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( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

14個人情報の取扱いに関する規程

個人情報の取り扱いに関する規程

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

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特定個人情報等取扱規程

2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

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( 情報システム管理者 ) 第 4 条情報システム管理者は システム規程に基づき 電子メールの適正な管理及び運営に努めなければならない 2. 利用者のアカウントを適切に管理士しなければならない 3. 定期的に利用者に対し 電子メールの適切な運用管理と禁止事項について 教育指導を行うものとする ( メ

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個人情報管理規程

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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(2) 情報資産の重要度に応じた適正な保護と有効活用を行うこと (3) 顧客情報資産に関して 当法人の情報資産と同等の適正な管理を行うこと (4) 個人情報保護に関する関係法令 各省庁のガイドライン及び当法人の関連規程を遵守すると共に これらに違反した場合には厳正に対処すること ( 個人情報保護 )

情報システムセキュリティ規程

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審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

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( 無償貸与の期間等 ) 第 5 条防災ラジオの無償貸与の期間は, 無償貸与を開始した日から市長が貸与を必要と認めなくなるまでの期間とする ただし, 市長が, 防災ラジオの管理上特に支障があり, 又は公益上特に必要があると認めるときは, 当該期間内であっても, 市長は, 無償貸与を受けた者に対し,

北広島市社会福祉協議会特定個人情報取扱規程 平成 28 年 1 月 1 日 平成 30 年 1 月 15 日 制定 一部改正 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章組織体制等 ( 第 7 条 - 第 10 条 ) 第 3 章取得及び収集の制限 ( 第 11 条 - 第 1

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エ事務部門 (9) 利用者 教職員 学生等及び臨時利用者で 本学情報システムを利用する者をいう (10) 教職員 本学に勤務する常勤又は非常勤の教職員 ( 派遣職員を含む ) をいう (11) 学生等 本学学則に定める学部学生 大学院学生 大学院研究生 科目等履修生及び聴講生 等をいう (12) 臨

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東京 SR 経営労務センター 特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 東京 SR 経営労務センター ( 以下 当センター という ) が個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする (

岩手医科大学医学部及び附属病院における人を対象とする医学系研究に係るモニタリング及び監査の実施に関する標準業務手順書 岩手医科大学医学部及び附属病院における 人を対象とする医学系研究に係る モニタリング及び監査の実施に関する標準業務手順書 岩手医科大学 第 1.0 版平成 29 年 10 月 1 日

個人情報の保護に関する規程(案)

4 予備調査委員会は必要に応じて 予備調査の対象者に対して関係資料その他予備調査を実施する上で必要な書類等の提出を求め又は関係者のヒアリングを行うことができる 5 予備調査委員会は 告発の受付から 30 日以内に その調査結果を研究倫理委員会に報告する 6 研究倫理委員会は その調査結果を最高管理責

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

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する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には

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(I12) 土木学会特定個人情報取扱規程 平成 28 年 1 月 22 日制定 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 公益社団法人土木学会 ( 以下 学会 という ) における 行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 以下 番号法 という ) 個人情報の保護に関する法律

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特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 弟 1 条この規定は 特定個人情報 ( 個人番号をその内容に含む情報をいう 以下同じ ) が慎重に取り扱われるべきものであることに照らして考え 医療法人社団主体会 ( 以下 法人 という ) が保有する特定個人情報の適正な取り扱いの確保に関し必要な

3 部門管理者は 個人データの取扱いを外部に委託する場合には その委託先における個人データの取扱状況等の監督を行わなければならない 4 個人データの取扱いにかかる事項であってこの細則に定めのない事項については 取扱者の申請に基づき 部門管理者がこれを承認して行う 5 部門管理者は 個人データの組織的

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

11. 不測事態 とは 情報セキュリティの確保及び維持に重大な影響を与える災害 障害 セキュリティ侵害等の事態をいう 12. 役職員等 とは 当組合の役員 職員並びにこれに準ずる者( 嘱託職員 臨時職員 パートタイマー アルバイト等 及び当組合との間に委任契約又は雇用契約が成立した者 ) をいう 1

