02Office365の構築及び運用支援業務_仕様書_最終版

Similar documents
1. 調達の背景及び目的 独立行政法人国立高等専門学校機構 ( 以下 機構 という ) において, 全国 51 国立高専 ( 以下 高専 とする ) にかかる業務システム等の共通基盤を, 平成 29 年度においては, パブリッククラウド型サービス Microsoft Azure ( 以下 Azure

Ⅰ. 仕様概要説明 1. 調達の背景及び目的 独立行政法人国立高等専門学校機構本部事務局 ( 以下 機構本部 という ) において利用している, 事務用パソコンの更新を目的とする 2. 契約期間 本調達物品について, 下記の契約期間とすること 契約期間 : 平成 26 年 5 月 19 日 ~ 平成

(2) ソフトウェア製品保守 1 ハードウェアに搭載している下記のバックアップ管理ソフトにおいて, メンテナンス更新 ( 製品アップグレードやテクニカルサポートなど ) を, 請負期間分提供すること CA ARCserve Backup for Windows 1 式 CA ARCserve Bac

02-1【最終】仕様書(設計書等作成業務)

施設予約 備品管理等 アドレス帳 電話( 伝言 ) メモ 固定ヘッダー機能 リマインダー機能 モバイル機能 Ⅱ. 調達製品に備えるべき技術的要件 1. 対応クライアント以下のクライアント PC で利用ができること Windows7 Windows8.1 Windows10 macos11.11 以上

目次 1. 件名 履行場所 契約期間 支払条件 ペーパーレス会議システム構築の仕様及び仕様等詳細協議 瑕疵担保責任 再委託及び再委託に係る受託者の責任 実施体制 機密保持.


PC資産管理システム

仙台市交流人口ビジネス活性化戦略 推進に係る 体験プログラム発信 Web システム構築 運用保守業務委託仕様書 1 業務の目的及び概要交流人口の拡大と地域経済の活性化に向けて 本市の観光資源を活用した様々な体験プログラム等をデータベースとして登録し 検索から申込までを一体的に行うことができる 旅行者

<4D F736F F D E64976C8F91817A94ED82CD5F82AD8AD698418FEE95F18AC7979D CC AEE94D58AC28BAB8DC5934B89BB82C994BA82A B83715F83588AEE94D588DA8D732D >

<4D F736F F D E64976C8F91817A B7B8E73959F8E F41984A8BC696B18A4A91F D F8E968BC68BC696B18E6

metis ami サービス仕様書

保健福祉局地域福祉課

⑦仕様書

1. 調達件名 Microsoft 社製 Office 2016 の調達 2. 概要 2.1. 目的独立行政法人日本芸術文化振興会 ( 以下 振興会 という ) では Microsoft 社製 Word Excel PowerPoint 等を日常的に使用し 業務を遂行している 現在振興会が保有してい

3 システムの形式 データベース本体 Microsoft Access 2000 (.mdb 形式 ) クライアントプログラム Microsoft Access 2000 (.mdb 形式 ) ( 業務内容 ) 第 4 業務内容及び業務の条件は次のとおりとする (1) 業務内容 1 データベース本体

ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社

7. 受講予定者数約 130 人 受講者数については 人事異動等により増減することがある 8. 研修内容対象職員に対し 人事評価制度についての説明を行い 人事評価制度における評価者としての役割 責任について 理解 認識を深めるための講義を行う また評価スキルの精度向上を図るための講義 演習を実施する

Office 365 管理者マニュアル

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

ウ ) 既存の Facebook と連動させるなど SNS を積極的に活用した情報発信及び交流ができる手法や運用について提案すること エ )PC 及びタブレット端末 スマートフォンなど マルチデバイスでの利用を考慮すること ただし デバイスごとに別のサイトを制作するのではなく 同ドメイン 同ページを

保健福祉局地域福祉課

サイバートラスト WAF Plus サポートサービス仕様書

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

(Microsoft Word - \201iAL\201jAG-Link\227\230\227p\213K\222\350.doc)


