun.com の野田哲郎氏に大変お世話になりました ここに記してお礼申し上げたいと思います 日本愛犬東洋医学研究会 会長松嶋みゆき - 6 -
2 犬の体にある主なツボとは 東洋医学ではツボや経絡を 手でもんだり押したりすることで体を調和させる按摩療法があります 西洋のマッサージ療法と似ていますが ツボや経絡を重視するのが特徴です ツボ と聞くと 普段鍼 ( はり ) やお灸をしない人でもおおよそ見当は付くと思います 人間のツボの数は2000 以上あると言われていますが それぞれ病気や痛みなど 様々な症状に対して効果があります その効果は 人間だけでなく犬達にも同じようにあります ここでは犬の体にある主なツボについて説明します まずはツボについて勉強しましょう - 7 -
2.1 顔のツボ 顔には印堂 睛兪 睛明 承泣 鼻梁 三江 山根 分水などのツボがあります 印堂 ( いんどう ) 位置 : 左右の眉頭の中間効果のある症状 : めまい てんかん 意識がはっきりしない 鼻梁 ( びりょう ) 位置 : 鼻梁尖から 1.5cm のところ効果のある症状 : 感冒 日射病 ショック 睛明 ( せいめい ) 位置 : 目頭で上まぶたと下まぶたが交わるところ効果のある症状 : 結膜炎 角膜炎 山根 ( さんこん ) 位置 : 鼻の正中線上で有毛と無毛の境効果のある症状 : 日射病 感冒 発熱 中風 鼻カタル - 8 -
睛兪 ( せいゆ ) 位置 : 上眼瞼 ( 上まぶたのこと ) の正中 目頭と目尻の真中効果のある症状 : 結膜炎 角膜炎 角膜潰瘍 承泣 ( しょうきゅう ) 位置 : 下眼瞼 ( 下まぶたのこと ) の正中効果のある症状 : 急慢性結膜炎 角膜炎 角膜潰瘍 視神経萎縮 白内障 三江 ( さんこう ) 位置 : 内眼角下方の眼角静脈上効果のある症状 : 便秘 腰痛 結膜炎 分水 ( ぶんすい ) 位置 : 上唇溝の正中効果のある症状 : 感冒 日射病 ショック 中風 気管支炎 - 9 -
2.2 横顔のツボ 横顔には上関 下関 鎖口 首には風池 風門 翳風などのツボがあります 風池 ( ふうち ) 位置 : 後頭骨の後縁 環椎翼の上方のくぼみ効果のある症状 : 感冒 下関 ( しもかん ) 位置 : 下顎関節の下方のくぼみ効果のある症状 : 顔面神経麻痺 耳聾 風門 ( ふうもん ) 位置 : 環椎翼の前縁の下部と耳下腺との間のくぼみ効果のある症状 : 感冒 日射病 鎖口 ( さこう ) 位置 : 口角の後ろ 5mm のところ効果のある症状 : 顔面痙攣 顔面神経麻痺 上関 ( じょうかん ) 位置 : 下顎関節の上方のくぼみ効果のある症状 : 顔面神経麻痺 耳聾 翳風 ( えいふう ) 位置 : 耳の真下効果のある症状 : 顔面神経麻痺 知覚障害 - 10 -
2.3 前肢のツボ 前肢には肩井 肩外兪 肘兪 前曲池 前三里 外関 内関 前六縫などのツボがあります 前曲池 ( ぜんきょくち ) 位置 : 前腕骨の外上髁と橈骨小頭の間のくぼみ効果のある症状 : 肘関節捻傷 前肢神経麻痺 肩井 ( けんせい ) 位置 : 肩峰の前下方のくぼみ効果のある症状 : 肩関節炎 肩部捻傷 前肢神経麻痺 肩外兪 ( けんがいゆ ) 位置 : 肩峰の後下方のくぼみ効果のある症状 : 肩部および前肢捻傷 肩神経麻痺 前肢神経麻痺 肘兪 ( ちゅうゆ ) 位置 : 前腕骨の上髁と尺骨肘突起の間のくぼみ効果のある症状 : 肘関節捻傷 肘関節痛 肘部神経痛 前肢神経麻痺 - 11 -
内関 ( ないかん ) 位置 : 前腕骨内側と外関に相対する前骨の間効果のある症状 : 前肢神経麻痺 胃腸痙攣 心臓疾患 中風 前三里 ( ぜんさんり ) 位置 : 前腕骨の外側で尺骨頭の下から 2cm 効果のある症状 : 前肢神経麻痺 腸痙攣 前肢筋捻傷 前六縫 ( ぜんろっぽう ) 位置 : 前肢の指節間関節の水掻きのところ効果のある症状 : 指捻傷 前肢麻痺 外関 ( がいかん ) 位置 : 前腕の外側で橈骨と尺骨の間で下から 1/4 のところ効果のある症状 : 前肢神経麻痺 腕関節捻傷 屈腱炎 - 12 -
2.4 後肢のツボ 後肢には中脘 百会 環跳 膝凹 膝上 膝下 後伏兎 陽陵 後三里 後跟 後六縫などのツボがあります 後伏兎 ( ごふくと ) 位置 : 膝蓋骨の上方 1.5cm からやや外側効果のある症状 : 膝関節挫傷 後肢麻痺 膝凹 ( しつおう ) 位置 : 大腿骨と腓骨外顆のくぼみ効果のある症状 : 膝関節炎 後跟 ( ごこん ) 位置 : 後肢外側で踵骨 アキレス腱と腓骨でできるくぼみ効果のある症状 : 後肢捻傷 後肢麻痺 神経疾患 膝上 ( しつじょう ) 位置 : 膝蓋骨上縁外側約 0.5cm 骨盤につながるところ効果のある症状 : 膝関節炎 後六縫 ( ごろっぽう ) 位置 : 後肢の指節間関節の水掻きのところくぼみ効果のある症状 : 指捻傷 後肢麻痺 膝下 ( しっか ) 位置 : 膝蓋骨と腓骨隆起間で膝外と膝中直靱帯の間効果のある症状 : 捻挫 神経痛 膝関節炎 - 13 -
環跳 ( かんちょう ) 位置 : 大腿骨の大転子の前上方のくぼみ効果のある症状 : 股関節挫傷 後肢麻痺 腰胯疼痛陽陵 ( ようりょう ) 位置 : 後肢の膝関節外側の後方で大腿二頭筋のところ効果のある症状 : 膝関節挫傷 後肢麻痺後三里 ( ごさんり ) 位置 : 下腿の外側で腓骨頭の下 腓骨と脛骨の間効果のある症状 : 膝関節挫傷 下痢 胃腸炎 消化不良 腹痛 後肢疼痛 後肢麻痺 虚弱 後半身不随 発熱 関節炎 腸痙攣 百会 ( ひゃくえ ) 位置 : 第 7 腰椎棘突起と仙骨の間効果のある症状 : 後肢麻痺 腰胯挫傷 腰胯疼痛 下痢 各種神経錯乱 坐骨神経痛 直腸脱 後半身不随 百会については頭の天辺にもありますが 本書では取り上げません 中脘 ( ちゅうかん ) 剣状軟骨とへその中間効果のある症状 : 食欲不振 消化不良 嘔吐 急性胃腸炎 胃痙攣 - 14 -
2.5 背中のツボ 犬の背骨は頸椎 7 個 胸椎 13 個 腰椎 7 個 仙椎 3 個 約 5 個の尾椎が連なった状態で構成されています この連なった尾椎はトンネルを作り出しており そのトンネルの中を脊椎神経が通っています 全ての動物は運動しますから当然背骨もせわしく動きます その際 これらの尾椎に対する衝撃を吸収するクッションの役割を担っているのが椎間板です 椎間板はゼラチン状の髄核とその周りを取り囲む繊維から構成されています 骨格の名称図 1. 頭蓋 2. 眼窩 ( がんか ) 3. 側頭窩 4. 下顎骨 ( かがくこつ ) 5. 頸椎 6. 第七頸椎 7. 胸椎 8. 腰椎 9. 仙骨 10. 尾椎 11. 胸骨 12. 肋骨 13. 肩甲骨 14. 上腕骨 15. 撓骨 ( どうこつ ) 16. 尺骨 17. 手根骨 18. 中手骨 19. 指節骨 20. 寛骨 21. 座骨 22. 大腿骨 23. 膝蓋骨 24. 脛骨 25. 腓骨 26. 足根骨 27. 趾節骨 - 15 -
そして その背骨の脇には 沢山のツボが並んでいます 下の図を参照してください - 16 -
ツボの名前位置効果のある症状 背中のツボの位置と効能の表 厥陰兪督兪肝兪脾兪三焦兪気海兪関元兪膀胱兪肺兪心兪 頭より4 番目の肋間または尾より9 番目の肋間頭より6 番目の肋間または尾より7 番目の肋間頭より9 番目の肋間または尾より4 番目の肋間頭より11 番目の肋間または尾より2 番目の肋間第 1 腰椎横突起の末端第 3 腰椎横突起の末端第 5 腰椎横突起の末端第 7 腰椎横突起の末端頭より3 番目の肋間または尾より10 番目の肋間頭より5 番目の肋間または尾より8 番目の肋間 感冒 肺熱咳心臓疾患肝炎 眼病 黄疸脾胃虚弱 下痢 嘔吐 食欲不振 消化不良 便秘 体がやせる食欲不振 消化不良 腰椎病消化不良 腰病消化不良 腰椎病 下痢 便秘多尿症 腰胯病 排尿困難感冒 肺熱咳心臓疾患 - 17 -
膈兪胆兪胃兪腎兪大腸兪小腸兪二眼 頭より7 番目の肋間または尾より6 番目の肋間頭より10 番目の肋間または尾より3 番目の肋間頭より12 番目の肋間または尾より1 番目の肋間第 2 腰椎横突起の末端第 4 腰椎横突起の末端第 6 腰椎横突起の末端第 1,2 仙骨孔端 しゃっくり肝炎 眼病 黄疸脾胃虚弱 下痢 嘔吐 食欲不振 消化不良 便秘 体がやせる 腸炎多尿症 腎炎 腰胯疼痛 不妊消化不良 腰病腰病 腸炎 腸痙攣 下痢 排尿困難 消化機能失調腰胯疼痛 後肢麻痺 犬は体の構造上 背中を痛めやすい動物です 適切なツボを指圧で押してあげることにより 怪我や病気を未然に予防する効果かとともに 症状に効能を発揮することができます 上記の表を参考に背中のツボを指圧してあげましょう - 18 -
