諏訪地方の

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平成10年7月8日


1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

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[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP・報道機関用)

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目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

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新規文書1

景気見通し調査 ( 平成 25 年 3 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 25 年 3 月 13 日 (

景気動向調査平成 3 年 1~12 月期実績 平成 31 年 1~3 月期予想 概況 業況 DI は改善 来期は悪化するもプラスを維持する見込み 今期の全業種総合業況判断 DIは 前期比 2.5 ポイント上昇の 9. と改善した 製造業は前期比 1.5 ポイント上昇の 14. 非製造業は同 2.9

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Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

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Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

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熊本商工会議所 製本第四四半期(HP用)

News Release 2018 年 8 月 1 日 香川県内民間企業の 2018 年夏季ボーナス支給見込み アンケート調査結果について 百十四銀行 ( 頭取綾田裕次郎 ) では 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業 640 社を対象として 2018 年夏季ボーナスの支給予想について アンケー

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ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

2. 利益剰余金 ( 内部留保 ) 中部の 1 企業当たりの利益剰余金を見ると 製造業 非製造業ともに平成 24 年度以降増加傾向となっており 平成 27 年度は 過去 10 年間で最高額となっている 全国と比較すると 全産業及び製造業は 過去 10 年間全国を上回った状況が続いているものの 非製造

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第30回秋田県内企業景気動向調査

平成 21 年第 1 回 ( 平成 21 年 2 月 1 日実施 ) 鳥取県企業経営者見通し調査報告 目次ヘ ーシ 御利用にあたって 1 1 業界の景気判断 3 2 自己企業の売上高判断 5 3 自己企業の経常利益判断 7 4 生産数量の判断 9 5 在庫水準の判断 10 6 生産設備の規模判断 1

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ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

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12大都市の経済動向

社団法人日本生産技能労務協会

12大都市の経済動向

SERIまんすりー2月号 今月のみどころ

中小企業の雇用・賃金に関する調査結果(全国中小企業動向調査(中小企業編)2015年10-12月期特別調査)

H30情報表紙 (H30年度)

事務連絡(E)

< 業種別 > D.I. 2 製造業主要判断 D.I. の推移 製造業 30/ /9 見込 /12 予想 < 製造業 > 当期 は 24.5( 前期比 +0.8) と景況感は横ばいであった

企業経営動向調査0908

目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計

~ 売上額減少に伴い 収益も低下 ~ 収益面では 売上額判断 D.I. が 6.3( 前回 7.8) と 1.5 ポイント低下 収益判断 D.I. は 1.9( 前回 1.6) と 3.5 ポイント低下する結果となりました 来期の予想収益判断 D.I. は 27.8 と大幅な低下の見通しとなっていま

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復しつつある 項目前回 (3 年 4 月判断 ) 今回 (3 年 7 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 緩やかに回復しつつある ( 注 )3 年 7 月判断は 前回 4 月判断以降 足下 (7 月末 ) の状況までを含めた期間で判断して

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

景気見通し調査 ( 平成 24 年 12 月期 ) 調査結果 福井商工会議所 中小企業総合支援センター 調査の概要 当調査は 福井商工会議所管内の小規模事業所の短期的な景気動向を把握するため 毎年 3 月 6 月 9 月 12 月の年 4 回実施している 調査時期 平成 24 年 11 月 30 日

けた この間 生産指数は 上昇傾向で推移した (2) リーマン ショックによる大きな落ち込みとその後の回復局面平成 20 年年初から年央にかけては 米国を中心とする金融不安 景気の減速 原油 原材料価格の高騰などから 景気改善の動きに足踏みが見られたが 生産指数は 高水準で推移していた しかし 平成

平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

生活衛生関係営業の景気動向等調査 平成17年7~9月期

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News Release 2018 年 12 月 27 日 香川県内民間企業の 2018 年冬季ボーナス支給見込みアンケート調査結果について 百十四銀行 ( 頭取綾田裕次郎 ) では 香川県内に本社または主工場をもつ民間企業 630 社を対象と して 2018 年冬季ボーナスの支給予想について アン

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資料1

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

1. 総論 総括判断 都内経済は 回復している 項目前回 ( 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断回復している 回復している ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 1 月判断以降 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判断している ( 判断の要点 ) 個人消費

個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売高 スーパー売高は 全店ベースで前年同期を 年 月期の個人消費関連 は スーパー売高が 全店ベース ( 前年同期比.% 増 ) は 新規出 回り 既存店ベースは 前年同期を下回る 百貨店売高は前年同期を回る 店効果などにより 前年同期を回 りました 品目

信金経済概況速報 indd

スライド 1

( 平成 31 年 1 月判断 ) 平成 31 年 1 月 財務省北陸財務局 富山財務事務所 富山市丸の内 1 丁目 5 番 13 号 ( 富山丸の内合同庁舎 5 階 ) TEL(076) ( 財務課直通 )