Taro-件名:.jtd

泉大津市議会タブレット端末導入及び通信サービス利用業務に関する仕様書 1 業務名 泉大津市議会タブレット端末導入及び通信サービス利用業務 2 目的電子データによる議会関連資料やその他関係資料の共有 情報の伝達 共有及びペーパーレス会議を実現するためのツールを導入 運用することにより 議会運営の活性化

宇佐美まゆみ監修(2011)『BTSJ入力支援・自動集計システム』、及び

届出文書等電子化システムの運用管理支援業務委託仕様書 日本貿易振興機構

「マンション電子投票サービス」利用契約書

ポータルサイト KOBE JOB PORT の拡充及び管理運営業務委託公募型プロポーザル仕様書 2019 年度 ポータルサイト KOBE JOB PORT の拡充及び管理運営業務委託 公募型プロポーザル仕様書 2019 年 2 月 6 日 神戸市経済観光局経済部経済政策課 opyright 2019

2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

02事務用パソコン仕様書

の円滑な遂行を図るものとする 4 疑義 本仕様書に定める事項について疑義が発生した場合, または本仕様書に定めない事 項については, 市と作成事業者の協議により決定するものとする 5 機密の保持 ⑴ 作成事業者は, 本業務の遂行上知りえた事項について第三者に漏らしてはならない ⑵ 作成事業者は, 個

(6) 公開までの承認機能を有すること 具体的には 下記 ( イ ) から ( ニ ) を想定している ( イ ) 各部門の担当者が CMS でページを作成し 部門の責任者に承認依頼を行う ( ロ )1 次承認各部門が定める承認者が承認を行う ( ハ )2 次承認必要に応じて病院管理者が承認を行う

ジの おすすめイベント へ掲載できなかったイベント情報の掲載方法についても検討し 掲載するページを設ける ( 外部サイトの利用も可 ) 4) 子どもパークレンジャー ページ( 環境省担当官が毎月提供する 平成 30 年度子ども

計書の変更 追加を行い 更新された基本設計書を納品すること また 変更 追加についてはその内容について協会の承認を得ること (2) 基本設計書に基づく詳細設計 1 基本設計書に基づき 家畜商協会の要望 意見を考慮して詳細設計を行うこと 2 本仕様書に記載されていない機能であっても 家畜商協会と受注者

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

  住民税にかかる年度切替業務仕様書

 

SeciossLink クイックスタートガイド Office365 とのシングルサインオン設定編 2014 年 10 月株式会社セシオス 1

1 名称 三田市議会ペーパーレス会議システム導入 運用業務 2 目的電子データによる議会関連資料やその他関係資料の共有 情報の伝達 共有及びペーパーレス会議を実現するためのツールを導入することにより 議会運営の活性化及び議会 議員活動の効率化を図るとともに用紙類や印刷費 作業時間等に関わる経費等の削

必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

3 システムの概要等 (1) システムの範囲システムの業務フロー 機能一覧及び帳票一覧は別紙 1~3のとおりである (2) システム構成本システムは 本県の庁内全体に配備されている行政情報ネットワークに接続する共通利用パソコン ( クライアント ) 又は本県のファイル共有システム内で動作している な

2 調査の実施 回収ア調査の実施方法受託者はセキュリティを確保し ストレスチェックの結果は実施者以外閲覧不可にして インターネットを活用して実施することとする 機構は 受託者に対し職員番号 氏名 所属部署 性別 生年月日 個人メールアドレス等のストレスチェックの実施に必要な情報を提供する 受託者はこ

とする 4 秘密情報へのアクセス 秘密情報の入手 利用 開示 提供 持出という行為には 秘密情報を記録した媒体へのアクセス及び秘密情報を記録した媒体の入手 利用 提供 開示 持出という行為も含むものとする 5 秘密情報の複製には 同一形式での複写 複製 ( 以下 単に複製という ) 以外にも 電磁的