3 指圧の前準備と実践テクニック 動物の体にも人間同様ツボが存在しますがそもそもツボってご存知でしょうか ツボは 経穴 とも言います 直径 0.1~0.5cm で効くと言われるツボは 経絡( けいらく ) 上に点在しています ( 経絡については詳しく後述します ) 東洋医学では 動物の体に流れる気の道筋のことを 経絡 ( けいらく ) と呼び この流れに滞りがおこると カラダに痛みなどの不調が出ると考えられています 内臓や神経 血液の循環 精神などに異常があるとそのツボに反応が現れます ただ効果があると考えられるツボは ひとつでは無く 複数存在します ここでは ツボ押す前に知っておきたい知識と準備についてとそのテクニックについて詳しくお伝えしていきます - 19 -
3.1 ツボを押す前準備 準備 1 指圧マッサージをするには愛犬が身を許してくれなければできません つまり 愛犬との信頼関係が築けていなければできないのです 愛犬が体のどこを触ってもリラックスしていられるよう 日頃からスキンシップをとっておきましょう ただし 痛みを抱えている子の場合 少し触られただけでも嫌がる場合があるので注意が必要です そういった場合には ツボ刺激はかえって 嫌な事 になってしまう事がありますので その部位に手をかざして気を送ってあげたり 掌でそっと触ってゆっくりと圧したりする方法をとってください 準備 2 清潔に保っておきましょう 指圧するあなたと愛犬の手はキレイに洗っておき 爪もきちんと切っておきましょう またテレビなどのスイッチは切り お互いに指圧中に気を散らす事がないようにしましょう - 20 -
準備 3 運動の直前直後はなるべく避け興奮していたり 落ち着かなかったりする場合は直ぐに始めるのではなく落ち着いてから始めるか 自然にリラックスしている時にしてあげて下さい 無理にするのでは何の効果も得られません 準備 4 指圧マッサージをすることは 気持ち良ぃ ~ と思わせましょう 指圧マッサージをしてあげる時は 背中気持ちいいね~ などと声をかけながらしてあげると安心します そして 気持ちが良い事だと解かり慣れてくると自ら好んで寄って来る様になります こうした中で行ってあげられる様になれば余計なストレスを与えることが少なくとても理想的です 指圧マッサージを行った後は排泄を催しやすくなります トイレの用意をしてあげて下さい - 21 -
3.2 生命エネルギーの流れる道 ( 経絡 ) 経絡 ( けいらく ) とは皮膚の下にある 生命エネルギーの流れる道 のことです 経絡の中には気 血 水がめぐっていて生命のバランスを整えています 東洋医学では経絡を巡航している気 血 水の巡りが滞ったときに病気にかかると言われています ツボ ( 経穴 ) を線で結ぶと14の 経絡 の道筋をたどることができます ( 肺経 大腸経 胃経 脾経 心経 小腸経 膀胱経 腎経 心包経 三焦経 胆経 肝経 任脈 督脈 ) 痛みやコリは経絡が詰まり それを突き破ろうとするためにでるものと言われています ツボへの刺激は脊髄や中枢神経に伝えられ そこから 機能を高めよ! という指令が末梢神経を経て体の各器官へと伝えられます 直接血管やリンパ管にも圧力が加わるため血液の流れやホルモンの分泌もスムーズになります さらに体内モルヒネと呼ばれるエンドルフィンが分泌されるので 痛みが和らぎます ツボ刺激は 神経系と循環器系の相乗効果によって疲れた体を元の元気な状態に戻し さらに自然治癒力をも高めます - 22 -
14の 経絡 の道筋のうち 犬にとって重要となる5つ経絡をここでお示しします 一つずつ図を参照しながら見ていきましょう 3.2.1 膀胱の道 膀胱の経絡は目の内側から鼻を通って後頭部から首に行き 2 本に分かれて脊髄に平行に通り 膝関節の後ろで1 本になり後足の第 4 指で終わっています 膀胱の経絡上には 67 箇所のツボが分布しています これらのツボを刺激することで 膀胱炎 多尿症 便秘 下痢などの泌尿器系 消化器系の疾患などに効能があります 左の図を参照に優しく指を滑らして見てください - 23 -
3.2.2 肺の道 肺の経路は胸部から前足の内側中央を通って 前足の第 3 指の先にまで達します 肺の経絡には 11 のツボが分布しています これらのツボを刺激することで咳 気管支炎など呼吸器系の疾患などに効能があります 左の図を参照に優しく指を滑らして見てください - 24 -
3.2.3 胃の道 胃の経路は胃の経絡は腹側と鼻の脇から目の下までと2つあります 鼻の頭から腹部を通って 後足の前面を通って後足の第 3 指で終わります 胃の経絡には 45 のツボが分布しています これらのツボを刺激することで食欲不振 胃炎 腸炎など消化器系の疾患などに効能があります 右の 2 つの図を参照に優しく指を滑らして見てください - 25 -
3.2.4 任脈 任脈の経路は腹側を通っています 会陰部から始まって腹部の中央を通り唇の下にまで達します 任脈には 24 のツボが分布しています これらのツボを刺激することで腸炎 便秘 子宮や卵巣の疾患などに効能があります 左の図を参照に優しく指を滑らして見てください - 26 -
3.2.5 督脈 督脈の経路は背中側を通っています 会陰部から始まって背中の中央を通り唇の上にまで達します 督脈には 28 のツボが分布しています これらのツボを刺激することで椎間板ヘルニア 下痢 消化不良 胃炎 強壮 防病などに効能があります 左上の図を参照に優しく指を滑らして見てください - 27 -
3.3 ツボの探し方 第 1 章に載せている犬の骨格図と写真を参考に おおまかなツボの位置を見つけましょう 該当するツボの箇所近辺の皮膚を軽くさすったり つまんだり 押したりしてみると 冷えている 凹んでいる 痛みがある 感覚が鈍い 逆に鋭いなど他と異なる感触のある部分 または色が微妙に違う部分が犬のカラダに当てはまるツボだと思ってください 多くのツボは筋肉と骨の間 腱や靭帯の間のくぼみにあります 自分のからだのツボを押してみて 犬と比べるとわかりやすいでしょう ツボのある場所は犬によって若干ずれるので 細かいところは自分で探さなければなりません しっかりと探し方をマスターして愛犬の効果のあるツボをピンポイントで探してあげましょう - 28 -
3.4 ツボの押し方 指圧する前準備ができて ツボを探すことができたら 早速そのツボを押していきましょう ただ 闇雲にツボを刺激するだけでは思うような効果はありません 適切な力加減で 適切な押し方で圧を加えていかなければ 指圧マッサージの最大限の効果を発揮することができません ここでは どのようにツボの押すとその効果を最大限に得ることができるのかをお伝えしていきます この章で最も重要なポイントなりますので しっかりと覚えてください では 見ていきましょう - 29 -
3.4.1 押し方の基本 ツボの押し方には色々な方法がありますが まずは以下の 3 つの方法を覚えてください 1. ツボをギュッと押す圧迫 2. ツボに指先をあてたままグリグリと円を描くように圧迫 3. ギュッと押してから 2~3 秒でパッと放す圧迫と解放 他にも なでる さする 押す こねる つまむ しぼるようにしてもむ 手指でたたく 手指を震わせて振動を与える などの方法が用いられる場合もあります これらも犬が嫌がらなければどの方法も有効です しかし 基本はあくまでも上記の1~3です 言い換えると 1~3だけでも十分効果が期待できるということです - 30 -
痛みがひどいときには さする だけでも大丈夫です 力任せにやり過ぎたり 長時間同じ場所ばかりやり過ぎたりすると 炎症を起こしたり 筋肉を傷つけたりしてしまうこともあるので注意が必要になります 指圧の流れとして次のとおりです 参考にしてください 1. 患部となるツボを探します 2. ツボに指を置いたらそのまま優しくじわりと指先に力を込めていきます 3. 基本の押し方を参考に圧を加えます 4. 力を緩めるときも同じく 優しくじわりと力を抜いていきます 1~4のセットをじっくりと5 回繰り返します この時 自分の指が身体の中にうずもれていくようなイメージを描くといいでしょう さらに愛犬の顔の表情を見ながら 気持ち良いね~ と声をかけながら指圧してあげると喜びます - 31 -
ここで親指での上級者テクニックを 3 つほど紹介します サムスライド 親指の腹を使いこするような感じでマッサージをします 主に皮下組織を治療する時に使われます サムプレス 親指の腹全体でゆっくりと圧していきます 指先だけで行うのではなく 体重を乗せる感じでマッサージをします 主にリンパや血液の流れをスムーズにする治療に用いられます サムサークル 親指の腹を使い 円を描くようにゆっくりと圧します 主に筋肉の少ない箇所や腱や骨周り 関節の上の治療に用います - 32 -
