アスベスト対策に関する行政評価・監視_事前調査結果等の適切な掲示の確保

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1 大阪府の石綿対策の制度 1-1 建築物等の解体等工事に係る法 条例の主な規制内容 建築物の解体等工事 吹付け石綿 断熱材 保温材 被覆材 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 以上 ) 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 未満 ) 石綿無 着手前 着手中 事前調査条例条例条例条例

届出義務者の変更 何が変更になるの? 特定粉じん排出等作業 (*) の実施の届出義務者が 工事の施工者から工事の発注者又は自主施工者に変更になります * 吹付け石綿等が使用されている建築物等の解体 改造 補修作業注 ) 労働安全衛生法及び石綿障害予防規則に基づく届出義務者は変更になりません 解体等工

レベル 1 2 石綿届出対象 記入例 レ労働安全衛生法第 88 条第 3 項 労働安全衛生規則第 90 条第 5 号の2 の規定による計画の届出 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項の規定による作業の届出 レ大気汚染防止法第 18 条の15 第 1 項の規定による作業実施の届出を行っております 石綿

が適正に整備されていない状況がみられた これらの河川事務所等は その主な理由について 都道府県に対し 河川法施行令第 5 条に規定する河川現況台帳の記載事項 ( 主要な河川管理施設の概要等 ) が変更される場合は資料を提供するよう依頼しているが 都道府県から主要な河川管理施設の概要に係る資料が提供さ

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○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

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○H30条例19-1

アスベスト対策に関する行政評価・監視_関係法令に基づく届出情報の共有と活用の促進

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大気汚染防止法における 第 2 章 石綿飛散防止対策の解説 2.1 目的 法 ( 目的 ) 第 1 条この法律は, 工場及び事業場における事業活動並びに建築物等の解体等に伴うばい煙, 揮発性有機化合物及び粉じんの排出等を規制し, 有害大気汚染物質対策の実施を推進し, 並びに自動車排出ガスに係る許容限

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

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表 種類別のばい煙発生施設設数及び割合 図 種類類別のばい煙発発生の割合 () 揮発性性有機化合物 (VOC) 排出施設 VOC 排出の推移を表 3 及び図 3 に示す 平成 7 年度末の VOC 排出施は 3,435 施設 (1,09 工場 事事業場 ) であり 平成 6 年度末より 48 施設減

フロン回収・破壊法の改正内容等について

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ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

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平成19年  月  日

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

予防課関係の要綱,通達改正案

新座市税条例の一部を改正する条例

富士見市都市計画税条例 ( 昭和 46 年条例第 40 号 ) 新旧対照表 ( 第 1 条による改正 )( 専決 ) 新 旧 附則 附則 ( 改修実演芸術公演施設に対する都市計画税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告 ) 6 法附則第 15 条の11 第 1 項の改修実演芸術公演施設につ

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別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

財営第   号

【確定版】石綿含有仕上塗

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

参考資料 2 石綿に関する法令等 大気汚染防止法 1 頁 ~ 大気汚染防止法施行令 5 頁 大気汚染防止法施行規則 6 頁 ~ 労働安全衛生法 10 頁 ~ 労働安全衛生法施行令 13 頁 労働安全衛生規則 14 頁 石綿障害予防規則 15 頁 ~ 建築基準法 20 頁 建築基準法施行令 23 頁

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

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上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

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火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 称印 登録年月日及び登録をした者 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 登録を受けた都道府県 ( 二級建築士又は木造 ) 合格通知日付又は合格証書日付 合格通知番号又は合

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個人情報の保護に関する規程(案)

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かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

建設副産物小分科会 建設副産物小分科会は 工業化住宅の生産 供給 解体に係る廃棄物の排出量削減と適正処理推進のための事業を実施することを目的としています 現在 9 社で構成されています 2000 年 4 月 1 日 : 住宅部会の下部組織として 建設副産物分科会を設置 2004 年 4 月 1 日

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札幌市ワンルーム形式集合住宅に関する建築指導要綱 平成元年 6 月 15 日助役決裁 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は ワンルーム形式集合住宅の建築計画 管理等について必要な事項を定め 建築主等に協力を要請することにより その建築に伴う紛争の未然防止と良好な居住環境の確保を図ることを

