わり の組み立てを意識しながら読むことはできるようになってきたが 叙述にある難しい語句や指示語に注意したり段落相互の関係を考えたりしながら読む力は身に付いていない そこで 本単元では各段落の中心となる文やキーワードを押さえながら教材文を読んでいくことで 読み手に分かりやすい文章構成や段落相互の関係を

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第1学年国語科学習指導案

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

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第1学年国語科学習指導案

Taro-第3学年国語科学習指導案「

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

第3学年国語か学習指導案

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

Taro-5年研究のまとめ

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第1学年国語科学習指導案

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 41田中

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中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

第 2 学年 3 組国語科学習指導案 単元名 : いろいろなどうぶつのすづくりすごろく を作ろう ビーバーの大工事 単元について 指導者呉市立横路小学校西宮和子 本単元は, 小学校学習指導要領の C 読むこと ( 第 1 学年及び第 2 学年 )(1) イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

第1学年国語科学習指導案

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

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第4学年国語科学習指導案.doc

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

第6学年1組 国語科学習指導案

H27 国語

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第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

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4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

第○学年 ○○科指導計画

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

Microsoft Word - 社会科

第4学年算数科学習指導案

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

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解答類型

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

国語科学習指導案

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

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Taro-【HP用】指導案.jtd

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(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

児童は, これらの 読みの観点 を使いながら, 物語のしくみや中心人物の心情の変化を捉える経験を積んできている しかし, 作品の価値や作者の思いに気付いたりすることは十分ではない (2) 教材観本単元で取り扱う教材は, 作者である小林豊氏がアフガニスタンを訪問した際の経験を基に書いた三部作の中から教

Taro-第5学年 国語科学習指導案

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

<小学校 生活科>

国語科学習指導案様式(案)

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

【授業 1】

う言語活動を位置付けた学習をしていくという目的意識を持つ 第 2 次では 注文の多い料理店 について キャッチコピー あらすじ 二人の紳士の人物像 ここがおすすめ ( 話のおもしろさを伝える ) という要件で リーフレットにまとめる 第 3 次では 並行読書してきた宮沢賢治の作品のリーフレットを作り

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

Ⅰ 前書き 1 時 : 春になると 様子 : 花がさく Ⅱ ちえ1 2 時 : 二 三日たつと 様子 : 花はしぼんで だんだんくろっぽい色にかわっていきます 3けれども わけ : たねにえいようをおくっている たねを太らせる Ⅲ ちえ2 4 時 : やがて 様子 : 花がかれて わた毛ができる 5

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

1 単元大豆大発見 2 単元設定の理由 第 2 学年 2 組技術 家庭科学習指導案 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )10:00~10:50 被服室 指導者越野可奈子 生徒は, 前単元において栄養の学習を行い, 大豆はたんぱく質が豊富な食品であることを理解してい る 大豆について生徒に聞

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

する対象を明確にすることで 全員がねらいを達成することができるようにしたいと考えた 第二次の後半では 選んだごっこについて 困った点や工夫したい遊び方について話し合い 新しい遊び方を考える時間を設ける 文章と自分の経験を結びつけ 新しく知った知識を実生活に生かそうとする態度を身に付けていきたい 第三

そのために, 児童が感じたおもしろさを分類し, それらを読みの視点として, 物語のおもしろさを見付けながら読むことを通して, より深く登場人物の心情を読み取ったり, 想像豊かに読んだりしながら物語のおもしろさを味わうことができるようにする さらに, 見付けた物語のおもしろさを, で紹介し合う活動を取

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

第1学年国語科学習指導案

Transcription:

第 3 学年国語科学習指導案 男子 17 名女子 14 名計 31 名指導者中川昭一 1 単元名せつめいのしかたを考えよう すがたをかえる大豆 2 単元について (1) 教材について教材文 すがたをかえる大豆 は 大豆がいろいろな食品に姿を変え 私たちの食生活に密接に関係していることを紹介している文章である 色も形も全く違う豆腐や味噌 醤油が もとは同じ大豆からできていること 大豆の収穫時期や育て方を変えることで枝豆やもやしとして食べられていることなどに 子どもたちは驚きを感じながら読み進めるであろう また 筆者はこのように多くの食べ方が考えられてきた理由とともに 自然からの恵みを大切にするために いろいろな工夫を重ねてきた先人の知恵の深さについて触れている この教材文を読むことで 子どもたちに身近な食べ物や食生活について振り返ったり 古代の知恵や工夫が現代まで受け継がれていることの意義を考えたりしてほしいと願っている 本教材文は 大豆の味と栄養を保つための工夫としての加工の種類について 五つの事例で説明している典型的な解説型の文章である その文章構成は 既習教材である イルカのねむり方 ありの行列 と同じく はじめ 中 終わり という組み立てにはなっているが それぞれの部分の内容は異なっている イルカのねむり方 ありの行列 は 仮説 検証を報告する型の文章構成だが すがたをかえる大豆 は 解説型の文章であり 段落相互の関わり方や問いの有無など 1 学期の2 教材とは好対照をなしている また 中 の段落は並列の関係にあり 各段落の最初の文が 説明の中心となる文になっている このような点に着目させることで 文章構成を意識して読む力や段落相互の関係をとらえる力を身に付けさせたい (2) 児童の実態 3 年生になると ただ身の回りの生き物やそのもの自体に興味をもつだけでなく それがどんなものからできているのか どんな働きをしているのか 他のものとどんな関係にあるのかなど 目に見えない仕組みについても関心をもつようになる 本学級の子どもたちも好奇心旺盛で いろいろなことに興味 関心をもつ子どもが多い 知りたいと思ったことは本などで調べたり 調べて分かったことについて その真偽を確かめるために実際に自分で実験 観察してみたりするなど 興味をもった事柄に対する知的好奇心や意欲 関心は高い 本教材についても 自分の食生活をふり返って 本当にほぼ毎日口にしているのか 他に大豆を加工した食品はないか など 知りたい 調べてみたい といった思いを抱くと思われる このような子どもの意欲や思いを大切にしながら学習を展開したい 子どもたちは 説明的文章について 低学年で時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むことを学習してきた このことを受けて 1 学期に イルカのねむり方 ありの行列 の仮説 検証型の文章を学習した その中で 子どもたちは段落に気をつけて読むことや はじめ 中 終わり といった文章全体の構成 問い と 答え は何か どのように 答え を出したかを考えながら読むことなどを学習した その結果 説明的文章を はじめ 中 終

わり の組み立てを意識しながら読むことはできるようになってきたが 叙述にある難しい語句や指示語に注意したり段落相互の関係を考えたりしながら読む力は身に付いていない そこで 本単元では各段落の中心となる文やキーワードを押さえながら教材文を読んでいくことで 読み手に分かりやすい文章構成や段落相互の関係をとらえられるようにしたい そして 単元の終末では 学習した説明文の書き方の工夫を意識しながら書くことで 要点をまず提示することや文をつなぐ言葉 段落相互の関係などを改めて意識して教材文を読み 学習内容をより定着していけるようにしたい (3) 指導の構え説明文を読む意義は 今まで知らなかったことや気づかなかったことなどについて文章を読んで知り 新たな知識を得ることであると考える 本単元においても 説明の仕方の工夫や書きぶりに着目して読んでいくだけでなく 新しいことを知った驚きや感動 新たに生まれた疑問などといった思いも大切にしながら教材文を読み進めていきたい そのため 本教材文では くふう すがた( 食品名 ) へんしんの仕方 ( 加工の仕方 ) を手がかりに 中心となる文や語に目を向けながら段落相互の関係を考えたり 接続語の働きによって論理の展開をとらえたりしながら読んでいくとともに 筆者の考えである 昔の人々の知恵 に共感することができるようにしたい 単元を貫く言語活動として 自分が興味 関心のある食べ物のひみつについて教材文の説明の仕方の工夫を参考に説明文を書くという活動を設定する 子どもたちは読み取ったことを生かして書くことを意識することで 教材文から何を読み取ったのかを意識し 内容の理解だけでなく 文章構成や段落相互のつながりにも気をつけて改めて読み取ろうとするであろう そうすることによって 目的に応じて 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え 文章を読む力を身に付けさせたい 3 単元の目標 中心となる語や文をとらえ 段落相互の関係を考えながら 文章の内容を的確に理解することができる 内容を大きくまとめたり 必要なところは細かい点に注意したりしながら読むことができる 身近な食べ物について興味をもち その食べ物に関連のある本を進んで読んだり調べたりしようとする