3.4.2 力の加減は? 体の大きなワンコには親指で 小さなワンコには親指または人差し指で指圧してあげましょう その時の力加減は あくまでもワンコが嫌がらない程度です ワンコの表情を見て 嫌がるような素振りを見せたり 自分の方を振り返ったりしたら それはきっと力が強かった 又は指の運びが速かったという事ですので もっとゆっくり もう少し優しく行ってください また 指圧する体の部位によっても力の加減をすることも忘れてはいけません 太ももや背中などの比較的筋肉が太くて 骨格もしっかりしている部位にはやや強めに 逆に足指や耳など顔の周辺は 弱めに指圧するように心がけてください 参考までに言いますと チワワなど小さいワンコには1キロ程度 柴犬など中くらいのワンコには2キロ程度 ゴールデン レトリーバーなど大きいワンコには3キロ程度の力を加えてあげてください - 33 -
3.4.3 呼吸を意識して行う 呼吸を意識することで さらに血行が促進され 体液の循環やホルモンの分泌が正常になり 免疫力と自然治癒力を高めることができます ワンコをリラックスさせ ゆっくりと呼吸をさせながら つぼを押すとき = 息をはいているとき 力を抜くとき = 息を吸っているとき で行ってください ただ 人間の場合は呼吸をコントロールできますが ワンコはできません ワンコの場合はツボを押す瞬間と力を抜く瞬間を意識して行っていきます ちなみにですが ヨガの呼吸法 (= プラーナ ヤマ ) でも同じ要領で行われます - 34 -
3.4.4 ピックアップで刺激する ワンコの皮膚は人間よりも皮下脂肪が多くあります そのため弾力があり 多少強く引っ張ってもワンコは全く平気 大丈夫なんです そこで 引っ張ることでツボを刺激するピックアップと言う方法をご紹介します 引っ張ることには戸惑いがあるかもしれませんが意外に当のワンコは大変気持ち良い顔をします 背中など肉がしっかり付いているところは5 本の指で そのほか皮の薄いところは親指と人差し指で摘んであげてください 指圧に比べてピックアップはツボをピンポイントで捕らえなくても良いので比較的やりやすいかと思います また ピックアップの応用で ピックアップをした状態から手を交互にツイストするように動かすことでより効果が上がります - 35 -
3.4.5 犬にも鍼灸治療があります 犬も人間も哺乳類ですので体の構造が大きく変わるわけではありません ですから 実は昔から犬への鍼灸 ( はり きゅう ) 治療が行われていました 鍼灸は頭痛や腰痛 下痢やストレス疲労など投薬治療では治りにくいとされている症状への効果が期待されます 鍼を経験したことのない人は 痛いのではないか と心配する方が多いようです しかし 鍼は基本的に痛くないと思って良いと思います 動物の鍼灸治療を行っている動物病院もありますので 一度調べて見ると良いかもしれません Google などで 犬鍼灸 犬ホリスティック 犬カイロプラクティック で検索して見てください - 36 -
4 10 分でできる効果的な指圧マッサージ では実際に効果的な指圧マッサージをお伝えしていきます ワンコが嫌がったところで指圧マッサージは終わりになりますが ここでは10 分でできる指圧マッサージを必要度の高い部位について順を追って解説しようと思います モデルはジャックラッセルテリアのはちクンです 4.1 顔 顔面に関しては 筋肉の走行 および毛並みの走行に合わせてゆっくりと指先を流していきましょう その際 目の周囲 耳 唇など 手入れをする際必ず接触する部分も触るようにします 顔面部のリンパ節は左図の通りです 妙に痛がったり コリコリと腫れたりしている場合は 念のため獣医さんに診てもらいましょう - 37 -
印堂 睛兪 睛明 承泣など目の周りにあるツボ 鼻梁 三江 山根などの耳の周りにあるツボ 上関 下関 鎖口 分水などの口の周りにあるツボ これらを中心に刺激してあげましょう およそ2 分で顔の指圧マッサージを行います 顔面には 定期的に手入れを行う必要のある部位が多数存在します 普段から顔を指圧して触られることに慣れていれば 手入れする際に抵抗することもありません また病院にかかった場合も おとなしく獣医さんに身を任せることでしょう - 38 -
4.2 首 肩 首や肩周りに関しては とりわけ苦手な部分はありません 筋肉もしっかりして肉付きも良い部位なので他の部位に比べて少し強めに指圧してください 大好きな部分は疲労のたまった首の後ろや背骨に沿った部分です まず 首の周りを撫でてあげます 次に 首を左右に撫でてあげます 気持ちよくなったところで風池 風門 翳風 肩井 肩外兪などの首や肩のツボをしっかりと押してあげましょう およそ3 分で首と肩の指圧マッサージを行います - 39 -
犬は肩がこらずに首がこる? 知ってて損はない! わんこメモ そもそも 肩がこる という現象は 腕を上に上げたり ( 高いところのものを取る 洗濯物を干すなど ) 中空に留めたりする( おぼんで食事を運ぶ タイピングをする ピアノを弾くなど ) 際に収縮する 僧帽筋や肩甲挙筋といった筋肉に疲労が蓄積する状態を言います こうした動きが多い人間の場合 肩がこるという現象は容易に発生します 一方 犬は四足歩行です 基本的に前足は地面に接地していますので 前足を頭の上まで持ち上げたり 中空に留めて作業したりするといった動きは 限りなく皆無に近い状態です すなわち四足歩行で移動する犬は 人間とは違って僧帽筋や肩甲挙筋を使用する頻度が著しく低く 肩に疲労がたまりにくい つまり 犬は肩がこらない とう特性があるのです では犬は何がこるかと言うと 首 です 人間は直立二足歩行です 人間が視界を保とうとする場合 基本的には頭を首の骨 ( 頚椎 ) の上に乗せるだけで充分です 姿勢が悪くて猫背の人は別ですが 首に力を入れなくても視界を保つことができるようにうまく構成されています - 40 -
犬は四足歩行なので視界を保ったり 空気の匂いを嗅ごうとしたりする場合は 首の後ろに力を入れて 頭蓋骨を持ち上げなければなりません 首の後ろに人間にはないたくさんの筋肉が付いているという事実は 犬の生活の中で頭を上げるという動作が多くあることを裏付けています すなわち四足歩行で移動する犬は 人間と違って常に頭を持ち上げながら移動する必要があるため 首の後ろに疲労がたまりやすい つまり 犬は首がこる という特性があるのです - 41 -
4.3 肢 肢に関して大好きな部分は 普段から使用頻度の多いお尻 ~ 太ももにかけての部分です 重点的に行ってください まず 筋肉をほぐすために前肢と後肢を軽く握ってください 左図の青色の範囲を上から下へ軽く握っていきます リンパ液や血液を肢先に送ることを意識して握ると良いです ここは2 本の骨でできている繊細な部分なので強く握らないように注意します 骨折したら元も子もありませんから - 42 -
ワンコが触られるのが苦手なのは後肢の先端 及び尻尾です ここは他の犬とけんかする時 攻撃されて怪我をしやすい部分なので 犬は本能的に嫌がる習性があります もし触ってみて嫌がるようであれば 却ってストレスになってしまう可能性があります その場合 無理に指圧マッサージを施す必要はありません - 43 -
次に肢のツボを刺激していきます 前肢は前曲池 前三里 外関など 後肢には後三里 後跟など のツボを指圧してください 円を描くようにさするイメージで刺激します 何度も言いますが 肢は繊細なのでグリグリもむと痛がるので気をつけてください ツボを刺激する強さは ワンコによって違うので弱い刺激からはじめるのがポイントです リアクションをよく見ながら微調整しましょう 肢はおよそ 2 分 指圧マッサージをしてあげてください - 44 -
犬はいつもつま先立ち? 知ってて損はない! わんこメモ 2 犬の足の構造は人間とほぼ同じです ただ 直立二足歩行を行う人間は 臀部の筋肉 ( 大臀筋 中臀筋 小臀筋 深層外旋六筋 ) がよく発達しているのに対し 犬は腿の筋肉 ( 前面の大腿四頭筋 一般的にハムストリングと呼ばれる 後面の大腿ニ頭筋 半膜様筋 半腱様筋 ) が発達しているのが特徴です 臀部の筋肉は 後肢を側面に蹴り出して進行方向を変える役割を果たしますが 犬の場合は関節の形状や筋肉の走行から あまり急激な方向転換は得意ではないようです また 後ろに向かってひらがなの く の字型に突き出している部分は 実はかかとです 犬は人間と違い 地面につま先をつけ かかとは常に浮かせている状態で移動します つまり 四六時中つま先立ちなのです この構造は 体から遠い部分の筋肉をなるべくそぎ落として軽量化し 走るときの足の前後運動を極力すばやく行うという狙いがあります - 45 -
4.4 背中 背部に関してはとりわけ苦手な部分はありません 大好きな部分は疲労のたまった前足の付け根や背骨に沿った部分です なお背部に関しては 体表から確認できるリンパ節はありません しかし 犬が不自然にマッサージを痛がったりする場合は 念のため獣医さんに診てもらいましょう まず 背中の筋肉をほぐすために背中をゆっくり優しく撫でてあげます 背中の骨 ( 棘突起 ) でゴリゴリしないよう力を抜いて リラックスした状態で4 5 回撫でます - 46 -
