内閣府令本文

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(2) 継続勤務年数の割合平成 25 年度平成 26 年度 ( 単位 : %) 区分職員数勤務継続年数職員数勤務継続年数離職率 年月 年月 離職率 男 全職員 女

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

中央教育審議会(第119回)配付資料

Microsoft Word - H29市町村職員の勤務条件等の状況

●地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律案

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

会計年度任用職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第一条この条例は 会計年度任用職員 ( 以下 職員 という ) の勤務時間 休暇等に関し必要な事項を定めるものとする ( 勤務日数及び勤務時間 ) 第二条職員の勤務日数ならびに勤務日の割振りは職務の性質に応じて任命権者が定める

号外53号 生涯学習条例あら indd

新旧対照条文

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案新旧対照表

Taro-03_法律・理由.jtd

千葉市水道局契約規程及び千葉市水道局会計規程の一部を改正する規程をここに公布する

(人事院規則一 六五の一部改正)第二条人事院規則一 六五(職員の公益財団法人ラグビーワールドカップ二千十九組織委員会への派遣)の一部を次のように改正する 附則第二項を削り 附則第一項の見出し及び項番号を削る (人事院規則一 六九の一部改正)第三条人事院規則一 六九(職員の公益社団法人福島相双復興推進

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

Taro-(番号入り)案文・理由

( 育児又は介護を行う職員の深夜勤務及び時間外勤務の制限 ) 第 9 条略 4 前 3 項の規定は, 第 16 条第 1 項に規定する日常生活を営むのに支障がある者を介護する職員について準用する この場合において, 第 1 項中 小学校就学の始期に達するまでの子のある職員 ( 職員の配偶者で当該子の

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別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

小川町女性職員活躍推進行動計画 平成 28 年 3 月 31 日小川町長小川町議会議長小川町教育委員会小川町選挙管理委員会小川町農業委員会 小川町における女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画 ( 以下 本計画 という ) は 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ( 平成 27 年

(参考)女性の活躍推進企業データベース記入要領


国家公務員 非常勤職員の勤務条件はいま 4. 経済的支援について育児休業期間中は無給ですが 国家公務員共済組合法が適用される場合には 育児休業手当金が支給され 申出により共済掛金が免除されます また 雇用保険法が適用される場合には 一定の要件を満たすとき育児休業給付金が支給され 健康保険 厚生年金保

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Microsoft Word - 条例参考+補足説明

国立大学法人上越教育大学特任教員規程

(3) 育児短時間勤務をしている職員が休職又は停職の処分を受けたことにより 当該育児短時間勤務の承認が効力を失つた後 当該休職又は停職の期間が終了したこと (4) 育児短時間勤務をしている職員が当該職員の負傷 疾病又は身体上若しくは精神上の障害により当該育児短時間勤務に係る子を養育することができない

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平成21年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則

聖籠町職員の育児休業等に関する条例及び聖籠町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

改正労働基準法

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

1.2_議案目録(追加)

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

題名

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

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ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

○職員の勤務時間、休暇等に関する条例

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【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

3 年次休暇の計算例 (1) 昨年 4/1~12/31 までとして勤務 ( 年休取得なし ) = 前年からの繰越し 15 1 今年もとして下記の期間に任用された場合 ( 年次休暇 3 使用 ) < 年次休暇の付与数 > = ( 当初の ) + ( 更新後の

第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

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○福島県後期高齢者医療広域連合職員の給与の支給に関する規則

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香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

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非常勤職員の勤務時間及び休暇 人事院規則 < 有給の休暇 規則 3 条 4 条 1 項各号 > 年次休暇 6か間継続勤務し 8 割以上出勤した出勤した職員に対し 勤務日数に応じた日数を付与 公民権行使の場合必要と認められる期間 裁判員 証人等として出頭する場合必要と認められる期間 災害等

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

の他の臨時又は緊急の必要により週休日等以外の日の午前零時から午前 5 時までの間であって正規の勤務時間以外の時間に勤務した場合は 当該職員には 管理職員特別勤務手当を支給する 第 16 条の2 第 3 項中 前 2 項 を 前 3 項 に改め 同項を同条第 4 項とし 同条第 2 項の次に次の1 項

Microsoft Word - H29 結果概要

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

Microsoft Word _運用通知v22.docx

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 初任給調整手当 ) 第 5 条育児短時間勤務をしている教職員の初任給調整手当の額は 給与規程第 13 条第 3

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採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

