生活福祉資金貸付 ( フロー図 ) 佐世保市社協への相談申請書類の作成申請書類の確認民生委員調査意見書の作成申請書類提出 相談者 ( 世帯 ) の状況を聞き取りにより把握するとともに 事業内容の説明をする 事業対象となるかの確認も行い 申請書類を渡す 申込書類の記入及び 住民票謄本 所得証明書などの必要書類などの取得 資金の種類により 必要書類は異なる 借入申込人 連帯借入申込人 連帯保証人の記入欄はそれぞれ自筆 書類を佐世保市社協に持参 不備などがないか確認 連帯保証人の意思確認職員が相談者の地区民生委員へ連絡をし 相談者が民生委員を訪ねる 面談の上で 民生委員が意見書を作成 相談者は 線書類を持参し 借入申込みの状況を説明 民生委員は 意見書を作成し 封をして相談者に渡すか佐世保市社協へ郵送する 佐世保市社協に全書類を持参 提出 佐世保市社協から長崎県社協へ 申請書類を送付 審査 ( 長崎県社協 ) 審査結果に基づき 借入申込人及び関係公的機関へ貸付決定 ( 不承認 ) 通知書を送付 借用書の作成 提出 佐世保市社協から借入申込人に借用書などの提出について連絡 借用書などを佐世保市社協へ提出 資金交付 借用書の署名について 本人自署の確認が完了した後に指定口座へ振り込み [ 資金の種類 ] 1. 総合支援資金 (1) 生活支援費 (2) 住宅入居費 (3) 一時生活再建費 2. 福祉資金 (1) 福祉費 3. 教育支援資金 (1) 教育支援費 (2) 就学支度費 4. 不動産担保型生活資金 (1) 不動産担保型生活資金 (2) 要保護世帯向け不動産担保型生活資金 実施主体 : 長崎県社会福祉協議会 相談窓口 : 佐世保市社会福祉協議会 お問い合せ先佐世保市社会福祉協議会佐世保市八幡町 6-1 23-3174
1. 総合支援資金根拠法令等社会福祉法生活福祉資金貸付制度要綱低所得世帯や高齢者世帯 障がい者世帯に対して 低利子 ( 一部無利子 ) での資金の貸付けと必要な援目的助を行うことによって 経済的自立と在宅福祉の促進を図ることを目的とする 総合支援資金の貸付対象要件失業者等 日常生活全般に困難を抱えていて 生活の立て直しのために継続的な相談支援と 生活費及び一時的な資金を必要とし 貸付を行うことにより自立が見込まれ 次のいずれの条件にも該当する世帯であること ア低所得世帯であって 収入の減少や失業等により生活に困窮し 日常生活の維持が困難となっていること イ借入申込者の本人確認が可能であること 対象世帯ウ現に住居を有していること 又は 住宅手当緊急特別事業 における 住宅手当 の申請を行い 住居の確保が確実に見込まれること エ県社協及び市町社協等関係機関から貸し付け後の継続的な支援を受けることに同意していること オ県社協が市町社協等関係機関とともに支援を行うことにより 自立した生活を営めることが見込まれ 償還を見込めること カ失業等給付 生活保護 年金等の他の公的給付又は公的な貸付けを受けることができず生活費を賄うことができないこと (1) 生活支度費生活再建までの間に必要な生活費用 ( 貸付期間 ) 12 ヶ月以内限度額 : 二人以上世帯月額 200,000 円以内単身世帯月額 150,000 円以内 (2) 住宅入居費敷金 礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用 敷金 礼金等 入居に際して当初の支払を要する費用 公益費 管理費 不動産仲介手数料 火災保険料 入居保証料限度額 : 400,000 円以内 (3) 一時生活再建費生活の再建に一時的に必要かつ日常生活費で賄うことが困難である費用 失業等による場合に 新たに就業するために必要な支度費 技能修得費等 現に居住している住宅の家賃が高い等生活を立て直すために転居が必要な場合に 転居費用 家具什器費等 住宅手当を併せて申請している場合に 家具什器費等 公共料金等を滞納している場合であって 滞納している料金を支払わなければ日常生活を営むのに著しい困難が生じる場合 ( 住居の退去を求められる 電気 ガス 水道が止められる等 ) に 滞納分の支払いに必要な経費 過大な負債を負っている場合に 裁判所への予納金等を債務整理するために必要な経費 ( なお 債務整理のための借り換え資金は除く また 債務整理のための弁護士等費用については 法テラスによる支援を受けられる場合には 法テラスの支援が優先する ) 限度額 : 600,000 円以内 連帯保証人あり : 無利子連帯保証人なし : 年 1.5% 据置期間 : 最終貸付の日から 6 ケ月以内償還期間 : 10 年以内