次に背中のツボをさすってあげます 背骨の両側を手のひらで小さな円を数回書いてください 首の下あたりから尻尾の付け根あたりまでしてください 背骨の左は反時計回り 背骨の右側は時計回りに丁寧に撫でてあげます その次に背骨が親指と人差し指の間になるように手のひらを置き揺らしてあげます 圧力はあまりかけないようにして皮膚を軽く動かしてください 揺らす幅は小さくし 体が振れないようにしてください 体が動くほど揺らす幅が大きいとリラックスできず疲れてしまいます - 47 -
最後に 背中にあるツボを押してあげます 背骨の両脇には夾脊というツボが並んでいます このつぼを親指と中指でゆらしながら刺激してあげます 押すというより指先でワンコの皮膚を少しだけずらすというようなイメージです 指を立てたり寝かしたりすることにより刺激の強さを調節してあげましょう 気持ち良い強さをみつけてあげてください 背中はおよそ3 分 指圧マッサージしてあげましょう - 48 -
犬には腰痛がないってほんと? 知ってて損はない! わんこメモ 3 先述しましたが 人間が直立二足歩行であるのに対し 犬は四足歩行です この違いは背中や腰に存在している筋肉の仕様方法に変化をもたらします 人間は上半身を重力に対して垂直に立てておく必要があるため 常に背中や腰の筋肉を微妙に緊張させてバランスを取る必要があり これが慢性的な背部痛や腰痛の原因になります しかし 犬は上半身を垂直に立てておく必要性がありませんので 人間と同じように背中や腰の筋肉を常に使うということはありません 結果として犬には 筋疲労に起因する慢性の背部痛や腰痛は生じにくいと考えられます その代わり人間と違って 前足の推進力を生み出す広背筋には疲労がたまりやすいという特性があります 広背筋とは 人間で言うと鉄棒にぶら下がって懸垂運動をするときに主として動員される筋肉です 日常生活の中で使用する機会はほとんどありませんが 犬の場合は非常に頻繁に使用しています 具体的には 犬が歩いたり走ったりしているときの前足の推進力の大部分は 実はこの広背筋が生み出しているのです ですから 腰近辺というよりは 前足の付け根 ~ 背中にかけての部分に疲労がたまりやすいという特性があります - 49 -
5 指圧マッサージによる犬の実用東洋医学 この章では 指圧マッサージによる効能別 症状別にみていきましょう 加えて ワンコの病気についての勉強もしておきましょう 各からだの器官の病気とその症状 病気の原因を掘り下げて解説していきます ただし 誤解しないで欲しいのですが 指圧マッサージ ( 大きくは東洋医学 ) は痛みを取る 自然治癒力を上げるという点でワンコたちに十分お役に立てるものです しかし ワンコたちの病気の症状には 必ず根本的な原因があります 分かり易くいえば 骨が折れているとか 筋肉の線維が切れているとか 内臓に疾患を持っているとかの原因です 実際には もっと細かい 分かり難い原因がたくさんあり その最終的な結果として 症状が現われてくるのです - 50 -
指圧マッサージ ( 大きくは東洋医学 ) は 一時的に痛みや症状を解消するあるいは 予防や回復という点では かなりの効果を発揮します しかし 根本的な原因まで完治させるわけではありません 病気について勉強できたらその対処 対策もしっかり施すことが必要です 例えば 糖尿病に効くツボを押したところで 運動もせず食事量が多ければ効果が相殺されてしまうということです - 51 -
5.1 目の病気と目に効くツボとは 目の主な病気 角膜炎 結膜炎犬がよく目をこする場合 角膜炎 結膜炎が可能性として考えられます 角膜炎 結膜炎とは黒目を被う角膜や まぶたの裏にある結膜が炎症を起こす病気です ( 原因 ) 異物 けが 刺激 細菌 ウィルス感染 ( 犬の症状 ) 目の充血 腫れ 白内障犬がよろけて物にぶつかったりしている場合 白内障が可能性の一つとして考えられます 白内障とは 水晶体が白く濁ってくる病気です ( 原因 ) 老化 糖尿病 けが ホルモン異常 ( 犬の症状 ) 視力障害 緑内障犬の目の色が赤色や緑色に見える場合 緑内障が可能性の一つとして考えられます 緑内障とは 眼圧が高くなり視神経が圧迫され視力障害を起こす病気です ( 原因 ) 角膜と水晶体の間にある房水が増えてしまうこと ( 犬の症状 ) 失明など - 52 -
目やにが出る 目が赤い 目を痛がる 目をこする 目が白く濁る 涙を流す 視力が低下するなどの症状が出たとき次のようなツボを押してあげましょう 睛明 ( せいめい ) 目頭のすぐ横の部分のツボです 強弱をつけずに一定の強さで優しく指圧してください 目の周りを小さく円を描くようにさするだけでも大丈夫です 承泣 ( しょうきゅう ) 目の玉のすぐ下のツボです 一定の強さで5から10 秒優しく指圧してください 三江 ( さんこう ) 目頭と鼻の付け根との境にあるツボです 毛並みに沿って優しく親指でさすってあげましょう - 53 -
外関 ( がいかん ) 前肢の外側にあるくぼみの部分のツボです 腱を傷つけないように優しく指圧してください 内関 ( うちかん ) 前肢の内側にあるくぼみの部分のツボです 腱を傷つけないように優しく指圧してください 外関 内関を親指と人差し指で挟み込むようにして押してあげると良いでしょう - 54 -
目の病気を予防するために 目に関しては 何よりも早期発見 早期治療が大切です 普段から目のまわりの毛が長い場合は 抜いたり切ったりして目を刺激しないようにすると良いでしょう 目をこすらせないためには エリザベスカラーの装着が有効です ウィルス感染を防ぐためには ワクチン接種を受けると良いでしょう 以前にかかったことがあり 原因となるアレルギー物質が分かっている場合は アレルゲン ( 原因物質 ) と接触させない環境を作るようにしましょう 愛犬が気になる様子 しぐさをしていたら 動物病院で診察を受けるようにしましょう - 55 -
5.2 耳の病気と耳に効くツボとは 耳の主な病気 外耳炎犬が耳をかく場合 外耳炎が可能性の一つとして考えられます 外耳炎とは 耳の穴にたまった耳垢が変質したり 耳垢に細菌が繁殖したりして 炎症が起きる病気です ( 原因 ) 耳垢 ( 犬の症状 ) 悪臭のする耳だれ かいせん犬が耳のふちや肘 踵などをかゆがる場合 かいせんの可能性が考えられます かいせんとは イヌセンコウヒゼンダニに寄生されて起こる犬の皮膚炎です ( 原因 ) イヌセンコウヒゼンダニに感染している犬 ( 犬の症状 ) 強いかゆみ 出血 - 56 -
耳をかゆがる 耳垢がたまる 耳が赤く乾いている 耳が聞こえづらい 耳垂れが出るなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 大椎 ( だいつい ) 左右の肩甲骨との間のくぼみよりも1センチほど上にあるツボです 親指でスライドさせるかピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう 腎兪 ( じんゆ ) 背骨の両側で第 2 腰椎と第 3 腰椎の間にあるツボです 指をお尻に一番近い肋骨から後へすべらして 第 2 3 腰椎の間のツボを刺激します 肺兪 ( はいゆ ) お尻に一番近い肋骨から10 番目にある肋骨の間あるツボです 背骨からおよそ5 6センチのくぼみを探しましょう ピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう 翳風 ( えいふう ) 耳の下にあるツボです 容易に見つけられると思います 優しくもみ押してあげましょう - 57 -
耳の病気を予防するために 日頃から耳のチェックを行い 耳垢がたまっていないか確認しましょう ただし家庭での耳掃除は皮膚を傷つけたり 耳垢を奥に押し込んでしまったりする場合もあるので気をつけましょう エリザベスカラーを装着すれば 犬が耳を引っ掻くのを防ぐことができます 耳のかゆみなどが見られたら使用するようにしましょう 耳ダニ感染症を予防するには すでに耳ダニに感染している動物との接触を防ぐことが大切になります - 58 -
5.3 歯の病気と歯に効くツボとは 口の主な病気 口内炎愛犬がいやな口臭がする場合 口内炎や口唇炎が可能性として考えられます 口内炎とは口腔内の粘膜に炎症が起きる病気です 口唇炎とは唇に炎症が起きる 犬だけに見られる病気です ( 原因 ) 口中の粘膜を傷つける 糖尿病 ビタミン不足 感染症 腎臓病 歯肉炎 歯周病 唇のけが ( 犬の症状 ) 腫れ ただれ かゆみ 歯周病犬のよだれが多くなったり 口臭が現れたりした場合 歯周病の可能性が考えられます 歯周病とは 歯肉炎と歯周炎をあわせた病名です 歯肉炎とは歯茎に炎症が起こる病気で その炎症が歯周組織に広がると歯周炎と呼ばれます ( 原因 ) 歯垢 歯石 ( 犬の症状 ) 歯茎の腫れ 歯がぐらつく - 59 -
