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( 第二面 ) 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 代理者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 3. 設計者 イ. 氏名 ロ. 勤務先 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 4. 備考

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[ 建築主等に関する事項 ] 1. 建築主 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏 名 ハ. 郵 便 番 号 ニ. 住 所 ホ. 電 話 番 号 ( 第二面 2. 代理者 イ. 資 格 ( 建築士 ( 登録 第 号 ロ. 氏 名 ハ. 建築士事務所名 ( 建築士事務所 ( 知事登録 第 号 ニ. 郵便番号

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2 列 B と 列 C の間にカーソルをあわせ, カーソルの形が変化したところでドラッグして右に移動し, 列 B の幅を約 に設定します 3 列 C の上でマウスをドラッグして右に移動し, 列 C, 列 D, 列 E の 3 列を一括選択します 一括選択ができたら, 列 C と 列 D

Transcription:

外皮平均熱貫流率 (U A 値 ) と平均 射熱取得率 (η A 値 ) を計算し 目標等級以上になるか確認します 住宅の改正省エネルギー基準の 建築主の判断基準 による外皮性能の評価方法となります 外皮等の面積を算定する際 寸法の取り方は特定 政庁 申請機関によって異なる場合があります 申請を う際には 必ず事前に地域の特定 政庁 申請機関に確認を ってから作業を進めてください 初期設定の確認 変更 外皮性能計算を開く 専用初期設定を確認する 熱的境界 居室区画の自動配置 7 熱的境界を自動配置する 7 配置されたデータを確認する 8 熱的境界 ( 建具 ) の確認 9 建具仕様 ガラス仕様を確認する 9 5 外皮性能図の作成 外皮性能図を開く 面を作成する ( 外皮性能計算表 U 値 η 値計算表 ) 面を作成する ( 仕様表 ) 面を作成する ( 外皮 付図 面積表 凡例 ) 5 面を作成する ( 熱的境界図 凡例 面積表 方位図 ) 6 データを保存する 6 の属性を確認する 0 U 値 η 値の確認 0 U 値 η 値を確認する 0 U 値の計算結果を確認する η 値の計算結果を確認する データを保存する

初期設定の確認 変更 外皮性能計算を開く [ 処理選択 ] ダイアログの [ 申請 性能 ] をクリックします [ 外皮性能計算 ] をダブルクリックします [ 図面選択 ] ダイアログの 階 をダブルクリックします 05R の確認画面が表 されたときは [ はい ] をクリックします 現在設定されている地域区分が表 されます 目標とする断熱等性能等級が表 されます 目標等級 地域を変更するには 目標等級を変更する場合は [ 物件初期設定 ( 性能 地域条件 - 目標等級 )] の [ 断熱等性能等級 ] を設定します また 地域を変更する場合は [ 物件初期設定 ( 性能 地域条件 - 地域 )] の [ 新省エネ地域 ] タブで設定します 設定した地域によって 外皮平均熱貫流率 平均 射熱取得率などの基準値が決まります 地域に区分にされる市町村については エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断 ( 平成 5 年経済産業省 国 交通省告 第 号 ) の 別表第 を参照してください 温熱環境計算条件と温熱環境仕様で使用します パッシブデザインチェックと ARCHITREND エコナビで使用します

専用初期設定を確認する - 材料の熱伝導率 厚さを確認する - [ 専用初期設定 ] ダイアログを開きます ツリーから 材料 を選びます [ 材料 ] タブで 使用する材料の熱伝導率と厚さを確認します - 各境界の材料構成と実質熱貫流率を確認する - ツリーから 仕様 を選びます 境界グループ ( ここでは 外壁 ) を選びます 一覧から仕様をダブルクリックします [ 仕様設定 ] ダイアログで 断熱材の施工法や熱的境界を構成する材料などを確認します [OK] をクリックします ダブルクリックして材料を変更できます ( 材料は [ 専用初期設定 ( 材料 )] で登録 ) 5 建具 構造熱橋部の場合 境界グループで 建具 構造熱橋部 を選んだ場合は [ 実質熱貫流率設定 ] ダイアログが表 されません セルをダブルクリックして 仕様名称と熱貫流率を直接 します