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

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ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

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( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 日立国際電気企業年金基金 ( 以下 基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程において 個人情報 とは 個

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目次 1. 目的と適用範囲 定義 原則 使用機器 審査資料交付システム タブレット端末 管理運用体制 電磁的記録管理運用責任者の役割 電磁的記録管理運用担当者の役割

6) 個人情報管理担当者個人情報管理責任者によって選任され 各部門において個人情報保護計画等に基づく個人情報保護のための業務について 統括的責任と権限を有する者をいう 7) 個人情報取扱担当者個人情報のコンピューターへの入力 出力 台帳 診療申込書等の個人情報を記載した帳票等を保管 管理する担当者を

千葉市防犯アドバイザー派遣実施要綱(素案)

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

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苦情等処理規程 第 1 章総則 第 1 条 ( 目的 ) この規程は 当社が行う仮想通貨交換業に関して 顧客等より申し出のあった苦情等や顧客等との間に生じた紛争等を迅速かつ公正に処理するための基本的事項及び手続を定め さらに苦情等や紛争等の再発防止を図ることを目的とする 第 2 条 ( 定義 ) 1

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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Ⅲ-3 試用医薬品に関する基準 平成 10 年 1 月 20 日公正取引委員会届出改定平成 13 年 3 月 19 日公正取引委員会届出改定平成 16 年 5 月 25 日公正取引委員会届出改定平成 17 年 3 月 29 日公正取引委員会届出改定平成 26 年 6 月 16 日公正取引委員会 消費

1 防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン 1. ガイドラインについて (1) はじめに本市では これまで高槻警察署管内防犯協議会や地域安全センター等の団体を中心に子どもの見守り活動や青色防犯パトロール活動等の地域に根ざした防犯活動を実施し 地域の安全を守ってきました しかし近年 下校中などの

特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 岩手県建設業厚生年金基金 ( 以下 当厚生年金基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

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Microsoft Word - 06_個人情報取扱細則_ doc

Transcription:

テレカンファランスシステムを用いた症例コンサルテーション実施要領 ( 趣旨 ) 第 1 条この要領は いわて医療情報連携 遠隔医療システム運用管理規約 ( 以下 規約 という ) 第 10 条に基づき 文部科学省補助金 大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業 ( 以下 本事業 という ) により岩手医科大学 ( 以下 岩手医大 という ) が整備するテレカンファランスシステム ( 以下 本システム という ) を用いた症例コンサルテーションの実施に必要な事項を定める ( 用語の定義 ) 第 2 条次に掲げる用語の意義は 当該各号のとおりとする (1) 連携医療機関 別途締結する契約に基づき本事業に参加する医療機関をいう (2) 協力医療機関 連携医療機関のうち 岩手医大附属病院を除くものをいう ( 本システムの構成 ) 第 3 条本システムは 下記の要素で構成される (1) テレカンファランスシステム (2) 連携医療機関を接続する情報通信ネットワーク ( 回線等 ) ( 体制 ) 第 4 条本事業は 次の各号の体制で実施する (1) 検証体制ア事業統括責任者医学部長イ事業副統括責任者災害時地域医療支援教育センター長ウ事業実施責任者災害時地域医療支援教育センター地域医療情報連携担当教授エ事業実施講座各事業実施講座オ検証担当医各事業実施講座の担当医カ検証協力担当医各協力医療機関の担当医キ事務担当災害時地域医療支援教育センター事務室ク構築担当災害時地域医療支援教育センター 総合情報センター及び病院事務部 (2) 運用管理体制ア情報管理責任者 ( 岩手医大 ) 附属病院長イ情報管理責任者 ( 協力医療機関 ) 各協力医療機関の病院長ウシステム管理担当 ( 岩手医大 ) 病院事務部エシステム管理担当 ( 協力医療機関 ) 各協力医療機関の事務 ( 管財係 地域医療連携室等 ) 2 前項に掲げる者は 本事業の実施に必要なシステム検討 運用 検証事業の実施について相互に協力するものとする 3 事業統括責任者 事業副統括責任者 事業実施責任者及び情報管理責任者の職務に