仕 様 書(案)

よこはまウォーキングポイント事業実施要綱 制定平成 26 年 8 月 20 日健保事第 1631 号 ( 局長決裁 ) 最近改正平成 30 年 9 月 28 日健保事第 2150 号 ( 局長決裁 ) ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 歩数計及びスマートフォン歩数計アプリ ( 以下 スマホアプリ

保健福祉局地域福祉課

< F2D95CA8E86362D B5A8F708E9197BF8DEC90AC8BC696B1>

(6) 授業内容各科目の授業内容は別紙シラバス 科目設計書に記述する なお これらの記載内容の一部は変更となる場合がある (7) 制作体制制作に当たっては 以下の業務分担をカバーする担当者の氏名を明示の上 制作体制を受注者側に確立すること ただし 業務の一部を外部に委託する場合は放送大学の了承を得る

別紙(例 様式3)案

やまがた子育て応援パスポート協賛店検索システム構築業務委託仕様書 ( 案 ) 1. 委託業務の名称 やまがた子育て応援パスポート協賛店検索システム構築業務 ( 以下 協賛店検索システ ム という ) 構築業務 2. 委託期間 平成年月日から平成 28 年 3 月 31 日まで 3. 本仕様書の位置付

Ⅰ 仕様書概要説明 1 背景と目的 平成 13 年購入のファイアウォール (Cisco PIX515 2 台 ) は購入後 10 年が経過し老朽化が著しく更新する必要がある 府立大学ネットワークのメイン L3 スイッチは Cisco Systems 製であり ネットワーク運用の利便性 機能の有効活用

置などに関する乙が保有する情報を提供します 5. サービス時間帯乙の甲に対する本サポートサービスの実施時間帯は以下のとおりとします (1) 前項第 (1) 号の問題解決支援の実施時間帯は 以下のとおりとします a. 電話での質問 相談の受付の時間帯は 9:00~17:00( ただし 土日 祝日 当社

 

別紙 3 個人情報及び機密情報に係る標準特記仕様書 受託者は 契約書及び仕様書等に定めのない事項について この特記仕様書に定める事項に従って 契約を履行しなければならない 1 定義本業務において 公益財団法人東京都中小企業振興公社 ( 以下 公社という ) の保有する個人情報 ( 以下 単に 個人情

                            技管第  号

01 契約書(案)

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構様

サーバー、ドメインの設定方法

「WebECサービス」基本仕様書

とができます 4. 対象取引の範囲 第 1 項のポイント付与の具体的な条件 対象取引自体の条件は 各加盟店が定めます 5. ポイントサービスの利用終了 その他いかなる理由によっても 付与されたポイントを換金することはできません 第 4 条 ( 提携サービス ) 1. 提携サービスは 次のとおりです

サービス内容 サービス内容 ドメインサービス Web サービスのサービス内容についてご案内します このたびは ドメイン /Web サービスをお申し込みいただきまして 誠にありがとうございます 本冊子は ドメイン /Web サービスの運用を管理される方向けの内容で構成されております お客様のご利用環境

<93C18B4C8E64976C8F9195CA8E862E786C73>

仕 様 書

1. 業務名富良野市移住情報提供業務 2. 業務期間契約締結の日から平成 31 年 2 月 28 日とする 運用保守業務の詳細については別途協議の上決定する 3. 業務の概要 (1) 富良野市移住 Web サイトの構築 Web サイトは 管理画面からテキスト 画像等を登録し 一元管理することにより

Microsoft Word - 2-1 契約書

A クラウドソーシング魅力発信 普及啓発支援 ⑴ 実施内容 1 広報の有効活用本事業での各種告知や取り組み状況について市広報を有効活用するため 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること また 現在活躍しているワーカーを取材し 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること 2ホームページによる魅力発信ホー