- 基礎の熱貫流率を確認する - ツリーから 仕様 ( 基礎 ) を選びます グループ ( ここでは [ 外壁側 ]) を選びます 一覧から仕様をダブルクリックします [ 熱貫流率設定 ( 基礎 )] ダイアログで 使用する断熱材と厚さなどを確認します [OK] をクリックします クリックすると 基礎等の熱貫流率について詳しい解説が表 されます 5 - 自動配置時の壁と基礎の仕様を確認する - ツリーから 壁 階間 構造熱橋 を選びます ここでは 階間部を壁と同じ仕様でまとめて計算するため [ 階間部を別仕様で計算 ] が OFF であることを確認します 自動配置する熱的境界 ( 壁 ) の仕様を確認します 基礎の ち上がりが 00 mmを超える場合は 基礎壁の仕様を確認します 外気側 床下側 玄関等の 間 床下 階間等の仕様について 本書では 階間部を壁と同じ仕様でまとめて計算するため 軒桁 胴差 台の仕様を確認しませんが [ 階間部を別仕様で計算 ] を ON で詳細な計算を う場合は [ 階間等 ] タブでこれらの仕様も確認してください

- 自動配置時の建具の仕様を確認する - ツリーから 建具 を選びます 自動配置する熱的境界 ( 建具 ) の仕様を確認します ガラスの仕様を確認します 熱的境界 ( 建具 ) の η 値を求める際に使用する取得 射量補正係数として f f を求めるための数表を用いるときは [ 詳細法 ( 数表を用いる )] を選びます 補正係数をそれぞれの建具の l l の値で計算します すべての建具の補正係数を冷房期は 0.9 暖房期は 0.5 で計算するときは [ 定数 ( 冷房期 =0.9 暖房期 =0.5)] を選びます 詳細法 定数 - 自動配置時の天井の仕様を確認する - ツリーから 屋根 天井 を選びます 自動配置する熱的境界 ( 天井 ) の仕様を確認します 屋裏の断熱 法について本書では天井断熱のため 屋根の仕様を確認しませんが 屋根断熱の場合は屋根の仕様を確認してください なお 屋裏の断熱工法は [ 専用初期設定 ( 自動配置条件 )] で設定します 5

- 自動配置時の床と基礎の仕様を確認する - ツリーから 床 基礎 を選びます 自動配置する熱的境界 ( 床 ) の仕様を確認します 床下の断熱方法 ( ここでは [ 床断熱工法 ]) を選びます 自動配置する熱的境界 ( 基礎 ) の仕様を確認します 外気に接する床 ( オーバーハング等 ) は外気側 その他の床 ( 床断熱工法の 階床 ) は床下側の仕様になります 外気側 床下側については P. 参照 - 階間と基礎の高さを確認する - ツリーから 高さ を選びます [ 住宅種類 ] で 一 建て住宅なのか 共同住宅なのかを選びます 天井高の参照元を選びます [ 平均 ] を選んだ場合は 階と 階以外の平均的な天井の高さを します [ 部屋属性より ] を選んだ場合は 平面図の部屋から天井の高さを取得します ここでは 台の検討を わないため [ 台 ] が OFF であることを確認します 基礎高 床厚は [ 物件初期設定 ( 基準高さ情報 )] から取得します 基礎パッキンは床厚に含まれ 熱的境界 ( 台 ) の一般部に加算されます - 自動配置する部材を確認する - ツリーから 自動配置条件 を選びます 自動配置する熱的境界にチェックを付けます 屋裏の断熱方法 ( ここでは [ 天井断熱 ]) を選びます [OK] をクリックします [ 専用初期設定 ( 床 基礎 )] で設定した [ 床下の断熱方法 ] が表 されます ON の場合 床面積などの多角円形領域を 計算式が出せるように [ 短辺優先 ]( 多角円形領域の最 矩形の短辺方向で最も い辺を基準 ) に分割します 6

熱的境界 居室区画の自動配置 平面図 天井伏図 屋根伏図のデータをもとに 熱的境界と居室区画データを自動配置します 熱的境界を自動配置する [ 自動 ] をクリックします [ 作成階 ] で [ 全ての階 ] を選びます 断熱方法や高さを確認して [ 次へ ] をクリックします 基礎断熱の仕様を確認して [ 完了 ] をクリックします 確認画面で [ はい ] をクリックします [ 自動配置条件設定 ] ダイアログで設定を変更して自動配置した場合は その内容で専用初期設定が更新されます 5 7

配置されたデータを確認するモードを切り替えて 配置されたデータを確認します 属性変更で計算根拠を確認できます 熱的境界 ( 壁 ) 熱的境界 ( 床 ) 熱的境界 ( 建具 ) 熱的境界 ( 基礎 ) 熱的境界 ( 天井 ) 階 居室区画 階 [ チェック ] メニューから [ 外皮面確認 ] を選びます 外皮面を 体で確認します パースモニタと同様 [ 視点 ] の各ボタンまたはマウス操作で確認できます [ 終了 ] をクリックします 5 8