無線局の定期検査制度の見直し ~ 登録検査等事業者制度の導入 ~ 平成 23 年 6 月 総務省総合通信基盤局電波環境課

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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全部改正 昭和 38 年規則 85 号 一部改正 昭和 43 年規則 51 号 47 年 62 号 52 年 45 号 平成 7 年 23 号 ( 抑留所 ) 第 4 条予防員は 法第 6 条又は法第 18 条の規定により犬を抑留しようとするときは 県が経営する犬の抑留所に抑留しなければならない 2

3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び 登録番号 登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法

1 土壌汚染対策法について 土壌汚染対策法は平成 15 年 2 月 15 日に施行され 平成 22 年 4 月 1 日に改正されました この法律は 土壌汚染の状況を把握して 人の健康被害を防止するための対策を実施し 国民の健康を保護することを目的としています この法律によって 有害物質を取り扱ってい

一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

消防法令が改正され 防火防災管理体制が強化されます! ~ 消防法第 8 条の 2 統括防火防災管理者制度 ~ 近年 雑居ビル等で多くの死傷者を伴う火災が相次いで発生していることや東日本大震災での激しい揺れにより 高層ビル等において人的 物的被害が発生したことを受け 防火 防災体制を強化するために消防

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山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

京都大学大学文書館利用等要項の一部改正 ( 案 )( 新旧対照表 ) 改正部分のみ 改正案 現行 ( 前略 ) ( 同左 ) 第 7 大学文書館は 特定歴史公文書等に個人情報 ( 生存する個人に関する情報であって 当該情報に含まれる氏名 生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるも

平成14年8月  日

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1.1 阪神 淡路大震災環境省は 阪神 淡路大震災 ( 平成 7 年 1 月 17 日発生 ) の際に兵庫県及び神戸市の協力を得て 大気中の石綿濃度のモニタリング調査を実施した 当時の被災地における一般環境大気中 (17 地点 ) の石綿濃度の調査結果を表 R2.1 に 解体工事現場の敷地境界付近に

聖籠町建設工事入札 契約等情報公表実施要綱 平成 14 年 3 月 27 日 告示第 45 号 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 127 号 ) 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令( 平成 13 年政

Taro-官報原稿 TPP省令

第 8 条を削り, 第 9 条を第 8 条とし, 第 10 条から第 12 条までを 1 条ずつ繰り上げる 別記第 1 号様式を次のように改める

第4回 東日本大震災アスベスト対策合同会議

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 に関する細則 ( 平 ) ( 目的 ) 第 1 条この細則は 協会員の外務員の資格 登録等に関する規則 ( 以下 規則 という ) の施行に関し 必要な事項を定める ( 二種外務員の信用取引に係る外務行為 ) 第 2 条規則第 2 条第 4 号

資料1-1 多頭飼育の適正化について

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情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

Taro-(番号入り)案文・理由

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機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 登録年月日及び登録番号登録をした者 氏建築士の場合 一級建築士 二級建築士又は木造建築士の別 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 4. 証明者が宅瑕疵担保責任保険法人の場合 証明を行った宅瑕疵担保責任保険法人 調査を行った建築士又は建

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

て 労働者派遣契約書に休業手当等の支払いに要する費用を確保するための費用負担等に関する事項を記載していないもの (1 派遣元事業所 ) ウ派遣料金額の明示派遣労働者に対して 書面の交付 ファクシミリを利用してする送信又は電子メールの送信の方法により労働者派遣に関する料金の額を明示していないもの (5

第 3 処分理由別添の一覧表に記載する職業紹介事業者は 職業安定法第 32 条の16 第 1 項 ( 同法第 33 条第 4 項又は同法第 33 条の3 第 2 項において準用する場合を含む 以下同じ ) において 事業報告を提出しなければならないとされているのに 平成 28 年 4 月 1 日から

2 上記 1と同等以上の精度を有する分析方法として以下に掲げる方法 (1) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ( 以下 分

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

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02_(案の2①)概要資料(不均一)

【確定版】石綿含有仕上塗

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

定にかかわらず 当該都市計画税額とする 5 住宅用地のうち当該住宅用地の当該年度の負担水準が 0.8 以上のものに係る平成 21 年度から平成 23 年度までの各年度分の都市計画税の額は 第 2 項の規定にかかわらず 当該住宅用地に係る当該年度分の都市計画税額が 当該住宅用地の当該年度分の都市計画税