製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

6 月調査 (5 月実績 ) 結果概況 景気判断 DI は現状 見通し共に小幅に下降も 50 を上回る高水準を維持 5 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-0.3 の 54.8 見通し判断前月から-0.9 の 51.0 となり 共に小幅な下降となったが 引き続き

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滋賀県内企業動向調査 21 年 1- 月期定例項目結果 1. 自社の業況判断 (1) 自社の業況判断 DI は 四半期連続のプラス水準を維持も は 四半期ぶりにマイナス水準に低下 1. の動向 ( 図 1-1) 今回の調査 (1 年 1- 月期 ) での自社の業況判断 DI は前回 (-9 月期 )

( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

北陸 短観(2019年6月調査)

第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活

調査結果の概要 1. 自社チャンネルの加入者動向について 横ばい との見方が拡大自社チャンネルの全体的な加入者動向としては 現状 では 減少 (40.0%) が最も多く 続いて 横ばい (35.6%) 増加 (23.3%) の順となっている また 1 年後 については 横ばい (41.1%) が最も

北陸 短観(2016年12月調査)

北陸 短観(2019年3月調査)

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道南金融経済概況2018年9月(2018年9月7日公表分).docx

以前 製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

経済情報:日銀短観(2011年6月)の結果について.doc

1. 総論 総括判断 県内経済は 回復しつつある 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 回復しつつある ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 29 年 1 月判断以降 3 年 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判

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平成 22 年度エネルギー消費統計結果概要 経済産業省資源エネルギー庁平成 24 年 4 月 エネルギー種別に見ると 最終エネルギー消費総量の 37.5% が燃料 54.8% が電力 7.4% が熱となっています 調査の対象となった非製造業 製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) 業務部

平成22年7月30日

Economic Indicators   定例経済指標レポート

全産業 14,112 人 3.2% 2 か月連続の増加おもな産業厚生労働省群馬労働局 平成 30 年 9 月 28 日 職業安定部職業安定課労働市場情報官 電話 ( 内線 ) 310 有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 1.79 倍 全国 10 位 / 全国 1.63 倍 前

以前 製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

宮崎労働局 宮崎労働局発表平成 26 年 8 月 29 日解禁 報道関係者各位 雇用失業情勢 ( 平成 26 年 7 月分 ) Press Release 照会先 宮崎労働局職業安定部 部 長 上村有輝 職業安定課長 森山成人 労働市場情報官 多田真理子 ( 代表電話 )0985(38)8823 平

平成22年7月30日

物価の動向 輸入物価は 2 年に入り 為替レートの円安方向への動きがあったものの 原油や石炭 等の国際価格が下落したことなどから横ばいとなった後 2 年 1 月期をピークとし て下落している このような輸入物価の動きもあり 緩やかに上昇していた国内企業物価は 2 年 1 月期より下落した 年平均でみ

平成 29 年 7 月 地域別木質チップ市場価格 ( 平成 29 年 4 月時点 ) 北東北 -2.7~ ~1.7 南東北 -0.8~ ~ ~1.0 変動なし 北関東 1.0~ ~ ~1.8 変化なし 中関東 6.5~ ~2.8

信金経済概況速報 indd

高値となった後 下がり始めた 前述の通り CI 一致指数は 生産や雇用など様々な経済指標を統合し算出されている そのため CI 一致指数の上昇 下降にどの指標 が寄与しているのかについても 内閣府は詳細に発表している 表 1は 各指標がCI 一致指数に対してプラスに寄与したのか マイナスに寄与したの

信金経済概況速報 indd

道南金融経済概況2018年7月(2018年7月2日公表分)

Economic Trends    マクロ経済分析レポート

中小企業の動向

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トラック運送事業の経営実態 全日本トラック協会は全国のトラック運送事業者 2,188 社 ( 有効数 ) の平成 25 年度事業報告書に基づき集計 分析した 経営分析報告書 ( 平成 25 年度決算版 ) をまとめた 全日本トラック協会が平成 4 年度から発行しているこの報告書は 会員事業者が自社の

「中小企業の景況感に関する調査」集計結果

< 業種別 > 2 製造業主要判断 の推移 製造業 29/ /3 見込 /6 予想 < 製造業 > 当期 は 8.0( 前期比 -1.7) 当期 は 9.1( 同 -8.9) 当期 は 5

ワークス採用見通し調査

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 平成

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第2部

Transcription:

諏訪の景気動向 平成 2 年 5 月 ( 平成 2 年 月末 D I 調査 ) 平成 2 年 5 月 16 日岡谷市郷田二丁目 1 番 8 号 諏訪信用金庫 経営相談室

