エネルギー基本計画 (2014 年 4 11 閣議決定抜粋 ) 2020 年までに標準的な新築住宅で 2030 年までに新築住宅の平均で ZEH( ネット ゼロ エネルギー ハウス ) の実現を目指す エネルギー基本計画 (2014 年 4 11 閣議決定抜粋 ) 環境整備を進めつつ 規制の必要性や程度 バランス等を十分に勘案しながら 2020 年までに新築住宅 建築物について段階的に省エネルギー基準の適合を義務化する 5 6 補助 のみの 的は NG ZEH を真剣に取り組む意思 補助 的だけでは やらないほうがいい グリーン化の ZEH で使える枠も 1 社あたり数棟 事務局運営は 間多い 2020 年 2030 年を 指して技術 を磨く 補助 制度を 掛かりに 商品化 標準化していくことを 的とする 7 8
省エネ住宅の基準 断熱のみを規制 1980 年 旧省エネ 等級 2 1994 年 新省エネ 等級 3 1999 年 次世代省エネ 等級 4 (H11 年基準 ) 省エネルギー基準の 直しの 向性 (H24.8) 省エネの ものさし 次エネルギー消費量 9 10 省エネ住宅の基準 断熱 + 次エネルギー消費量を規制 2009 年 事業主判断基準 ( トップランナー基準 ) 2012 年 認定低炭素住宅 2013 年 改正省エネ基準 (H25 年基準 ) 11 12
熱設仕様基準は 低炭素建築物認定基準には適 せず 従来どおり省エネ基準のみ適 開 部 率の きい住宅では開 部の仕様を従来より強化など断外 計算 省エネ計算 法 H11 年基準 H25 年基準 Q 値 U 値 μ 値 η 値 2012 年 次世代省エネ基準 (H11 年 等級 4) 2015.4 完全移 2013 年 2014 年 2015 年 2020 年 次エネルギー消費量計算 事業主判断基準 WEB プログラム 省エネ基準に基づく WEB プログラム 2013.10 改正省エネ基準 (H25 年基準 ) 義務化 13 14 備外 暖冷房 換気 給湯 照明 従前の省エネ基準 改正後の省エネ基準 年間暖冷房負荷の基準 ( 年間暖冷房負荷の基準 ) 廃 Q 値 熱損失係数の基準 UA 値 外 平均熱貫流率の基準 μ 値 夏期 射取得係数の基準 ηa 値 冷房期の平均 射取得率の基準 または または 仕様規定 部位別仕様表開 部 率に応じた新仕様基準 次エネルギー消費量基準 家電 発電 従来の床 積当たりの熱損失量から 外 表 積当たりの熱損失量 ( 換気を除く ) へ変更 部位別仕様表は 低炭素建築物認定基準にも適 15 Q 値 : 熱損失係数による基準 熱損失により必要となるエネルギー量を評価する指標 16
UA 値 : 外 平均熱貫流率による基準 Q 値 μ 値 : 次世代省エネ基準 ( 平成 11 年基準 ) U 値 η 値 : 改正省エネ基準 ( 平成 25 年基準 ) 外 の断熱性を評価する指標 17 18 住宅性能表 制度の改正 設備を含めた 次エネルギー消費量を評価する基準を導 外 性能の計算 法の変更への対応 次エネルギー消費量については 省エネ基準よりも 準の い低炭素認定基準相当を最上位等級に設定する 必須項 を厳選 5. 温熱環境に関すること 5-1 省エネルギー対策等級 5. 温熱環境 エネルギー消費量に関すること 5-1 断熱等性能等級 5-2 次エネルキ ー消費量等級 等級 4 H11 基準相当 等級 3 H 4 基準相当 等級 2 S55 基準相当 その他 ( 等級 1) 施 時期 等級 4 等級 3 等級 2 H25 基準相当 H4 基準相当 S55 基準相当 その他 ( 等級 1) 等級 5 等級 4 平成 27 年 4 1 施 5-1 断熱等性能等級 については 公布 ( 平成 26 年 2 25 ) より先 適 低炭素基準相当 H25 基準相当 その他 ( 等級 1) 5-1 5-2 は 5-1 と 5-2 で性能表 19 20