1. 業務概要 目的 基本方針 業務遂行に関する守秘義務等 委託期間 運用保守管理 現状の確認及び新規環境について 対応ブラウザ センター職員向

AMED 研究 ( 課題名 :MID-NET データの特性解析及び データ抽出条件 解析手法等に関する研究 ) におけるノ ート PC 調達の仕様書 独立行政法人医薬品医療機器総合機構平成 30 年 10 月

CPD申請案内171208

令和元年度 PMDA メディナビ 健康被害救済制度及び RMP の認知度向上のための印刷発送業務に関する仕様書 1. 業務名 令和元年度 PMDA メディナビ 健康被害救済制度及び RMP の認知度向上のための印刷 発送業務 2. 目的医薬品医療機器総合機構 ( 以下 PMDA という ) 安全性情

Microsoft Word - Webyuupuri_kiyaku.rtf

とともに, 高度な技術を要する部門については, 相当の経験を有する技術者を配置するものとする (2) 主任技術者は, 業務の全般に渡り, 技術的管理を行うために必要な能力を有するものとする (3) 主任技術者は, 業務が完了するまで原則として変更できない ただし, やむを得ない理由により変更する場合

目次 1. 背景と概要 次期統一ネットワークシステム導入の基本方針 次期統一ネットワークシステム導入で対象とする拠点及び機能 次期統一ネットワークシステム導入のスケジュール 次期統一ネットワークシステム導入にかかる機構の体制 業務

三田市子育て支援アプリ導入 運用保守業務委託仕様書 1. 業務名 三田市子育て支援アプリ導入 運用保守業務委託 2. 委託期間 契約締結日から令和 2 年 3 月 31 日まで 3. 業務の目的 スマートフォンの普及をふまえ 現在の電子メールによる子育て支援情報の配信は終了 し 利便性の高いアプリに

仕 様 書

( 検査 ) 第 8 条甲は 乙の業務にかかる契約履行状況について 作業完了後 10 日以内に検査を 行うものとする ( 発生した著作権等の帰属 ) 第 9 条業務によって甲が乙に委託して制作した成果物及び成果物制作のために作成された著作物の著作権及び所有権等は 著作権法第 21 条ないし第 28

当社からの電子メール の受信を許諾すること (3) 当社が 会員の電力受給契約情報 本サービスの利用にあたって登録した会員情報等を本規約で定める範囲内で利用することを許諾すること 2 当社は 会員資格を満たす者から第 5 条第 1 項に定める方法による利用申込を受付け

ページの修正 更新をはじめとしたサイトの管理については受託者にて行うこと 平成 28 年度現在まで運用の静岡市子育て応援総合サイト ちゃむ における 子育てコミュニティページ ( 子育てサークル ) と同様の機能のページを構築すること 子育てサークルの会員登録に係るログイン ID 及びパスワードは各

ます ( ただし 一部有償でご提供となるサービスがございます ) 注 ) SmaBI( スマビ ) は当社が運営協力している起業 経営支援サイトです URL サイト管理者 : 株式会社プロジェクトニッポン ( 会員登録の不承諾 ) 第 4 条

アメリカ事務所におけるコンピュータ保守業務委託契約書

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

Microsoft Word - 06_仕様書(CBT).docx

Microsoft Word - 文書 1

国保京丹波町病院ホームページ構築業務仕様書

NTTコミュニケーションズ Office 365

目次はじめに... 2 Office365ProPlus のインストール 複数の Office 製品の共存インストールについて ソフトウェア使用許諾契約の確認 Office365 ProPlus のダウンロードとインストール

文書管理番号

を行うこと セミナー等で伝える主なテーマは下記のとおりとし それを補足するものとして必要に応じて適宜テーマを追加すること 講師の選定にあたっては 主なテーマを網羅的に伝えることができるよう 専門的知識等を要する人材を確保すること なお 講師が複数名となることも可とする 次年度以降の事業の参考とするた

( 情報システム管理者 ) 第 4 条情報システム管理者は システム規程に基づき 電子メールの適正な管理及び運営に努めなければならない 2. 利用者のアカウントを適切に管理士しなければならない 3. 定期的に利用者に対し 電子メールの適切な運用管理と禁止事項について 教育指導を行うものとする ( メ