口がにおう 口内炎ができたなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 大椎 ( だいつい ) 左右の肩甲骨との間のくぼみよりも1センチほど上にあるツボです 親指でスライドさせるかピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう 腎兪 ( じんゆ ) 背骨の両側で第 2 腰椎と第 3 腰椎の間にあるツボです 指をお尻に一番近い肋骨から後へすべらして 第 2 3 腰椎の間のツボを刺激します 歯や歯茎の病気は最悪の場合 それが原因で死に至ることもあります ワンコの口の中の異変には早く気付いてあげましょう ツボ押すと同時にお口のチェックもしてあげましょう - 60 -
口の病気を予防するために 子犬の頃から歯磨きの習慣をつけることが大切です 歯磨き以外の方法として 歯磨き効果のあるガムや歯垢のつきにくいフードを与えることも予防につながります その他にも噛んで楽しむ硬いロープのようなおもちゃで遊ばすことで歯磨き効果にもなりますし 歯が丈夫になります また 歯周病や虫歯の治療をおこない 口の中を清潔にすることが予防につながります - 61 -
5.4 呼吸器の病気と呼吸器に効くツボとは 呼吸器系の主な病気 気管支炎 気管虚脱犬が湿ったせきをする場合 気管支炎の可能性が考えられます 気管支炎とは 愛犬の気管支に炎症がおきる病気です 愛犬が慢性的にせきをする場合 気管虚脱が可能性の一つとして考えられます 気管虚脱とは 気管がつぶれてしまう 犬特有の病気です ( 原因 ) 遺伝 老化 肥満 ( 犬の症状 ) せき 呼吸困難 肺水腫犬の呼吸がおかしい場合 肺水腫が可能性の一つとして考えられます 肺水腫とは 肺の気管支や肺胞などに水がたまってむくんだ状態のことをいいます ( 原因 ) 気管支炎 心臓疾患 刺激性のガス 薬品を吸い込む ( 犬の症状 ) せき 呼吸困難 肺炎犬の呼吸がおかしい場合 肺炎の可能性が考えられます 肺炎とは 肺に重い炎症が起きている状態のことをいいます ( 原因 ) 感染症 刺激性のガス 薬品を吸い込む ( 犬の症状 ) せき 嘔吐 皮下気腫 - 62 -
寒がっている 熱がある 息が荒く空咳をする 喘息発作が起こる 鼻が詰まっているなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 大椎 ( だいつい ) 左右の肩甲骨との間のくぼみよりも 1センチほど上にあるツボです 親指でスライドさせるかピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう 外関 ( がいかん ) 背骨の両側で第 2 腰椎と第 3 腰椎の間にあるツボです 指をお尻に一番近い肋骨から後へすべらして 第 2 3 腰椎の間のツボを刺激します - 63 -
腎兪 ( じんゆ ) 背骨の両側で第 2 腰椎と第 3 腰椎の間にあるツボです 指をお尻に一番近い肋骨から後へすべらして 第 2 3 腰椎の間のツボを刺激します 肺兪 ( はいゆ ) お尻に一番近い肋骨から前に数えて10 番目と11 番目の肋骨の間あるツボです 背骨からおよそ5 6センチのくぼみを探しましょう ピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう 脾兪 ( ひゆ ) お尻に一番近い肋骨から前に数えて2 番目と3 番目の肋骨の間にあるツボです 背骨をはさんで両側にありますので左右とも親指で押して上げましょう - 64 -
呼吸器系の病気を予防するために 呼吸器系の予防は やはりワクチンの接種が有効です 特に新たに犬を迎える場合には まず細菌やウィルスに感染していないか動物病院で健康診断を受けましょう 感染していなければワクチン接種をし その後も定期的に健康診断やワクチン接種をおこないます さらに 体力と免疫力を低下させないために 日頃から健康管理や食事管理に気をつけましょう 子犬の頃から食べ過ぎを控え 適度に運動をおこなって 肥満を予防することが大切です 呼吸器系は早期発見しやすい症状が多いので特に外鼻腔の狭い犬種は 呼吸に異変があればすぐに動物病院に相談するようにしましょう - 65 -
5.5 消化器の病気と消化器に効くツボとは 消化器系の主な病気 急性胃炎犬が下痢や嘔吐を繰り返す場合 急性胃炎が可能性の一つとして考えられます 急性胃炎とは 胃の粘膜に急激に炎症が起きる病気です ( 原因 ) 腐った食べ物や水 異物の誤飲 感染症 食べ物のアレルギー ( 犬の症状 ) 脱水 目がくぼむ 皮膚のたるみ 慢性胃炎犬がなんとなく元気がない場合 慢性胃炎が可能性の一つとして考えられます 慢性胃炎とは 胃の粘膜に長期間炎症が続く胃炎のことをいいます ( 原因 ) 尿毒症 ( 犬の症状 ) あまり目立った症状はないが 愛犬がげっぷや嘔吐を繰り返す 胃拡張犬が苦しそうに呼吸する場合 胃拡張の可能性が考えられます 胃拡張とは 多量にドライフードを食べて 多量の水を飲んだ時に胃が大きくふくらむ状態のことを言います ( 原因 ) 食べすぎ ( 犬の症状 ) 腹痛 よだれ - 66 -
胃捻転犬の呼吸がおかしい場合 胃捻転が可能性の一つとして考えられます 胃捻転とは 胃がねじれてしまう急性の病気です ( 原因 ) 胃拡張を起こしたあとの運動 ( 犬の症状 ) 腹痛 よだれ 腸閉塞愛犬の腸が詰まることで起こる病気です 愛犬がプラスチックを飲み込んで腸閉塞になる場合もありますので 飲み込ませないために異物を近くに置かないようにします ( 原因 ) 異物の飲み込み 腫瘍による腸の圧迫 ( 犬の症状 ) おう吐 便秘 腹痛 - 67 -
吐く 血便 血尿が出る おしっこの量が増える 減る おしっこの色がおかしい 水をたくさん飲む 下痢をする 失禁する 食欲が増す 落ちる 体重が増す 落ちる お尻を床にこすりつける 便の回数が増える 便秘になる お腹を痛がるなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 脾兪 ( ひゆ ) お尻に一番近い肋骨から前に数えて2 番目と3 番目の肋骨の間にあるツボです 背骨をはさんで両側にありますので左右とも親指で押して上げましょう 腎兪 ( じんゆ ) 背骨の両側で第 2 腰椎と第 3 腰椎の間にあるツボです 指をお尻に一番近い肋骨から後へすべらして 第 2 3 腰椎の間のツボを刺激します 肺兪 ( はいゆ ) お尻に一番近い肋骨から10 番目にある肋骨の間あるツボです 背骨からおよそ5 6センチのくぼみを探しましょう ピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう - 68 -
肝兪 ( かんゆ ) 第 9 胸椎と第 10 胸椎の間にあるツボです 背骨を挟んで両側にありますので左右両方押して上げましょう 百会 ( ひゃくえ ) 背骨と腰の広く平らなところとが交わったくぼみにあるツボです 親指でしっかりと押してあげましょう 脊中 ( せきちゅう ) 第 11 胸椎と第 12 胸椎の突起部分にあるツボです ピックアップやツイストで刺激してあげましょう 懸枢 ( けんすう ) 第 13 胸椎と第 1 腰椎の突起部分にあるツボです ピックアップやツイストで刺激してあげましょう 中脘 ( ちゅうかん ) おへそとみぞおちのちょうど真ん中にあるツボです バンザイをさせてピックアップやツイストで刺激してあげましょう - 69 -
大腸兪 ( だいちょうゆ ) 第 9 胸椎と第 10 胸椎の間にあるツボです 背骨を挟んで両側にありますので左右両方押して上げましょう 関元兪 ( かんげんゆ ) 背骨と腰の広く平らなところとが交わったくぼみにあるツボです 親指でしっかりと押してあげましょう 小腸兪 ( しょうちょうゆ ) 第 11 胸椎と第 12 胸椎の突起部分にあるツボです ピックアップやツイストで刺激してあげましょう 特に便秘のときは上記の3つのツボを念入りに押してあげましょう 便秘の原因として考えられるのは 水分不足 食べ過ぎ 精神的ストレスなどです 環境改善に努めてあげてください - 70 -
消化器系の病気を予防するために 大量の食事や水や一気に食べる習慣を改め 食後すぐの運動も控えるようにしましょう そして適切な健康管理と食事管理で 下痢を引き起こす原因そのものを予防することも大切です 愛犬が乳糖不耐性の場合には乳製品を与えないように注意し 食餌内容を変更するときには少しずつ変えるようにします また 異物を飲み込ませないようにしつけることが大切です とくに子犬は何でも口に入れたがるので 愛犬が届く範囲内に危険なものを置かない 目を離すときにはケージに入れるなどを徹底して 異物を飲み込む危険がないようにしましょう - 71 -