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

持及び修繕が図られるよう 必要な措置を講ずること を定めるとともに 上記のほか 都市公園の維持及び修繕に関する技術的基準は 国土交通省令で定めるものとする 5 認定公募設置等計画に基づき公募対象公園施設を設ける場合における第 6 条第 項の規定の適用について 現行において 一の都市公

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

Transcription:

⑶ 事前調査結果等の適切な掲示の確保勧告説明図表番号解体等工事を行う事業者は 大防法第 18 条の17 第 4 項並びに大防法施行規則第 16 表 2-⑶-1 条の9 及び第 16 条の10の規定に基づき 当該工事が特定工事に該当するかどうかにかかわらず 当該工事の期間中 解体等工事現場において ⅰ) 事前調査の結果 ⅱ) 調査を行った者の氏名又は名称及び住所並びに法人の場合は その代表者の氏名 ⅲ) 調査を終了した年月日 ⅳ) 調査の方法 ⅴ) 当該工事が特定工事に該当する場合は 大防法施行令第 3 条の3に定められている特定建築材料の種類を 公衆に見やすいように掲示板を設けることにより掲示 ( 以下 事前調査結果の掲示 という ) しなければならないこととされている ( 注 1) ( 注 1) 解体等工事の現場において 事前調査が不十分でアスベストの飛散事例が確認されたことなどを背景に 事前調査の結果等の情報開示範囲を拡充し 工事現場周辺の住民の不安解消を図るため 平成 25 年 6 月の大気汚染防止法の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 58 号 平成 26 年 6 月施行 ) において新設された また 解体等工事において 特定粉じん排出等作業を行う場合 事業者は 事前調査結果の掲示に加え 大防法第 18 条の14 及び大防法施行規則第 16 条の4の規定に基づき 当該作業の実施期間中 ⅰ) 大防法に基づく届出の年月日及び届出先 届出者の氏名又は名称及び住所並びに法人の場合は その代表者の氏名 ⅱ) 特定工事を施工する者の氏名又は名称及び住所並びに法人の場合は その代表者の氏名 ⅲ) 当該作業の実施期間 ⅳ) 当該作業の方法 ⅴ) 特定工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所を 解体等工事現場の見やすい箇所に掲示 ( 以下 作業方法等の掲示 という ) しなければならないこととされている 作業方法等の掲示の場所については 環境省は 飛散防止対策マニュアルにおいて 事前調査結果の掲示と同様 周辺住民からも見やすい場所に設けられることが望ましい としている 表 2-⑶-1( 再掲 ) 表 2-⑶-2 今回 39 県市において 平成 27 年 4 月から7 月までの間に行われた解体等工事の現場から 各地域 3か所程度 計 116か所を抽出 ( 注 2) し 解体等工事期間中の各現場における事前調査結果の掲示及び作業方法等の掲示の状況を調査したところ 次のような状況がみられた ( 注 2) 当省の調査時点において 大防法に基づく届出がある解体等工事現場と 届出がない解体等工事現場の数が同数程度になるよう選定した ( 解体等工事現場における事前調査結果等の掲示状況 ) ア事前調査結果の掲示状況事前調査結果の掲示は 解体等工事が特定工事に該当するかどうかにかかわらず ( ただし 特定工事に該当しないことが明らかなものとして大防法施行規則第 16 条の5で定める建設工事の場合を除く ) 当該工事の期間中 行わなければならないとされている 調査した116か所の解体等工事現場における事前調査結果の掲示状況をみたところ 表 1のとおり 公衆に見やすい場所に掲示がないもの 表 2-⑶-3-90-