5. 当社は 会員に対する事前の通知を行うことなく 本規約を変更できるものとします この場合 本サービスの提供等については 変更後の規約が適用されるものとします 6. 前項の場合 当社は変更前に又は変更後遅滞なく 変更後の本規約を本サイト上にて告知するものとします 第 4 条 ( 本サービスの利用料

ウ暗号化通信必要に応じて,SSLによる暗号化通信を行うこと ⑶ 運用保守サイトを安定的に運営するため, ソフトウェアやサーバ等の保守を行うこと ⑷ マニュアル等の作成サイトの運用管理に関するマニュアルを作成すること なお, 運用管理に関するマニュアルの作成に当たっては, 専門的な知識を持つ者でなくと

6 服務等 ( 1) 請負者は 風紀衛生及び規律維持等に関して 一切の責任を負うものとする ( 2) 請負者は 本契約に当たり知り得た内容 個人情報等について 別添の特記事項 を遵守し みだりに他人に知らせ 又は不当な目的に利用してはならない ( 3) 業務終了後 業務内容等について 別紙 2 広聴

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

Transcription:

Office365 の構築及び運用支援業務 仕様書 平成 27 年 1 月 独立行政法人国立高等専門学校機構

1. 調達の背景及び目的 独立行政法人国立高等専門学校機構 ( 以下 機構 という ) において, 全国 51 国立高専にかかる学生用のメールシステム及び学生間のコミュニケーションシステム等の共通基盤を, クラウド型サービス Office365 で構築する 本仕様書では, 本クラウドサービスの構築業務をはじめ, 操作教育や運用支援を含めた業務の調達を目的としている 2. 入札提案書の提出について 1 本仕様書に基づき, 本業務実施における 実施計画書 ( 構築の要件, 操作教育の実施要件, 運用支援の要件の各要件に対する実施方法, スケジュール, 実施体制, 業務に必要な技術等の要件に対する証明資料等 ) を作成し提出すること 2 実施計画書は入札提案書としてみなし, 内容について技術審査を行う 3 技術審査にあたって, 本仕様書の要求要件を満たしていないと技術審査委員会が判断した場合は不合格となる また, 記述内容が不明確である場合や説明が不十分であるなどして, 技術審査に支障があると技術審査委員会が判断した場合は, 要求要件を満たしていないものとみなす 4 実施計画書には, 提出資料に対する照会先を明記すること 5 提出された内容等について, 問い合わせやヒアリングを行うことがあるので対応すること 6 実施計画書は日本語で作成すること 3. 構築納期及び運用支援期間 本調達サービスについて, 下記の構築納期及び運用支援期間とすること 構築納期 : 平成 27 年 3 月 31 日 ( 操作教育含む ) 運用支援期間 : 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 (1 年間 ) 4. 請負場所 1 機構本部八王子オフィス ( 東京都八王子市東浅川町 701-2) 2 機構本部竹橋オフィス ( 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター ) 3 操作教育を実施する場所 ( 東京都内 ) 4 その他, 本業務で必要と考える場所 5. 構築の要件 (1) 全般的要件 1 本調達で利用するクラウド型サービスは, 教育機関向け Office365 Education E1 ( 無償版 ) ( 以下 Office365 という ) とすること 2 構築作業は, 本調達サービスに対してリモートアクセスし行うこと なお, リモートアクセスに必要な通信回線費用 ( 工事費, 回線費,ISP 接続費など ) 等が発生する場合は受注者の負担とすること 3 作業日程と体制を前もって掲示し, 受注者, 機構の作業を明確にし, 機構の承諾を得ること 4 構築にあたり, 作業日程と体制に基づき, 機構との調整を密にしながら, 各種管理 ( 進捗や課題等 ) を実施すること - 1 -