熱的境界 ( 建具 ) の確認 熱的境界 ( 建具 ) の建具仕様やガラス仕様を変更してみましょう 建具仕様 ガラス仕様を確認する 階を開き モードが [ 壁 ] になっていることを確認します LDK 側の熱的境界 ( 建具 ) を属性変更します [ 仕様 ] をクリックします. 一重 属 P( 木 ) 複合 Low-E 複層 (A0 以上 ) であることを確認します [ ガラス ] の [ 仕様 ] をクリックします Low-E 複層 ( 日射遮蔽型 ) の 日射熱取得率 が なし の 0.00 のセルが選択されていることを確認します 実質熱貫流率や日射熱取得率などを確認して [OK] をクリックします 5 5 6 7 8 [ 詳細法 ] が ON の場合 ガラス仕様を変更すると 冷房期 暖房期の補正係数が変わります 9

の属性を確認するドアや掃き出し窓の [ 熱的境界 ( 建具 )] ダイアログには [ 窓として集計 ] の設定があります 大部分がガラス等で構成されている建具のときはチェックを ON にしておきましょう ON の場合は窓 OFF の場合は として集計します [ 窓として集計 ] が OFF の場合 日射熱取得係数は 0.0 になります 日射熱取得率は 実質熱貫流率 0.0 で求めます U 値 η 値の確認 全階の熱的境界などのデータを確認したら U 値 η 値の判定を確認しましょう U 値 η 値を確認する [ チェック ] メニューから [ リアルタイムチェック ] を選びます U 値 η 値の判定結果を確認します リアルタイムチェックについて [ 物件初期設定 ( 性能 地域条件 - 目標等級 )] ダイアログの [ 断熱等性能等級 ] で設定した目標等級と U A 値 η AS 値の計算結果から判定した等級を比較して 目標等級以上なら OK 劣る場合は NG になります [ リアルタイムチェック ] は U A 値 η AS 値を同時に確認でき ダイアログを開いたまま仕様変更を うと計算結果がリアルタイムに表示されます 0

U 値の計算結果を確認する [U 値 ] をクリックします 確認を終えたら [ 閉じる ] をクリックします [ 部位名 ] に表示されている C G などの記号は [ 専用初期設定 ( 記号 )] で熱的境界ごとに設定します 物件初期設定で設定した目標等級と計算結果を比較して 目標等級以上なら 字 劣る場合は 字で表示します [-] をクリックすると 熱的境界データの小計と外皮平均熱貫流率の計算結果のみを表示します 仕様を変更してシミュレートするには 熱的境界の仕様や寸法 積などを変更しても基準値を満たすかどうか [U 値シミュレート ] ダイアログ内でシミュレートできます また シミュレートの結果を熱的境界データに反映することも可能です 仕様は [ 仕様を れ替える ] で れ替え 変更した仕様を熱的境界データに反映する場合は [ 変更内容 図 ] をクリックします 熱的境界の属性変更ダイアログで仕様や 積を確認 変更したいときは [U 値シミュレート ] ダイアログを閉じて [ 属性変更 ] で操作してから 再度 [U 値シミュレート ] を実 してください

η 値の計算結果を確認する [η 値 ] をクリックします 確認を終えたら [ 閉じる ] をクリックします 物件初期設定で設定した目標等級と計算結果を比較して 目標等級以上なら 字 劣る場合は 字で表示します [-] をクリックすると 熱的境界データの小計と平均日射熱取得率の計算結果のみを表示します 暖房期には判定表示はありません 仕様の変更 [η 値シミュレート ] ダイアログでも [U 値シミュレート ] ダイアログと同様 仕様を変更しても基準値を満たすかどうか ダイアログ内でシミュレートすることができます 平均日射熱取得率の判定は冷房期のみですが 一次エネルギー消費量の計算では 暖房期の日射熱取得量 (mh) の値も使用します データを保存する ツールバーの [ 上書き保存 ] をクリックしてデータを保存します