4 単元の評価規準 国語への関心 意欲 態度読む能力言語についての知識 理解 技能 文章の内容に関心をもち 文章構成 を理解しながら進んで読もうとして いる 中心となる文や大事な言葉に気をつけて音読している 問い の形をとらない話題提示があることを理解し 中心文を確かめながら説明されていることを整理している はじめ 中 終わり の構成に注意し 中 に書かれた具体例を整理しながら読んでいる 文章中の表現や言葉に注目し 辞書を使って調べている 文章中に使われている接続語の働きを理解している 5 研究仮説との関連 < 仮説 1> 子どもたちが見通しをもって取り組めるように単元の構想を工夫することにより 主体的に追究を進めていくことができる 子どもがねらいをもって主体的に教材文を読むための 単元を貫く言語活動 の設定単元を貫く言語活動として 自分が調べた食べ物について説明文を書き 互いに読み合って感想を交流し合う 食べ物のひみつブックをつくろう という活動を設定する 子どもたちは 教材文 すがたをかえる大豆 を読んでいろいろな食べ物の食べ方や加工の仕方などに興味をもつと考える そこで 大豆のように いろいろな食品にすがたをかえて食べられている食べ物を自分で調べ 分かったことを説明文にまとめる 子どもたちは 教材文 すがたをかえる大豆 を読み 筆者の説明の仕方には どのような工夫があるのかを考える 自分が説明文を書く際に どのように書けば読み手に分かりやすい説明の仕方になるか 教材文の書きぶりや説明の仕方の工夫を手本にしようという意識で教材文を読むであろう 教材文の内容理解だけでなく 文章構成や段落相互の関係 一つの段落内の文と文のつながりなどについても目を向けて読み進めていけると考える 単元の後半では 学習した説明の仕方の工夫を踏まえながら 自分で説明文を書いてみる 教材 食べ物のひみつを教えます を読み 調べて分かったことをマッピングによって整理する そして 作品例 すがたをかえる米 を すがたをかえる大豆 と比べながら読む すがたをかえる大豆 では 変化の仕方 ( おいしく食べる工夫 ) を 中 の段落の第一文にもってきているが 作品例 すがたをかえる米 では 第 1 文が食品の種類になっている そうした違いはあるものの 一事項一段落で書くこと 各段落において要点をまず提示すること はじめ 中 終わり という文章構成 まず に さらに といった接続の言葉で事例を列挙 文末表現など 説明の仕方における工夫は共通している それを押さえたうえで説明文を書く活動に取り組ませたい 教材文の読み取りと調べたい食べ物に関する事典や図鑑 本などの並行読書単元を貫く言語活動 食べ物のひみつブックをつくろう に向けて 子どもたちは自分が興味のある食べ物について 食べ方の工夫や加工法などを事典や図鑑 本などを用いて調べる 本単元では 教材文 すがたをかえる大豆 の読み取り学習後に調べ活動を展開するのではなく 教材文の読み取り学習と並行して調べたい食べ物に関する事典や図鑑 本などを読んで情報収集する学習を構想する