5 作業の実施時間帯は, 原則 平日 ( 国民の祝日に関する法律第 3 条に規定する休日を除く月曜日 ~ 金曜日 ) の 9 時 ~17 時 とし, 具体的な作業日時については, 機構と協議の上決定すること 6 設計に必要な各種情報等について, 機構にヒアリングするためのヒアリングシートを作成し収集すること また, 収集したヒアリングシートを精査し, 詳細及び運用設計等を行い機構の承諾を得ること 7 設計に基づき検証を行い, 動作, 品質, パフォーマンス, セキュリティ等を確認し, 機構の承諾を得ること 8 構築において, 不具合が発生した場合は, 原因の切り分けを行い対処すること 9 機構との定例会議を, 導入段階では 1~2 週間に 1 回, 運用段階では運用支援開始からの 3 ヵ月間 ( 平成 27 年 6 月末まで ) は月 1 回以上または適宜行い, また, その議事録を作成し機構の承認を得ること 10 構築に関して, 本仕様書に明示されていない詳細設定については, 機構と協議の上決定すること (2) 設定等要件 以下のとおり,Office365 の構築を実施し利用できるようにすること また, 構築対象は, 全国 51 国立高専及び機構本部事務局の 52 拠点とすること 1 利用方法の設計 2 Office365 の申請及び設定 3 Office365 テナントの作成及び管理者ユーザの作成 4 全 52 拠点のドメイン追加及び設定 使用するドメインは, 汎用 JP ドメインを全拠点の共通ドメインとし, 各拠点はこの共通汎用 JP ドメインのサブドメインを利用する 汎用 JP ドメイン取得は機構側で実施する 5 Exchange Online,Lync Online,SharePoint Online,Office Online の設定 6 SharePoint 上への学校毎の簡易ポータル作成 ( 全 52 拠点分 ) 7 OneDrive の設定 8 Yammer の設定 9 Office365 ProPlus の設定 Office365 ProPlus の契約は機構側で実施する 10 全学生 ( 約 52,000 人 ) 及び全教職員 ( 約 10,000 人 / 非常勤を含む ) のユーザ登録及びユーザで必要となる初期設定 ( アクセス権限等の設定も含む ) 運用におけるパスワードは,Office365 自体のパスワードを利用し, 機構既設認証サーバとの連携は行わない 初期ユーザ用のパスワード配布は機構側 ( 各高専アカウント管理者 ) で実施する 11 Office365 で必要となる DNS 設定 ( 全 52 拠点分 ) 使用する汎用 JP ドメインの新規ドメイン取得及びこれに必要な DNS ホスティングサービス契約は機構側で行う ( これにかかる経費も機構側で負担 ) 機構で契約する DNS ホスティングサービス契約において,MX,CNAME,TXT, SRV 等のレコードは利用可能である 全 52 拠点分の DNS 設定に必要となる,DNS ホスティングサービスの管理用 URL 及び管理者アカウントは, 機構から受注者に対しお知らせする 12 ナレッジ共有サイト ( 掲示板 ) を, 本調達サービス上に構築し公開すること また, このナレッジ共有サイトは, ユーザ毎 ( 約 62,000 名の全学生及び全教職員 ) に - 2 -

