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1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

平成18年度標準調査票

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2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

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4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

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1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

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資料 3 全国精神保健福祉センター長会による自殺予防総合対策センターの業務のあり方に関するアンケート調査の結果全国精神保健福祉センター長会会長田邊等 全国精神保健福祉センター長会は 自殺予防総合対策センターの業務の在り方に関する検討チームにて 参考資料として使用されることを目的として 研修 講演 講

国立女性教育会館の機能と取り組み

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

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資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

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資料9

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文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

する・みる・ささえるの スポーツ文化

目次 1 当法人に関する事項 (1) 事業の計画 (2) 損益の計画と財産の見通し (3) 主要な事業内容 (4) 会員に関する事項 (5) 職員に関する事項 (6) 役員会等に関する事項 (7) 対処すべき課題 2 役員等に関する事項 (1) 理事 (2) 監事 (3) 評議員 1

組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

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各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

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注 : 平成 年度募集研究種目 国際的に評価の高い研究の推進 研究費の規模 / 研究の発展 H には 新たに基盤研究 (B) 若手研究 (A) の 種目に基金化を導入 若手研究 9 歳以下 ~ 年 (A) 500~,000 万円 (B) ~500 万円 研究活動スタート支援 年以内年間 50 万円以

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(2) 大学院学生の研究成果の学会発表としての海外医学活動推進奨学金 ( 一つの年度において 総額 50 万円を上限とする ) 自ら ( 自分たち ) の研究成果を口頭発表する場合 ( 海外での活動期間を問わない 同一学会で 2 件を上限 ) 応募多数の場合は 研究の評価の高いものを選考する 5 万

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23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

審査の品質管理において取り組むべき事項 ( 平成 27 年度 ) 平成 27 年 4 月 28 日 特許庁 特許 Ⅰ. 質の高い審査を実現するための方針 手続 体制の整備 審査の質を向上させるためには 審査体制の充実が欠かせません そこで 審査の効率性を考慮しつつ 主要国と遜色のない審査実施体制の確

Transcription:

2016 年度 事業計画書 ( 第一次補正 ) 自 2016 年 4 月 1 日至 2017 年 3 月 31 日 公益財団法人笹川スポーツ財団

目 次 Ⅰ. 事業方針 1 Ⅱ. 事業計画 2 スポーツシンクタンクに関する調査研究事業 公 1-(1) スポーツ振興のための研究調査 2 公 1-(2) スポーツ振興のための支援 3 公 1-(3) スポーツ振興機関との連携 4

Ⅰ. 事業方針 2015 年 10 月 1 日スポーツ庁が創設 始動した ホームページには スポーツを通じて国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目指す とある これは 笹川スポーツ財団 ( 以下 SSF ) の基本理念である Sport for everyone. 社会の実現 そのものと言える 現在わが国が直面する少子高齢化の進展に伴う社会保障費の増加や 人口減少による地方衰退の危機といった深刻な社会課題に対して スポーツ分野の貢献が期待されており 国や地方自治体のスポーツ行政およびスポーツ推進団体の果たす役割は 今後さらに大きくなるであろう こうした状況において スポーツ専門のシンクタンクである SSF には これまで以上にスポーツ振興に寄与することが求められる 研究調査により蓄積してきた国民のスポーツ参加動向 国や地方自治体のスポーツ行政施策に関するデータ 各種スポーツ団体の取り組み あるいは海外の先進事例など 多様な定量情報や定性情報を分析し 中長期的な視点に立ったわが国のスポーツの将来像を示すことが重要である 2017 年には スポーツ基本計画 の中間見直しが予定されており SSF にとって 2016 年度は 実効性のある政策提言を行うために極めて大事な一年となる そのため 研究調査 スポーツ振興機関との連携 スポーツ振興のための支援 の 3 重点分野の更なる充実を図る 研究調査では 全国各地で展開されるスポーツ政策 施策の実態を数多く調査し それらの有効性や課題を明らかにし 解決方策を探る なお 刊行予定のスポーツ白書は データ集としての精度の向上に加え 社会情勢の変化をとらえた最新スポーツトピックスを盛り込み スポーツ関係者の必携書としての価値を高める スポーツ振興機関との連携では 自治体との連携を拡充し スポーツ行政の実態を詳細に把握することで 地域の特色を生かした事業提案を行い 地域スポーツ振興の先進モデルづくりに努める また 研究助成やスポーツ政策学生会議を通じて次世代の人材育成を進めるとともに 国際戦略としては 国際会議への出席や海外研究員の確保を積極的に行い 海外のスポーツ政策の動向をいち早く掴むとともに 幅広いネットワークの構築を図る その他 緊急を要するテーマについては 事業基金を活用し柔軟に対応することで 社会のニーズに速やかに応えていく 2016 年度も日本財団の助成金を主たる財源とし スポーツ専門のシンクタンクとしての地位確立を図りながら スポーツ フォー エブリワンの推進に努める - 1 -