そうすることにより 子どもたちは教材文から学んだ分かりやすい説明の仕方を 自分が調べたこと につなげて具体的に考えられるとともに 単元を貫く言語活動を常に意識しながら学習に取り組める と考える < 仮説 2> 互いの読みや考えがかかわり合う場を工夫することによって 子どもは考えを深めることができる 互いの読みや考えの相違が明らかになる板書の工夫教材文 すがたをかえる大豆 における 中 の具体例を読み取っていく際 子どもたちはそれぞれの生活体験をもとに 加工された食品に対して大豆と比べたときの違いや特徴などを考えたり感じたりしていると考える 大豆と すがたをかえた食品 を比べ その色や形 味などの変化に対する驚きを抱いていたり 叙述から加工の仕方に注目し その手間や工夫の奥深さについて考えをもったり 子どもによって考えや思いは様々であると考える その多様な考えの相違や共通点などを板書に構造化して表すことによって 友達の考えで自分の気付かなかった点や違いに着目し 自分の考えを見つめ直したり深めたりできるようにしたい また それぞれの加工の仕方や食品の具体例を比べながら読むことで 五つの加工の特徴を正確に読み取れるとともに 具体例の挙げる順番についても読み手を意識していることに気付くことができると考える 自分の考えを整理して全体の話し合いに臨むためのペアでの話し合い互いの読みや考えをかかわらせ合う場として ペアで互いの考えを交流し合う場を設定する 学級全体だけでなく ペアで考えをかかわらせ合う場をもつことで 自分の考えはあるものの 発言に消極的であったり 恥ずかしさから発表に抵抗があったりする子どもも主体的に友達と考えを交流することができる また 自分の考えを整理したり見つめ直したりすることにもつながり 学級全体で話し合う場に自分の考えをしっかりもって臨むことができると考える < 仮説 3> 学んだことを振り返り 考え方や感じ方を全体で共有することで 学んだことをの学習に生かしていこうという意欲をもつことができる 学習したことを生かしたり比べたりしながら自分の考えを深めるための掲示物教材文 すがたをかえる大豆 では 中 に五つの大豆の加工の具体例が列挙してある それぞれの具体例について どのような工夫がされているのか どんな食品に加工されているのかといったことを段落ごとに詳しく読み取っていきたい また それぞれの工夫や食品について その特徴を比べながら考えることで その工夫のよさや加工された食品と大豆の相違点などがより明らかになると考える そのために 学習したことを掲示物にまとめ 教室に提示しておくことで 以前に学習したことを参考にしたり比べたりしながら自分の考えを見つめたり深めたりできるようにしていきたい また 既習の説明文 イルカのねむり方 や ありの行列 の文章構成や 問い と 答え の有無などについて学習したことを掲示し 本教材文との共通点や違いを明確にすることで より一層文章構成や段落相互のつながりを意識して読んでいけるようにしたい

6 全体計画 (12 時間本時 6/12 時 ) 時 間 学習活動指導上の留意点 関読言 評価規準 第 1 1 ~3 すがたをかえる とはどういうことだろう 題名読みをする 教材文 すがたをかえる大豆 を読み 初発の感想をもつ 学習課題を設定し 学習の見通しをもつ 自分が調べたい食べ物を決めて並行読書をしていくことを確認する 題名読みをして すがたをかえる とはどういうことか考える 写真や実物などを提示し 叙述の内容理解を深められるようにする 教材文を読んで初めて知ったことや感想を交流させ 食べ物や食べ方の工夫に対する興味 関心をもたせることで 本単元の学習の見通しをもてるようにする 一人読みをしながら 工夫 食品 がどこに書いてあるのかを書き込ませる 関 大豆がさまざまな食べ方をされていることに関心をもち 文章構成を理解しながら読もうとしている 関 興味をもった食べ物について調べ 説明文を書くための見通しを立てようとしている 第 2 4 ~9 大豆はどのようにへんしん ( すがたをかえる ) しているのだろう はじめ を読み 大豆の特徴を読み取る はじめ 中 終わり で説明されていることを整理しながら 文章全体の組み立てをとらえる はじめ の部分に書かれていることを読み取り 話題提示の役割を果たしていることを押さえる 中 を読み それぞれのすがたをかえる工夫や加工の仕方について読み取る 第 3~6 段落で例示されている工夫と食品を整理し その特徴や相違について読み取る ( 本時第 6 時 ) 段落内の文章構成 ( 工夫 加工の仕方 食品 の順に書かれている ) をつかむ 例を挙げる順番や写真の効果について考える 終わり を読み 筆者の考えを読み取る 多くの食べ方が考えられてきた理由と 筆者の考えについて読み取る 注意すべき語句 語法を学習する 説明の仕方の工夫を見つける 並 行 読 書 単元を貫く言語活動 食べ物のひみ つブッ クをつ くろう 既習教材 イルカのねむり方 ありの行列 と比較しながら文章全体の組み立てや説明の仕方の工夫について考えられるようにする 中心となる文や大事な言葉に気をつけながら音読させる はじめ の部分で書かれている大豆についての説明を十分押さえた上で 終わり にある筆者の感想や多くの食べ方が考えられた理由について考えられるようにする 中 で例示されている工夫や食品について 比べながら読むことで それぞれの特徴や加工の仕方の違いなどをつかめるようにする 接続語に注目して段落の順序を確かめたり 挙げられている具体例を整理したりする 文章と写真を照らし合わせることで 言葉だけの説明よりも 写真があると理解しやすくなることに気付かせる 大豆がいろいろな食べ方をされている理由と筆者の考えについてまとめ 大豆の有用性とそれを考え出した昔の人々の知恵の深さを感じられるようにする 読 問い の形をとらない話題提示があることを理解し 文章で説明されていることを整理している 読 はじめ 中 終わり の構成に注意して読んでいる 読 中 における 食べ方の工夫 と 食品 の例示を整理しながら読んでいる 読 段落中の中心文をとらえている 言 段落相互の関係を表すための接続語の役割を理解している 読 写真の役割 効果について考えながら読んでいる 言 文章中の表現や言葉に注目し 辞書を使って調べている 第 3 10 ~ 12 食べ物のひみつブックをつくる 分かりやすい文の書き方に注意しながら 調べた食べ物について説明文を書く 説明文を互いに読み合い 感想を交流し合う すがたをかえる大豆 で学習した構成やつなぎ言葉 文末表現などを参考にしながら書かせる 内容についての感想だけでなく 自分の書き方と友達の書き方を比べ 上手に説明しているところはどこかという視点にも目を向けさせる 読 自分と友達の作品を比べ 上手に説明しているところに気づくことができる

