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Transcription:

平成 26 年度兵庫県大学図書館協議会研修会平成 26 年 10 月 24 日 ( 金 ) ぴあらの機能と取り組みについて 立命館大学図書館図書館サービス課蔵城一樹 (kurajo@st.ritsumei.ac.jp)

本日の内容 大学 図書館紹介 ぴあらとは ぴあらの基礎情報 ぴあら開設の経緯 ぴあらの特徴 ぴあらの利用状況 ぴあらの現状 ぴあらの今後 1

大学 図書館紹介 立命館大学 学生数 (2014 年 5 月 1 日現在 ) 学部生 :32,449 名 院生 :2,139 名 学部 13 学部 ( 法 経済 経営 産業社会 文 理工 国際関係 政策科学 情報理工 映像 薬 生命科学 スポーツ健康科学 ) 図書館 ( ぴあら設置 ) 衣笠キャンパス (2013 年度 ) 1 衣笠図書館蔵書数 ( 図書 ):952,190 冊 入館者数 :974,027 名 びわこ くさつキャンパス (2013 年度 ) 2 メディアセンター蔵書数 ( 図書 ):351,834 冊 入館者数 :581,561 名 3 メディアライブラリー蔵書数 ( 図書 ):499,200 冊 入館者数 :515,714 名 2

とは Peer Learning Room ( 呼称 : ぴあら ) Concept 学生どうし (Peer) による主体的で創造的な新しい学びのスタイル 図書館の一施設に止まらず部課を越えて連携を図り 学生どうしによる主体的 連鎖的な学びを支援する空間 ワンストップの学習環境 サポート機能を有することで学びの転換を促し 学生どうしが創造的な学びのスタイルを身に付け 多様な学びがぴあらを軸に交差 深化することを目的とする 3

の基礎情報 衣笠図書館メディアセンターメディアライブラリー キャンパス衣笠キャンパスびわこ くさつキャンパスびわこ くさつキャンパス 対象学部 法 産業社会 文 国際関係 政策科学 映像 理工 情報理工 薬 生命科学 経済 経営 スポーツ健康科学 開設時期 2011 年 4 月 2012 年 4 月 2012 年 4 月 面積約 291 m2約 173 m2約 358 m2 座席数 92 席 64 席 110 席 4

開設の経緯 - 図書館の課題意識 図書館では サービス リテラシー ガイダンス シラバス指定図書 リザーブブック 施設 グループ学習室 といった学びを支援するサービスや施設がすでに存在 図書館の課題意識 図書館が学園ビジョンで求められている 学びのコミュニティ形成の中核的役割 を担うには 多様な学生が学びを軸に交差する場所の提供 学びの転換( 高校から大学 ) を生み出す支援体制 空間の提供 学びを発信し 仲間 (Peer) と共に学びを深める環境の提供 5

開設の経緯 - 教学部門の課題 教学部門の課題 初年次の学習支援の必要性 知識の伝達 から 知識の創造 自主的学び へのパラダイム転換 学び や 教える手法 等の多様化 授業と連携したサポートや空間を求める声 6

開設の経緯 - 部門を越えた連携 ぴあらの開設 図書館の課題意識 ぴあらを通じて 学びのコミュニティを支援し 主体的な学びの高度化を図る 図書館 学習環境の提供 図書館内の PC (120 台 ) のリプレイス解決方法 教学部門の課題 教学部門 学習支援 情報部門 情報機器類の支援 + 教育デザインを専門とする教員のアドバイス 7

の特徴 利用しやすい環境 1 アクセスのよさ 2 機能的で開放的な空間設計 3 心地よい配色デザイン 4 ポジティブメッセージの発信 5 ドリンクポリシーの適用 6 予約なしに設備 情報端末が利用可能 ぴあら 学びの高まり 学びを促す仕組み 1 ぴあら内外から学びが見える空間の可視化 2 他の学生の学びが感じられる距離感 3 アカデミックな雰囲気 4 可変性が高い可動式ツール 5 容易に利用できる多様なコンテンツ 6 情報端末を中心とした支援ツール 利用しやすい環境 学びを促す仕組み 人的サポート 人的サポート 1 学生ライブラリースタッフ 2 ライティングサポートなどの学習支援サービス 3 学習支援などに関する企画 8

の特徴 - 利用しやすい環境 1アクセスのよさ 2 機能的で開放的な空間設計 3 心地よい配色デザイン 4ポジティブメッセージの発信 5ドリンクポリシーの適用 6 予約なしに設備 情報端末が利用可能 9

1 アクセスのよさ ( 図書館入口付近の空間配置 ) 10

2 機能的で開放的な空間設計 衣笠図書館のぴあらの場合 空間の間仕切り ガラス グループワーク エリアグループ学習やアクティブラーニングを実践するエリア 予約不要 回転率 遅い プレゼンテーションルーム本格的なプレゼンテーション練習が可能なエリア 要予約 パソコン エリア 情報検索やメールチェックなどを行うエリア 予約不要 回転率 早い 11

3 心地よい配色デザイン ぴあらのロゴ 各種ポスター カウンター 机 ホワイト 椅子 レッド 床 グレー 12

4 ポジティブメッセージの発信 ~ 禁止 というネガティブなメッセージではなく ~ 可能 というポジティブなメッセージを発信 5 ドリンクポリシーの適用 ふたつき飲み物は持ち込み可能 6 予約なしに設備 情報端末が利用可能 プレゼンテーションルーム以外の施設や情報端末類は予約なしで利用可能 施設や情報端末の利用に煩わしさがない 持ち物は USB メモリだけでよい 13