アクセス権限を付与する機能を有し, 複数のナレッジ共有サイトが構築できること 6. 操作教育の実施要件 1 下記のとおり, 全国 51 国立高専及び機構本部事務局の担当者 ( 計 110 名を想定 ) に対し, 本調達サービスの本番環境を利用し, 操作教育 ( 一般ユーザ向け及びアカウント管理者向け ) を実施すること また, 具体的な実施方法は, 機構と協議の上決定すること なお, 研修場所及び受講に必要となる機材 ( 受講者が利用する 1 人 1 台のハンズオン用パソコン, ネット環境, スクリーン及びプロジェクタ ) は機構側で用意する (1) 開催時期平成 27 年 3 月 16 日 ( 月 )~31 日 ( 火 ) の期間内 (2) 開催場所東京都内 (3) 研修内容 1. 研修内容 ( 講義及び実習 ) は以下のとおりとすること A) Office365 の概要説明 B) Office365 を利用するための初期設定説明 ( ハンズオン ) C) Exchange Online の操作説明 ( ハンズオン ) D) Lync Online の操作説明 ( ハンズオン ) E) SharePoint Online の操作説明 ( ハンズオン ) SharePoint は学校毎の簡易ポータルを利用し操作説明 F) OneDrive 及び Office Online の操作説明 ( ハンズオン ) G) Yammer の操作説明 ( ハンズオン ) H) Office365 ProPlus インストール方法の操作説明 I) タブレット及びスマートフォンにおける操作説明 J) ナレッジ共有サイトの操作説明 ( ハンズオン ) K) アカウント管理方法 [ アカウント登録及び削除, ロック解除等 ]( ハンズオン ) L) アクセス権限等の設定方法 ( ハンズオン ) M) 上記以外で必要と考えられる説明等 2. 上記 1 の研修内容を網羅したマニュアルを作成し, 事前に機構の了承を得ること また, このマニュアルを受講者全員に電子データで配布できるよう作成すること なお, 受講者への電子データの配布は機構側で行う 3. 講義及び実習時間には, 必要に応じて適宜, 質疑応答の時間を設けること 4. 講義及び実習の合間には, 適宜, 休憩の時間を設けること 2 上記 1 の操作教育 ( 一般ユーザ向け及びアカウント管理者向け ) を実施する前に, 機構の Office365 テナント管理者 ( 約 10 名を想定 ) に対し, 本調達サービスの本番環境を利用し, マニュアルを作成して Office365 の運用に必要な管理者向けの操作教育 ( 管理操作全般 ) を実施すること なお, 研修場所及び受講に必要となる機材 ( 受講者が利用する 1 人 1 台のハンズオン用パソコン, ネット環境, スクリーン及びプロジェクタ ) は機構側で用意する 7. 運用支援の要件 1 本調達サービスの運用支援は 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 とす - 3 -

ること 2 運用支援の対応時間は, 月曜日 ~ 金曜日 ( 祝祭日と年末年始 12/29~1/3 を除く ) 10 時 ~18 時 とすること 3 全国 51 国立高専及び機構本部事務局の管理者 ( 約 60 名程度を想定 ) からの問い合わせに対して, 受付窓口 ( 電話とメール ) を設け無制限受付とし, 質問や相談等 ( 詳細内容は下記参照 ) があった際は対応すること 質問や相談等で対応する詳細内容 1. 操作方法 (Office365 ProPlus に含まれるアプリケーションの操作方法は除く ) 2. テナント管理及びアカウント管理方法 3. 設計及び設定に起因する障害対応 4. 軽微な設定変更 ( サービス全体にかかる大幅な設定変更については, 機構と協議の上, 別途有償で実施する ) 5. マニュアルの改訂 ( 独自作成マニュアル ) 4 本調達サービス上に構築し公開するナレッジ共有サイト ( 掲示板 ) に対して, Office365 運用等に関する必要な情報をそれぞれ適宜掲載すること 5 年度更新時 ( 平成 27 年 4 月及び平成 28 年 3 月 ) に, 学生及び教職員のユーザ登録 削除及びユーザで必要となる初期設定 ( アクセス権限等の設定も含む ) の作業を実施すること なお, 年度更新時以外の作業は, 機構側で実施する 6 卒業生用として残すアカウントについては, 年度更新時 ( 平成 28 年 3 月 ) にプラン Exchange Online( プラン 1) 卒業生用 / 無償版 への変更作業 ( 変更するプランの申請作業等も含む ) を実施し, 継続利用できるよう設定すること 7 本調達サービスに対してリモートアクセスし運用支援を行うこと なお, リモートアクセスに必要な通信回線費用 ( 工事費, 回線費,ISP 接続費など ) 等が発生する場合は受注者の負担とすること 8 月 1 回, 運用支援業務で対応した事項等を報告書としてまとめ, 機構に提出すること なお, 報告の詳細内容やその様式については機構と協議の上で決定する 9 運用支援期間終了時 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) には, 期間内に対応した全てについて報告書としてまとめて, 図書 ( 冊子 ) 及び電子データ (CD-ROM 格納 ) で提出すること なお, 報告の詳細内容やその様式については機構と協議の上で決定する 10 運用支援の対応についての要員配置等の体制を明示すること 8. 業務に必要な技術等の要件 一般財団法人日本情報経済社会推進協会からプライバシーマーク制度によるプライバシーマーク使用許諾, 又は, 一般財団法人日本情報経済社会推進協会又は海外の認定機関により認定された審査登録機関による ISMS(ISO/IEC27001) の認証を受けていること 9. 再委託などの禁止 受注者は, 本業務を自ら履行するものとし, 本業務の全部を第三者に委託し, 又は請け負わせてはならない また, 業務の一部について委託をする場合は, 機構の承認を得た上で行うこと 10. 成果物 1 本調達サービスのマニュアル ( 管理者向けと一般ユーザ向けの両方 ) を日本語で提供すること - 4 -