2. 福祉資金根拠法令等 社会福祉法 生活福祉資金貸付制度要綱 目的 低所得世帯や高齢者世帯 障がい者世帯に対して 低利子 ( 一部無利子 ) での資金の貸付けと必要な援助を行うことによって 経済的自立と在宅福祉の促進を図ることを目的とする 対象世帯 低所得世帯 高齢者世帯 障がい者世帯 ( それぞれの費用の種類によって異なる ) (1) 福祉費 1 生業費 対象世帯: 低所得 障害者 高齢者世帯 生業を営むために必要な経費 事業を営むために設備 機械 器具などの新規購入 整備にかかる費用およびそれらの補修 改 良 改修 拡充などに要する費用 店舗 作業場等の補修や改造などに要する費用 事業を始めたり 継続したり あるいは拡張するための保証金 敷金などの費用 畜産にかかわる牛馬 種豚や養鶏などの購入費用 新規や拡充の際の資材 原料などの購入 商品の仕入れなどに要する費用 限度額 4,600,000 円以内 償還期間 10 年以内 2 技能習得費 対象世帯: 低所得 障害者世帯 技能習得に必要な経費及びその期間中の生計を維持するために必要な経費 技能習得期間 貸付限度額 償還期間 6 ヶ月以内 1,300,000 円以内 8 年以内 1 年程度 2,200,000 円以内 10 年以内 2 年程度 4,000,000 円以内 12 年以内 3 年以内 5,800,000 円以内 15 年以内 貸付金は 千円単位 技能習得費 ( 月額 ) は 必要総額を月数で割った額で 千円未満は切り 捨て 3 住宅整備費 対象世帯: 低所得 障害者 高齢者世帯 住宅の増築 改築 拡張 補修 保全等に係る必要な費用限度額原則 2,500,000 円以内償還期間 7 年以内 4 福祉用具購入費 対象世帯: 障害者 高齢者世帯 障害者等福祉用具購入費 福祉費では対応できない日常生活に必要な高額福祉用具等の購入費限度額 1,700,000 円以内償還期間 8 年以内 5 障害者自動車購入費 対象世帯: 障害者世帯 障害者自動車の購入に必要な経費 障害者が自ら運転する自動車又は障害者と生計を同一にする者が 専ら当該障害者の日常生活の便宜 社会参加を図るため自動車の購入を行うのに必要な費用限度額 2,500,000 円以内償還期間 8 年以内 6 療養費 対象世帯: 低所得 高齢者世帯 負傷または疾病の療養に必要な経費及びその期間中の生計維持に必要な経費 1,700,000 円以内 ( 期間が 1 年以下 ) 限度額 2,300,000 円以内 ( 期間が 1 年を超え 1 年 6 ヶ月以内 ) 償還期間 8 年以内
7 介護等費 対象世帯: 低所得 障害者 高齢者世帯 介護サービスを受けるために必要な経費等 介護保険法による介護給付の対象となる介護サービスを受けるために必要な経費 障害者自立支援法の対象となる障害福祉サービス若しくは自立支援医療を受け 又は補装具を購入若しくは修理する ( 障害福祉サービス等受給 ) ために必要な経費 介護サービス受給期間中又は障害福祉サービス等受給期間中の生計を維持するために必要な経費 1,700,000 円以内 ( 期間が 1 年以下 ) 限度額 2,300,000 円以内 ( 期間が 1 年を超え 1 年 6 ヶ月以内 ) 償還期間 8 年以内 8 災害臨時費 対象世帯: 低所得世帯 災害を受けたことにより臨時に必要となる経費限度額原則 1,500,000 円以内償還期間 7 年以内 9 冠婚葬祭費 10 住居移転等費 11 技能習得等支度費 12日常一時必要費 対象世帯: 低所得 障害者 高齢者世帯 9 結婚に際する挙式披露の経費 家具什器等の購入費 出産 葬祭時に必要な経費 10 転宅に際し 運送費 住宅の敷金 礼金 前家賃などの必要な経費及び契約更新に必要な費用 日常生活の便宜上 階段の構造の整備 水道 