7 本時の学習 (6/12 時 ) (1) ねらい 第 5 段落の文章構成を第 3 4 段落と比べながら 大豆からとうふを作るためにはいろいろな工程があることや とうふに加工することのよさや特徴について読み取ることができる (2) 展開学習活動指導上の留意点 ( 評価 ) 1 本時の課題を確認する (2 分 ) 大豆はどのようにとうふにへんしんしているのかを読み取ろう 2 第 3 段落から第 5 段落までを音読し 各段落の 食べ方の工夫 と 食品 を確認する (5 分 ) どの段落も 最初に工夫の仕方が書いてあった 中心となる文を段落の最初に書いている工夫 その後に その工夫で食べられるものが例として紹介してあった 3 大豆がとうふにへんしんするまでの過程について話し合う (25 分 ) 一ばん水にひたす なめらかになるまですりつぶす 水をくわえて かきまぜながら熱する ぬのを使って中身をしぼり出す にがりというものをくわえてかためる なめらかってどんな感じだろう しぼり出したしるにえいようがあるということかな すりつぶすってつぶすと違うのかな すごく手間をかけて作られている きなこやに豆にくらべるとすごく手間がかかっているな えいようだけを取り出しているから 健康や体にもいいのかな 何について書かれている段落か 読み手に分かりやすい 色や形もずいぶん変わってしまった とうふだと消化もよさそうだ むかしの人は よくこんな食べ方を思いついたな ちえがつまっている に豆やきなこに比べてとうふは作り方がたくさん書いてある それだけ手間がかかるということかな 違う食品にする工夫が書いてあって その後にはどうやってとうふになるのかが書いてあるんだ とうふという食品の名前は後の方に出てきたね 工夫が書いてあって その後に作り方が書かれているところは 第 3 4 段落と同じだ 4 本時の学習の振り返りをする (8 分 ) えいようだけを取り出して 形も色も違う食べ物になるなんてすごいな 他にも同じようなへんしんをする食べ物があるのか調べたいな 書かれていることの順番が決まっていると読む人も分かりやすいね 食べ物のひみつブックを書くときも 書くことの順番に気をつけたいな 中心文が必ず段落の最初にあることを確認し その分かりやすさに気づかせる とうふに加工するそれぞれの工程がよく分かるように映像や写真を提示する 第 3,4 段落と比べて とうふに加工するには手間隙がかかっていることに着目させる それぞれの加工の工程がとうふのどんな特徴につながっているのかを考えさせることで 大豆との違いをより実感できるようにする とうふの食感や色 形など 体験から分かることを想起させることによって 叙述にあることが実感を伴って考えられるようにする 文章を正確に読み取り 内容を理解できるよう 難しい語句の意味をおさえていく 文章構成について考えるため 第 3 4 段落と比べ 同じところや違うところはどこかをペアで話し合わせてから全体で話し合う 段落内にどんなことが書かれていたかを第 3 4 段落と比べながら考えさせることで 一事項一段落になっていることや文章構成に着目させる 最初に工夫の仕方が書かれていて その後にその工夫による食品例と加工の仕方が書かれていることが分かる ( 発言 ノート ) とうふに加工することのよさや特徴について考えることができる ( 発言 ノート ) (3) 授業観察の視点 発問や板書は段落の文章構成をとらえたり 互いの考えの相違をとらえたりしながら読むための教師の支援として適切であったか