諏訪地方の景気動向 ( 平成 2 年 月末 ) 平成 2 年 月末アンケート調査および企業訪問ヒアリング調査からまとめた諏訪地方の景況 諏訪地方 22 社のご協力を得て行った 月末の 景気動向調査 (DI 調査 ) では 回答全社の業況判断 DIは 19.8 と 3 期連続してマイナスとなった 地域の景況は 製造業の受注動向や収益状況 商業 観光 サービス業などの個人消費動向からみて 踊り場の状態となっている 製造業の 3 ヶ月前 と比べた業況判断は 好転 9.3% 悪化 31.3% で 業況判断 DIは 22. と前回調査時の 23. に続きマイナス基調が続いている 受注状況は 3 ヶ月前 と比べ 不変 とする企業が 5.% と一番多いものの 減少 とする企業が.3% みられ 受注状況 DIは 25.5 となった 業種別では 輸送用機械の 1.2% 一般機械の 3.9% の企業で受注が 減少 しており 受注動向 DIは前回調査時に比べ輸送用機械は 35.3 ポイント悪化し 35.3 一般機械は 19. ポイント悪化し 2. となっている 規模別では 人以上企業 の 3 ヶ月後の受注予想は 32.1% の企業が 減少 するとみており 同 DIは前回調査時の.1 から 1.8 ポイント悪化し. とマイナスに転じた ヒアリング調査では サブプライムローン問題から生じたアメリカ経済の減速や為替市場の変動 もう一段の資源高への警戒感などから 大手企業の動向も含め先行きに不安感を持つ中小企業が多い 商業は ガソリン税の暫定税率失効によりガソリン価格は下がったものの 食料品価格の上昇などから消費者の節約意識が窺われ前年同期と比べた客単価 DIは. また 3 ヶ月後の予想客単価 D Iも 26. と低調になっている 食料品は 穀物価格の高騰による加工食品の値上げにより商品単価は上がっているが 購入点数が伸びないため売上高は平年並みのところが多く また 卸売価格の上昇分を全て商品価格に転嫁できていないことや チラシ等による特売品の売上げは良いが一般商品の動きが弱いことから収益性は低下している ホームセンターでは 食の安全問題や野菜価格の上昇から 家庭菜園やプランター栽培用の野菜苗が例年以上の売れ行きとなっている また 諏訪地方の 月の車庫証明件数 ( 軽自動車除く ) は 1,83 台と前年比 92 台 (+9.3%) の増加で 暫定税率の失効で自動車取得税が 月は一時的に 5% から 3% に引き下げられたことによる駆け込み需要がみられた 観光 サービス業は 今年のゴールデンウィークは曜日配列の関係から 月中に連休がなく 5 月に入ってからの 連休に旅行需要が集中した 諏訪地方の観光施設 ホテル旅館も 5 月 3 日は入り込み客で賑わい 満館となるホテル旅館がみられたものの ゴールデンウィークを通した売上高は前年を下回った模様である 前年同期と比べた宿泊客数は 3.5% のホテル旅館で 悪化 したとしており 前年同期比の宿泊客数 DIは 3. となっている また 夏の観光シーズンに向け例年 月の調査では高目となる 3 ヶ月後の宿泊客数予想 DIが. となっており (2. 同 DI65. 26. 同 DI22.2 25. 同 1

DI63.2) NHK 大河ドラマ 風林火山 の好影響があった昨年に比べ先行きに慎重な見方となって いる 建設業は 3 ヶ月前と比べた業況判断 DIは 21. と前回調査時から横這いの状況である また 調査企業の 5% で前年同期と比べ外注発注量を減らしたとして 同 DIは 35. となっている 3 ヶ月後の予想では 業況 受注状況 外注発注量ともに 横這 とする企業が多いものの 悪化 とする企業も多く 調査項目全てのDIで大きくマイナスとなっており厳しい見方となっている 建築工事は 諏訪地方の平成 2 年 3 月の新設住宅着工件数は 1 戸で 前年同月の 19 戸から 8 戸 ( 52.3%) 減少した また 平成 19 年 月 ~ 平成 2 年 3 月の累計着工戸数も 1,521 戸とマンション建設が相次いだ昨年の 1,92 戸に比べ 21 戸 ( 21.6%) 減少した 土木工事は 本調査時は公官庁の年度切り替え時期のため公共工事の発注は少なくなっている また 今年度に発注となる公共工事は前年比では減少が予想される 雇用状況は 3 月の諏訪地方 ( 諏訪職安 岡谷職安合算 ) の有効求人倍率は 1.29 倍と 6 ヶ月連続し て前年比を下回るも 平成 15 年 月から 5 ヶ月連続して 1 倍台を維持しており安定している 原油高の収益への影響原油高騰が続いており 地域企業の収益性に大きな影響を与えている 収益に対する影響は 回答全社では 5.% の企業が 前年同期比 で 3% 以上の影響を受けている 観光 サービス業では 前年同期比 で 69.6% の企業が影響を受けており (5% 以上影響のある企業 3.8% 3% 以上影響のある企業 3.8%) 灯油等の値上がりによるコスト高が収益悪化の原因となっている 製造業では 燃料 材料費の値上がりなどから 前年同期比 2.1% の企業が収益に影響を受けている (5% 以上影響のある企業 22.8% 3% 以上影響のある企業 19.3%) 原油高の収益影響 ( 企業数 %) 3 ヶ月前と比べて前年同期と比べて 3 ヶ月後の予想 5% 3% 多少 5% 3% 多少 5% 3% 多少 全体 189 1.8 2.3 61.9 189 2 21. 5.6 189 18.3 22.8 58.9 製造業 1 18.5 1.1 6. 1 22.8 19.3 5.9 1 1.8 19.9 62.3 非製造業 5 15. 29. 5.9 5 2.5 2.5 5.1 5 19.6 31. 9 商業 ( 大型店 ) 12 1.3 21. 6.3 12 1.3 28.6 5.1 12 1.3 35. 5 建設業 12 1.3 1.3 1. 12 28.6 1.3 5.1 12 1.3.1 8.6 観光 サービス 21 1. 3.5 39.1 21 3.8 3.8 3. 21 26.1 3.5 3. 2