下水 排水路等の整備など小規模な住居等の改修整備費用や 電気 冷暖房設備などの費用 11 就職及び技能を習得する際に直接必要な支度 準備の費用であれば どのような経費でも差し支えない 例えば 被服 履物等を購入する費用のほか 住込むための布団代 部屋を借りるための敷金 あるいは通勤の定期代等の費用まで広く対象とする 12 低所得世帯の日常生活上一時的に必要な特別資金 ( 冬期暖房用燃料費 修学旅行費用 帰省費用 年金の掛け金等 ) に要する費用 障害者の自動車に限っては 車検 修理 車庫等の維持に必要な経費 限度額 500,000 円以内償還期間 3 年以内 13 生活復興支援資金 ( 東日本大震災 ) 東日本大震災により被災した世帯の生活の復興のために一時的に必要な軽費 (1) 一時生活再建費災害を受けたことにより臨時に必要となる経費 ( 貸付期間 6 ヶ月以内 ) 限度額二人以上世帯月額 200,000 円以内単身世帯月額 150,000 円以内 (2) 生活再建費住居の移転費 家具什器等の購入に必要な費用 償還期間 20 年以内 限度額 800,000 円以内 償還期間 20 年以内 (3) 住宅補修費 住宅補修等に必要な費用 限度額 2,500,000 円以内 償還期間 20 年以内 連帯保証人あり : 無利子連帯保証人なし : 年 1.5% 据置期間 : 最終貸付の日から 6 ケ月以内 ( 13は 2 年以内 )
3. 教育支援資金根拠法令等社会福祉法生活福祉資金貸付制度要綱低所得世帯や高齢者世帯 障がい者世帯に対して 低利子 ( 一部無利子 ) での資金の貸付けと必要な目的援助を行うことによって 経済的自立と在宅福祉の促進を図ることを目的とする 対象者 低所得世帯 (1) 教育支援費低所得世帯に属する者が学校教育法に規定する高等学校以上に就学するのに必要な費用 (2) 就学支度費低所得世帯に属する者が学校教育法に規定する高等学校以上の入学に際し必要な費用 就学先 ( 学校種別 ) 高校高専教育支援費短大 専修学校大学 貸付限度額 ( 月額 ) 2 償還期間 据置期間 35,000 円以内 6 ヶ月以内 60,000 円以内 65,000 円以内 就学支度費全て 500,000 円以内 10 年以内 ( 当該学校を卒業 1 若しくは退学した翌月から起算 ) 1 同一就学者に対する重複貸付について 借入総額が 2,700,000 円を超える場合 重ねて貸付ける貸金の償還期間は 15 年以内とする 2 貸金は 千円単位 教育支援費貸付限度額 ( 月額 ) は 必要総額を月数で割った額で 千円未満は切り捨て 貸付利子 : 無利子借受人 : 就学する者連帯借受人 : 就学する者の属する世帯の世帯主 ( 親権者 ) 4. 不動産担保型生活資金 根拠法令等 高齢者 障害者住宅整備資金貸付規定 目的 高齢者及び障害者 ( 以下 高齢者等 という ) の居住環境を改善するため 高齢者等と同居する世帯に対し 高齢者 障害者住宅整備資金を貸付け その福祉の増進を図ることを目的とする 対象者 高齢者世帯 (1) 不動産担保型生活資金 一定の居住用不動産を有し 将来にわたりその住居に住み続けることを希望する高齢者世帯に対 し 当該不動産を担保として生活費を貸付ける資金 ( 貸付期間 ) 借受人の死亡時までの期間又は貸付元金利が貸付限度額に達するまでの期間 連帯保証人 推定相続人の中から連帯保証人を選任 貸付利子 年 3% 又は長期プライムレートのいずれか低い方 限度額 土地の評価額の 7 割月額 300,000 円以内 償還期間 据置期間終了後 (2) 要保護世帯向け不動産担保型生活資金 一定の居住用不動産を有し 将来にわたりその住居を所有し 又は住み続けることを希望する要保 護の高齢者世帯に対し 当該不動産を担保として生活費を貸付ける資金 ( 貸付期間 ) 借受人の死亡時までの期間又は貸付元金利が貸付限度額に達するまでの期間 連帯保証人貸付利子 年 3% 又は長期プライムレートのいずれか低い方 土地 建物の評価額の 7 割 限度額 ( 集合住宅は 5 割 ) 償還期間 据置期間終了後 月額 = 生活扶助費 1.5- 収入充当額 据置期間 : 契約の終了後 3 ケ月以内