ついては 規約に定めるところによる ( 事業実施講座 ) 第 5 条事業実施講座は テレカンファランス端末設置計画届 ( 様式 1) を別途通知する期限までに事務担当に提出する 2 事業実施講座は テレカンファランス機器使用実績報告書 ( 様式 2) を取りまとめ 別途通知する期限までに事務担当に提出する ( 検証担当医 ) 第 6 条検証担当医は 検証協力担当医と協力して本事業を実施するものとする 2 検証担当医は 岩手医大におけるテレカンファランス機器の設置場所を決定するものとする 3 検証担当医は 検証協力担当医と調整の上 協力医療機関におけるテレカンファランス機器の設置場所を決定するものとする 4 検証担当医は 事業実施講座におけるテレカンファランス機器使用実績報告書 ( 様式 2) の作成に必要な情報を提供する ( 検証協力担当医 ) 第 7 条検証協力担当医は 検証担当医と協力して本事業を実施するものとする 2 検証協力担当医は 協力医療機関におけるテレカンファランス機器の設置場所を選定し 検証担当医に通知する ( 事務担当 ) 第 8 条事務担当は 各事業実施講座から提出されたテレカンファランス端末設置計画届 ( 様式 1) を取りまとめる 2 事務担当は 各事業実施講座から提出されたテレカンファランス機器使用実績報告書 ( 様式 2) を取りまとめる 3 事務担当は 協力医療機関から提出された物品の無償貸付申請書 ( 様式 3) を取りまとめる 4 事務担当は 文部科学省との連絡窓口となり 実績を報告する ( 構築担当 ) 第 9 条構築担当は テレカンファランス機器の発注 岩手医大における院内 LAN 及び機器の整備を行う 2 構築担当は 岩手医大における院内 LAN 及び機器の整備に必要な院内調整を行う 3 構築担当は システム管理担当 ( 協力医療機関 ) の了解を得て 協力医療機関における機器の整備を行う ( システム管理担当 ) 第 10 条システム管理担当は 自院に設置された機器の整備状況を把握しなければならない 2 システム管理担当は 機器の使用状況を把握し 故障時の保守一次対応等を行うなど 良好な状態が維持できるよう努めなければならない

( システム管理担当 ( 協力医療機関 )) 第 11 条システム管理担当 ( 協力医療機関 ) は 機器設置場所の工事の要否を確認し 構築担当に通知する 2 システム管理担当 ( 協力医療機関 ) は 必要に応じて協力医療機関の院内 LAN 等の整備を行う 院内 LAN の整備費用は協力医療機関の負担とする 3 システム管理担当 ( 協力医療機関 ) は 物品の無償貸付申請書 ( 様式 3) を事務担当に提出する 4 システム管理担当 ( 協力医療機関 ) は 岩手医大から貸付を受けた機器の使用状況を把握し 貸付を受けた機器の故障又は設置場所変更等が生じた場合 速やかに構築担当に届けなければならない 5 協力医療機関がテレカンファランス端末を独自に整備した場合の接続方法及び管理責任等は 別途定める ( 検証事業実施手順 ) 第 12 条検証事業の手順の概要は 別表 検証事業実施手順 のとおりとする ( 検証担当医と検証協力担当医との事前調整 ) 第 13 条検証担当医は 検証協力担当医と事前調整を行い テレカンファランス実施可能な日時その他の条件を相互に把握する ( 検証協力依頼 ) 第 14 条岩手医大は 各協力医療機関に別紙テレカンファランスシステムを用いた症例コンサルテーション実施手順書 ( 以下 実施手順書 という ) を示して検証協力を依頼する ( 機器貸付 ) 第 15 条テレカンファランス機器は 岩手医大が各協力医療機関に貸与する ( システム障害への対応 ) 第 16 条通信機器の故障などによりテレカンファランスシステムに障害が発生した場合は 電話 FAX その他の通信手段を用いて本事業( 症例コンサルテーション ) を実施するものとする ( 患者の同意 ) 第 17 条検証担当医及び検証協力担当医は 医療機関が 医療 介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン ( 厚生労働省平成 16 年 12 月 24 日通知 平成 18 年 4 月 21 日改正 平成 22 年 9 月 17 日改正 ) に沿って個人情報の利用目的を院内掲示等に公表し かつ 患者から明示的に留保の意思表示がなければ 患者からの黙示による同意を得られたとして 利用目的の範囲で患者情報を連携医療機関に提供できる 2 患者又はその代諾者から同意撤回の申し出があった場合には その患者情報を提供先のシステム上から削除するものとする ( 診療責任 )