業況判断 DI の推移 3 ヶ月前と比較して 回答全社 (22 社 ) の 3 ヶ月前比 の業況は 好転とする企業が 11.% 悪化とする企業が 31.2% で業況判断 DI は 19.8 と 3 期連続してマイナスとなった 製造業の業況判断 DI は 22. で前回調査時 ( 23.) に続きマイナス基調が続いている 製造業 主要 5 業種は金属製品を除いた 業種で業況が悪化した企業が増え なかでも輸送用機械のマイナス 幅が拡大している 非製造業 ( 商業 観光 サービス業 建設業 ) の業況判断 DI は 13.5 で 行楽シーズンを迎え観光 サービス業の同 DI が大きく回復したことから非製造業全体では回復したが 商業は食品価格の上昇 等による消費マインドの低迷 建設業は新設住宅着工件数の減少や公共事業の減少などにより事業環 境は厳しいものとなっている 産業別業況表 ( 企業数 %) 表 -1 3 ヶ月前と比べて前年同期と比べて 3 ヶ月後の予想 全体 22 11. 5. 31.2-19.8 2 1.5 38.5-21 22 1. 61.9 23.8-9. 製造業 15 9.3 59.3 31.3-22 19 1. 3.6 38.9-21.5 15 13.3 63.3 23.3 - 非製造業 52 1.3 51.9 3.8-13.5 51 1.6 5.1 3.3-19.6 52 1.3 5. 25 -. 商業 ( 大型店 ) 15 2 6. 33.3-13.3 1 28.6 35. 35. -.1 15 13.3 3.3 13.3 建設業 1 1.3 5 35. -21. 1.1 5.1 35. -28.6 1 5.1 2.9-2.9 観光 サービス 23 1. 56.5 26.1-8. 23 1. 3.5 39.1-21. 23 3..8 21. 8. 自社業況判断 DI の推移 回答全社 : 3 ヶ月前 と比べてグラフ -1 8 6 18.2 21 18. 2. 2. 21.2 12.8 15.1 1.2 13.9 16.9 2 6.3. 11. 5-1 2.5 3.5 6. -1 2.5-6. - -12.3-9.9-2 -23.8-19.1-16 -15.9-16.9-1.3-19.8-16.1-3.1-25.1-2.6-23.8-18. -2.9-28 - -35. -31.2-6 -8-25/1 26/1 2/1 28/1 3

製造業 : 3 ヶ月前 と比べてグラフ -2 8 6 15.3 1. 18. 22. 22 1.8 15.6 13 12.2 15.8 16.1 2 5.8.9 9.3 9.3 1.9 2.6 1.3 -.5-5.2-5.2-12.8 -.6-5. -2-22.6-28. -19. -15.5-15.8-13.3-12 -2-1.3-18.2-23 -22-25 -2. -21.5 - -3.9-31.3-6 -8-25/1 26/1 2/1 28/1 非製造業 ( 商業 観光 サービス業 建設業 ): 3 ヶ月前 と比べてグラフ -3 8 6 33.3 3.3 26.9 18. 13. 1 13. 18 18.5 19.2 1.3 2 23.5.8 15.6 6.3.3 9.6 2-13. -3.8-1.9 -.8 - -2.5-1.3-1.8-16.3-2.5-2.8-21.6-2. -13. -13.5-2 -19.2 - -35. -28-35.3-1.8-3.8-1. -6-9.1-8 - 25/1 26/1 2/1 28/1