Microsoft Word - ◆女性活躍推進法に基づく特定事業主行動計画.docx

筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

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報告事項 女性の職業生活における活躍の推進に関する秋田県教育委員会特定事業主行動計画 ( 第 1 期計画 ) の策定について 教育庁総務課 義務教育課 高校教育課 特別支援教育課 1 趣旨女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ( 平成 27 年法律第 64 号 ) 第 15 条第 1 項の規

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

2 常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項に規定する額とする 3 非常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項の規定を準用し その者の当該月における通勤実績に応じた額を翌月の支給定日に支給する 4 前 3 項に規定するもののほか 通勤の実情の変更に伴う

公布された条例のあらまし 職員の退職手当に関する条例の一部改正について 1 条例の改正理由地方公務員等共済組合法及び地方独立行政法人法の一部改正に伴い 所要の改正を行う 2 条例の概要 (1) 自己の都合による退職等の場合の退職手当の基本額について定めた規定中 引用している地方公務員等共済組合法の条

六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

休暇

独立行政法人大学改革支援・学位授与機構役員退職手当( 改正)

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

平成16年規程第02号_役員給与規程

( 注 ) 女性活躍推進法に基づく認定企業 ( 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主 ) 法に基づき行動計画の策定 届出を行った企業のうち 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は 都道府県労働局への申請により 厚生労働大臣の認定を受けることができます 1 段階目について

認に係る子が死亡し, 又は養子縁組等により職員と別居することとなった こと 育児短時間勤務をしている職員が休職又は停職の処分を受けたことによ り当該育児短時間勤務の承認が効力を失った後, 当該休職文は停職の期間 が終了したこと 育児短時間勤務をしている職員が当該職員の負傷, 疾病文は身体上若し くは

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

Taro-役員報酬規程( 改正)【機1完2可2】機構内限り

Microsoft Word - 行動計画(ダイジェスト)【最終版】

役員報酬規程

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1 9( 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等 ) 1 12( 日本国有鉄道退職希望職員及び日本国有鉄道清算事業団職員を採用する場合の任用 給与等の特例等 ) 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等について規定 日本国有鉄道退職希望職員等を採用する場合の任用 給与等の特例等について規定,, 国家公務員

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

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調査規則の改正 別紙案1・2

第  号

自治体向けFAQ

●一般職の国家公務員の給与の改定及び臨時特例等に関する法律案

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

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沖縄県職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する条例

◆◆10-1特定有期雇用教職員就業規程30.4.1(修正)

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す

Ⅰ 職員の勤務環境に関すること ( 次世代育成支援関係 ) 1 妊娠中及び出産後における配慮妊娠中及び出産後の女性職員については 産前産後休暇をはじめ母性保護の観点から各種支援制度が設けられており それらの制度を正しく理解し活用することが求められる (1) 母性保護及び母性健康管理の観点から設けられ

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

Transcription:

内閣府令第六十一号女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成二十七年法律第六十四号)第十五条第三項及び第十七条の規定に基づき 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく特定事業主行動計画策定等に係る内閣府令を次のように定める 平成二十七年十一月九日内閣総理大臣安倍晋三女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく特定事業主行動計画の策定等に係る内閣府令(対象範囲)第一条特定事業主は 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(以下 法 という )第十五条第三項及び第十七条の規定により女性の職業生活における活躍に関する状況の把握 分析及び情報の公表(以下 把握分析等 という )を行うに当たっては 次に掲げる国の職員については これをその対象に含まないものとする

一国家公務員法(昭和二十二年法律第百二十号)第二条第三項各号(第十三号 第十四号及び第十六号を除く )に掲げる職員二委員 顧問 参与又はこれらの者に準ずる者の職にある職員で常勤を要しないもの三給与又は報酬が支給されないことが法令で定められている職にある職員2特定事業主は 把握分析等を行うに当たっては 地方公務員法(昭和二十五年法律第二百六十一号)第三条第三項第一号及び第六号に掲げる職員については これをその対象に含まないものとする 3特定事業主は 把握分析等を行うに当たっては 次に掲げる地方公共団体の職員については これをその対象に含まないものとすることができる 一地方公務員法第三条第三項第一号の二から第五号までに掲げる職員(同条同項第三号中 臨時又は非常勤の調査員 嘱託員又はこれらの者に準ずる者の職にある職員であって 特定事業主が必要と認めるものを除く )二給与又は報酬が支給されないことが法令又は条例で定められている職にある職員(女性の職業生活における活躍に関する状況の把握)

