平成13年度 特別養護老人ホームこぶし苑事業計画

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デイサービス東神田の里事業計画 ( 案 ) 開設年月日 事業所名 平成 26 年 10 月 1 日 デイサービス東神田の里 事業内容通所介護 / 介護予防通所介護 ( デイサービス ) 事業規模 開設場所 利用定員 20 名 大阪府寝屋川市東神田町 19 番 1 号 平成 28 年度事業運営基本計画

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

平成 26 年度版 第三者評価結果概要版 ( 居宅介護支援 ) 基本情報 法人名 社会福祉法人多摩同胞会 事業所名 泉苑居宅介護支援センター 所在地 東京都府中市武蔵台 1 丁目 10 番 4 号 連絡先 事業者が大切にしている考え ( 事業者の理念 ビジョン 使命など )

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A-2-(1)-1 利用者の自律 自立生活のための支援を行っている A-2-(1)-2 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と

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このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

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広報誌ふれあい第23号-最終.indd

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

平成18年度標準調査票

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平成 28 年度桃山福祉会事業計画書 1 基本理念以下の理念を元に 法人の運営を行う 1. その日その時を穏やかに普通に楽しく生活できる 2. 必要な時にその方にあったサポートができるケアを目指す 3. 地域での生活が送れるように地域との交流を図る 2 運営方針基本理念に加え 介護サービス 組織 財

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

居宅介護支援事業者向け説明会

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

巽病院介護老人保健施設 当施設における身体拘束の指針

身体拘束廃止に関する指針 社会福祉法人掛川社会福祉事業会 平成 30 年 5 月 23 日改定

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

計画の今後の方向性

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

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利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

また 身体拘束を行った場合は その状況についての経過を記録し 出来るだけ早期に拘束を解除すべく努力します (3) 日常ケアにおける留意事項身体拘束を行う必要性を生じさせないために 日常的に以下のことに取り組みます 1 利用者主体の行動 尊厳ある生活に努めます 2 言葉や応対等で 利用者の精神的な自由

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と利用支援等を行っている A-2-(1)-5 利用者の障害の状況に応じた適切な支援を行っている 評価概要 1 子どもの心身の状態 生活習慣をアセスメントで把握し自立に配慮

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周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

身体高速廃止に関する指針

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点滴 経管栄養等のチューブを抜かないように または皮膚をかきむしらないよう手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける 車椅子 椅子からずり落ちたり 立ち上がったりしないように Y 字型拘束帯や腰ベルト 車いすテーブルを付ける 立ち上がる能力のある人の立ち上がりを妨げるような椅子を使用する 脱衣やオ

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

平成21年度 介護サービス事業者における事故発生状況


(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 〇 施設の新築移転により全室個室となり プライバシーが保護されていると共に 居室に利用者の私物の持ち込みができることなど 利用者の趣向に合った部屋作りがされています 利用者からの聞き取りでも満足感が窺えました また 旧施

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4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

機能訓練指導員は 日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練指 導 助言を行う ( 営業日及び営業時間 ) 第 5 条事業所の営業日及び営業時間は 次のとおりとする 一営業日月曜日から金曜日までとする ただし 国民の祝日に関する法律に規定する休日及び12 月 29 日から1 月 3 日ま

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看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

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(介護予防)短期入所生活介護運営規程(例)

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

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身体拘束廃止に関する指針 1. 身体拘束廃止に関する理念身体拘束は 利用者の生活の自由を制限することであり 利用者の尊厳ある生活を阻むものです 当施設では 利用者の尊厳と主体性を尊重し 拘束を安易に正当化することなく 職員一人ひとりが身体的 精神的弊害を理解し 拘束廃止に向けた意識をもち 身体拘束を

(4) 生活環境づくり 7 1 利用者が過ごしやすい環境づくりに取り組んでいる 施設の新築移転により全室個室化され プライバシーは確保されています 居室に私物の持ち込みができ 面会できる相談室も用意されており 過ごしやすい生活環境が整っています 園内はユニバーサルデザインであり 移動しやすいよう配慮


平成 31 年度事業計画 ( 案 ) 南界園 1. 平成 31 年度を通して重点的に取り組む事業 (1) 看取り看護の実施外部環境昨年度介護報酬改定の基本的な考え方の中で 地域包括ケアシステムの推進が挙げられた 特に医療 介護の役割分担と連携をより一層推進し 中重度の要介護者も含め 本人の希望する場