産業別景気動向 1. 製造業製造業の業況判断 DIは 22. と前回調査時 ( 23.) から横這いの状況となっており 全業種ともマイナスとなっている また 企業規模による業況判断の差もみられず いずれの規模でも業況は弱含みの横這いの状況となっている 収益性 DIは 36. で前回調査時 ( 35.5) の業況判断 DIと同様に横這いの状況となっている 受注の減少や原材料 燃料費などの高止まり 親企業からの発注単価引下げの影響がみられる 受注状況の 3 ヶ月後 の予想では 不変 が 53.3% と一番多いものの 減少 とみる企業が 31.3% 増加 とみる企業 15.3% で 同 DIは 16. と前回調査時の 11.3 から. ポイント悪化した 規模別では 人以上企業 で 減少 とみる企業が 32.1% あり 3 ヶ月後の受注予想 DIは前回調査時の.1 から. と 1.8 ポイント悪化しており 業種別では自動車関連で 35.3% の企業が 減少 としており同 DIは前回調査時の 6. から 11.8 と 18.5 ポイント悪化しマイナスに転じた ヒアリング調査では サブプライムローン問題から生じたアメリカ経済の減速や為替市場の変動 もう一段の資源高への警戒感などから 大手企業の動向も含め先行きに不安感を持っている中小企業が多い 製造業業種別 規模別の自社業況表表 -2 3ヶ月前と比べて前年同期と比べて 3ヶ月後の予想 好転 横這悪化 DI 製造業 15 9.3 59.3 31.3-22 19 1. 3.6 38.9-21.5 15 13.3 63.3 23.3 - 規 1~29 人.8 52. 36.5-25. 3 19.2 2.5 38. -19.2 13.5 58.1 28. -1.9 3~99 人 8. 58.3 31.3-2.8 8 1.6 39.6 5.8-31.3 8 12.5 66. 2.8-8.3 模 ~ 人 28 3.6 8.6 1.9-1.3 28 1.9 53.6 28.6 -. 28 1.3 1. 1.3 中 分 類 金属製品製造業一般機械器具製造業電気機械器具製造業輸送用機械器具製造業精密機械器具製造業 2 2-2 15 5-3 2 5 5 2-15 1 1.1 6.3 36.6-19.5 25 3.5 3.5-12.5 1 1.6 63. 22 -.3 28 3.6 6.3 32.1-28.6 28. 2.9 6. -35. 28. 6.3 25-1.3 1 58.8 1.2-1.2 1 23.5.1 29. -5.9 1 1.6 58.8 23.5-5.9 15 3.3 26. -26. 15 13.3 3.3 13.3 15 6. 66. 26. -2 1 諏訪地方製造品出荷額の % を占める中分類 5 業種の業況 金属製品 ( プレス メッキ 熱処理など ) 業況判断 DIは. で前回調査時の. からは回復しているものの 前回調査時から 横這 とする企業が.% を占めていることから弱含みの状況が続いている 5

一般機械 ( 工作機械 専用機械 省力機械 検査機械 半導体関連製造設備など ) 業況判断 DIは 19.5 と前回調査時の 2.3 から 1.2 ポイント悪化した 前回調査時には 横這 が.5% 悪化 が 15.9% だった割合が 今回調査では 横這 が 6.3% 悪化 が 36.6% と 悪化 とする企業の割合が増加した 電気機械 ( 家電 パソコン 情報機器 電子デバイス デジタルカメラなど ) 業況が 悪化 した企業が 32.1% で 業況判断 DIは 28.6 となっている 前年同期比の業況判断 DIは 6.% の企業で 悪化 したとしており足元の業況は幾分弱含んでいるものの 3 ヶ月後の業況予想 DIは ポイント近く回復している 輸送用機械 ( 自動車関連 ピストンリング 船外機 航空機部品など ) 業況判断 DIは前回調査時の 6. から 3.5 ポイント悪化し 1.2 と大幅に悪化した また 3 ヶ月後の予想では 23.5% の企業が 悪化 するとしており 前回調査時の同 DI13.3 から 19.2 ポイント悪化し 5.9 とマイナスに転じた 自動車関連では堅調な生産を続ける企業がある一方で 北米市場の低迷などから受注が弱含んでいる企業もみられる 精密機械 ( 時計 カメラ 光学機器 計量器 医療機器など ) 業況判断 DIは 26. であるが 横這 とする企業が 3.3% あり高水準の生産を続けている企業も多い 3 ヶ月後 については 悪化 とする企業が 26.% と前回調査時より 11.3 ポイント増加し 同 DIは 2. と主要 5 業種の中では最も慎重な見方をしている 2 他の製造業 業種により業況は区々となっているが 食料品製造業 プラスチック工業で業況が回復した企業が みられ 非鉄金属製造業で業況が悪化したとする企業の割合が高い 3 規模別業況製造業の規模別の業況判断 DIは 1 人 ~29 人企業 25. 3 人 ~99 人企業 2.8 人以上企業 1.3 で全ての規模で業況判断 DIはマイナスとなっており 規模による景況感の差はみられない 前年同期比では 3 人 ~99 人企業 で 5.8% の企業が 悪化 したとして 前年同期比の業況判断 DIは 31.3 と他の規模よりもマイナスが大きくなっている 3 ヶ月後 の業況予想では 悪化 とみる企業は 1 人 ~29 人企業 で 28.% となっており 業況予想は規模の小さな企業ほど厳しい予想をしている 受注状況 DI( 規模別 業種別 ) 製造業全社の受注状況 DIは 3 ヶ月前比 25.5 前年同月比 2.3 なっており受注が減少した企業が増えている 3 ヶ月後 の予想では 増加 とみる企業が 15.3% みられるものの 減少 するとみる企業が 31.3% で受注予想 DIは 16. と今後の受注環境を厳しくみている 規模別の受注状況は いずれの規模も受注状況 DIはマイナスとなっている なかでも 1 人 ~29 6