5.6 肝臓と胆嚢の病気と肝臓と胆嚢に効くツボとは 肝臓と胆嚢の主な病気 急性肝炎愛犬が下痢や嘔吐を繰り返し 元気がない場合 急性肝炎が可能性の一つとして考えられます 急性肝炎とは 肝臓の細胞が急激に傷つき破壊されてしまう病気です ( 原因 ) 化学物質 鎮痛薬 麻酔薬 ホルモン薬などの薬物 ( 犬の症状 ) 黄疸 けいれん 肝硬変犬がなんとなく元気がない場合 肝硬変が可能性の一つとして考えられます 肝硬変とは 肝臓が硬く変質し 機能が極端に低下した状態のことです ( 原因 ) 慢性肝炎 ( 犬の症状 ) 食欲低下 黄疸 伝染性肝炎伝染性肝炎は 犬アデノウィルスの感染で肝臓や腎臓がおかされる感染症です 予防接種で予防できる犬の病気です しかし感染するとウィルスを殺す治療法はないため 肝臓障害に対する治療と対症療法を行います ( 原因 ) 感染犬の尿や便 唾液 ウィルスのついた食器などを介して ( 犬の症状 ) 元気がなくなる 発熱 下痢 嘔吐 結膜炎 涙や鼻水 せき 口の中の充血 - 72 -
怒りっぽい 手足がしびれる 元気がないなどの症状が出たときや避妊手術後は次のようなツボを押してください 肝兪 ( かんゆ ) 第 9 胸椎と第 10 胸椎の間にあるツボです 背骨を挟んで両側にありますので左右両方押して上げましょう 胆兪 ( たんゆ ) お尻に一番近い肋骨から前に数えて3 番目の肋骨から左右に5 6センチ離れたところにあるツボです 背骨をはさんで両側にありますので左右とも親指で押して上げましょう 中脘 ( ちゅうかん ) おへそとみぞおちのちょうど真ん中にあるツボです バンザイをさせてピックアップやツイストで刺激してあげましょう - 73 -
環跳 ( かんちょう ) 太もも上のくぼみにあるツボです ちょうど大腿骨の先が骨盤につながる部分になります 左右両側にありますのでしっかりと押してあげましょう 脊中 ( せきちゅう ) 第 11 胸椎と第 12 胸椎の突起部分にあるツボです ピックアップやツイストで刺激してあげましょう 避妊手術をした後は 肝臓の機能が弱っている可能性があります 食欲不振や元気がなくなってしまうことも多々あります そんなときには肝兪や胆兪 中脘を念入りに刺激してあげてください きっと回復のきっかけになるはずです - 74 -
肝臓と胆嚢の病気を予防するために 銅や砒素 水銀などによる化学物質 鎮痛薬 麻酔薬 ホルモン薬などの薬物には注意が必要です 理由によって摂取する場合は獣医さんと相談し よく調べてからにしましょう 伝染性の肝炎については犬アデノウィルスを持っているイヌの唾液や ウィルスに汚染された食器などにふれることで感染して起こるので むやみに外の他の犬との接触をさせないことが何よりの予防となります また 肝臓のがんは目立った初期症状もなく 外からは見えない病気なので がん ( 腫瘍 ) が大きくなるまで気付かず 手遅れになるケースが少なくありません できるだけ早く発見して治療するために 健康診断を定期的に受けましょう - 75 -
5.7 腎臓の病気と腎臓に効くツボとは 腎臓の主な病気 尿路結石犬に血尿があらわれる場合 尿路結石が可能性の一つとして考えられます 尿路結石とはミネラルが結晶化してできる病気です 尿路結石ができると 次のような症状も現れます ( 原因 ) 先天的な体質 尿路感染 代謝異常 ホルモン 薬 食物など原因ははっきりしない ( 犬の症状 ) 尿が出にくくなる 膀胱がふくらむ 痛み 膀胱炎犬の膀胱炎では細菌に感染して膀胱の中のただれや結石が起きます オス犬の場合は膀胱結石が尿道に詰まって 尿が出なくなることもあります ( 原因 ) 細菌による感染 ( 犬の症状 ) 尿が出ない 血尿 尿が濁る - 76 -
腎炎犬が大量の水を飲む場合 腎炎が可能性の一つとして考えられます 腎炎とは腎臓に炎症が起き 正常な働きができなくなる病気です ( 原因 ) ウィルスや細菌の感染 子宮蓄膿症や糸状虫症などの他の病気 ( 犬の症状 ) 血尿 むくみ 痛み 腎不全犬のおしっこがでない場合 腎不全が可能性の一つとして考えられます 腎不全とは 腎臓の機能が極端に低下した状態のことをいいます ( 原因 ) 腎炎 尿路結石 ( 犬の症状 ) 嘔吐 下痢 - 77 -
血尿が出る おしっこの量が減る おしっこの量が増える おしっこの色がおかしい 水をたくさん飲む 精力減退 トイレが近い 尿路結石などの症状が出たときは次のようなツボを押してください 脾兪 ( ひゆ ) お尻に一番近い肋骨から前に数えて2 番目と3 番目の肋骨の間にあるツボです 背骨をはさんで両側にありますので左右とも親指で押して上げましょう 腎兪 ( じんゆ ) 背骨の両側で第 2 腰椎と第 3 腰椎の間にあるツボです 指をお尻に一番近い肋骨から後へすべらして 第 2 3 腰椎の間のツボを刺激します 関後 ( かんご ) 第 5 腰椎と第 6 腰椎の間にあるツボです 親指での押しでもピックアップでもどちらでも良いでしょう - 78 -
膀胱兪 ( ぼうこうゆ ) 腰骨の先あたりにあるにあるツボです 背骨をはさんで両側にありますので左右とも親指で押して上げましょう 命門 ( めいもん ) 第 2 腰椎と第 3 腰椎の間にあるツボです 指をお尻に一番近い肋骨から後へすべらして 第 2 3 腰椎の間のツボをピックアップしましょう 中脘 ( ちゅうかん ) おへそとみぞおちのちょうど真ん中にあるツボです バンザイをさせてピックアップやツイストで刺激してあげましょう - 79 -
腎臓の病気を予防するために たんぱく質や塩分の量が適切で 栄養バランスのとれた食事を与えるようにしましょう また 少なくとも年に1 度は動物病院へ連れていき 血液検査や尿検査を受け 早期発見を心がけましょう それから 脂肪分の多い食事やジャーキーなどのおやつを控え 肥満にならないよう日頃から注意しましょう 日頃から水分を多く摂取させることも大切です また 結石ができやすい体質の場合は 療法食が有効です - 80 -
5.8 心臓の病気と心臓に効くツボとは 心臓の主な病気 心不全犬が激しいせきをしている場合 心不全が可能性の一つとして考えられます 心不全とは 血液を全身に送る心臓の機能が悪化した状態のことをいいます ( 原因 ) フィラリア症 肺の病気 他の病気や事故による出血 ( 犬の症状 ) むくみ 尿量が少なくなる 下痢 便秘 心室中核欠損症犬の呼吸がおかしい場合 心室中核欠損症が可能性の一つとして考えられます 心室中核欠損症とは 心臓の右心室と左心室の間にある壁に生まれつき穴があいている病気です ( 原因 ) 先天的異常 ( 犬の症状 ) 呼吸困難 せき 肺水腫 僧帽弁閉鎖不全症犬が息切れやせきをしている場合 僧帽弁閉鎖不全症が可能性の一つとして考えられます 僧帽弁閉鎖不全症とは 心臓の左心房と左心室の間にある弁 ( 僧帽弁 ) が閉じなくなった状態のことを言います 僧帽弁が閉じないと血液の一部が逆流してしまいます ( 原因 ) 老化 遺伝 ( 犬の症状 ) 肺水腫 - 81 -
心臓病 心筋症 落ち着きがないなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 心兪 ( しんゆ ) お尻に一番近い肋骨から前に数えて8 番目の肋骨上の背骨から7 8センチのところにあるツボです 背骨をはさんで両側にありますので左右とも親指で押して上げましょう 肺兪 ( はいゆ ) お尻に一番近い肋骨から10 番目にある肋骨の間あるツボです 背骨からおよそ5 6センチのくぼみを探しましょう ピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう 厥陰兪 ( けんついゆ ) お尻に一番近い肋骨から9 番目にある肋骨上の背骨から5,6センチ離れたところにあるツボです 背骨をはさんで両側にありますので左右とも親指で押して上げましょう - 82 -
百会 ( ひゃくえ ) 背骨と腰の広く平らなところとが交わったくぼみにあるツボです 親指でしっかりと押してあげましょう 水分不足 栄養不足 熱の上がり過ぎは心臓が不調和になる大きな要因となってしまうので気をつけましょう 中脘 ( ちゅうかん ) おへそとみぞおちのちょうど真ん中にあるツボです バンザイをさせてピックアップやツイストで刺激してあげましょう - 83 -
心臓の病気を予防するために 心臓の病気に関する特定の予防法はありません そのぶん早期発見 早期治療が大切です 気になる様子があれば すぐに動物病院へ連れて行って診てもらいましましょう 特に 5 歳を過ぎた小型犬を飼っている場合は 動物病院で定期検査を受けるようにしましょう また フィラリア症との併発で深刻な事態にならないように フィラリア症の予防をしっかりと行いましょう - 84 -
5.9 腰と背中の病気と腰と背中の痛みに効くツボとは 腰 背中の主な病気 椎間板ヘルニア犬が異常な歩き方をする場合 椎間板ヘルニアが可能性の一つとして考えられます 椎間板ヘルニアとは 椎間板がつぶれて髄核が外にはみだしてしまう状態のことをいいます ( 原因 ) 老化などの骨の変性 ( 犬の症状 ) まひ 痛み 股関節形成不全犬が内股で不安定に歩いている場合 股関節形成不全が可能性の一つとして考えられます 股関節形成不全とは 骨盤のくぼみが浅かったりして脱臼や亜脱臼になることをいいます ( 原因 ) 先天的な骨の発育異常 体重増加 ( 犬の症状 ) 腰をふるように歩く 後ろ足をそろえて走る 十字靭帯断裂犬がびっこを引いて歩く場合 膝の前十字靭帯断裂が可能性の一つとして考えられます 前十字靭帯とは 大腿骨と脛骨とつなぐ二本の靭帯のうち 外側にあるものです ( 原因 ) 老化 肥満 ( 犬の症状 ) 歩行障害 - 85 -