第二条特定事業主が 特定事業主行動計画を定め 又は変更しようとするときは 当該計画を定め 又は変更しようとするときから遡っておおむね二年以内の一年間におけるその事務及び事業における女性の職業生活における活躍に関する状況に関し 第一号から第七号までに掲げる事項を把握するとともに 必要に応じて第八号から第二十五号までに掲げる事項を把握するものとする ただし 第二号に掲げる事項の把握は 離職率の男女の差異の把握をもってこれに代えることができる 一採用した職員(再採用(職員であった者を選考により再び採用することをいう 第二十二号において同じ )により採用された者を除く 第四条第一項第一号において同じ )に占める女性職員の割合二職員(任期の定めのない職員に限る )の平均した継続勤務年数の男女の差異三職員(超過勤務手当(一般職の職員の給与に関する法律(昭和二十五年法律第九十五号 以下 給与法 という )第十六条に定める超過勤務手当 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第二百四条第二項に定める時間外勤務手当その他これらに類する手当であって法令で定めるものをいう 以下同じ )が支給されない職員を除く 第十六号において同じ )一人当たりの各月ごとの正規の勤務時間(一般職の職員の勤務時間 休暇等に関する法律(平成六年法律第三十三号 以下 勤務時間法 とい

う )第十三条第一項に規定する正規の勤務時間 地方公務員法第二十四条第五項に基づき条例で定める正規の勤務時間その他これらに類する勤務時間であって法令で定めるものをいう 以下同じ )を超えて勤務した時間四管理的地位にある職員に占める女性職員の割合五各役職段階にある職員に占める女性職員の割合六女性職員であって出産した者の数に対する当該女性職員であって育児休業(国家公務員の育児休業等に関する法律(平成三年法律第百九号)第三条第一項に定める育児休業 地方公務員の育児休業等に関する法律(平成三年法律第百十号)第二条第一項に定める育児休業その他これらに類する休業であって法令で定めるものをいう 以下同じ )をした者の数の割合(以下この号において 育児休業をした者の割合 という )及び男性職員であって配偶者が出産した者の数に対する当該男性職員であって育児休業をした者の数の割合(第四条第一項第六号において 男女別の育児休業取得率 という )並びに職員の男女別の育児休業の平均取得期間七男性職員であって配偶者が出産した者の数に対する当該男性職員であって配偶者出産休暇又は育児参

加のための休暇(人事院規則一五 一四(職員の勤務時間 休日及び休暇)第二十二条第一項第九号若しくは第十号に規定する休暇その他これらに類する休暇であって法令又は地方公務員法第二十四条第五項に基づき条例で定めるものをいう 以下同じ )を取得した者の数の割合(第四条第一項第七号において 配偶者出産休暇及び育児参加のための休暇取得率 という )並びにそれぞれの休暇の平均取得日数八採用試験の受験者の総数に占める女性の割合九職員に占める女性職員の割合及びその指揮命令の下に労働させる派遣労働者(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和六十年法律第八十八号)第二条第二号に規定する派遣労働者をいう 以下同じ )に占める女性労働者の割合十職員の配置の男女別の状況十一職員の人材育成を目的とした教育訓練の男女別の受講の状況十二管理的地位にある職員 男性職員(管理的地位にある職員を除く )及び女性職員(管理的地位にある職員を除く )のそれらの職場における職員の配置 育成 評価 昇任及び性別による固定的な役

割分担その他の職場風土等に関する意識(以下本号において 職場風土等に関する意識 という )並びにその指揮命令の下に労働させる男女の派遣労働者のその職場における職場風土等に関する意識(性別による固定的な役割分担その他の職場風土等に関するものに限る )十三直近の年度の十年度前及びその前後の年度に採用した職員(新たに学校若しくは専修学校を卒業した者 新たに職業能力開発促進法(昭和四十四年法律第六十四号)第十五条の六第一項各号(第四号を除く )に掲げる施設若しくは職業能力開発総合大学校の行う職業訓練を修了した者又はこれらに準ずる者(以下 新規学卒者等 という )として採用された者に限る )の数に対する当該職員であって引き続き任用されている者の数の男女別の割合(第四条第一項第五号において 男女別の継続任用割合 という )十四職員の職業生活と家庭生活との両立を支援するための制度(育児休業並びに配偶者出産休暇及び育児参加のための休暇を除く )の男女別の利用実績十五職員の在宅勤務 情報通信技術を活用した勤務その他の柔軟な働き方に資する制度の男女別の利用実績