人企業 で受注が減少した企業が 3.2% 3 人 ~99 人企業 で受注が減少した企業が 1.% みられる 3 ヶ月後の予想では 人以上企業 で 32.1% が 減少 を予想しており 前回調査時の同 DI.1 から 1.8 ポイント悪化し. とマイナスに転じた 業種別では 3 ヶ月前 と比べた受注状況 DIは 輸送用機械が 悪化 企業 1.2% で同 DI 35.3 一般機械が 悪化 企業 3.9% で同 DI 2. とマイナス幅が拡大した 一方で 金属製品は 不変 とする企業割合が高まっており 同 DIは.5 となっている 業種別 規模別受注状況表表 -3 3 ヶ月前と比べて前年同期と比べて 3 ヶ月後の予想 増加不変減少 DI 増加不変減少 DI 増加不変減少 DI 製造業 19 1.8 5.3-25.5 18 2.3 39.2.5-2.3 15 15.3 53.3 31.3-16 規模中分類 1~29 人 1.9 1.9 3.2-28. 3 1.8 39. 2.5-2. 1.9 52. 32. -1.6 3~99 人 8 12.5 5.8 1. -29.2 8 2.8 35. 3.8-22.9 8 12.5 58.3 29.2-16. ~ 人 2 18.5 51.9 29.6-11.1 2 25.9. 29.6-3. 28 21. 6. 32.1 -. 金属製品製造業一般機械器具製造業電気機械器具製造業輸送用機械器具製造業 精密機械器具製造業 19 15.8 5.9 26.3 -.5 2 2 35 5-25 2 2 5 3-1 19.5 36.6 3.9-2. 3 35 35-5 1 9.8 65.9 2. -1.6 28 1.3 6. 39.3-25 28 1.3 39.3 6. -32.1 28 1.3 6. 39.3-25 1 5.9 52.9 1.2-35.3 16 25 3.8 31.3-6.3 1 23.5 1.2 35.3-11.8 15 13.3 6. -33.3 15 13.3 66. 2-6. 15 13.3 53.3 33.3-2 製造業の受注状況 DIの推移 全社 : 3ヶ月前 と比べてグラフ- 8 6 33.6 25.8 19.5 25.2 3. 2.6 21.1 16.2 19. 21. 23.5 15.9 2 1.8.8 16.1 11.5 2-2 -9. -8. -1.3-12.9-3.9 -. -2-2.3-35.1-29.2-25.8-23.2-1. -18.9-23 -29-3.5-32. -25. -25.8-25.5 - -28.2-1. -.3-6 -8-25/1 26/1 2/1 28/1

全社 : 3 ヶ月後 の予想グラフ -5 8 6 15.2 2 18. 16. 2.1 22.6 19 2.2 1.6 1.2 22. 16. 16 2 15.3 1. -11.3-3.9 6.8 8.5-2. -2 1.3 1. 6.6-8.3-9.6-11.3-2 -26.5-23.9-21.1-18. -18.8-8.2-16 -12.2-16.2-15. -15.8 - -25.5-26 -2.3-31.3-6 -8-25/1 26/1 2/1 28/1 主要 5 業種 : 3 ヶ月前 と比べてグラフ -6 8 6 26.6 2.9 33.3 29.5 2 19 2.5 15. 19.8 2.5 23 18 2 15.1 15 9.8 2. 3.3-1.6-11.2-11.9-1.6-1.9-8.2-5. -2-19. -3.2-3.3-31.2-2.2-2.6-18.3-19. -25-22.1 - -31-3.1-28. -28. -3. -3. - -6-8 - 25/1 26/1 2/1 28/1 8

主要 5 業種 : 3 ヶ月後 の受注予想 DI の推移グラフ - 8 6 2-2 - -6-8 - 25/1 16.3 2.8 19. 18 2 22 2 21.3 23 15.3 15.1 15.1 13.2 1.9 13.6 - -.9-1.6 3.3 6.. 8.2-1. -9.8-8. -9.2-26 -2.8-2.5-19. -16. -8.5-13.2-16.5-13.3-16.9-13.9-1.8-23.5-2. -26. -31. 26/1 2/1 28/1 9