前肢のひざが痛む 腰膝踝が痛む 肩が痛む 背中が痛むなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 外関 ( がいかん ) 前肢の外側にあるくぼみの部分のツボです 腱を傷つけないように優しく指圧してください 内関 ( うちかん ) 前肢の内側にあるくぼみの部分のツボです 腱を傷つけないように優しく指圧してください 外関 内関を親指と人差し指で挟み込むようにして押してあげると良いでしょう 前三里 ( ぜんさんり ) 肘から足先に指をすべらせていき2 本の骨に突き当たったところのくぼみにあるツボです - 86 -
陶道 ( とうどう ) 大椎の下に位置するツボです 親指でもピックアップやツイストでもどちらでも 肩井 ( けんせい ) 前肢の内側にあるくぼみの部分のツボです 腱を傷つけないように優しく指圧してください 外関 内関を親指と人差し指で挟み込むようにして押してあげると良いでしょう 肩外兪 ( けんがいゆ ) 肘から足先に指をすべらせていき2 本の骨に突き当たったところのくぼみにあるツボです - 87 -
環跳 ( かんちょう ) 太もも上のくぼみにあるツボです ちょうど大腿骨の先が骨盤につながる部分になります 左右両側にありますのでしっかりと押してあげましょう 膝上 ( しつじょう ) 後肢の膝のお皿の上部分のツボです 腱を傷つけないように優しく揉むように指圧してください 膝凹 ( しつおう ) 後肢の膝のお皿周りのツボです 腱を傷つけないように優しく揉むように指圧してください 膝下 ( しっか ) 後肢の膝のお皿の下部分のツボです 腱を傷つけないように優しく揉むように指圧してください - 88 -
腰と背中の病気を予防するために 子犬の頃から食事と運動をきちんと管理し 肥満を防止することが大切です また 段差の上り下りや飛び降りや無理な運動はできるだけ避け 家の床がフローリングである場合はカーペットを敷くなどの工夫も予防につながります 関節炎は犬種ではシェパード ゴールデン レトリーバー ラブラドール レトリーバー バーニーズ マウンテン ニューファンドランド ロット ワイラー セント バーナード グレート ピレニーズなどの大型犬でよく見られます 椎間板ヘルニアは犬種では ミニチュア ダックスフンドがとくに椎間板ヘルニアになりやすく そのほかにビーグル シーズー トイ プードル ペキニーズ パグなどによく見られます とにかく 運動が好きと言っても無茶なことはしないことです - 89 -
5.10 皮膚の病気と皮膚に効くツボとは 皮膚の主な病気 アレルギー性皮膚炎犬が体をよく掻く場合 アレルギー性皮膚炎が可能性の一つとして考えられます アレルギー性皮膚炎とは 免疫機能が過剰に働き 皮膚に異常が現れる病気です ( 原因 ) アレルゲンの接触 食べ物 ノミ ( 犬の症状 ) 出血 フケ 脱毛 細菌 真菌性皮膚炎犬が体をよく掻く場合 細菌 真菌性皮膚炎が可能性として考えられます 細菌 真菌性皮膚炎とは細菌や真菌が寄生し 皮膚に炎症が起きる病気です ( 原因 ) 老化 蚊 カビ ( 犬の症状 ) 患部の化膿 円形脱毛 - 90 -
寄生虫による皮膚炎犬が体をよく掻く場合 寄生虫による皮膚炎が可能性として考えられます ノミ ニキビダニ イヌセンコウヒゼンダニ イヌツメダニなどが皮膚に寄生し炎症を起こす病気です ( 原因 ) アレルギー 免疫力の低下 ( 犬の症状 ) 脱毛 強いかゆみ アトピー性皮膚炎犬が体をしきりにかく場合 アトピー性皮膚炎が可能性の一つとして考えられます アトピー性皮膚炎とは アレルギー性皮膚炎の一種で アレルゲンを鼻や口から吸い込んで起こる皮膚炎です ( 原因 ) ほこり かび 花粉 動物のフン ダニ類 ( 犬の症状 ) 出血 フケ 脱毛 外耳炎 - 91 -
皮膚がかゆい 皮膚がにおう 湿疹 毛が抜ける 毛づやが悪い 体臭がひどい かゆがる フケが多い 皮膚があれる 皮膚がうすくなる 皮膚が黒くなる 皮膚がベタベタする しこり はれができる リンパ節が腫れる 肛門のまわりにしこりができる 皮膚や粘膜が青白い 膿が出るなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 大椎 ( だいつい ) 左右の肩甲骨との間のくぼみよりも 1センチほど上にあるツボです 親指でスライドさせるかピックアップやツイストで刺激しても良いでしょう - 92 -
皮膚の病気を予防するために 日頃から衛生管理に気を配ることが大切です 室内環境を清潔に保ち 寄生虫との接触機会 ( 野山や草むら立ち入り 野良犬との接触など ) をできるだけ避け アレルゲンと考えられるものになるべく愛犬を接触させないようにすることです ノミやダニのアレルギーがある場合は ノミ ダニ退治用の駆除薬を定期的に投与することで予防することができます 駆除薬は 犬の体表にいるノミの成虫を退治するだけでなく ノミの卵や孵化した幼虫 サナギにも効果のあるものを選ぶようにしましょう また 日常的に犬の皮膚の調子を観察し 異常に気づいた場合には 症状が軽いうちに動物病院で診てもらうのが望ましいでしょう 愛犬の食事管理 衛生管理を徹底し ストレスのない健康的な生活を送ってあげてください - 93 -
5.11 ストレスによる病気とストレスに効くツボとは ストレスによる主な病気 分離不安留守中に犬が問題ある行動をする場合 分離不安が可能性の一つとして考えられます 分離不安とは 飼い主と少しでも離れていると 精神的に不安になってしまう病気です ( 原因 ) 飼い主とあまりにも密着した生活をする ( 犬の症状 ) 愛犬が物を壊す しきりに吠える トイレで排泄をしない 強迫神経症犬が留守中におかしな行動をする場合 強迫神経症が可能性の一つとして考えられます 強迫神経症とは 不可解な行動を繰り返す病気です ( 原因 ) ストレス ( 犬の症状 ) 自分の尻尾を追いかける 尻尾をかむ - 94 -
落ち込んでいる イライラしている 緊張しているなどの症状が出たとき次のようなツボを押してください 翳風 ( えいふう ) 耳の下にあるツボです 容易に見つけられると思います 優しくもみ押してあげましょう 睛兪 ( せいゆ ) 目の上 目頭と目尻の真中にあるツボです デリケートな箇所なので優しく親指で滑らすように撫でてください 耳の裏のツボもストレスに効きます 揉むようにして押してあげましょう 中脘 ( ちゅうかん ) おへそとみぞおちのちょうど真ん中にあるツボです バンザイをさせてピックアップやツイストで刺激してあげましょう 前肢の手首の少し上のツボを揉んであげるのもストレスに有効です スキンシップを取りながら刺激してあげましょう - 95 -
6 おわりに 最後まで読んでくださって 本当にありがとうございました 私は愛犬メイのおかげで鬱 ( うつ ) から立ち直ることができました 犬はやはり不思議な力を持っています それは私が実感を持って言える事です あなたは愛犬に何をもらっていますか? きっと あなたも少なからず大切なものを知らず知らず受け取っていると思います そんな愛犬とふれあう時間を少しでも長く過ごして欲しいと私は切に願っています 専門家の人に任せきりにするのではなく あなた自身の手で愛犬の病気と老いを防止して より一層の信頼と愛情で繋がれた 幸せなドッグライフを実現させてください このマニュアルがその一端を担うことができたら嬉しい限りです 松嶋みゆき - 96 -
7 巻末付録 経絡別ツボ一覧 督脈 後悔 関後 陽関 命門 懸枢 脊中 中枢 筋縮 至陽 霊台 神道 身柱 陶道 大椎 風府 大風門 山根 水溝 18 穴 名前後海こうかい関後かんご陽関ようかん命門めいもん懸枢けんすう脊中 場所 効能尾根と肛門の間の窪みの1 穴便秘 下痢 脱肛 不妊症 生殖機能調整第 6 7 腰椎棘突起間の窪み子宮内膜炎 卵巣嚢腫 膀胱炎 直腸麻痺 便秘 腰背痛だい4 5 腰椎棘突起間の窪み腰 股関節疾患 性機能減退 子宮内膜炎 破傷風第 2 3 腰椎棘突起間の窪み腰痛 尿閉 腎炎 破傷風第 1 2 腰椎棘突起間の窪み腰背痛 消化器障害第 12 11 胸椎棘突起間の窪み - 97 -