2 独自マニュアルを作成した際, 製本された紙媒体及び改変できる電子データで提供すること 3 独自作成マニュアルは必要に応じて改訂し, 変更した際はその都度提供すること 4 受注者が独自作成したマニュアルの著作権及び所有権は, 当機構と受注者の双方に帰属すること 5 完成図書 ( 冊子 3 部 ) と電子データ (CD-ROM 格納 ) を構築納期までに納品すること また, 内容については当機構担当者と協議の上で決定すること なお, 下記 No.3~ 4 については開催時及び発生時に随時提出することとする 1. 本サービスの設計書及び設定書 2. マニュアル ( 管理者向け, 一般ユーザ向け ) 3. 議事録 ( 定例会, 個別打合せ等 ) 4. 運用支援報告書 ( 月 1 回及び運用支援期間満了時 ) 11. 検査及び検収 機構の立ち会いのもと行われる現場での動作確認及び納品成果物の納入をもって検収とする 12. 機密保持 1 受注により知り得た全ての情報について守秘義務を負うものとし, これを第三者に漏らし, 又は他の目的に使用しないこと 2 受注により知り得た情報については, 契約期間はもとより, 契約終了後においても第三者に漏らしてはならない 3 正当な理由があってやむを得ず第三者に開示する場合, 書面によって事前に承諾を得ること また, 情報の厳重な管理を実施すること 4 当機構が提供した資料は, 原則として全て複製禁止とすること 但し, 業務上やむを得ず複製する場合であって, 事前に書面にて当機構の許可を得た場合はこの限りではない なお, この場合にあっても使用終了後はその複製を機構本部に返納又は焼却 消去する等適切な措置をとり, 機密を保持すること 13. 損害賠償 受注者が本契約に違反して, 機構が損害を被った場合には, 機構は受注者に対して損害賠償を請求し, かつ, 機構が適当と考える必要な措置をとることを請求できる権利を有するものとする 14. その他 1 使用するサービス Office365 について, メーカー側のモデルチェンジ等でやむを得ない事由により, 入札参加資格書類提出時に提示した実施計画書 ( 構築, 操作教育, 運用支援 ) に基づく納入が困難になった場合は, その旨を機構に文書 ( 様式自由 ) で申告し, 機構の承諾をもって同一メーカーの後継サービスを使用し納入することができること 2 本調達の履行について疑義が生じたとき, 又は本調達に伴い機構と交わす契約書に定めない事項については, 機構及び受注者の双方で協議の上決定すること 3 受注者の故意又は過失により損害が発生した場合は, 受注者の責により現状復帰すること - 5 -

4 本調達サービスを導入するに当たっては, 機構から 国立高専機構情報セキュリティポリシー に基づき, 情報セキュリティに係る事項等の説明を受け遵守すること - 6 -