第 18 条医師による診療は 直接の対面診療を原則とすることから 診療における最終的な責任は 直接の対面診療を行った医師が負うものとする ( 個人情報 診療情報の保護 ) 第 19 条本事業において知り得た個人情報及びその保管については 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号 ) その他関連法規の定めるところに従い 滅失毀損 盗難 漏えい 流出等のないよう万全の措置を講ずるものとする 2 提供された診療情報は 本事業の実施以外の目的に使用してはならない ( テレカンファランスの記録の管理 ) 第 20 条岩手医大の情報管理責任者は テレカンファランスの記録データを岩手医大の個人情報管理規程等に準拠して管理しなければならない ( 利用環境の整備 ) 第 21 条情報管理責任者は 本システムの利用に際して その医療機関が指定するセキュリティ対策を施さなければならない 2 協力医療機関は 本システムの利用に必要な院内 LAN 敷設費用を負担するものとする ( 管理対象 ) 第 22 条情報管理責任者は 本システムの適切な運用を図るため 次の管理対象について事故が生じないよう管理しなければならない (1) 本システムに係るその医療機関の院内 LAN (2) 本システムの利用に必要な機器 2 情報管理責任者 ( 岩手医大 ) は 前項に加えて次の管理対象について事故が生じないよう管理しなければならない (1) 本システムのサーバ ( ハードウェア ) 及びソフトウェア (2) 本システムの通信回線 (3) 本システム内の患者情報等 ( 情報の安全性を侵害する事故に対する取扱い ) 第 23 条情報管理責任者は 前条の管理対象について情報の安全性を侵害する事故が発生した場合は 次に掲げる対策を講じるものとする (1) 関係する責任者への通知 (2) 本システムの利用中止 (3) ログ情報等の解析及び事故の原因解明 (4) 事故拡大を防ぐための措置 (5) 被害状況の調査 (6) 事故の対抗策の検討及び実施 (7) 事故からの復旧が確認できた場合の関係する責任者への報告 (8) 復旧確認後の利用再開及び安全宣言の周知 (9) 再発防止策の検討及び実施

(10) 必要な情報について事業実施責任者への報告及び関係部署への通知届出 (11) その他の必要に応じた対策 2 事業実施責任者は 前項の対策を取りまとめ 事業統括責任者に報告するものとする

別表 ( 第 12 条関係 ) 検証事業実施手順 手順内容 1 検証担当医と検証協力担当医との事前調整 ( 第 13 条 ) 2 テレカンファランス機器設置計画届 ( 様式 1) の提出 ( 第 5 条 ) 3 岩手医大での実施説明会 4 岩手医大の通信環境整備 ( 第 9 条 ) 5 各協力医療機関に検証協力を依頼 ( 第 14 条 ) 6 岩手医大と各協力医療機関間で契約書 および システム運用管理規約を締結 7 各協力医療機関から物品の無償貸付申請書 ( 様式 3) の提出 ( 第 11 条 ) 8 各協力医療機関の通信環境整備 ( 第 9 条 ) 9 実施手順書に基づき検証事業を実施 10 事業実施講座からテレカンファランス機器使用実績報告書 ( 様式 2) を事務担当に提出 ( 第 5 条 ) 11 事務担当より文部科学省への報告 ( 第 8 条 )