Ⅱ. 事業計画 1. スポーツの振興のための研究調査 公 1-(1) 予算 :152,400 千円 日本財団助成事業 :131,460 千円 / スポーツ振興くじ助成申請事業 :17,424 千円 / スポーツ庁受託事業 :3,516 千円 わが国の代表的なスポーツ分野のシンクタンクとして スポーツの振興に有益なデータや政策情報等の収集 分析 発信および研究活動への助成を通じて 国や地方自治体 ( 行政 ) のスポーツ政策やスポーツ振興事業 スポーツ団体の普及事業等の改善 強化を支援することにより スポーツ フォー エブリワンを推進する 内容 活動等 1. 研究調査以下のテーマ及び研究課題に基づき 研究調査 政策提言を行う 1) 主要テーマ スポーツ政策 スポーツとまちづくり 子ども 青少年スポーツの振興 2) 主要テーマに基づく研究課題 a. スポーツ行政システムの強化 b. スポーツ振興機関の基盤強化 c. スポーツの人的資源の育成と活用 d. スポーツ人口増のための環境整備 e. 国内外先進事例情報の収集と活用 2. スポーツライフに関する調査国民の運動 スポーツ活動の実態を総合的に把握するための全国調査を行う 1) 成人の スポーツライフに関する調査 の実施 調査報告書の刊行( 報告書 :1,500 部 ) 2) 子ども/ 青少年のスポーツライフに関する調査 の準備 (2017 年度調査実施 ) 3. 周知啓発各種媒体を通じた研究成果の周知と情報提供を行う 1) ホームページ 政策提言ツール等を通じた定期的な情報発信 2) スポーツ政策従事者 報道関係者などとのリレーションシップ構築 3) セミナー シンポジウムを通じた啓発活動 4) 経営戦略活動との連携 4. 国際会議等への出席当財団の調査結果など わが国のスポーツの現状を広く周知するとともに 諸外国のスポーツ フォー オール振興機関とのネットワークを深める 1)TAFISA World Sport for All Games の状況調査 ( インドネシア ) 2)SportAccord Convention への出席 ( ローザンヌ ) 3)ASFAA Congress への出席 ( マカオ ) 4)TAFISA 理事会 ASFAA 理事会への派遣 - 2 -