2. 商業 観光サービス業 1 商業 諏訪地方の 月の天候は数日の周期で変化し 雨や寒気の流入により肌寒い日もあったものの 高気圧に覆われ気温の高い日が多かった ガソリン税の暫定税率失効によりガソリン価格は下がっ たものの 食料品価格の上昇などから消費者の節約意識が窺われ前年同期と比べた客単価 DI は. また 3 ヶ月後の予想客単価 DI も 26. と低調になっている 諏訪地方の 月の車庫証明件数 ( 軽自動車除く ) は 1,83 台と前年比 92 台 (+9.3%) 増加して おり 暫定税率引き上げ前の駆け込み需要がみられた 食料品 衣料品 穀物価格の高騰による加工食品の値上げにより商品単価は上がっているが 購 入点数が伸びないため売上高は平年並みのところが多い また 卸売価格の上 昇分を全て商品価格に転嫁できていないことや チラシ等による特売品の売上 げは良いが一般商品の動きが弱いことから収益性は低下している 物価上昇による消費者の節約意識からファッション衣料の動きは幾分鈍いもの の 実用衣料は比較的堅調である ホームセンター食の安全問題や野菜価格の上昇から 家庭菜園やプランター栽培用の野菜苗が 大型家電店 例年以上の売れ行きとなっている 引き続き薄型 TV の動きは堅調であり 規格がブルーレイに統一されたことか ら次世代 DVDも売れ行きを伸ばし始めた 業況 客単価 来店客数表 - 数 3 ヶ月前と比べて前年同期と比べて 3 ヶ月後の予想 数 数 業況 15 2 6. 33.3-13.3 1 28.6 35. 35. -.1 15 13.3 3.3 13.3 客単価 15 6. 3.3 2-13.3 15 6. 6. 6. - 15 6. 6 33.3-26. 来店客数 15 2 6 2 15 2 53.3 26. -6. 15 13.3 66. 2-6. 商業全社の業況判断 DI の推移 : 3 ヶ月前 と比べてグラフ -8 8 6 31.3 35. 2 1.3 6.3 12.5.1-2 -25-18.8-1.3 - -31.3-28.6-6 -8-25/1 26/1 3.5 2 1.6 31.3 2 6..1 5.6 11.1 11.8 5.9 5.9-21. -16. -5.9-11.1-2 -28.6-22.2-11.8-6.3-13.3-1.6-33.3-33.3 - -.1-52.9 2/1 28/1

2 観光 サービス業今年のゴールデンウィークは 曜日配列の関係から 月中に連休がなく 5 月に入ってからの 連休に旅行需要が集中した 諏訪地方の観光施設 ホテル旅館も 5 月 3 日は入り込み客で賑わい 満館となるホテル旅館がみられたものの ゴールデンウィークを通した売上高は前年を下回った模様である 前年同期と比べた宿泊客数は 3.5% のホテル旅館で 悪化 したとしており 前年同期比の宿泊客数 DIは 3. となっている また 夏の観光シーズンに向け例年 月の調査では高目の比率となる 3 ヶ月後の宿泊客数予想 DIが. となっており (2. 同 DI65. 26. 同 DI22.2 25. 同 DI63.2) NHK 大河ドラマ 風林火山 の好影響のあった昨年に比べ先行きに慎重な見方となっている 上諏訪温泉 下諏訪温泉の 月の宿泊客数は 特別企画で宿泊客数を伸ばしたところもあるが 総じては前年同期を幾分下回った模様である 白樺湖 蓼科 霧ヶ峰方面の 月の宿泊客数もゴールデンウィーク前半が連休とならなかったことから 前年を幾分下回った模様である 業況 売上 宿泊客表 -5 3ヶ月前と比べて前年同期と比べて 3ヶ月後の予想 数 数 数 業況 23 1. 56.5 26.1-8. 23 1. 3.5 39.1-21. 23 3..8 21. 8. 客単価 23 13 6.9 26.1-13 23 1. 6.9 21. -.3 23 1. 3.9 8. 8. 宿泊客数 23 3. 3.8 3.8 -.3 23 13 3.5 3.5-3. 23 26.1.8 26.1 観光 サービス業全社の業況判断 DI の推移 : 前年同期 と比べてグラフ -9 8 6 2-2 - -6-8 - 25/1 5 36.8 35.3 35.3.9 16. 2 22.2 15.8 19 2 3 1.6 22..5 5.6 5.9-5.3-15 - -22.2-26.3-1.6-19 -33.3-21.1-18.2-2 -35-29. -3-38.1-5 -. -5-55.6 26/1 2/1 28/1 1. 5-21. -5-39.1-55 11