が37か所 (32%) 掲示は行われているが掲示内容に不備( 法定掲示事項の一部未掲示 ) があるものが20か所 (17%) みられた これらのケースについて 大防法に基づく届出 ( 下表の注 2 参照 ) の有無別にみると いずれも届出がない場合 ( 掲示なし :64か所中 28か所 (44%) 掲示内容に不備あり:64か所中 15か所 (23%)) の方が届出がある場合 ( 掲示なし :52か所中 9か所 (17%) 掲示内容に不備あり :52か所中 5か所 (10%)) より多いものとなっている 表 1 解体等工事現場における事前調査結果の掲示状況 区分 大防法に基づく届出があるもの 調査対象解体等工事現場数 52 か所 公衆に見やすい場所に掲示あり 掲示内容が適正なもの 38 か所 (73%) 掲示内容に不備があるもの ( 注 3) 5 か所 (10%) 小計 43 か所 (83%) 解体等工事期間中に掲示を行っていないもの 掲示なし 解体等工事終了前に掲示を撤去したもの 8 か所 (15%) 小計 9 か所 (17%) ( 注 2) 大防法に基づく届出がないもの 64 か所 2 (33%) 15 か所 (23%) 36 か所 (56%) 27 か所 (42%) 28 か所 (44%) ( 注 2) 合計 116か所 59か所 20か所 79か所 28か所 9か所 37か所 (51%) (17%) (68%) (24%) (8%) (32%) ( 注 )1 当省の調査結果による 2 大防法に基づく届出があるものとは 特定粉じん排出等作業を伴う建設工事の場合であり また 大防法に基づく届出がないものとは 特定粉じん排出等作業を伴わない建設工事の場合である 3 掲示内容に不備があるものとは 大防法により掲示することとされている事項の一部 ( 調査を行った者の氏名又は名称及び住所等 ) が掲示されていないものをいう イ作業方法等の掲示状況作業方法等の掲示は 特定粉じん排出等作業の実施期間中 行わなければなら表 2-⑶-4 ないとされている 今回調査した116か所の解体等工事現場のうち 当省が事前調査結果の掲示状況を調査した際 当該作業の実施期間中であった44か所の作業方法等の掲示状況をみたところ 表 2のとおり 解体等工事現場周辺の住民にとって見やすい場所に掲示がないものが1か所 掲示は行われているが掲示内容に不備 ( 法定掲示事項の一部未掲示 ) があるものが6か所 (14%) みられた -91-

表 2 解体等工事現場における作業方法等の掲示状況 調査対象解体等工事現場数 44 か所 解体等工事現場周辺の住民にとって見やすい場所に掲示あり 掲示内容が適正なもの 37か所 (84%) ( 注 ) 当省の調査結果による 掲示内容に不備があるもの 6か所 (14%) 小計 43 か所 (98%) 掲示なし ( 掲示義務が遵守されていない原因とその対処例 ) 以上のように 解体等工事現場における事前調査結果の掲示及び作業方法等の掲示義務については 必ずしも十分に遵守されておらず これについては 以下のことに起因するものと考えられる 1 解体等工事を行う事業者が 大防法に基づく事前調査結果の掲示及び作業方法等の掲示の必要性 掲示事項の内容及び掲示期間を十分に承知していないこと 2 特定粉じん排出等作業を伴わない建設工事を行う事業者の場合 大防法に基づく届出が必要ないことから 県市の大防法担当部局に接触しないため 事前調査結果の掲示の必要性を認識する機会がないこと なお 2に関しては 調査した県市の中には 大防法に基づく届出が必要ない解体等工事に対しても 騒音規制法等に基づく届出や建設リサイクル法に基づく届出を活用し 事業者に対し 事前調査結果の掲示義務を周知している例 (2 県市 ) がみられた 表 2-⑶-5 所見 したがって 環境省は 解体等工事に伴うアスベストの飛散 ばく露に対する住民の不安解消を図る観点から 次の措置を講ずる必要がある 1 県市に対し 大防法に基づく事前調査結果の掲示及び作業方法等の掲示の必要性並びに掲示事項の内容及び掲示期間について 飛散防止対策マニュアルを踏まえて掲示義務の遵守が図られるよう 事業者への周知徹底を要請すること 2 大防法に基づく届出がない解体等工事についても事業者により掲示義務が適切に遵守されるよう 県市に対し 効果的な取組例を周知し 促すこと -92-