5. スポーツ白書 1) スポーツ白書 2017 の企画 編集 刊行 2) スポーツ白書 2017 の周知 販促関連事業 ( 完成報告セミナーの開催 ) 6. スポーツ政策学生会議大学 3 年生によるスポーツ政策コンテスト (Sport Policy for Japan) の開催 運営支援 7. スポーツの歴史の検証 スポーツ振興くじ助成事業 ( 予算 :14,353 千円助成金決定額 :10,327 千円 ) スポーツの振興に寄与された方や 輝ける足跡を残された方々のスポーツに対する思いや功績をインタビューやエッセイ等で取りまとめ後世に伝える ( インタビュー企画 )12 名 : 予定 ( エッセイ企画 )3 章 ~5 章 : 予定 8. スポーツアカデミーの開催 スポーツ振興くじ助成事業 ( 予算 :3,071 千円助成金決定額 :1,106 千円 ) わが国のスポーツに関する諸課題について スポーツ基本計画 (2012) の内容を主題材とした講義を通じて意見 情報を交わし スポーツ フォー エブリワンの在り方について考える ( 回数 ) 年間 10 回 : 予定 9. スポーツ庁受託事業地域における障害者スポーツ普及促進事業 ( 障害者のスポーツ参加における障壁等の調査分析 ) 予算 :3,516 千円地域において障害者が継続的にスポーツに参加できる環境の整備を促進するため 障害者のスポーツ参加における障壁の調査分析を実施する 1 地方自治体の障害者スポーツ振興に関する調査 2 特別支援学校のスポーツ環境に関する調査 3 特別支援学級のスポーツ環境に関する調査 4 調査検討会議 5 事例ヒアリング調査 6 報告書作成 2. スポーツ振興のための支援 公 1-(2) 予算 :38,520 千円 日本財団助成事業 :38,520 千円 人文 社会科学領域の研究を対象に 日本のスポーツの発展に寄与する優れた研究や次世代を担う若手研究者の育成を目的に 研究活動に対する支援を通じてスポーツ フォー エブリワンを推進する 内容 活動等 スポーツ振興に寄与する研究活動に対する支援 ( 笹川スポーツ研究助成 ) 1) 研究テーマ : 人文 社会科学領域 a. スポーツ政策に関する研究 b. スポーツとまちづくりに関する研究 c. 子ども 青少年スポーツの振興に関する研究 - 3 -

2) 研究区分 助成限度額 採択件数等一般研究 : 上限 100 万円 ( 採択予定 :19 件 ) 奨励研究 (39 歳以下 ): 上限 50 万円 ( 採択予定 :18 件 ) 3) 委員会等の開催選考委員会 選考部会 調整会議 4) 奨励の会 研究成果発表会 研究者交流会の開催 2016 年 4 月 22 日 ( 金 )ANA インターコンチネンタルホテル東京 ( 港区 赤坂 ) 採択研究者に対する決定通知書の授与( 奨励の会 ) 前年度の採択研究者による研究成果発表会 採択研究者相互の情報交換会 3. スポーツ振興機関との連携 公 1-(3) 予算 :77,020 千円 日本財団助成事業 :77,020 千円 地方自治体や総合型地域スポーツクラブ等とのパートナーシップを構築し スポーツ参加率の向上 地域住民の健康づくり及びスポーツを通じた地域の活性化を図り スポーツ フォー エブリワンを推進する 内容 活動等 1. 自治体のスポーツ振興への協力 支援 1) 地方スポーツ推進計画策定 ( 参画 協力 支援 ) 2) スポーツ政策意見交換会や事業に対する提案 情報提供等の実施 3) 地方自治体スポーツ関連データベースの運用 2. 地域スポーツ振興セミナー ( 地方自治体スポーツ担当者交流会 ) の開催 1) 時期 :2016 年 8 月下旬 2) 場所 : 東京都内 3) 内容 : 地域スポーツの振興やスポーツとまちづくりに関するトピックスをテーマに開催 3. 共同実践事業の実施地方自治体のスポーツ振興につながる事業やプログラムを共同で実施し 実証調査を行う 4. チャレンジデー 2016の開催 1) 実施日 :2016 年 5 月 25 日 ( 水 ) 午前 0 時 ~ 午後 9 時 2) 実施数 :128 自治体 (35 都道府県 68 市 47 町 13 村 ) 3) 総人口 :5,381,691 人 (2016 年 2 月 1 日付住民基本台帳登録者数 ) 4) 参加者数 :3,000,000 人以上 ( 想定 ) 55.8% 以上で達成 5) 前年度 : 実施数 :130 自治体 (69 市 48 町 13 村 ) 総人口 :5,254,533 人参加者数 :2,771,720 人平均参加率 :52.7% - 4 -