3. 建設業 3 ヶ月前と比べた業況判断 DIは 21. と前回調査時から横這いの状況である また 調査企業の 5% で前年同期と比べ外注発注量を減らしたとして 同 DIは 35. となっている 3 ヶ月後の予想では 業況 受注状況 外注発注量ともに 横這 とする企業が多いものの 悪化 とする企業も多く 調査項目全てのDIでマイナスとなっており厳しい見方となっている 1 建築工事諏訪地方の平成 2 年 3 月の新設住宅着工件数は 1 戸で 昨年同月の 19 戸から 8 戸 ( 52.3%) 減少した また 平成 19 年 月 ~ 平成 2 年 3 月の累計着工戸数も 1,521 戸とマンション建設が相次いだ昨年の 1,92 戸に比べ 21 戸 ( 21.6%) 減少した 住宅取得希望者が 製造業の残業の減少に伴う年収の低下や米国のサブプライムローン問題の報道などから幾分慎重な姿勢となっており 一部では住宅用土地の引き合いが鈍っているとの声がきかれる 2 土木工事本調査時は公官庁の年度切り替え時期のため公共工事の発注は少なくなっている また 今年度に発注となる公共工事は前年比では減少が予想される 業況 受注状況 外注発注量表 -6 数 3 ヶ月前と比べて前年同期と比べて 3 ヶ月後の予想 数 数 業況 1 1.3 5 35. -21. 1.1 5.1 35. -28.6 1 5.1 2.9-2.9 受注状況 1 21. 28.6 5-28.6 1 1.3 2.9 2.9-28.6 1.1 5.1 35. -28.6 外注発注量 1 1.3 2.9 2.9-28.6 1 1.3 35. 5-35. 1 6.3 35. -35. 建設業全社の業況判断 DI の推移 : 3 ヶ月前 と比べてグラフ - 8 6 2 2 13.3 5.9 6.3.1 6.3 5.9. 13.3 1.3-5.9-1.3-12.5-11.8-16. -6. -18.8 -. -6. -2-25 -31.3-21. -18.8-25 -16. -25-2 -2-18.8-15. -22.2-21. -2-35.3-22.2 - -35. -1.2-6 -8-25/1 26/1 2/1 28/1 12

. 収益性状況回答全社の 3 ヶ月前 と比べた収益性 DIは 3. となっている 製造業は 受注の減少と材料費や原油高騰の影響から 3 ヶ月前 と比べ収益性が 悪化 した企業が.% で同 DIは 36. 前年同期 と比べ収益性が 悪化 した企業は 9.% で同 DI は 38.9 となっている 非製造業の収益性 DIは 行楽シーズンを迎え観光 サービス業の同 DIが大きく回復したことから前回調査より 16.5 ポイント回復し 3.8 となった 一方 建設業は受注減少 受注単価の下落もあり 5.1% の企業で収益性は悪化したとしている 製造業の収益性 DI:3 ヶ月前と比べてグラフ-11 8 6 1.9 2 3.9.6 8. 9.3 11.8 15.1 12.3.8 11.6.1 5.9 3.9-3.5-22.3-15.6-9.3. -5.5-12.5 -.1-2 -1-3. -29.9-18. -1.2-2 -2.3-2.5-19.5-2.9-25 -1. - -2.8-32 -3.9-26 -35.5-36 -39.5 - -6-8 - 25/1 26/1 2/1 28/1 非製造業 ( 商業 観光 サービス業 建設業 ) の収益性 DI:3 ヶ月前と比べてグラフ -12 8 6 2-2 - -6-8 - 25/1 13.5 1.8 12.2 12 15.1 6 1.3 15.1 19.6 21.2.2 5.8 3.9-11.5-8.9 -.2-25 -26. -22. -22.6-18. -11.3-3.8-3 -26-5 -5.8-2 -3. -36-32. -26. -15. -25-3.8 - -1. -.3-36.5 -.3 26/1 2/1 28/1 13

5. 経営上の課題 経営上の課題として 1 製造業は売上減少 競争激化 単価引下げをあげる企業が多く 2 商業は 売上減少 競争激化 人件費 3 建設業は競争激化 売上減少 単価引下げ 観光 サービス業は 売上減少 資金繰り 人件費をあげている 経営上の課題 合計 製造業 商業 建設業 観光 サービス業 売 上 減 少 8 9 15 単価引下げ 58 1 6 競 争 激 化 68 6 5 資 金 繰 り 39 26 1 3 9 人 件 費 31 15 1 8 労働力確保 29 18 3 1 6. 諏訪地方主要経済指標 主要指標 実 数 前年同期比 有効求人倍率 諏訪公共職業安定所管内 1.22 倍. ホ イント 3 月 岡谷公共職業安定所管内 1.2 倍.25 ホ イント 手形交換高 月 枚数, 枚 913 枚 ( 諏訪手形交換所扱 ) 金額 15,821 百万円 1,2 百万円 うち不渡り発生状況 枚数 枚 枚 金額 千円 千円 車庫証明取扱件数 月 ( 諏訪 岡谷自家用自動車協会管内 ) 新設住宅着工件数 (H19.~H2.3) ( 諏訪地方事務所管内 ) 1,83 件 +9.3 % 1,521 件 21.6 %. 調査概要 DI 調査 : 業況が 好転 と答えた企業割合から 悪化 と答えた企業割合を引いた数値 1. 調査期間 平成 2 年 月末 2. 調査内容 平成 2 年 月末 の実績と 3 ヶ月前 と 前年同期 の業績比較及び 3 ヶ月後 の予想 3. 調査方法 アンケート調査及びヒアリング調査. 対象地域 諏訪地域全域 5. 業 種 製造業 商業 ( 大型店 : 売り場面積 51 m2以上 ) 建設業 観光 サービス業 6. 数 22 企業. 回答率 6.3% 製造業 商業 建設業 観光 サービス業他 合計 依頼数 225 3 22 23 3 回答数 15 15 1 23 22 1