表 2-⑶-1 事前調査結果の掲示及び作業方法等の掲示に関する大防法の規定 < 事前調査結果の掲示関係 > 大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 )( 抜粋 ) ( 解体等工事に係る調査及び説明等 ) 第 18 条の17 建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業を伴う建設工事 ( 当該建設工事が特定工事に該当しないことが明らかなものとして環境省令で定めるものを除く 以下 解体等工事 という ) の受注者 ( 他の者から請け負つた解体等工事の受注者を除く 次項及び第 26 条第 1 項において同じ ) は 当該解体等工事が特定工事に該当するか否かについて調査を行うとともに 環境省令で定めるところにより 当該解体等工事の発注者に対し 当該調査の結果について 環境省令で定める事項を記載した書面を交付して説明しなければならない この場合において 当該解体等工事が特定工事に該当するときは 第 18 条の15 第 1 項第 4 号から第 7 号までに掲げる事項その他環境省令で定める事項を書面に記載して これらの事項について説明しなければならない 2 ( 略 ) 3 解体等工事を請負契約によらないで自ら施工する者 ( 第 26 条第 1 項において 自主施工者 という ) は 当該解体等工事が特定工事に該当するか否かについて調査を行わなければならない 4 第 1 項及び前項の規定による調査を行つた者は 当該調査に係る解体等工事を施工するときは 環境省令で定めるところにより 当該調査の結果その他環境省令で定める事項を 当該解体等工事の場所において公衆に見やすいように掲示しなければならない 大気汚染防止法施行規則 ( 昭和 46 年厚生省 通商産業省令第 1 号 )( 抜粋 ) ( 特定工事に該当しないことが明らかな建設工事 ) 第 16 条の 5 法第 18 条の 17 第 1 項の環境省令で定める建設工事は 次に掲げる建設工事とする 一平成 18 年 9 月 1 日以後に設置の工事に着手した建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業を伴う建設工事であつて 当該建築物等以外の建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業を伴わないもの二建築物等のうち平成 18 年 9 月 1 日以後に改造又は補修の工事に着手した部分を改造し 又は補修する作業を伴う建設工事であつて 当該部分以外の部分を改造し 若しくは補修し 又は当該建築物等以外の建築物等 ( 平成 18 年 9 月 1 日以後に設置の工事に着手した建築物等を除く ) を解体し 改造し 若しくは補修する作業を伴わないもの ( 解体等工事に係る掲示の方法 ) 第 16 条の9 法第 18 条の17 第 4 項の規定による掲示は 掲示板を設けることにより行うものとする ( 解体等工事に係る掲示の事項 ) 第 16 条の10 法第 18 条の17 第 4 項の環境省令で定める事項は 次のとおりとする 一法第 18 条の17 第 1 項又は第 3 項の規定による調査を行つた者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては その代表者の氏名二調査を終了した年月日三調査の方法四解体等工事が特定工事に該当する場合は 特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の部分における特定建築材料の種類 -93-

< 作業方法等の掲示関係 > 大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 )( 抜粋 ) ( 定義等 ) 第 2 条 ( 略 ) 2~11 ( 略 ) 12 この法律において 特定粉じん排出等作業 とは 吹付け石綿その他の特定粉じんを発生し 又は飛散させる原因となる建築材料で政令で定めるもの ( 以下 特定建築材料 という ) が使用されている建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) を解体し 改造し 又は補修する作業のうち その作業の場所から排出され 又は飛散する特定粉じんが大気の汚染の原因となるもので政令で定めるものをいう ( 作業基準 ) 第 18 条の14 特定粉じん排出等作業に係る規制基準 ( 以下 作業基準 という ) は 特定粉じんの種類及び特定粉じん排出等作業の種類ごとに 特定粉じん排出等作業の方法に関する基準として 環境省令で定める 大気汚染防止法施行令 ( 昭和 43 年政令第 329 号 )( 抜粋 ) ( 特定建築材料 ) 第 3 条の 3 法第 2 条第 12 項の政令で定める建築材料は 次に掲げる建築材料とする 一吹付け石綿二石綿を含有する断熱材 保温材及び耐火被覆材 ( 前号に掲げるものを除く ) ( 特定粉じん排出等作業 ) 第 3 条の 4 法第 2 条第 12 項の政令で定める作業は 次に掲げる作業とする 一特定建築材料が使用されている建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) を解体する作業二特定建築材料が使用されている建築物等を改造し 又は補修する作業 大気汚染防止法施行規則 ( 昭和 46 年厚生省 通商産業省令第 1 号 )( 抜粋 ) ( 作業基準 ) 第 16 条の4 石綿に係る法第 18 条の14の作業基準は 次のとおりとする 一特定粉じん排出等作業を行う場合は 見やすい箇所に次に掲げる事項を表示した掲示板を設けること イ法第 18 条の15 第 1 項又は第 2 項の届出年月日及び届出先 届出者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては その代表者の氏名ロ特定工事を施工する者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては その代表者の氏名ハ特定粉じん排出等作業の実施の期間ニ特定粉じん排出等作業の方法ホ特定工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所二 ( 略 ) ( 注 ) 下線は当省が付した -94-