せきちゅう 中枢ちゅうすう 筋縮きんしゅく 至陽しよう 霊台れいだい 神道しんどう 身柱しんちゅう 陶道とうどう 大椎だいつい 風府ふうふ 大風門だいふうもん 脊椎疾患 黄疸 出血性疾患 脾胃疾患 食欲不振 第 10 11 胸椎棘突起間の窪み腰痛 消化障害 食欲不振 第 9 10 胸椎棘突起間の窪み脊椎疾患 胃痛 肝胆疾患 第 7 8 胸椎棘突起間の窪み黄疸 咳 胸背痛 食欲減退 気管支炎 第 6 7 胸椎棘突起間の窪み咳 肩関節疾患 胃痛 肝炎 肺炎 気管支炎 第 5 6 胸椎棘突起間の窪み脊椎疾患 咳 感冒 第 3 4 胸椎棘突起間の窪み咳 脊椎疾患 気管支炎 肺炎 感冒 前肢捻挫 第 1 2 胸椎棘突起間の窪み脊椎疾患 熱病 肩部痛 咳 第 7 頚椎と第 1 胸椎棘突起間の窪み感冒 咳 脊椎疾患 癲癇 熱性病 後頭骨と第 1 頚椎間の窪み脊椎疾患 癲癇様発作 感冒 破傷風 両耳連続線と頭部の交差点脱肛 破傷風 風邪 山根鼻端有毛と無毛部の境 - 98 -
さんこん 昏睡 鼻炎 ジステンパー初期対策 呼吸困難 水溝 鼻唇溝の上中 1/3 すいこう 癲癇 昏睡 けいれん 顔のむくみ 気管支炎 ショック 熱性疾患 任脈 陰兪 神けつ 下かん 中かん 上かん だん中 承しょう 7 穴 名前 陰兪いんゆ 神しんけつ 下げかん 中ちゅうかん 上じょうかん 中だんちゅう 承 陰嚢 ( 陰唇 ) と肛門の中間てんかん 陰部炎症 おへそ消化器疾患 ちゅうかんとしんけつの中点消化器疾患 咳 みぞおちとおへそとの中間消化器疾患 咳 みぞおちととちゅうかんの中間消化器疾患 咳 両前肢間の胸骨線上咳 気管支炎 胸痛 乳汁減少 下唇の下の窪み 場所 効能 - 99 -
しょう 歯痛 よだれ 口内炎 顔のはれ 前肢太陰肺経 肺之兪 頚脈 肺門 肺擧 胸堂 太淵 少商 7 穴 名前 場所 効能 肺之兪 肩関節と坐骨を結ぶ線と第 3 肋骨間との交差点に左右各 1 穴 はいのゆ 呼吸器疾患 頚脈 頚静脈溝の上 1/3 けいみゃく 咳 熱射病 中毒 肺門 肩関節前縁の上 1/3 はいもん 呼吸器疾患 胸痛 肩痛 肺擧 肩関節後縁の上 1/3 はいきょ 肺 前肢疾患 胸堂 胸前両側の腕頭静脈上 きょうどう 熱性病 咳 喉のはれ 太淵 手首のとう側縁の窪み たえん 咳 腕関節痛 少商 第 1 指骨とう側縁の爪後 しょうしょう 喘息 発熱 昏睡 過労 - 100 -
前肢陽明大腸経 商陽 合谷 前三里 曲池 ひじゅ 肩井 姜牙 7 穴 名前 場所 効能 商陽 第 2 爪後の内側 しょうよう 歯痛 喉のはれ 指麻痺 熱性病 風邪 捻挫 中毒 腹痛 合谷 親指と人差し指の間 ごうこく 歯痛 結膜炎 便秘 腕疼痛 免疫 神経 内分泌系疾患 前三里 上腕骨外側上 1/4 で外腕屈筋と第 5 指伸筋の間 ぜんさんり 腹痛 歯痛 肩 上腕疼痛 曲池 腕を曲げてできたしわの外側 きょくち 咽喉痛 肘関節痛 結膜炎 熱性病 高血圧 消化器疾患 臂臑 肩井穴と曲池穴の線上で上 1/3 ひじゅ 前肢麻痺 眼 麻酔 肩井 上腕骨の外結節上部の窪み けんせい 肩関節痛 麻痺 姜牙 ( 迎香 ) 鼻孔の外翼下 ぎょうが 熱性病 顔のはれ 風邪 鼻炎 顔面神経麻痺 蘇生 - 101 -
後肢太陰脾経 脾 胃 腸疾患 後肢疾患 舌疾患 排尿困難 黄疸 5 穴 名前隠白 ( 後蹄門 ) いんぱく追風ついふう三陰交さんいんこう腎堂じんどう帯脈たいみゃく 場所 効能第 1 爪内側後血便 てんかん 過労足首内側の窪み胃痛 便秘 下痢 後肢疾患 食欲不振足首上の頚骨内側腹痛 むくみ 泌尿生殖器疾患大腿内側 膝蓋骨の静脈血管上腰部 股関節 後肢疾患肘後の血管上全身疼痛 四肢麻痺 腹痛 風邪 中毒 前肢少陰心経 心疾患 舌部疾患 3 穴 名前 夾気 腋下の正中 場所 効能 - 102 -
きょうき神門しんもん少衝しょうしょう 心痛 肘痛手首後方尺側の窪み手首痛 リウマチ 痴呆 行動異常第 5 爪内側熱性病 昏睡 前肢太陽小腸経 頭 頚 腹部 前肢疾患 頻尿 消化器疾患 7 穴 名前 少澤しょうたく 腕骨わんこつ 衝天しょうてん 肩貞けんてい 天宗てんそう 弓子 場所 効能 第 5 爪外側熱性病 結膜炎 捻挫 風邪 中毒 第 5 手首の窪み熱性病 黄疸 胃腸炎 そう風穴後上方肩関節 前肢疾患 肩関節後上方肩甲痛 前肢疾患 衝天穴前上方肩甲痛 前肢疾患 肩甲骨棘突起の一番高いところの後ろ - 103 -
きゅうし 聴宮ちょうきゅう 肩関節神経麻痺 胃拡張 下顎骨角突起の後ろ歯痛 首の痛み 後肢太陽膀胱経 頭 頚 腰 背疾患 熱性病 24 穴 名前 睛明せいめい 伏兎ふくと 肺兪はいゆ 蕨陰兪けついんゆ 心兪しんゆ 督兪とくゆ 膈兪 目頭眼科疾患 環椎翼後縁背側の窪み風邪 てんかん 子宮疾患 第 3 肋間呼吸機能増強 肺部疾患 第 4 肋間嘔吐 心臓疾患 第 5 肋間失神 てんかん 心臓疾患 第 6 肋間咳 腹痛 リウマチ様関節炎 第 7 肋間 場所 効能 - 104 -
かくゆ 肝兪かんゆ 胆兪たんゆ 脾兪ひゆ 胃兪いゆ 三焦兪さんしょうゆ 腎兪じんゆ 気海兪きかいゆ 大腸兪だいちょうゆ 関元兪かんげんゆ 小腸兪しょうちょうゆ 嘔吐 吐血 咳 第 9 肋間黄疸 眼科疾患 消化不良 第 10 肋間黄疸 肝炎 眼科疾患 第 11 肋間胃腸疾患 黄疸 嘔吐 血便 貧血 第 12 肋間嘔吐 便秘 消化器障害 第 1 腰椎横突起末端食欲不振 嘔吐 貧血 消化器障害 第 2 腰椎横突起末端肝 腎 膀胱疾患 多尿 膀胱麻痺 消化不良 第 3 腰椎横突起末端便秘 腰痛 第 4 腰椎横突起末端腰背痛 消化器障害 便秘 消化不良 第 5 腰椎横突起末端腰痛 消化器障害 便秘 頻尿 第 6 腰椎横突起末端泌尿器疾患 消化器疾患 腰痛 膀胱兪第 7 腰椎横突起末端 - 105 -
ぼうこうゆ二眼 (1) にがん二眼 (2) にがん汗溝かんこう委中いちゅう跟端こんたん後蹄門 ( 外 ) ごていもん ( そと ) 泌尿器障害 便秘 消化器障害第 1 背側仙骨孔腰痛 腹痛 尿閉 子宮疾患 便秘 後肢麻痺第 2 背側仙骨孔腰痛 腹痛 尿閉 子宮疾患 便秘坐骨弓下水平線と大腿 2 頭筋溝との交差点後肢障害 腰部疼痛膝関節後大腿 2 頭筋と半腱様筋間脊椎症 股関節疾患 後肢不全 腹痛 消化不良かかとの窪み難産 神経症状 消化不良 後肢麻痺第 5 爪外側眼科疾患 難産 後肢少陰腎経 後肢病 泌尿器系疾患 咽喉と肺部疾患 6 穴 名前 後涌泉ごゆうせん 太渓 場所 効能 足底部の凹部ショック てんかん 眼部疾患 咽喉痛 排便障害 呼吸促進作用 かかとの内側の窪み - 106 -
たいけい復溜ふくりゅう陰谷いんこく商曲 ( 雲門 ) しょうきょく穿黄せんおう 糖尿病 下部尿路疾患 腰脊痛 咽喉痛太渓の上むくみ 胃腸障害 後肢疾患膝関節後方内側排尿困難 後肢麻痺 膝関節炎臍前の両側腹痛 便秘 腹水除去胸骨下縁両側胸痛 前肢蕨陰心包経 循環器 喘息 5 穴 名前 前槽ぜんそう 郄門げきもん 内関ないかん 労宮 第 5 肋間 胸外静脈上方腋か痛 肺痛 内関上浅指屈筋と深指筋間心痛 吐血 胸痛 前肢針麻酔 とう骨下 1/4 とう骨と尺骨の間胃痛 熱病 心臓疾患 腹痛 第 2 と第 3 中手骨間の血管上 場所 効能 - 107 -
ろうきゅう 中衝ちゅうしょう 嘔吐 関節痛 屈腱炎 第 3 指先端の中央昏睡 熱性病 前肢端炎 前肢少陽三焦経 目 耳 胸 腹部疾患 熱性病 肩 前肢痛 14 穴 名前 前蹄頭 ( 外 ) ぜんていとう 指間 ( 外 ) しかん 前涌泉ぜんゆうせん 陽池ようち 場所 効能 第 4 爪外側結膜炎 熱性病 捻挫 風邪 中毒 第 4 5 指間捻挫 指関節麻痺 中毒 第 3 4 中手骨間前肢疾患 中毒 熱性病 少食 イボ 手首の窪み肩 前肢疾患 捻挫 風邪 糖尿病 眼 消化器 外関 とう骨下 1/4 がいかん 熱性病 肘 指関節疼痛 前肢神経麻痺 便秘 風邪 三陽絡さんようらく 四とく 尺骨上 1/3 後縁抗ショック作用 針麻酔穴 歯痛 肘下の窪み - 108 -
しとく搶風そうふう肩外兪けんがいゆはく中はくちゅう風門ふうもん翳風えいふう耳門じもん絲竹空しちくくう 神経麻痺 歯痛肩関節の後ろの窪み神経麻痺 便秘 肩 前肢疼痛上腕大結節後縁の窪み麻痺 捻挫肩甲骨前縁の中点肩関節疼痛 麻痺環椎翼前縁の窪み風邪 破傷風耳基部顔面神経麻痺 歯痛 外耳炎耳根前下方の窪み歯痛 風邪 腹痛頬骨突起末端の窪み頭 眼周囲の疾患 - 109 -
後肢少陽胆経 頭 目 胸 肋疾患 熱性病 後肢外側疾患 8 穴 名前転脳てんのう上関じょうかん風池ふうち環跳かんちょう陽陵ようりょう陽輔ようほし間 ( 外 ) しかん後蹄頭 ( 外 ) ごていとう 場所 効能眼尻結膜炎 流涙症 視力減退 脳神経障害顎関節上方の窪み歯痛 破傷風 風邪 脳神経障害環椎翼上方の窪み眼科疾患 熱病 風邪 脳神経障害大転子上縁の窪み腰部 大腿部 後肢疾患膝関節後方膝痛 脾胃虚弱すね下 1/4 の窪み脇下痛 腰痛 膝関節痛 眼科疾患第 4 5し間顔面腫脹 熱病 中毒 後肢疾患 下部尿路疾患第 4 爪外側ショック 眼科疾患 中毒 便秘 後肢痛 熱病 - 110 -
後肢蕨陰肝経 肝 眼疾患 てんかん 胃腸生殖器病 4 穴 名前大敦だいとん中封ちゅうほう膝関しつかん肝之兪かんのゆ 場所 効能第 1 爪内側緊急時 捻挫 風邪 中毒 腹痛足首内側前筋黄疸 捻挫 後肢麻痺 泌尿器疾患膝内側後上方膝部の痛み第 6 7 肋間肩関節線上熱病 黄疸 結角膜炎 脾胃虚弱 - 111 -