期優良住宅 省エネ対策 :H25 年基準 次エネルギー消費量基準は不要 省エネ基準の考え 21 利 制度 今年の 4 以降の対応 H11 年基準省エネ等級 H25 年基準断熱等性能等級 次エネルギー消費量計算 IBEC 建築研究所 性能表 制度 期優良住宅 低炭素住宅 仕様基準不可 省エネラベル フラット 35S (A) H25 年省エネ基準に基づく計算 法が必要になるか未定 選択する基準による ( 低炭素 省エネラベル 期優良住宅 ) フラット 35S (B) 贈与税に係る住宅性能証明 次エネルギー消費量基準 22 トップランナー基準 ( 住宅事業主の判断基準 ) 住宅事業主基準フ ロク ラム 省エネ基準プログラム 等級 5 ( 低炭素基準 ) 省エネ性能 等級 4 等級 3 等級 2 H11 年基準 ( 次世代省エネ ) H4 年基準 ( 新省エネ ) S55 年基準 ( 旧省エネ ) H25 年基準 ( 改正省エネ ) 等級 4 等級 3 等級 2 等級 4 (H25 基準 ) 等級 1 省エネルキ ー対策等級 住宅性能表 制度 Q 値基準 省エネ法 U 値基準 断熱等性能等級 住宅性能表 制度 次エネルキ ー消費量等級 住宅性能表 制度 基準値 : 地域 建物 積の条件により変わる 24
省エネ性能 LCCM 住宅 ( 建設 ~ 解体で CO2±0) 外 や設備により 省エネ性能に幅がある住宅 改正省エネ基準 ゼロエネ住宅 ( 省エネ基準ー 100%) 低炭素住宅 ( 省エネ基準ー 10%+ 低炭素 ) 改正省エネ住宅 (H25 年基準 ) トップランナー基準 ( 等級 4+ 設備 ) スマートハウス (HEMS+ 創エネ + 蓄電など ) 光熱費ゼロ住宅 ( 光熱費ー売電費 =±0) 期優良住宅 ( 省エネ等級 4* 次エネ基準なし ) 暖房冷房給湯換気照明家電 MJ/ 年 暖房冷房給湯換気照明家電創エネ 従来の省エネ基準 ( 次世代省エネ以下 ) 低 25 基準値 基準値 : 省エネ地域 床 積の条件 設計住宅 26 暖房冷房給湯換気照明家電 基準値 基準値 : 省エネ地域 床 積の条件 低炭素住宅基準 MJ/ 年 *10% 削減 : 基準値の ( 暖房 冷房 給湯 換気 照明 ) 0.9+ 家電 10% * 暖房冷房給湯換気照明家電創エネ 設計住宅 27 ゼロエネルギー住宅とは ネット ゼロ エネルギー ハウス 援事業 *1 及び住宅のゼロ エネルギー化推進事業 *2 光熱費が O 円 断熱性能と 性能設備と制御機構等を組み合わせ 住宅の年間の 次エネルギー消費量が正味 ( ネット ) でゼロとなる住宅 =ZEH( ゼッチ ) *1 経済産業省資源エネルギー庁 *2 国 交通省住宅局 28
暖房冷房給湯換気照明 基準値 ゼロエネ住宅基準 MJ/ 年 0 暖房冷房給湯換気照明 断熱 効率設備 設計住宅 太陽光発電(総発電量)* 家電を除く これもゼロエネ? 暖房冷房給湯換気照明 基準値 MJ/ 年 暖房冷房給湯換気照明 設計住宅 太陽光発電(総発電量)0 29 30 エネルギー削減率 R0 R を増やす 法 * 家電を除く 暖房冷房給湯換気照明 基準値 MJ/ 年 0 R0 値 暖房冷房給湯換気照明 R 値 R0: 太陽光を除く 次エネルギー消費削減率 R: 年間 次エネルギー消費削減率 設計住宅 31 R0: 太陽光を除く 次エネルギー消費削減率 R: 年間 次エネルギー消費削減率 敷地条件 位 建物形状 屋根形状 太陽光設置コスト 太陽光発電容量を減らしてゼロエネ 32
電気料 の推移 震災以降 原発の停 に伴う化 燃料消費の増加による電気料 の改定 及び燃料価格の上昇により 電気料 ( 標準世帯のモデル料 ) は震災前と べ 平均で 2 割程度上昇している 省エネ住宅の 的を 失わない 69 出典 : 資源エネルギー庁 70 改善したい住まいの悩み 今後 2 年以内に建設予定の 改善したい住まいの悩み 過去 2 年以内に建設した 寒さや暑さを改善するためには100 万円程度のコストをかけても良いと考えている出典 : 経ホームビルダー 2014.4 71 断熱性と省エネ性能は相対的に い費 をかけても だった と考えている 出典 : 経ホームビルダー 2014.4 こだわっておくべき 72
ローコスト住宅 々の 払いの少ない家 安い家とは 何年住むかで決まる 般的な住宅 省エネ住宅 ローン :70,000 円 / 光熱費 :30,000 円 / ローン :80,000 円 / 光熱費 :10,000 000 円 / 近畿 学岩前先 資料より 73 74 75 76