の特徴 - 学びを促す仕組み 1ぴあら内外から学びが見える空間の可視化 2 他の学生の学びが感じられる距離感 3アカデミックな雰囲気 4 可変性が高い可動式ツール 5 容易に利用できる多様なコンテンツ 6 情報端末を中心とした支援ツール 14

1 ぴあら内外から学びが見える空間の可視化 学びが見える劇場型の空間で学ぶ意欲を刺激 2 他の学生の学びが感じられる距離感 ぴあらに来ると学びのスイッチが入る 学びのコミュニティが相互に刺激し合う 3 アカデミックな雰囲気 心地よさ と アカデミックさのバランス リラックスしながら学びに集中できる 4 可変性が高い可動式ツール 机 椅子 ホワイトボードなどは可能式 学びのコミュニティ スタイルに合わせて自ら学習環境をデザイン可能 15

5 容易に利用できる多様なコンテンツ 図書館の紙媒コンテンツ ( 辞典や地図などの館内利用資料含む ) + データベース 電子書籍などの Web コンテンツ 図書館内にあるラーニング コモンズのメリット 6 情報端末を中心とした支援ツール 衣笠図書館のぴあらの場合 情報のインプット 議論 学びのアウトプット スキャナー (2) ホワイトボード (15) フリップチャート (5) プロジェクター (3) プリンター (1) 情報検索方法やライティングに関するブックレット デスクトップ型 PC(27) 大型モニター付 PC(3) ノート PC(90) ( ) 内数値は設置台数 16

の特徴 - 人的サポート 1 学生ライブラリースタッフ 2 ライティングサポートなどの学習支援サービス 3 学習支援などに関する企画 1 学生ライブラリースタッフ ( 図書館が雇用する学生スタッフ ) ぴあらの開室時間 ( 平日 9:00~21:45 土日 10:00~16:45) に 2~3 名が常駐 ノート PC 貸出 返却対応 情報検索サポート 情報機器の操作説明などを実施 学習に適した環境を維持 2 ライティングサポートなどの学習支援サービス 院生がレポートの書き方などライティングにかかわるサポートを実施 平日 13:00~17:50 の時間にカウンターでサービスを実施 17

3 学習支援などに関する企画 教学部と連携し 授業での困りごとやノートテイク ライティングに関するサポート企画を教員や院生が講師となって実施 2014 年度前期は各キャンパスで全 5 回実施 後期はレポート作成 プレゼンテーションの方法 学生生活支援企画を教学部や学生部 ( 学生生活を支援する部門 ) と連携して実施予定 第 1 回 勉強で困っていませんか? 学生の授業での悩みを洗い出し グルーピングしながら先輩学生と教員がアドバイス 第 2 回 授業を受けるコツ 授業の受講方法について悩みを洗い出し 教員がアドバイスを実施 ノートテイキングに関する DVD も視聴 第 3~5 回 レポートを書く 1~3 レポートの表記 表現に関するルールや参考文献や引用の書き方についてレクチャーを実施 18

の利用状況 2 時間毎 (10 時 12 時 14 時 16 時 18 時 20 時 ) に利用者数を定点観測 2014 年度 (4 月 ~8 月 )14 時時点の数値の合計は 6,619 名 2014 年度開講期 (4 月 ~7 月 )14 時時点の平均値は 52.2 名 2014 年度開講期 (4 月 ~7 月 ) のプレゼンテーションルーム稼働率 30.0% 平日利用コマ数 平日総コマ数 にて算出 平日 1 日のコマ数は 1~7 限 + 昼休みの 8 コマ 3~4 名での利用が多く 授業の課題などを取り組む学生が多い 2,000 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 2014 年度 1,279 1,531 1,728 1,560 521 衣笠図書館ぴあらの利用者数 (14 時時点 ) 2014 年度 2013 年度 2013 年度 1,428 1,336 1,421 1,763 621 1,122 1,553 1,281 1,372 1,381 917 804 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 2014 年度 42.6 54.7 57.6 53.8 23.7 衣笠図書館ぴあらの平均利用者数 (14 時時点 ) 2014 年度 2013 年度 2013 年度 47.6 58.1 52.6 60.8 32.7 40.1 51.8 49.3 50.8 51.1 38.2 27.7 19

の現状 学びの場として積極活用 学びのコミュニティの活性化 グループ学習多 他のコミュニティを刺激 学生の学びの変化 図書館資料を活用した学び ぴあらを通じた学生の成長 etc. 本学の学びに必要な環境として定着 20

の今後 正課や学部などの枠を超えた教員や学生の交流 学生と学生 教員 関連部課などが繋がり 支援に結びつく仕組み マルチプル ラーニング コモンズ etc. 大学図書館にあるラーニング コモンズだからこそ整備 充実させなければならない環境 機能 サービスを関連部課や教員とともに追及 21

ぴあらを軸にした多様な学びの連鎖 循環 コモンズ コモンズ 学びのコミュニティ 学びのコミュニティ 学びのコミュニティ 学びの高まり 教員 学びを促す仕組み 人的サポート 教学部 学生部などの関連部課 利用しやすい環境 ぴあら 22

参考情報 立命館大学図書館ホームページ http://www.ritsumei.ac.jp/library/ ぴあらホームページ http://www.ritsumei.ac.jp/acd/mr/lib/plr/index.html 23

ご清聴ありがとうございました 24