表 2-⑶-2 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル2014.6 ( 平成 26 年 6 月環境省水 大気環境局大気環境課 )( 抜粋 ) 第 2 章大気汚染防止法における石綿飛散防止対策の解説 2.4 作業基準 ⑴ 掲示特定粉じん排出等作業の実施の期間や作業の方法等の事項を表示した掲示板を設けることが作業基準に規定 ( 施行規則第 16 条の4 第 1 号 ) されていることから 当該掲示板が設けられていない場合は 法第 18 条の1に規定される作業基準適合命令等の対象になり得るものとなる 当該掲示板は 周辺住民からも見やすい場所に設けられることが望ましい なお 掲示については 具体的な様式が定められておらず 他法令等に基づく掲示に追記する形式で表示しても差し支えないものとされており また 他法令等に基づく掲示の内容と重複する事項を重複して表示する必要もないとされている ( 注 ) 下線は当省が付した 表 2-⑶-3 解体等工事現場における事前調査結果の掲示状況 区分 調査対象解体等工事現場数 公衆に見やすい場所に掲示あり左の内訳 大防法に基づく届出あり大防法に基づく届出なし合計 52 か所 64 か所 116 か所 43 か所 (83%) 36 か所 (56%) 79 か所 (68%) うち 掲示内容が適正なもの 38 か所 (73%) 2 (33%) 59 か所 (51%) うち 掲示内容に不備があるもの 5 か所 (10%) 15 か所 (23%) 20 か所 (17%) 調査を行った者の氏名 名称及び住所 ( 法人の場合 代表者の氏名 ) 5 か所 (10%) 13 か所 (20%) 18 か所 (16%) 調査を終了した年月日 7 か所 (11%) 8 か所 (7%) 調査の方法 0 か所 4 か所 (6%) 4 か所 (3%) アスベスト含有建材の種類 2 か所 掲示なしうち 解体等工事終了前に撤去 9 か所 (17%) 28 か所 (44%) 37 か所 (32%) 8 か所 (15%) 9 か所 (8%) ( 注 )1 当省の調査結果による 2 大防法に基づく届出があるものとは 特定粉じん排出等作業を伴う建設工事の場合であり また 大防法に基づく届出がないものとは 特定粉じん排出等作業を伴わない建設工事の場合である 3 掲示内容に不備があるものとは 大防法により掲示することとされている事項の一部 ( 調査を行った者の氏名又は名称及び住所等 ) が掲示されていないものをいう 4 複数の掲示事項を表示していない場合があるため うち 掲示内容に不備あるもの 欄と 左の内訳 欄の合計は一致しない -95-

表 2-⑶-4 解体等工事現場における作業方法等の掲示状況調査対象解体等工事現場周辺の住民にとって見やすい場所に掲示あり解体等工左の内訳事現場数 うち 掲示内容が適正なもの 44か所 43か所 37か所 (98%) (84%) ( 注 ) 当省の調査結果による うち 内容に不備があるもの 6 か所 (14%) 大防法に基づく届出の年月日及び届出先 届出者の氏名又は名称及び住所 ( 法人の場合は その代表者の氏名 ) 4か所 (9%) アスベスト除去等作業を行う者の氏名又は名称及び住所 ( 法人の場合は その代表者の氏名 ) 2か所 (5%) 掲示なし 表 2-⑶-5 騒音規制法等に基づく届出又は建設リサイクル法に基づく届出の機会を活用し 事業者に対し事前調査結果の掲示義務を周知している例県市名概要千葉市千葉市は 解体等工事で重機等を使用する場合 騒音規制法等に基づく届出が行われるケースが多いことから この機会を捉えて 事業者に対し アスベストの調査結果の掲示 施主への説明はお済みですか? ( チラシ ) を配布し 第三者に見やすい位置に事前調査結果を掲示しなければならないこと等を周知している 川崎市川崎市は 大防法に基づく届出がない解体等工事であっても 建設リサイクル法に基づく届出が行われるケースが多いことから この機会を捉えて 事業者に対し 発注者 解体工事業者の皆様へ ( チラシ ) を配布し 事前調査結果の掲示等の必要性を含め 事業者が遵守すべき事項を周知している ( 注 ) 当省の調査結果による -96-