科目名

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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又


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リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

身体的拘束等適正化のための指針 特別養護老人ホーム陽光園 1 施設における身体的拘束等の適正化に関する基本的な考え方身体拘束は 入所者 ( 利用者 ) の生活の自由を制限することであり 入所者 ( 利用者 ) の尊厳ある生活を阻むものです 当施設では 入所者 ( 利用者 ) の尊厳と主体性を尊重し

3 介護の基本 2 介護職の職業倫理 講師名資格等 兼任 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教員免許福祉 3 介護の基本 3 介護における安全の確保とリスクマネジメント 教員免許福祉 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教

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認知症医療従事者等向け研修事業要領

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平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

看護師のクリニカルラダー ニ ズをとらえる力 ケアする力 協働する力 意思決定を支える力 レベル Ⅰ 定義 : 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する 到達目標 ; 助言を得てケアの受け手や状況 ( 場 ) のニーズをとらえる 行動目標 情報収集 1 助言を受けながら情報収集の基本

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

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系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

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届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

就労継続支援 B 型事業 ぬくもり弁当 事業計画平成 29 年度 1. 目的 地域で生活する障害者の方々を対象に日々の援助と生産 サービス活動を通じて 利用 者個々の地域社会での自立と社会参加を促進し地域の拠点としての事業所を目指す 2. 方針ノーマライゼーションの理念に基づき 障害者が地域社会から

重症心身障害児施設の省令 ( 指定基準 ) を読む 全国重症心身障害児 ( 者 ) を守る会顧問山﨑國治 Ⅰ はじめに 平成 18 年 9 月 29 日 厚生労働省令第 178 号として 重症心身障害児施設の 人員 設備及び運営に関する基準 が厚生労働大臣から公布されました 省令のタイトルは 児童福

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南陽園事業計画 南陽園は サービス理念である 笑顔でご利用者の心に寄り添うサービスを提供します 地域と繋がり助け合う 開かれた施設を目指します 専門職としての自覚を持ち 互いに成長できる職場環境を作ります に基づき ご利用者の尊厳を守り 安心してお暮らしいただけるサービスの提供を目指し サービスマナ

平成29年度事業計画

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2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

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環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

放課後等デイサービス事業所における自己評価結果 ( 公表 ) 公表 : 平成 31 年 3 月 15 日事業所名運動療育スクール jump 宇部校 環境 体制整備業務改善 1 チェック項目はいいいえ工夫している点 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で 適切である 2 職員の配置数は適切である 3

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

Transcription:

平成 27 年度社会福祉法人いわき会 グループホーム東神田の里 事業計画書 開設年月日 : 平成 26 年 4 月 1 日事業内容 : 認知症対応型共同生活介護施設事業規模 : 認知症対応型共同生活介護 2 ユニット (1 ユニット 9 室計 18 室 ) 開設場所 : 寝屋川市東神田町 19 番 1 号敷地面積 :1336.83 m2建物構造 : 延べ床面積 472.76 m2 木造 2 階建事業所名 : 認知症対応型共同生活介護 グループホーム 東神田の里 目標稼働率 : 認知症対応型共同生活介護 75%~85% を目指す いわき会の理念 一 我々は人の生命を何ものにもかえ難きものと思い凡ての行動の基本とします 一 我々は心を持っています 心と心を開きお互いを信頼して生活していきます 一 我々は優しさと思いやりを育み和を以って尊しの精神を培っていきます

事業目標 社会福祉法人いわき会の理念に基づきグループホーム 東神田の里 では 認知症の状態にある利用者一人一人の意思及び人格を尊重し 認知症対応型共同生活介護計画に基づき 共同生活住居において 家庭的な環境の下で入浴 排泄 食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより 利用者がその有する能力に応じた自立した生活を営む事ができるように支援することを目的とし 利用者のニーズを把握し ゆとりある環境の中で生活を送ってもらえるよう 生活支援者としての立場で援助を行う 以上 事業目標の基本的な部分に実績をふまえてより現実に添った具体的な対策を定めていきたい 処遇目標 前年度に引き続き グループホーム 東神田の里 では 利用者の 尊厳の保持 と 自立支援 を目標とし 自由で明るい雰囲気の中で 満足を感じるような生活づくりを目指すために常に利用者の精神的 身体的なニーズの把握に努め 地域との交流を図ることによる社会との結びつきを確保することで 施設での充実した生活を送るための援助を行う 1. 健康管理及び機能訓練利用者の有する各疾病の把握と同時に 有する能力を維持し 日常生活に活かすように援助する 2. 家族及び地域社会との交流家族との係わりの中で処遇を考え 常に家庭との連絡調整を図るとともにボランティアの積極的受入れなど 地域社会との交流を促進する 3. 自発性の尊重利用者個々の自尊心や自発性を尊重し 各事業所の特徴を活かし 画一的処遇に陥らないようにする 4. 自立への援助利用者個々の日常生活に対し常に出来る事の動機付けを行い意欲の喚起に努めADLの維持 向上を図る 5. 利用者個々のニーズの把握につとめ個別目標を設定し 積極的援助を行う 6. 寝たきり高齢者をつくらない 叉 寝たきり高齢者に対する徹底的個別援助を実施する