5 外皮性能図の作成 外皮性能図にて 各種計算表や判定表などを配置した印刷用の図 (A サイズ ) を作成しましょう 外皮性能図を開く [ 性能図 ] をクリックします [ 図 選択 ] ダイアログで をダブ ルクリックします 図 作成用の画 が開きます 画 を全体表示にします 図枠がバック表示されます バック表示の図枠について図表のレイアウトは外皮性能図で い 図 印刷では図枠上に外皮性能図を配置することになるため 図枠をバック表示して それを目安に図表を配置していきます 初期状態で表示される図枠は [ 物件初期設定 (CAD 関連 - 初期グリッド 用紙 )] ダイアログの 図枠設定 で選択されているものです バック表示の図枠を変更するには [ 設定 ] メニューから [ 用紙枠 ] を選び [ 図枠 ] を ON にして [ 図枠選択 ] で参照する図枠を選びます 作図範囲 図枠 面を作成する 外皮性能計算表 U 値 η 値計算表を配置します ON の状態 - 外皮性能計算表を配置する - [ 断熱 ] が ON であることを確認します [ 計算表 ] をクリックします [ 外皮性能計算表 ] ダイアログの [OK] をクリックします 表の配置位置をクリックします 以降 各図 表の配置の操作は省略します - U 値 η 値計算表を配置する - 使用するコマンドは次の通りです [U 値 ] [η 値 ] メニューの [η 値計算表 ( 冷房期 )] [η 値 ] メニューの [η 値計算表開口部 ( 冷房期 )] 外皮性能計算表 U 値計算表 η 値計算表 ( 冷房期 ) η 値計算表開口部 ( 冷房期 )

面を作成する [ 上図 へ ] をクリックして を開き 仕様表を配置します - 仕様表を配置する - [ 専用初期設定 ( 表 )] ダイアログの [ その他 ] タブを開き [ 仕様表 ( 共通 )] の [ 折り返し表数 ] を に変更 [ 仕様表 ] メニューの [ 仕様表 ( 壁床等 )] 仕様表 ( 壁床等 ) 作成しない部位は OFF にします 仕様表 ( 開口部 ) [ 仕様表 ] メニューの [ 仕様表 ( 開口部 )] [ 仕様表 ] メニューの [ 仕様表 ( 基礎 )] 仕様表 ( 基礎 ) 表が用紙に収まらない場合 すべての計算表が 枚の図 に収まらないときは 表の属性変更にて [ 列幅 動設定 ] を OFF にして 各項目の列幅を調整します また [ 変形 ] メニューの [ 伸縮 ] を使用して表を縮小することもできます

面を作成する [ 上図 へ ] をクリックして を開き 外 皮 付図を配置します - 外皮 付図 面積表 凡例を配置する - [ 付図 ] メニューから [ 外皮 付図 ( 冷房期 )] を選びます 確認画 で [OK] をクリックします [ 外皮 付図 ] ダイアログの [ ] タブの一覧で作成する 付図 ( ここでは南 ) を選びます モニタで 作成する 付 の外皮 の位置を確認できます [ 積表配置 ] を ON にします [OK] をクリックします 付図の配置位置をクリックします 6 5 [ 方位別外皮 積表 ] ダイアログで 配置する 積表を選び 表の配置位置をクリックします 8 7 同様に 北 東 の 付図 積表 凡例を配置します 北 外皮 付図 凡例 北 外皮 積表 東 外皮 積表 東 外皮 付図 外皮 付図 外皮 積表 5

面を作成する熱的境界図 ( 壁 開口部 ) 熱的境界図 ( 屋根 天井 ) [ 上図 へ ] をクリックして を開き 熱的境界図 凡例 床 天井外皮 積表 方位図を配置します - 境界図 凡例 面積表 方位図を配置する - 凡例 凡例 [ 境界図 ] メニューの [ 熱的境界図 ( 壁 開 床外皮 積表 口部 )] [ 境界図 ] メニューの [ 熱的境界図 ( 床 土台 基礎 ) 積表] 天井外皮 積表 [ 境界図 ] メニューの [ 熱的境界図 ( 屋根 凡例 方位図 天井 ) 積表 ] 基礎周 表 [ 境界図 ] メニューの [ 方位図 ] 熱的境界図 ( 床 土台 基礎 ) ダイアログは 次のように設定します [ スケール ]:/50 境界図 凡例 積表 熱的境界図 ( 床 土台 基礎 ) 積表 データを保存する ツールバーの [ 上書き保存 ] をクリックしてデータを保存します その他の図 表について次の図 表は [ エネルギー ] が ON のときに作成できます 暖房期のη 値計算表は [η 値 ] メニューの [η 値計算表 ( 暖房期 )][η 値計算表開口部 ( 暖房期 )] で作成します 暖房期の外皮 付図 積表は [ 付図 ] メニューの [ 外皮 付図 ( 暖房期 )] で作成します 居室区画図 積表は [ 居室図 ] メニューの [ 居室区画図 ] で作成します ON の状態 配置済みの図 表を 括更新する 図 表の配置後に変更があった場合 [ ツール ] メニューの [ 表一括更新 ] で外皮性能図を一括更新できます ただし 仕様表 凡例は一括更新の対象外のため 再配置してください 更新する図 を ON 6