十六職員一人当たりの各月ごとの正規の勤務時間を超えて勤務した時間並びにその指揮命令の下に労働させる派遣労働者一人当たりの各月ごとの時間外労働及び休日労働の合計時間等の労働時間の状況十七管理的地位にある職員一人当たりの各月ごとの正規の勤務時間を超えて勤務した時間十八職員に対し付与された勤務時間法第十七条に規定する年次休暇 地方公務員法第二十四条第六項に基づき条例で定める年次有給休暇その他これらに類する休暇であって法令で定めるもの(以下 年次休暇等 という )の日数に対する職員が取得した年次休暇等の日数の割合(第四条第一項第十号において 年次休暇等取得率 という )十九前年度の開始の日における各役職段階の職員の数に対する当該役職段階から一つ上の各役職段階に当該年度の開始の日までに昇任した職員の数の男女別の割合二十職員の人事評価の結果における男女の差異二十一職員及びその指揮命令の下に労働させる派遣労働者のセクシュアル ハラスメント等に関する相談窓口への相談状況二十二民間企業における実務の経験その他これに類する経験を有する者の採用(再採用を除く )又は

妊娠 出産 育児若しくは介護等を理由として退職した職員であった者の採用の男女別の実績二十三前号に規定する採用(以下 中途採用 という )をした者を管理的地位にある職員に任用した男女別の実績二十四非常勤職員又は臨時的に任用された職員の研修の男女別の受講の状況二十五職員の給与の男女の差異2特定事業主は 前項に掲げる事項を把握するに当たっては 前項ただし書 第一号 第二号及び第六号に掲げる事項は 職員のまとまり(職種 資格 任用形態 勤務形態その他の要素に基づき 特定の職員のまとまりごとに人事の事務を行うことを予定している場合 それぞれの職員のまとまりをいう 以下同じ )ごとに把握しなければならない 前項第八号から第十四号まで 第十六号 第十八号 第二十号から第二十二号まで 第二十四号及び第二十五号に掲げる事項を把握する場合も 同様とする (把握項目の分析)第三条特定事業主行動計画を定め 又は変更しようとするときは 前条により把握した事項について それぞれ法第七条第一項に定める事業主行動計画策定指針を踏まえ 適切な方法により分析しなければなら

ない (情報の公表)第四条法第十七条の規定による情報の公表は 次に掲げる事項のうち 特定事業主が女性の職業選択に資するものとして適切と認めるものを公表することにより行うものとする ただし 第四号に掲げる事項の公表は 離職率の男女の差異の公表をもってこれに代えることができる 一採用した職員に占める女性職員の割合二採用試験の受験者の総数に占める女性の割合三職員に占める女性職員の割合及びその指揮命令の下に労働させる派遣労働者に占める女性労働者の割合四職員(任期の定めのない職員に限る )の平均した継続勤務年数の男女の差異五男女別の継続任用割合六男女別の育児休業取得率七男性職員の配偶者出産休暇及び育児参加のための休暇取得率

八職員(超過勤務手当が支給されない職員 非常勤職員及び臨時的に任用された職員を除く )一人当たりの一月当たりの正規の勤務時間を超えて勤務した時間九職員一人当たりの一月当たりの正規の勤務時間を超えて勤務した時間並びにその指揮命令の下に労働させる派遣労働者一人当たりの一月当たりの時間外労働及び休日労働の合計時間十年次休暇等取得率十一管理的地位にある職員に占める女性職員の割合十二各役職段階にある職員に占める女性職員の割合十三中途採用の男女別の実績2特定事業主は 前項に掲げる事項を公表するに当たっては 前項第一号から第三号まで 第六号及び第九号に掲げる事項は 職員のまとまりごとに公表するものとする この場合において 同一の職員のまとまりに属する職員の数が職員の総数の十分の一に満たない職員のまとまりがある場合は 勤務形態が異なる場合を除き 職務の内容等に照らし 類似の職員のまとまりと合わせて一の職員のまとまりとして公表することができるものとする

3特定事業主は 第一項に掲げる事項を公表するに当たっては おおむね一年に一回以上 公表した日を明らかにして インターネットの利用その他の方法により 女性の求職者等が常に容易に閲覧できるよう公表しなければならない 附則この内閣府令は 平成二十八年四月一日から施行する