処遇内容 26 年度に引き続き 上記の目標達成の為に 次の内容で援助を行う 1. 利用開始時のオリエンテーション利用開始時に本人及び家族の状況 利用にいたる動機等を十分理解するとともに 各事業所の性格 処遇内容等の情報を正確に提供する そして家族関係がサービス利用後においても良好に継続できるように援助する 具体的方法 : 家族への説明 見学等 2. 日常生活の介護 援助画一的な処遇に陥りやすい危険性があるが 利用者個々がもっている身体的 精神的能力を維持できるように努めると共に 個々の不安に対して適切な援助を図り個々の自立性を高めるように努める また 職員による創意あふれる処遇計画により様々な援助を実施する 具体的方法 : カンファレンスの実施 モニタリングの実施 3. 認知症利用者の対応認知症を有する利用者は 不安から様々な行動が現れることを念頭に置き 生活リズムの安定を図る ユニット内や食堂居間を家庭的な雰囲気にすることで落ちついた心身状況を作るように心がけ 計画 観察 評価 記録などを徹底する また 認知症になっても多くの能力が保持されており活かす工夫を考え支援する 具体的方法 : アセスメント実施 職場研修 4. 身体拘束廃止の取組身体拘束は 人権擁護の観点から問題があるだけでなく 利用者のQOLを根本から損なう危険性を有している 身体拘束によって 身体機能が低下し寝たきりにつながるおそれがある これらを踏まえマニュアルに沿った取組を行い 常に必要性を確認し身体拘束ゼロを実現維持するよう努める具体的方法 : 会議の開催 研修会への参加

5. 医療 看護利用者の疾病を十分に把握し 疾病から発生する様々な問題に対して医師と連携を図りながら健康維持 健康回復 疾病予防に対して援助するように努める また 機能回復訓練においては 個々の能力を把握し現状維持及び回復が期待出来るように取り組む 具体的方法 : カンファレンスの実施 機能訓練の実施 6. 各種行事 レクレーション等日常生活においてレクレーション活動は各人の連帯感 協調性を養うばかりでなく 生活に明るさと潤いを持たせる上で大きな役割を果たす 実施にあたっては計画 実施 評価をし 身体的 精神的状況を充分配慮した上で利用者が簡単に参加できるように努める 具体的方法 : 年間行事作成 職種連携 7. 家族交流グループホーム 東神田の里 に入居した事によって 家族と離れて生活することから生ずる精神的 心理的不安の解消に努める 家族及び利用者が安心して生活できるように相互理解を深め家族交流を援助していく 具体的方法 : 面会時に情報提供 家族会行事への参加促進 8. 栄養 給食食事は楽しみの一つであり 自己主張 表現の出来る場として 個別ニーズが強調され より個別処遇の大切さが求められる 個人の習慣への対応や食べる楽しさの提供 食事の雰囲気づくりなどに配慮し 個々の嗜好を加味した食事提供を行う 具体的方法 : カンファレンスの実施 個別聞き取り 嗜好調査 喫食量調査 環境整備 9. 防火対策施設管理で最も重要な事項は 利用者を災がいから守る事である そのため 火災を出さない を基本に置き 火の取り扱い及び使用後の確認に特に注意を払い防火に努める 火災に限らず 地震発生時などについても 特に夜間における避難介助の方法及び消防署との連携体制を避難訓練等の実施において 強化確立を図り 職員 利用者の防火意識の高揚に努める 具体的方法 : 訓練の実施 ( 年 2 回 ) 地域防災訓練の参加( 年 1 回 ) 10. 事故対策当施設では 質の高いサービスを提供することを目標に 必要な体制を整備すると共に 利用者一人ひとりに着目した個別的なサービス提供を徹底し組織全体で介護事故の防止に取り組む 具体的方法 : 定期的な委員会および事例検討会の開催