出典 : 国 交通省 77 78 省エネ住宅を普及させるということ 企業として 国の施策に準じている家づくり(2020 2030 年 ) 省エネに取り組んでいるという企業としての姿勢 低炭素化社会に貢献 義務化前にいち早く取組み 他社との差別化 お客様へ提案 国のお墨付き 各種税制優遇などに対応 光熱費削減に貢献 快適で健康に暮らせる住まいの提供 79 出典 : 国 交通省 80
省エネ基準改正のポイント 2015 年 第二部 省エネ住宅の設計テクニック フォワードハウジングソリューションズ株式会社 仕様基準 ( 本則 ) 仕様基準 ( 附則 ) 2020 年まで??? 窓面積比の計算面積 計算済熱還流率外皮 床面積比の計算 WEB 一次エネルキ ー計算決められた設備 外皮の断熱性能基準 従前の熱性能基準 (Q 値 ) 改正後の熱性能基準 (UA 値 ) 熱損失により必要となるエネルギー量を評価する指標 外皮の断熱性を評価する指標 最も面倒な部分は面積計算は免れない 熱損失 = 各部位熱貫流率 各部位面積 温度差係数
U 値と q 値 ( 熱損失量 ) の関係 天井断熱 vs 屋根断熱 2 1 1 3 1 1 2m 窓 :1 1m=1m2壁 :2 2m-1m2=3m2 U 値計算とは : 平均断熱性能壁 :3 0.4=1.2 窓 :1 4=4 1m2当り1.3 外皮熱損失量 (q 値 ) とは : 暖冷房エネルギー量 = 合計 2m 窓 :1 1m=1m2壁 :3 2m-1m2=5m2 壁 :5 0.4=2.0 窓 :1 4=4 1 m2当り 1.0 壁 :3 0.4=1.2 窓 :1 4=4 全体で5.2 壁 :5 0.4=2.0 窓 :1 4=4 全体で6.0 3 1 1 3 1 1 2m 窓 :1 1m=1m2壁 :3 2m-1m2=5m2 2m 窓 :1 1m=1m2壁 : 3 2m+ -1m2=5m2+α 屋根断熱が U 値 :WIN q 値 :Lose U 値と q 値 ( 次エネルギー ) 良いのは? 悪いのは? 外皮面積が少ない方が q 値は有利 1 2 (q 値 ) 3 4 前提 : 開口部面積 30 m2一定 断熱材 : 窓壁床基礎 R2.0 一定 外皮面積が多い方が U 値は有利 一次エネルギー消費量計算 q 値 ( 熱損失量 ) 大 = 暖冷房エネルギー : 大
方位係数 暖冷房時の日射熱取得率 冷房期 5~8 地域の基準 + 一次エネルギー計算に使います 暖房期 一次エネルギー計算に使います 定数 vs 簡略法 vs 詳細法 出寸法 1mm 庇でも 遮蔽物にレースカーテン 内付けブラインドは無い 日射熱取得率は建築的に取り付けられる付属部材 ( 和障子 外付けブラインド ) により補正することができる 簡易計算冷房期 0.93 暖房期 0.73 詳細計算冷房期 0.73 暖房期 0.73 遮熱 Low-E はちょっとまった Q 値がよければより省エネ ではありません 比較基準住宅建設地 仙台市 (Ⅲ 地域 ) 計算例 1 Q 値 2.33 年間暖房エネルギー 灯油 716L 電気 6262kwh 計算例 2 Q 値 2.16 年間暖房エネルギー 灯油 948L 電気 8289kwh 計算例 3 Q 値 2.16 年間暖房エネルギー 灯油 738L 電気 6455kwh 1 普通複層ガラス 2 遮熱 Low-E 3 断熱 Low-E 試算間取り 定数 ( 遮熱 Low-E) 一次エネルギー大 その差は 詳細法 ( 東西遮熱 Low-E) 太陽光発電 Low-E 無 Low-E 有 Low-E 有 0.4kw 相当 一次エネルギー小
間取りの変化による一次エネルギー 改正後の省エネな家の間取り 主たる居室 その他の居室 非居室に区別 断熱性能と面積による比較 設備の変化による一次エネルギー 家庭の三大エネルギー : 暖房 給湯 照明 ( 家電 ) 1 2 3 照明 家電 41% 給湯 35% 1 2 3 冷房 2% 暖房 22% * 住環境計画研究所 家庭用エネルギー統計年報 2007 年版 より
家庭の三大エネルギー : 暖房 給湯 家電 複数の異なる種類の暖房設備機器または放熱器を設置する場合 評価の優先順位 の高いものを選択 一次エネルギー給湯の場合 ガスと電気温水器では電気温水器のほうが 1 次エネルギーと多く消費するが エコキュートにすることで消費が小さくなる 不利 有利 優先順位の高いものほど悪い 床暖房は敷設率と Q 値が重要 120.08 m2東京 23 区内 6 地域基準値 81.5GJ GJ 4 地域 床暖房面積が広ければ広いほど体感温度が上がるため 床の敷設率に応じて補正係数が変動する