11. 感染症対策当事業所は 感染症等に対する抵抗力が弱い高齢者が生活する場であり こうした高齢者が多数生活する環境は 感染が広がりやすい状況にあることを認識する必要がある 施設において感染症 食中毒を予防する体制を整備し 日頃から対策を実施するともに 発生時には迅速で適切な対応に努める 具体的方法 : うがい 手洗い等の実施 委員会の開催 研修の開催 12. 職員の連携職員個々の専門性を高める事はもとより 個々のケースに対し 同一の処遇が行えるように個別処遇計画に基づき 職員間の連絡 報告の場として リーダー会議や各ユニット会議 各種委員会の開催 さらに日常業務において情報の共有化を図る 具体的方法 : 各種会議 委員会の開催 研修の開催 カンファレンスの実施 13. 職員研修介護技術はもとより知識の習得や質の向上を図り 認知症ケアの専門家として 一人ひとりが使命感を持って自立し かつチームケアが進化する人材育成に努める 施設において職場研修計画を作成し 計画的な研修を実施する 具体的方法 : 定期的な研修会の開催研修内容 ( 理念 方針の理解 認知症高齢者の知識 リスクマネジメント 記録 個人情報保護 接遇 その他 ) 14. 情報提供施設において 介護サービス情報公表及びホームページを作成し 更新作業を本来業務に位置付け 開かれた施設を目指す 具体的方法 : 定期更新 15. 運営推進会議当事業所は活動状況を報告し評価を受けるとともに 必要な要望 助言などを聞き 開かれたサービスとすることで サービスの質の確保を図ると共に 地域交流を目的とし運営推進会議を設置する 具体的方法 :2か月に1 回開催メンバー ( 利用者 利用者家族 地域住民の代表者 寝屋川市高齢介護室職員 地域包括支援センター職員 事業所の責任者 事業所の管理者等 ) 16. 業務の点検評価現状の各部門の業務を随時見直し 利用者一人一人に合った生活支援を目標とし 各職員が協力し実施していくように心がける 具体的方法 : マニュアルの見直し 外部評価 ( 年 1 回 )

認知症高齢者処遇目標 認知症を有する利用者の処遇にあたっては 私らしさを追及し 主体的 QOLと客観的 QOLの2つの側面から理解し 利用者の自由 主体性を尊重し 自立に向けた 援助を行う 1. 認知症の症状の把握高齢者の有する認知症状の正確な把握に努める 2. 認知症利用者の治療協力病院 ( 寝屋川南病院 ) との連携を図る事により 認知症状の悪化や進行の予防に努める 3. 認知症利用者の介護認知症を有する利用者に対しては 病状に合わせた介護に努め 利用者の有する機能を十分活用しADLの維持に努める ADLの機能低下については 脳の器質的障がい 知的機能の低下 認知機能の低下 運動機能の低下のほか 注意集中の困難や意欲の低下等の心理的な理由 環境への適応障がいなどが考えられ これらの障がいに対して十分な理解と 情報の共有を図る事により 介護の統一を図り 認知症高齢者の精神的な不安を取り除くことで安定を図る 4. 行事 レクレーション行事やレクレーションの参加により気分転換を図る レクレーションについては 認知症の状況や障がいの状態に合わせ 個別で行う 5. BPSDへの対応 BPSDは 脳の器質的な要因 素質上の要因 心理的 環境的要因等が複合して起こる場合が多く 慎重で冷静な観察とアセスメントにより対応を行う また 家庭的な雰囲気の中で生活することで BPSDが少なくなるように援助を行う 6. 安全性 快適性 自立性の確保認知症高齢者の自立は次の 3 要素から成り立つ 1 安全性 という危険の無い状態は安定 安心を含んでおり 医学的 心理的面からの配慮と物理的環境が重要となる 2 快適性 とは 快さ であり 生活の中で周囲の人々との関りにおける人的環境 穏やかな生活環境に配慮する事である 3 自立性 を利用者の有する機能の活用や楽しみの発見からの心や体のアクティビティとしてとらえる 7. 27 年度予定表 ( 行事 研修 ) 別紙のとおり