蓄熱暖房機も Q 値が良ければ OK GJ 家庭の三大エネルギー : 暖房 給湯 家電 複数の異なる種類の給湯器を設置する場合 評価の優先順位 の高いものを選択 不利 有利 120.08 m2東京 23 区内 6 地域基準値 81.5GJ 優先順位の高いものほど悪い 28000 26000 24000 6 地域 4 地域給湯器と面積による比較 22000 20000 18000 16000 14000 12000 10000 87.0% 89.0% 91.5% 92.5% JIS 2.8 JIS 3.0 JIS 3.2 JIS 3.4 JIS 3.6 ハイフ リット 1 ハイフ リット 2 ハ ナソニック エコジョーズエコキュートエコワン PEFC6
エネファーム VS エコキュート VS エコワン節湯 ( 給湯のみ ) 床 積の さな家はエコキュートよりエコジョーズ 換気設備の選択について 必要換気量が 150 m3の場合 FY-08 が 4 台 orfy-08 と FY-12 の 2 台の省エネなのはどちらか? 床 積 熱交換換気の場合
ZERO ENERGY HOUSE ランニングコスト シミュレーション 国土交通省資料参考新省エネルギー住宅 ( 一般的な新築住宅 ) Q 値 :4.2w/ m2k 以下 μ 値 1 以下年間光熱費 271,000 円 ( 水道代除く ) 次世代省エネルギー住宅 Q 値 :2.7w/ m2k 以下 μ 値 0.07 以下年間光熱費 239,000 円 ( 水道代除く ) 次世代より断熱性能を25%UP+エコキュート Q 値 :1.9w/ m2k 以下 μ 値 0.07 以下年間光熱費 136,000 円 ( 水道代除く ) 上記の住宅に太陽光発電設置 太陽光発電 4~5kw 設置年間光熱費マイナス9,000 円 ( 水道代除く ) 計算条件 名古屋 139m2モデルの条件で試算 ( 気候的に中心 )Ⅳ 地区 新買取制度 37 円 /kwh ゼロエネシミュレーション概算 外壁 : 充填ホ リスチレン 65mm + フェノハ ホ ート 35mm 開口部 : シャノン ( 樹脂 ) 玄関 : スウェト ア天井断熱 :HGW16K105+ 壁 105mm 床 : フェノハ ホ ート 63mm 基礎 : フェノハ ホ ート 63mm 換気 : 第 3 種換気 フェノハ ホ ート 35mm100 枚 2400 円 外張断熱ヒ ス 4000 本 16 円 シャノン 掃出サッシ 4 本 30000 円 小窓 12 本 15000 円 スウェト ア HGW105mm 34000 円 104000 円 断熱材 + サッシコスト UP 計 742,000 円 太陽光発電 4.2kw 計 1,800,000 円 お客様価格 300 万円 太陽光発電 6.8kw 設置することで買電 売電が同じ金額でも TOTAL 光熱費 ZERO 住宅が可能 金利を含めて検討 エネルギー基本計画 新しい エネルギー基本計画 が閣議決定されました ( 平成 26 年 4 月 11 日 ) 住宅については 2020 年までに標準的な新築住宅で 2030 年までに新築住宅の平均で ZEH( ネット ゼロ エネルギー ハウス ) の実現を目指す さらに こうした環境整備を進めつつ 規制の必要性や程度 バランス等を十分に勘案しながら 2020 年までに新築住宅 建築物について段階的に省エネルギー基準の適合を義務化する
商品化された 務店もメリットあり ( 静岡 ) 住まわれたお客様冷え性が治りました冬に暖房していなくても冷え性の私でも軽く汗かく 快適 為替の不安物価上昇 高齢化で年金に不安 ずっと変わらない吸引力 金融緩和で円増刷 震災 天災の不安 賃金上昇が少ない 世界人口増加資源枯渇 住まわれたお客様冬 暖房を 1 回も使いませんでした 太陽子発電で ゼロエネ +α 消費税など税金上昇 インフレで物価上昇 ずっと変わらない支払額 健康保険料厚生年金保険介護保険上昇 1000 兆円超借金 少子高齢化国力の低下 お客さまのメリットが一番高いのは 断熱が高い ありがとうございました ZERO ENERGY HOUSE